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JP2017228218A - 製造セルが自律的に製造を行うセル生産システム - Google Patents

製造セルが自律的に製造を行うセル生産システム Download PDF

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JP2017228218A JP2016125623A JP2016125623A JP2017228218A JP 2017228218 A JP2017228218 A JP 2017228218A JP 2016125623 A JP2016125623 A JP 2016125623A JP 2016125623 A JP2016125623 A JP 2016125623A JP 2017228218 A JP2017228218 A JP 2017228218A
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Abstract

【課題】各製品に関するオーダ状況や材料の在庫状況などの状況変化にタイムリーに対応して、各製造セルにより複数の品種の製品を製造することができるセル生産システムを提供する。【解決手段】各製造セル11A、11Bのセル制御装置14は、管理サーバ15の記憶部15aに記憶されているオーダ情報及び材料在庫情報に基づき、優先的に製造すべきで且つ、製造可能な品種の製品と、該製品の製造数とを決定し、駆動制御装置13に指示する製造指示決定部14aを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、セル生産方式によって製品を製造する製造セルを備えたセル生産システムに関する。
従前より、生産計画を行う生産計画装置によって、製造する製品の品種や数量、納期、使用する機械、及び製造工程などが計画されている。そして、生産計画装置によって立案された製造計画に基づいて、製造現場の作業者が、工作機械や産業用ロボットなどの製造機械を稼働させていた。また、製造現場の作業者が、製造機械の操業情報、製品の製造実績などを生産計画装置に送ることにより、品質管理、工程管理等を行ってきた。
近年、市場ニーズの多様化、製品ライフサイクルの短期化、グローバル市場における競争の激化により、製品品種が増大するとともに、販売量の変動が増大している。そのため、市場の要求にダイナミックに連動して製品を製造できるように、変種変量生産に対応することが求められている。
そこで、多品種の製造が可能な複数の製造機械を一つの製造セルとしてまとめて、工程毎に製造セル単位で製造を行うセル生産方式が提案されている。このようなセル生産方式を用いた現状のセル生産システムおいては、生産計画装置やスケジューリングアプリケーションにより立案された生産計画に基づき、製造セル毎に、製品品種の切替えや製造数の決定が行われている(例えば、特許文献1)。
特開2006−018576号公報
しかしながら、製造セルにより現時点で実際に製造できる製品とその数量や、優先的に製造すべき製品とその数量は、製品を構成する材料の在庫状況や、前工程の進捗状況、製品のオーダ状況、又は製造機械自体の稼働状況によって、時々刻々と変化する。このため、実際の製造前に立案された生産計画に基づいて製造を行う現状のセル生産システムは、リアルタイムな状況変化に対応して製品をタイムリーに製造できないという問題がある。
そこで本発明は、前述のような実情に鑑み、各製品に関するオーダ状況や材料の在庫状況などの状況変化にタイムリーに対応して、各製造セルにより複数の品種の製品を製造することができるセル生産システムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様によれば、複数の製造工程を実施する複数の製造セルを備え、各前記製造セルは、複数の品種の製品を製造可能な少なくとも一つの製造機械と、該製造機械の駆動制御を行う駆動制御装置と、該駆動制御装置と通信可能に接続されたセル制御装置と、を具備するセル生産システムであって、
複数の品種の製品のそれぞれに関するオーダ数及び納期を含むオーダ情報と、該各品種の製品を構成する材料の在庫情報と、が記憶可能な記憶部を有し、各前記製造セルの前記セル制御装置と通信可能に接続された情報管理装置を備え、
各前記製造セルの前記セル制御装置は、前記記憶部に記憶されている前記オーダ情報及び前記在庫情報に基づき、優先的に製造すべきで且つ、製造可能な品種の製品と、該製品の製造数とを決定し、前記駆動制御装置に指示する製造指示決定部を有する、セル生産システムが提供される。
本発明の第二態様によれば、上記第一態様のセル生産システムであって、
前記オーダ情報には、前記駆動制御装置に指示した前記製品の製造指示数と、前記駆動制御装置への製造数の指示に基づいて前記製品を製造したときの良品数に関する情報が含まれており、
前記製造指示決定部は、前記駆動制御装置への製造数の指示に基づいた前記製品の製造において不良品が発生したとき、前記製造指示数及び前記良品数に関する情報に基づいて、前記駆動制御装置に対する前記製造指示数を増加させるようにする、セル生産システムが提供される。
本発明の第三態様によれば、上記第一態様または第二態様のセル生産システムであって、前記オーダ情報には、前記各品種の製品について最大ロット数に関する情報が含まれており、前記製造指示決定部は、さらに前記最大ロット数に関する情報に基づいて前記製造数を決定するようになされている、セル生産システムが提供される。
本発明の第四態様によれば、上記第一態様から第三態様のいずれかのセル生産システムであって、前記セル制御装置は、前記駆動制御装置への製造数の指示に基づいた前記製品の製造が完了したときの該製品の製造実績の情報を、前記記憶部に記憶された前記オーダ情報及び前記在庫情報に反映させるようにする、セル生産システムが提供される。
本発明の第五態様によれば、上記第一態様から第四態様のいずれかのセル生産システムであって、前記情報管理装置は、前記記憶部に対して、前記オーダ情報及び前記在庫情報の追加、変更及び入力が可能な入力装置を備える、セル生産システムが提供される。
上記第一態様によれば、従来技術のように生産計画装置により立案された生産計画に基づいて各製造セルの製造機械を稼働させるのではなく、現在のオーダ情報及び材料在庫情報を基に、各製造セルのセル制御装置自体が製造機械への製造指示の決定を行える。このため、各製品に関するオーダ状況や材料の在庫状況などの状況変化にタイムリーに対応して、各製造セルにより複数の品種の製品を製造することができる。
さらに、それぞれの製造セルの進捗状況を考えることなく、各製造セルが行うべきで且つ、行える作業を、オーダ情報と材料在庫情報のみで判断して進めることができる。
複数の製造セルが同一の製造工程または作業を行う場合に、或る製造セルにおいて例えば製造機械の故障が発生したとしても、その故障を知る必要がなく、残りの正常な製造セルによって、オーダされた品種及び製造数の製品を製造することができる。
さらに上記第二態様によれば、駆動制御装置への製造数の指示に基づいた製品の製造において不良品が発生したとしても、オーダ情報に基づき、決定した製造指示数に相当する良品を製造することができる。
さらに上記三態様によれば、オーダ情報に含まれる最大ロット数に関する情報をさらに考慮して、製造可能な製品毎に製造可能な製造数を決定することができる。
さらに上記第四態様によれば、各製造セルにおける製造実績の情報が、各製造セルのセル制御装置に接続された情報管理装置内のオーダ情報及び材料在庫情報に反映される。これにより、或る一つの製造セルにおける製品の製造に起因した材料の在庫数の変化を、他の製造セルの製造機械に対する製造指示にタイムリーに反映させることができる。
さらに上記第五態様によれば、情報管理装置の記憶部に対して、オーダ情報及び材料在庫情報の追加、変更及び入力を任意のタイミングで行うことができる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれらの目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明確になるであろう。
一実施形態のセル生産システムを模式的に示したブロック図である。 図1に示された管理サーバの記憶部に記憶されたオーダ情報のデータテーブルを例示した図である。 図1に示された管理サーバの記憶部に記憶された材料在庫情報のデータテーブルを例示した図である。 本実施形態のセル生産システムにより製造セル内の製造機械に対して作業を指示するときの処理フローを示すフローチャートである。 本実施形態のセル生産システムにより製造セル内の製造機械が製造指示に基づいて作業するときの処理フローを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の図面において、同様の構成要素又は機能部には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。また、図面に示される形態は本発明を実施するための一つの例であり、本発明は図示された形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態のセル生産システムを模式的に示したブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態のセル生産システム1は、複数の製造工程もしくは作業を実施する複数の製造セル11A、11Bを備えている。ここでいう「製造工程」には、加工や組立などが含まれる。例えば、図1に示されるように、ワークを加工して製品の構成部品を得るための加工工程を実施する第一製造セル11A(加工セル)と、得られた構成部品から製品を組立てる工程を実施する第二製造セル11B(組立セル)とがセル生産システム1に含まれる。勿論、二つの製造セル11A、11Bが同じ製造工程もしくは作業を実施してもよい。これら複数の製造セルによって、複数の品種の製品を製造できるようになっている。
さらに、第一製造セル11A及び第二製造セル11Bの各々は、複数の品種の製品を製造可能な少なくとも一つの製造機械12と、製造機械12の駆動制御を行う駆動制御装置13と、駆動制御装置13と通信可能に接続されたセル制御装置14と、を具備する。
加工工程を実施する第一製造セル11Aの製造機械12は、例えば、ホルダに保持された材料(被加工品)に対して工具を相対的に移動することにより様々な加工を行うように構成された数値制御式の工作機械12aである。この場合、第一製造セル11A内の駆動制御装置13は、工作機械12aが行う加工作業の順序を制御するPLC(programmable logic controller)13aと、PLC13aに接続されていて工作機械12aを制御する数値制御装置(NC装置)及び操作盤13bと、を含む。
組立工程を実施する第二製造セル11Bの製造機械12は、例えば、第一製造セル11Aでの材料の加工によって作製された部品から、複数の品種の製品を組立てられるロボット12bである。この場合、第二製造セル11B内の駆動制御装置13は、複数のロボット12bが行う組立作業の順序を制御するPLC13cと、PLC13cに接続されていて各ロボット12bを制御するロボット制御装置13dと、を含む。ロボット12bは、例えば垂直多関節型マニュピレータである。
図1には二つの製造セル11A、11Bのみが示されているが、本発明においては、製造セルの数は二つに限定されない。各製造セル11A、11Aにおける駆動制御装置13及び製造機械12もまた、前述したようなPLC、ロボット制御装置、工作機械、及びロボットに限定されない。
さらに、各々の製造セル11A、11Bのセル制御装置14は、図1に示されるように、管理サーバ15(情報管理装置)と通信可能に接続されている。管理サーバ15は、複数の品種の製品のそれぞれに関するオーダ数及び納期を含むオーダ情報と、該各品種の製品を構成する材料の在庫情報と、が記憶可能な記憶部(データベース部)15aを有する。このような管理サーバ15は、製造を管理するホストコンピュータであることが好ましい。さらに、管理サーバ15には、キーボードやDVDドライブ等の入力装置(図示せず)、及び、モニタやプリンタ等の出力装置(図示せず)が接続されているのが好ましい。出力装置は、記憶部15aに記憶されているオーダ情報及び材料在庫情報を管理サーバ15外に通知することができる。入力装置は、記憶部15aに対してオーダ情報及び材料在庫情報の追加、変更及び入力などを行なうことができる。さらに、管理サーバ15は、セル制御装置14以外の他のコンピュータとデータ通信を行えるように構成されていてもよい。
前述した第一製造セル11A及び第二製造セル11Bの各々について、駆動制御装置13は、セル制御装置14に対して製造指示を要求し、製造すべき品種の製品及びその製造数を製造指示として受取るように構成されている。
駆動制御装置13は、受取った製造指示を基に作業開始指令を製造機械12、例えば工作機械12aまたはロボット12bに発信し、製造機械12から作業完了指令を受信するように構成されている。さらに、駆動制御装置13は、製造機械12から作業完了指令を受信すると、製造機械12の製造実績、例えば良品数、不良品数、材料使用数などの情報をセル制御装置14に報告するように構成されている。
特に、セル制御装置14は、前述した駆動制御装置13からの要求に応じて、駆動制御装置13に対する製造指示、すなわち、製造すべき品種の製品及びその製造数を決定する製造指示決定部14aを有する。
製造指示決定部14aは、管理サーバ15の記憶部15aに記憶されているオーダ情報と材料在庫情報に基づき、優先的に製造すべきで且つ、製造可能な品種の製品と、該製品の製造数とを決定し、駆動制御装置13に指示するようになされている。
ここでいう「優先的に製造すべき製品」とは、オーダの優先順位が最も早い製品のことであり、「製造可能な製品」とは、製品を構成するのに必要な全ての材料の在庫が在る製品のことである。
なお、前述した管理サーバ15、製造機械12、駆動制御装置13及びセル制御装置14のそれぞれは、バスを介して互いに接続された、ROMやRAMなどのメモリ、CPU及び通信制御部を備えたコンピュータシステム(図示せず)によって構成されるのが好ましい。また、前述した管理サーバ15や、製造機械12、駆動制御装置13及びセル制御装置14のそれぞれの機能や動作は、それぞれが備えるROMに記憶されたプログラムが各CPUにより実行されることにより達成されるのが好ましい。
さらに、セル制御装置14を構成するコンピュータシステムが備えるROMには、該コンピュータシステムを前述の製造指示決定部14aとして機能させるアプリケーションソフトウェア(プログラム)が保存されているのが好ましい。前述した製造指示決定部14aの機能及び動作は、該ROMに記憶されたプログラムに基づき、セル制御装置14内のCPUにより管理サーバ15や駆動制御装置13と協働して実行されるのが好ましい。
複数の製造セル11A、11Bは、例えば、製品を製造する製造工場に配置されている。これに対して、管理サーバ15は、製造工場内、または製造工場の敷地にある別の建屋に配置されている。この場合には、複数の製造セル11A、11Bの各々と、管理サーバ15とは、例えば、有線または無線のイントラネットを介して通信可能に相互接続されていることが好ましい。
あるいは、管理サーバ15は、例えば、上記の製造工場から遠隔地に在る事務所に配置されていてもよい。この場合には、複数の製造セル11A、11Bの各々と、管理サーバ15とは、インターネットを介して通信可能に相互接続されていることが好ましい。この場合の管理サーバ15はクラウド上のコンピュータであることが好ましい。
ここで、図2Aは、管理サーバ15の記憶部15aに記憶されているオーダ情報のデータテーブルを例示した図である。
図2Aに示されるように、オーダ番号、製品品番、納期、オーダ数、製造指示数、良品数、材料リスト、及び最大ロット数などを含むオーダ情報が、種々の製品毎にデータテーブルの形式で管理サーバ15の記憶部15aに記憶されている。
すなわち、上記オーダ情報には、各品種の製品に関するオーダ数や納期だけでなく、駆動制御装置13に対して指示した製品の製造指示数、及び、駆動制御装置13への製造数の指示に基づいて製品を製造したときの良品数に関する情報も含まれている。ここでいう「製造指示数」は、前述のセル制御装置14から駆動制御装置13に指示した製品の製造数である。「良品数」は、駆動制御装置13への指示に基づいて製造された製品のうちの良品の数である。「最大ロット数」は、各製品について一回の指示で製造可能な最大の製造数である。
本実施形態においては、駆動制御装置13に対して指示した製品の製造において不良品が発生して良品数が製造指示数に達しない場合がある。この場合には、指示された製品を増産して良品数を増やす必要が生じる。そこで、図2Aに示されているように各種製品の製造指示数と良品数とを記憶部15a内のオーダ情報のデータテーブルに保存して、製品の増産作業の要否を判断できるようにしている。より具体的には、セル制御装置14の製造指示決定部14aは、前述のように不良品が発生したとき、記憶部15aに記憶されている製造指示数及び良品数に関する情報に基づいて、駆動制御装置13に対する製造指示数を増加させるように構成されている。
さらに、図2Bは、管理サーバ15の記憶部15aに記憶されている材料在庫情報のデータテーブルを例示した図である。管理サーバ15の記憶部15aには、各製品を構成する材料の在庫情報が記憶保持されている。ここでいう「材料」には、製品毎の製造に必要とされる被加工品、部品、固体材料、液体材料などといった全ての材料が含まれる。材料の在庫情報は、前述したオーダ情報のうちの材料リスト(図2A)に対応付けて記憶されている。
具体的には、図2Bに示されるように、リスト番号、材料品番、在庫数、材料リストなどを含む材料在庫情報が、各製品の材料リスト毎にデータテーブルの形式で管理サーバ15の記憶部15aに記憶されている。一つの製品が複数の材料から構成される場合には、一つの製品の材料リストには、その一つの製品を構成する複数の材料の在庫情報が含まれている。例えば、図2Bに示されるリスト1は、図2Aに示された製品品番Aの製品を構成する材料の在庫情報に関するリストである。図2Bの左側のデータテーブルから分かるように、リスト1の製品(製品品番A)は材料品番a1〜a3の三つの材料からなり、それぞれの材料の在庫数と材料リストとが対応付けて記憶されている。複数の材料の各々がさらに複数の材料から構成されている場合には、材料を構成するための材料の在庫情報もまた、別の材料リストによって保存されている。例えば、図2Bの右側のデータテーブルから分かるように、リスト1−1の材料(材料品番a1)は材料品番a’1〜a’5の五つの材料からなり、それぞれの材料の在庫数と、材料を構成するための複数の材料のリスト(リスト1−1−1〜リスト1−1−5)とが対応付けて記憶されている。
さらに、本実施形態においては、管理サーバ15に接続された入力装置により、管理サーバ15の記憶部15aにおけるデータテーブルに対して、前述したオーダ情報及び材料在庫情報の追加、変更及び入力などを行えるようにしている。
例えば、図1に示された二つの製造セル11A、11Bについて、第一製造セル11Aがワークを加工して部品を製作し、第二製造セル11Bが、第一製造セル11Aにより製造された複数の部品を組立てて完成品を得るとする。このように二つの製造セル11A、11Bが前工程と後工程の関係にあるときには、管理サーバ15内のデータテーブルには、第一製造セル11Aに製造させる必要のある部品に関するオーダ情報を予め入力しておく必要がある。さらに、第二製造セル11Bにおいて完成品の組立に必要な部品の在庫が不足するのが分かった時には、不足の部品を第一製造セル11Aにおいて優先的に製造できるようになるのが望ましい。このため、管理サーバ15の記憶部15aについては、前述の入力装置により、任意のタイミングでオーダ情報及び材料在庫情報の追加や、オーダの優先順位の変更を行えるように構成されている。
次に、本実施形態のセル生産システム1の動作を説明する。
先ず、各製造セル11A、11B内の製造機械12に対して、加工または組立などの作業を指示するときの処理フローを説明する。
図3は、セル生産システム1により各製造セル11A、11B内の製造機械12に対して作業を指示するときの処理フローを示すフローチャートである。この処理フローにおいては、各製造セル11A、11B内の製造機械12が製造すべき品種の製品とその製造数が指示される。
初めに、図3のステップS11において製造機械12が未作業の状態であることが分かると、図3のステップS12において、駆動制御装置13がセル制御装置14へ製造指示を要求する。PLC13a、NC装置13b、またはロボット制御装置13dなどの駆動制御装置13は製造機械12から作業完了指令を受信できるため、製造機械12が未作業の状態であるか否かが分かる。
続いて、図3のステップS13において、セル制御装置14の製造指示決定部14aは、管理サーバ15の記憶部15a内に、製造すべき製品に関する情報が有るか無いかを確認する。具体的には、製造指示決定部14aは、図2A及び図2Bに示されたようなデータテーブルにオーダ情報及び材料在庫情報などが入力されているかを確認する。記憶部15a内にオーダ情報及び材料在庫情報が無い場合には、管理サーバ15に接続されたモニタやプリンタ等の出力装置(図示せず)を用いて、オーダ情報及び材料在庫情報の入力を促すことが望ましい。
記憶部15a内にオーダ情報及び材料在庫情報が有るならば、図3のステップS14において、製造指示決定部14aは、記憶部15a内における複数の品種の製品のそれぞれに関するオーダ情報の中から、優先的に製造すべき一品種の製品に関するオーダ情報を選択し、取得する。例えば、図2Aに示されたような各種製品のオーダ情報に含まれる納期に注目して、一番近い納期の製品に関するオーダ情報を取得する。
次いで、図3のステップS15において、製造指示決定部14aは、選択したオーダ情報の製品を構成する材料の在庫情報(図2B参照)を管理サーバ15の記憶部15aから取得する。そして、取得した材料在庫情報に含まれる材料品番や在庫数などを基に、在庫の有無が判断される(図3のステップS16)。在庫無しの場合には上記のステップS14〜ステップS15が再び実施される。このとき、例えば、選択したオーダ情報の製品を構成するための材料の在庫が無ければ、材料の在庫が無かった製品に次いで納期が近い製品に関するオーダ情報及び材料在庫情報を取得するようにする。
上記ステップS16において在庫有りという判断結果の場合には、図3のステップS17が実行される。ステップS17において、製造指示決定部14aは、取得した材料在庫情報に基づいて、選択したオーダ情報の製品を製造できる数(以下、製造可能数(P)と呼ぶ。)を確認する。
例えば、図2A及び図2Bに示されるように製品品番Aの製品が材料品番a1〜a3の三つの材料からなる場合において、材料品番a1の材料の在庫数が100個、材料品番a2の材料の在庫数が200個、材料品番a3の材料の在庫数が300個であるとする。この場合には、製造指示決定部14aは、製品品番Aの製品の製造可能数(P)が100個であると判断する。
さらに、図3のステップS18において、製造指示決定部14aは、取得したオーダ情報及び材料在庫情報を基に、駆動制御装置13に指示すべき製造数(S)を決定する。決定された製造数(S)は、管理サーバ15の記憶部15a内のオーダ情報のデータテーブルに「製造指示数」として保存される(図2A参照)。
このとき、図2Aに示されているように各製品の製造オーダに対して最大ロット数を予め決めている場合には、製造指示決定部14aは、最大ロット数(L)を含めたオーダ情報と材料在庫情報とから、指示すべき製造数(S)を決定するのが好ましい。例えば、前述のステップS17〜ステップS18の処理フローにおいて、製造可能数(P)が、オーダ情報に含まれている最大ロット数(L)以上に多い場合には、指示すべき製造数(S)を最大ロット数(L)とする。さらに、製造可能数(P)が、オーダ情報に含まれている最大ロット数(L)よりも少ない場合には、指示すべき製造数(S)を製造可能数(P)とする。
続いて、図3のステップS19において、セル制御装置14から駆動制御装置13へ製造指示が送信される。具体的には、製造指示決定部14aは、製造すべき一品種の製品とその製品の製造数(P)を駆動制御装置13に指示する。このとき、駆動制御装置13への製造指示には、製造すべき製品とその製造数(P)の他に、製品の製造に使用すべき材料や、該材料の使用数なども含まれる。
以上の処理フローのとおり、本実施形態においては、各製造セル11A、11Bのセル制御装置14が、管理サーバ15内のオーダ情報と材料在庫情報から、優先的に製造すべき製品で且つ、現時点で製造可能な製品を選定して製造するようにしている。より具体的には、セル制御装置14自体が、管理サーバ15内のオーダ情報及び材料在庫情報を基に、製造すべき一品種の製品と該製品の製造数とを決定して製造機械12の駆動制御装置13に指示するようになっている(図3及び、前述のステップS13〜ステップS19)。
つまり、本実施形態のセル制御装置14は、従来技術のように生産計画装置により立案された生産計画に基づいて各製造セル11A、11Bの製造機械12を稼働させるものではない。現時点のオーダ状況と材料の在庫状況を基に、セル制御装置14が自律的に考えて製造を行うようにしている。「自律的に考えて」とは、前工程及び後工程の進捗を考慮せず、各製造セルが行うべき作業で且つ、行える作業を、オーダ情報と材料在庫情報のみで判断することを意味する。
このため、製造セルにより現時点で実際に製造できる製品とその数量や、優先的に製造すべき製品とその数量が、材料の在庫状況や、前工程の進捗状況、製品のオーダ状況、又は製造機械自体の稼働状況に応じて時々刻々と変化しても、タイムリーな製造が行える。
また、本実施形態のセル生産システム1においては、製造指示の決定の際に各製造セル11A、11Bの進捗状況を考慮しなくてもよい。つまり、本実施形態においては、各製造セル11A、11Bの進捗状況が材料の在庫数に反映されるので、各製造セルに対する製造指示を決定するにあたって、管理サーバ15の記憶部15a内における材料在庫情報のみを確認すればよい(図3のステップS17参照)。
次に、各製造セル11A、11B内の製造機械12が製造指示に基づいて作業するときの処理フローを説明する。
図4は、セル生産システム1により各製造セル11A、11B内の製造機械12が製造指示に基づいて作業するときの処理フローを示すフローチャートである。この処理フローにおいては、図3に示された処理フローによって決定された製造指示に基づき、各製造セル11A、11B内の製造機械12による作業が実施される。すなわち、図4に示される処理フローのスタートは図3に示された処理フローのエンドと結合されるものとする(図3及び図4の符号B参照)。また、図4に示される処理フローのエンドは図3に示された処理フローのスタートと結合されるものとする(図3及び図4の符号A参照)。
初めに、図4のステップS21において、駆動制御装置13は、セル制御装置14から送信された製造指示を確認する。そして、駆動制御装置13は、該製造指示の対象の製品を製造するのに必要な材料の在庫数をセル制御装置14へ問合せる(図4のステップS22)。なお、製造指示対象の製品を構成する材料の在庫数は、前述したステップS15により既にセル制御装置14に取得されている。
さらに、図4のステップS23において、駆動制御装置13は、前述の、製造指示対象の製品を構成する材料の在庫数を確認する。そして、当該在庫数の情報を基に、在庫の有無が判断される(図4のステップS24)。ステップS24における判断結果が在庫無しである場合には、後述するステップS30以降の処理フローが行われる。
一方、上記のステップS24における判断結果が在庫有りである場合には、図4のステップS25の処理が行われる。具体的には、駆動制御装置13は、製造指示対象の製品の製造数を基に作業開始指令を製造機械12、例えば工作機械12aまたはロボット12bに発信する。これにより、図4のステップS26において、製造機械12は加工または組立などの作業を実行する。作業完了後、図4のステップS27において、駆動制御装置13は製造機械12から作業完了指令を受信する。
さらに、図4のステップS28において、製造機械12により製造された製品が良品であるか不良品であるかが判定される。この判定のために、製造された製品を検査し、検査結果を駆動制御装置13に出力する検査装置(図示せず)が製造機械12に配置されているのが好ましい。上記のステップS28において、製造された製品が不良品であると判定された場合には、上記のステップS23〜ステップS27が再び実施される。すなわち、製造指示対象の製品が再び製造機械12により製造される。
上記のステップS28において、製造された製品が良品であると判定された場合には、図4のステップS29の処理が行われる。具体的には、良品及び不良品の数がカウントされていて、指示された製造数(製造指示数)に良品数が達したか否かが駆動制御装置13により判定される。このステップS29の判定処理において、良品の数が製造指示数に達していない場合には、上記のステップS23〜ステップS28が再び実施される。つまり、製造指示対象の製品が所定の製造指示数だけ製造されたとしても、良品の数が製造指示数に達するまでは製造指示対象の製品が追加的に製造される。一方、ステップS29において良品の数が製造指示数に達した場合には、図4のステップS30の処理が行われる。具体的には、駆動制御装置13は、これまでの処理フローにより得られた良品数、不良品数、材料使用数などを製造実績としてセル制御装置14に報告する。
さらに、図4のステップS31において、セル制御装置14に報告された良品数、不良品数、材料使用数などの製造実績の情報は、管理サーバ15に送信され、且つ、管理サーバ15の記憶部15a内のオーダ情報及び材料在庫情報に反映される。例えば、図2Aに示されたようなオーダ情報のデータテーブルに良品数が書込まれる。さらに、図2Bに示されたような材料在庫情報のデータテーブルの在庫数は、材料使用数に基づいて変更される。
以上に説明したようなセル生産システム1によれば、以下のような効果が得られる。
前述のセル生産システム1によれば、現在のオーダ情報及び材料在庫情報を基に、各製造セル11A、11Bのセル制御装置14自体が製造機械12への製造指示の決定を行える。このため、各製品に関するオーダ状況や材料の在庫状況などの状況変化にタイムリーに対応して、各製造セル11A、11Bにより複数の品種の製品を製造することができる。
さらに、それぞれの製造セル11A、11Bの進捗状況を考えることなく、各製造セル11A、11Bが行うべきで且つ、行える作業を、オーダ情報と材料在庫情報のみから判断して進めることができる。
また、複数の製造セルが同一の製造工程または作業を行う場合に、或る製造セルにおいて例えば製造機械の故障が発生したとしても、その故障を知る必要がなく、残りの正常な製造セルによって、オーダされた品種及び製造数の製造を行うことができる。
さらに、図2Aに示されるように、オーダ情報には、駆動制御装置13に指示した製造指示数、及び、その指示に基づいて製品を製造したときの良品数に関する情報が含まれている。このため、駆動制御装置13への製造数の指示に基づいた製品の製造において不良品が発生したとしても、セル生産システム1は、オーダ情報に基づき、決定した製造指示数に相当する良品を製造することができる。
さらに、上記オーダ情報には、最大ロット数に関する情報も含まれている。このため、前述のセル生産システム1は、オーダ情報に含まれる最大ロット数に関する情報をさらに考慮して、製造可能な製品毎に製造可能な製造数を決定することができる。例えば複数の製造セル11A、11Bが同一作業を実施する場合でも、各々の製造セル11A、11Bにおいて現時点で製造可能な品種の製品を製造可能な数だけ製造していくので、最終的に各製品のオーダ数に見合った製造を行うことができる。
さらに、各製造セルのセル制御装置14は、各製造セルにおける製造実績の情報、例えば良品数、不良品数、材料使用数などの情報を、各製造セルに共通する管理サーバ15内のオーダ情報及び材料在庫情報に反映させるようにしている(図4のステップS31)。これにより、或る一つの製造セルにおける製品の製造に起因した材料の在庫数の変化を、他の製造セルの製造機械に対する製造指示にタイムリーに反映させることができる。
また、前述のセル生産システム1においては、管理サーバ15に接続されたキーボード等の入力装置から、管理サーバ15の記憶部15aに対して、オーダ情報及び材料在庫情報の追加、変更及び入力を任意のタイミングで行うこともできる。
なお、図3及び図4を参照して説明したような、管理サーバ15や、製造機械12、駆動制御装置13及びセル制御装置14のそれぞれの動作は、それぞれの動作を定義した動作プログラムをCPUにより実行させることにより実現されうる。
以上、典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、上述の各実施形態に変更及び種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
1 セル生産システム
11A 第一製造セル
11B 第二製造セル
12 製造機械
12a 工作機械
12b ロボット
13 駆動制御装置
13a、13c PLC
13b NC装置
13d ロボット制御装置
14 セル制御装置
14a 製造指示決定部
15 管理サーバ
15a 記憶部(データベース部)

Claims (5)

  1. 複数の製造工程を実施する複数の製造セル(11A、11B)を備え、各前記製造セル(11A、11B)は、複数の品種の製品を製造可能な少なくとも一つの製造機械(12)と、該製造機械(12)の駆動制御を行う駆動制御装置(13)と、該駆動制御装置(13)と通信可能に接続されたセル制御装置(14)と、を具備するセル生産システム(1)であって、
    複数の品種の製品のそれぞれに関するオーダ数及び納期を含むオーダ情報と、該各品種の製品を構成する材料の在庫情報と、が記憶可能な記憶部(15a)を有し、各前記製造セル(11A、11B)の前記セル制御装置(14)と通信可能に接続された情報管理装置(15)を備え、
    各前記製造セル(11A、11B)の前記セル制御装置(14)は、前記記憶部(15a)に記憶されている前記オーダ情報及び前記在庫情報に基づき、優先的に製造すべきで且つ、製造可能な品種の製品と、該製品の製造数とを決定し、前記駆動制御装置(13)に指示する製造指示決定部(14a)を有する、セル生産システム(1)。
  2. 前記オーダ情報には、前記駆動制御装置(13)に指示した前記製品の製造指示数、及び、前記駆動制御装置(13)への製造数の指示に基づいて前記製品を製造したときの良品数に関する情報がさらに含まれており、
    前記製造指示決定部(14a)は、前記駆動制御装置(13)への製造数の指示に基づいた前記製品の製造において不良品が発生したとき、前記製造指示数及び前記良品数に関する情報に基づいて、前記駆動制御装置(13)に対する前記製造指示数を増加させるようにする、請求項1に記載のセル生産システム(1)。
  3. 前記オーダ情報には、前記各品種の製品について最大ロット数に関する情報が含まれており、
    前記製造指示決定部(14a)は、さらに前記最大ロット数に関する情報に基づいて前記製造数を決定するようになされている、請求項1または2に記載のセル生産システム(1)。
  4. 前記セル制御装置(14)は、前記駆動制御装置(13)への製造数の指示に基づいた前記製品の製造が完了したときの該製品の製造実績の情報を、前記記憶部(15a)に記憶された前記オーダ情報及び前記在庫情報に反映させるようにする、請求項1から3のいずれか一項に記載のセル生産システム(1)。
  5. 前記情報管理装置(15)は、前記記憶部(15a)に対して、前記オーダ情報及び前記在庫情報の追加、変更及び入力が可能な入力装置を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のセル生産システム(1)。
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