JP2017198753A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レンズを保持するレンズ枠と、前記レンズ枠を光軸方向に変位可能に支持し、前記光軸方向に対して垂直な第1端面を有するアタッチメントと、前記アタッチメントを支持し、前記アタッチメントを支持した状態において前記第1端面と当接する前記光軸方向に対して垂直な第2端面と、前記レンズ枠を支持するよう形成された開口部と、を有するセンサーホルダーと、前記レンズ枠と前記アタッチメントとに対して前記光軸方向と略水平な方向の付勢力を与える第1弾性部材と、前記センサーホルダーに対して前記アタッチメントを圧着させるよう付勢力を与える第2弾性部材と、を備える、撮像装置を採用する。
【選択図】図1
Description
レンズを保持するレンズ枠(4)と、
前記レンズ枠を光軸方向に変位可能に支持し、前記光軸方向に対して垂直な第1端面(C)を有するアタッチメント(6)と、
前記アタッチメントを支持し、前記アタッチメントを支持した状態において前記第1端面と当接する前記光軸方向に対して垂直な第2端面(C)と、前記レンズ枠を支持するよう形成された開口部と、を有するセンサーホルダー(2)と、
前記レンズ枠と前記アタッチメントとに対して前記光軸方向と略水平な方向の付勢力を与える第1弾性部材(5)と、
前記センサーホルダーに対して前記アタッチメントを圧着させるよう付勢力を与える第2弾性部材(3)と、を備える、
撮像装置である。
前記センサーホルダーに対して固定支持され、前記レンズからの入射光を受光するセンサを有するセンサ基板(1)をさらに備える。
前記レンズ枠と前記アタッチメントとは、前記光軸方向に相対的に変位可能となるようねじ結合されている。
前記アタッチメントと前記センサーホルダーとの間には、前記光軸方向に垂直な方向に所定の隙間が形成されている。
1.実施形態
2.補足事項
本実施形態の撮像装置は、光軸に対して垂直な面(XY平面とも呼ぶ)に位置調整し、光軸方向(Z方向)にピント調整(位置調整)することが可能な構成であって、端面同士の当接とねじ結合とにより位置固定しつつ、接着剤等を補助的に利用することで、レンズ位置を精度よく固定可能な構成としている点を特徴としている。以下、本実施形態の撮像装置の構成について具体的に説明する。
センサ基板1は、センサ11、発熱部材12、及びその他の電子部品を搭載された基板であって、樹脂等により形成される。センサ11は、例えばCMOSやCCDなどの撮像素子であって、被写体からレンズを透過して入ってきた入射光を受光し、この光を電気信号に変換し(光電変換し)、半導体装置などの制御部に出力する。センサ11の中央部分は光軸になるよう調整される。なお、センサ11は、カバーガラスなどの他部材を含んでもよく、この場合であってもセンサと呼ぶ。センサ基板1は、ねじ14a〜14cなどによってセンサーホルダー2と連結固定される。
センサーホルダー2は、中央部に円形の開口部を有しており、この開口部にレンズ枠4、圧縮ばね5、及びアタッチメント6を支持しながら収容する。センサーホルダー2は、ねじ14a〜14cなどでセンサ基板1と連結されている。開口部にはレンズ枠4により支持されたレンズが位置することとなり、この開口部は入射光が通過する開口となる。センサーホルダー2の前面側(被写体側)は端面2aと、この端面2aからセンサ11側に一段下がった位置の端面2bが形成されている。この端面2bは、光軸に対して垂直な平面(XY平面)に平坦に形成されており、後述のアタッチメント6とCの位置(図4参照)で当接している。端面2bは、組み立て時には接着剤が塗布されて固定される。端面
2bは、本発明の第2端面の一例である。
板ばね3は、中央部に円形の開口部が形成され、金属で形成された板ばねであって、センサーホルダー2の前面側にねじ31a〜31dにより四隅を固定されることで、アタッチメント6を弾性的にセンサーホルダー2に圧接させるようセンサ方向への付勢力を与える。板ばね3は、本発明の第2弾性部材の一例である。
レンズ枠4は、一または複数(一般的には複数)のレンズを支持するよう円筒状に形成されており、アタッチメント6と、図4のAの位置でのねじ結合(螺合)により連結されている。より具体的には、図4の断面図に示されるように、レンズ枠4に形成されたねじ山は、アタッチメント6のねじ山とねじ結合している。また、レンズ枠4とアタッチメント6とはBの位置で当接している。なお、レンズ枠4とアタッチメント6とは、この当接位置(B)で完全に当接している必要はなく、やや離間していてもよく、組み立てられた状態では当接位置(B)に接着剤が塗られることで、ねじ結合による固定を補助している。
圧縮ばね5は、金属等で形成されたコイルばねである。図3及び図4(特に図4)に示されるように、圧縮ばね5は、センサーホルダー2及びアタッチメント6より内側(光軸側)であって、レンズ枠4より外側に配置されており、その被写体側の一端はアタッチメント6に当接し、そのセンサ側の一端はレンズ枠4に当接している。このように配置されることで、圧縮ばね5は、アタッチメント6に対して被写体側に向かって付勢力を与え、レンズ枠4に対してセンサ側に向かって付勢力を与える。この圧縮ばね5の付勢力によって、レンズ枠4のがたつき(位置ずれ)を抑制している。圧縮ばね5は、本発明の第1弾性部材の一例である。
アタッチメント6は、円筒状に形成されており、センサーホルダー2とレンズ枠4との間に配置される。アタッチメント6は、その円筒部分から外側(光軸とは反対の側)突出する大径部を有しており、この大径部のセンサ側の面はセンサーホルダー2の端面2bと図4のCの位置で当接している。この面は、光軸に対して垂直な平面(XY平面)に平坦に形成されており、本発明の第2端面の一例である。アタッチメント6の大径部におけるこの面(第2端面)と反対側の面は、板ばね3と当接し、板ばね3によりセンサ方向に付勢されている。また、アタッチメント6の内径側には、図4のAの位置にねじ山が形成されており、レンズ枠4のねじ山と螺合により結合するよう構成されている。さらに、アタッチメント6の内径側には、図4のBの位置に当接面が形成されており、レンズ枠4の外周面と当接している。この当接面には、組み立て時に接着剤が塗布されて固定される。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
11…センサ
12…発熱部材
13…放熱緩衝材
14a〜14c…ねじ
2…センサーホルダー
3…ベース部材
31a〜31d…ねじ
4…レンズ枠
5…圧縮ばね
6…アタッチメント
Claims (4)
- レンズを保持するレンズ枠と、
前記レンズ枠を光軸方向に変位可能に支持し、前記光軸方向に対して垂直な第1端面を有するアタッチメントと、
前記アタッチメントを支持し、前記アタッチメントを支持した状態において前記第1端面と当接する前記光軸方向に対して垂直な第2端面と、前記レンズ枠を支持するよう形成された開口部と、を有するセンサーホルダーと、
前記レンズ枠と前記アタッチメントとに対して前記光軸方向と略水平な方向の付勢力を与える第1弾性部材と、
前記センサーホルダーに対して前記アタッチメントを圧着させるよう付勢力を与える第2弾性部材と、を備える、
撮像装置。 - 前記センサーホルダーに対して固定支持され、前記レンズからの入射光を受光するセンサを有するセンサ基板をさらに備える、
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記レンズ枠と前記アタッチメントとは、前記光軸方向に相対的に変位可能となるようねじ結合されている、
請求項1または請求項2に記載の撮像装置。 - 前記アタッチメントと前記センサーホルダーとの間には、前記光軸方向に垂直な方向に所定の隙間が形成されている、
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
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