JP2017194609A - 電気泳動表示装置及び駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示装置は、対向する面にそれぞれ電極を有する一対の基板間に帯電粒子が封入され、この帯電粒子の移動によって表示を行うメモリー性を有する表示パネルと、表示データを入力して表示パネルの電極に駆動電圧を印加する駆動手段とを備え、駆動手段は、前回表示した画像と同じ階調の表示を行う場合に、所定の駆動電圧パターンの印加を行い、所定の駆動電圧パターンは、調整パルスと書き込みパルスとを含み、調整パルスが、書き込みパルスとは逆極性で書き込みパルスより電圧の絶対値が低い第1の波形を含むことにより、所定の駆動電圧パターンの印加中の表示装置の明度変化が所定値以下であり、調整パルスと書き込みパルスとがDCバランスである。
【選択図】図7A
Description
また、電気泳動表示装置としては、予め所望の画像と同じパターンの配線を作成し、それにより表示を行う、セグメント方式などもある。
以下に本発明の実施例を示すが、これに限定されるわけではない。図7A、7Bに本発明の駆動波形および表示画像の明度を示す。図7A、7Bに示す例は白色と黒色の2値表示で黒色を連続で表示した場合である。初めに波形P1について説明する。最終的には、黒色表示を行うため、書き込みパルスを+15Vにて時間t1(130ms)で書き込む。その前段階として、調整パルスとして、調整パルスAを例えば−3V(書き込みパルスとは逆属性のマイナス電圧で、かつ、15Vよりも電圧の絶対値が小さい)にて時間t2(250ms)で3回書き込む。調整パルスBについては、+15Vで時間t3(10ms)を2回書き込む。ここで、印加時間×電圧で示される、電圧の時間積分値をSと表すことにして、書き込みパルスの時間積分をS1、調整パルスAの時間積分をS2、調整パルスBの時間積分をS3とする。表1に、具体的な各パルスの印加時間と電圧を示す。本発明では、S1+S2+S3=0となる様に、駆動波形を設定しており、これにより、DCバランスが保持された状態となる。
続いて、図8、図9A〜9Dを用いて、本発明の実施例2、3、4、5について説明する。図8は4値の階調表示の例である。明度の大きいほうから、W(白)、LG(ライトグレー)、DG(ダークグレー)、D(ダーク)の表示を行う場合である。図8上図は本発明の実施例2におけるDGからDGと階調を変化しない場合の書き込みでの明度を示している。図8下図は実施例2の波形P21であり、調整パルスAおよび調整パルスBと書き込みパルスを用いて、明度L21がもとのDGから変化しないように調整している。また、図9A〜9Dは本発明の実施例3、4、5の明度および、波形である。実施例3の明度をL31、波形をP31、実施例4の明度をL32、波形をP32、実施例5の明度をL33、波形をP33とした。この場合もDGからDGへ階調を変化させない場合の書き込みである。書き込みパルスの中で一旦明度の極限値で表示を行っている。そして、その後にDG階調を表示している。上記の様に、明度変化が少ない側の明度の極限値(DGの場合はD)を一旦表示することで所望の階調表示の直前の明度が一定値に落ち着くため、階調表示をより正確に行うことが可能となる。具体的にはL31、L32、L33のように、書き込みパルス印加前のL*が多少ずれていても、その後の階調表示が安定する。また、明度変化が少ない側の明度の極限値を用いることは、明度の中央値を跨いでいないため、チラツキが認識され難くなる。上記はDGの場合であるが、LGや他の階調の場合も、印加電圧・印加時間を適宜変更することで実施可能である。
実施例6は、実施例1の調整パルスAを400msで2回、調整パルスBを1回とし、書き込みパルスを150msとした以外は、実施例1と同様の波形である。調整パルスAの波形が2回繰り返しの場合でも、DCバランスを維持した上で、明度変化が少なくチラツキが低減された駆動を行うことが可能となる。
実施例7は、実施例1の調整パルスAを600msで1回、調整パルスBなしとし、書き込みパルスを160msとした以外は、実施例1と同様の波形である。調整パルスAの波形が1回のみの場合でも、DCバランスを維持した上で、明度変化が少なくチラツキが低減された駆動を行うことが可能となる。
比較例1は部分書き換えの際に、駆動を行わなかった場合である。図4に示したように、部分書き換えの際に、全く駆動を行わない場合は、書き換えを行った部分との明度に際が出てしまい、観測者からは、残像と認識されてしまう。
比較例2は、−15Vで150ms書き込んだ後、+15Vで250ms書き込んだ例である。−15V書き込みの際に、表示が一旦白くなり、その後所望の黒色が表示される。画面が点滅されるので、観測者にチラツキと認識される。また、DCバランスが取れていないため、電気泳動素子が劣化しやすくなってしまう。
比較例3は、−15Vで100ms書き込んだ後、+15Vで100ms、−15Vで100ms、+15Vで250ms書き込んだ例である。比較例2と同様に、画面が明滅するので、観測者にチラツキと認識される。また、DCバランスが取れていないため、電気泳動素子が劣化しやすくなってしまう。
2 表示部
10 コントローラ(電気泳動表示装置1の駆動装置)
11 CPU
12 メモリー
13 通信装置
14 フレキシブルケーブル
20 画素
21 画素電極
22 対向電極
23 電気泳動素子
24 画素スイッチング用トランジスタ
27 保持容量
28 TFT基板
29 対向基板
30 バインダー
31 接着層
40 走査線
50 データ線
60 走査線駆動回路
70 データ線駆動回路
80 マイクロカプセル(電気泳動表示材料)
90 共通電位線
100 共通電位供給回路
L1 明度プロファイル1
L21 明度プロファイル21
L31 明度プロファイル31
L32 明度プロファイル32
L33 明度プロファイル33
P1 波形プロファイル1
P21 波形プロファイル21
P31 波形プロファイル31
P32 波形プロファイル32
P33 波形プロファイル33
S1 書き込みパルス面積
S2 調整パルスA面積
S3 調整パルスB面積
t1 書き込みパルス時間
t2 調整パルスA時間
t3 調整パルスB時間
W1 書き込みパルス
W2 調整パルスA
W3 調整パルスB
d1 L*低下
d2 L*上昇
Claims (8)
- 対向する面にそれぞれ電極を有する一対の基板間に帯電粒子が封入され、この帯電粒子の移動によって表示を行うメモリー性を有する表示パネルと、表示データを入力して前記表示パネルの電極に駆動電圧を印加する駆動手段と、を備える表示装置であって、
前記駆動手段は、前回表示した画像と同じ階調の表示を行う場合に、所定の駆動電圧パターンの印加を行い、
前記所定の駆動電圧パターンは、調整パルスと書き込みパルスとを含み、
前記調整パルスが、前記書き込みパルスとは逆極性で前記書き込みパルスより電圧の絶対値が低い第1の波形を含むことにより、前記所定の駆動電圧パターンの印加中の前記表示装置の明度変化が所定値以下であり、
前記調整パルスと前記書き込みパルスとがDCバランスである、表示装置。 - 前記調整パルスが、前記書き込みパルスと同極性で前記書き込みパルスよりも印加時間の短い第2の波形をさらに含む、請求項1に記載の表示装置。
- 前記調整パルスが、前記第1の波形および前記第2の波形をそれぞれ複数含む、請求項2に記載の表示装置。
- 前記所定の駆動電圧パターンの印加中の前記表示装置の明度L*の変動が、前記表示装置の表示可能な明度の最大値と最小値との平均値{(最大値+最小値)÷2}である前記表示装置の明度の中央値を跨がない、請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
- 前記所定の駆動電圧パターンの印加中の前記表示装置の明度L*の最大値から最小値を減算した値である明度変化値が15以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
- 前記駆動手段は、前記表示装置に所望の階調を表示する際、一旦明度の極限値で表示し、その後所望の階調を表示する、請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
- 対向する面にそれぞれ電極を有する一対の基板間に帯電粒子が封入され、この帯電粒子の移動によって表示を行うメモリー性を有する表示パネルと、表示データを入力して前記表示パネルの電極に駆動電圧を印加する駆動手段と、を備える表示装置において、前記駆動手段が実行する表示装置の駆動方法であって、
前記駆動手段が、前回表示した画像と同じ階調の表示を行う場合に、所定の駆動電圧パターンの印加を行い、
前記所定の駆動電圧パターンは、調整パルスと書き込みパルスとを含み、
前記調整パルスが、前記書き込みパルスとは逆極性で前記書き込みパルスより電圧の絶対値が低い第1の波形を含むことにより、前記所定の駆動電圧パターンの印加中前記表示装置の明度変化が所定値以下であり、
前記調整パルスと前記書き込みパルスとがDCバランスである、表示装置の駆動方法。 - 前記調整パルスが、前記書き込みパルスとは同極性で前記書き込みパルスよりも印加時間の短い第2の波形をさらに含む、請求項7に記載の表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016085574A JP2017194609A (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | 電気泳動表示装置及び駆動方法 |
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JP2017194609A true JP2017194609A (ja) | 2017-10-26 |
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JP2016085574A Pending JP2017194609A (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | 電気泳動表示装置及び駆動方法 |
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JP (1) | JP2017194609A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110231743A (zh) * | 2019-04-18 | 2019-09-13 | 广州奥翼电子科技股份有限公司 | 一种电泳显示器及其制备方法 |
WO2024000181A1 (en) * | 2022-06-28 | 2024-01-04 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Solid-state imaging device having tunable conversion gain, driving method, and electronic device |
-
2016
- 2016-04-21 JP JP2016085574A patent/JP2017194609A/ja active Pending
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WO2024000181A1 (en) * | 2022-06-28 | 2024-01-04 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Solid-state imaging device having tunable conversion gain, driving method, and electronic device |
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