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JP2017194324A - 唾液保存キット - Google Patents

唾液保存キット Download PDF

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JP2017194324A
JP2017194324A JP2016083957A JP2016083957A JP2017194324A JP 2017194324 A JP2017194324 A JP 2017194324A JP 2016083957 A JP2016083957 A JP 2016083957A JP 2016083957 A JP2016083957 A JP 2016083957A JP 2017194324 A JP2017194324 A JP 2017194324A
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貞亮 金山
Teisuke Kanayama
貞亮 金山
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KANAYAMA SEISAKUSHO KK
DeNA Life Science Inc
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KANAYAMA SEISAKUSHO KK
DeNA Life Science Inc
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Abstract

【課題】唾液保存キットにおける保存液と唾液が混ざる時や混ざった後の容器の気密性を確保する。
【解決手段】唾液保存キット1は、圧壊部材32が唾液採取用容器10により押されて蓋体31側に移動したときに、押圧部60が蓋体31を押圧して圧壊する前に封止部61が蓋体31の外周面と保存液収容容器12の内周面との間の隙間Bに入り込んで圧壊部材32の外周面と保存液収容容器12の内周面との間を封止するように構成されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、唾液保存キットに関する。
近年、例えば病気や体質の遺伝的傾向を調べるためのDNA検査が行われている。このDNA検査には、被検者の唾液を採取して行う方法があり、この方法は、例えば被検者が唾液保存キットを購入し、その唾液保存キットに唾液を採取して保存し、それをDNAの検査機関に送ることで行われている。
上述のような唾液保存キットの機能を備えた器具には、例えば保存液を収容する内部チャンバーを有する蓋と、サンプル体液を収容する管を有し、サンプル体液を収容した管に蓋を嵌め込むと、蓋内の内部チャンバーが開放され、内部チャンバーの保存液が管のサンプル体液に混ざる体液サンプル収集デバイスがある(特許文献1参照)
特開2014−527615号公報
しかしながら、上述のような体液サンプル収集デバイスでは、保存液が体液と混ざる時や混ざった後の容器の気密性は、蓋と管のかみ合わせ機構にのみ頼るものであるため、十分に確保されない恐れがある。
保存液と体液の混合時や混合後の容器の気密性が十分でないと、保存液が容器から漏れたり揮発してDNA検査を行うまでに保存液が減ったり無くなったりすることがあり、この場合、唾液が適切に保存されずDNA検査を適正に行うことができなくなる。
本出願はかかる点に鑑みてなされたものであり、保存液と唾液が混ざる時や混ざった後の容器の気密性を十分に確保できる唾液保存キットを提供することをその目的の一つとする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、唾液保存キットにおいて、保存液収容容器に、保存液収容室の封鎖底面を圧壊する圧壊部材を設け、前記圧壊部材が唾液採取用容器により押されて封鎖底面側に移動したときに、前記圧壊部材が前記封鎖底面を押圧して圧壊する前に封止部が前記封鎖底面の凹条部に入り込んで前記圧壊部材の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間を封止する構成、或いは、唾液保存キットにおいて、保存液収容容器の内部に、保存液収容室を封止する蓋体とその蓋体を圧壊する圧壊部材を設け、前記圧壊部材が唾液採取用容器により押されて蓋体側に移動したときに、前記圧壊部材が前記蓋体を押圧して圧壊する前に封止部が前記蓋体の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間の隙間に入り込んで前記圧壊部材の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間を封止する構成を採用することにより、上記問題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の態様を含む。
(1)唾液保存キットであって、上面に開口を備えた唾液採取用容器と、下面に開口を備えた保存液収容容器と、を有し、前記唾液採取用容器の上面開口のある上部を前記保存液収容容器の内部に下面開口から嵌め込むことができ、前記保存液収容容器には、蓋により開閉する上面と封鎖された封鎖底面を有する保存液収容室が形成され、その保存液収容室の下側には、前記唾液採取用容器による下からの押圧により前記封鎖底面側に移動可能で、前記封鎖底面を圧壊して前記保存液収容室から保存液を流出させるための圧壊部材と、が設けられ、前記圧壊部材は、前記封鎖底面側に突出し前記封鎖底面を押圧するための押圧部と、前記押圧部の周囲に配置され、前記封鎖底面側に突出する環状の封止部と、前記保存液収容室から流出した保存液を前記唾液採取用容器側に通す通液口と、を有し、前記封鎖底面の外周には、前記封止部が入り込む凹条部が設けられ、前記圧壊部材が前記唾液採取用容器により押されて前記封鎖底面側に移動したときに、前記押圧部が前記封鎖底面を押圧して圧壊する前に前記封止部が前記凹条部に入り込んで前記圧壊部材の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間を封止するように構成された、唾液保存キット。
(2)唾液保存キットであって、上面に開口を備えた唾液採取用容器と、下面に開口を備えた保存液収容容器と、を有し、前記唾液採取用容器の上面開口のある上部を前記保存液収容容器の内部に下面開口から嵌め込むことができ、前記保存液収容容器の内部には、その上部に下面に流出口を有する保存液収容室が形成され、その保存液収容室の下側には、前記流出口を封止する蓋体と、前記唾液採取用容器による下からの押圧により前記蓋体側に移動可能で、前記蓋体を圧壊して前記流出口から前記保存液を流出させるための圧壊部材と、が設けられ、前記圧壊部材は、前記蓋体側に突出し前記蓋体を押圧するための押圧部と、前記押圧部の周囲に配置され、前記保存液収容容器の内周面に沿って前記蓋体側に突出する環状の封止部と、前記流出口から流出した保存液を前記唾液採取用容器側に通す通液口と、を有し、前記蓋体の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間に隙間が設けられ、前記圧壊部材が前記唾液採取用容器により押されて前記蓋体側に移動したときに、前記押圧部が前記蓋体を押圧して圧壊する前に前記封止部が前記蓋体の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間の前記隙間に入り込んで前記圧壊部材の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間を封止するように構成された、唾液保存キット。
(3)前記蓋体は、前記保存液収容室の流出口よりも径の大きな環状のフランジ部を有し、前記保存液収容容器の内部に形成された、前記流出口よりも径の大きい段部にはめ込まれており、前記フランジ部が、前記段部に対し環状に超音波溶着されている、(2)に記載の唾液保存キット。
(4)前記蓋体における前記押圧部が押圧する面には、環状の切欠きが形成されている、(2)又は(3)に記載の唾液保存キット。
(5)前記封止部は、前記押圧部の先端よりも前記保存液収容室側に突出している、(1)〜(4)のいずれかに記載の唾液保存キット。
(6)前記押圧部は、複数のピンからなり、前記通液口は、前記保存液収容室側の開口面に、当該保存液収容室側に向けて次第に径が大きくなるテーパ面を有し、前記ピンは前記テーパ面に立設されている、(1)〜(5)のいずれかに記載の唾液保存キット。
(7)前記押圧部が前記保存液収容室を圧壊する位置で、前記圧壊部材を前記保存液収容容器に対し係止する係止機構を、さらに有する、(1)〜(6)のいずれかに記載の唾液保存キット。
(8)前記圧壊部材が前記保存液収容室側に移動する前の位置で、前記圧壊部材を前記保存液収容容器に対し係止する係止機構を、さらに有する、(1)〜(7)のいずれかに記載の唾液保存キット。
(9)前記圧壊部材は、前記唾液採取用容器の上部が前記保存液収容容器の内部に嵌め込まれた際に前記唾液採取用容器の上端部が当接する当接部を有し、前記圧壊部材は、前記唾液採取用容器の上端部が前記当接部に当接した状態で前記唾液採取用容器の内部にさらに奥に嵌め込まれることにより前記保存液収容室側に移動するように構成されている、(1)〜(8)のいずれかに記載の唾液保存キット。
(10)前記圧壊部材の下側の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間に、前記唾液採取用容器の上端部が嵌め込まれる隙間が形成されており、当該隙間の底に前記当接部が形成されている、(9)に記載の唾液保存キット。
(11)前記唾液採取用容器の上部に脱着自在な漏斗をさらに有する、(1)〜(10)のいずれかに記載の唾液保存キット。
(12)前記保存液収容容器の外周面には、外側に突出する突出部が形成されている、(1)〜(11)のいずれかに記載の唾液保存キット。
本発明によれば、保存液と唾液が混ざる時や混ざった後の容器の気密性を十分に確保できるので、保存液の漏れや揮発が抑制され、唾液を用いた検査を適正に行うことができる。
第1の実施の形態における唾液保存キットの一例を示す斜視図である。 唾液採取用容器の断面図である。 漏斗を取り付けた唾液採取用容器の断面図である。 保存液収容容器の分解図である。 保存液収容容器の断面図である。 蓋体の平面図である。 圧壊部材の平面図である。 保存液収容容器を唾液採取用容器に取り付けるときの斜視図である。 唾液採取用容器の上端部が圧壊部材の当接部に当接した状態を示す説明図である。 圧壊部材の封止部が隙間に入り込んだ状態を示す説明図である。 圧壊部材が蓋体を圧壊した状態を示す説明図である。 保存液が唾液採取用容器に落下した状態を示す説明図である。 保存液収容容器の他の外周形状を示す説明図である。 第2の実施の形態における保存液収容容器を唾液採取用容器に取り付けるときの斜視図である。 保存液収容容器の断面図である。 圧壊部材の封止部が凸条部に入り込んだ状態を示す説明図である。 圧壊部材が封鎖底面を圧壊した状態を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
<第1の実施の形態>
図1に本実施の形態にかかる唾液保存キット1の一例を示す。例えば唾液保存キット1は、唾液を採取するときに使用する唾液採取用容器10と、漏斗11と、唾液の保存液を収容した保存液収容容器12を有している。唾液採取用容器10、漏斗11及び保存液収容容器12は、例えばポリプロピレン系樹脂により成型されている。
図2には、漏斗11を外した状態の唾液採取用容器10の断面図を示す。唾液採取用容器10は、上面に開口10aを有する円筒状に形成されている。唾液採取用容器10は、上部に唾液収容室20を有し、下部が手持ち部21となっている。唾液採取用容器10の上部外周面には、保存液収容容器12に嵌め込むためのネジ部22が形成されている。
図3に示すように漏斗11は、唾液採取用容器10の上部の開口10aに取り付けられている。漏斗11の下部の外周面には、唾液採取用容器10の上部に外側から嵌め込んで係止する係止部11aが形成されている。漏斗11は、上方に引っ張ることにより唾液採取用容器10から取り外すことができる。
図4及び図5に示すように保存液収容容器12は、上面が閉鎖され下面に開口12aを有する円筒状に形成されている。保存液収容容器12は、例えば本体部30と、蓋体31と、圧壊部材32を備えている。
図5に示すように本体部30の内部の上部には、下面に流出口40を有する保存液収容室41が形成されている。この保存液収容室41には、唾液と混合して混合液を保存するための保存液Aが充填されている。本体部30の内部の下部は、保存液収容室41の径よりも大きく唾液採取用容器10の外径と同程度の径を有している。本体部30の上部と下部の間、すなわち保存液収容室41の直下には、蓋体31が取り付けられる段部42が形成されている。
本体部30の下部の内周面には、唾液採取容器10のネジ部22と噛み合うネジ部43が形成されている。また、本体部30の下部の内周面には、後述の圧壊部材32の凸部90が嵌め込まれる環状の第1の凹部44と第2の凹部45が形成されている。
蓋体31は、図4及び図5に示すように円盤状に形成され、流出口40を封止している。蓋体31は、図5に示すように外周に環状のフランジ部50を有し、フランジ部50の下部に、フランジ部50の外径よりも径が小さい円筒部51を有し、その円筒部51の下面に圧壊面52を有している。
フランジ部50は、流出口40よりも大きく本体部30の下部の内径と同じ径を有し、段部42の水平面42aに超音波溶着されている。圧壊面52は、1mm〜2mm程度の厚みに形成されており、後述の圧壊部材32の押圧部60の押圧により簡単に圧壊される。圧壊面52の上面の外周部には、図6に示すように円状の切欠き53が形成されており、圧壊面52は、この切欠き53を起点に圧壊される。切欠き53の部分の圧壊面52の厚みは、0.03mm〜0.1mm程度に設定されている。
図5に示すように円筒部51は、外径がフランジ部50の外径よりも小さく形成され、円筒部51が上下に所定の長さに延設されることで、蓋体31の外周面と本体部30の内周面との間に環状の隙間Bが形成されている。隙間Bは、例えば1mm程度の径方向の厚みと、3mm程度の高さを有している。
図4及び図5に示すように圧壊部材32は、本体部30の下部の内径とほぼ同じ外径を有する円筒状に形成されている。圧壊部材32は、蓋体31より下方の蓋体31に接触しない位置(初期位置)に設けられており、本体部30内を蓋体31側に移動可能である。圧壊部材32は、例えば図4及び図5に示すように蓋体31側に突出し蓋体31を押圧するための押圧部60と、押圧部60の周囲に配置され、本体部30の内周面に沿って蓋体31側に突出する環状の封止部61と、流出口40から流出した保存液Aを唾液採取用容器10側(下方)に通す通液口62とを有している。
押圧部60は、複数本、例えば3本のピン70を有している。封止部61は、図5に示すように隙間Bに気密に嵌め込み可能な程度の厚み、すなわち隙間Bよりもわずかに大きい厚みを有している。封止部61は、押圧部60よりも蓋体31側に突出している。これにより、圧壊部材32が唾液採取用容器10により押されて蓋体31側に移動したときに、封止部61は、押圧部60が蓋体31の圧壊面52に到達するよりも先に隙間Bに到達でき、押圧部60が蓋体31を押圧して圧壊する前に封止部61が隙間Bに入り込んで圧壊部材32の外周面と本体部30の内周面との間を封止できる。また、このとき圧壊部材30と蓋体31の外周面との間も封止できる。
通液口62は、圧壊部材32の中央に形成されている。通液口62は、蓋体31側の上部開口に当該蓋体31側に向けて次第に径が大きくなるテーパ面71を有している。このテーパ面71には、図7に示すように押圧部60のピン70が同一円周上に等間隔で立設されている。
図5に示すように圧壊部材32の下部は、他の部分よりも外径が小さく形成されている。これにより、圧壊部材32の下部の外周面と本体部30の内周面との間に隙間Cが形成されている。この隙間Cには、唾液採取用容器10の上部が気密に差し込まれる。圧壊部材30の外径の大きい上部と外径の小さい下部との間には、段部80が形成され、この段部80が、唾液採取用容器10の上部が本体部30の内部に嵌め込まれた際に当接する当接部になっている。つまり、隙間Cの底部が当接部80になっている。
圧壊部材32は、当接した唾液採取用容器10の上部をさらに奥に嵌め込むことにより蓋体31側に押されて移動できる。圧壊部材32は、唾液採取用容器10の押圧により蓋体31側に移動しピン70が蓋体31の圧壊面52を圧壊することにより保存液Aを流出口40から流出させることができる。
圧壊部材32の外周面には、本体部30の下部の内周面に形成された第1の凹部44と第2の凹部45に係止自在な環状の凸部90が形成されている。第1の凹部44に凸部90が係止されているときに、圧壊部材32を初期位置に係止でき、第2の凹部45に凸部90が係止されているときに、圧壊部材32を、押圧部60が蓋体31を圧壊するときの位置(圧壊位置)に係止できる。
次に以上のように構成された唾液保存キット1を用いた唾液保存プロセスについて説明する。
先ず、図1及び図3に示した唾液採取用容器10に取り付けられた漏斗11から被検者の唾液を唾液採取用容器10に採取する。次に漏斗11に代えて図8に示すように保存液収容容器12を唾液採取用容器10に取り付ける。
このとき、図5に示す保存液収容容器12の本体部30の下面12aから唾液採取用容器10の上部を差し込みネジ部43とネジ部22をかみ合わせ、保存液収容容器12を唾液採取用容器10に対し回転させて、保存液収容容器12の内部に唾液採取用容器10の上部を嵌め込む。このとき保存液収容容器12の内部の圧壊部材32は、凸部90が本体部30の第1の凹部44に嵌め込まれて、初期位置に係止される。
そして、保存液収容容器12をさらに回して唾液採取用容器10の上部を本体部30のさらに奥に嵌め込むと、図9に示すように唾液採取用容器10の上部が隙間Cに入り込み、やがて当接部80に当接する。そして、保存液収容容器12をさらに回して、唾液採取用容器10の上部を本体部30のさらに奥に嵌め込むと、圧壊部材32が押され、本体部30に対する係止が解除されて上側に移動する。このとき、唾液採取用容器10の上部の内周面と当接部80の外周面とが密着し、その間で気密性が保たれる。これによって、後述する保存液Aと唾液が混ざる時や混ざった後の容器内の気密性が確保される。
そして図10に示すように圧壊部材32の封止部61が隙間Bに入り込み、圧壊部材32の外周面と本体部30の内周面との間を封止する。その状態で、圧壊部材32がさらに上側に進むと、図11に示すように押圧部60のピン70が蓋体31の圧壊面52を押して圧壊する。このとき、圧壊面52は、円状の切欠き53の部分から圧壊する。また、このとき圧壊部材32の封止部61は隙間Bの奥まではめ込まれ、例えば蓋体31のフランジ部42に当接する。また圧壊部材32の凸部90は本体部30の第2の凸部45に嵌めこまれ、圧壊部材32が圧壊位置で係止される。
圧壊面52が圧壊すると、図12に示すように保存液収容室41の流出口40から保存液Aが流出し、蓋部31と圧壊部材32の通液口62を通って下方の唾液採取用容器10内に流入する。これにより、唾液採取用容器10内の唾液と保存液が混合し、唾液と保存液が気密の唾液採取用容器10内で保存される。
本実施の形態によれば、唾液保存キット1は、圧壊部材32が唾液採取用容器10により押されて蓋体31側に移動したときに、押圧部60が蓋体31を押圧して圧壊する前に封止部61が蓋体31の外周面と保存液収容容器12の内周面との間の隙間Bに入り込んで圧壊部材32の外周面と保存液収容容器12の内周面との間を封止するように構成されている。これにより、保存液Aと唾液が混ざる時や混ざった後の容器の気密性が確保されるので、保存液Aの漏れや揮発が抑制され、唾液を用いた検査を適正に行うことができる。また、検査時に保存液Aと唾液をミキシングする際にも容器から液体が漏れることを防止できる。
封止部61が押圧部60の先端よりも蓋体31側に突出しているので、押圧部60が蓋体31を圧壊する前に確実に封止部61が隙間Bに入り込む。これにより保存液Aが流出する前に圧壊部材32の外周面と保存液収容容器12の内周面との間を確実に封止できる。
押圧部60が複数のピン70からなり、通液口62が蓋体31側の開口に、蓋体31側に向けて次第に径が大きくなるテーパ面71を有し、ピン70はテーパ面71に立設されているので、ピン70を中央に近い位置に配置でき、蓋体31を適切に圧壊できる。また、ピン70で蓋体31を圧壊させつつ、その圧壊して流出した保存液Aをテーパ面71を通じて唾液採取用容器10側に効率的に流すことができる。
保存液収容容器12の第2の凹部45と圧壊部材32の凸部90により、押圧部60が蓋体31を圧壊した位置(圧壊位置)で、圧壊部材32を保存液収容容器12に対し係止できるので、圧壊した後の圧壊部材32の位置ずれを防止できる。この結果、圧壊部材32の外周面と保存液収容容器12の内周面との間を確実に封止できる。
保存液収容容器12の第1の凹部44と圧壊部材32の凸部90により、圧壊部材32が蓋体31側に移動する前の位置(初期位置)で、圧壊部材32を保存液収容容器12に対し係止できるので、例えば使用前の唾液保存キット1の輸送中に、圧壊部材32が動いて蓋体31を圧壊するようなことを防止できる。
蓋体31は、保存液収容室41の流出口40よりも径の大きなフランジ部50を有し、保存液収容容器12の内部の段部42にはめ込まれており、フランジ部50が、段部42に対し環状に超音波溶着されているので、蓋体31と保存液収容容器12の間の気密性を確保できる。これによって、保存液Aと唾液が混ざる時や混ざった後の容器の気密性を向上できる。
蓋体31における押圧部60が当接する圧壊面52には、円状の切欠き53が形成されているので、圧壊面52の圧壊する位置を誘導できる。かかる場合圧壊面52が円状に圧壊するので、保存液Aの流出流路を好適に確保できる。
圧壊部材32が、唾液採取用容器10の上端部が当接する当接部80を有しているので、唾液採取用容器10の押圧により圧壊部材32を好適に蓋体31側に移動させることができる。
圧壊部材32の下側の外周面と保存液収容容器12の内周面との間に隙間Cが形成されており、当該隙間Cの底部に当接部80が形成されているので、唾液採取用容器10の上端部が圧壊部材32を上に押し上げる仕組みになっている。
上記第1の実施の形態において、保存液収容容器12は、図13に示すような外周形状を有するものであってもよい。この保存液収容容器12が外周形状は、略円筒状であり、外周面12bに、外側に突出する突出部100が設けられている。突出部100は、例えば外周面12bの上下方向に沿って保存液収容容器20の下面から上面まで形成されている。突出部100は、例えば外側に凸の円弧状に形成されている。かかる唾液保存キット1によれば、被検者が保存液収容容器12を唾液採取用容器10に対し回す際に、被検者の指が突出部100にかかりやすくなるので、保存液収容容器12に唾液採取用容器10を嵌め込みやすく、また保存液収容容器12を蓋として唾液採取用容器10に対し閉めやすくなる。
<第2の実施の形態>
以上の形態では、保存液収容容器12の保存液収容室41の流出口40を蓋体31を用いて封鎖していたが、蓋体31を設けず、代わりに保存液収容室41の下面を封鎖底面としてもよい。かかる例を第2の実施の形態として以下に説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部材や構成については、同じ符号を用いて説明を省略する。
図14に示すように保存液収容容器12は、略円筒状を有し、その外周面12bには、外側に突出する突出部100が設けられている。図14及び図15に示すように保存液収容容器12の保存液収容室41は、上面110が開口し、下面111が封鎖底面となっている。封鎖底面111は、例えば1mm〜2mm程度の厚みを有するのが好ましい。上面110は、蓋120により開閉できる。保存液Aは、蓋120が開けられて保存液収容室41に充填され、その後蓋120がウエルダ溶着されて保存液収容室41に密封されている。封鎖底面111には、上記切欠き53と同様の切欠きが形成されている。
図15に示すように本体部30における保存液収容室41の下側には、封鎖底面111を圧壊する圧壊部材32が設けられている。圧壊部材32の先端には、環状の封止部61が形成され、封止部61は、圧壊部材32が配置された本体部30の内周面よりもわずかに内側に形成されている。保存液収容室41の封鎖底面111の外周には、圧壊部材32の封止部61が入り込む環状の凹条部130が形成されている。
そして、唾液を保存する際には、被検者の唾液を唾液採取用容器10に採取した後、図16に示すように保存液収容容器12内に唾液採取用容器10を差し込み、保存液収容容器12を回して唾液採取用容器10の上部を奥にはめ込み、圧壊部材32を押して封鎖底面111側に移動させる。そして、やがて圧壊部材32の封止部61が凸条部130に入り込み、圧壊部材32の外周面と本体部30の内周面との間が封止される。そして、さらに圧壊部材32が進むと、図17に示すように押圧部60のピン70が封鎖底面111を押して圧壊する。このとき圧壊部材32の封止部61が凸条部130にきっちりはめ込まれる。封鎖底面111が圧壊すると、保存液収容室41の保存液Aが流出し、圧壊部材32の通液口62を通って下方の唾液採取用容器10内に流入する。これにより、唾液採取用容器10内の唾液と保存液が混合し、唾液と保存液が気密の唾液採取用容器10内で保存される。なお、蓋体31に代えて封鎖底面111を用いた部分以外の動作は、上記第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、唾液保存キット1は、圧壊部材32が唾液採取用容器10により押されて封鎖底面111側に移動したときに、押圧部60が封鎖底面111を押圧して圧壊する前に封止部61が凸条部130に入り込んで圧壊部材32の外周面と保存液収容容器12の内周面との間を封止するように構成されている。これにより、保存液Aと唾液が混ざる時や混ざった後の容器の気密性が確保されるので、保存液Aの漏れや揮発が抑制され、唾液を用いた検査を適正に行うことができる。また、検査時に保存液Aと唾液をミキシングする際にも容器から液体が漏れることを防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施の形態において蓋体31、圧壊部材32の構成はこれに限られない。例えば圧壊部材32の押圧部60は、複数のピン70でなくてもよく、1本のピン70であってもよく、またピン状のものでなくてもよい。封止部61は、蓋体31が圧壊する前に圧壊部材32の外周面と保存液収容容器12の間を封止できれば、他の構成を有するものであってもよい。圧壊部材32の当接部80の位置や形状もこれに限られない。
通液口62はテーパ面71を有していたが、テーパ面がなくてもよい。またピン70はテーパ面71上に設けられていなくてもよい。
圧壊部材32を保存液収容容器12に対し係止する係止機構は、第1の凹部44、第2の凹部45及び凸部90により構成されていたが、これに限られず、他の構成を有するものであってもよい。
蓋体31のフランジ部50が、保存液収容容器12の段部42の水平面42aに対し環状に超音波溶着されていたが、他の方法で接着されていてもよい。
蓋体31の圧壊面52には、一続きの円状の切欠き53が形成されていたが、切欠き53は、同一円周上の断続的な複数部分に形成されていてもよい。また、切欠き53の形状は、円状に限られず他の形状であってもよい。切欠き53は、圧壊面52の下面に設けられていてもよく、また上下面の両方に設けられていてもよい。
本実施の形態における唾液保存キットは、DNA検査以外の検査にも適用できる。
本発明は、唾液保存キットにおける保存液と唾液が混ざる時や混ざった後の容器の気密性を確保する際に有用である。
1 唾液保存キット
10 唾液採取用容器
12 保存液収容容器
30 本体部
31 蓋体
32 圧壊部材
60 押圧部
61 封止部
62 通液口
111 封鎖底面
A 保存液
B 隙間
C 隙間

Claims (12)

  1. 唾液保存キットであって、
    上面に開口を備えた唾液採取用容器と、下面に開口を備えた保存液収容容器と、を有し、前記唾液採取用容器の上面開口のある上部を前記保存液収容容器の内部に下面開口から嵌め込むことができ、
    前記保存液収容容器には、蓋により開閉する上面と封鎖された封鎖底面を有する保存液収容室が形成され、その保存液収容室の下側には、前記唾液採取用容器による下からの押圧により前記封鎖底面側に移動可能で、前記封鎖底面を圧壊して前記保存液収容室から保存液を流出させるための圧壊部材と、が設けられ、
    前記圧壊部材は、前記封鎖底面側に突出し前記封鎖底面を押圧するための押圧部と、前記押圧部の周囲に配置され、前記封鎖底面側に突出する環状の封止部と、前記保存液収容室から流出した保存液を前記唾液採取用容器側に通す通液口と、を有し、
    前記封鎖底面の外周には、前記封止部が入り込む凹条部が設けられ、
    前記圧壊部材が前記唾液採取用容器により押されて前記封鎖底面側に移動したときに、前記押圧部が前記封鎖底面を押圧して圧壊する前に前記封止部が前記凹条部に入り込んで前記圧壊部材の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間を封止するように構成された、唾液保存キット。
  2. 唾液保存キットであって、
    上面に開口を備えた唾液採取用容器と、下面に開口を備えた保存液収容容器と、を有し、前記唾液採取用容器の上面開口のある上部を前記保存液収容容器の内部に下面開口から嵌め込むことができ、
    前記保存液収容容器の内部には、その上部に下面に流出口を有する保存液収容室が形成され、その保存液収容室の下側には、前記流出口を封止する蓋体と、前記唾液採取用容器による下からの押圧により前記蓋体側に移動可能で、前記蓋体を圧壊して前記流出口から前記保存液を流出させるための圧壊部材と、が設けられ、
    前記圧壊部材は、前記蓋体側に突出し前記蓋体を押圧するための押圧部と、前記押圧部の周囲に配置され、前記保存液収容容器の内周面に沿って前記蓋体側に突出する環状の封止部と、前記流出口から流出した保存液を前記唾液採取用容器側に通す通液口と、を有し、
    前記蓋体の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間に隙間が設けられ、
    前記圧壊部材が前記唾液採取用容器により押されて前記蓋体側に移動したときに、前記押圧部が前記蓋体を押圧して圧壊する前に前記封止部が前記蓋体の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間の前記隙間に入り込んで前記圧壊部材の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間を封止するように構成された、唾液保存キット。
  3. 前記蓋体は、前記保存液収容室の流出口よりも径の大きな環状のフランジ部を有し、前記保存液収容容器の内部に形成された、前記流出口よりも径の大きい段部にはめ込まれており、
    前記フランジ部が、前記段部に対し環状に超音波溶着されている、請求項2に記載の唾液保存キット。
  4. 前記蓋体における前記押圧部が押圧する面には、環状の切欠きが形成されている、請求項2又は3に記載の唾液保存キット。
  5. 前記封止部は、前記押圧部の先端よりも前記保存液収容室側に突出している、請求項1〜4のいずれかに記載の唾液保存キット。
  6. 前記押圧部は、複数のピンからなり、
    前記通液口は、前記保存液収容室側の開口面に、当該保存液収容室側に向けて次第に径が大きくなるテーパ面を有し、前記ピンは前記テーパ面に立設されている、請求項1〜5のいずれかに記載の唾液保存キット。
  7. 前記押圧部が前記保存液収容室を圧壊する位置で、前記圧壊部材を前記保存液収容容器に対し係止する係止機構を、さらに有する、請求項1〜6のいずれかに記載の唾液保存キット。
  8. 前記圧壊部材が前記保存液収容室側に移動する前の位置で、前記圧壊部材を前記保存液収容容器に対し係止する係止機構を、さらに有する、請求項1〜7のいずれかに記載の唾液保存キット。
  9. 前記圧壊部材は、前記唾液採取用容器の上部が前記保存液収容容器の内部に嵌め込まれた際に前記唾液採取用容器の上端部が当接する当接部を有し、
    前記圧壊部材は、前記唾液採取用容器の上端部が前記当接部に当接した状態で前記唾液採取用容器の内部にさらに奥に嵌め込まれることにより前記保存液収容室側に移動するように構成されている、請求項1〜8のいずれかに記載の唾液保存キット。
  10. 前記圧壊部材の下側の外周面と前記保存液収容容器の内周面との間に、前記唾液採取用容器の上端部が嵌め込まれる隙間が形成されており、当該隙間の底に前記当接部が形成されている、請求項9に記載の唾液保存キット。
  11. 前記唾液採取用容器の上部に脱着自在な漏斗をさらに有する、請求項1〜10のいずれかに記載の唾液保存キット。
  12. 前記保存液収容容器の外周面には、外側に突出する突出部が形成されている、請求項1〜11のいずれかに記載の唾液保存キット。
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