JP2017191812A - ドライバ - Google Patents
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Abstract
【課題】トランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、レーザダイオードを高速に動作させることが可能なドライバを提供する。【解決手段】本発明に係るドライバ(1)は、送信対象の信号(Din)を入力する入力端子(Pin)と、駆動対象のレーザダイオード(LD0)のアノード電極に接続するための出力端子(Pout)と、制御電極が入力端子に接続されたトランジスタ(Q0)と、第1電源電圧が供給される第1電源ライン(GND)とトランジスタの第1主電極との間に接続された第1抵抗(R0)と、出力端子とトランジスタの第2主電極との間に接続された第2抵抗(R1)と、前記第2抵抗と並列に接続された第1容量(C1)と、出力端子に電流を供給する電流供給部(Lc)と、を有することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、レーザーダイオード(LD)を駆動するドライバに関し、特に、直接変調半導体レーザ(DML:Directly Modulated Laser)を駆動するシャント型のドライバに関する。
近年、通信トラヒックの増大に伴い、光ファイバを利用した光通信ネットワークの大容量化が求められている。特に、ネットワークの主要素であるイーサネット(Ethernet、登録商標、以下同じ)の大容量化が進展している。
光通信ネットワークの大容量化に伴って、イーサネットの標準規格は現在、10GbEおよび40GbEの標準化が完了しており、更なるなる大容量化を目指して、100GbEまでの標準化が完了されつつある。また、今後のトラヒック増大に向けて、400GbEの標準化の議論も開始されている。
従来の100GbEまでの規格に対応した光通信ネットワークでは、図10に示される100GBase−LR4/ER4の伝送システムのように、伝送方式としてNRZ(Non−Return−to−Zero)を用いていた。しかし、現在議論されている400GbEの規格に対応した光通信ネットワークでは、伝送方式として、NRZ以外にDMT(Discrete Multi Tone)やパルス振幅変調(Pulse Amplitude Modulation、以下「PAM」と称する。)などの多値変調方式を用いた伝送方式の検討が進められている。
近年、これらの伝送方式の中でも、システム構成の簡易化および低消費電力化の観点からPAMが注目されている。
図11は、PAM方式の伝送システムの概略構成を示す図である。
図11に示されるように、PAMの伝送システムは、100GBase−LR4/ER4の伝送システムと同様に送信フロントエンドとして、レーザダイオード(LD)と、レーザダイオードを駆動するドライバ(以下、「LDドライバ」とも称する。)とを備えるとともに、ディジタル/アナログ変換器(DAC)を更に備えている。
図11に示されるように、PAMの伝送システムは、100GBase−LR4/ER4の伝送システムと同様に送信フロントエンドとして、レーザダイオード(LD)と、レーザダイオードを駆動するドライバ(以下、「LDドライバ」とも称する。)とを備えるとともに、ディジタル/アナログ変換器(DAC)を更に備えている。
PAM方式の送信フロントエンドにおいて、LDドライバは、低消費電力で高速に動作することが求められる。低消費電力且つ高速動作が可能なLDドライバとしては、シャント型LDドライバが従来から知られている(非特許文献1参照)。
図12は、従来のシャント型LDドライバの構成を示す図である。
送信フロントエンド5において、レーザダイオード52に対して並列にシャント型LDドライバ51を接続し、送信すべき信号Dinに応じてシャント型LDドライバ51のトランジスタQ0を制御することにより、送信すべき信号Dinを光信号に変換して送信することができる。
送信フロントエンド5において、レーザダイオード52に対して並列にシャント型LDドライバ51を接続し、送信すべき信号Dinに応じてシャント型LDドライバ51のトランジスタQ0を制御することにより、送信すべき信号Dinを光信号に変換して送信することができる。
A. Moto, T. Ikagawa, S. Sato, Y. Yamasaki, Y. Onishi, and K. Tanaka, "A low power quad 25.78-Gbit/s 2.5 V laser diode driver using shunt-driving in 0.18μm SiGe-BiCMOS," Compound Semiconductor Integrated Circuit Symposium, 2013.
本願発明者らが、従来のシャント型LDドライバをPAM方式の光通信ネットワークの送信フロントエンドに適用することを検討したところ、従来のシャント型LDドライバでは、トランジスタQ0に電流が流れるときにトランジスタQ0の耐圧低下によってトランジスタQ0が故障するおそれがあることが明らかとなった。以下、詳細に説明する。
図13は、従来のシャント型LDドライバを構成するトランジスタQ0のコレクタ電流Ic対コレクタ−エミッタ間電圧VCE特性の一例を示す図である。
図14は、シャント型LDドライバによって駆動されるレーザダイオードLD0のI−V特性の一例を示す図である。
図14は、シャント型LDドライバによって駆動されるレーザダイオードLD0のI−V特性の一例を示す図である。
一般に、バイポーラトランジスタは、ベース・エミッタ間電圧VBE(ベース電流)が大きくなるほど電流Icが増加するが、ブレークダウンボルテージである一次降伏した後も電流Icを更に増加させると、局部的な電流集中が発生し、トランジスタQ0の耐圧が低下する現象(二次降伏現象)が起こることが知られている。
そのため、図12に示すシャント型LDドライバにおいてトランジスタQ0を駆動する際には、図13に示すように、二次降伏現象が発生する境界200の右側の降伏領域202ではなく、左側の安全動作領域201においてトランジスタQ0を動作させる必要がある。
そのため、図12に示すシャント型LDドライバにおいてトランジスタQ0を駆動する際には、図13に示すように、二次降伏現象が発生する境界200の右側の降伏領域202ではなく、左側の安全動作領域201においてトランジスタQ0を動作させる必要がある。
一方、レーザダイオードは、図14に示すように、レーザダイオードの両端の電圧VLDに対してレーザダイオードの電流ILDが急峻に変化するI−V特性を有している。
シャント型LDドライバにおいて、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、定電流源から出力される電流Iccから、レーザダイオードLD0と並列に接続されたトランジスタQ0によって引き抜かれる電流I0(Ic)の大きさによって決まり、ILD=Icc−I0となる。
シャント型LDドライバにおいて、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、定電流源から出力される電流Iccから、レーザダイオードLD0と並列に接続されたトランジスタQ0によって引き抜かれる電流I0(Ic)の大きさによって決まり、ILD=Icc−I0となる。
図15は、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDとトランジスタQ0の動作点の関係を示す図である。
図15に示すように、シャント型LDドライバでは、トランジスタQ0のベース・エミッタ間電圧VBEを変化させることにより、レーザダイオードLD0の電流ILDを変化させることができる。
図15に示すように、シャント型LDドライバでは、トランジスタQ0のベース・エミッタ間電圧VBEを変化させることにより、レーザダイオードLD0の電流ILDを変化させることができる。
例えば、図15に示すように、ベース・エミッタ間電圧VBEを最大値VBEmaxとした場合、トランジスタQ0のコレクタ・エミッタ間電圧VCEが最小となり、トランジスタQ0のコレクタ電流Icが最大値I0maxとなる。このとき、レーザダイオードLD0の電流ILDは最小となる。一方、トランジスタQ0のベース・エミッタ間電圧VBEを最小値VBEminとした場合、トランジスタQ0のコレクタ・エミッタ間電圧VCEが最大となり、トランジスタQ0のコレクタ電流Icが最小値I0mimとなる。このとき、レーザダイオードLD0の電流ILDは最大となる。
このように、トランジスタQ0に流れる電流I0(コレクタ電流Ic)は、レーザダイオードLD0のI−V特性300に沿って変化する。そのため、ベース・エミッタ間電圧を最大値VBEmaxとしてレーザダイオードLD0の電流ILDを最小とする場合に、レーザダイオードLD0のI−V特性が急峻であるほど、トランジスタQ0の動作点が境界200の右側、すなわち降伏領域202に入り、耐圧低下によるトランジスタQ0の破壊が起こるおそれがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、トランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、レーザダイオードを高速に動作させることが可能なドライバを提供することにある。
本発明に係るドライバ(1)は、送信対象の信号(Din)を入力する入力端子(Pin)と、駆動対象のレーザダイオード(LD0)のアノード電極に接続するための出力端子(Pout)と、制御電極が入力端子に接続されたトランジスタ(Q0)と、第1電源電圧が供給される第1電源ライン(GND)とトランジスタの第1主電極との間に接続された第1抵抗(R0)と、出力端子とトランジスタの第2主電極との間に接続された第2抵抗(R1)と、前記第2抵抗と並列に接続された第1容量(C1)と、出力端子に電流を供給する電流供給部(Lc,12)とを有することを特徴とする。
上記ドライバにおいて、電流供給部は、第1電源電圧よりも大きい第2電源電圧が供給される第2電源ライン(VCC)と出力端子との間に接続されたコイル(Lc)を含んでもよい。
上記ドライバにおいて、電流供給部は、第1電源電圧よりも大きい第2電源電圧が供給される第2電源ライン(VCC)と出力端子との間に接続された定電流源(12)を含んでもよい。
上記ドライバにおいて、入力端子は、第1端子(Pin0)と第2端子(Pin1)を含み、トランジスタ(Q0)と、第1抵抗(R0)と、第2抵抗(R1)と、第1容量(C1)とを一組とする基本駆動回路(10)をN(Nは2以上の整数)個有し、N個の基本駆動回路のうち、M(MはNよりも小さい正の整数)個の基本駆動回路を構成する夫々のトランジスタの制御電極は、第1端子に接続され、N個の基本駆動回路のうち、残りの(N−M)個の基本駆動回路を構成する夫々のトランジスタの制御電極は、第2端子に接続されていてもよい。
上記ドライバにおいて、第1バイアス電圧が供給される第1バイアス端子(Va)と、第1バイアス電圧よりも低い第2バイアス電圧が供給される第2バイアス端子(Vb)と、一端が、M個の基本駆動回路を構成する夫々のトランジスタの制御電極に共通に接続され、他端が第1端子に接続された第2容量(Ca)と、第1バイアス端子と第2容量の一端との間に接続された第3抵抗(Ra0)と、第2バイアス端子と第2容量の一端との間に接続された第4抵抗(Rb0)と、一端が(N−M)個の基本駆動回路を構成する夫々のトランジスタの制御電極に共通に接続され、他端が第2端子に接続された第3容量(Cb)と、第1バイアス端子と第3容量の一端との間に接続された第5抵抗(Ra1)と、第2バイアス端子と第3容量の一端との間に接続された第6抵抗(Rb1)とを更に有してもよい。
上記ドライバにおいて、N=3Mであってもよい。
本発明によれば、トランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、レーザダイオードを高速に動作させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態で共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の一実施の形態に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示される送信フロントエンド100は、送信すべき情報を光ファイバ等から成る光通信ネットワークに対して光信号として出力する光送信器において、上記情報が重畳された電気信号を光信号に変換する機能部である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示される送信フロントエンド100は、送信すべき情報を光ファイバ等から成る光通信ネットワークに対して光信号として出力する光送信器において、上記情報が重畳された電気信号を光信号に変換する機能部である。
図1に示されるように、送信フロントエンド100は、レーザダイオードLD0と、レーザダイオードLD0を駆動するためのLDドライバ1とを備えている。なお、本実施の形態では、電源電圧VCCが供給される信号ラインを“電源ラインVCC”とし、電源電圧VCCよりも小さい電源電圧が供給される信号ラインを“グラウンドラインGND”とする。
レーザダイオード(半導体レーザ)LD0は、供給された駆動電流ILDに応じた強度の光を出力する発光素子である。レーザダイオードLD0は、直接変調半導体レーザ(DML:Directly Modulated Laser)である。レーザダイオードLD0のアノードは、出力端子Poutに接続され、レーザダイオードLD0のカソードは、グラウンドラインGNDに接続される。レーザダイオードLD0のアノードと出力端子Poutとは、例えば、ボンディングワイヤまたはフリップチップ接続によって接続されている。
なお、レーザダイオードLD0のアノードと出力端子Poutとの間に接続されるボンディングワイヤまたはフリップチップ接続による配線は、寄生インダクタンスを有している。一般にボンディングワイヤ(金ワイヤ)のインダクタ成分は約1nH/mmであり、フリップチップ接続の場合には、ボンディングワイヤに比べてインダクタ成分が小さくなる傾向がある。
LDドライバ1は、入力端子Pinに入力された入力信号Dinに基づいて、レーザダイオードLD0の駆動電流ILDを直接変調することにより、レーザダイオードLD0による光出力を変調するDMLドライバである。具体的に、LDドライバ1は、コイルLcと、入力整合部11と、基本駆動回路10とを含む。
コイルLcは、レーザダイオードLD0の駆動電流ILDを供給するための素子である。コイルLcは、例えば高周波用チョークコイルである。コイルLcの一端は、電源電圧VCCが供給される電源端子に接続され、コイルLcの他端は、出力端子Poutに接続される。コイルLcは、電源ラインVCCから基本駆動回路10とレーザダイオードLD0とに対してDCバイアスを供給するとともに、高周波動作時に高インピーダンスとなる。以下、コイルLcから出力される電流をIccと表記する。
入力整合部11は、所定の変調方式に従って変調されることにより送信すべき情報が重畳された入力信号Dinを出力する回路(例えば、図11におけるDAC)と、その入力信号Dinを入力する後述のLDドライバ10との間のインピーダンスを整合するための機能部である。
入力整合部11は、一端が入力端子Pinに接続され、他端がグラウンドラインGNDに接続される抵抗Rmを含む。例えば、50Ω系の伝送線路から入力信号Dinを入力する場合、Rm=50Ωである。
入力整合部11は、一端が入力端子Pinに接続され、他端がグラウンドラインGNDに接続される抵抗Rmを含む。例えば、50Ω系の伝送線路から入力信号Dinを入力する場合、Rm=50Ωである。
基本駆動回路10は、コイルLcとレーザダイオードLD0とを結ぶ電流経路を分岐させる分流経路を形成し、入力信号Dinに基づいて上記分流経路に流れる電流I0を制御することにより、レーザダイオードLD0の駆動電流ILDを制御するシャント型ドライバ回路を構成している。具体的に、基本駆動回路10は、トランジスタQ0、抵抗R0,R1、および容量C1を含む。
トランジスタQ0は、上記分流経路に流れる電流I0を制御するための素子であり、例えばNPN型のバイポーラトランジスタである。トランジスタQ0の制御電極としてのベース電極は入力端子Pinに接続されている。
抵抗R0は、グラウンドラインGNDとトランジスタQ0の第1主電極としてのエミッタ電極との間に接続されている。抵抗R1は、出力端子PoutとトランジスタQ0の第2主電極としてのコレクタ電極との間に接続されている。容量C1は、抵抗R1と並列に接続されている。すなわち、容量C1は、出力端子PoutとトランジスタQ0のコレクタ電極との間に接続されている。
次に、上述の回路構成を有するLDドライバ1の動作について図2、3を用いて説明する。
図2は、実施の形態1に係るLDドライバ1におけるトランジスタQ0の動作点を示す図である。
図2において、参照符号300は、従来のシャント型LDドライバ(図12参照)を用いた場合のレーザダイオードLD0に流れる電流ILDの特性を表し、参照符号300Aは、実施の形態1に係るLDドライバ1を用いた場合のレーザダイオードLD0に流れる電流ILDの特性を表している。
図2において、参照符号300は、従来のシャント型LDドライバ(図12参照)を用いた場合のレーザダイオードLD0に流れる電流ILDの特性を表し、参照符号300Aは、実施の形態1に係るLDドライバ1を用いた場合のレーザダイオードLD0に流れる電流ILDの特性を表している。
図3は、実施の形態1に係るLDドライバ1によってレーザダイオードLD0を駆動したときのタイミングチャート図である。
図2,3に示すように、バイアス電圧Vbiasを基準として上下の方向に変化する入力信号DinをLDドライバ1に入力する場合を考える。
先ず、入力端子Pinにバイアス電圧Vbiasのみが印加された状態(AC成分なし)では、コイルLcは低インピーダンス状態(短絡状態)となり、出力端子Poutの電圧は略電源電圧Vccとなる。このとき、トランジスタQ0に流れる電流をI0biasとすると、トランジスタQ0のコレクタ・エミッタ間電圧VCEは、VCEbias=VCC−(R1+R0)I0biasで表される。このとき、レーザダイオードLD0に流れる電流をILDbiasとする。
先ず、入力端子Pinにバイアス電圧Vbiasのみが印加された状態(AC成分なし)では、コイルLcは低インピーダンス状態(短絡状態)となり、出力端子Poutの電圧は略電源電圧Vccとなる。このとき、トランジスタQ0に流れる電流をI0biasとすると、トランジスタQ0のコレクタ・エミッタ間電圧VCEは、VCEbias=VCC−(R1+R0)I0biasで表される。このとき、レーザダイオードLD0に流れる電流をILDbiasとする。
次に、バイアス電圧Vbiasに重畳したデータ(AC成分)が印加された場合を考える。例えば、入力信号Dinとして、バイアス電圧Vbiasを基準としてハイレベルとなる高周波信号Vinmaxが入力された場合、トランジスタQ0が更にオンする方向に変化する。このとき、コイルLcは、高周波信号に対して高インピーダンスとなり、図3に示すように、トランジスタQ0に流れる電流IOが増加し、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、ILDbiasから減少する。一方、入力信号Dinとして、バイアス電圧Vbiasを基準としてローレベルとなる高周波信号Vinmin)が入力された場合には、トランジスタQ0がオフする方向に変化する。このとき、コイルLcは高周波信号に対して高インピーダンスとなり、図3に示すように、トランジスタQ0に流れる電流IOが減少し、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、ILDbiasから増加する。
ここで、基本駆動回路10におけるトランジスタQ0のコレクタ電極から出力端子Pout側をみたときのインピーダンスZloadは、下記式(1)で表すことができる。
上記式(1)から理解されるように、低周波動作時(ω→0)には、Zload=R1となるので、トランジスタQ1のコレクタ電位は、出力端子Poutの電圧(≒VCC)よりも(R1×I0)だけ低下する。これにより、図2に示すように、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDが最小となるとき、すなわちトランジスタQ0のコレクタ電流Icが最大(I0max)となるとき、トランジスタQ0は、二次降伏が発生する降伏領域202ではなく安定動作領域201で動作することが可能となり、トランジスタQ0の破壊を防止することが可能となる。
一方、高周波動作時(ω→∞)には、抵抗R1に並列に接続された容量C1により、インピーダンスZloadが小さくなるため、R1のみをトランジスタQ0に直列に接続する場合に比べて、高周波数領域におけるLDドライバ1の帯域の劣化を補償することができる。
以上、実施の形態1に係るLDドライバ1によれば、シャント型LDドライバのトランジスタQ0と出力端子Poutとの間に抵抗R1を直列に接続するとともに、抵抗R1と並列に容量C1を接続することにより、低周波動作時には、トランジスタQ1のコレクタ電極に印加される電圧を小さくしてトランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、高周波動作時には、インピーダンスZloadを小さくしてLDドライバ1の帯域の劣化を補償することにより、レーザダイオードを高速に動作させることが可能となる。
また、レーザダイオードLD0とLDドライバ1に電流を供給する電流供給部としてコイルLc(チョークコイル)を用いているので、カレントミラー回路等から成る定電流源を用いる場合に比べて、より低消費電力となる。
≪実施の形態2≫
図4は、実施の形態2に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示される送信フロントエンド100Aは、PAM方式に対応した光送信器の送信フロントエンドであり、PAM4信号を生成するLDドライバ1Aを有する。
図4は、実施の形態2に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示される送信フロントエンド100Aは、PAM方式に対応した光送信器の送信フロントエンドであり、PAM4信号を生成するLDドライバ1Aを有する。
LDドライバ1Aは、出力端子PoutとグラウンドノードGNDとの間に共通に接続されるN(Nは2以上の整数)個の基本駆動回路10と、2つの入力端子Pin0,Pin1と、入力端子Pin0,Pin1に夫々接続される2つの入力整合部11と、コイルLcとを含む。
N=3M(MはNよりも小さい正の整数)としたとき、N個の基本駆動回路10のうち、M個の基本駆動回路10を構成する夫々のトランジスタQ0のベース電極は、入力端子Pin0に接続されている。
一方、N個の基本駆動回路10のうち、(N−M)個、すなわち2M個の基本駆動回路10を構成する夫々のトランジスタQ0のベース電極は、入力端子Pin1に接続されている。
ドライバ1Aには、2ビットの入力信号D0,D1が入力される。具体的には、LSBとしての入力信号D0が、M個の基本駆動回路10が接続されている入力端子Pin0に入力され、MSBとしての入力信号D1が2M個の基本駆動回路10が接続された入力端子Pin1に入力される。
図5は、2ビットの入力信号D0,D1をドライバ1Aに入力したときのレーザダイオードLD0に流れる電流ILDのアイ波形の一例を示す図である。図6は、2ビットの入力信号D0,D1をドライバ1Aに入力したときの光送信器の光出力の一例を示す図である。
図5,6では、I0min=0としている。また、以下の説明では、入力信号D0,D1の信号レベルがトランジスタQ0の閾値電圧よりも高い場合を“1”、入力信号D0,D1の信号レベルがトランジスタQ0の閾値電圧よりも低い場合を“0”と表記する。
図5,6では、I0min=0としている。また、以下の説明では、入力信号D0,D1の信号レベルがトランジスタQ0の閾値電圧よりも高い場合を“1”、入力信号D0,D1の信号レベルがトランジスタQ0の閾値電圧よりも低い場合を“0”と表記する。
図5に示すように、入力信号(D1,D0)=(0,0)の場合、M個の基本駆動回路10と2M個の基本駆動回路10の夫々に流れる電流I0は、“I0=I0min=0”となり、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、“ILD=Icc”となる。
また、入力信号(D1,D0)=(0,1)の場合、M個の基本駆動回路10の夫々に流れる電流I0は“I0max”となり、2M個の基本駆動回路10の夫々に流れる電流I0は“0”となるため、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、“ILD=Icc−M×I0max”となる。
また、入力信号(D1,D0)=(1,0)の場合、M個の基本駆動回路10の夫々に流れる電流I0は“0”となり、2M個の基本駆動回路10の夫々に流れる電流I0は“I0max”となるため、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、“ILD=ICC−2M×I0max”となる。
更に、入力信号(D1,D0)=(1,1)の場合、M個の基本駆動回路10と2M個の基本駆動回路10の夫々に流れる電流I0は、“I0=I0max”となり、レーザダイオードLD0に流れる電流ILDは、“ILD=Icc−3M×I0max”となる。
以上のように、入力信号D0,D1の論理の組合せに応じてレーザダイオードLD0に流れる電流ILDが図5に示すように変化するので、図4に示す送信フロントエンド100Aを有する光送信器から、図6に示すような電流ILDのPAM4波形に対応する4値の光出力を得ることができる。
以上、実施の形態2に係るLDドライバ1Aによれば、実施の形態1に係るLDドライバ1と同様に、PAM4に対応した光送信器においてトランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、レーザダイオードを高速に動作させることが可能となる。
≪実施の形態3≫
図7は、実施の形態3に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示される送信フロントエンド100BにおけるLDドライバ1Bは、実施の形態2に係るPAM4方式のLDドライバ1Aと入力整合部の回路構成が相違し、その他の点は実施の形態2に係るLDドライバ1Aと同様である。
図7は、実施の形態3に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示される送信フロントエンド100BにおけるLDドライバ1Bは、実施の形態2に係るPAM4方式のLDドライバ1Aと入力整合部の回路構成が相違し、その他の点は実施の形態2に係るLDドライバ1Aと同様である。
具体的に、LDドライバ1Bは、抵抗Ra0,Rb0および容量Caから成る入力整合部11Aと、抵抗Ra1,Rb1および容量Cbから成る入力整合部11Bと有する。なお、本実施の形態では、バイアス電圧Vaが供給される信号ラインを“バイアスラインVa”とし、バイアス電圧Vaよりも小さいバイアス電圧Vbが供給される信号ラインを“バイアスラインVb”とする。
入力端子Pin0側の入力整合部11Aにおいて、バイアスラインVaとバイアスラインVbとの間に抵抗Ra0と抵抗Rb0が直列に接続され、M個の基本駆動回路10における各トランジスタQ0のベース電極、抵抗Ra0、および抵抗Rb0が接続されるノードnaと入力端子Pin0との間に容量Caが接続されている。
入力端子Pin1側の入力整合部11Bは、入力端子Pin0側の入力整合部11Aと同様の回路構成を有する。すなわち、バイアスラインVaとバイアスラインVbとの間に抵抗Ra1と抵抗Rb1が直列に接続され、2M個の基本駆動回路10における各トランジスタQ0のベース電極、抵抗Ra1、および抵抗Rb1が接続されるノードnbと入力端子Pin1との間に容量Cbが接続されている。
入力整合部11Aによれば、入力端子Pinから入力された入力信号Dinの直流成分を容量Caによって除去して入力信号Dinの交流成分(RF信号)のみをトランジスタQ0に印加するとともに、トランジスタQ0に任意の入力バイアス電圧を低消費電力で印加することが可能となる。以下、具体例を用いて説明する。
例えば、50Ω系の伝送線路から入力信号Dinを入力する場合、入力整合部11Aにおける抵抗Ra0と抵抗Rb0との関係は、下記式(2)によって表すことができる。
ここで、トランジスタQ0の入力バイアス電圧として1.0Vを印加するためには、例えば、Vb=0V、Ra0=56Ω、Rb0=467Ω、およびVa=1.12Vとすればよい。このとき、入力整合部11Aの消費電力は約2.4mWとなる。
これに対して、例えば、実施の形態1に示した抵抗Rm(=50Ω)のみから成る入力整合部11を用いた場合には、トランジスタQ0の入力バイアス電圧が1.0Vのとき、入力整合部11の消費電力は20mWとなり、入力整合部11Aよりも消費電力が大きくなる。
このように、入力整合部11Aを用いることにより、消費電力を抑えつつ、トランジスタQ0の入力バイアス電圧を任意に変更することが可能となる。なお、入力整合部11Bについても同様の効果が期待できる。
以上、実施の形態3に係るLDドライバ1Bによれば、実施の形態1に係るLDドライバ1と同様に、PAM4に対応した光送信器においてトランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、レーザダイオードを高速に動作させることが可能となるとともに、より低消費電力で、トランジスタQ0の入力バイアス電圧を任意に変更することが可能となる。
なお、図7に示すLDドライバの入力端子Pin0と入力端子Pin1とを結合することにより、NRZ方式のような2値の入力に対応したLDドライバを実現することができる。例えば、図8に示す送信フロントエンド100CのLDドライバ1Cのように、抵抗Ra0,Rb0から成る2組の入力整合部11Cと1つの入力端子Pinとを容量Cinを介して接続する。
これによれば、NRZ方式のような2値入力のLDドライバにおいて、トランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、レーザダイオードを高速に動作させることが可能となるとともに、低消費電力で、トランジスタQ0の入力バイアス電圧を任意に変更することが可能となる。
また、LDドライバ1Cにおいて、2つの入力整合部11Cの何れか一方をノードn0から切り離す(開放)することにより、50Ω系の伝送線路から入力信号Dinを入力する場合に、整合を取ることが容易となる。
≪実施の形態4≫
図9は、実施の形態4に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示されるPAM4方式の送信フロントエンド100DにおけるLDドライバ1Dは、コイルLcの代わりに定電流源Iccを備える点において、実施の形態2に係るLDドライバ1Aと相違し、その他の点は実施の形態2に係るLDドライバ1Aと同様である。
図9は、実施の形態4に係るLDドライバを備えた光送信器の送信フロントエンドの構成を示す図である。
同図に示されるPAM4方式の送信フロントエンド100DにおけるLDドライバ1Dは、コイルLcの代わりに定電流源Iccを備える点において、実施の形態2に係るLDドライバ1Aと相違し、その他の点は実施の形態2に係るLDドライバ1Aと同様である。
具体的には、図9に示すように、LDドライバ1Dは、電源ラインVCCと出力端子Poutとの間に接続された、出力端子Poutに向かって定電流Iccを供給する定電流源12を、コイルLcの代わりに備える。
これによれば、実施の形態1に係るLDドライバ1と同様に、PAM4に対応した光送信器においてトランジスタの二次降伏による故障を回避しつつ、レーザダイオードを高速に動作させることが可能となる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、実施の形態2等において、本発明に係るLDドライバをPAM4方式の光送信器に適用する場合を例示したが、これに限られず、例えば8値等のPAM方式に対応した光送信器のLDドライバとして適用することも可能である。この場合には、入力端子と入力端子に接続する基本駆動回路を必要な数だけ追加すればよい。
また、実施の形態2等において、N=3Mである場合を例示したが、N,Mは2以上の任意の整数であればよく、上記の例に限定されるものではない。
また、実施の形態4において、実施の形態2に係るLDドライバ1AのコイルLcを定電流源12に置き換える場合を例示したが、実施の形態1,3,または4に係るLDドライバ1B,1Cにおいても同様に、コイルLcを定電流源12に置き換えてもよい。
100,100A,100B,100C,100D…送信フロントエンド、1,1A,1B,1C,1D…LDドライバ、10…基本駆動回路、11,11A,11B,11C,11D…入力整合部、Lc…コイル,12…定電流源、Pin,Pin0,Pin1…入力端子、Pout…出力端子、LD0…レーザダイオード、R0,R1,Rm,Ra0,Ra1,Rb0,Rb1…抵抗、C1,Ca,Cb,Cin…容量、Din,D0,D1…入力信号。
Claims (6)
- 送信対象の信号を入力する入力端子と、
駆動対象のレーザダイオードのアノード電極に接続するための出力端子と、
制御電極が前記入力端子に接続されたトランジスタと、
第1電源電圧が供給される第1電源ラインと前記トランジスタの第1主電極との間に接続された第1抵抗と、
前記出力端子と前記トランジスタの第2主電極との間に接続された第2抵抗と、
前記第2抵抗と並列に接続された第1容量と、
前記出力端子に電流を供給する電流供給部と、を有する
ドライバ。 - 請求項1に記載のドライバにおいて、
前記電流供給部は、
前記第1電源電圧よりも大きい第2電源電圧が供給される第2電源ラインと前記出力端子との間に接続されたコイルを含む
ことを特徴とするドライバ。 - 請求項1に記載のドライバにおいて、
前記電流供給部は、
前記第1電源電圧よりも大きい第2電源電圧が供給される第2電源ラインと前記出力端子との間に接続された定電流源を含む
ことを特徴とするドライバ。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載のドライバにおいて、
前記入力端子は、第1端子と第2端子を含み、
前記トランジスタと、前記第1抵抗と、前記第2抵抗と、前記第1容量とを一組とする基本駆動回路をN(Nは2以上の整数)個有し、
前記N個の前記基本駆動回路のうち、M(MはNよりも小さい正の整数)個の前記基本駆動回路を構成する夫々の前記トランジスタの前記制御電極は、前記第1端子に接続され、
前記N個の前記基本駆動回路のうち、残りの(N−M)個の前記基本駆動回路を構成する夫々の前記トランジスタの前記制御電極は、前記第2端子に接続されている
ことを特徴とするドライバ。 - 請求項4に記載のドライバにおいて、
第1バイアス電圧が供給される第1バイアスラインと、
前記第1バイアス電圧よりも低い第2バイアス電圧が供給される第2バイアスラインと、
一端が、前記M個の前記基本駆動回路を構成する夫々の前記トランジスタの前記制御電極に共通に接続され、他端が前記第1端子に接続された第2容量と、
前記第1バイアスラインと前記第2容量の前記一端との間に接続された第3抵抗と、
前記第2バイアスラインと前記第2容量の前記一端との間に接続された第4抵抗と、
一端が、前記(N−M)個の前記基本駆動回路を構成する夫々の前記トランジスタの前記制御電極に共通に接続され、他端が前記第2端子に接続された第3容量と、
前記第1バイアスラインと前記第3容量の前記一端との間に接続された第5抵抗と、
前記第2バイアスラインと前記第3容量の前記一端との間に接続された第6抵抗と、を更に有する
ことを特徴とするドライバ。 - 請求項4または5に記載のドライバにおいて、
N=3M
である
ことを特徴とするドライバ。
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