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JP2017178849A - 二重まぶた形成用溶液 - Google Patents

二重まぶた形成用溶液 Download PDF

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Abstract

【課題】容易な操作性で、使用者に違和感を与えることなく、自然な仕上がりの二重まぶたを形成可能な二重まぶた形成用溶液を提供する。【解決手段】二重まぶた形成用溶液1は、ヒトのまぶた表面に塗布して二重まぶたを形成するために用いられ、ポリウレタン系原料を樹脂原料の主成分として、及び/またはポリウレタン系原料から得られるポリウレタン系樹脂を樹脂の主成分として含有するものである。詳しく言うと、ヒトのまぶた表面に塗布されて密着し乾燥後に形成される被膜が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、所定の圧力をかけて被膜同士を接触させることで接着性を発揮するものである。【選択図】図3A

Description

本発明は、新規な二重まぶた形成用溶液に係り、特に、ヒトのまぶた表面に塗布して、乾燥後に形成される被膜同士を接触させて接着することで二重まぶたを形成することが可能な二重まぶた形成用溶液に関する。
従来、ヒトのまぶた表面に塗布又は貼り付けることで、一重まぶたを二重まぶたに形成することや、奥二重まぶたをくっきりと自然な二重まぶたに形成することが可能な二重まぶた形成用化粧料が知られている。
二重まぶた形成用化粧料は、主にまぶた表面に液状の化粧料を塗布する液状タイプと、まぶた表面にテープ状の化粧料を貼り付けるテープ状タイプとに分類することができる。
液状タイプの化粧料は、さらに、まぶた表面に塗布して半乾きの状態で形成される被膜の接着性を利用して、塗布されたまぶたの皮膚同士を接着することで二重まぶたの襞を形成する接着タイプと、まぶた表面に塗布して完全に乾燥させた状態で形成される被膜の粘着性を利用して、塗布されたまぶたの皮膚同士を粘着することで二重まぶたの襞を形成する粘着タイプとに分類することができる。
また、テープ状タイプの化粧料は、まぶた表面に両面粘着テープを貼り付けて、まぶたの皮膚同士を粘着することで二重まぶたの襞を形成する両面粘着タイプと、まぶた表面に硬質な片面粘着テープを貼り付けて、まぶたを開いた際に硬質テープの外縁に沿った皮膚の折り目を形成することで二重まぶたの襞を形成する片面粘着タイプとに分類することができる。
さらに近年、新しいテープ状タイプの化粧料として、伸縮性のある繊維材料(例えば、合成樹脂)からなる伸縮性粘着タイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
当該化粧料では、まず伸縮性粘着テープの両端を両手で把持して弾性的に伸ばした状態で、まぶた表面に当該テープを押し当てて粘着させる。粘着後に把持した手を離すことで当該テープが弾性的に縮み、まぶたの皮膚に当該テープをくい込ませることができ、当該テープに沿ったくびれ部が形成される。その結果、まぶたを開いた際に当該くびれ部で自然に皮膚が折り返されて二重まぶたの襞が形成される。
また、二重まぶた化粧料形成溶液中の溶媒の気化によって、基材物質(ニトロセルロース)の皮膜が収縮することにより、被着部分に凹状のくびれ部が形成される性質を利用した液状タイプの化粧料についても同様に知られている(特許文献2参考)。
このように、様々なタイプの二重まぶた形成用化粧料が開発されているところである。
しかしながら、これら二重まぶた形成用化粧料には、それぞれ特徴的な長所がある一方で改善すべき短所を抱えていた。
具体的には、まず上記液状タイプの化粧料において接着タイプでは、半乾きの状態で(溶媒の気化する途中の段階で)皮膚同士を接着させるために、半乾きのタイミングが分かり難く、乾燥時間が短いと接着力が弱くなって仕上がりが悪くなる虞があった。また完全に乾いてしまうと接着性を失ってしまい、二重まぶたを形成できない虞があった。
粘着タイプでは、完全に乾燥した後で皮膚同士を粘着させるため、二重まぶたを形成するタイミングがわかり易いが、一方で塗布した皮膚が常に粘着力でべたついているため、二重まぶたを形成する際に用いる棒状の補助具が粘着被膜にくっついてしまうと作業性が悪くなる虞があった。また、完全に乾燥するまで時間を要するため、例えば乾燥している間にまばたきをしてしまうと、意図せず皮膚同士が粘着してしまい、仕上がりが不自然になる虞があった。さらに、塗布した皮膚のうち折りたたまれていない部分ができてしまうと、その後の化粧工程で使用されるアイシャドウ等の仕上がりも悪くなる虞があった。
上記テープ状タイプの化粧料において両面粘着タイプや片面粘着タイプでは、テープの粘着性や硬さを利用して無理に二重まぶたの襞を形成するものであるために、二重まぶたの仕上がりが不自然になったり、使用者にとってテープ貼りつけが違和感を与えたりする問題があった。また、両面粘着タイプの場合、棒状の補助具を二重まぶたにしたい部分へ押し込むことで皮膚の折り目を形成する位置を調整するが、上述したようにテープがべたついているため、当該補助具がテープに貼りつく等して仕上がりが悪くなる虞があった。
上記伸縮性粘着タイプのものでは、当該テープの両端を両手の指先で把持するとともに、それを伸ばした状態でまぶたの皮膚に押し当てて粘着させた後、当該テープの両端の余剰部分を切断するといった一連の操作が必要であるために、不慣れな使用者にとっては扱いが難しかった。
そこで、扱いをより容易にするためにニトロセルロースを用いた液状タイプの二重まぶた形成用化粧料が開発されている。しかし、まぶた表面に塗布するには生体安全性に欠ける虞があるため、更なる改善の余地が残されていた。
そこで、使用者の熟練度に影響されることなく、使用者に違和感を与えることなく、自然な仕上がりの二重まぶたを形成可能な、新規二重まぶた形成用化粧料が望まれていた。
ところで、二重まぶた形成用化粧料とは全く異なる技術分野で、ポリウレタン系原料からなるコールドシール接着剤が知られている(例えば、一般封筒用途や食品包装用途)。
しかしながら、このようなポリウレタン原料からなる接着剤を二重まぶた形成用化粧料に適用させるという発想はなく、かつ、二重まぶた形成用化粧料ならではの操作性、機能性に特化した配合や添加剤を検討しているものはなかった。
あくまで液状タイプの二重まぶた形成用化粧料に用いられる主な材料としては、主にゴムラテックスからなる接着剤や、アクリル系原料からなる接着剤もしくは粘着剤、ニトロセルロースからなる接着剤といったものにとどまっていた。
特許第3277180号公報 特許第5269105号公報
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、使用者の熟練度に影響されることなく容易な操作性で、使用者に違和感を与えることなく、自然な仕上がりの二重まぶたを形成することが可能な二重まぶた形成用溶液を提供することにある。
本発明の他の目的は、ポリウレタン系原料を用いた新規な二重まぶた形成用溶液を提供することにある。
本発明者らは、鋭意研究した結果、ポリウレタン系原料を樹脂原料の主成分として、及び/またはポリウレタン系原料から得られるポリウレタン系樹脂を樹脂の主成分として含有する液状タイプの二重まぶた形成用化粧料が、従来にはない容易な操作性で、使用者に違和感を与えることがなく、自然な仕上がりの二重まぶたを形成することが可能であることを見出して、本発明をするに至った。
また、本発明者らは、ポリウレタン系原料の配合成分や、その他の揮発性溶媒、増粘剤の原材料を調整することで、操作性を向上させて仕上がりの良い二重まぶたを形成することが可能であることを見出して、本発明をするに至った。
従って、前記課題は、本発明の二重まぶた形成用溶液によれば、まぶた表面に塗布して二重まぶたを形成するための二重まぶた形成用溶液であって、ポリウレタン系原料を樹脂原料の主成分として、及び/またはポリウレタン系原料から得られるポリウレタン系樹脂を樹脂の主成分として含有すること、により解決される。
このとき、前記まぶた表面に塗布して乾燥後に形成される被膜が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、所定の圧力をかけて前記被膜同士を接触させることで接着性を発揮すると良い。
上記のように、液状タイプの化粧料において、乾燥後に形成される当該被膜が、所定の圧力(例えば指圧力程度の適度な圧力)をかけて当該被膜同士を接触させることで接着性を発揮するため、従来のように半乾きの状態で皮膚同士を接着させるタイミングの難しさがなく、完全乾燥後の分かり易いタイミングで皮膚同士を接着させることができる。そのため、影響されることのない容易な操作性を実現することができる。
また、乾燥後に形成される当該被膜が、低粘着性又は非粘着性を有しているため、例えば二重まぶたの折り目を形成する際に用いる棒状の補助具が被膜表面にくっつくことがなく容易な操作性を実現できるとともに、補助具が二重まぶたの形成を妨害することがなく仕上がりが良好になる。すなわち、従来の液状タイプの欠点を克服した二重まぶた形成用溶液を実現できる。
また、まぶた表面にテープを貼り付けるテープ状タイプではないため、当該テープが皮膚に馴染まず不自然に見えてしまうことや、使用者に違和感を与えることがない自然な仕上がりを実現できる。
また、ポリウレタン系原料は、まぶた表面に塗布するにあたって比較的生体安全性の高い材料となっている。
このとき、前記まぶた表面に塗布して乾燥前又は乾燥中に形成される被膜前駆体が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、低接着性又は非接着性を有していると良い。
上記構成により、例えば、使用者が、まぶた表面に塗布された被膜前駆体を乾かしている間にまばたき等の仕草をしたくなったときに、従来では被膜前駆体同士が接触して接着又は粘着してしまう問題があったが、本発明では乾燥前又は乾燥中の被膜前駆体同士が接着又は粘着することがない。そのため、使用者にとって使用感の優れた二重まぶた形成用化粧料となる。
このとき、前記まぶた表面に塗布して形成される被膜又は被膜前駆体が、前記二重まぶたを形成する際に用いられる補助具に対して低粘着性又は非粘着性を発揮すると良い。
上記構成により、従来の液状タイプや粘着タイプにはない性質として、使用者が補助具を用いて二重まぶたの折り目ラインを形成するときに、当該補助具がまぶた表面に塗布された被膜又は被膜前駆体にくっついてしまうことがないため、従来と比較して格段に仕上がりが良くなる。
このとき、前記ポリウレタン系原料を20〜90重量%の濃度で含有すると良い。
また、前記ポリウレタン系原料は、ポリウレタン−1、ポリウレタン−2、ポリウレタン−4、ポリウレタン−10、ポリウレタン−14、ポリウレタン−24、ポリウレタン−25、ポリウレタン−32、ポリウレタン−34、ポリウレタン−35、ポリウレタン−46、ポリウレタン−48、及びポリウレタン−64から選択される1種類以上の原料であると良い。
また、揮発性を有する溶媒と、該溶媒中に溶解される増粘剤と、を含有し、該増粘剤がウレタン系増粘剤であると良い。
上記構成により、二重まぶた形成用溶液ならではの操作性や、機能性に特化したポリウレタン系原料の配合成分や、増粘剤の材料等を定めて理想的な二重まぶた形成用溶液を実現することができる。
本発明によれば、使用者の熟練度に影響されることなく容易な操作性で、使用者に違和感を与えることなく、自然な仕上がりの二重まぶたが形成可能な二重まぶた形成用溶液を提供することができる。
また、ポリウレタン系原料を用いた新規な二重まぶた形成用溶液を提供できる。
二重まぶた形成用溶液が収容される気密性容器、及び二重まぶたを形成する際に用いられる補助具を含む二重まぶた形成用キットを示す図である。 二重まぶたを形成する前のまぶたの状態を示す図である。 二重まぶたを形成したい部分に補助具を押し込むことで皮膚の折り目を形成した状態を示す図である。 皮膚の折り目ラインに沿わせて二重まぶた形成用溶液を塗布した状態を示す図である。 乾燥後に皮膚の折り目ラインに補助具を押し当てながら目を開いている状態を示す図である。 皮膚の折り目ラインに補助具を当ててまぶたを折りたたんでいる状態を示す図である。 二重まぶたが形成された状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図4A、Bを参照しながら説明する。
本実施形態は、ポリウレタン系原料を樹脂原料の主成分として、及び/またはポリウレタン系原料から得られるポリウレタン系樹脂を樹脂の主成分として含有し、ヒトのまぶた表面に塗布されて密着し乾燥後に形成される被膜が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、所定の圧力をかけて被膜同士を接触させることで接着性を発揮することを特徴とする二重まぶた形成用溶液の発明に関するものである。
<二重まぶた形成用溶液>
本実施形態に係る二重まぶた形成用溶液は、ヒトのまぶた表面に塗布して二重まぶたを形成するための液状タイプの接着剤であって、揮発性を有する溶媒と、溶媒中に溶解又は分散された状態で配合され、溶媒の揮発に伴ってまぶた表面に被膜を形成する水系のポリウレタン系原料と、溶液の粘度を調整するための増粘剤と、その他添加剤等から主に構成されている。
なお、二重まぶた形成用溶液は、液状又はペースト状であることが望ましいが、特に限定されることなく、ゲル状など種々のタイプに変更可能である。
また増粘剤とその他添加剤は、二重まぶた形成用溶液の成分として添加されているが、特に限定されることなく、増粘剤のみ添加されても良いし、その他添加剤のみ添加されても良いし、両方とも添加されていなくても良い。
揮発性を有する溶媒は、まぶた表面に溶液を塗布した際に揮発性を有するものであって、例えば、水、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、エーテル等が用いられ、より好ましくは、水、エタノールが用いられると良い。また、2種類以上の混合物として用いられていても良い。
なお、当該溶媒は、揮発性を有し、肌に直接適用することができるものであれば、特に限定されることなく用いられて良いが、常温又は体温において揮発性を有するものであることが望ましい。
ポリウレタン系原料は、ポリウレタン原料、ポリウレア原料又はポリウレタン−ポリウレア原料等のようなウレタン結合を有する重合体を総称するものであって、基本的には高分子量ポリオール成分、有機ポリイソシアネート成分、さらに必要に応じて鎖延長剤成分を反応させて得られるものであり、これら各成分の種類、組み合わせ等によって種々の物性を有するポリウレタン系原料の製造が可能である。
ポリウレタン系原料は、接着性、伸縮性、柔軟性、生体適合性、耐磨耗性、及び耐薬品性等に優れており、また各種加工法への適性にも優れていることから、エラストマー、接着剤、塗料および含浸剤を含む様々な用途で用いられている。
水系のポリウレタン系原料は、上記ポリウレタン系原料において公知な方法で水中に安定的に分散又は溶解させることができるものである。
ここで水系のポリウレタン系原料とは、水溶性タイプのポリウレタン系原料のほか、水性エマルジョンタイプのポリウレタン系原料を含むものに相当する。
例えば、ポリウレタン−1、ポリウレタン−2、ポリウレタン−4、ポリウレタン−6、ポリウレタン−10、ポリウレタン−14、ポリウレタン−24、ポリウレタン−25、ポリウレタン−32、ポリウレタン−34、ポリウレタン−35、ポリウレタン−46、ポリウレタン−48、及びポリウレタン−64等が用いられ、好ましくは、ポリウレタン−10、ポリウレタン−14、ポリウレタン−34、ポリウレタン−35、及びポリウレタン−48が用いられると良い。
なお、本実施形態では、生体安全性を考慮して水系の二重まぶた形成用溶液を採用しているために水系のポリウレタン系原料を採用しているが、溶媒に対して溶解又は分散させることができれば、水系に特に限定されることなく変更可能である。
本二重まぶた形成用溶液には、本発明の効果を損なわない範囲であれば、樹脂原料において主成分となるポリウレタン系原料の他に、副成分となる天然ゴムラテックスや、アクリル系高分子材料を初めとする被膜形成能を持つ高分子化合物を加えても良い。
ただし、天然ゴムラテックスは、アレルギー性が確認されており、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性があるためにアレルギー体質の者には使用しない方が良い。
また、アクリル系高分子材料を初めとする被膜形成能を持つ高分子化合物は、様々なガラス転位温度(Tg)の材料があって処方の改良がし易いものであるが、ポリウレタン系原料の様な皮膚への密着性が十分にあって、弾力的な伸縮性と柔軟性を兼ね備えた性質に欠けているために使用しない方が好ましい。
例えば、Tgの低いアクリル系高分子材料では、粘着性が強くなるために使用者にとってベタツキの不快感を与えてしまう虞がある。また、Tgの高いアクリル系高分子材料では、皮膚への十分な密着性をもたせることができず、弾力的な伸縮性も無い強固で脆い被膜になる虞がある。
増粘剤は、上記ポリウレタン系原料の特性を最大限に引き出すべく、ウレタン系増粘剤が用いられている。なお、ウレタン系増粘剤が用いられることが望ましいが、特に限定されることなく変更可能であって、例えば、セルロース系増粘剤やアクリル系増粘剤等、種々の公知な増粘剤を採用しても良い。
その他添加剤としては、一般に二重まぶた化粧料に用いられる成分として、防腐剤、シリコーン類、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、金属石鹸、pH調整剤、保湿剤、香料、可溶化剤、界面活性剤、酸化防止剤、キレート剤、又は艶消し剤等が適宜用いられると良い。
上記構成において、本二重まぶた形成用溶液を塗布して形成される被膜は、皮膚に対する密着性、伸縮性、柔軟性に優れており、まぶた表面に塗布されて良好に密着し、まぶたの伸縮動作に対する良好な適応性をそなえている。
また、当該被膜は、乾燥前又は乾燥中には、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、低接着性又は非接着性を有する性質を備えた被膜前駆体となっている。そして、完全乾燥後には、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、化学的性質が同じ又は類似する表面に対して接着性を発揮する一方で、化学的性質が異なる表面に対しては低接着性又は非接着性を有する性質を備えている。
詳しく言うと、完全乾燥後の被膜は、常温又は体温において所定の圧力(例えば指圧力程度の適度な圧力)が加わって接触することで化学的性質が同じ又は類似する表面に対して接着性を発揮する性質を備えている。
本発明では、補助具でまぶたを押し上げる際、まぶた同士が補助具によって接触する力程度で接着する事を確認している。
なお、完全乾燥した状態とは、溶媒が気化した状態を示すものであって、被膜前駆体(溶媒が気化する途中の段階)とは異なる状態である。
つまり、本二重まぶた形成用溶液では、まぶた表面に塗布された被膜の完全乾燥後に、所定の折り目ラインを境にして当該被膜同士を重ね合わせるように折り込むことで皮膚同士を接着させることができ、その結果、二重まぶたを形成することができる。
また被膜の完全乾燥後に、二重まぶたを形成する際に用いる補助具や指先が当該被膜に対して接触してもベタツキ(タック性)がないため、容易な操作で二重まぶたを仕上がり良く形成することができる。
本二重まぶた形成用溶液では、総重量に対してポリウレタン系原料の濃度を10〜90重量%、好ましくは20〜90重量%、より好ましくは60〜90重量%になるように調整すると良い。ポリウレタン系原料の濃度が、10重量%未満になると十分な効果が発揮されない場合があり、一方で90重量%を超えるとさほど大きな効果の向上はみられずコストの上昇につながる場合がある。
<二重まぶたの形成方法>
次に、二重まぶた形成用溶液を用いた二重まぶたの形成方法について、図1〜図4A、Bに基づいて詳しく説明する。
二重まぶた形成用溶液1は、図1に示すように、溶媒が常温又は体温において揮発性を有するため、不使用時には公知な気密性容器2に収容されて気密状態で保管されている。
気密性容器2のキャップ3には、当該溶液1をまぶた表面に塗布するための刷毛3aが取り付けられており、刷毛3aは当該溶液1に浸漬された状態で保管されている。
また、二重まぶたを形成する際に用いられる棒状の補助具4を加えて二重まぶた形成用キットとして用意されている。
まず、図2Aに示す一重まぶたに対して二重まぶた形成用溶液1を塗布する前に、まぶた表面に付着している脂分をコットンやティッシュペーパー等で拭き取る。なお、皮脂の多い使用者の場合には洗顔をしてから使用すると良い。そして、図2Bに示すように、補助具4のY字側部分4aを用いてまぶたを軽く押さえながら、二重まぶたの折り目ラインを所望の位置に形成する。
次に、気密性容器2からキャップ3を外し、二重まぶた形成用溶液1を染み込ませた刷毛3aを用いて、図3Aに示すように、まぶた表面において折り目ラインが上下方向の中央部分に位置するようにして楕円状に当該溶液1を塗布する。
このとき、まぶた表面に塗布した溶液1の溶媒が体温によって気化することに伴い、まぶた表面上に薄い被膜が密着した状態で形成される。
当該被膜は、乾燥前及び乾燥中の状態では、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、低接着性又は非接着性を有した被膜前駆体となっており、例えば指先や補助具が接触してもベタツキがなく、また、乾燥するまで(溶媒が気化するまで)の間にまばたき等の仕草をしても自然な仕上がりの二重まぶたを形成できる。
次に、まぶた表面の被膜が完全に乾燥した後(例えば約2〜3分後)、図3Bに示すように、補助具4のY字側部分4aを用いて折り目ラインの中央部分を軽く押さえながらそっと目を開くようにする。補助具4で折り目ラインを押さえることで二重まぶたの襞を仕上がり良く形成することができる。
このとき、当該被膜は、完全乾燥後の状態では、化学的性質が同じ又は類似する表面に対しては接着性を発揮する一方で、化学的性質が異なる表面に対しては低粘着性(低接着性)又は非粘着性(非接着性)を有する。
そのため、完全乾燥後の分かり易いタイミングで、まぶたの折り目ラインを境にして当該被膜同士を重ね合わせて折り込むことで皮膚同士を良好に接着させることができる。
また、補助具4のY字側部分4aが当該被膜に対して接触してもベタツキ(タック性)がないため、使用者にとって補助具4の操作性が格段に向上する。
次に、押さえていた補助具4のY字側部分4aをまぶたから素早く離し、図4Aに示すように、補助具4のI字側部分4bを用いて二重まぶたの折り目ラインを深く折り込むことで二重まぶたの襞を整える。すると、図4Bに示すように、自然で仕上がりの良い二重まぶたが完成する。
なお、二重まぶた形成用溶液1を用いて二重まぶたを形成するにあたって棒状の補助具4が用いられているが、必ず必要とされるものではない。
<実施例>
以下、本発明の実施例について詳しく説明する。なお、本発明は本実施例に限定されるものではない。
本実施例の二重まぶた形成用溶液を、以下の表1に示す処方によって調製した。
すなわち、水系のポリウレタン系原料を異なる重量%濃度となるように調整して、サンプル(1)〜サンプル(9)を用意した。
Figure 2017178849
ポリウレタン系原料の実施例として、一般に広く入手可能なポリウレタン−10、ポリウレタン−14、ポリウレタン−34、ポリウレタン−35、及びポリウレタン−48を用いた。
また防腐剤の実施例として、フェノキシエタノールを用いた。
<試験例1 接着性確認試験>
本実施例の二重まぶた形成用溶液を用いて、ヒトの皮膚表面に塗布して乾燥後に形成される被膜同士の接着性を確認する試験を行った。
具体的には、ヒトの親指及び人差し指の腹部表面に各サンプルを塗布して、乾燥を確認した後に互いに圧着させたときの接着性を確認する試験(指タック試験)を行った。
なお、乾燥前又は乾燥中に互いに圧着させたときには、全てのサンプルにおいて接着性を有しないことを予め確認した。
各ポリウレタン系原料において各サンプルにつき本試験を3回実施し、下記評価基準に基づいて接着性の評価をした。
本接着性確認試験の結果を表2に示す。
Figure 2017178849
※評価基準:
◎:強く接着している 〇:接着している △:僅かに接着している ×:接着しない
3回分の平均を記載
(試験例1の考察)
試験例1の結果から、本実施例の水系ポリウレタン系原料を含む二重まぶた形成用溶液では、上記全ての水系ポリウレタン系原料において、また、全ての重量%濃度(10〜90重量%濃度)において接着性を有することが分かった。
また、本二重まぶた形成用溶液では、総重量に対してポリウレタン系原料の濃度を20重量%濃度以上含有すると、全てのポリウレタン系原料において良好な接着性を有することが分かった。
さらに、総重量に対してポリウレタン系原料の濃度を60重量%濃度以上含有すると、全てのポリウレタン系原料において一層良好な接着性を有することが分かった。
このことから、水系ポリウレタン系原料を主成分に配合すると好ましいことが分かった。
このことから、水系のポリウレタン系原料を含む二重まぶた形成用溶液では、ヒトの皮膚表面に塗布されて乾燥前又は乾燥中に形成される被膜同士は接着性を有さない一方で、乾燥後に形成される被膜同士は接着性を有することが分かった。
詳しく言うと、乾燥後の被膜同士は、常温又は体温において適度な圧力(例えば指圧力程度の圧力)が加わって接触することで接着性を発揮することが分かった。
<試験例2 粘着性(ベタツキ)確認試験>
本実施例の二重まぶた形成用溶液を用いて、ヒトの皮膚表面に塗布して乾燥後に形成される被膜の粘着性(ベタツキ)を確認する試験を行った。
具体的には、ヒトの親指の腹部表面に各サンプルを塗布して、乾燥を確認した後に塗布していない指腹部と互いに圧着させたときの粘着性(ベタツキ)を確認する試験を行った。
各ポリウレタン系原料において各サンプルにつき本試験を1回実施し、下記評価基準に基づいて接着性の評価をした。
本粘着性確認試験の結果を表3に示す。
Figure 2017178849
※評価基準:
〇:粘着している △:僅かに粘着している ×:粘着しない(ほぼ粘着しない)
(試験例2の考察)
試験例2の結果から、本実施例の水系のポリウレタン系原料を含む二重まぶた形成用溶液では、上記全てのポリウレタン系原料において、また、全ての重量%濃度(10〜90重量%濃度)においてそれ自体はほぼ粘着性を有しないことが分かった。
このことから、ヒトの皮膚表面に塗布されただけでは粘着性を有さず、また、乾燥後に形成される被膜についてもほぼ粘着性を有しないことが分かった。
1 二重まぶた形成用溶液
2 気密性容器
3 キャップ
3a 刷毛
4 補助具
4a Y字側部分
4b I字側部分
従って、前記課題は、本発明の二重まぶた形成用溶液によれば、まぶた表面に塗布して二重まぶたを形成するための二重まぶた形成用溶液であって、総重量に対してポリウレタン系原料を60〜90重量%の濃度で含有すること、により解決される。
このとき、前記まぶた表面に塗布して乾燥後に形成される被膜が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、所定の圧力をかけて前記被膜同士を接触させることで接着性を発揮すると良い。
上記のように、液状タイプの化粧料において、乾燥後に形成される当該被膜が、所定の圧力(例えば指圧力程度の適度な圧力)をかけて当該被膜同士を接触させることで接着性を発揮するため、従来のように半乾きの状態で皮膚同士を接着させるタイミングの難しさがなく、完全乾燥後の分かり易いタイミングで皮膚同士を接着させることができる。そのため、影響されることのない容易な操作性を実現することができる。
また、乾燥後に形成される当該被膜が、低粘着性又は非粘着性を有しているため、例えば二重まぶたの折り目を形成する際に用いる棒状の補助具が被膜表面にくっつくことがなく容易な操作性を実現できるとともに、補助具が二重まぶたの形成を妨害することがなく仕上がりが良好になる。すなわち、従来の液状タイプの欠点を克服した二重まぶた形成用溶液を実現できる。
また、まぶた表面にテープを貼り付けるテープ状タイプではないため、当該テープが皮膚に馴染まず不自然に見えてしまうことや、使用者に違和感を与えることがない自然な仕上がりを実現できる。
また、ポリウレタン系原料は、まぶた表面に塗布するにあたって比較的生体安全性の高い材料となっている。
た、前記ポリウレタン系原料は、ポリウレタン−1、ポリウレタン−2、ポリウレタン−4、ポリウレタン−10、ポリウレタン−14、ポリウレタン−24、ポリウレタン−25、ポリウレタン−32、ポリウレタン−34、ポリウレタン−35、ポリウレタン−46、ポリウレタン−48、及びポリウレタン−64から選択される1種類以上の原料であると良い。
また、揮発性を有する溶媒と、該溶媒中に溶解される増粘剤と、を含有し、該増粘剤がウレタン系増粘剤であると良い。
上記構成により、二重まぶた形成用溶液ならではの操作性や、機能性に特化したポリウレタン系原料の配合成分や、増粘剤の材料等を定めて理想的な二重まぶた形成用溶液を実現することができる。
従って、前記課題は、本発明の二重まぶた形成用溶液によれば、まぶた表面に塗布して二重まぶたを形成するための二重まぶた形成用溶液であって、総重量に対してポリウレタン系原料を60〜90重量%の濃度で含有すること、により解決される。
このとき、ぶた表面に塗布して乾燥後に形成される被膜が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、所定の圧力をかけて前記被膜同士を接触させることで接着性を発揮すると良い。
上記のように、液状タイプの化粧料において、乾燥後に形成される当該被膜が、所定の圧力(例えば指圧力程度の適度な圧力)をかけて当該被膜同士を接触させることで接着性を発揮するため、従来のように半乾きの状態で皮膚同士を接着させるタイミングの難しさがなく、完全乾燥後の分かり易いタイミングで皮膚同士を接着させることができる。そのため、影響されることのない容易な操作性を実現することができる。
また、乾燥後に形成される当該被膜が、低粘着性又は非粘着性を有しているため、例えば二重まぶたの折り目を形成する際に用いる棒状の補助具が被膜表面にくっつくことがなく容易な操作性を実現できるとともに、補助具が二重まぶたの形成を妨害することがなく仕上がりが良好になる。すなわち、従来の液状タイプの欠点を克服した二重まぶた形成用溶液を実現できる。
また、まぶた表面にテープを貼り付けるテープ状タイプではないため、当該テープが皮膚に馴染まず不自然に見えてしまうことや、使用者に違和感を与えることがない自然な仕上がりを実現できる。
また、ポリウレタン系原料は、まぶた表面に塗布するにあたって比較的生体安全性の高い材料となっている。
このとき、ぶた表面に塗布して乾燥前又は乾燥中に形成される被膜前駆体が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、低接着性又は非接着性を有していると良い。
上記構成により、例えば、使用者が、まぶた表面に塗布された被膜前駆体を乾かしている間にまばたき等の仕草をしたくなったときに、従来では被膜前駆体同士が接触して接着又は粘着してしまう問題があったが、本発明では乾燥前又は乾燥中の被膜前駆体同士が接着又は粘着することがない。そのため、使用者にとって使用感の優れた二重まぶた形成用化粧料となる。
このとき、ぶた表面に塗布して形成される被膜又は被膜前駆体が、前記二重まぶたを形成する際に用いられる補助具に対して低粘着性又は非粘着性を発揮すると良い。
上記構成により、従来の液状タイプや粘着タイプにはない性質として、使用者が補助具を用いて二重まぶたの折り目ラインを形成するときに、当該補助具がまぶた表面に塗布された被膜又は被膜前駆体にくっついてしまうことがないため、従来と比較して格段に仕上がりが良くなる。
また、前記ポリウレタン系原料は、ポリウレタン−1、ポリウレタン−2、ポリウレタン−4、ポリウレタン−10、ポリウレタン−14、ポリウレタン−24、ポリウレタン−25、ポリウレタン−32、ポリウレタン−34、ポリウレタン−35、ポリウレタン−46、ポリウレタン−48、及びポリウレタン−64から選択される1種類以上の原料であると良い
記構成により、二重まぶた形成用溶液ならではの操作性や、機能性に特化したポリウレタン系原料の配合成分を定めて理想的な二重まぶた形成用溶液を実現することができる。

Claims (7)

  1. まぶた表面に塗布して二重まぶたを形成するための二重まぶた形成用溶液であって、
    ポリウレタン系原料を樹脂原料の主成分として、及び/または前記ポリウレタン系原料から得られるポリウレタン系樹脂を樹脂の主成分として含有することを特徴とする二重まぶた形成用溶液。
  2. 前記まぶた表面に塗布して乾燥後に形成される被膜が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、所定の圧力をかけて前記被膜同士を接触させることで接着性を発揮することを特徴とする請求項1に記載の二重まぶた形成用溶液。
  3. 前記まぶた表面に塗布して乾燥前又は乾燥中に形成される被膜前駆体が、低粘着性又は非粘着性を有し、かつ、低接着性又は非接着性を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の二重まぶた形成用溶液。
  4. 前記まぶた表面に塗布して形成される被膜又は被膜前駆体が、前記二重まぶたを形成する際に用いられる補助具に対して低粘着性又は非粘着性を発揮することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の二重まぶた形成用溶液。
  5. 前記ポリウレタン系原料を20〜90重量%の濃度で含有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の二重まぶた形成用溶液。
  6. 前記ポリウレタン系原料は、ポリウレタン−1、ポリウレタン−2、ポリウレタン−4、ポリウレタン−10、ポリウレタン−14、ポリウレタン−24、ポリウレタン−25、ポリウレタン−32、ポリウレタン−34、ポリウレタン−35、ポリウレタン−46、ポリウレタン−48、及びポリウレタン−64から選択される1種類以上の原料であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の二重まぶた形成用溶液。
  7. 揮発性を有する溶媒と、該溶媒中に溶解される増粘剤と、を含有し、
    該増粘剤がウレタン系増粘剤であることを特徴とする請求項5又は6に記載の二重まぶた形成用溶液。
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