JP2017159276A - シアン含有廃水用処理剤およびそれを用いるシアン含有廃水の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】N−クロロスルファマートおよび/またはN−ブロモスルファマートを含有する水溶液であることを特徴とするシアン含有廃水用処理剤により、上記の課題を解決する。
【選択図】なし
Description
本発明では、各種形態で廃水中に含有するすべてのシアン、特にシアン化物イオンを簡便な操作で処理することができる。
シアンは、廃水の由来にも因り、含有量の多少はあるが、難分解性シアン錯体、易分解性シアン錯体およびシアン化物イオンの3種の形態で廃水中に存在している。
例えば、(1)シアン含有廃水をアルカリ性に調整した後、塩素を注入してシアンを酸化分解するアルカリ塩素法、(2)強力なオゾンの酸化力でシアンを窒素ガスと炭酸水素塩に酸化分解するオゾン酸化法および(3)非溶解性の電極を用いてシアンを電気分解し、酸化反応を行なう電解酸化法(電解法)などの酸化分解法;(4)シアン含有廃水中に、鉄イオンの供給化合物として、例えば硫酸第一鉄を添加し、難溶性のフェリ/フェロシアン化物を生成させ、これを沈殿除去する紺青法、(5)塩化亜鉛と還元剤とを添加し、生成した不溶錯体を沈殿除去する亜鉛白法および(6)2価の銅塩と還元剤とを添加し、生成した不溶錯体を沈殿除去する還元銅塩法などの不溶錯体法;(7)シアンに対して馴養させた微生物(シアン分解菌)にシアンを分解させる生物処理法;(8)シアン含有廃水を高温に保持してシアン化合物をアンモニアと蟻酸に加水分解させ、共存する重金属類を単体または酸化物として析出させる熱加水分解法および(9)シアンの分解以外に有機汚濁物をも酸化分解させる湿式酸化法などの熱水反応などがある。
(A)シアン含有廃水に、次亜塩素酸塩および水に可溶であり、水中でマンガンイオンを形成し得るマンガン化合物を添加し、生成した水不溶性のマンガン塩を廃水から除去して、廃水中のシアンを除去するシアン含有廃水の処理方法(特許第4106415号公報:特許文献1参照)
(B)シアン化合物含有廃水に含有シアン化合物量の1.4モル以上に相当する量のホルムアルデヒドを添加して第1段の反応を行った後、次いで実質的に有効反応量の過酸化水素を含有シアン化合物量の3.0モル以上添加し、pH7.0以上で第2段の反応を行うシアン化合物含有廃水の処理方法(特開平02−35991号公報:特許文献2参照)
また、水質汚濁防止法に基づき水素イオン濃度(pH)の排水基準は、海域では5.0〜9.0、海域外では5.8〜8.6と定められている。上記の先行技術において、廃水のpHを酸性やアルカリ性に調整した場合には、下水などに排出する前に、廃水のシアン濃度だけではなく、pHも排水基準範囲内に調整する中和処理が必要になる場合もある。
そこで、本発明は、シアンを含有する廃水、特にチオシアン酸イオンやアンモニウムイオンなどの共存化合物が存在するシアン含有廃水に対して、従来よりも薬剤添加量を極力抑え、簡便な操作で安全に廃水中のシアンを除去し得るシアン含有廃水用処理剤およびそれを用いるシアン含有廃水の処理方法を提供することを課題とする。
すなわち、本発明によれば、各種形態で廃水中に含有するすべてのシアン、特にシアン化物イオンを、従来よりも薬剤添加量を極力抑え、簡便な操作で処理することができる。
よって、本発明の方法で処理した廃水をそのまま自然界に放出しても、環境に対する影響が非常に少なくできることから、本発明の方法は産業上極めて有用である。
(1)シアン含有廃水中のシアン含有量に対して、シアン含有廃水用処理剤を、N−クロロスルファマートおよびN−ブロモスルファマートの合計の有効ハロゲン濃度が0.2モル当量以上になるように存在させる、
(2)シアン含有廃水が、チオシアン酸およびその塩ならびにアンモニウムイオンから選択される1種以上の共存物質を含有する廃水である、および
(3)シアン含有廃水が、pH6〜11に調整された廃水である
のいずれか1つを満たす場合に、上記の効果をより発揮する。
本発明のシアン含有廃水用処理剤は、N−クロロスルファマートおよび/またはN−ブロモスルファマートを含有する水溶液であることを特徴とする。
本発明では、スルファミン酸と、次亜塩素酸および/または次亜臭素酸との反応生成物を好適に用いることができる。
高濃度のシアン含有廃水用処理剤を用いる場合には、使用時に適宜、工業用水などの水で希釈すればよい。また、その場で有効成分を反応生成させる場合には、反応後の濃度がその処理条件に合うように、反応前の各化合物の水溶液濃度を適宜設定すればよい。
また、本発明のシアン含有廃水用処理剤のpHは12以上であるのが好ましいが、その場で有効成分を反応生成させる場合にはこの限りではなく、スルファミン酸およびその塩の酸性を中和し得るアルカリ量であればよい。
本発明において処理対象となるシアン含有廃水としては、製鉄工場、化学工場、メッキ工場、コークス製造工場、金属表面処理工場などから排出される金属のシアン化合物、シアン化物イオン、シアン錯体、シアノ錯イオンなどを含むシアン含有廃水、放射能汚染水の処理工程において排出されるシアン含有廃水、土壌の処理装置から排出されるシアン含有廃水が挙げられる。特に、本発明のシアン含有廃水の処理方法は、コークス炉廃水のような、緩衝作用の強いシアン含有廃水、すなわちチオシアン酸およびその塩ならびにアンモニウムイオンを含有するシアン含有廃水の処理に好適である。
また、本発明のシアン含有廃水用処理剤の有効成分が、安定化ハロゲン系酸化剤として優先的にシアン化物イオンと反応して本発明の効果を発揮すると共に、ORP(酸化還元電位)の上昇や、シアン含有廃水中に多量のハロゲンが残存することによる装置内の配管母材の腐食の発生や塩の析出リスクの低減をも期待できる。
シアン含有廃水がpH6未満では、有害なシアン化水素ガスが気散する危険性がある。一方、シアン含有廃水がpH11を超えると、アルカリ薬剤のコストが嵩む課題があり、またpH9を超えると、廃水基準を超えるため、pH調整が必要となる。
処理対象のシアン含有廃水は、通常、このような中性域からアルカリ性域にあるが、この範囲外にある場合には、本発明の効果を阻害しない酸またはアルカリ、例えば硫酸または水酸化ナトリウムを処理廃水に添加してpHを調整すればよい。
本発明のシアン含有廃水の処理方法は、本発明のシアン含有廃水用処理剤を、シアン含有廃水中に存在させ、該廃水中のシアンを分解させて該廃水からシアンを除去することを特徴とする。
本発明において用いられるスルファミン酸は、水中でスルファミン酸を生成して次亜塩素酸および次亜臭素酸と反応し得る化合物を水に溶解することにより得ることができる。例えば、スルファミン酸ナトリウム、スルファミン酸カリウムなどのスルファミン酸のアルカリ金属塩;メチルスルファミン酸、メチルスルファミン酸ナトリウム、メチルスルファミン酸カリウム、メチルスルファミン酸アンモニウム、フェニルスルファミン酸、フェニルスルファミン酸ナトリウム、フェニルスルファミン酸カリウム、フェニルスルファミン酸アンモニウムなどの有機スルファミン酸またはその塩が挙げられる。特に、スルファミン酸ナトリウム、スルファミン酸カリウムは工業的に入手し易く、本発明において好適に用いられる。
本発明において用いられる次亜塩素酸および次亜臭素酸は、水中でそれぞれ次亜塩素酸および次亜臭素酸を生成してスルファミン酸と反応し得る化合物を水に溶解することにより得ることができる。例えば、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸マグネシウム、次亜臭素酸ナトリウム、次亜臭素酸カリウム、次亜臭素酸カルシウム、次亜臭素酸マグネシウムなどの次亜塩素酸および次亜臭素酸のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩が挙げられる。特に、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、次亜臭素酸ナトリウム、次亜臭素酸カリウムは工業的に入手し易く、本発明において好適に用いられる。また、食塩水や海水を電解槽で電解することによって得られる次亜塩素酸塩であってもよい。
本発明において用いられるアルカリ剤は、スルファミン酸およびその塩の酸性を中和し、かつその水溶液のpHをアルカリ性にし、かつ次亜ハロゲン酸とスルファミン酸との反応生成物であるN−クロロスルファマート水溶液またはN−ブロモスルファマート水溶液の安定性に寄与する機能を有する。アルカリ剤は、このような機能を発揮し得る化合物であれば特に限定されず、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどが挙げられる。特に、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムは工業的に入手し易く、本発明において好適に用いられる。
その有効ハロゲン濃度が0.2モル当量未満では、シアン化物イオンとの反応が十分に起こらないため、シアン除去の効果が不十分になることがある。また、シアン含有廃水用処理剤の添加量の上限は特にないが、10モル当量程度であれば、十分なシアン除去効果が得られる。
処理対象のシアン含有廃水は、(A)シアン含有廃水用処理剤で説明したとおりであり、チオシアン酸およびその塩ならびにアンモニウムイオンから選択される1種以上の共存物質を含有する廃水であるのが好ましい。
また、処理対象のシアン含有廃水は、pH6〜11であるのが好ましく、この範囲外にある場合には、酸またはアルカリで調整された廃液であるのが好ましい。
上記の各化合物の添加時、およびこれらの添加された化合物とシアンとの反応時には、シアンの除去効果の点で、混合溶液を撹拌するのが好ましい。この撹拌は、各化合物の添加毎に実施するのが好ましい。
また、撹拌時の反応を促進する意味で、混合溶液は、添加した化合物が分解されない、ある程度加温された状態であるのが好ましく、その液温は20〜60℃程度である。
さらに、撹拌時の反応に要する時間は、シアン含有廃水の量、シアンの種類およびその濃度、処理装置の形態およびその規模などにより異なるが、シアンと添加した化合物とが十分に接触するように適宜決定すればよい。通常、撹拌時間は10分以上であればよく、20〜60分とするのがより好ましい。
化合物の添加、撹拌混合、沈降分離、水不溶性塩の除去などの一連の操作には、添加剤槽、反応処理槽、シックナーおよび除濁沈殿池などの公知の装置を用いることができ、既設の装置を転用してもよい。
本発明のシアン含有廃水の処理方法では、本発明の効果を阻害しない範囲で、防錆剤、腐食防止剤、スケール分散剤、スライムコントロール剤などの公知の薬剤を併用してもよい。
また、沈降分離においては、本発明の効果を阻害しない範囲で、界面活性剤や凝集剤を添加してもよい。
ここで、本発明において「水不溶性」とは、化合物(塩)が20℃における水100gに対して1g以下の溶解度を有し、その化合物は、沈降分離や濾別により液相と分離可能であることを意味する。
本発明の方法において、処理排水をそのまま放流する場合には、全シアン濃度を排水基準値以下に低下させるのに必要な量の化合物を添加すればよいが、処理排水を他の排水で希釈して放流する場合には、希釈後の排水が上記の排水基準値以下になるように化合物を添加すればよい。
通常、工場などにおいては、処理排水を他の排水で希釈して放流する場合が多く、費用に対する効果を考慮して、各有効成分の添加量をコントロールするのが好ましい。
よって、処理後の全シアン濃度が1mg/L以下にならない場合、概ね5mg/L以下になる場合も本発明に含まれる処理であることが理解される。
上記の合成シアン含有廃水の調製には、フェロシアン化カリウム水溶液、シアン化カリウム水溶液、チオシアン酸カリウム水溶液、塩化カルシウム2水和物水溶液、塩化ナトリウム水溶液、硫酸ナトリウム水溶液、塩化アンモニウム水溶液および炭酸水素ナトリウム水溶液を用いた。
容量500mLのビーカーに、それぞれ純水を48.8g、スルファミン酸を23.8g、48%水酸化ナトリウム水溶液を47.0g、10.6%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を130.5g添加し、撹拌してN−クロロスルファマート水溶液(有効塩素濃度5.5%)を得た。
容量500mLのビーカーに、それぞれ10.6%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を172g、48%水酸化ナトリウム水溶液を35g、臭化ナトリウムを40g添加し、50℃のウォーターバスで2時間撹拌して黄色透明水溶液を得た。また、これとは別に容量200mLのビーカーに、それぞれ純水を64.0g、スルファミン酸を31.2g、48%水酸化ナトリウム水溶液を27g添加し、撹拌して透明水溶液を得た。上述の黄色透明水溶液と透明水溶液を室温下で混合してN−ブロモスルファマート水溶液(有効臭素濃度10.2%)を得た。
容量100mLのビーカーに、それぞれシアン含有廃水Aを100mL分注し、表3に示す濃度になるようにN−クロロスルファミン酸ナトリウム、N−ブロモスルファミン酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムおよび次亜臭素酸ナトリウムから選択される1種をそれぞれ添加して試験水を得た。
一部の試験水には、硫酸水溶液または水酸化ナトリウム水溶液を添加して、試験水のpHが表3に示す値になるように調整した。
次いで、得られた試験水を、撹拌装置(アズワン株式会社製、マグネチックスターラー、型式:RS−4AR、撹拌子:プレーン形、最長辺30mm)を用いて回転数250rpmで15分間撹拌した。
次いで、試験水(処理液)中の全シアン濃度(T-CN)を、全シアン検定器(株式会社共立理化学研究所製、型式:WA−CNT)を用いてピクリン酸法により測定し、各試験水におけるシアン化合物の除去効果を評価した。
この試験においては、薬剤を添加しないブランク試験(比較例4)を同時に行った。
得られた結果を、添加化合物とその添加量および試験水のpHと共に表3に示す。
・本発明のシアン含有廃水用処理剤で処理した場合には、十分なシアン除去効果を有すること(実施例1〜11)
・共存物質(SCN-、NH4 +)を含むシアン含有廃水を、本発明のシアン含有廃水用処理剤で処理した場合にも、十分なシアン除去効果を有すること(実施例8〜10)
・共存物質(SCN-、NH4 +)を含むシアン含有廃水を、次亜塩素酸ナトリウムまたは次亜臭素酸ナトリウムを含有するシアン含有廃水用処理剤で処理した場合には、十分なシアン除去の効果が得られないこと(比較例1〜3)
・共存物質(SCN-)を含むシアン含有廃水を、次亜臭素酸ナトリウムを含有するシアン含有廃水用処理剤で処理した場合には、過剰量の次亜臭素酸ナトリウムを用いても十分なシアン除去効果が得られないこと(比較例2)
容量100mLのビーカーに、それぞれシアン含有廃水Bを100mL分注し、表4に示す濃度になるようにN−クロロスルファミン酸ナトリウムおよび次亜塩素酸ナトリウムから選択される1種をそれぞれ添加して試験水を得た。
一部の試験水には、硫酸水溶液または水酸化ナトリウム水溶液を添加して、試験水のpHが表4に示す値になるように調整した。
次いで、得られた試験水を、撹拌装置(アズワン株式会社製、マグネチックスターラー、型式:RS−4AR、撹拌子:プレーン形、最長辺30mm)を用いて回転数250rpmで15分間撹拌した。
次いで、試験水(処理液)中の全シアン濃度(T-CN)をJIS K0102に準拠して測定し、各試験水におけるシアン化合物の除去効果を評価した。
この試験においては、薬剤を添加しないブランク試験(比較例6)を同時に行った。
得られた結果を、添加化合物とその添加量および試験水のpHと共に表4に示す。
・本発明のシアン含有廃水用処理剤で処理した場合には、十分なシアン除去効果を有すること(実施例12〜13)
・共存物質(SCN-、NH4 +)を含むシアン含有廃水を、次亜塩素酸ナトリウムを含有するシアン含有廃水用処理剤で処理した場合には、十分なシアン除去の効果が得られないこと(比較例5)
Claims (6)
- N−クロロスルファマートおよび/またはN−ブロモスルファマートを含有する水溶液であることを特徴とするシアン含有廃水用処理剤。
- 前記N−クロロスルファマートおよびN−ブロモスルファマートが、スルファミン酸と、次亜塩素酸および/または次亜臭素酸との反応生成物である請求項1に記載のシアン含有廃水用処理剤。
- 請求項1または2に記載のシアン含有廃水用処理剤を、シアン含有廃水中に存在させ、該廃水中のシアンを分解させて該廃水からシアンを除去することを特徴とするシアン含有廃水の処理方法。
- 前記シアン含有廃水中のシアン含有量に対して、前記シアン含有廃水用処理剤を、N−クロロスルファマートおよびN−ブロモスルファマートの合計の有効ハロゲン濃度が0.2モル当量以上になるように存在させる請求項3に記載のシアン含有廃水の処理方法。
- 前記シアン含有廃水が、チオシアン酸およびその塩ならびにアンモニウムイオンから選択される1種以上の共存物質を含有する廃水である請求項3または4に記載のシアン含有廃水の処理方法。
- 前記シアン含有廃水が、pH6〜11に調整された廃水である請求項3〜5のいずれか1つに記載のシアン含有廃水の処理方法。
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