JP2017123919A - 液体塗布具 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は液体塗布具の正面図、図2は図1の断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る液体塗布具は、薬液が収容され、上部に開口11を有する容器1と、この容器1の上部開口11を塞ぐキャップ2と、を備えている。また、容器1の上部開口11には、筒状の中栓3が取付けられている。一方、キャップ2には、下方に延びる軸部材4が取付けられており、この軸部材4の先端に刷毛保持部5が取付けられている。そして、この刷毛保持部5には、多数の毛が束ねられた刷毛6が取付けられている。図2に示すように、これら軸部材4、刷毛保持部5、及び刷毛6は、容器1の開口11にキャップ2が取付けられたときに、容器1の内部空間に収容されるようになっている。以下、各部材について説明する。
次に、容器及び中栓について、図3も参照しつつ説明する。図3は中栓の正面図(a)、断面図(b)、及び平面図(c)である。図1〜図3に示すように、容器1は、円筒状に形成されており、開口11の周囲の上端部は、それよりも下方に比べ外径が小さく形成されている。そして、この上端部の外周面には、キャップ2を取付けるための雄ネジ12が形成されている。
次に、キャップ2、軸部材4、刷毛保持部5、及び刷毛6について、図4も参照しつつ説明する。図4は、図2のA−A線断面図である。図2に示すように、キャップ2は、上端が塞がれ、下端が開口する円筒状に形成された本体部21と、この本体部21の内部において、上端の内壁面から下方に延びる円筒状の支持部22と、を備えている。また、本体部21の上端の内壁面には、支持部22を囲む環状の突出部23が形成されており、この突出部23は、中栓3の上端の内縁に嵌まるようになっている。本体部21の側面の内壁面には、雌ネジが形成されており、この雌ネジが容器1の雄ネジ12に螺合する。また、本体部21の外径は、容器1の上端部よりも下方の外径とほぼ同じであり、図1に示すように、キャップ2を容器1に取付けたときには、全体の外径がほぼ同じになるように形成されている。
次に、上記のように構成された液体塗布具の使用方法について、図5〜図7も参照しつつ説明する。但し、図6及び図7においては、容器1を省略している。図2に示すように、容器1には、キャップ2が容器1に取付けられているときに、軸部材4の上端付近に達する量の、薬液が収容されている。すなわち、軸部材4、刷毛保持部5、及び刷毛6が、薬液に浸されている。この時、蓋部材42が中栓3の小径部32の下端開口を塞ぐため、例えば、容器1が傾けられたとしても、薬液がキャップ2側に流れるのを防止することができる。但し、蓋部材42と中栓3の小径部32との間にはわずかな隙間が形成されているため、軸部材4が引き出しにくくなるのを防止することができる。このような隙間が形成されていても、薬液が粘性を有することから、隙間から薬液が漏れるのを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
上記実施形態では、軸部材4の軸本体43が板状に形成され、弾性変形可能となっているが、棒状であってもよく、また弾性変形しなくてもよい。すなわち、少なくとも、軸部材4と刷毛保持部5との連結部分に、キャップ2側を向く段部51が形成され、この段部51に薬液が保持できるように構成されていればよい。このような段部の構成は特には限定されない。上記実施形態のように、軸本体43(軸部材4)の少なくとも一部を刷毛保持部5よりも小さくし、これによって段部51を形成してもよいし、軸部材4と刷毛保持部5との連結部分に窪みを設けることで段部とすることもできる。また、段部51は平面以外の、傾斜面や曲面で構成されていてもよく、少なくとも一部がキャップ2側を向いていればよい。
上記実施形態では、刷毛保持部5の上面に段部51を形成しているが、例えば、軸部材4の下端に段部を形成するための連結部を設け、これよりも下方に刷毛保持部を設けてもよい。すなわち、上記実施形態では、本発明に係る連結部と刷毛保持部とを一体化しているが、これを分離することもできる。また、上記実施形態では、軸部材4、刷毛保持部5を一体的に形成しているが、別部材で構成することもできる。また、軸部材4とキャップ2とを一体的に形成することもできる。
上記実施形態では、容器1に薬液を収容し、これを刷毛6によって塗布する液体塗布具について説明したが、薬液のみならず、化粧品、接着剤など、種々の液体に対し、本発明を適用することができる。なお、このような液体は、上記のような粘性を有することが好ましいが、必ずしも粘性を有していなくてもよい。
上記実施形態では、刷毛6は刷毛保持部5に別部材として取り付けられていたが、刷毛6と刷毛保持部5とは一体化されていてもよい。すなわち、刷毛6は液体を塗布することができるように構成されていれば、その形態は特に限定されない。なお、刷毛6と刷毛保持部5との一体化は、プラスチックなどの材料を使用することにより容易に行うことができる。
2 キャップ
3 中栓
4 軸部材
5 刷毛保持部
6 刷毛
Claims (6)
- 開口を有し、液体が収容される容器と、
前記容器の開口に取付けられ、前記容器の内部空間に連通するように筒状に形成された中栓と、
前記開口を着脱自在に閉じるキャップと、
前記キャップに取付けられ、当該キャップが前記開口に取付けられたとき、前記容器の内部空間へ延びる軸部材と、
前記軸部材の先端に形成され、前記中栓の内径よりもわずかに小径の連結部と、
前記連結部に形成される刷毛保持部と、
前記刷毛保持部に取付けられる刷毛と、
を備え、
前記連結部と軸部材との連結部分には、少なくとも一部が前記キャップ側を向く段部が形成されている、液体塗布具。 - 前記軸部材が、弾性変形可能な偏平形状に形成されている、請求項1に記載の液体塗布具。
- 前記軸部材は、前記キャップに対して、当該軸部材の軸周りに回転可能に取付けられている、請求項1または2に記載の液体塗布具。
- 前記中栓は、前記容器の内壁面に沿って配置される本体部と、当該本体部における前記容器の内部側の端部に形成される小径部と、を備え、
前記本体部の内壁面と小径部の内壁面との径方向の距離は、前記刷毛保持部の外面と前記刷毛の軸心との距離よりも小さい、請求項1から3のいずれかに記載の液体塗布具。 - 前記軸部材に取付けられ、前記中栓の端部開口を塞ぐ蓋部材をさらに備えている、請求項1から4のいずれかに記載の液体塗布具。
- 前記液体の粘度は、20℃において、500〜500000mPa・sである、請求項1から5のいずれかに記載の液体塗布具。
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