JP2017088756A - ポリエチレン系重合体及びその製造方法、ポリエチレン系重合体組成物、並びに架橋パイプ - Google Patents
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Abstract
Description
[1]
密度が、930kg/m3以上940kg/m3以下であり、
メルトフローレートが、1.0g/10min以上6.0g/10min以下であり、
重量平均分子量に対するz平均分子量の比率が、2.5以上6.0以下であり、
溶融張力(MT190℃)が、5.0mN以上30mN未満であり、
ヘキサンで抽出される、炭素数12以上34以下の炭化水素成分の合計含有量が、300質量ppm以下であり、
クロス分別クロマトグラフィーを用いた測定における、ポリエチレン総溶出量の溶解温度曲線において、極大点温度が70℃以上80℃未満である溶出ピークと極大点温度が80℃以上90℃未満である溶出ピークとがそれぞれ少なくとも1つ存在する、ポリエチレン系重合体。
[2]
数平均分子量に対する重量平均分子量の比率が、3.5以上6.0以下である、[1]に記載のポリエチレン系重合体。
[3]
塩素含有量が、前記ポリエチレン系重合体に対して、5.0質量ppm以下である、[1]又は[2]に記載のポリエチレン系重合体。
[4]
Al、Mg、Ti、Zr、及びHfの合計含有量が、前記ポリエチレン系重合体に対して、20質量ppm以下である、[1]〜[3]のいずれかに記載のポリエチレン系重合体。
[5]
ポリエチレンにおける1000個の炭素中に含まれる二重結合量が、0.05個以下である、[1]〜[4]のいずれかに記載のポリエチレン系重合体。
[6]
前記極大点温度が70℃以上80℃未満である溶出ピークの重量平均分子量(Mw)が、50000以上200000以下である、[1]〜[5]のいずれかに記載のポリエチレン系重合体。
[7]
架橋パイプ用である、[1]〜[6]のいずれかに記載のポリエチレン系重合体。
[8]
[1]〜[7]のいずれかに記載のポリエチレン系重合体と、該ポリエチレン系重合体100質量部に対して、0.005質量部以上5.0質量部以下の有機過酸化物と、0.1質量部以上10質量部以下の有機不飽和シラン化合物とを、含む、ポリエチレン系重合体組成物。
[9]
前記ポリエチレン系重合体組成物100質量部に対して、0.001質量部以上10質量部以下のシラノール縮合触媒をさらに含む、[8]に記載のポリエチレン系重合体組成物。
[10]
架橋パイプ用である、[8]又は[9]に記載のポリエチレン系重合体組成物。
[11]
[8]〜[10]のいずれかに記載のポリエチレン系重合体組成物の架橋物からなる、架橋パイプ。
[12]
ゲル分率が、65%以上である、[11]に記載の架橋パイプ。
[13]
給水用、給湯用、暖房用のパイプに用いられる、[11]又は[12]に記載の架橋パイプ。
[14]
少なくとも担体物質、有機アルミニウム化合物、活性水素を有するボレート化合物、シクロペンタジエン化合物、及び周期律表第IV族の遷移金属化合物から得られる担持型メタロセン触媒と、液体助触媒との存在下で、少なくともエチレンを重合し、[1]〜[7]のいずれかに記載のポリエチレン系重合体を得る重合工程を有する、ポリエチレン系重合体の製造方法。
[15]
前記重合工程は、炭素数が6以上10以下の重合媒体を用いてスラリー重合法及び二段重合法により前記エチレンを重合する工程である、[14]に記載のポリエチレン系重合体の製造方法。
本実施形態のポリエチレン系重合体は、密度が930kg/m3以上940kg/m3以下であり、メルトフローレートが1.0g/10min以上6.0g/10min以下であり、重量平均分子量(Mw)に対するz平均分子量(Mz)の比率(Mz/Mw)が2.5以上6.0以下であり、溶融張力(MT190℃)が5.0mN以上30mN未満であり、ヘキサンで抽出される、炭素数12以上34以下の炭化水素成分の合計含有量が300質量ppm以下であり、クロス分別クロマトグラフィーを用いた測定における、ポリエチレン総溶出量の溶解温度曲線において、極大点温度が70℃以上80℃未満である。
本実施形態のポリエチレン系重合体の製造方法は、少なくとも担体物質、有機アルミニウム化合物、活性水素を有するボレート化合物、シクロペンタジエン化合物、及び周期律表第IV族の遷移金属化合物から得られる担持型メタロセン触媒と、液体助触媒との存在下で、少なくともエチレンを重合し、本実施形態のポリエチレン系重合体を得る重合工程を有する。
本実施形態のポリエチレン系重合体は、本実施形態のポリエチレン系重合体と、該ポリエチレン系重合体100質量部に対して、0.005質量部以上5.0質量部以下の有機過酸化物と、0.1質量部以上10質量部以下の有機不飽和シラン化合物とを、含む。
有機過酸化物は、後述の押し出し工程でラジカルに分解され、有機不飽和シラン化合物をポリエチレン系重合体にグラフトさせることができる。
有機不飽和シラン化合物の含有量は、ポリエチレン系重合体100質量部に対して、0.1質量部以上10質量部以下であり、好ましくは0.3質量部以上5.0質量部以下であり、より好ましくは0.5質量部以上4.0質量部以下である。含有量が0.1質量部以上であることで、架橋パイプのシラン架橋を十分に進行させることができる。また、含有量が10質量部以下であることで、目やにの発生や、パイプ押し出し時の負荷の上昇等に起因するパイプの押出成形性の低下を抑制することができる。
本実施形態のポリエチレン系重合体組成物は、さらにシラノール縮合触媒を含有してもよい。シラノール縮合触媒は、水又は水蒸気の存在下で、ポリエチレンにグラフトしたシラン化合物を架橋させる。
本実施形態の架橋パイプは、本実施形態のポリエチレン系重合体組成物の架橋物からなる。具体的には、ポリエチレン系重合体組成物をパイプ状に成形し、架橋反応を進行させることにより架橋パイプを得ることができる。
(1)ポリエチレン系重合体、有機過酸化物、有機不飽和シラン化合物、及びシラノール縮合触媒を押出機で溶融混合し、その後パイプを成形し、得られたパイプを温水又は水蒸気の存在下でシリル基を架橋させる方法、
(2)ポリエチレン系重合体、有機過酸化物、及び有機不飽和シラン化合物を一度押出機で溶融混合し、得られた組成物にシラノール縮合触媒を添加してパイプを成形し、該パイプを温水又は水蒸気の存在下でシリル基を架橋させる方法、
(3)ポリエチレン、有機過酸化物、及び有機不飽和シラン化合物を含む組成物を用いてパイプを成形し、シラノール縮合触媒を含む温水又は水蒸気の存在下にパイプを晒してシリル基を架橋させる方法、
が挙げられる。
ゲル分率(%)=(抽出残量(g)/10(g))×100
より具体的には、後述する実施例に記載の方法により求める。
本実施形態のポリエチレン系重合体は、低密度でありながら低分子量成分が極めて少なく、成形加工性に優れる。そのため、それからなる架橋パイプは、柔軟性、耐久性に優れ、パイプ成形時における押出機のトルク上昇や変動がなく、パイプ表面の平滑性が高いため、特に高純度な水質を求められる分野等の給水用、及び給湯用のパイプ、並びに柔軟性が求められる暖房用のパイプに好適に用いられる。
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体について、JIS K7112:1999、密度勾配管法(23℃)により、密度を測定した。
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体について、JIS K7210 コードD:1999(温度=190℃、荷重=2.16kg)により、メルトフローレートを測定した。
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体20mgにo−ジクロロベンゼン15mLを導入して、150℃で1時間撹拌することでサンプル溶液を調製し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)の測定を行った。測定結果から、市販の単分散ポリスチレンを用いて作成した検量線(一次近似)に基づいて、z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比(Mz/Mw)、及び重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)を求めた。なお、測定に用いた材料ないし条件は以下のとおりとした。
装置:Waters社製150−C ALC/GPC
検出器:RI検出器
移動相:o−ジクロロベンゼン(高速液体クロマトグラフ用)
流量:1.0mL/分
カラム:昭和電工(株)製AT−807Sを1本と東ソー(株)製TSK−gelGMH−H6を2本連結したものを用いた。
カラム温度:140℃
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体について、2.095mm径、長さ8.0mm、流入角90°のキャピラリーを備えた東洋精機(株)製キャピログラフ1Dを用い、溶融張力を測定した。60mm/minの速度でポリエチレン系重合体を190℃で押し出し、室温(約25±2℃)の環境下において、2m/minで引き取る時の張力を測定した。
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体(ペレット)10g、及び和光純薬工業(株)製PCB試験用ヘキサン40mLを、180mL容積のSUS製容器中に入れて密閉した。このSUS製容器全体を70℃の湯浴に浸し、50min-1速度で振とうしながら2時間抽出した後、20℃の水に浸し急冷した。上澄み液を、0.2μmフィルター(PTFE製)を取り付けたガラスシリンジで濾過し、サンプルとした。炭素数12と14の標準物質は、和光純薬工業(株)製特級n−ドデカンとn−テトラデカン、炭素数16から炭素数34の標準物質は、シグマアルドリッチ社製ASTM D5442 C16−C44 Qualitative Retention Time Mixを和光純薬工業(株)製PCB試験用ヘキサンに溶解して標準物質として用いた。
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体について、昇温溶離分別(TREF)による溶出温度−溶出量曲線を以下のように測定し、各温度での溶出量、及び溶出積分量を求めた。まず、充填剤を含有したカラムを140℃に昇温し、ポリエチレン系重合体をオルトジクロロベンゼンに溶かした試料溶液を導入して120分間保持した。
・装置:Polymer ChAR社製Automated 3D analyzer CFC−2
カラム:ステンレススチールマイクロボールカラム(3/8”o.d x 150mm)
溶離液:o−ジクロロベンゼン(高速液体クロマトグラフ用)
試料溶液濃度:試料(ポリエチレン)20mg/o−ジクロロベンゼン20mL
注入量:0.5mL
ポンプ流量:1.0mL/分
検出器:Polymer ChAR社製赤外分光光度計IR4
検出波数:3.42μm
試料溶解条件:140℃×120min溶解
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体約0.05gを石英製ボートに入れて、(株)三菱アナリテック製自動燃焼装置中AQF−100で燃焼させた。発生した燃焼ガスをあらかじめ酒石酸を添加した吸収液に吸収させて、日本ダイオネクス(株)製イオンクロマトグラフ分析装置ICS−1500を用い、酒石酸を内標準物質として内標準法で定量を行った。
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体約0.2gをPTFE製分解容器に秤取り、高純度硝酸を加えてマイルストーンゼネラル(株)製マイクロウェーブ分解装置ETHOS−TCにて加圧分解後、日本ミリポア(株)製超純水製造装置で精製した純水で全量を50mLとしたものを検液として使用した。上記検液に対し、サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)製誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP−MS)Xシリーズ2を使用して、内標準法でAl、Mg、Ti、Zr、及びHfの定量を行った。
実施例及び比較例で得られた各ポリエチレン系重合体の二重結合量は、「高分子ハンドブック」((公社)日本分析化学会)に記載のポリエチレンの異種結合の定量法に準拠して測定した。二重結合量(個/1000C)は、963cm-1のトランス(個/1000C)、910cm-1の末端ビニル(個/1000C)、888cm-1のビニリデン(個/1000C)の吸光度Aを測定することで求めた。計算式を下記に示す。
二重結合量=0.083A963/(ρ×t)+0.114A910/(ρ×t)+0.109A888/(ρ×t)
尚、Aは吸光度、ρは密度(g/cm3)、tは厚み(mm)を表す。
実施例及び比較例で得られた各架橋パイプのゲル分率は、JIS K 6787−1997水道用架橋ポリエチレン管 附属書7(規定)水道用架橋ポリエチレン管のゲル分率試験方法に準じて測定した。
実施例及び比較例で得られた各架橋パイプに95℃の温水中で5.5MPaの円周応力を印加し、割れ又は漏れが生じるまでの時間を測定し、95℃熱間内圧クリープ破壊時間として評価した。
架橋パイプを、直径300mmの管状の筒(マンドレル) に巻きつけ、その巻きつけ度合により、柔軟性の評価を行った。すなわち、上記巻きつけによりキンク(座屈) しなかったものを○ 、キンク(座屈) したものを×と表示した。
実施例及び比較例で得られた各架橋パイプを目視にて確認し、下記基準によりパイプ外観を評価した。
○:パイプ内表面にゲル状物等による凹凸が無く良好であって、架橋パイプの7時間連続成形加工時に目やにの発生が無い場合。
△:パイプ内表面にゲル状物等による凹凸が無く良好であって、架橋パイプの7時間連続成形加工時に目やにが少量発生した場合。
×:パイプが柔らかく蛇行した、パイプ内表面にゲル状物等による凹凸が有り不良であったこと、及び架橋パイプの7時間連続成形加工時に目やにの発生が多かったこと、のいずれかの場合。
実施例及び比較例で得られた各架橋パイプついて、(株)東京精密製表面粗さ計HANDYSURF E−35Bを用いて、ISO4287−1997準拠のJIS B 0601−2001の規格に従い、最大高さ(Ry)を測定した。測定長は4mm、カットオフ値は0.8mmで測定を行った。測定は架橋パイプ外表面の任意の5点で行い、その平均値から下記基準により表面粗さを評価した。
◎:最大高さ(Ry)が2.0μm未満であった。
○:最大高さが(Ry)2.0μm以上4.0μm未満であった。
×:最大高さが(Ry)4.0μm以上であった。
実施例及び比較例で得られた各架橋パイプについて、沸騰ノルマルヘキサン抽出量を、ソックスレー抽出器を用い、ペレット状に粉砕した架橋パイプ2gをノルマルヘキサン溶媒400mLで2時間抽出することで測定した。全樹脂に対する抽出分の質量割合(質量%)から下記基準により衛生性を評価した。
◎:抽出分が0.1質量%未満であった。
○:抽出分が0.1質量%以上0.2質量%未満であった。
×:抽出分が0.2質量%以上であった。
まず、担体[C]の前駆体として、球状シリカを用意した。次に、活性化剤化合物(E−1)として、トリエチルアルミニウム(ルイス酸性化合物)を用意した。球状シリカを窒素雰囲気下、400℃で5時間加熱処理した。加熱処理後の平均粒径が3μm、圧縮強度が6MPaであり、表面水酸基の量は1.85mmol/gであった。窒素雰囲気下、容量0.2Lガラス容器にこの加熱処理後の球状シリカ4gを添加し、ヘキサン80mLを添加して分散させることにより、シリカスラリーを得た。得られたシリカスラリーを攪拌下20℃にてトリエチルアルミニウムのヘキサン溶液(濃度1mol/L)を10mL加え、その後2時間攪拌し、トリエチルアルミニウムとシリカの表面水酸基とを反応させ、ヘキサンスラリーを得た。このヘキサンスラリーの上澄み中のアルミニウム量を定量した結果、球状シリカに対するトリエチルアルミニウムの飽和吸着量は2.1mmol/gであった。
窒素置換した容量1.8Lオートクレーブに加熱処理後の球状シリカ(40g)をヘキサン800mL中に分散させ、スラリーを得た。得られたスラリーを攪拌下20℃に保ちながら、トリエチルアルミニウムのヘキサン溶液(濃度1M)を80mL加え、その後2時間攪拌し、トリエチルアルミニウムを吸着させた担体[C]のヘキサンスラリー880mLを調製した。
遷移金属化合物(D−1)として、[(N−t−ブチルアミド)(テトラメチル−η5−シクロペンタジエニル)ジメチルシラン]チタニウム−1,3−ペンタジエン(以下、「チタニウム錯体」と略称する)を用意した。さらに、有機マグネシウム化合物(D−2)として、組成式AlMg6(C2H5)3(C4H9)12(以下、「Mg1」と略称する)を用意した。なお、このMg1は、ヘキサン中、25℃で所定量のトリエチルアルミニウムとジブチルマグネシウムとを混合することにより合成した。チタニウム錯体200mmolをアイソパー(登録商標)E(エクソンモービルケミカル製)1000mLに溶解し、Mg1のヘキサン溶液(濃度1M)を20mL加え、更にヘキサンを加えてチタニウム錯体濃度を0.1Mに調整し、遷移金属化合物[D]を得た。
活性化化合物(E−2)として、ビス(水素化タロウアルキル)メチルアンモニウム−トリス(ペンタフルオロフェニル)(4−ヒドロキシフェニル)ボレート(以下、「ボレート」と略称する。)を用意した。また、活性化化合物(E−3)として、有機アルミニウム化合物、エトキシジエチルアルミニウムを用意した。ボレート5.7gをトルエン50mLに添加して溶解し、ボレートの100mMトルエン溶液を得た。このボレートのトルエン溶液にエトキシジエチルアルミニウムのヘキサン溶液(濃度1M)5mLを25℃で加え、さらにヘキサンを加えてトルエン溶液中のボレート濃度を80mMに調節した。その後、25℃で1時間攪拌することにより活性化剤[E]を調製した。
上記操作により得られた担体[C]のスラリー880mLに、上記操作により得られた活性化剤[E]50mLを20℃で攪拌しながら添加し、10分間反応を継続した。次に、上記操作により得られた遷移金属化合物成分[D]40mLを攪拌しながら添加し、3時間反応を継続し、スラリーを得た。更に、このスラリーの上澄み液を除去して、ヘキサンを添加して撹拌する精製操作を3回実施し、塩素含有量が1質量ppm以下のメタロセン担持触媒[A](表1中、単に[A]と示す。)を調製した。
有機マグネシウム化合物[G]として、上記Mg1を用意した。化合物[J]として、メチルヒドロポリシロキサン(25℃における粘度20センチストークス、信越シリコン社製)を使用した。200mLのフラスコに、ヘキサン40mLとMg1を、MgとAlの総量として37.8mmolとなるように攪拌しながら添加し、25℃でメチルヒドロポリシロキサン2.27g(37.8mmol)を含有するヘキサン40mLを攪拌しながら添加し、その後80℃に温度を上げて3時間、攪拌下に反応させることにより、液体助触媒成分[B]を調製した。
充分に窒素置換された15Lの反応器に、トリクロロシラン(HSiCl3)を2mol/Lのn−ヘプタン溶液として2740mL仕込み、攪拌しながら50℃に保ち、組成式AlMg6(C2H5)3(n−C4H9)10.8(On−C4H9)1.2で示される有機マグネシウム成分のn−ヘプタン溶液7L(マグネシウム換算で5mol)を3時間かけて加え、さらに50℃にて1時間攪拌下反応させた。反応終了後、固体を含む反応液から上澄み液を除去し、得られた固体をn−ヘキサン7Lで4回洗浄を行い、スラリーを得た。この固体を分離・乾燥して分析した結果、固体1グラム当たり、Mg8.62mmol、Cl17.1mmol、n−ブトキシ基(On−C4H9)0.84mmolを含有していた。
一段目の重合として、攪拌装置が付いたベッセル型340L重合反応器を用い、重合温度70℃、重合圧力0.25MPa、平均滞留時間3.3時間の条件で連続重合を行った。溶媒として脱水ノルマルヘキサン40L/時間、触媒として上記の担持型メタロセン触媒[A]を50.0mg/時間、液体助触媒[B]をAl原子換算で4mmol/時間、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.25mol%、水素0.23mol%になるようにそれぞれを供給して1段目の重合を行った。尚、水素は担持型メタロセン触媒[A]と反応させた後、反応器に導入した。また、1段目の重合で得られたポリエチレン中の1−ブテン挿入量は0.22mol%であった。重合反応器内の重合スラリーは、重合反応器のレベルが一定に保たれるように圧力0.05MPa、温度70℃のフラッシュタンクに導き、未反応のエチレン、1−ブテン、水素を分離した。
重合温度75℃、重合圧力0.82MPa、平均滞留時間0.5時間の条件で連続重合を行った。溶媒として脱水ノルマルヘキサン190L/時間、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン1.28mol%、水素0.10mol%になるようにそれぞれを供給して2段目の重合を行った。重合反応器内の重合スラリーは、重合反応器のレベルが一定に保たれるように連続的に圧力0.05MPaのフラッシュドラムに抜き、未反応のエチレン、1−ブテンを分離した。尚、フラッシュタンクには5%加湿窒素を液中に1.5m3/時間ブローして、内温はジャケット冷却により35〜40℃に調整した。フラッシュドラム中におけるスラリーの滞留時間は0.8時間であった。
一段目の重合として、重合圧力0.20MPaの条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.16mol%、水素0.20mol%になるように供給し、二段目の重合として、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.94mol%、水素0.22mol%にした以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は47%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.20mol%、水素0.24mol%になるように供給し、二段目の重合として、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン1.14mol%、水素0.28mol%にした以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は45%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、重合温度75℃の条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.09mol%、水素0.22mol%になるように供給し、二段目の重合として、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン1.15mol%、水素0.34mol%にした以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は46%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、重合温度80℃、重合圧力0.96MPaの条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.42mol%、水素0.23mol%になるように供給し、二段目の重合を行わない以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は49%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。ここで、(物性4)CFC溶出量における溶出ピークは、溶出ピーク極大温度1として表される単一のピークであった。
一段目の重合として、1−ブテンを使用せず、エチレンの気相濃度に対して水素0.21mol%になるように供給し、二段目の重合として、重合圧力0.57MPaの条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン1.70mol%、水素0.11mol%にした以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は55%であった。評価結果を表1に示す。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、重合温度75℃の条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.30mol%、水素0.20mol%になるように供給し、二段目の重合として、重合圧力0.80MPaの条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン1.48mol%、水素0.09mol%にして、フラッシュタンクに加湿窒素をフィードしなかった以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は55%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.43mol%、水素0.15mol%になるように供給し、二段目の重合として、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン1.34mol%、水素0.11mol%にした以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は63%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、重合温度75℃の条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.80mol%、水素0.24mol%になるように供給し、二段目の重合として、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.64mol%、水素0.43mol%にして、フラッシュタンクに加湿窒素をフィードしなかった以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は59%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、重合温度73℃、重合圧力0.30MPaの条件で、触媒としてチーグラー触媒[A]を10mg/時間、液体助触媒成分をAl原子換算で10mmol/時間、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン0.50mol%、水素0.26mol%になるように供給し、二段目の重合として、重合温度86℃、重合圧力0.25MPaの条件で、エチレンの気相濃度に対して1−ブテン14.8mol%、水素3.52mol%にした以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。尚、遠心分離後のポリマーに対する溶媒等の含有量は52%であった。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
一段目の重合として、触媒を水素と接触させずに導入し、二段目で生成した重合スラリーを加湿窒素を液中フィードしていない圧力0.05MPa、温度50℃のフラッシュタンクに導き、平均滞留時間3.5時間の条件で、未反応のエチレン、1−ブテン、水素を分離した。続いて重合スラリーを濾過することによって、ポリエチレンパウダーと溶媒等を分離した。また造粒後、加温窒素でブローせず架橋パイプ成形に使用した以外は、実施例1と同様の操作により、ポリエチレン系重合体、及び架橋パイプを得た。各種物性及び評価の結果を表1に示す。
Claims (15)
- 密度が、930kg/m3以上940kg/m3以下であり、
メルトフローレートが、1.0g/10min以上6.0g/10min以下であり、
重量平均分子量に対するz平均分子量の比率が、2.5以上6.0以下であり、
溶融張力(MT190℃)が、5.0mN以上30mN未満であり、
ヘキサンで抽出される、炭素数12以上34以下の炭化水素成分の合計含有量が、300質量ppm以下であり、
クロス分別クロマトグラフィーを用いた測定における、ポリエチレン総溶出量の溶解温度曲線において、極大点温度が70℃以上80℃未満である溶出ピークと極大点温度が80℃以上90℃未満である溶出ピークとがそれぞれ少なくとも1つ存在する、ポリエチレン系重合体。 - 数平均分子量に対する重量平均分子量の比率が、3.5以上6.0以下である、請求項1に記載のポリエチレン系重合体。
- 塩素含有量が、前記ポリエチレン系重合体に対して、5.0質量ppm以下である、請求項1又は2に記載のポリエチレン系重合体。
- Al、Mg、Ti、Zr、及びHfの合計含有量が、前記ポリエチレン系重合体に対して、20質量ppm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリエチレン系重合体。
- ポリエチレンにおける1000個の炭素中に含まれる二重結合量が、0.05個以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリエチレン系重合体。
- 前記極大点温度が70℃以上80℃未満である溶出ピークの重量平均分子量(Mw)が、50000以上200000以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリエチレン系重合体。
- 架橋パイプ用である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のポリエチレン系重合体。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載のポリエチレン系重合体と、該ポリエチレン系重合体100質量部に対して、0.005質量部以上5.0質量部以下の有機過酸化物と、0.1質量部以上10質量部以下の有機不飽和シラン化合物とを、含む、ポリエチレン系重合体組成物。
- 前記ポリエチレン系重合体組成物100質量部に対して、0.001質量部以上10質量部以下のシラノール縮合触媒をさらに含む、請求項8に記載のポリエチレン系重合体組成物。
- 架橋パイプ用である、請求項8又は9に記載のポリエチレン系重合体組成物。
- 請求項8〜10のいずれか一項に記載のポリエチレン系重合体組成物の架橋物からなる、架橋パイプ。
- ゲル分率が、65%以上である、請求項11に記載の架橋パイプ。
- 給水用、給湯用、暖房用のパイプに用いられる、請求項11又は12に記載の架橋パイプ。
- 少なくとも担体物質、有機アルミニウム化合物、活性水素を有するボレート化合物、シクロペンタジエン化合物、及び周期律表第IV族の遷移金属化合物から得られる担持型メタロセン触媒と、液体助触媒との存在下で、少なくともエチレンを重合し、請求項1〜7のいずれか一項に記載のポリエチレン系重合体を得る重合工程を有する、ポリエチレン系重合体の製造方法。
- 前記重合工程は、炭素数が6以上10以下の重合媒体を用いてスラリー重合法及び二段重合法により前記エチレンを重合する工程である、請求項14に記載のポリエチレン系重合体の製造方法。
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