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JP2017070026A - スタータ - Google Patents

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JP2017070026A
JP2017070026A JP2015190617A JP2015190617A JP2017070026A JP 2017070026 A JP2017070026 A JP 2017070026A JP 2015190617 A JP2015190617 A JP 2015190617A JP 2015190617 A JP2015190617 A JP 2015190617A JP 2017070026 A JP2017070026 A JP 2017070026A
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JP
Japan
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armature
gear
center plate
starter
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2015190617A
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English (en)
Inventor
西舘 圭介
Keisuke Nishidate
圭介 西舘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2015190617A priority Critical patent/JP2017070026A/ja
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Abstract

【課題】
スタータのアーマチャシャフト軸受間の長さを短縮し、アーマチャクミ回転時の振動、騒音が少ないスタータを提供する。
【解決手段】
遊星歯車減速機構部2を軸方向にカバーするセンタープレート16を有し、前記センタープレート16は内径側に凹部16bを有し、モータ部1のアーマチャコイルの端部の形状が、当該端部の外径が前記センタープレート16の凹部16bの内径より小さい凸形状であり、前記センタープレート16と前記アーマチャコイルの端部とが軸方向にラップしたスタータ。
【選択図】図2

Description

本発明は、スタータ、特に内燃機関の同軸リダクションスタータの低振動、低騒音かつ小型軽量化に好適な構造に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2001−116089公報(特許文献1)がある。この公報には、遊星歯車減速機を含めたスタータの構造が記載されている。
特開2001−116089公報
上記従来技術の構造では、スタータ、アーマチャクミのアーマチャコイル先端と、遊星減速機部でプラネットギアを軸方向に規制するカバーのセンタープレートとの軸方向位置は、センタープレートの最もアーマチャクミ側となる面に対し干渉しない位置にアーマチャクミを配設する必要があるため、モータ部の回転体となるアーマチャクミのアーマチャシャフトの軸受間距離を短縮することができず、アーマチャシャフト軸受間長さが長いことにより、アーマチャシャフトの振れ、たわみが大きくなり、アーマチャシャフト軸芯とし回転体としたアーマチャクミ回転時の振動、騒音が大きいという課題があった。
そこで本発明は、スタータのアーマチャシャフト軸受間の長さを短縮しアーマチャクミ回転時の振動、騒音が少ないスタータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、遊星歯車減速機構部を軸方向にカバーするセンタープレートを有するスタータであって、前記センタープレートは内径側に凹部を有し、モータのアーマチャコイルの端部の形状が、当該端部の外径が前記センタープレートの凹部の内径より小さい凸形状であり、前記センタープレートと前記アーマチャコイルの端部とが軸方向にラップしたことを特徴とする。
本発明によれば、スタータのアーマチャシャフト軸受間の長さを短縮しアーマチャクミ回転時の振動、騒音が少ないスタータを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明によるスタータ構造、動作を示す一実施例の断面図である。 図1の本発明によるスタータモータ部と減速機部の構造を示す一実施例の断面図である。 従来のスタータのモータ部と減速機部の構造を示す断面図である。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本発明によるモータ部1と遊星歯車減速機構部2を含む一実施例のスタータ断面図である。図1においてスタータの動作を説明する。
図1において、スタータは、通電を受けてアーマチャクミ3に回転力を発生するモータ部1、軸上にピニオン4が嵌合するピニオンシャフト5、モータ部1の回転速度を減速する遊星歯車減速機構部2、遊星歯車減速機構部2からピニオンシャフト5へ回転力を伝達する一方向性クラッチ6、およびモータ部1の通電制御を行うとともに、ピニオン4の押し出し力を発生するマグネットスイッチ7により構成されている。
モータ部1は、直流電動機であり、アーマチャクミ3の他に、アーマチャクミ3の外周に配置されるマグネット8、マグネット8を内周面に固定する円筒状のヨーク9により構成されて、図示しないスタータスイッチがONされてマグネットスイッチ7に内蔵されたモータ接点(図示しない)が閉じることによりアーマチャクミ3が通電されて回転する。
ピニオンシャフト5は、モータ部1の前方側(ピニオン4側)でアーマチャシャフト3aと同一軸上に配置されて、その先端部が軸受10aを介してギアケース10に回転自在に支持されている。ピニオンシャフト5の後端中央部には、中空筒状の凹部が形成されて、その凹部内に軸受5aを介してアーマチャシャフト3aの先端を回転自在に支持している。ピニオンシャフト5の外周にはヘリカルスプライン5bが形成されて、そのヘリカルスプライン5bにはクラッチスリーブ6aのヘリカルスプライン6bが嵌合している。次にクラッチスリーブ6aはローラ6cを介してピニオン4へ係合している。ピニオン4は、エンジンのリングギア12と噛み合ってモータ部1の回転力をリングギア12に伝達するもので、ピニオンシャフト5上をヘリカルスプライン5bに沿ってクラッチスリーブ6a、は進退可能に設けられている。
次に遊星歯車減速機構部2は、アーマチャシャフト3aの先端外周部に形成されたアーマチャギア3b、このアーマチャギア3bに噛み合う複数のプラネットギア13、およびそれぞれのプラネットギア13が噛み合うインターナルギア14より構成される。プラネットギア13は、アーマチャシャフト3aと一体に回転することでアーマチャシャフト3aの回転をそれぞれのプラネットギア13に伝達する。それぞれのプラネットギア13は、ピニオンシャフト5に圧入により挿入固定されたピン15の外周に軸受13aを介して回転自在に支持され、アーマチャギア3bおよびインターナルギア14と噛み合って自転しながらアーマチャギア3bの外周を公転する。従って、それぞれのプラネットギア13がアーマチャギア3bの外周を公転すると、その公転力がピン15を通じてピニオンシャフト5に伝達されることによりクラッチスリーブ6a、ローラ6c、ピニオン4が回転する。インターナルギア14とセンタープレート16は、ギアケース10とヨーク9との間に挟持され回転不能な状態で固定されている。
次に上記構成のモータ部1と遊星歯車減速機構部2の構造の例を示す。
図2は、本発明のモータ部1と遊星歯車減速機構部2の断面図で、センタープレート16はインターナルギア14内に配置されているプラネットギア13とピニオンシャフト5、ピン15をセンタープレート16が軸方向にカバーしている構成である。またセンタープレート16はギアケース10とヨーク9、インターナルギア14との間に挟持される外径部16aに対し、プレート内径形状は、プラネットギア13の軸方向を規制するため外径部16aよりプラネットギア13の端面13bへフロント側に凹んだ形状の凹部16bとしている。センタープレート16の外径部16aから凹んだ形状の凹部16bに合わせ、アーマチャクミ3のアーマチャコイル先端部にアーマチャコイル角度θを付けセンタープレート16と干渉しない構成としている。言い換えれば、センタープレート16は内径側に凹部16bを有し、モータ部1のアーマチャコイルの端部の形状が、当該端部の外径がセンタープレート16の凹部16bの内径より小さい凸形状となり、センタープレート16の凹部16bとアーマチャコイルの端部とが軸方向にラップする(センタープレート16の凹部16b内にアーマチャコイルの端部が収容される)構成である。このときアーマチャシャフト3aはモータ部1のリヤカバー11に圧入されている軸受11aと遊星歯車減速機構部2のピニオンシャフト5に圧入されている軸受5aにより支持され、アーマチャシャフト3aの軸受間距離はL1となる。
次に従来構成のモータ部1と遊星歯車減速機構部2の構造の例を示す。
図3は、従来のモータ部1と遊星歯車減速機構部2の断面図で、センタープレート16はインターナルギア14内に配置されているプラネットギア13とピニオンシャフト5、ピン15をセンタープレート16が軸方向にカバーしている構成であり、センタープレート16の外径部16aはギアケース10とヨーク9、インターナルギア14との間に挟持されている。センタープレート16の外径部16aの面に対しアーマチャクミ3のアーマチャコイル先端部は干渉しない位置構成としている。このときのアーマチャシャフト3aの軸受間距離はL2となる。
以上説明したごとく、本発明では、遊星減速機収納部品を軸方向にカバーするセンタープレート凹み部に、アーマチャコイル端部に角度を付け凸形状とし、センタープレートとアーマチャコイル端部を軸方向にラップさせた。すなわち、アーマチャコイルに角度θを付け、アーマチャクミ3を前方に移動させ、軸方向にセンタープレート16とラップさせた分、アーマチャシャフト3aの軸受間距離をL2からL1へ短縮することができる。
以上説明したごとく、本発明によれば、モータ部と減速機部間の軸長短縮化し、アーマチャシャフト軸受間の長さを短縮することで、アーマチャシャフト回転時の振れ、たわみを低減させ、アーマチャクミの回転振動、騒音を低減させる、かつスタータの軸長を短縮化させスタータの小型軽量化を図ることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 …モータ部
2 …遊星歯車減速機構部
3 …アーマチャクミ
3a…アーマチャシャフト
3b…アーマチャギア
θ …アーマチャコイル角度
4 …ピニオン
5 …ピニオンシャフト
5a…軸受
5b…ヘリカルスプライン
6 …一方向性クラッチ
6a…クラッチスリーブ
6b…ヘリカルスプライン
6c…ローラ
7 …マグネットスイッチ
8 …マグネット
9 …ヨーク
10 …ギアケース
10a…軸受
11 …リヤカバー
11a…軸受
12 …リングギア
13 …プラネットギア
13a…軸受
13b…端面
14 …インターナルギア
15 …ピン
16 …センタープレート
16a…外径部
16b…凹部

Claims (2)

  1. 遊星歯車減速機構部を軸方向にカバーするセンタープレートを有するスタータであって、
    前記センタープレートは内径側に凹部を有し、
    モータのアーマチャコイルの端部の形状が、当該端部の外径が前記センタープレートの凹部の内径より小さい凸形状であり、
    前記センタープレートと前記アーマチャコイルの端部とが軸方向にラップしたスタータ。
  2. 請求項1に記載のスタータにおいて、
    前記遊星歯車減速機構部が、アーマチャシャフトの先端外周部に設けられたアーマチャギアと、前記アーマチャギアに噛み合う複数のプラネットギアと、前記プラネットギアが噛み合うインターナルギアと、から構成され、
    前記プラネットギアは、前記アーマチャシャフトと一体に回転することでアーマチャシャフトの回転を前記プラネットギアに伝達し、
    前記プラネットギアが、ピニオンシャフトに設けられたピンの外周に軸受を介して回転自在に支持され、前記アーマチャギアおよび前記インターナルギアと噛み合い、
    前記センタープレートが、前記インターナルギア内に配置された前記プラネットギア、前記ピニオンシャフト、及び前記ピンを軸方向にカバーし、
    前記センタープレートの凹部が、前記モータのヨークと前記インターナルギアとの間に挟持される外径部に対して前記ピニオンシャフト側に凹む形状であるスタータ。
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