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JP2017068530A - プログラム及び遠隔会議方法 - Google Patents

プログラム及び遠隔会議方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔会議に出席する各ユーザが遠隔会議用の資料画像に対して同じ位置に注目している状態で、資料画像を用いた説明を開始することができる、遠隔会議用のプログラムと遠隔会議方法を提供する。
【解決手段】ネットワークを介した遠隔会議に参加可能な第一端末装置を制御するコンピュータでは、第一送信処理と第一取得処理と第二送信処理が実行される。第一送信処理は、遠隔会議に参加している第二端末装置に対して、ネットワークに接続された第一端末装置の第一通信部から、第二端末装置との間で遠隔会議において共有される資料画像に対応する資料データを送信する処理である。第一取得処理は、資料データの送信先で資料データが取得されたことを示す完了通知を、第一通信部を介して取得する処理である。第二送信処理は、完了通知が取得された場合、第二端末装置に対して、第一通信部から、資料画像の表示を指示する表示指示を送信する処理である。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを介した遠隔会議に参加可能な端末装置を制御するコンピュータに所定の処理を実行させるプログラムと、遠隔会議方法に関する。
ネットワークを介した遠隔会議に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、データ会議システムが開示されている。データ会議システムでは、送信側端末装置と受信側端末装置がネットワークを介して接続される。データ会議システムでは、送信側端末装置の表示画面データが受信側端末装置で共有される。データ会議システムでは、送信側端末装置が、表示画面データの少なくとも一部を受信側端末装置に送信する。受信側端末装置では、表示画面データが受信され、表示画面上に描画処理され、表示画面データの受取完了信号が送信側端末装置に送信される。送信側端末装置では、受取完了信号の受信に応じて、受信側端末装置の表示画面状態情報が通知される。
特開2004−259158号公報
遠隔会議が、所定の資料画像が複数の端末装置で共有された状態で行われることがある。この場合、例えば、遠隔会議に参加している第一端末装置から、資料画像に対応する資料データが、遠隔会議に参加している第二端末装置に送信される。第二端末装置では、資料画像が表示される。資料画像の表示後、第二端末装置から第一端末装置に、第二端末装置で資料データが受信されたことを示す通知が送信され、第一端末装置で、そのことを示す情報を通知することができる。但し、第一端末装置のユーザが資料画像を用いて説明を開始する際、第二端末装置のユーザは、説明の開始前に表示された資料画像に含まれる情報を読み進めていることも想定される。この他、例えば、第二端末装置のユーザは、資料画像が表示された第二端末装置に対して、所定の操作を行うこともある。このような場合、第二端末装置のユーザは、第一端末装置のユーザが意図しない部分に注目している可能性もある。
本発明は、遠隔会議に出席する各ユーザが遠隔会議用の資料画像に対して同じ位置に注目している状態で、資料画像を用いた説明を開始することができる、遠隔会議用のプログラムと遠隔会議方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、ネットワークを介した遠隔会議に参加可能な第一端末装置を制御するコンピュータに、前記遠隔会議に参加している第二端末装置に対して、前記ネットワークに接続された前記第一端末装置の第一通信部から、前記第二端末装置との間で前記遠隔会議において共有される資料画像に対応する資料データを送信する第一送信処理と、前記資料データの送信先で前記資料データが取得されたことを示す完了通知を、前記第一通信部を介して取得する第一取得処理と、前記完了通知が取得された場合、前記第二端末装置に対して、前記第一通信部から、前記資料データに対応する資料画像の表示を指示する表示指示を送信する第二送信処理と、を実行させるプログラムである。このプログラムによれば、第二端末装置で資料画像が表示されるタイミングを、表示指示の送信後とすることができる。
本発明の他の側面は、ネットワークを介した遠隔会議に参加可能な第二端末装置を制御するコンピュータに、前記遠隔会議に参加している第一端末装置で指定された前記第一端末装置との間で前記遠隔会議において共有される資料画像に対応する資料データを、前記ネットワークに接続された前記第二端末装置の第二通信部を介して取得する第四取得処理と、前記資料データが取得された場合、前記第二通信部から、前記資料データが取得されたことを示す完了通知を送信する第三送信処理と、前記資料データの表示を指示する表示指示を、前記第二通信部を介して取得する第五取得処理と、前記表示指示が取得された場合、前記第二端末装置の表示部に前記資料データに対応する資料画像を表示する表示処理と、を実行させるプログラムである。このプログラムによれば、上記のプログラムによる第一端末装置との遠隔会議に対応可能な第二端末装置を実現することができる。第二端末装置における資料画像の表示を、表示指示の取得に応じたタイミングで開始させることができる。
本発明の更に他の側面は、ネットワークを介した遠隔会議に参加している第一端末装置と第二端末装置とを含む遠隔会議システムで実行される遠隔会議方法であって、前記ネットワークに接続された前記第一端末装置の第一通信部から、前記第二端末装置との間で前記遠隔会議において共有される資料画像に対応する資料データを送信する工程と、前記第一端末装置からの前記資料データを、前記ネットワークに接続された前記第二端末装置の第二通信部を介して取得する工程と、前記第二端末装置による前記資料データの取得が完了したかを判断する工程と、前記第二端末装置による前記資料データの取得が完了したと判断された場合、前記第二端末装置に対して、前記資料データに対応する資料画像の表示を指示する表示指示を送信する工程と、前記表示指示を、前記第二通信部を介して取得する工程と、前記表示指示が取得された場合、前記第二端末装置の表示部に前記資料データに対応する資料画像を表示する工程と、を含む遠隔会議方法である。この遠隔会議方法によれば、第二端末装置における資料画像の表示を、表示指示の取得に応じたタイミングで開始させることができる。
本発明によれば、遠隔会議に出席する各ユーザが遠隔会議用の資料画像に対して同じ位置に注目している状態で、資料画像を用いた説明を開始することができる、遠隔会議用のプログラムと遠隔会議方法を得ることができる。
遠隔会議システムの一例を示す図である。 遠隔会議画面の一例を示す図である。完了通知画面が表示されている状態を示す。 アプリケーションの操作画面の一例を示す図である。3個のアプリケーションの各操作画面が表示されている状態を示す。 受付処理のフローチャートである。 資料データベースの一例を示す図である。 資料送信処理のフローチャートである。 遠隔会議画面の一例を示す図である。資料指定画面が表示されている状態を示す。 優先資料特定処理のフローチャートである。 完了通知取得処理のフローチャートである。 タイマ処理のフローチャートである。 受信処理のフローチャートである。 遠隔会議画面の一例を示す図である。上段は、待機情報が表示されている状態を示す。下段は、資料画像が表示されている状態を示す。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を含むようにしてもよい。
<遠隔会議システム>
遠隔会議システム10の概略について、図1を参照して説明する。遠隔会議システム10は、図1に示すように、サーバ装置20と、遠隔会議に参加する複数の端末装置を含む。図1では、3台の端末装置が図示されている。端末装置の台数は、実施される遠隔会議のシチュエーションに応じて変化する。実施形態では、3台の端末装置による遠隔会議を例に説明する。図1に図示された3台の端末装置のそれぞれを、端末装置41,42,43という。端末装置41,42,43は、同一の遠隔会議に出席している3人のユーザによってそれぞれ操作される。
サーバ装置20と端末装置41,42,43は、ネットワーク90に接続されている。ネットワーク90は、例えば、インターネット又はローカルエリアネットワーク(LAN)のようなネットワークである。遠隔会議システム10では、端末装置41,42,43による遠隔会議は、サーバ装置20と端末装置41,42,43のそれぞれとの間でセッションが確立された状態で行われる。
サーバ装置20は、端末装置41,42,43の間を送受信される各種のデータ等を中継する。端末装置41,42,43の間を送受信されるデータ等としては、例えば、端末装置41,42,43のそれぞれで撮影された撮影データと、端末装置41,42,43のそれぞれで集音された音データが挙げられる。更に、サーバ装置20は、端末装置41,42,43のうちの何れか1台の端末装置から送信された資料データを、他の2台の端末装置に送信する。資料データは、遠隔会議で用いられる資料画像72(後述する図3及び図12参照)に対応する画像データである。実施形態では、資料データは、例えば、資料データの送信元となる端末装置で起動されているアプリケーションの操作画面70をキャプチャした画像データである。キャプチャの対象とされる操作画面70には、アプリケーション毎に異なる資料画像72が表示されている(図3参照)。遠隔会議システム10では、公知の遠隔会議システムと同様、端末装置41,42,43の間で資料データに対応する資料画像72が共有された状態で、遠隔会議を進行することができる。この他、サーバ装置20は、表示指示及び完了通知を中継する。表示指示及び完了通知については、後述する。
サーバ装置20を介して実行される遠隔会議は、会議IDによって識別される。即ち、端末装置41,42,43による遠隔会議は、会議IDによって、サーバ装置20を介して実行される他の遠隔会議と識別される。会議IDによって識別される遠隔会議において、端末装置41,42,43は、端末IDにより識別される。実施形態では、端末装置41,42,43の各端末IDは、次の通りとする。端末装置41の端末IDは、「USER41」とする。端末装置42の端末IDは、「USER42」とする。端末装置43の端末IDは、「USER43」とする。サーバ装置20を経由して端末装置41,42,43の間を送受信される各データには、少なくとも、会議IDと、送信対象のデータの送信元である端末装置の端末IDが含められる。サーバ装置20は、会議IDによって同一の遠隔会議に参加している端末装置を特定し、各データを送信元以外の端末装置に送信する。
端末装置41,42,43は、例えば、パーソナルコンピュータである。但し、端末装置41,42,43は、例えば、スマートフォン又はタブレット端末であってもよい。即ち、端末装置41,42,43は、ネットワーク90を介した通信機能を有する同一又は同種の端末装置である。従って、端末装置41,42,43は、同様の構成を有する。サーバ装置20は、公知の遠隔会議システムにおけるサーバ装置と同様のハードウェア構成を有する公知のサーバ装置である。そのため、サーバ装置20に関するこの他の説明は、省略する。
<端末装置>
端末装置41について、図1〜図3を参照して説明する。端末装置41は、図1に示すように、CPU47と、記憶装置48と、RAM49と、表示部50と、操作部51と、スピーカ52と、通信部53と、接続インターフェース54と、タイマ55を備える。CPU47と記憶装置48とRAM49と表示部50と操作部51とスピーカ52と通信部53と接続インターフェース54とタイマ55は、バス56に接続される。実施形態では、接続インターフェース54を「接続I/F54」と記載する。接続I/F54には、カメラ57とマイク58が接続される。上述した通り、端末装置42,43は、端末装置41と同一又は同種の端末装置である。従って、端末装置42,43は、端末装置41と同じ構成を備える。端末装置42,43に関する説明は、省略する。
CPU47は、演算処理を実行する。記憶装置48は、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体により構成される。例えば、記憶装置48は、ハードディスク及び/又はフラッシュメモリにより構成される。この他、記憶装置48は、ROMを含むものであってもよい。記憶装置48には、各種のプログラムが記憶される。例えば、OSと各種のアプリケーションが記憶装置48に記憶される。記憶装置48に記憶されるアプリケーションには、遠隔会議システム10で実行される遠隔会議用のプログラムが含まれる。遠隔会議用のプログラムには、端末装置41で実行される後述の各処理(図4、図6及び図8〜図11参照)のプログラムが含まれる。記憶装置48に記憶されるOSは、公知のOSである。OSでは、端末装置41で起動されているアプリケーションが管理され、更に、起動中のアプリケーションのうち、アクティブな状態であるアプリケーションが管理される。
各処理のプログラムは、記憶装置48に事前にインストールされていてもよい。各処理のプログラムは、遠隔会議への接続に際し、端末装置41がサーバ装置20にアクセスした場合に、サーバ装置20からネットワーク90を介して伝送信号として端末装置41に送信されてもよい。プログラムは、そのタイミングで、記憶装置48にインストールされるようにしてもよい。この場合、プログラムは、RAM49に記憶されてもよい。事前のインストールは、例えば、半導体メモリ等のコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムが、端末装置41の読取部(不図示)により読み取られることで行われる。端末装置41が、例えば、光学ドライブ(不図示)を備えている場合、事前のインストールは、光学メディアに記憶されたプログラムが、光学ドライブにより読み取られることで行われるようにしてもよい。この他、事前のインストールは、ネットワーク90を介して端末装置41に接続されるサーバ装置(サーバ装置20又は不図示のサーバ装置)のハードディスク等のコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムが、通信部53で伝送信号として受信されることで行われるようにしてもよい。何れの形態とするかは、諸事情を考慮して適宜決定される。コンピュータが読み取り可能な記憶媒体は、一時的な記憶媒体(例えば、伝送信号)を含まない、非一時的な記憶媒体であってもよい。非一時的な記憶媒体は、情報を記憶する期間に関わらず、情報を記憶可能な記憶媒体であればよい。
RAM49は、CPU47が各種のプログラムを実行する際に利用される記憶領域となる。RAM49には、例えば、処理の実行途中に、処理で利用される所定のデータが記憶される。端末装置41では、CPU47が記憶装置48に記憶されたOSと図4、図6及び図8〜図11に示す各処理のプログラムを実行する等して、端末装置41を制御する。これにより、端末装置41では、各種の処理が実行される。
表示部50は、例えば液晶ディスプレイである。表示部50には、各種の情報が表示される。表示部50には、遠隔会議画面60が表示される。遠隔会議画面60は、遠隔会議用のプログラムによる操作画面である。遠隔会議画面60は、図2に示すように、共有ボタン61と、終了ボタン62を含む。遠隔会議画面60には、完了通知画面63と、撮影画像65が表示される。図2に示す遠隔会議画面60は、端末装置41,42,43による遠隔会議の実行途中(後述する図9のS69参照)に、端末装置41の表示部50に表示される遠隔会議画面の一例である。共有ボタン61は、共有開始指示に関連付けられる。共有開始指示は、図6に示す資料送信処理を起動させる指示である。終了ボタン62は、遠隔会議の終了に関連付けられる。端末装置41のユーザは、遠隔会議を終了する場合、操作部51を操作し、終了ボタン62を押下する。この場合、遠隔会議は終了し、サーバ装置20との間で確立されたセッションは、切断される。
完了通知画面63は、表示開始ボタン64を含む。完了通知画面63に関するこの他の説明は、後述する。表示開始ボタン64は、表示指示に関連付けられる。表示指示は、例えば、資料データの送信元である端末装置41からの資料データを受信した端末装置42,43で、受信された資料データに対応する資料画像72の表示を開始させる指示である。表示指示には、資料IDが含められる。資料IDは、資料データを識別する情報である。複数の資料データは、各資料データに固有の資料IDによって識別される。端末装置42,43では、表示指示が受信された場合、表示指示に含まれる資料IDによって資料データが特定され、特定された資料データに対応する資料画像72が遠隔会議画面60に表示される(後述する図11及び図12参照)。
撮影画像65は、例えば、端末装置42,43からの映像データに対応する画像である。遠隔会議画面60では、自装置で撮影された映像データに対応する撮影画像65を表示することもできる。遠隔会議画面60では、撮影画像65の表示又は非表示を設定することができる。撮影画像65の表示又は非表示は、撮影画像65のそれぞれに対して個別に設定することができる。図2に示す遠隔会議画面60に基づけば、端末IDが「USER41」である端末装置41の撮影画像65は、非表示に設定され、端末IDが「USER42」及び「USER43」である端末装置42,43の撮影画像65は、表示に設定されている。遠隔会議画面60では、端末装置42,43の撮影画像65に対する表示の設定に従い、2個の撮影画像65が表示されている。
表示部50には、記憶装置48に記憶されたアプリケーションのうち、起動中のアプリケーションの操作画面70が表示される。例えば、端末装置41で起動されているアプリケーションが、3個のアプリケーションA,B,Cであるとする。この場合、アプリケーションA,B,Cの各操作画面70がそれぞれ表示される。複数の操作画面70は、図3に示すように、同時に表示される場合もある。図3において「アプリケーションA」の周囲に付した網点模様は、アプリケーションA,B,Cのうち、アプリケーションAがアクティブな状態であることを示す。例えば、現在入力を受け付けるよう選択されている操作画面70(例えば、フォーカスを得ている操作画面)のアプリケーションが、アクティブな状態とされる。実施形態では、端末装置41で起動中のアプリケーションを区別する場合、アプリケーションA,B,Cを例とする。アプリケーションAの操作画面70を、「操作画面70A」という。アプリケーションBの操作画面70を、「操作画面70B」という。アプリケーションCの操作画面70を、「操作画面70C」という。操作画面70A,70B,70Cを区別せず、又は総称する場合、「操作画面70」という。
操作部51は、端末装置41に対する各種の指示等の入力を受け付ける。操作部51は、キーボード及びマウスを含む。詳細は省略するが、キーボード及びマウスへの各操作に対応する操作情報を生成する処理は、公知のパーソナルコンピュータで採用されている技術であり、端末装置41でも採用される。スピーカ52は、音を出力する音出力部である。スピーカ52での出力対象は、例えば、上述した端末装置42,43からの音データに対応する音である。通信部53は、端末装置41をネットワーク90に接続し、ネットワーク90を介したデータ通信を行う。端末装置41では、通信部53を介してサーバ装置20との間で各種のデータが送受信される。通信部53は、例えば、イーサネット(登録商標)規格に適合するインターフェース回路である。通信部53によるネットワーク90への接続は、無線接続又は有線接続の何れであってもよい。
接続I/F54は、端末装置41に所定の装置を接続するインターフェースである。接続I/F54は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートを含むインターフェースである。接続I/F54は、無線通信モジュールを含むものであってもよい。無線通信モジュールとしては、Bluetooth(登録商標)に対応した通信モジュールが例示される。接続I/F54に接続されたカメラ57は、外界像を撮影する。端末装置41は、カメラを内蔵する構成であってもよい。接続I/F54に接続されたマイク58は、外界音を集音する集音部である。例えば、マイク58は、端末装置41のユーザが発した音声を集音する。
タイマ55は、時間を計測する。タイマ55は、OSが有する時計機能により構成されてもよい。端末装置41は、後述する各処理(図4、図6及び図8〜図11参照)のプログラムが記憶装置48又はRAM49に記憶される点が、公知の通信機能を有する端末装置と相違する。但し、端末装置41は、ハードウェア的には、公知の端末装置と同じである。
<端末装置で実行される処理>
端末装置41,42,43による遠隔会議が行われる場合に、端末装置41で実行される各処理について説明する。端末装置41では、操作部51を介して、サーバ装置20のURLを対象とした操作が入力される。この操作が入力された場合、CPU47は、遠隔会議用のプログラムを起動する。このプログラムの起動に伴い、端末装置41は、サーバ装置20にアクセスし、サーバ装置20との間でセッションを確立する。サーバ装置20との間でセッションを確立する場合に端末装置41で実行される手順は、公知の遠隔会議システムにおける手順と同様である。従って、これら各手順に関する説明は、省略する。
サーバ装置20との間でセッションが確立されることで、端末装置41は、会議IDによって識別される遠隔会議に参加した状態となる。即ち、端末装置41のユーザは、会議IDによって識別される遠隔会議が開催されるバーチャルな会議室に入室した状態となる。端末装置41では、サーバ装置20との間でセッションが確立されると、カメラ57で撮影された映像データとマイク58で集音された音に対応する音データが、通信部53からサーバ装置20に送信される。サーバ装置20は、端末装置42,43のうち、セッションが確立された端末装置に、端末装置41からの映像データと音データを送信する。サーバ装置20は、端末装置41に、端末装置42,43のうち、セッションが確立された端末装置からの映像データと音データを送信する。端末装置41では、サーバ装置20との間でセッションが確立されると、表示部50に遠隔会議画面60が表示される。端末装置41では、サーバ装置20を経由して送信される、セッションが確立された端末装置42,43の一方又は両方からの映像データと音データが、通信部53で受信される。表示部50に表示されている遠隔会議画面60では、受信された映像データに対応する撮影画像65が表示される。スピーカ52では、受信された音データに対応する音が出力される。なお、端末装置42,43でも、端末装置41からの映像データと音データが受信されると、映像データに対応する撮影画像65を含む遠隔会議画面60が表示され、音データに対応する音が出力される。実施形態では、これら各処理に関する説明は、省略する。
遠隔会議を終了させる場合、端末装置41では、操作部51が操作され、遠隔会議画面60に表示されている終了ボタン62が押下される。この場合、端末装置41では、サーバ装置20との間のセッションを切断する手順が、サーバ装置20との間で実行される。セッションの切断によって、端末装置41での遠隔会議は、終了する。サーバ装置20との間のセッションを切断する場合に端末装置41で実行される手順は、公知の遠隔会議システムにおける手順と同様である。従って、これら各手順に関する説明は、省略する。
端末装置42,43でも、端末装置41と同様の処理が実行される。以下では、サーバ装置20と端末装置42,43との間でも、セッションが確立されているとする。サーバ装置20は、会議IDによって識別される遠隔会議において、セッションが確立されている端末装置41,42,43の各端末IDを含む接続リストを、端末装置41,42,43に送信する。端末装置41,42,43では、接続リストが記憶され、接続リストに従い、サーバ装置20との間でセッションが確立されている他の端末装置が特定され、判断等の各種の処理が実行される。端末装置41では、接続リストは、RAM49に記憶される。端末装置42,43でも、接続リストは、RAMに記憶される。
<受付処理>
受付処理について、図4を参照して説明する。受付処理は、サーバ装置20との間でセッションが確立されたタイミングで開始される。受付処理を開始させたCPU47は、資料データベースを作成する(S11)。作成された資料データベースは、RAM49に記憶される。資料データベースでは、図5に示すように、資料IDと通信状況と完了通知取得済み端末が、関連付けて登録される。通信状況は、資料IDによって識別される資料データを対象とした処理の通信状況を示すステータスであり、「送信前」と「完了通知待ち」と「表示指示送信済み」のうちの何れか1個が登録される。通信状況「送信前」は、端末装置42,43に資料データが送信されていないことを示す。通信状況「完了通知待ち」は、端末装置42,43の両方から完了通知が取得されていないことを示す。通信状況「表示指示送信済み」は、端末装置42,43の両方に表示指示が送信済みであることを示す。完了通知取得済み端末には、通信状況が「完了通知待ち」である場合、取得済みの完了通知の送信元の端末装置の端末IDが登録される(後述する図8のS65参照)。図5に示す資料データベースでは、「No.」を設けているが、これは、説明の便宜のためのものであり、省略するようにしてもよい。
S11を実行した後、CPU47は、操作部51が操作されて所定の指示が入力されるまで待機する(S13)。所定の指示が入力された場合、CPU47は、操作部51から入力された指示を取得する。CPU47は、所定の指示が取得された場合、取得された指示が共有開始指示であるかを判断する(S15)。ユーザは、操作部51を操作し、遠隔会議画面60に表示されている共有ボタン61を押下する。CPU47は、共有ボタン61が押下された場合、共有開始指示を取得する。
取得された指示が共有開始指示である場合(S15:Yes)、CPU47は、資料送信処理を実行する(S17)。資料送信処理については、後述する。S17を実行した後、CPU47は、処理をS13に戻す。その後、CPU47は、S13以降の処理を繰り返して実行する。取得された指示が共有開始指示でない場合(S15:No)、CPU47は、取得された指示が表示指示であるかを判断する(S19)。ユーザは、操作部51を操作し、遠隔会議画面60に表示されている完了通知画面63内の表示開始ボタン64を押下する。CPU47は、表示開始ボタン64が押下された場合、表示指示を取得する。完了通知画面63は、後述する図9のS69で表示される。
取得された指示が表示指示である場合(S19:Yes)、CPU47は、表示指示を送信する(S21)。表示指示には、上述した通り、資料IDが含められる。表示指示に含められる資料IDは、表示中の完了通知画面63に対応する画像データに含まれる資料IDとされる。完了通知画面63に対応する画像データへの資料IDの設定については、後述する。CPU47は、表示指示の送信指令を通信部53に出力する。送信指令に従い、表示指示が、通信部53からサーバ装置20へと送信される。更に、表示指示は、サーバ装置20から端末装置42,43へと送信される。表示指示を送信後、CPU47は、資料データベースにアクセスし、表示指示に含まれる資料IDに関連付けられた通信状況を「表示指示送信済み」へと更新登録する(図5(E)の「No.1」のレコード参照)。
取得された指示が表示指示でない場合(S19:No)又はS21を実行した後、CPU47は、処理をS13に戻す。その後、CPU47は、S13以降の処理を繰り返して実行する。受付処理は、終了ボタン62の押下に伴い、終了指示が取得されるまで、継続される。
<資料送信処理>
図4のS17で実行される資料送信処理について、図6を参照して説明する。資料送信処理を開始させたCPU47は、資料指定画面66を表示する(S31)。CPU47は、遠隔会議画面60に資料指定画面66を表示させる出力指令を表示部50に出力する。表示部50では、出力指令に従い、遠隔会議画面60に資料指定画面66が表示される。資料指定画面66は、図7に示すように、OKボタン68と、キャンセルボタン69と、アイコン画像を含む。OKボタン68は、資料データを指定する共有指示に関連付けられる。キャンセルボタン69は、資料データの指定のキャンセル指示に関連付けられる。キャンセルボタン69が押下された場合、資料送信処理は、終了する。アイコン画像は、端末装置41で起動されている各アプリケーションに対応する画像である(図3参照)。CPU47は、端末装置41で起動中のアプリケーションの情報をOSから取得する。S31が実行されている場合、端末装置41では、遠隔会議用のプログラムも起動されている。但し、遠隔会議用のプログラムに対応するアイコン画像は、資料指定画面66から除外される。
例えば、端末装置41で起動されているアプリケーションが、3個のアプリケーションA,B,Cであるとする(図3参照)。この場合、資料指定画面66は、アプリケーションAのアイコン画像Aと、アプリケーションBのアイコン画像Bと、アプリケーションCのアイコン画像Cを含む。実施形態では、資料データを区別する場合、アプリケーションAの操作画面70Aをキャプチャした資料データを「資料データA」といい、アプリケーションBの操作画面70Bをキャプチャした資料データを「資料データB」といい、アプリケーションCの操作画面70Cをキャプチャした資料データを「資料データC」という。資料IDを区別する場合、資料データAの資料IDを「IDA」といい、資料データBの資料IDを「IDB」といい、資料データCの資料IDを「IDC」という。
ユーザは、操作部51を操作し、アイコン画像A,B,Cのうちの少なくとも1個を選択する。図7で、アイコン画像A,Bに付した網点模様は、アイコン画像A,Bが選択状態とされていることを示す。例えば、アイコン画像Aが押下され、その後、アイコン画像Bが押下された場合、資料指定画面66は、図7に示す状態となる。図7に示す状態で、OKボタン68が押下された場合、アプリケーションA,Bが共有対象として指定される。この場合、CPU47は、アプリケーションA,Bが指定された共有指示を取得する。複数のアイコン画像が押下された場合、CPU47は、押下順をRAM49に記憶する。例えば、前述した例に基づけば、CPU47は、押下順の第一位としてアプリケーションAから得られる資料データAに付与される資料ID「IDA」を記憶し、第二位としてアプリケーションBから得られる資料データBに付与される資料ID「IDB」を記憶する。実施形態では、押下順が第一位である資料IDの資料データを、「第一位の資料データ」という。
次に、CPU47は、資料データを取得する(S33)。続けて、CPU47は、資料データベースにアクセスし、取得された資料データの資料IDを登録する(S35)。共有指示に、アプリケーションA,Bが指定されていたとする。S33でCPU47は、所定の資料画像72を含む操作画面70Aをキャプチャして資料データAを取得する。資料データAには、資料ID「IDA」が含められる。CPU47は、別の資料画像72を含む操作画面70Bをキャプチャして資料データBを取得する。資料データBには、資料ID「IDB」が含められる。操作画面70のキャプチャには、公知のキャプチャ技術が採用される。遠隔会議用のプログラムは、公知のキャプチャ技術によるキャプチャ処理用のプログラムを含む。但し、キャプチャ処理用のプログラムは、遠隔会議用のプログラムとは別のプログラムであってもよい。操作画面70のキャプチャは、このプログラムを実行することで行われる。操作画面70のキャプチャに関するこの他の説明は、省略する。取得された資料データは、RAM49に記憶される。S35でCPU47は、資料データベースに、資料ID「IDA」及び「IDB」を登録する(図5(A)参照)。CPU47は、資料ID「IDA」及び「IDB」に関連付けて、通信状況「送信前」を登録する。完了通知取得済み端末は、未登録とされる。続けて、CPU47は、優先資料特定処理を実行する(S37)。優先資料特定処理については、後述する。
S37を実行した後、CPU47は、資料データを送信する(S39)。送信対象となる資料データは、優先資料特定処理で特定された1個の資料データとされる(図8のS53又はS55参照)。CPU47は、資料データの送信指令を通信部53に出力する。送信指令に従い、資料データが、通信部53からサーバ装置20へと送信される。更に、資料データは、サーバ装置20から端末装置42,43へと送信される。資料データを送信後、CPU47は、資料データベースにアクセスし、送信された資料データの資料IDに関連付けられた通信状況を「完了通知待ち」へと更新登録する(図5(B)の「No.1」のレコード参照)。続けて、CPU47は、タイマ処理を開始する(S41)。S41で開始されるタイマ処理では、S39による資料データの送信後の経過時間が、タイマ55で計測される。従って、S41で開始されるタイマ処理のプロセスは、S39で送信された資料データの資料IDに対応付けて管理される。タイマ処理については、後述する。
S41を実行した後、CPU47は、S33で取得された資料データの中に、未送信の資料データがあるかを判断する(S43)。CPU47は、未送信の資料データがある場合、S43を肯定し(S43:Yes)、処理をS45に移行する。CPU47は、未送信の資料データがない場合、S43を否定し(S43:No)、資料送信処理を終了する。例えば、S33で資料データA,B又は資料データA,B,Cが取得され、S37で資料データAが送信されていたとする。この場合、未送信の資料データとして、資料データB又は資料データB,Cが存在する。そのため、CPU47は、S43の判断を肯定する(S43:Yes)。一方、S33で資料データAが取得され、S37で資料データAが送信されていたとする。この場合、未送信の資料データは、存在しない。そのため、CPU47は、S43の判断を否定する(S43:No)。
S45でCPU47は、未送信の資料データを圧縮する。未送信の資料データが複数ある場合、複数の資料データは、まとめられた1個の圧縮ファイルとされる。資料データの圧縮には、公知の圧縮技術(例えば、ZIP又はRAR等の可逆圧縮フォーマット)が採用される。上記では説明を省略したが、記憶装置48には、公知の圧縮技術による圧縮処理及び展開処理用のプログラムが記憶されている。S45では、このプログラムが実行される。このプログラムは、OSに含まれるものであってもよい。資料データの圧縮に関するこの他の説明は、省略する。続けて、CPU47は、圧縮された資料データを送信する(S47)。CPU47は、圧縮された資料データの送信指令を通信部53に出力する。送信指令に従い、圧縮された資料データが、通信部53からサーバ装置20へと送信される。更に、圧縮された資料データは、サーバ装置20から端末装置42,43へと送信される。資料データを送信後、CPU47は、資料データベースにアクセスし、圧縮された状態で送信された資料データの資料IDに関連付けられた通信状況を「完了通知待ち」へと更新登録する(図5(E)参照)。
続けて、CPU47は、タイマ処理を開始する(S49)。S49で開始されるタイマ処理では、S47による圧縮された資料データの送信後の経過時間が、タイマ55で計測される。従って、S49で開始されるタイマ処理のプロセスは、S47で圧縮された状態で送信された資料データの資料IDに対応付けて管理される。複数の資料データが1個の圧縮ファイルにまとめられた状態で送信されていた場合、S49で開始されるタイマ処理は、S39で送信された複数の資料データの各資料IDに関連付けられて管理される。タイマ処理については、後述する。その後、CPU47は、資料送信処理を終了する。
上述した通り、資料データは、資料画像72を含む操作画面70をキャプチャした画像データである。S33において開始された各操作画面70のキャプチャは、継続して実行される。従って、CPU47は、各操作画面70をキャプチャして得られる資料データを、所定の間隔毎に繰り返して取得し、取得された各資料データの送信を繰り返す。
<優先資料特定処理>
図6のS35で実行される優先資料特定処理について、図8を参照して説明する。優先資料特定処理を開始させたCPU47は、図6のS33で取得された資料データの中に、アクティブな資料データがあるかを判断する(S51)。アクティブな資料データは、現在、端末装置41でアクティブな状態であるアプリケーションの操作画面70内の資料画像72に対応する資料データである。S51でCPU47は、アクティブな状態のアプリケーションの情報をOSから取得する。続けて、CPU47は、アクティブな資料データが、図6のS33で取得された資料データの中に含まれているかを判断する。
図6のS33で取得された資料データの中に、アクティブな資料データがある場合(S51:Yes)、CPU47は、図6のS33で取得された資料データの中からアクティブな資料データを特定する(S53)。図6のS33で取得された資料データの中に、アクティブな資料データがない場合(S51:No)、CPU47は、RAM49に記憶されている押下順に従い、図6のS33で取得された資料データの中から第一位の資料データを特定する(S55)。CPU47は、S53又はS55で特定された資料データの資料IDを、RAM49に記憶する。CPU47は、S53又はS55を実行した後、優先資料特定処理を終了する。
<完了通知受信処理>
完了通知受信処理について、図9を参照して説明する。完了通知受信処理は、上述した受付処理と同様、サーバ装置20との間でセッションが確立されたタイミングで開始される。但し、完了通知受信処理は、例えば、図6のS39が実行されたタイミングで開始するようにしてもよい。完了通知受信処理を開始させたCPU47は、通信部53で完了通知が受信されるまで待機する(S61)。完了通知は、図6のS39で送信された資料データ、又は図6のS47で送信された圧縮された資料データが送信先の端末装置で取得されたことを示す通知である。完了通知は、資料IDと、完了通知の送信元の端末装置の端末IDを含む。完了通知に含まれる資料IDは、端末装置で取得された資料データに含まれる資料IDである。通信部53で完了通知が受信された場合、CPU47は、通信部53を介して完了通知を取得する(S63)。
CPU47は、取得された完了通知に含まれる資料IDと端末IDを特定する。続けて、CPU47は、資料データベースにアクセスし、特定された端末IDを登録する(S65)。端末IDは、特定された資料IDに関連付けて完了通知取得済み端末に登録される。例えば、取得された完了通知に含まれる資料ID及び端末IDが「IDA」及び「USER42」であるとする。このとき、端末装置43からは資料ID「IDA」を含む完了通知は、取得されていないとする。この場合、資料データベースでは、資料ID「IDA」及び通信状況「完了通知待ち」に関連付けて、完了通知取得済み端末「USER42」が登録される(図5(C)の「No.1」のレコード参照)。完了通知に複数の資料IDが含まれていた場合、完了通知に含まれる1個の端末IDが、各資料IDに関連付けて完了通知取得済み端末に登録される。
次に、CPU47は、S63で取得された完了通知に含まれる資料IDの資料データに関し、遠隔会議の相手先となる全ての端末装置42,43から完了通知が取得されたかを判断する(S67)。その際、CPU47は、RAM49に記憶された接続リストから、サーバ装置20とセッションが確立されている端末装置42,43の端末ID「USER42」及び「USER43」を特定する。S65の実施後の資料データベースの登録状態が、図5(C)の「No.1」のレコードの状態であったとする。この「No.1」のレコードでは、受信済み端末として、端末ID「USER42」が登録されているが、端末ID「USER43」が未登録である。即ち、端末ID「IDA」を含む、端末装置43からの完了通知は、取得されていない。従って、CPU47は、S67の判断を否定する(S67:No)。この場合、CPU47は、処理をS61に戻す。その後、CPU47は、S61以降の処理を繰り返して実行する。S65の実施後の資料データベースの登録状態が、図5(D)の「No.1」のレコードの状態であったとする。この「No.1」のレコードでは、受信済み端末として、端末ID「USER42」及び「USER43」が登録されている。即ち、端末ID「IDA」を含む完了通知は、端末装置42,43から取得されている。従って、CPU47は、S67の判断を肯定する(S67:Yes)。この場合、CPU47は、処理をS69に移行する。
S69でCPU47は、完了通知画面63を表示する。CPU47は、遠隔会議画面60に完了通知画面63を表示させる出力指令を表示部50に出力する。表示部50では、出力指令に従い、遠隔会議画面60に完了通知画面63が表示される。例えば、S65の実施後の資料データベースの登録状態が、図5(D)の「No.1」のレコードの状態であり、その結果、S67が肯定(S67:Yes)されていたとする。この場合、CPU47は、完了通知画面63に対応する画像データを生成する。この画像データには、資料ID「IDA」と完了情報が含められる。この場合の完了情報は、資料ID「IDA」を含む端末装置42,43からの完了通知が取得されたことを示す情報である。実施形態では、完了情報は、「資料データAが全端末装置で受信されました」とされている(図2参照)。S69を実行した後、CPU47は、処理をS61に戻す。その後、CPU47は、S61以降の処理を繰り返して実行する。
<タイマ処理>
図6のS41又はS49で開始されるタイマ処理について、図10を参照して説明する。図6のS41及びS49が実行され、複数の資料データが送信されていた場合、送信された資料データの数に対応した数のタイマ処理が、並行して実行される。タイマ処理を開始させたCPU47は、タイマ55を起動する(S71)。タイマ55では、経過時間の計測が開始される。その後、CPU47は、タイマ55によって計測される時間がタイムアウトするまで待機する(S73)。タイムアウトの時間は、諸条件を考慮して適宜設定される。例えば、タイムアウトの時間は、3分に設定される。
タイマ55によって計測される時間がタイムアウトした場合、CPU47は、タイマ処理に対応付けられた資料IDを含む表示処理が未送信であるかを判断する(S75)。CPU47は、資料データベースにアクセスし、タイマ処理の資料IDに関連付けられた通信状況を特定する。CPU47は、特定された通信状況が表示指示送信済みである場合、S75の判断を否定する(S75:No)。この場合、CPU47は、タイマ処理を終了する。CPU47は、特定された通信状況が表示指示送信済みでない場合、S75の判断を肯定する(S75:Yes)。この場合、CPU47は、処理をS77に移行する。
S77でCPU47は、表示指示を送信する。表示指示には、タイマ処理の資料IDが含められる。更に、表示指示には、送信先となる端末装置の端末IDが含められる。送信先となる端末装置は、資料データベースでタイマ処理の資料IDに関連付けて完了通知済み端末に登録された端末IDの端末装置とされる。図5(C)の「No.1」のレコードに基づけば、端末ID「USER42」の端末装置42が、表示指示の送信先とされる。サーバ装置20は、表示指示に送信先として含まれる端末IDの端末装置を、表示指示の転送先として決定することができる。S73を実行した後、CPU47は、タイマ処理を終了する。並行して実行されているタイマ処理が他にある場合、他のタイマ処理は、継続される。
<受信処理>
受信処理について、図11を参照して説明する。受信処理は、資料データの送信先となる端末装置で実行される。上記では、端末装置41を資料データの送信元の端末装置とし、端末装置42,43を資料データの送信先の端末装置とした。但し、端末装置41,42,43による遠隔会議では、端末装置42,43のうちの何れかの端末装置が、資料データの送信元の端末装置となり、上述した図4、図6及び図8〜図10に示す各処理が、端末装置42,43の何れかの端末装置で実行される場合もある。この場合、端末装置41は、資料データの送信先の端末装置となり、端末装置41では、受信処理が実行される。実施形態では、受信処理の実行主体を端末装置41として説明する。
受信処理は、図4に示す受付処理と同様、サーバ装置20との間でセッションが確立されたタイミングで開始される。受信処理を開始させたCPU47は、資料データの取得が完了したかを判断する(S81)。資料データは、図6のS39又はS47で送信され、通信部53で受信される。CPU47は、資料データを通信部53を介して取得する。資料データは、RAM49に記憶される。資料データの取得が完了していない場合(S81:No)、CPU47は、処理をS91に移行する。資料データの取得が完了した場合(S81:Yes)、CPU47は、取得された資料データが圧縮された資料データであるかを判断する(S83)。圧縮された資料データは、図6のS47で送信される。資料データが圧縮された資料データである場合(S83:Yes)、CPU47は、圧縮された資料データを展開する(S85)。上述した通り、資料データの圧縮には、公知の圧縮技術が採用される。従って、資料データの展開にも、公知の展開技術が採用される。S85では、記憶装置48に記憶された圧縮処理及び展開処理用のプログラムが実行される。資料データの展開に関するこの他の説明は、省略する。展開された資料データは、RAM49に記憶される。
資料データが圧縮された資料データでない場合(S83:No)又はS85を実行した後、CPU47は、完了通知を送信する(S87)。完了通知には、自装置の端末IDと取得された資料データに含まれる資料IDが含められる。CPU47は、完了通知の送信指令を通信部53に出力する。送信指令に従い、完了通知が、通信部53からサーバ装置20へと送信される。更に、完了通知は、サーバ装置20から、資料データの送信元である端末装置42又は端末装置43へと送信される。圧縮された資料データが、複数の資料データがまとめられた1個の圧縮ファイルであり、S85の実行に伴い、複数の資料データが取得されたとする。この場合、S87で送信される完了通知には、取得された複数の資料データのそれぞれに含まれる複数の資料IDが含められる。但し、複数の資料データ毎に完了通知を生成し、各完了通知には、1個の資料IDを含めるようにしてもよい。
S87を実行した後、CPU47は、待機情報71を表示する(S89)。待機情報71は、資料画像72の表示が待機中であることを報知する情報である。CPU47は、遠隔会議画面60に待機情報71を表示させる出力指令を表示部50に出力する。表示部50では、出力指令に従い、遠隔会議画面60に待機情報71が表示される(図12上段参照)。S89を実行した後、CPU47は、処理をS81に戻す。その後、CPU47は、S81以降の処理を繰り返して実行する。
S91でCPU47は、表示指示が取得されたかを判断する。表示指示は、図4のS21又は図10のS77で送信され、通信部53で受信される。CPU47は、表示指示を通信部53を介して取得する。表示指示が取得された場合(S91:Yes)、CPU47は、資料画像72を表示する(S93)。表示指示は、資料IDを含む。表示対象となる資料画像72は、この資料IDの資料データに対応する資料画像である。CPU47は、遠隔会議画面60に前述の資料画像72を表示させる出力指令を表示部50に出力する。表示部50では、出力指令に従い、遠隔会議画面60に表示中の待機情報71が、前述の資料画像72へと変更される(図12下段参照)。表示指示が取得されていない場合(S91:No)又はS93を実行した後、CPU47は、処理をS81に戻す。その後、CPU47は、S81以降の処理を繰り返して実行する。受信処理は、図4に示す受付処理と同様、終了ボタン62の押下に伴い、終了指示が取得されるまで、継続される。
<実施形態の効果>
実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。この説明では、端末装置41を資料データの送信元の端末装置とし、端末装置42,43を資料データの送信先の端末装置とする。
(1)端末装置41では、資料指定画面66が表示され(図6のS31参照)、アプリケーションが選択される。資料指定画面66に含まれるアイコン画像A,B,Cのうち、例えば、アイコン画像A,Bが選択された状態(図7参照)で、OKボタン68が押下されたとする。この場合、アプリケーションA,Bが共有対象として指定された共有指示が取得され、その後、所定の資料画像72を含む操作画面70Aをキャプチャした資料データAと別の資料画像72を含む操作画面70Bをキャプチャした資料データBが取得される(図6のS33参照)。端末装置41では、複数の資料データが取得された場合、アクティブな資料データが、端末装置42,43に優先して送信される資料データとして特定される(図8のS51:Yes及びS53参照)。アクティブな資料データがない場合(図8のS51:No参照)、第一位の資料データが、端末装置42,43に優先して送信される資料データとして特定される(図8のS55参照)。例えば、資料データA,Bのうち、資料データAが図8のS53又はS55で特定されたとする。この場合、先ず、資料データAが送信される(図6のS39参照)。その後、資料データBは、圧縮され、圧縮された状態で送信される(図6のS45及びS47参照)。
端末装置42,43では、図6のS39とS47で端末装置41から送信された資料データが順次受信される(図11のS81:Yes参照)。端末装置42,43では、資料データが受信される毎に、完了通知が送信される(図11のS87参照)。例えば、資料データAが受信された場合に送信される完了通知は、資料ID「IDA」を含む。資料データBが受信された場合に送信される完了通知は、資料ID「IDB」を含む。端末装置41では、資料ID「IDA」を含む完了通知と資料ID「IDB」を含む完了通知がそれぞれ受信される(図9のS61及びS63参照)。
端末装置41では、端末装置42,43から資料ID「IDA」を含む完了通知が受信された場合(図9のS67:Yes参照)、完了通知画面63が表示される(図9のS69参照)。この完了通知画面63に対応する画像データは、資料ID「IDA」を含む。その後、この完了通知画面63の表示開始ボタン64が押下されると、端末装置42,43に資料ID「IDA」を含む表示指示が送信される(図4のS21参照)。端末装置42,43では、資料ID「IDA」の資料データAに対応する資料画像72が表示される(図11のS93参照)。
端末装置41では、端末装置42,43から資料ID「IDB」を含む完了通知が受信された場合(図9のS67:Yes参照)、再度、完了通知画面63が表示される(図9のS69参照)。この完了通知画面63に対応する画像データは、資料ID「IDB」を含む。その後、この完了通知画面63の表示開始ボタン64が押下されると、端末装置42,43に資料ID「IDB」を含む表示指示が送信される(図4のS21参照)。端末装置42,43では、資料ID「IDB」の資料データBに対応する資料画像72が表示される(図11のS93参照)。
そのため、端末装置41では、送信済みの各資料データが端末装置42,43で受信される度に、そのことを個別に報知することができる。端末装置41では、複数の資料画像72に対する表示指示を、端末装置42,43での各資料データの受信に応じて、個別に送信することができる。端末装置42,43で、複数の資料画像72をそれぞれ表示させるタイミングを、端末装置41で個々に設定することができる。複数の資料データを送信する場合、優先して送信する資料データを、アプリケーションの実行状態又は選択順序に応じて適宜決定することができる。端末装置41のユーザは、優先して送信される資料データに対応する資料画像72に基づいた説明を、これ以外の資料データが端末装置42,43で受信されていない状態で、開始させることができる。優先されない資料データを圧縮することで、端末装置41と端末装置42,43との間の通信効率を向上することが可能となる。
(2)所定の資料データに関し、端末装置43から完了通知が送信されるタイミングが、端末装置42から完了通知が送信されるタイミングより遅くなることも想定される。例えば、端末装置42,43の各ネットワーク環境を比較した場合、帯域が狭い、遅延時間及び/又はパケットロス率が大きい等、端末装置43のネットワーク環境が劣っていると、前述したような状況が生じ易い。この説明では、端末装置43から完了通知が送信されていないこととする(図5(C)参照)。端末装置41では、資料データが送信された後の経過時間が、タイマ55によって計測される(図6のS41又はS49及び図10のS71参照)。端末装置41では、タイマ55による計測がタイムアップした場合(図10のS73参照)、送信された資料データに対する表示指示が未送信であれば(図10のS75:Yes参照)、タイムアップ時点で、完了通知が送信されている端末装置42に対して、表示指示が送信される(図10のS77参照)。
そのため、資料データを送信した後、一定時間が経過した場合、資料データが受信されている端末装置42に対して、自動的に表示指示を送信することができる。遠隔会議の開始が遅延することを防止することができる。図10のS77で端末装置42に対して自動的に表示指示が送信された場合、遠隔会議画面60に、そのことを示す情報を表示するようにしてもよい。端末装置41のユーザは、この情報により、表示指示が送信されたことを認識し、遠隔会議を開始させることができる。端末装置43からの完了通知が通信部53で受信されると(図9のS61参照)、S63以降の処理が順次実行され、端末装置42,43に表示指示が送信される(図9のS67:Yes及びS69参照)。端末装置42では、既に同じ表示指示が受信されているため、図11のS93は、未実行とされる。
<変形例>
実施形態は、次のようにすることもできる。以下に示す変形例のうちの幾つかの構成は、適宜組み合わせて採用することもできる。以下では、上記とは異なる点を説明することとし、同様の点についての説明は、適宜省略する。
(1)遠隔会議システム10には、サーバ装置20が設けられる(図1参照)。例えば、資料データと完了通知と表示指示は、サーバ装置20を経由して、端末装置41,42,43の間を送受信される。遠隔会議は、端末装置41,42,43がネットワーク90を介して直接通信して行うようにしてもよい。このようなP2P型の遠隔会議が実行される遠隔会議システム10では、サーバ装置20は省略される。
(2)資料データを、遠隔会議に参加している端末装置で起動されているアプリケーションの操作画面70をキャプチャした画像データとした。資料データは、所定のアプリケーションで予め作成され、例えば、記憶装置48に記憶されたファイル形式のデータであってもよい。この場合、図6に示す資料送信処理のS31で表示される資料指定画面66には、記憶装置48に記憶された所定のファイル形式のデータのアイコン画像が、図7に示す態様と同様の態様で表示される。ユーザは、操作部51を操作し、表示されているアイコン画像の中から少なくとも1個を選択する。図8に示す優先資料特定処理のS51では、図6のS31での資料指定画面66の表示に応じて図6のS33で取得された資料データのうち、アクティブな状態であるアプリケーションで処理対象となっている資料データがあるかが判断される。前述した条件に該当する資料データがある場合(図8のS51:Yes参照)、その資料データが特定される(図8のS53参照)。前述した条件に該当する資料データがない場合(図8のS51:No参照)、上記同様、第一位の資料データが特定される(図8のS55参照)。
この他、資料データは、ネットワーク90に接続されたサーバ装置20とは異なるファイルサーバ装置に記憶されたデータであってもよい。端末装置41が資料データの送信元の端末装置で、端末装置42,43が資料データの送信先の端末装置であるとする。この場合、端末装置41で実行されている図6のS39又はS47では、資料データとして、前述したファイルサーバ装置に記憶されたデータの所在地を示すURLを含むデータが、通信部53からサーバ装置20に送信される。サーバ装置20は、このURLに従い、ファイルサーバ装置から所定のデータをダウンロードする。その後、サーバ装置20は、ダウンロードされたデータを、端末装置42,43に送信する。或いは、サーバ装置20は、URLを端末装置42,43に送信してもよい。この場合、端末装置42,43が、URLに従い、ファイルサーバ装置から所定のデータをダウンロードする。サーバ装置20は、ダウンロードされたデータを、端末装置41に送信するようにしてもよい。端末装置41では、サーバ装置20からのデータに対応する資料画像72が、図12下段に示すような態様で遠隔会議画面60に表示される。即ち、資料データとは、資料画像72を表示するための実体データ(例えば、画像データ又はファイル形式のデータ)に限定されず、資料画像72を表示可能とするためのデータであれば、実体データへのリンク情報(URL等)も含む。なお、資料データが実体データへのリンク情報である場合、図11に示す受信処理では、リンク情報によって示される実体データの取得が完了した場合、S81の判断が肯定される(図11のS81:Yes参照)。
(3)図4に示す受付処理のS21で送信される表示指示に、図10のS73と同様、送信先となる端末装置42,43の端末ID「USER42」及び「USER43」を含めるようにしてもよい。サーバ装置20は、表示指示に送信先として含まれる端末IDの端末装置を、表示指示の転送先として決定する。表示指示に、送信先の端末装置の端末IDが1個も含まれていない場合、サーバ装置20では、表示指示の送信元である端末装置41を除く全ての端末装置42,43が表示指示の送信先として決定されるようにしてもよい。
(4)図9に示す完了通知取得処理では、遠隔会議の相手先となる全ての端末装置から完了通知が取得された場合(図9のS67:Yes参照)、S69で完了通知画面63が表示される(図2参照)。S67が肯定された場合(図9のS67:Yes参照)、例えば、スピーカ52から、図2の完了通知画面63に例示したような完了情報を出力するようにしてもよい。例えば、資料ID「IDA」を含む端末装置42,43からの完了通知が取得されたとする。この場合、スピーカ52から、例えば、「資料データAが全端末装置で受信されました。表示指示を送信する場合、操作部51のリターンキーを押下して下さい」といったメッセージを出力するようにしてもよい。このメッセージに対応する音声データには、生成時に、完了通知画面63に対応する画像データと同様、資料IDが含められる。この場合、操作部51のリターンキーは、表示指示に関連付けられる。図4の受付処理では、リターンキーの押下に応じて、S19が肯定され(図4のS19:Yes参照)、続けて、S21が上記同様に実行される。表示指示に関連付けられる操作部51の部分は、リターンキーとは異なるキーであってもよい。
完了通知受信処理は、図6のS39が実行されたタイミングと図6のS47が実行されたタイミングで開始するようにしてもよい。この場合、S39又はS47が実行されたタイミングで開始される各完了通知受信処理のプロセスは、上述したタイマ処理と同様、S39又はS47で送信された資料データの資料IDに対応付けて管理される。資料データの送信元の端末装置では、完了通知が受信された場合、完了通知に含まれる資料IDが特定され、特定された資料IDに対応付けられた完了通知受信処理のプロセスにおいて、図6のS61〜S69の各処理が順次実行される。但し、図6のS61に相当する処理では、対応付けられた資料IDを含む完了通知に対して自プロセスが実行対象となるまで、そのプロセスは待機状態となる。
(5)上述した各処理(図4、図6及び図8〜図11参照)に基づき実行される遠隔会議システム10での遠隔会議方法は、次のようにして行われるようにしてもよい。この説明では、端末装置41が資料データの送信元の端末装置で、端末装置42,43が資料データの送信先の端末装置であるとする。端末装置41では、図4に示す受付処理が上記同様に実行され、S17で図6に示す資料送信処理が上記同様に実行される。端末装置41で実行される資料送信処理では、図6のS39又はS49で資料データがサーバ装置20に送信され、サーバ装置20は、端末装置41からの資料データを、端末装置42,43に送信する。サーバ装置20は、資料データの送信先である端末装置42,43の端末ID「USER42」及び「USER43」と、この資料データの資料IDを関連付けて記憶する。
端末装置42,43では、図11に示す受信処理が上記同様に実行され、S87で完了通知がサーバ装置20に送信される。サーバ装置20では、資料データを送信する際にこの資料データの資料IDとこの資料IDに関連付けて記憶された端末ID「USER42」を含む端末装置42からの完了通知が受信(取得)され、前述した資料IDとこの資料IDに関連付けて記憶された端末ID「USER43」を含む端末装置43からの完了通知が受信された場合、端末装置42,43に対して表示指示を送信し、端末装置41に完了通知を送信する。端末装置42,43では、サーバ装置20から送信された表示指示が受信される(図11のS91:Yes参照)。端末装置41では、図9に示す完了通知取得処理が上記同様に開始され、S61が実行される。端末装置41では、サーバ装置20からの完了通知が通信部53で受信される(図9のS63参照)。ここでの完了通知取得処理では、図9のS65及びS67は、省略され、S63の実行後、S69が上記同様に実行される。S69によって、上記同様、表示部50に表示されている遠隔会議画面に、完了通知画面が表示される。但し、完了通知画面では、表示開始ボタン64は、省略される。前述したように、表示指示は、サーバ装置20から送信されるためである。即ち、図4に示す受付処理では、S19とS21は、省略される。S15の判断が否定(図4のS15:No)されると、処理は、S13に戻される。端末装置41のユーザは、遠隔会議画面に、表示開始ボタン64が含まれていない完了通知画面が表示されたことを条件として、上記同様、資料画像72に基づいた説明を開始させることができる。
この他、遠隔会議システム10での遠隔会議方法は、次のようにして行われるようにしてもよい。即ち、サーバ装置20は、端末装置41からの資料データの端末装置42への送信を開始させ、端末装置42への資料データの送信が完了した後、端末装置42の端末ID「USER42」と、送信対象の資料データの資料IDを関連付けて記憶する。続けて、サーバ装置20は、資料データの端末装置43への送信を開始させ、端末装置43への資料データの送信が完了した後、端末装置43の端末ID「USER43」と、送信対象の資料データの資料IDを関連付けて記憶する。端末装置42,43では、図11に示す受信処理が上記同様に実行される。但し、ここでの受信処理では、S87は、省略される。サーバ装置20では、送信対象の資料データの資料IDに対して、資料データの送信先である全ての端末装置42,43の端末IDが記憶された場合、端末装置42,43で資料データが受信(取得)されたと判断し、端末装置42,43に、表示指示を送信する。このとき、サーバ装置20は、端末装置41に完了通知を送信するようにしてもよい。端末装置41では、図9に示す完了通知取得処理が上記同様に開始され、S61が実行され、サーバ装置20からの完了通知が通信部53で受信される(図9のS63参照)。ここでの完了通知取得処理でも、図9のS65及びS67は、省略され、S63の実行後、S69が上記同様に実行される。S69によって、上記同様、表示部50に表示されている遠隔会議画面に、完了通知画面が表示される。但し、完了通知画面では、上記同様の理由により、表示開始ボタン64は、省略される。
上述した2個の手順のうちの何れかが採用される場合、サーバ装置20では、端末装置42,43への資料データの送信に応じて、図10に示すタイマ処理と同様の処理を開始させるようにしてもよい。これによれば、端末装置42,43のうちの何れかの端末装置からの完了通知が受信されなくても、完了通知が受信されている端末装置に対して、表示指示を送信することができる。表示指示が送信された場合、サーバ装置20は、端末装置41に完了通知を送信する。なお、上述した何れかの手順が採用される場合、図6に示す資料送信処理では、S41とS49が省略され、図10に示すタイマ処理も省略される。更に、図5に示す資料データベースは、資料IDが登録されたデータベースとされる。資料データベースは、省略するようにしてもよい。
更に、遠隔会議システム10での遠隔会議方法は、次のようにして行われるようにしてもよい。即ち、サーバ装置20は、上記同様、端末装置41からの資料データを、端末装置42へと送信し、続けて、端末装置43へと送信し、端末装置42,43の端末ID「USER42」及び「USER43」と、送信対象の資料データの資料IDが関連付けて記憶された状態で、完了通知を、端末装置41に送信する。端末装置41では、図9に示す完了通知取得処理が上記同様に開始され、S61が実行され、サーバ装置20からの完了通知が通信部53で受信される(図9のS63参照)。ここでの完了通知取得処理でも、図9のS65及びS67は、省略され、S63の実行後、S69が上記同様に実行される。S69によって、上記同様、表示部50に表示されている遠隔会議画面60に、完了通知画面63が表示される。その後、端末装置41では、図4のS19とS21が適宜実行され、表示指示が送信される。但し、表示指示は、上記同様、図10に示すタイマ処理のS77で送信されることもある。図5に示す資料データベースでは、完了通知取得済み端末の登録は、省略してもよい。
サーバ装置20は、端末装置41の代わりに、資料データの圧縮を行ってもよい。即ち、図6に示す試料送信処理で端末装置41は、未送信の資料データがある場合(図6のS43:Yes参照)、S45を実行することなく、S47において、未圧縮の資料データをサーバ装置20に送信してもよい。この場合、サーバ装置20は、S47で端末装置41から送信された未圧縮の資料データを受信した後、受信された資料データを、図6のS45と同様、公知の圧縮技術によって圧縮する。サーバ装置20は、圧縮された資料データを、端末装置42,43へと送信する。
10 遠隔会議システム
20 サーバ装置
41,42,43 端末装置
47 CPU
48 記憶装置
49 RAM
50 表示部
51 操作部
52 スピーカ
53 通信部
54 接続インターフェース(接続I/F)
55 タイマ
56 バス
57 カメラ
58 マイク
60 遠隔会議画面
61 共有ボタン
62 終了ボタン
63 完了通知画面
64 表示開始ボタン
65 撮影画像
66 資料指定画面
68 OKボタン
69 キャンセルボタン
70,70A,70B,70C 操作画面
71 待機情報
72 資料画像
90 ネットワーク

Claims (10)

  1. ネットワークを介した遠隔会議に参加可能な第一端末装置を制御するコンピュータに、
    前記遠隔会議に参加している第二端末装置に対して、前記ネットワークに接続された前記第一端末装置の第一通信部から、前記第二端末装置との間で前記遠隔会議において共有される資料画像に対応する資料データを送信する第一送信処理と、
    前記資料データの送信先で前記資料データが取得されたことを示す完了通知を、前記第一通信部を介して取得する第一取得処理と、
    前記完了通知が取得された場合、前記第二端末装置に対して、前記第一通信部から、前記資料データに対応する資料画像の表示を指示する表示指示を送信する第二送信処理と、を実行させるプログラム。
  2. 前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記完了通知が取得された場合、前記完了通知が取得されたことを示す完了情報を前記第一端末装置の報知部に出力する報知処理と、
    前記完了情報が前記報知部から出力されたことに応じて、前記第一端末装置の操作部を介して入力される前記表示指示を取得する第二取得処理と、を実行させ、
    前記第二送信処理は、前記表示指示が取得された場合、前記第二端末装置に対して、前記第一通信部から前記表示指示を送信する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記資料データとして、複数の資料データを指定する共有指示を取得する第三取得処理と、
    前記複数の資料データのうち、最初に送信する第一資料データを特定する特定処理と、を実行させ、
    前記第一送信処理は、
    前記第二端末装置に対して、前記第一通信部から前記第一資料データを送信し、
    前記第一資料データが送信された状態で、前記第二端末装置に対して、前記第一通信部から、前記共有指示にて指定された前記複数の資料データのうち、前記第一資料データを除く少なくとも1つの第二資料データを送信する、請求項1又は請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記特定処理は、所定の情報を出力する報知部としての前記第一端末装置の表示部に表示中のアクティブな状態の操作画面内の資料画像に対応する前記資料データを、前記第一資料データとして特定する、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記プログラムは、前記コンピュータに、前記第二資料データを圧縮させる圧縮処理を実行させ、
    前記第一送信処理は、圧縮されていない前記第一資料データが送信された状態で、前記第二端末装置に対して、前記第一通信部から圧縮された前記第二資料データを送信する、請求項3又は請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記第一送信処理は、更に、前記遠隔会議に参加する第三端末装置に対して、前記第一通信部から前記資料データを送信し、
    前記第二送信処理は、前記資料データの送信先である、前記第二端末装置からの前記完了通知と、前記第三端末装置からの前記完了通知と、が取得された場合、前記第二端末装置と前記第三端末装置とに対して、前記第一通信部から前記表示指示を送信する、請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記第二送信処理は、前記第二端末装置と前記第三端末装置とに前記資料データが送信されてから予め定めた所定時間が経過した状態で、前記第二端末装置からの前記完了通知が取得され、前記第三端末装置からの前記完了通知が取得されていない場合、前記第二端末装置に対して、前記第一通信部から前記表示指示を送信し、前記第三端末装置に対しては、前記第一通信部から前記表示指示を送信しない、請求項6に記載のプログラム。
  8. ネットワークを介した遠隔会議に参加可能な第二端末装置を制御するコンピュータに、
    前記遠隔会議に参加している第一端末装置で指定された前記第一端末装置との間で前記遠隔会議において共有される資料画像に対応する資料データを、前記ネットワークに接続された前記第二端末装置の第二通信部を介して取得する第四取得処理と、
    前記資料データが取得された場合、前記第二通信部から、前記資料データが取得されたことを示す完了通知を送信する第三送信処理と、
    前記資料データの表示を指示する表示指示を、前記第二通信部を介して取得する第五取得処理と、
    前記表示指示が取得された場合、前記第二端末装置の表示部に前記資料データに対応する資料画像を表示する表示処理と、を実行させるプログラム。
  9. 前記プログラムは、前記コンピュータに、取得された前記資料データが圧縮されていた場合、圧縮された前記資料データを展開する展開処理を実行させ、
    前記第三送信処理は、圧縮された前記資料データの展開が完了した状態で、前記第二通信部から前記完了通知を送信する、請求項8に記載のプログラム。
  10. ネットワークを介した遠隔会議に参加している第一端末装置と第二端末装置とを含む遠隔会議システムで実行される遠隔会議方法であって、
    前記ネットワークに接続された前記第一端末装置の第一通信部から、前記第二端末装置との間で前記遠隔会議において共有される資料画像に対応する資料データを送信する工程と、
    前記第一端末装置からの前記資料データを、前記ネットワークに接続された前記第二端末装置の第二通信部を介して取得する工程と、
    前記第二端末装置による前記資料データの取得が完了したかを判断する工程と、
    前記第二端末装置による前記資料データの取得が完了したと判断された場合、前記第二端末装置に対して、前記資料データに対応する資料画像の表示を指示する表示指示を送信する工程と、
    前記表示指示を、前記第二通信部を介して取得する工程と、
    前記表示指示が取得された場合、前記第二端末装置の表示部に前記資料データに対応する資料画像を表示する工程と、を含む遠隔会議方法。
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