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JP2017065500A - カップホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】カップホルダを高さ方向にスライドさせられる状態に支えるスライド軸の傾ぎを防止すること。
【解決手段】飲物容器Cを外周側から支えるホルダ部2と、ホルダ部2に軸方向に一体的に連結されたスライド軸2Bと、スライド軸2Bを高さ方向にスライド可能にガイドした状態として支えるベース3と、を有するカップホルダ1である。スライド軸2Bとベース3との間に、スライド軸2Bのベース3に対する高さ方向の傾き移動に伴うどちらか一方側の端部の軸方向の内側への移動を当接により食い止める規制構造(スライド軸2Bの突起部2Cとベース3のガイド壁3Acとの軸方向の当接構造)が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、カップホルダに関する。詳しくは、保持対象物を外周側から支えるホルダ部と、ホルダ部に軸方向に一体的に連結されたスライド軸と、スライド軸を高さ方向にスライド可能にガイドした状態として支えるベースと、を有するカップホルダに関する。
従来、車両用シートにおいて、シートクッションの側部に、折り畳み可能なカップホルダが設けられた構成が知られている(特許文献1)。上記カップホルダは、壁板に対して下開き可能にヒンジ連結された開閉蓋の動きに合わせて折り畳まれたり展開されたりするようになっている。具体的には、上記カップホルダは、壁板に対して高さ方向にスライド可能にヒンジ連結されたスライド軸に連結されている。上記カップホルダは、開閉蓋の開き操作によって付勢によりスライド軸を上方側へスライドさせながら壁板から前に迫り出す形に展開され、開閉蓋の閉じ操作によって開閉蓋に押し込まれる形でスライド軸を下方側へスライドさせながら壁板との間に折り畳まれるようになっている。
特開2002−337595号公報
上記従来技術では、カップホルダに差し込まれた容器に横倒れ方向の荷重が掛けられることで、カップホルダを支えるスライド軸が片落ちする形に傾いてしまい、カップホルダが大きく傾けられたりスライド軸が壁板から抜けてしまったりする不具合を生じるおそれがある。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、カップホルダを高さ方向にスライドさせられる状態に支えるスライド軸の傾ぎを防止することにある。
上記課題を解決するために、本発明のカップホルダは次の手段をとる。
第1の発明は、保持対象物を外周側から支えるホルダ部と、ホルダ部に軸方向に一体的に連結されたスライド軸と、スライド軸を高さ方向にスライド可能にガイドした状態として支えるベースと、を有するカップホルダである。ホルダ部又はスライド軸とベースとの間に、スライド軸のベースに対する高さ方向の傾き移動に伴うどちらか一方側の端部の軸方向の内側への移動を当接により食い止める規制構造が設けられている。
この第1の発明によれば、スライド軸がベースに対して高さ方向に傾こうとしても、その傾きに伴うスライド軸のどちらか一方側の端部の軸方向の内側への移動が規制構造の当接により食い止められる。したがって、スライド軸のベースに対する高さ方向の傾き移動を適切に食い止めることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。規制構造が、スライド軸から半径方向の外側に張り出す突起部と、突起部に軸方向の内側から対向するようにベースに設けられた当接部と、から成る。
この第2の発明によれば、規制構造を簡素かつ外部に露呈しにくい見栄えのよい形に形成することができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。当接部が、スライド軸を高さ方向にスライド可能にガイドするベースのガイド部によって構成されている。
この第3の発明によれば、規制構造を合理化してより簡素に形成することができる。
第4の発明は、上述した第1から第3のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。スライド軸は、その軸方向の両側の端部がベースに対して軸方向の内側から外側へ差し込まれた状態に連結されている。規制構造が、スライド軸の両側の端部とベースとの連結部に設けられている。
この第4の発明によれば、スライド軸がベースに対して外差しの構成とされることで、内差しの構成と比べて、高さ方向に傾いた際の各端部の軸方向の内側への移動量(角度変化に伴う移動量)が大きくなる。したがって、このような軸方向の内側への移動量の大きくなるスライド軸の各端部とベースとの連結部に規制構造が設けられることで、スライド軸のベースに対する高さ方向の傾き移動をより適切に食い止めることができる。
実施例1のカップホルダの展開状態を表した斜視図である。 開閉蓋の閉じ操作によってホルダ部が折り畳まれる様子を表した斜視図である。 開閉蓋が閉じられた状態を表した斜視図である。 カップホルダの展開状態で飲物容器からホルダ部に横倒れ荷重が掛けられた状態を表した斜視図である。 図4の内部構造を一部肉抜きして表した部分断面斜視図である。 カップホルダの分解斜視図である。 カップホルダの展開状態を表した平面図である。 同側面図である。 図8のIX-IX線断面図である。 スライド軸に形成された突起部の拡大斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
<カップホルダ1の概略構成>
始めに、実施例1のカップホルダ1の構成について、図1〜図10を用いて説明する。図1及び図3に示すように、本実施例のカップホルダ1は、図示しない自動車用シート(乗物用シート)のシートクッションの車幅方向の内側の側部に付設されている。上記カップホルダ1は、上記不図示のシートクッションの側部に位置固定された立壁状のベース3から、開閉蓋5が車幅方向の内側に向かって下開き状に開かれたり閉じられたりすることで、メガネ枠状のホルダ部2がベース3から迫り出して保持対象物となる飲物容器Cを保持可能な状態に展開されたりベース3に折り畳まれる形に収納されたりする構成とされている。
具体的には、上記カップホルダ1は、上記開閉蓋5の開き操作により、上述したメガネ枠状のホルダ部2がベース3に折り畳まれた状態から車幅方向の内側に張り出す形に展開されるようになっている。また、上記カップホルダ1は、図2〜図3に示すように、上記開閉蓋5を閉じることにより、上記展開されたホルダ部2が開閉蓋5により押し込まれる形でベース3との間に折り畳まれた状態に収納されるようになっている。
上述したホルダ部2は、図1〜図2に示すように、上述したベース3に対して左右一対のスライド軸2Bを介して高さ方向にスライド可能かつ軸回転も行える状態にヒンジ連結されている。また、上記ホルダ部2は、上記スライド軸2Bを介したベース3への連結とは別に、制御リンク4を介して上述したベース3の下端部に開閉可能にヒンジ連結された開閉蓋5ともリンク連結されている。具体的には、上記制御リンク4は、上述したホルダ部2のスライド軸2Bから離れた先端箇所(操作軸4B)と、上述した開閉蓋5のベース3の下端部と連結された近傍箇所(基軸4A)とを繋ぐ形にリンク連結されている。上記連結により、制御リンク4は、その開閉蓋5との連結点(基軸4A)まわりの起倒回転によって、上述したホルダ部2をベース3に押し付けたりベース3から引き出したりする形に動かされるようになっている。
詳しくは、上記ホルダ部2は、図2に示すように、上記制御リンク4のベース3に向けての起こし上げ回転により、ベース3に対してスライド軸2Bを下方側へ落とし込みながら重ね合わされる形に折り畳まれるようになっている。また、上記ホルダ部2は、図1に示すように、上記制御リンク4のベース3から離れる倒れ込み方向の回転により、上記図2に示した折り畳み状態から、ベース3に対してスライド軸2Bを上方側へ引き上げながら水平姿勢に展開されるようになっている。
上記構成により、カップホルダ1は、図2〜図3に示すように、上述した開閉蓋5が閉じられる操作によって、開閉蓋5からホルダ部2に折り畳み方向の押圧力が掛けられて、開閉蓋5が閉じられると共に、ホルダ部2が開閉蓋5とベース3との間に折り畳まれる形に収納されるようになっている。また、カップホルダ1は、図1に示すように、上述した開閉蓋5が開かれる操作によって、上述した折り畳み方向の押圧力が解放されて、上述した制御リンク4とホルダ部2とのリンク連結部(操作軸4B)に設けられたトーションスプリング6の附勢力によって、ホルダ部2がベース3から水平姿勢に張り出した形に展開されるようになっている(図7〜図8参照)。
図1に示すように、上記ホルダ部2がベース3から水平姿勢に展開された状態では、スライド軸2Bがベース3に対する可動範囲の上端に位置して、制御リンク4に掛けられるトーションスプリング6の附勢力により展開位置に保持されるようになっている。しかし、図4〜図5に示すように、上記展開状態とされたホルダ部2に飲物容器Cが差し込まれた状態で、飲物容器Cが車両走行等の何らかの外部作用により前後方向やベース3側(車幅方向の外側)に傾けられようとして、その力がホルダ部2に及ぼされると、ホルダ部2が偏った方向に力を受けてスライド軸2Bを高さ方向に傾かせようとすることがある。
上記のようにホルダ部2にスライド軸2Bを高さ方向に傾かせようとする負荷が掛けられると、スライド軸2Bの一端又は他端がその傾き変位によってベース3に対して軸方向の内側に動いて外れてしまうという不具合が発生することが考えられる。しかしながら、上記カップホルダ1は、このような不具合を発生させることがないよう、スライド軸2Bの各端部の軸方向の内側への移動が適切に規制される構成となっている。
<カップホルダ1の各部の具体的な構成>
以下、上述したカップホルダ1の各部の具体的な構成について、詳しく説明していく。なお、以下の説明において、「軸方向」とは、スライド軸2Bの軸方向となる前後方向を指している。上述したカップホルダ1は、図6に示すように、メガネ枠状のホルダ部2と、矩形板状のベース3と、棒状の制御リンク4と、上記ベース3にヒンジ連結された矩形板状の開閉蓋5と、トーションスプリング6と、を備えた構成となっている。上述したホルダ部2、ベース3、制御リンク4、及び開閉蓋5は、それぞれ、インジェクション成形された樹脂部品によって構成されている。トーションスプリング6は、金属部品によって構成されている。次に、上述した各構成部品の具体的な構成について、順に説明していく。
<ホルダ部2>
ホルダ部2は、飲物容器Cを上方側から差し込むことの可能な差込口2Aを前後に2個横並び状に備える略メガネ枠状の形に形成されている。上記ホルダ部2の枠の一側部には、前方向と後方向とにそれぞれ軸を突出させるスライド軸2Bが一体的に形成されている。上記スライド軸2Bの前端部と後端部の各近傍箇所には、それぞれ、半径方向の外側に張り出す突起部2Cが形成されている。
上記各突起部2Cは、それぞれ、図10に示すように、スライド軸2Bの前方側に張り出す部分の根元部と後方側に張り出す部分の根元部とから、それぞれ、スライド軸2Bの差込口2Aから遠い側の半径方向に向かって立板状に張り出す規制板部2C1と、各規制板部2C1の軸方向の外側に位置して各規制板部2C1とは垂直な向きでスライド軸2Bから立板状に張り出す補強板部2C2と、を有するT字板状の形状とされている。各規制板部2C1は、それぞれ、軸方向に面を向ける形で張り出す立板形状とされている。また、各補強板部2C2は、スライド軸2Bから立板状に張り出して各規制板部2C1の軸方向の外側面部と互いに直交する形に繋がれていて、各規制板部2C1を軸方向に撓ませにくくして、各規制板部2C1の構造強度を高めるように機能するものとなっている。
<ベース3>
ベース3は、図6に示すように、その本体部が平板状の形に形成されており、前述した不図示のシートクッションの車幅方向の内側の側部にあてがわれて2本の締結ボルトの締結により固定された状態とされている。上記ベース3は、上述したホルダ部2の一側部に前後方向に張り出した形となって形成されたスライド軸2Bを高さ方向にスライド可能な状態に嵌め込んでガイドするガイド部3Aと、開閉蓋5の図示右側の一辺の前後2箇所をそれぞれ下開き回転可能な状態にヒンジ連結する前後2箇所のヒンジ突起3Bと、開閉蓋5の図示右側の一辺の各ヒンジ突起3Bの間の中央箇所を下開き回転可能な状態にヒンジ連結するヒンジ軸3Caを備えた押さえ板3Cと、開閉蓋5を閉じた状態に係止させる係止部3Dと、を有する構成となっている。
ガイド部3Aは、ベース3の略中央部に形成されており、ベース3上から前後一対で縦長な逆三角板状の形に突出する縦側壁3Aaと、各縦側壁3Aaの突出した先の縁部から軸方向の内側へと庇状に張り出す覆い壁3Abと、上記一対の縦側壁3Aaの軸方向の内側の各位置から各縦側壁3Aaと対面する形で縦長な略逆三角板状の形に小さく突出するガイド壁3Acと、上述した各覆い壁3Abの下端部に前方側に開口して形成された通し孔3Adと、上述した各覆い壁3Abと各ガイド壁3Acとの間に形成された縦長な間隙として軸方向の内側に開口するガイド孔3Aeと、上述した各縦側壁3Aaと各ガイド壁3Acとの上端側の縁部間に蓋をする形でベース3上から各覆い壁3Abの上端側の縁部と繋がる位置まで庇状に張り出す天板壁3Afと、を有する構成となっている。
上述した各ガイド孔3Aeは、詳しくは、上述した各覆い壁3Abと各ガイド壁3Acとの湾曲を有する形状によって、それらの略下側半分の領域は高さ方向に真っ直ぐに延びる形状とされているが、略上側半分の領域は上側に向かって前側に湾曲する形で延びる形状とされている。上述したガイド部3Aは、上述したホルダ部2の前後方向に張り出すスライド軸2Bの各端部を、上述した各ガイド孔3Aeに対して、それぞれ、下端側の各通し孔3Adから内部に通すことにより、スライド軸2Bの各端部を各ガイド孔3Aeの形状に沿って高さ方向にスライドさせられるようにガイドした状態とする構成とされている。
すなわち、ガイド部3Aは、上述した各覆い壁3Abと各ガイド壁3Acとの湾曲した形状により、これらの間に通されたホルダ部2のスライド軸2Bの前後側の各端部をそれぞれ高さ方向にスライドさせられるように両側からあてがえてガイドするようになっている。また、上記ガイド部3Aは、ホルダ部2が図1に示す展開状態とされた時には、スライド軸2Bの各端部を各天板壁3Afに当接させて、スライド軸2Bの展開方向の移動を規制するようになっている。
詳しくは、上述したスライド軸2Bの前後側の各端部は、図5及び図9に示すように、上述したガイド部3Aに対して、それぞれ、各突起部2Cが各ガイド壁3Acの軸方向の外側に位置して、各突起部2Cの規制板部2C1が各ガイド壁3Acに軸方向の外側から対面した形に組み付けられている。上記組み付けにより、スライド軸2Bの前後側の各端部は、上述したガイド部3Aに対して、上述した各突起部2Cの規制板部2C1と各ガイド壁3Acとの軸方向の対面構造により、軸方向の双方への移動が規制された状態に保持されるようになっている。したがって、図4〜図5で前述したように、上述したホルダ部2にスライド軸2Bを高さ方向に傾けるような負荷が入力された際には、その傾きに伴うスライド軸2Bの一端又は他端の軸方向の内側に向けての移動が、上記軸方向の対面構造の当接による規制により適切に食い止められることとなる。
図6に示すように、各ヒンジ突起3Bは、ベース3の下側の縁部の前後2箇所からそれぞれ突出して形成されている。これらヒンジ突起3Bには、それぞれ、それらの突出した先端側の前面部箇所から、前方側に向かって真っ直ぐ丸ピン状の形に突出するヒンジ軸3Baが一体的に形成されている。押さえ板3Cは、上述したベース3の下側の縁部の中央箇所から突出する前後2枚の板材によって構成されている。上記押さえ板3Cを構成する後側の板材には、前側の板材に向かって真っ直ぐ丸ピン状の形に突出するヒンジ軸3Caが一体的に形成されている。上記ヒンジ軸3Caは、その前後に位置する上述した各ヒンジ軸3Baと互いに同軸線上の位置に並んで形成されている。
係止部3Dは、ベース3の上側の縁部の中央箇所から四角枠状の形に突出して形成されている。上記係止部3Dには、その四角枠の底枠上に、後述する開閉蓋5に形成された係止爪5A4を枠内に受け入れて掛け合わせることのできる係止爪3Daが形成されている。上記係止部3Dは、その上面部に形成された押下面3Dbが押下されることにより、全体がベース3に対して下方側に撓まされるようになっていて、上記の押下操作によって上述した係止爪3Daを開閉蓋5の係止爪5A4との掛け合わせ状態から下方側に外して、開閉蓋5を展開させられる状態に切り換えるようになっている。
<制御リンク4>
制御リンク4は、図6に示すように、1本の棒状部材により形成されている。上記制御リンク4は、その図示下側の端部に、後側に向かって真っ直ぐ丸ピン状の形に突出する基軸4Aが一体的に形成され、図示上側の端部に、前後に真っ直ぐ丸ピン状の形に突出する操作軸4Bが一体的に形成されている。上記制御リンク4は、その下端側の基軸4Aが、後述する開閉蓋5に形成された軸受け部5A2の上面部に形成された軸溝5A2b内に嵌め込まれて回転可能に軸支された状態として組み付けられている。また、上記制御リンク4は、その上端側の操作軸4Bが、上述したホルダ部2の中央枠部分の先端側の下部に回転可能に軸連結された状態として組み付けられている。
また、上記制御リンク4の操作軸4Bとホルダ部2との連結部には、トーションスプリング6が掛着されている。具体的には、上記トーションスプリング6は、そのコイル状に巻かれた中央の巻き部が操作軸4Bに通されて、その一端が制御リンク4の上面に当てられ、他端がホルダ部2の下面に当てられた状態として、これらの間に組み付けられている。上記組み付けにより、トーションスプリング6は、常時、制御リンク4とホルダ部2との間にこれらを互いに開く方向の附勢力を掛けた状態とされている。
上記制御リンク4は、図1及び図8に示すように、開閉蓋5がベース3から開かれる操作に伴って、ホルダ部2から張り出すための展開スペースが空けられて、トーションスプリング6の附勢力によって、ホルダ部2との成す角が開かれる形に操作される。この開き操作により、制御リンク4が、ホルダ部2とベース3との連結点であるスライド軸2Bを支点に基軸4Aのまわりにベース3から倒される方向に回転操作されると共に、ホルダ部2がスライド軸2Bの各端部をベース3の各ガイド孔3Aeに沿って上方側へスライドさせる。この移動により、制御リンク4がホルダ部2の先端箇所をベース3から張り出させる方向へ引き出すと共に、ホルダ部2もそのベース3と連結されたスライド軸2Bを持ち上げた状態となって、ホルダ部2が水平姿勢に展開された状態となる。
また、上記制御リンク4は、図2に示すように、開閉蓋5が上記展開状態から閉じられる操作によって、上述したホルダ部2が開閉蓋5により先端箇所をベース3に向けて押し込まれるように操作されて、トーションスプリング6の附勢力に抗して上記とは逆のホルダ部2との成す角を押し狭める形に操作されるようになっている。この閉じ操作によって、図3に示すように、制御リンク4とホルダ部2とが互いに折り重ねられる形に畳み込まれて、開閉蓋5とベース3との間に挟み込まれた収納状態とされるようになっている。
<開閉蓋5>
開閉蓋5は、図6に示すように、外蓋5Aと内蓋5Bとの内外2枚重ねの構成とされている。外蓋5Aは、図3に示すように、開閉蓋5がベース3に閉じられた際に外部に露呈する外郭カバーとして構成されている。内蓋5Bは、図1に示すように、開閉蓋5が開かれた際に、ホルダ部2の各差込口2Aの直下位置に飲物容器Cを載置可能な平坦面を形成する内張り材として構成されている。
詳しくは、図6に示すように、上述した外蓋5Aは、その外周縁全体が容器状を成す形に湾曲した形状とされており、その容器内に内蓋5Bが嵌め込まれることで、内蓋5Bの周囲を外周側から覆った状態として内蓋5Bと一体的に組み付けられた状態とされている。上記外蓋5Aには、そのベース3の下側の縁部とヒンジ連結される図示右側の一辺の前後2箇所の位置に、ベース3の対応する前後2箇所の位置に突出して形成された前述したヒンジ突起3Bのヒンジ軸3Baをそれぞれ後側から差し込んで回転可能な状態に軸連結することのできる軸受け部5A1が形成されている。各軸受け部5A1は、外蓋5A上の前後2箇所の位置から台座状の形に突出して形成されており、それぞれに前後方向に丸孔状の形に貫通した軸孔5A1aが形成されている。各軸受け部5A1は、それらの軸孔5A1a内にベース3の対応する各ヒンジ突起3Bのヒンジ軸3Baが後側から差し込まれることで、各ヒンジ軸3Baを軸回転可能に支えた状態とするようになっている。
また、上記外蓋5Aの図示右側の一辺の中央箇所にも、ベース3の対応する中央箇所に突出して形成された押さえ板3Cのヒンジ軸3Caを後側から差し込んで回転可能な状態に軸連結することのできる軸受け部5A2が形成されている。上記軸受け部5A2は、外蓋5A上の中央箇所から台座状の形に突出して形成されており、その後面部に丸孔状の形に凹んだ軸溝5A2aが形成されていると共に、上面部に断面C字状の形に凹んだ軸溝5A2bが形成された構成とされている。
上記軸受け部5A2は、その後面部に形成された軸溝5A2a内にベース3の対応する押さえ板3Cのヒンジ軸3Caが後側から差し込まれることで、同ヒンジ軸3Caと軸回転可能な状態に嵌め込まれるようになっている。また、上記軸受け部5A2は、その上面部に形成された軸溝5A2b内に上述した制御リンク4の基軸4Aが上方側から嵌め込まれることで、同基軸4Aを軸回転可能に支えた状態とするようになっている。
上記連結により、開閉蓋5がベース3に対して起倒回転可能にヒンジ連結された状態とされている。ここで、上述した外蓋5Aの図示右側の一辺の反り上がる形に形成された縁部には、その各軸受け部5A1及び軸受け部5A2が形成された3箇所の位置に、それぞれ、開閉蓋5を水平位置まで展開させるまでの間の、開閉蓋5とベース3の各ヒンジ突起3B及び押さえ板3Cとの干渉を逃がす逃がし凹部5A3が形成されている。上記開閉蓋5は、ベース3から水平位置まで展開されることにより、上記各逃がし凹部5A3の凹んだ底側の上面がベース3の各ヒンジ突起3B及び押さえ板3Cの下面と当接して、その展開方向の移動が規制されて保持されるようになっている。
上記開閉蓋5は、図2〜図3に示すように、ベース3に向かって閉じられるように操作されることにより、外蓋5Aの図6の図示左側の一辺の中央箇所に形成された係止爪5A4が、前述したベース3の上側の縁部の中央箇所に形成された係止部3D内に差し込まれて同係止部3Dの係止爪3Daと弾性的に掛け合わされて、ベース3に閉じられた状態に保持されるようになっている。
内蓋5Bは、図6に示すように、上述した容器状の形に形成された外蓋5Aの容器内に嵌め込まれて一体的に結合されている。上記内蓋5Bは、図1に示すように、開閉蓋5が展開状態に開かれた際に、開閉蓋5の上面に飲物容器Cを載置可能な平坦面を形成する構成となっている。上記開閉蓋5は、その外周縁を残す中央一帯の領域に、浅く容器状の形に凹んだ受け皿5B1が形成された構成とされている。上記受け皿5B1は、図1に示すように、上述したホルダ部2の各差込口2Aの直下位置に形成されていて、各差込口2A内に差し込まれた飲物容器Cをその上面に載置することのできる載置面として機能するようになっている。
<まとめ>
以上をまとめると、本実施例のカップホルダ1は、次のような構成となっている。すなわち、飲物容器C(保持対象物)を外周側から支えるホルダ部2と、ホルダ部2に軸方向に一体的に連結されたスライド軸2Bと、スライド軸2Bを高さ方向にスライド可能にガイドした状態として支えるベース3と、を有するカップホルダ1である。スライド軸2Bとベース3との間に、スライド軸2Bのベース3に対する高さ方向の傾き移動に伴うどちらか一方側の端部の軸方向の内側への移動を当接により食い止める規制構造(スライド軸2Bの突起部2Cとベース3のガイド壁3Acとの軸方向の当接構造)が設けられている。
このような構成となっていることにより、スライド軸2Bがベース3に対して高さ方向に傾こうとしても、その傾きに伴うスライド軸2Bのどちらか一方側の端部の軸方向の内側への移動が上記規制構造の当接により食い止められる。したがって、スライド軸2Bのベース3に対する高さ方向の傾き移動を適切に食い止めることができる。
具体的には、上記規制構造は、スライド軸2Bから半径方向の外側に張り出す突起部2Cと、突起部2Cに軸方向の内側から対向するようにベース3に設けられた当接部(ガイド壁3Ac)と、から成る。このような構成となっていることにより、規制構造を簡素かつ外部に露呈しにくい見栄えのよい形に形成することができる。
詳しくは、上記当接部は、スライド軸2Bを高さ方向にスライド可能にガイドするベース3のガイド部3Aのガイド壁3Acによって構成されている。このような構成となっていることにより、規制構造を合理化してより簡素に形成することができる。
また、スライド軸2Bは、その軸方向の両側の端部がベース3に対して軸方向の内側から外側へ差し込まれた状態に連結されている。そして、規制構造が、スライド軸2Bの両側の端部とベース3との連結部に設けられている。このように、スライド軸2Bがベース3に対して外差しの構成とされることで、内差しの構成と比べて、高さ方向に傾いた際の各端部の軸方向の内側への移動量(角度変化に伴う移動量)が大きくなる。回転半径が大きくなるためである。したがって、このような軸方向の内側への移動量の大きくなるスライド軸2Bの各端部とベース3との連結部に規制構造が設けられることで、スライド軸2Bのベース3に対する高さ方向の傾き移動をより適切に食い止めることができる。
<その他の実施例>
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明のカップホルダは、自動車等の乗物用シートにおけるシートクッションの側部の他、シートバックの背部やアームレスト等、シートを構成する様々な箇所に付設して設けることができるものである。また、カップホルダは、乗物内のセンタコンソールやセンタボックスなど、乗物本体に内装される様々な内装品に付設して設けることもできるものである。なお、乗物は、自動車や鉄道等の車両の他、航空機、船舶等の人を乗せて運ぶもの全般を含むものである。
また、保持対象物は、飲物容器に限らず何であってもよい。また、上記保持対象物を外周側から支えるホルダ部は、保持対象物を1つ又は3つ以上保持可能な構成を備えたものであってもよく、その形も特定の形状に限定されるものではない。また、ホルダ部に軸方向に一体的に連結されるスライド軸は、ガイドに対して高さ方向にスライドするものであればよく、ガイドに対して軸回転できない構成となっているものであってもよい。また、スライド軸がホルダ部に対して軸回転できるように構成されていてもよい。
また、スライド軸のベースに対する高さ方向の傾き移動に伴うどちらか一方側の端部の軸方向の内側への移動を当接により食い止める規制構造は、スライド軸とベースとの間に設けられるものの他、ホルダ部とベースとの間に設けられるものであってもよい。すなわち、スライド軸がホルダ部と軸方向に一体的に連結された構成である場合には、規制構造は、ホルダ部又はスライド軸とベースとの間に設けられるようになっていればよい。
また、規制構造がスライド軸に設けられるものにおいて、突起部がスライド軸に付設されるものの他、スライド軸の一部が半径方向の外側に張り出すようにクランク状に折り曲げられてその突起部がベースに設けられた当接部と軸方向に対向するように組み付けられるものや、上記スライド軸の一部がクランク状に折り曲げられてその凹部内にベースに設けられた当接部が軸方向に対向する形に組み付けられたものであってもよい。
また、上記当接部は、スライド軸を高さ方向にスライド可能にガイドするベースのガイド部により形成されるものの他、別途ベースに付設される形で形成されるものであってもよい。また、規制構造を構成するホルダ部又はスライド軸に形成される突起部とベースに形成される当接部の形状は、特定の形に限定されるものではなく、種々の形のものを適用することができるものである。
また、ホルダ部は、スライド軸を介したベースに対する高さ方向のスライドにより、回転することなくそのままの角度姿勢で高さ方向に展開収納される構成であってもよい。また、ホルダ部のスライド軸を介したベースに対する高さ方向のスライドは、展開収納を目的としたものに限らず、単に、高さ位置調整のためや他の何らかの目的のために行われるものであってもよい。
1 カップホルダ
2 ホルダ部
2A 差込口
2B スライド軸
2C 突起部
2C1 規制板部
2C2 補強板部
3 ベース
3A ガイド部
3Aa 縦側壁
3Ab 覆い壁
3Ac ガイド壁
3Ad 通し孔
3Ae ガイド孔
3Af 天板壁
3B ヒンジ突起
3Ba ヒンジ軸
3C 押さえ板
3Ca ヒンジ軸
3D 係止部
3Da 係止爪
3Db 押下面
4 制御リンク
4A 基軸
4B 操作軸
5 開閉蓋
5A 外蓋
5A1 軸受け部
5A1a 軸孔
5A2 軸受け部
5A2a 軸溝
5A2b 軸溝
5A3 逃がし凹部
5A4 係止爪
5B 内蓋
5B1 受け皿
6 トーションスプリング
C 飲物容器(保持対象物)

Claims (4)

  1. 保持対象物を外周側から支えるホルダ部と、該ホルダ部に軸方向に一体的に連結されたスライド軸と、該スライド軸を高さ方向にスライド可能にガイドした状態として支えるベースと、を有するカップホルダであって、
    前記ホルダ部又は前記スライド軸と前記ベースとの間に、前記スライド軸の前記ベースに対する高さ方向の傾き移動に伴うどちらか一方側の端部の軸方向の内側への移動を当接により食い止める規制構造が設けられているカップホルダ。
  2. 請求項1に記載のカップホルダであって、
    前記規制構造が、前記スライド軸から半径方向の外側に張り出す突起部と、該突起部に軸方向の内側から対向するように前記ベースに設けられた当接部と、から成るカップホルダ。
  3. 請求項2に記載のカップホルダであって、
    前記当接部が、前記スライド軸を高さ方向にスライド可能にガイドする前記ベースのガイド部によって構成されているカップホルダ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のカップホルダであって、
    前記スライド軸は、その軸方向の両側の端部が前記ベースに対して軸方向の内側から外側へ差し込まれた状態に連結され、
    前記規制構造が、前記スライド軸の両側の端部と前記ベースとの連結部に設けられているカップホルダ。
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