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JP2017047823A - ハイブリッド車両の触媒暖機方法および触媒暖機制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の触媒暖機方法および触媒暖機制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】触媒暖機時の充電容量の確保を、安価に行うことが可能なハイブリッド車両の触媒暖機方法を提供すること。【解決手段】エンジンEngの排気系100に設けられた触媒101の暖機条件の成立に基づき、第1クラッチCL1を解放してドライバ要求トルクをモータジェネレータMGにより出力する一方、スタータモータSSGを負荷としてエンジンEngを駆動させて暖機終了条件が成立するまで触媒101の暖機を行い、暖機中は、スタータモータSSGの発電電力を第2低電圧バッテリ32に充電し、暖機終了後は、第1バッテリ遮断リレースイッチ51を遮断して第1低電圧バッテリ31を低電圧系回路21から切り離し、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を第2低電圧バッテリ32よりも低電圧とし、第2低電圧バッテリ32を、所定の充電可能容量が得られるまで補機類20の負荷により放電することを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機方法とした。【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車両の触媒暖機方法および触媒暖機制御装置に関する。
従来、ハイブリッド車両において、エンジン排気系の触媒が低温の場合に、効率良く触媒を暖機するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術は、触媒暖機時には、車両の駆動源となるエンジンと第1電動機とを切り離して第1電動機の駆動力により走行し、第2電動機(スタータモータ)をエンジン負荷としてエンジンを駆動させ触媒の暖機を行うようにしている。
特開2014−94691号公報
しかしながら、上述の従来技術では、触媒の暖機時に、第2電動機により発電した電力を補機類の駆動用電源である鉛酸バッテリに充電した場合、バッテリ容量が不足するおそれがある。
また、容量不足の解消のために高容量の強電バッテリを新たに追加すると、コストアップを招く。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、触媒暖機時の充電容量の確保を、安価に行うことが可能なハイブリッド車両の触媒暖機方法および触媒暖機制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のハイブリッド車両の触媒暖機方法は、エンジンおよび第1電動機を備えた車両の駆動源と、エンジンと第1電動機との動力伝達を断接可能なクラッチと、エンジンに直結された第2電動機と、強電バッテリの電圧を降圧して供給するコンバータと、を備えたハイブリッド車両において、触媒の暖機条件の成立に基づき、クラッチを解放して要求駆動力を第1電動機により出力する一方、第2電動機を負荷としてエンジンを駆動させて暖機終了条件が成立するまで触媒の暖機を行う。
そして、本発明のハイブリッド車両の触媒暖機方法では、前記触媒の暖機中は、第2電動機の発電電力を第2低電圧バッテリに充電する。
さらに、触媒暖機終了後は、第1バッテリ遮断スイッチを遮断して第1低電圧バッテリを補機類およびコンバータから切り離し、さらに、コンバータの降圧電圧を、第2低電圧バッテリよりも低電圧に設定し、第2低電圧バッテリを、所定の充電可能容量が得られるまで補機類の負荷により放電する。
本発明では、触媒の暖機時に第2電動機により発電した電力は、第2低電圧バッテリに充電する。そして、触媒暖機の終了後は、第2低電圧バッテリを補機類の負荷により放電する。
このため、第2電動機により発電した電力を有効に利用することができ、経済的に優れる。しかも、触媒暖機終了後は、第2低電圧バッテリに充電した電力を放電するため、第2低電圧バッテリとして、複数回の触媒暖機時の充電を可能とする容量のものを用いる場合と比較して、低容量のものを用いることができ、コストを抑えることができる。
加えて、放電時には、コンバータの降圧電圧を、第2低電圧バッテリよりも低電圧とし、かつ、第1低電圧バッテリを、補機類およびコンバータから切り離す。このため、第2低電圧バッテリの放電を短時間に行うことができ、次回の触媒暖機時の充電に必要な容量を確保可能である。よって、第2低電圧バッテリとして低バッテリ容量のものを用いても、繰り返し触媒暖機を実行した場合の充電を可能とする。
したがって、触媒暖機時の充電容量の確保を、安価に行うことが可能である。
実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法を実施するハイブリッド車両を示す全体システム図である。 前記ハイブリッド車両に適用した自動変速機の変速制御を行うATコントローラにおいて変速比を設定する変速特性線図である。 前記ハイブリッド車両の統合コントローラでのモード選択処理を行う際に用いられるEV−HEV選択マップを示す図である。 前記ハイブリッド車両の電気走行(EV)モード領域およびハイブリッド走行(HEV)モード領域を示す領域線図である。 前記統合コントローラにおいて用いられるトルクマップであり、(a)は目標定常駆動トルクを求めるときに用いる目標定常駆動トルク特性を示す駆動力特性線マップ、(b)はモータジェネレータのアシストトルクを求めるときに用いるMGアシストトルク特性を示すアシストトルクマップである。 前記ハイブリッド車両の駆動トルク制御装置のバッテリ蓄電状態に対する目標充放電量特性を示す特性線図である。 前記ハイブリッド車両における触媒暖機条件成立時の処理の流れを示すフローチャートである。 前記ハイブリッド車両において第2低電圧バッテリの放電時の処理の流れを示すフローチャートである。 前記ハイブリッド車両の触媒暖機中のスタータモータによる発電時の説明図である。 前記ハイブリッド車両の触媒暖機終了後の第2低電圧バッテリの放電時の説明図である。 前記ハイブリッド車両において第2低電圧バッテリが充電可能の場合の触媒暖機中の動作例を示すタイムチャートである。 前記ハイブリッド車両において第2低電圧バッテリが充電できない場合の触媒暖機中の動作例を示すタイムチャートである。
以下、本発明のハイブリッド車両の触媒暖機方法を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法および触媒暖機制御装置の構成を説明する。
この構成の説明にあたり、実施の形態1における電動車両の電力制御装置の構成を、「パワートレーン系構成」、「制御システム構成」、「統合コントローラの構成」、「触媒暖機制御に用いる電力系の構成」、「触媒暖機制御処理構成」に分けて説明する。
[パワートレーン系構成]
まず、実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法を摘要するハイブリッド車両のパワートレーン系構成を説明する。
図1は、実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法を適用する後輪駆動によるハイブリッド車両を示す全体システム図である。
実施の形態1におけるハイブリッド車両は、図1に示すように、車両の駆動源としてエンジンEngと、モータジェネレータ(第1電動機)MGとを備える。また、このハイブリッド車両は、第1クラッチCL1と、第2クラッチCL2と、自動変速機ATと、駆動輪RL、RRとを備える。
エンジンEngは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンであり、エンジンコントローラ1からのエンジン制御指令に基づいて、エンジン始動制御やエンジン停止制御やスロットルバルブのバルブ開度制御が行われる。
さらに、エンジンEngは、排気系100に触媒101を備える。この触媒101は、予め設定された活性温度以上の温度でその浄化能力を十分に発揮する。
第1クラッチCL1は、エンジンEngとモータジェネレータMGの間に介装されたクラッチである。この第1クラッチCL1は、第1クラッチコントローラ5からの第1クラッチ制御指令に基づいて、図示を省略した第1クラッチ油圧ユニットにより作り出された第1クラッチ制御油圧により、半クラッチ状態を含み締結・解放が制御される。
モータジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータである。このモータジェネレータMGは、モータコントローラ2からの制御指令に基づいて、インバータ3により作り出された三相交流などの複数相交流を印加することにより制御される。また、モータジェネレータMGは、強電バッテリ4からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として動作する。なお、強電バッテリ4は、モータジェネレータMGの駆動用のバッテリで、例えば、数百ボルトの高電圧電源である。
さらに、モータジェネレータMGは、ロータがエンジンEngや駆動輪RL,RRから回転エネルギを受ける場合には、ステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機として機能し、強電バッテリ4を充電することもできる。なお、このモータジェネレータMGのロータは、ダンパーを介して自動変速機ATの変速機入力軸に連結されている。
第2クラッチCL2は、モータジェネレータMGと駆動輪RL,RRとの間に介装されたクラッチである。この第2クラッチCL2は、ATコントローラ7からの第2クラッチ制御指令に基づき、図示を省略した第2クラッチ油圧ユニットにより作り出された制御油圧により、スリップ締結とスリップ解放を含み締結・解放が制御される。この第2クラッチCL2としては、例えば、比例ソレノイドで油流量および油圧を連続的に制御できる湿式多板クラッチや湿式多板ブレーキが用いられる。
自動変速機ATは、前進5速/後退1速等の有段階の変速段を車速やアクセル開度等に応じて自動的に切り換える有段変速機である。そこで、第2クラッチCL2は、専用クラッチとして新たに追加したものではなく、自動変速機ATの各変速段にて締結される複数の摩擦締結要素のうち、トルク伝達経路に配置される最適なクラッチやブレーキを選択している。なお、第2クラッチCL2は、自動変速機ATの摩擦締結要素を用いずに、専用のクラッチを、モータジェネレータMGと自動変速機ATとの間、あるいは、自動変速機ATと駆動輪RL,RRとの間に介在させてもよい。
[制御システム構成]
次に、ハイブリッド車両の制御系を説明する。
実施の形態1におけるハイブリッド車両の制御系は、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、強電バッテリ4と、ATコントローラ7と、統合コントローラ10と、を有する。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、統合コントローラ10とは、情報交換が互いに可能なCAN通信線(図示省略)を介して接続されている。
エンジンコントローラ1は、エンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報と、統合コントローラ10からの目標エンジントルク指令と、他の必要情報を入力する。そして、エンジン動作点(Ne,Te)を制御する指令を、エンジンEngのスロットルバルブアクチュエータ等へ出力する。
モータコントローラ2は、モータジェネレータMGのロータ回転位置を検出するレゾルバ13からの情報と、統合コントローラ10からの目標MGトルク指令および目標MG回転数指令と、他の必要情報を入力する。そして、モータジェネレータMGのモータ動作点(Nm,Tm)を制御する指令をインバータ3へ出力する。なお、このモータコントローラ2では、強電バッテリ4の充電容量をあらわすバッテリSOCを監視していて、このバッテリSOC情報は、モータジェネレータMGの制御情報に用いられると共に、CAN通信線(図示省略)を介して統合コントローラ10へ供給される。
第1クラッチコントローラ5は、図示を省略した油圧アクチュエータのストローク位置を検出する第1クラッチストロークセンサ15からのセンサ情報と、統合コントローラ10からの目標CL1トルク指令と、他の必要情報を入力する。そして、第1クラッチCL1の締結・解放を制御する指令を第1クラッチ油圧ユニット(図示省略)に出力する。
ATコントローラ7は、アクセル開度センサ16と、車速センサ17と、他のセンサ・スイッチ類18(変速機入力回転数センサ、インヒビタースイッチ等)からの情報を入力する。そして、Dレンジを選択しての走行時、アクセル開度APOと車速VSPにより決まる運転点がシフトマップ上で存在する位置により最適な変速段を検索し、検索された変速段を得る制御指令を自動変速機ATに出力する。また、ATコントローラ7は、上記自動変速制御に加えて、統合コントローラ10から目標CL2トルク指令を入力した場合、第2クラッチCL2の締結・解放を制御する指令を第2クラッチ油圧ユニット(図示省略)に出力する第2クラッチ制御を行う。
なお、シフトマップとは、アクセル開度APOと車速VSPに応じてアップシフト線とダウンシフト線を書き込んだマップであって、図2に一例を示している。
[統合コントローラの構成]
統合コントローラ10は、車両全体の消費エネルギを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担う。すなわち、統合コントローラ10は、モータ回転数Nmを検出するモータ回転数センサ19や他のセンサ・スイッチ類18からの必要情報およびCAN通信線(図示省略)を介して情報を入力する。そして、エンジンコントローラ1へ目標エンジントルク指令、モータコントローラ2へ目標MGトルク指令および目標MG回転数指令、第1クラッチコントローラ5へ目標CL1トルク指令、ATコントローラ7へ目標CL2トルク指令を出力する。
図3は、統合コントローラ10でのモード選択処理を行う際に用いられるEV-HEV選択マップを示す図である。このように、統合コントローラ10は、アクセル開度APOと車速VSPとに基づいて、走行モードを決定する。そして、決定した走行モードに応じて、上記の目標エンジントルク指令、目標MGトルク指令および目標MG回転数指令、目標CL1トルク指令、目標CL2トルク指令を出力する。
なお、上述の走行モードの切り替えには、図4に示す車速毎に設定されたアクセル開度APOにより設定されているエンジン始動停止線マップを用い、このエンジン始動、停止線は、バッテリSOCに応じて、変更する。すなわち、エンジン始動線およびエンジン停止線は、バッテリSOCが低くなるに連れて、アクセル開度が小さくなる方向に低下する。
エンジン始動は、通常は、第1クラッチCL1を締結し、強電バッテリ4の電力で駆動するモータジェネレータMGの駆動力により行う。
また、冷間時や、強電バッテリ4のバッテリSOCの低下時には、エンジンEngに直結したスタータモータ(第2電動機)SSGの駆動により行う。
このスタータモータSSGは、後述する第1低電圧バッテリ31の低電圧電力(12V)により電動機として駆動し、また、エンジンEngからの入力により発電機として駆動可能である。
統合コントローラ10は、上記の目標エンジントルク指令、目標MGトルク指令は、図5(a)に示す目標定常駆動トルクマップと図5(b)に示すMGアシストトルクマップに基づいて、アクセル開度APOと車速VSP(変速機入力回転数)に応じて決定する。
さらに、統合コントローラ10は、図6に示す走行中発電要求出力マップを用いて、バッテリSOCに基づいて、目標発電出力を演算する。
そして、統合コントローラ10は、アクセル開度APOと目標駆動トルクtFoO、MGアシストトルクと目標モードと車速VSPと目標充放電電力(要求発電出力)tPとを入力する。さらに、これらの入力情報から、これらを動作点到達目標として、過渡的な目標エンジントルクと目標MGトルクと目標MG回転数と目標CL1トルクと目標CL2トルクと目標変速比と、を演算する。これらの演算結果は、CAN通信線を介して各コントローラ1,2,5,7に出力する。
[触媒暖機制御に用いる電力系の構成]
統合コントローラ10は、触媒温度センサ14が検出する触媒温度に基づいて、必要に応じ、触媒暖機制御を実行する。
まず、この触媒暖機制御に用いる電力系の構成について説明する。
ハイブリッド車両には、補機類20が搭載されている。この補機類としては、照明装置、オーディオ装置、ワイパ装置、電動ステアリング装置、空調装置、メータ装置、制動制御装置などが含まれる。
この補機類20ならびに前述したスタータモータSSGは、低電圧系回路21を介して、第1低電圧バッテリ31に接続されている。この第1低電圧バッテリ31は、具体的には、12V鉛酸バッテリを用いており、低電圧系回路21は、12V程度の低電圧電力が供給される。
また、低電圧系回路21には、DC−DCコンバータ40が接続されている。このDC−DCコンバータ40は、強電バッテリ4の高圧電力(数百V)を降圧させて低電圧系回路21に供給する。なお、DC−DCコンバータ40は、触媒暖機制御を行わない通常時は、低電圧系回路21の電圧よりも僅かに高い電圧(13V程度)に降圧する。
さらに、低電圧系回路21には、第1低電圧バッテリ31と並列に第2低電圧バッテリ32を接続している。この第2低電圧バッテリ32としては、充放電を短時間で繰り返し可能な内部抵抗が低い12Vリチウムイオンバッテリを用いる。なお、この第2低電圧バッテリ32は、スタータモータSSGを駆動させることができる。
また、低電圧系回路21は、第1バッテリ遮断リレースイッチ51、第2バッテリ遮断リレースイッチ52、通電制御素子53を備える。そして、これらの各リレースイッチ51,52および通電制御素子53の通電状態は、バッテリコントロールユニット50により切り替えられる。
第1バッテリ遮断リレースイッチ51は、第1低電圧バッテリ31を、低電圧系回路21(補機類20およびDC−DCコンバータ40)に対して接続および切り離し可能であり、通常(非通電時)は閉じているスイッチである。
第2バッテリ遮断リレースイッチ52は、第2低電圧バッテリ32を、低電圧系回路21(補機類20およびDC−DCコンバータ40)に対して接続および切り離し可能であり、通常(非通電時)は開いているスイッチである。
通電制御素子53は、スタータモータSSGおよび第2低電圧バッテリ32側から第1低電圧バッテリ31および補機類20への電力供給量を制御する素子(MOS)である。
[触媒暖機制御処理構成]
次に、触媒暖機制御の処理の流れを図7,8に基づいて説明する。
図7、図8は統合コントローラおよびバッテリコントローラにおいて実行する触媒暖機制御の処理の流れを示すフローチャートである。
また、図7は、触媒101の暖機条件が成立して実行する触媒暖機中の処理の流れを示す。また、図8は、暖機終了条件が成立して、後述する放電処理を実行する際の処理の流れを示している。
ここで、触媒暖機条件は、触媒温度センサ14が検出する触媒温度が予め設定された活性判定閾値以下であるか否かに基づいて、活性判定閾値以下の場合に、触媒暖機条件成立と判定する。なお、活性判定閾値は、それ以上の温度で、触媒101が所望の浄化能力を発揮できる値に設定している。
触媒暖機条件成立時に進むステップS101では、触媒暖機中処理を実行する。
この触媒暖機中処理は、触媒暖機条件の成立と同時に開始するもので、この触媒暖機中処理は、まず、モータジェネレータMGの駆動力で走行し、エンジンEngは、触媒101の暖機に必要な一定回転数および一定トルクで駆動させる。
このため、第1クラッチCL1を解放し、エンジンEngとモータジェネレータMGとを切り離す。
そして、モータジェネレータMGに対する指令値としての目標モータトルクは、ドライバ要求駆動トルク(目標定常駆動トルク)に応じた値とする。
また、スタータモータSSGは、エンジンEngに暖機用の負荷となるよう発電を行う。
さらに、本実施の形態1では、触媒暖機中処理においてスタータモータSSGで発電した電力は、第2低電圧バッテリ32に充電する。そのため、第2バッテリ遮断リレースイッチ52を閉じて、第2低電圧バッテリ32と低電圧系回路21とを接続する。
また、通電制御素子53は、スタータモータSSGの発電電力の一部を補機類20側に供給し、補機類20により直接電力消費する。
この触媒暖機中処理の実行時の通電の状態を図9に示す。
スタータモータSSGで発電した電力は、矢印GV1により示すように、閉状態の第2バッテリ遮断リレースイッチ52を介して、第2低電圧バッテリ32に供給して充電する。このとき、第2低電圧バッテリ32として、内部抵抗値が低いリチウムイオンバッテリを用いているため、短時間に効率良く充電可能である。
また、この発電電力の一部は、点線の矢印GV2に示すように、通電制御素子53を介して、低電圧系回路21に供給し、補機類20により直接消費する。
さらに、触媒暖機中処理では、DC−DCコンバータ40は、強電バッテリ4の電力を降圧して低電圧系回路21に供給し、その電力は、矢印DV1、DV2に示すように補機類20および第1低電圧バッテリ31に供給する。
図7に戻り、ステップS101の触媒暖機中処理の実行後に進むステップS102では、暖機終了条件が成立したか否か判定し、暖機終了条件成立の場合は、ステップS103に進み、不成立の場合はステップS107に進む。
なお、暖機終了条件は、触媒温度が、前述した活性判定閾値よりも高くなった場合とする。
暖機終了条件成立の場合に進むステップS103では、触媒暖機処理を終了する。
この場合、まず、スタータモータSSGによる発電を終了する。
また、エンジンEngの駆動および第1クラッチCL1の締結、解放は、その時点のアクセル開度APO、車速VSPに応じた走行モードおよびドライバ要求トルクに応じて制御する。
ステップS102において暖機終了条件の不成立時に進むステップS107では、第2低電圧バッテリ32の充電可能容量が、充電終了閾値以下であるか否か判定する。この充電終了閾値は、第2低電圧バッテリ32が、満充電に近い状態であることを示す値であって、例えば、満充電の90%近傍を示す値を用いる。
そして、ステップS107において充電可能容量が充電終了閾値よりも大きい場合は、ステップS101に戻って、触媒暖機中処理を実行して触媒101の暖機を継続する。
一方、ステップS107において、充電可能容量が充電終了閾値以下であり、第2低電圧バッテリ32の充電を継続できない場合は、ステップS108に進む。
ステップS108では、スタータモータSSGに代えてモータジェネレータMGを負荷として触媒101の暖機を継続する。すなわち、スタータモータSSGによる発電を停止し、第1クラッチCL1を締結し、モータジェネレータMGによりエンジンEngに負荷を与える。また、このとき、エンジントルクは、スタータモータSSGによる発電時よりも上昇させて一定に保つ。なお、モータジェネレータMGの発電電力は、強電バッテリ4に充電する。
これにより、スタータモータSSGによる発電および第2低電圧バッテリ32への充電は中止するが、触媒101の暖機を継続することができる。
ステップS108に続くステップS109では、暖機終了条件が成立したか否か判定し、暖機終了条件が成立した場合はステップS103に進み、暖機終了条件が成立しない場合は、ステップS107に戻る。なお、ステップS109における暖機終了条件判定はステップS102と同様である。
触媒暖機を終了するステップS103に続くステップS104以降の処理は、第2低電圧バッテリ32の放電を実施するか否かの判定を行う処理である。
まず、ステップS104では、電圧アップ要求があるか否か判定し、電圧アップ要求がある場合はステップS105に進んで、放電を待機(スタンバイ)する。一方、ステップS104において、電圧アップ要求が無い場合は、ステップS106に進んで、第2低電圧バッテリ32の放電処理を実行する。
ここで、電圧アップ要求とは、補機類20において、所定以上の消費電源電圧を必要とする補機による駆動要求である。このような所定以上の消費電源電圧を必要とする補機としては、例えば、ワイパ装置、ヘッドライト、電動ステアリング、制動装置が含まれる。
また、ステップS105の待機処理は、後述するステップS106の放電処理の実施を待機するもので、この待機中は、ステップS104に戻り、電圧アップ要求の有無の判定を繰り返し、電圧アップ要求が無くなると、待機を終了して、ステップS106に進む。
次に、ステップS106において実行する放電処理の詳細を図8のフローチャートにより説明する。
まず、ステップS201では、放電中処理を実行し、ステップS202に進む。
この放電中処理は、第1バッテリ遮断リレースイッチ51を開いて回路遮断状態とし、第1低電圧バッテリ31を低電圧系回路21(補機類20、DC−DCコンバータ40、第2低電圧バッテリ32)から切り離す。
さらに、放電中処理では、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を、通常時の降圧電圧よりも低電圧であって、第2低電圧バッテリ32の電圧よりも低電圧まで降圧する。例えば、通常時は、強電バッテリ4からの高電圧を13V程度に降圧しているのを、この放電処理中は、12V付近まで降圧する。
そして、通電制御素子53では、第2低電圧バッテリ32からの通電を制限することなく低電圧系回路21側に通過させるとともに、第2バッテリ遮断リレースイッチ52は閉状態とする。これにより、図10において矢印GV3に示すように、第2低電圧バッテリ32に充電された電力を、補機類20の負荷により放電する。このとき、第2低電圧バッテリ32には内部抵抗値の低いリチウムイオンバッテリを用いているため、短時間で放電することができる。
また、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を、通常時よりも低く設定するため、第2低電圧バッテリ32は、通常時の低電圧系回路21において使用する電圧よりも低電圧まで放電することができる。
次に、ステップS202では、触媒暖機要求の有無を判定する。そして、触媒暖機要求が有る場合はステップS205に進み、触媒暖機要求が無い場合はステップS203に進む。例えば、触媒101の暖機後、エンジンEngを停止しEVモードで走行すると、放電中に触媒温度が低下する場合がある。
触媒暖機要求が無い場合に進むステップS203では、放電中処理を維持(KEEP)したまま、ステップS204に進む。
なお、この放電中処理の維持(KEEP)時において、前述のステップS104において説明した補機類20から消費電源の電圧上昇要求があった際は、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を通常時の値に戻す。また、この放電中処理の維持時において、消費電源電圧の上昇要求(電圧アップ要求)が無くなれば、DC−DCコンバータ40の降圧電圧は、放電中の値(第2低電圧バッテリ電圧よりも低い値)に戻す。
そして、ステップS204では、第2低電圧バッテリ32の充電容量が、予め設定された放電終了判定値まで低下したか否か判定する。そして、第2低電圧バッテリ32の充電容量が、放電終了判定値まで低下した場合は、放電処理を終了する。
この放電処理の終了時には、第1バッテリ遮断リレースイッチ51を閉じて、第1低電圧バッテリ31を低電圧系回路21(補機類20およびDC−DCコンバータ40)に接続する。
また、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を通常時の値(例えば、13V)に戻す。
次に、ステップS202において触媒暖機要求が有る場合に進むステップS205では、第2低電圧バッテリ32の充電許容量が、充電可能判定値よりも大きいか否か判定する。そして、充電許容量が充電可能判定値よりも大きい場合は、ステップS206に進み、充電可能判定値以下の場合は、ステップS203に進み、放電中処理を継続する。
ここで、第2低電圧バッテリ32の充電許容量とは、現在の充電量から満充電となるまでの充電量である。
また、充電可能判定値は、触媒101の暖機処理によりスタータモータSSGにより発電した場合に、第2低電圧バッテリ32により充電可能か否かを判定する値である。そして、この充電可能判定値は、例えば、最大充電量の70〜90%の範囲程度の高い値であり、好ましくは、90%程度の値とする。
第2低電圧バッテリ32の充電許容量が充電可能判定値以下の場合は、ステップS203に進んで、放電中処理を継続する。また、この場合、図示は省略するが、ステップS108とステップS109との処理を並行して実行し、モータジェネレータMGを負荷としてエンジンEngを駆動させ、触媒101の暖機を行うのが好ましい。
(実施の形態1の作用)
次に、実施の形態1の作用を、図11、図12のタイムチャートに基づいて説明する。
図11は、触媒暖機中処理(図7ステップS101)を実行して触媒101の暖機を行った場合の動作例を示す。
なお、この動作例は、t11において、図外のイグニッションスイッチを投入し、触媒暖機中処理を開始し、かつ、t12の時点から、運転者が発進加速操作を行った場合の動作を示す。
この場合、t11の図外のイグニッションスイッチの投入により、システムが起動し、触媒温度センサ14の検出温度に基づいて、触媒暖機要求有りと判定し、触媒暖機を開始するとともに、触媒暖機中処理を実行する。
すなわち、図示のように第1クラッチCL1を解放し、エンジンEngを予め設定した触媒暖機に好適な回転数に保持するとともに、スタータモータSSGによりエンジンEngに一定の負荷を与え、エンジントルクを触媒101の暖機に好適な一定トルクに保つ。
そして、スタータモータSSGを負荷として駆動させて発電した電力は、図9において矢印GV1に示すように、第2低電圧バッテリ32に充電する。この触媒暖機中は、第2バッテリ遮断リレースイッチ52を閉じるとともに、通電制御素子53における通電量を絞っているため、スタータモータSSGで発電した電力を、第2低電圧バッテリ32に円滑に充電することができる。
また、充電中の電力の一部を、補機類20により直接消費することにより、触媒101の暖機による発電量に対する第2低電圧バッテリ32における充放電量を軽減できる。
これにより、後述する第2低電圧バッテリ32の放電時間を短縮し、より確実な放電を可能として、次回の充電時のための充電許容量の確保の確実性が増し、しかも、第2低電圧バッテリ32の耐久性を向上できる。
次に、t12の時点から、運転者が発進加速操作を行った場合、上記のように第1クラッチCL1を解放しているため、ドライバ要求トルクに応じてモータジェネレータMGを駆動させて発進する。
そして、車速VSPに応じて、自動変速機ATの変速を行いながら加速を行って、運転者の加速操作に応じて車速VSPを上昇させる。
この走行中も、触媒101が所定の温度に上昇して暖機終了条件が成立するまでは、エンジンEngは、一定回転数、一定トルクで駆動し、スタータモータSSGは、触媒暖機用の一定トルクで発電する。
なお、このようにして第2低電圧バッテリ32に充電した電力は、触媒101が所定温度まで上昇して、暖機終了条件が成立したら、即座に、補機類20の負荷により放電する(図10)。
したがって、次回の触媒暖機処理の実行時における充電を確実に行うことができる。
また、このように、触媒暖機処理により第2低電圧バッテリ32に充電した電力は、即座に放電するため、第2低電圧バッテリ32として、その充電容量は、1回の触媒暖機処理による発電量を充電できればよい。したがって、第2低電圧バッテリ32としては、複数回の充電を可能とする容量のものを用いるのと比較して、低容量の安価なバッテリを用いることができる。
さらに、第2低電圧バッテリ32の放電時には、第1バッテリ遮断リレースイッチ51を開いて、第1低電圧バッテリ31を、低電圧系回路21から切り離す。このため、第1低電圧バッテリ31が低電圧系回路21に接続されている場合と比較して、第2低電圧バッテリ32の放電を短時間に行うことができる。
加えて、このとき、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を、通常時よりも低下させるため、これによっても、第2低電圧バッテリ32の放電を短時間に行うことが可能である。しかも、補機類20による電力要求が高くなった場合には、第2低電圧バッテリ32の電力だけではなく、DC−DCコンバータ40により強電バッテリ4の電力を供給することができ、補機類20の駆動に悪影響を与えるおそれが無い。
次に、図12のタイムチャートに示す動作例について説明する。
この動作例は、触媒暖機要求が生じた時点t21において、第2低電圧バッテリ32の充電可能容量が、充電終了閾値よりも低く、スタータモータSSGの発電で第2低電圧バッテリ32に充電することができない場合の動作を示している。
この場合、触媒暖機条件成立から、即座にステップS108に進み、モータジェネレータMGを負荷として、エンジンEngを駆動する。
すなわち、エンジンEngを駆動させ、第1クラッチCL1を締結し、モータジェネレータMGによりエンジンEngに一定の負荷を与え発電する(ステップS107→S108)。そして、この時の発電は、インバータ3から強電バッテリ4に供給し充電する。
また、このt21の時点から、運転者が発進加速操作を開始するt22の時点までの間は、第2クラッチCL2を解放することで、停車状態を保つ。
その後、t22の時点で、運転者が発進加速操作を開始すると、エンジントルクを一定に保ちつつ、発進加速操作に応じて第2クラッチCL2を締結し、発進する。
また、ドライバ要求トルクの上昇に伴い、モータジェネレータMGによる負荷を減少させ、一定のエンジントルクでドライバ要求トルクが不足する場合は、モータジェネレータMGを電動機として駆動させて、不足分を補う。
したがって、第2低電圧バッテリ32が充電できない場合でも、エンジンEngを一定回転数、一定トルクで駆動させて、触媒101の暖機を行うことができる。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法の効果を列挙する。
1)実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法は、
エンジンEngおよび強電バッテリ4により駆動する第1電動機としてのモータジェネレータMGを備えた車両の駆動源と、
エンジンEngとモータジェネレータMGとの動力伝達を断接可能な第1クラッチCL1と、
エンジンEngに直結された第2電動機としてのスタータモータSSGと、
車両の補機類20および第1低電圧バッテリ31に接続され、強電バッテリ4の電圧を降圧して供給するDC−DCコンバータ40と、
を備えたハイブリッド車両において、
ハイブリッド車両は、第1低電圧バッテリ31と並列に補機類20およびDC−DCコンバータ40に接続された第2低電圧バッテリ32と、第1低電圧バッテリ31を、補機類20およびDC−DCコンバータ40に対して断接可能な第1バッテリ遮断リレースイッチ51と、を備え、
エンジンEngの排気系100に設けられた触媒101の暖機条件の成立に基づき、第1クラッチCL1を解放してドライバ要求トルクをモータジェネレータMGにより出力する一方、スタータモータSSGを負荷としてエンジンEngを駆動させて暖機終了条件が成立するまで触媒101の暖機を行い、
触媒101の暖機中は、スタータモータSSGの発電電力を第2低電圧バッテリ32に充電し、
触媒暖機終了後は、第1バッテリ遮断リレースイッチ51を遮断して第1低電圧バッテリ31を低電圧系回路21から切り離し、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を、第2低電圧バッテリ32よりも低電圧に設定し、第2低電圧バッテリ32を、所定の充電可能容量が得られるまで補機類20の負荷により放電することを特徴とする。
このように、触媒暖機中にスタータモータSSGにより発電した電力は、補機類20により使用する低電圧系(12V程度)の第2低電圧バッテリ32に充電するため、第2低電圧バッテリ32の放電時に、補機類20で消費可能な電圧に降圧する必要が無い。このため、降圧に伴う電気損失が発生することなく、効率的な充放電を行うことができ、かつ、電力の有効利用を図ることができる。
また、第2低電圧バッテリ32に充電した電力は、触媒暖機終了後に放電するため、第2低電圧バッテリ32として、複数回の充電を行うものと比較して、容量の小さなものを用いることを可能として、コストダウンを図ることができる。
しかも、第2低電圧バッテリ32の放電時には、第1バッテリ遮断リレースイッチ51を開いて第1低電圧バッテリ31を低電圧系回路21から切り離すとともに、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を、第2低電圧バッテリ32よりも低電圧とする。
このため、第2低電圧バッテリ32を、第1低電圧バッテリ31よりも低電圧まで放電することが可能である。したがって、第1低電圧バッテリ31の切り離しを行わないものと比較して、次回の触媒暖機時における第2低電圧バッテリ32の充電容量をより多く確保することができる。
加えて、上記のように第1低電圧バッテリ31の切り離しを行うことにより、この切り離しを行わないものと比較して、第2低電圧バッテリ32の放電速度を上昇することができる。このため、短時間での第2低電圧バッテリ32の放電が可能となり、必要な充電容量の確保を、早期に達成できる。そして、これにより、次回の触媒暖機条件成立時に、充電可能容量不足により、触媒暖機が行えない不具合の発生を抑制可能となる。
2)実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法は、
触媒暖機時の充電および放電に用いる第2低電圧バッテリ32にリチウムイオンバッテリを用いることを特徴とする。
したがって、リチウムイオンバッテリは内部抵抗が小さく大電流を充電できるため、低い電圧であっても連続的に高い負荷を触媒暖気時にエンジンEngに与える事ができる。また、繰り返し充放電を行っても劣化しにくく、耐久性に優れる。
3)実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法は、
触媒暖機終了後の、第1低電圧バッテリ31の切り離し、DC−DCコンバータ40の降圧電圧の設定、および第2低電圧バッテリ32の放電は、暖機終了条件の成立と同時に実行することを特徴とする。
このように、第2低電圧バッテリ32の放電を、暖機終了条件が成立したら、直ちに行うことで、早期に放電を終了し、次回の触媒暖機に備えることができる。これにより、次回の触媒暖機条件の成立時に、第2低電圧バッテリ32の充電可能容量の不足により触媒暖機を行うことができない不具合の発生を抑制できる。
4)実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法は、
触媒暖機中にスタータモータSSGにより発電した電力は、第2低電圧バッテリ32への充電とともに、一部を、通電制御素子53を介して補機類20へ供給することを特徴とする。
このように、発電した電力の一部を直接補機類20により消費することにより、第2低電圧バッテリ32による充放電損失を軽減できるとともに、第2低電圧バッテリ32の充電量を軽減して、放電時間を短縮できる。
また、これにより、次回の触媒暖機条件の成立時に、第2低電圧バッテリ32の充電可能容量の不足により触媒暖機を行うことができない不具合の発生を、よりいっそう抑制できる。
5)実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法は、
触媒暖機終了後の第2低電圧バッテリ32の放電中に、補機類20からの高電圧供給要求があったときには、第2低電圧バッテリ32の電圧よりも低く設定したDC−DCコンバータ40の降圧電圧を、高電圧供給要求に応じて高めることを特徴とする。
したがって、消費電源電圧が高い補機類20からの高電圧電力要求に応じ、要求に応じた電力供給を確実に行うことができる。
6)実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機方法は、
触媒暖機時に、第2低電圧バッテリ32の充電可能容量が不足したときには、スタータモータSSGに替えて、第1クラッチCL1を締結してモータジェネレータMGを負荷として触媒暖機を行うことを特徴とする。
したがって、第2低電圧バッテリ32の充電可能容量が不足して第1クラッチCL1を切り離した状態での触媒暖機運転ができない場合でも、触媒暖機運転が可能であるため、排ガス浄化性能の悪化を抑制できる。
7)実施の形態1のハイブリッド車両の触媒暖機装置は、
車両の駆動源としてのエンジンEngおよび強電バッテリ4により駆動する第1電動機としてのモータジェネレータMGと、
車両の駆動源としてのエンジンEngおよび強電バッテリ4により駆動する第1電動機としてのモータジェネレータMGと、
エンジンEngとモータジェネレータMGとの動力伝達を断接可能な第1クラッチCL1と、
エンジンEngに直結された第2電動機としてのスタータモータSSGと、
車両の補機類20および第1低電圧バッテリ31に接続され、強電バッテリ4の電圧を降圧して供給するDC−DCコンバータ40と、
エンジンEngの排気系100に設けられた触媒101の暖機条件の成立に基づき、第1クラッチCL1を解放して要求駆動力をモータジェネレータMGにより出力する一方、スタータモータSSGを負荷としてエンジンEngを駆動させて暖機終了条件が成立するまで触媒101の暖機を行う統合コントローラ10およびバッテリコントロールユニット50と、
を備えたハイブリッド車両の暖機制御装置において、
車両に、第1低電圧バッテリ31と並列に補機類20およびDC−DCコンバータ40に接続された第2低電圧バッテリ32と、第1低電圧バッテリ31を、補機類20およびDC−DCコンバータ40に対して断接可能な第1バッテリ遮断リレースイッチ51と、を
を設け、
統合コントローラ10およびバッテリコントロールユニット50は、
触媒101の暖機中は、スタータモータSSGの発電電力を第2低電圧バッテリ32に充電し、
触媒暖機終了後は、第1バッテリ遮断リレースイッチ51を遮断して第1低電圧バッテリ31を切り離し、DC−DCコンバータ40の降圧電圧を、第2低電圧バッテリ32よりも低電圧に設定し、第2低電圧バッテリ32を、所定の充電可能容量が得られるまで補機類20の負荷により放電する処理を行うことを特徴とする。
したがって、上記1)で述べた効果を奏する。
また、スタータモータSSGおよび第2低電圧バッテリ32は、既存のアイドルストップシステムとの共通化が可能であり、共用化により低コスト化を図ることが可能となる。
以上、本発明のハイブリッド車両の触媒暖機方法および触媒暖機制御装置を実施の形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、第2低電圧バッテリとしてリチウムイオンバッテリを用いた例を示したが、これに限定されず、リチウムニッケル水素バッテリなど他のバッテリを用いることができる。要は、第2低電圧バッテリとしては、内部抵抗が低く、充放電を円滑に大きな劣化することなく繰り返し行うことができるバッテリであればよい。
また、実施の形態1では、スタータモータによる発電時に、発電電力の一部を補機類により消費する例を示したが、発電電力の全てを第2低電圧バッテリに充電してもよい。この場合、通電量を制御する素子は不要であり、単に開閉スイッチに置き換えることも可能である。また、第2バッテリ遮断リレースイッチは、省くことが可能である。
4 強電バッテリ
10 統合コントローラ
20 補機類
31 第1低電圧バッテリ
32 第2低電圧バッテリ
40 DC−DCコンバータ
50 バッテリコントロールユニット
51 第1バッテリ遮断リレースイッチ
100 排気系
101 触媒
CL1 第1クラッチ
Eng エンジン
MG モータジェネレータ(第1電動機)
SSG スタータモータ(第2電動機)

Claims (7)

  1. エンジンおよび強電バッテリにより駆動する第1電動機を備えた車両の駆動源と、
    前記エンジンと前記第1電動機との動力伝達を断接可能なクラッチと、
    前記エンジンに直結された第2電動機と、
    前記強電バッテリの電圧を降圧して前記車両の補機類および第1低電圧バッテリに供給するコンバータと、
    を備えたハイブリッド車両において、
    前記ハイブリッド車両は、前記第1低電圧バッテリと並列に前記補機類および前記コンバータに接続された第2低電圧バッテリと、前記第1低電圧バッテリを、前記補機類および前記コンバータに対して断接可能な第1バッテリ遮断スイッチと、を備え、
    前記エンジンの排気系に設けられた触媒の暖機条件の成立により、前記クラッチを解放して要求駆動力を前記第1電動機により出力する一方、前記第2電動機を負荷として前記エンジンを駆動させて暖機終了条件が成立するまで前記触媒の暖機を行い、
    前記触媒の暖機中は、前記第2電動機の発電電力を前記第2低電圧バッテリに充電し、
    前記触媒暖機終了後は、前記第1バッテリ遮断スイッチを遮断して前記第1低電圧バッテリを切り離し、前記コンバータの降圧電圧を、前記第2低電圧バッテリよりも低電圧に設定し、前記第2低電圧バッテリを、所定の充電可能容量が得られるまで前記補機類の負荷により放電する
    ことを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機方法。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の触媒暖機方法において、
    前記触媒の暖機時の充電および放電に用いる第2低電圧バッテリにリチウムイオンバッテリを用いる
    ことを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両の触媒暖機方法において、
    前記触媒暖機終了後の、前記第1低電圧バッテリの切り離し、前記コンバータの降圧電圧の設定、および前記第2低電圧バッテリの放電は、前記暖機終了条件の成立と同時に実行する
    ことを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の触媒暖機方法において、
    前記触媒の暖機中に前記第2電動機により発電した電力の一部を前記補機類へ供給する
    ことを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機方法。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の触媒暖機方法において、
    前記触媒暖機終了後の前記第2低電圧バッテリの放電中に、前記補機類からの高電圧供給要求があったときには、前記第2低電圧バッテリの電圧よりも低く設定した前記コンバータの降圧電圧を、前記高電圧供給要求に応じて高める
    ことを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機方法。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のハイブリッド車両の触媒暖機方法において、
    前記触媒の暖機時に、前記第2低電圧バッテリの充電可能容量が不足したときには、前記クラッチを締結し、前記第2電動機に替えて前記第1電動機を負荷として触媒暖機を行う
    ことを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機方法。
  7. 車両の駆動源としてのエンジンおよび強電バッテリにより駆動する第1電動機と、
    前記エンジンと前記第1電動機との動力伝達を断接可能なクラッチと、
    前記エンジンに直結された第2電動機と、
    前記強電バッテリの電圧を降圧して前記車両の補機類および第1低電圧バッテリに供給するコンバータと、
    前記エンジンの排気系に設けられた触媒の暖機条件の成立に基づき、前記クラッチを解放して要求駆動力を前記第1電動機により出力する一方、前記第2電動機を負荷として前記エンジンを駆動させて暖機終了条件が成立するまで前記触媒の暖機を行うコントローラと、
    を備えたハイブリッド車両の暖機制御装置において、
    前記ハイブリッド車両に、前記第1低電圧バッテリと並列に前記補機類および前記コンバータに接続された第2低電圧バッテリと、前記第1低電圧バッテリを、前記補機類および前記コンバータに対して断接可能な第1バッテリ遮断スイッチと、を設け、
    前記コントローラは、
    前記触媒の暖機中は、前記第2電動機の発電電力を前記第2低電圧バッテリに充電し、
    前記触媒暖機終了後は、前記第1バッテリ遮断スイッチを遮断して前記第1低電圧バッテリを切り離し、前記コンバータの降圧電圧を、前記第2低電圧バッテリよりも低電圧に設定し、前記第2低電圧バッテリを、所定の充電可能容量が得られるまで前記補機類の負荷により放電する処理を行う
    ことを特徴とするハイブリッド車両の触媒暖機制御装置。
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