JP2017036019A - 車体構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を減少させると共に、剛性を向上させ、乗員が二輪車のような加速のダイレクト感を味わうことのできる車体構造を提供すること。
【解決手段】車幅方向中央で車両前後方向に延びるセンターフレームと、該センターフレームから車幅方向外側へ延びる少なくとも一つの支持部材と、を有し、該支持部材は、ステアリング装置、ペダル装置、シート、足置き部材の少なくともいずれか一つを支持する。
【選択図】図1
【解決手段】車幅方向中央で車両前後方向に延びるセンターフレームと、該センターフレームから車幅方向外側へ延びる少なくとも一つの支持部材と、を有し、該支持部材は、ステアリング装置、ペダル装置、シート、足置き部材の少なくともいずれか一つを支持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車体構造に関する。
ツーシーター型オープン四輪車両として、例えば特許文献1には図5(A)に示す車両が記載されている。このような従来型車両の車体構造は、図5(B)に示すように前後方向に延びる基台フレーム1、1と、基台フレーム1、1を交差状に連結すると共に前後に間隔をあけて配置された一対の横架フレーム2、2とからなる梯子フレーム3を含んで籠状に形成される。
図5(B)に示す車体構造では、籠状フレームで骨格を構成しているため、車体のねじれが発生しやすい。そうすると、例えば車両の加速時に乗員が加速度をダイレクトに感じることが少なくなってしまう。また籠状フレームは複数のフレームにより構成されているので、製作工程が複雑化したり、製造コストが向上してしまう。
従って、本発明の目的は、部品点数を減少させると共に、剛性を向上させ、乗員が二輪車のような加速のダイレクト感を味わうことのできる車体構造を提供することにある。
本発明によれば、車幅方向中央で車両前後方向に延びるセンターフレームと、該センターフレームから車幅方向外側へ延びる少なくとも一つの支持部材と、を有し、該支持部材は、ステアリング装置、ペダル装置、シート、足置き部材の少なくともいずれか一つを支持することを特徴とする車体構造が提供される。
本発明によれば、部品点数を減少させると共に、剛性を向上させ、乗員が二輪車のような加速のダイレクト感を味わうことのできる車体構造を提供することができる。
<第一実施形態>
<車両1>
図1から図3は、本発明の第一実施形態における車体構造を備える車両1を示す。以下の説明において、車両を後方から見た際の車両右側を右側、車両左側を左側として説明に用いることとする。なお本実施形態では、左側ハンドル車を例示しているがこれに限定されず、右側ハンドル車にも適用可能である。図1は、車両1を運転席側(左側)上方から見た斜視図である。図2は、助手席のシートを取り外した状態で車両1を助手席側(右側)の斜め後ろ上方から見た斜視図である。図3は、車両1を上方から見た平面図である。なお各図において、車両に取り付ける部品は、説明のために一部省略したり、追加して示している。
<車両1>
図1から図3は、本発明の第一実施形態における車体構造を備える車両1を示す。以下の説明において、車両を後方から見た際の車両右側を右側、車両左側を左側として説明に用いることとする。なお本実施形態では、左側ハンドル車を例示しているがこれに限定されず、右側ハンドル車にも適用可能である。図1は、車両1を運転席側(左側)上方から見た斜視図である。図2は、助手席のシートを取り外した状態で車両1を助手席側(右側)の斜め後ろ上方から見た斜視図である。図3は、車両1を上方から見た平面図である。なお各図において、車両に取り付ける部品は、説明のために一部省略したり、追加して示している。
本実施形態における車両1は、例えば前2輪後2輪の4輪車両を例示している。なお、本実施形態の車体構造は、4輪車両に限定されず、例えば前1輪後2輪の3輪車両や、4輪以上の車輪を備えた車両にも適用可能である。
車両1は、車幅方向中央で車両前後方向に延びるセンターフレーム10を備え、センターフレーム10から車幅方向外側へ延びる少なくとも一つの後述する支持部材を備える。センターフレーム10は、例えばアルミのダイカストである。アルミダイカストにより製造されると、軽量かつ剛性が高いフレームとすることができる。したがって、燃費性能の向上と、車体のねじれの減少による加速のダイレクト感を乗員が体感することができる。また、鋳造により形成されるため、製作工程を減少させることができるので、製造コストの削減を図ることができる。さらに軽量化のために、センターフレーム10の内部に空間や表面を貫通するように空間11(図2参照)を設けることが容易であり、モノコック構造と比較し部品点数の大幅削減を図ることができる。
センターフレーム10の車両前方部分には、例えばダブルウィッシュボーン式サスペンション装置30を介して前輪FWが車幅方向の左右に接続される。サスペンション装置30は、少なくともアーム31とサスペンション32とを備える。また前輪FWは、ブレーキBを備えると共にステアリング装置51のタイロッドRが接続され、後述するペダル装置60及びステアリング装置51からの操作により、車両1の制動や操向に用いられる。なおサスペンション装置30としては、上記ダブルウィッシュボーン式に限定されることはなく、スイングアーム式、ストラット式、マルチリンク式、またはリジッドタイプも採用可能である。
<支持部材21、22>
車両1の前後方向における中央部分には、センターフレーム10から車幅方向外側の運席側(車両左側、一方側)に延出させた第一支持部材21と助手席側(車両右側、他方側)に延出させた第二支持部材22とが配置される。第一支持部材21及び第二支持部材22には、それぞれシートSが支持される。こうすることで、センターフレーム10から互いに反対方向へ延びる第一及び第二支持部材21、22がシートSを支持することで、容易にツーシーター型とすることができる。図2に詳細に示すように、第二支持部材22は、センターフレーム10の下部から延びる2本の下部第二支持部材22aとシートSの背もたれ側に配置される中部第二支持部材22bとを備える。なお、第一支持部材21も第二支持部材22と同様に、図1中鎖線で示す、センターフレーム10の下部から延びる2本の下部第一支持部材21aとシートSの背もたれ側に配置される中部第一支持部材21bとを備える。またこれらの下部第一支持部材21a及び下部第二支持部材22aと中部第一支持部材21b及び中部第二支持部材22bとは、互いにセンターフレーム10を貫通して接続される一体形状のものを採用してもよい。
車両1の前後方向における中央部分には、センターフレーム10から車幅方向外側の運席側(車両左側、一方側)に延出させた第一支持部材21と助手席側(車両右側、他方側)に延出させた第二支持部材22とが配置される。第一支持部材21及び第二支持部材22には、それぞれシートSが支持される。こうすることで、センターフレーム10から互いに反対方向へ延びる第一及び第二支持部材21、22がシートSを支持することで、容易にツーシーター型とすることができる。図2に詳細に示すように、第二支持部材22は、センターフレーム10の下部から延びる2本の下部第二支持部材22aとシートSの背もたれ側に配置される中部第二支持部材22bとを備える。なお、第一支持部材21も第二支持部材22と同様に、図1中鎖線で示す、センターフレーム10の下部から延びる2本の下部第一支持部材21aとシートSの背もたれ側に配置される中部第一支持部材21bとを備える。またこれらの下部第一支持部材21a及び下部第二支持部材22aと中部第一支持部材21b及び中部第二支持部材22bとは、互いにセンターフレーム10を貫通して接続される一体形状のものを採用してもよい。
<シートS>
シートSとしては、乗員が着座した状態で足を前方に伸ばせ、背中や頭部を支える背もたれやヘッドレストを備える形態のシートSが例示される。なお、車幅方向中央で乗員が車体構造に対して跨って搭乗する鞍乗り型の車両のシートとは異なっている。また本実施形態においては、第二支持部材22は、助手席用シートSを取り外し可能に支持する。こうすることで、一人で乗る場合の場合助手席用シートSを外すことにより、軽量化が図れ、燃費が向上される。
シートSとしては、乗員が着座した状態で足を前方に伸ばせ、背中や頭部を支える背もたれやヘッドレストを備える形態のシートSが例示される。なお、車幅方向中央で乗員が車体構造に対して跨って搭乗する鞍乗り型の車両のシートとは異なっている。また本実施形態においては、第二支持部材22は、助手席用シートSを取り外し可能に支持する。こうすることで、一人で乗る場合の場合助手席用シートSを外すことにより、軽量化が図れ、燃費が向上される。
<足置き部材40>
また図3に示すようにセンターフレーム10は、シートSの前方であって乗員が伸ばした足の下方の位置に足置き部材40を備える。足置き部材40は、運転席側及び助手席側の少なくともいずれか一方に配置される。足置き部材40は、乗員が足を置くことが可能であり、走行中に車体下方から路上の異物が乗員に向かって飛んでくることを防ぐ。また足置き部材40は、図示しない第三支持部材及び第四支持部材に支持される。第三支持部材及び第四支持部材としては、センターフレーム10の車幅方向外側の運席側(車両左側、一方側)に延出させた第三支持部材(不図示)と助手席側(車両右側、他方側)に延出させた第四支持部材(不図示)とを採用可能である。
また図3に示すようにセンターフレーム10は、シートSの前方であって乗員が伸ばした足の下方の位置に足置き部材40を備える。足置き部材40は、運転席側及び助手席側の少なくともいずれか一方に配置される。足置き部材40は、乗員が足を置くことが可能であり、走行中に車体下方から路上の異物が乗員に向かって飛んでくることを防ぐ。また足置き部材40は、図示しない第三支持部材及び第四支持部材に支持される。第三支持部材及び第四支持部材としては、センターフレーム10の車幅方向外側の運席側(車両左側、一方側)に延出させた第三支持部材(不図示)と助手席側(車両右側、他方側)に延出させた第四支持部材(不図示)とを採用可能である。
足置き部材40を第三及び第四支持部材に支持させることで、乗り心地の向上と、軽量化・部品点数削減を図ることができる。なお第三支持部材及び第四支持部材の具体的な態様としては、車両下面に配置されるアンダーカバー状の一体の平板でもよい、また上記第一支持部材21及び第二支持部材22と兼用してもよい。さらに、第三及び第四支持部材が足置き部材40と一体となって、センターフレーム10に取り付けられてもよい。なお運転席側の足置き部材40は、運転手が後述するペダル装置60に足を添えているため、適宜省略してもよい。
<ステアリング装置51>
再び図1を参照して、センターフレーム10の車両前後方向における中央部分より前方であって、運転席のシートSより前方には、センターフレーム10から車幅方向外側の運転席側(車両左側、一方側)に延出された第五支持部材50が配置される。第五支持部材50は、例えばセンターフレーム10の上面から延出され、車幅方向外側の端部でステアリング装置51を支持する。ステアリング装置51は、少なくともハンドル51a、ディスプレイ51b、投影機51cを備える。ハンドル51aの操作は、第五支持部材50の内部に設けられた図示しないリンク等の伝達機構を介して、上記したタイロッドRへと伝達され、前輪FWを操向させる。ディスプレイ51bには、投影機51cから投影された情報により、車速等の走行情報が表示される。ステアリング装置51を第五支持部材50で支持することで、ダッシュボード等を必要としないので、軽量化・部品点数削減を図ることができる。なお、ステアリング装置51の駆動力の伝達は、上記リンク等の機械的伝達機構に限定されず、例えば電子制御等のバイワイヤ、バイライトによる伝達機構を採用してもよい。
再び図1を参照して、センターフレーム10の車両前後方向における中央部分より前方であって、運転席のシートSより前方には、センターフレーム10から車幅方向外側の運転席側(車両左側、一方側)に延出された第五支持部材50が配置される。第五支持部材50は、例えばセンターフレーム10の上面から延出され、車幅方向外側の端部でステアリング装置51を支持する。ステアリング装置51は、少なくともハンドル51a、ディスプレイ51b、投影機51cを備える。ハンドル51aの操作は、第五支持部材50の内部に設けられた図示しないリンク等の伝達機構を介して、上記したタイロッドRへと伝達され、前輪FWを操向させる。ディスプレイ51bには、投影機51cから投影された情報により、車速等の走行情報が表示される。ステアリング装置51を第五支持部材50で支持することで、ダッシュボード等を必要としないので、軽量化・部品点数削減を図ることができる。なお、ステアリング装置51の駆動力の伝達は、上記リンク等の機械的伝達機構に限定されず、例えば電子制御等のバイワイヤ、バイライトによる伝達機構を採用してもよい。
<ペダル装置60>
第五支持部材50のさら車両前方側には、ペダル装置60が配置される。ペダル装置60は、例えばセンターフレーム10の下部から車幅方向外側の運転席側(車両左側、一方側)に延出された図示しない支持部材に支持される。ペダル装置60は、少なくともアクセルペダルとブレーキペダルとを備えるが、フットレストやクラッチペダルを備えてもよい。
第五支持部材50のさら車両前方側には、ペダル装置60が配置される。ペダル装置60は、例えばセンターフレーム10の下部から車幅方向外側の運転席側(車両左側、一方側)に延出された図示しない支持部材に支持される。ペダル装置60は、少なくともアクセルペダルとブレーキペダルとを備えるが、フットレストやクラッチペダルを備えてもよい。
<囲いフレーム70>
センターフレーム10は、車両前後方向における中央部分より後方で車幅方向外側へ分岐して、互いに所定距離離間した状態で車両の後方へと延び、再び結合する囲いフレーム70を備える。囲いフレーム70は、センターフレーム10から分岐する前方フレーム71と略車両前後方向へ延びる中間フレーム72と分岐した中間フレーム72を結合する後部フレーム73とを備える(図3参照)。なお車幅方向右側へ分岐した前方フレーム71及び中間フレーム72を、右前方フレーム71R及び右中間フレーム72Rとする。また車幅方向左側へ分岐した前方フレーム71及び中間フレーム72を、左前方フレーム71L及び左中間フレーム72Lとする。囲いフレーム70の車幅方向の内側(内方)には、内燃機関等のパワーユニットEが収納される。こうすることで、センターフレーム10を車幅方向外側へ左右に分割し、パワーユニットEを囲うフレームを採用することで、センターフレーム10内にコンパクトにパワーユニットEを設けることができる。さらに、囲いフレーム70が環状で形成されているので走行に必要な剛性を得ることができる。パワーユニットEは、本実施形態において不図示のエキゾーストパイプとこれに接続するサイレンサーSIを備える。なおパワーユニットEとしては、内燃機関に限定されず電気モータ等を採用してもよい。
センターフレーム10は、車両前後方向における中央部分より後方で車幅方向外側へ分岐して、互いに所定距離離間した状態で車両の後方へと延び、再び結合する囲いフレーム70を備える。囲いフレーム70は、センターフレーム10から分岐する前方フレーム71と略車両前後方向へ延びる中間フレーム72と分岐した中間フレーム72を結合する後部フレーム73とを備える(図3参照)。なお車幅方向右側へ分岐した前方フレーム71及び中間フレーム72を、右前方フレーム71R及び右中間フレーム72Rとする。また車幅方向左側へ分岐した前方フレーム71及び中間フレーム72を、左前方フレーム71L及び左中間フレーム72Lとする。囲いフレーム70の車幅方向の内側(内方)には、内燃機関等のパワーユニットEが収納される。こうすることで、センターフレーム10を車幅方向外側へ左右に分割し、パワーユニットEを囲うフレームを採用することで、センターフレーム10内にコンパクトにパワーユニットEを設けることができる。さらに、囲いフレーム70が環状で形成されているので走行に必要な剛性を得ることができる。パワーユニットEは、本実施形態において不図示のエキゾーストパイプとこれに接続するサイレンサーSIを備える。なおパワーユニットEとしては、内燃機関に限定されず電気モータ等を採用してもよい。
さらに図1を参照して、センターフレーム10は、二つの囲いフレーム70a、70bを車高方向に互いに離間して備える。こうすることで、二つの囲いフレーム70a、70bで剛性の向上を図るとともに、パワーユニットEを安定して支持することができる。また二つの囲いフレーム70a、70bの間を走行風が通過することで、走行風によりパワーユニットEの冷却を行うことができる。さらに、上方囲いフレーム70aの上方も開口しているので、上方から突出したパワーユニットEの一部に走行風があたり、パワーユニットEの冷却を行うことができる。図3を参照して、二つの囲いフレーム70a、70bの間からパワーユニットEに関する配管、例えばエキゾーストパイプ等を通すことができる。下方囲いフレーム70bの下方から、車幅方向外側に延出するようにマフラのサイレンサーSI等を配置してもよい。
<上下フレーム80>
センターフレーム10は、囲いフレーム70の後方に接続され、車高方向上下に分岐する上下フレーム80を車幅方向に一対備える。本実施形態において、上下フレーム80は、囲いフレーム70の後部フレーム73と接続される平面視矩形状のフレームが上下に離間して配置され、互いに接続された形態を例示する。しかしながら、上下フレーム80は上記の形態に限定されず、例えば上方囲いフレーム70aの後部フレーム73から車両後方へ延びるフレームと、下方囲いフレーム70bの後部フレーム73から車両後方へ延びるフレームとを備える形態を採用してもよい。つまり、平面視矩形状を形成しなくてもよい。
センターフレーム10は、囲いフレーム70の後方に接続され、車高方向上下に分岐する上下フレーム80を車幅方向に一対備える。本実施形態において、上下フレーム80は、囲いフレーム70の後部フレーム73と接続される平面視矩形状のフレームが上下に離間して配置され、互いに接続された形態を例示する。しかしながら、上下フレーム80は上記の形態に限定されず、例えば上方囲いフレーム70aの後部フレーム73から車両後方へ延びるフレームと、下方囲いフレーム70bの後部フレーム73から車両後方へ延びるフレームとを備える形態を採用してもよい。つまり、平面視矩形状を形成しなくてもよい。
上下フレーム80の車幅方向における左右端部には、後輪RWを懸架する例えばダブルウィッシュボーン式サスペンション装置90が接続される。後輪RWも前輪と同様に、サスペンション装置90のアーム91とサスペンション92を介して上下フレーム80と接続される。また後輪RWは、ブレーキBを備え後述するドライブシャフトDSに接続されており、ペダル装置60からの操作により、車両の制動やパワーユニットEからの駆動力が伝達される。なおサスペンション装置90も、サスペンション装置30と同様に、ダブルウィッシュボーン式に限定されず、他の形式も採用可能である。
また上下フレーム80の車幅方向内側には、パワーユニットEに接続された変速装置及びデファレンシャル装置D等の動力伝達機構が収容される。さらにこのデファレンシャル装置Dから車幅方向外側へ延びるドライブシャフトDSが上下フレーム80間に挿通される。こうすることで、駆動系のコンパクト化、軽量化、部品点数の削減を図ることができる。
<燃料タンク>
また、センターフレーム10内には、その少なくとも一部に中空部分が設けられ、中空部分には図示しない燃料タンクが配置される。例えば、センターフレーム10の中央部分に配置された給油口100の近傍で、給油口100と連通するようにセンターフレーム10の中央の中空部分内に燃料タンクを配置することができる。こうすることで、センターフレーム10内の空間を利用して燃料タンクを配置することができ、部品点数削減及び車体のコンパクト化を図ることができる。さらに燃料タンクが車両前後方向及び車幅方向の中央に配置されるので、前突後突等の衝突の際に、燃料漏れを防ぐことができる。
また、センターフレーム10内には、その少なくとも一部に中空部分が設けられ、中空部分には図示しない燃料タンクが配置される。例えば、センターフレーム10の中央部分に配置された給油口100の近傍で、給油口100と連通するようにセンターフレーム10の中央の中空部分内に燃料タンクを配置することができる。こうすることで、センターフレーム10内の空間を利用して燃料タンクを配置することができ、部品点数削減及び車体のコンパクト化を図ることができる。さらに燃料タンクが車両前後方向及び車幅方向の中央に配置されるので、前突後突等の衝突の際に、燃料漏れを防ぐことができる。
<保護部材110a、110b、110c>
本実施形態の車両1は、車両横転時に乗員を保護する保護部材110a、110b、110cを備えてもよい。図2に2点鎖線で示すように、保護部材110a、110b、110cは、センターフレーム10の上面に配置され、横転時に車高方向において、少なくともシートSの高さより高い位置まで膨張する。膨張する保護部材の形態としては、例えばエアバッグ装置のように横転時に火薬等により膨張する袋状の棒状部材を採用してもよい。また、保護部材は、異なる内径の複数の筒が互いに重なって収容された状態から、膨張するとテレスコピック式のように複数の筒が互いにスライドして伸長する形態を採用してもよい。こうすることで、必要に応じて膨張・展開する保護部材が、車両横転時に乗員を保護することができる。
本実施形態の車両1は、車両横転時に乗員を保護する保護部材110a、110b、110cを備えてもよい。図2に2点鎖線で示すように、保護部材110a、110b、110cは、センターフレーム10の上面に配置され、横転時に車高方向において、少なくともシートSの高さより高い位置まで膨張する。膨張する保護部材の形態としては、例えばエアバッグ装置のように横転時に火薬等により膨張する袋状の棒状部材を採用してもよい。また、保護部材は、異なる内径の複数の筒が互いに重なって収容された状態から、膨張するとテレスコピック式のように複数の筒が互いにスライドして伸長する形態を採用してもよい。こうすることで、必要に応じて膨張・展開する保護部材が、車両横転時に乗員を保護することができる。
さらに保護部材110a、110b、110cは、シートSを中心とした車両前後方向で分散して、少なくとも三か所に配置されてもよい。例えば、ステアリング装置51を支持する第五支持部材50の前方に膨張時に車両前方に向かって斜め上方へ延びる第一保護部材110aを例示できる。さらに、シートSの後方であって、囲いフレーム70の左右前部フレーム71R、71Lのそれぞれに、車両後方に向かって斜め上方へ延びる第二保護部材110b及び第三保護部材110cを採用してもよい。こうすることで車両が横転したとしても、シートSを中心として前後にはさんだ少なくとも三点で車体を支えるため、乗員を保護することができる。
<第二実施形態>
図4に本発明の第二実施形態における車両2を示す。本実施形態では、助手席用シートSを取りはずした場合、助手席があった空間を覆うように少なくともセンターフレーム10の助手席側(車両右側、他方側)に配置されるカウル部材201を備える。こうすることで、車両全体の美観性のアップと、助手席があった空間における走行風の整流を行うことができ、空力性能のアップを図ることができる。
図4に本発明の第二実施形態における車両2を示す。本実施形態では、助手席用シートSを取りはずした場合、助手席があった空間を覆うように少なくともセンターフレーム10の助手席側(車両右側、他方側)に配置されるカウル部材201を備える。こうすることで、車両全体の美観性のアップと、助手席があった空間における走行風の整流を行うことができ、空力性能のアップを図ることができる。
また助手席側の空間に限定されず、センターフレーム10後部の囲いフレーム70や上下フレーム80を覆うカウル部材202を採用してもよい。さらに、パワーユニットEの上部を覆うカウル部材202には、吸気通路を形成するインダクションポッド203が形成され、その内部に図示しないロールバーを採用してもよい。こうすることで上記保護部材110a、110b、110cに代えて、車両横転時に乗員を保護することができる。さらには、センターフレーム10の上面に配置され、車両1の美観を向上する形状を備えるカウル部材204を採用してもよい。また、前輪FW及び後輪RWのそれぞれに泥除けのカバーCが配置してもよい。
以上のように本発明の上記第一及び第二実施形態によれば、支持部材は、ステアリング装置51、ペダル装置60、シートS、足置き部材40の少なくともいずれか一つを支持することができる。こうすることで、センターフレーム10を中心に延びて配置された各支持部材に、各部品が配置されるため、部品点数の削減と製造が容易となると共に、バリエーションの変更も容易となる。さらに、通常走行に必要となる車両の剛性を保ちつつ、ドライビング時に二輪車のような加速のダイレクト間を味わうことのできる例えば四輪の車両を提供することができる。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態に車体構造(例えば1)によれば、車幅方向中央で車両前後方向に延びるセンターフレーム(例えば10)と、該センターフレームから車幅方向外側へ延びる少なくとも一つの支持部材(例えば21、22、50)と、を有し、該支持部材は、ステアリング装置(例えば51)、ペダル装置(例えば60)、シート(例えばS)、足置き部材(例えば40)の少なくともいずれか一つを支持することを特徴とする。
1.上記実施形態に車体構造(例えば1)によれば、車幅方向中央で車両前後方向に延びるセンターフレーム(例えば10)と、該センターフレームから車幅方向外側へ延びる少なくとも一つの支持部材(例えば21、22、50)と、を有し、該支持部材は、ステアリング装置(例えば51)、ペダル装置(例えば60)、シート(例えばS)、足置き部材(例えば40)の少なくともいずれか一つを支持することを特徴とする。
この構成によれば、センターフレームを中心に延びて配置された各支持部材に、各部品が配置されるため、部品点数の削減と製造が容易となると共に、バリエーションの変更も容易となる。
2.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センターフレーム(例えば10)から前記車幅方向外側の一方側に延出させた第一支持部材(例えば21)と他方側に延出させた第二支持部材(例えば22)とを備え、前記第一支持部材及び第二支持部材は、それぞれシート(例えばS)を支持することを特徴とする。
この構成によれば、センターフレームから互いに反対方向へ延びる支持部材がシートを支持することで、容易にツーシートを設けることができる。
3.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記第一支持部材は運転席用シートを支持し、前記第二支持部材は助手席用シートを取り外し可能に支持することを特徴とする。
この構成によれば、一人で乗る場合、助手席用シートを外すことにより、軽量化が図れ、燃費が向上される。
4.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記助手席用シートを取りはずした場合、少なくとも前記センターフレームの前記他方側に配置されるカウル部材(例えば201)をさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、助手席用シートを取り外した場合、助手席部分にカウル部材を設けることができるため、美観性のアップと空力性能のアップを図ることができる。
5.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センターフレーム(例えば10)から車幅方向外側の一方側に延出させた第三支持部材と他方側に延出させた第四支持部材との少なくともいずれか一方をさらに備え、前記第三支持部材及び第四支持部材は、それぞれ足置き部材(例えば40)を支持することを特徴とする。
この構成によれば、足置き部材を配置することで、乗り心地の向上と、軽量化・部品点数削減を図ることができる。
6.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センターフレームから車幅方向外側の一方側に延出された第五支持部材(例えば50)をさらに備え、前記第五支持部材は、ステアリング装置(例えば51)を支持することを特徴とする。
この構成によれば、ダッシュボード等を必要としないので、軽量化・部品点数削減を図ることができる。
7.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センターフレームは、アルミダイカストであることを特徴とする。
この構成によれば、アルミダイカストにより製造されるので、軽量かつ剛性が高いフレームとすることができる。したがって、燃費性能の向上と、車体のねじれの減少による加速のダイレクト感を乗員が体感することができる。また、鋳造により形成されるため、製作工程を減少させることができるので、製造コストの削減を図ることができる。さらに軽量化のために、センターフレームの内部に空間を形成することが容易であり、モノコック構造と比較し部品点数の大幅削減を図ることができる。
8.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センターフレームは、車両前後方向における後方で車幅方向外側へ分岐して、互いに所定距離離間した状態で車両の後方へと延び、再び結合する囲いフレーム(例えば70)を有し、該囲いフレームの内方にはパワーユニット(例えばE)が収納されることを特徴とする。
この構成によれば、センターフレームを車幅方向外側へ左右に分割し、パワーユニットを囲うように覆っているため、センターフレーム内にコンパクトにパワーユニットを設けることができる。さらに、囲いフレームが後端で結合されているので走行に必要な剛性を得ることができる。
9.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センタ―フレームは、二つの前記囲いフレーム(例えば70a、70b)を車高方向に互いに離間して備えることを特徴とする。
この構成によれば、二つの囲いフレームの間を走行風が通過することで、走行風によりパワーユニットの冷却を行うことができる。さらに、囲いフレームの上部も開口しているので、上部から突出したパワーユニットの一部に走行風があたり、パワーユニットの冷却を行うことができる。さらに、二つの囲いフレームの間からパワーユニットに関する配管を通すことができる。
10.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センターフレームは、前記囲いフレームの後方に接続され、車高方向上下に分岐する上下フレーム(例えば80)を車幅方向で一対備え、前記上下フレーム間にドライブシャフト(例えばDS)が挿通されることを特徴とする。
この構成によれば、センターフレーム内にドライブシャフトを通すことで、駆動系のコンパクト化、軽量化、部品点数の削減を図ることができる。
11.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記センターフレーム内の少なくとも一部に中空部分が設けられ、該中空部分には燃料タンクが配置されることを特徴とする。
この構成によれば、センターフレーム内の空間を利用して燃料タンクを配置することができ、部品点数削減及び車体のコンパクト化を図ることができる。さらに燃料タンクが車両幅方向の中央に配置された際には、前突または後突等の衝突の際に、燃料漏れを防ぐことができる。
12.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、車両横転時に乗員を保護する保護部材(例えば110a、110b、110c)を備え、前記保護部材は、前記センターフレーム(例えば10)の上面に配置され、横転時に車高方向において、少なくともシート(例えばS)の高さより高い位置まで膨張する。
この構成によれば、必要に応じて膨張・展開する保護部材が、車両横転時に乗員を保護することができる。
13.上記実施形態に車体構造(例えば、1)によれば、前記保護部材(例えば110a、110b、110c)は、前記シートを中心とした車両前後方向で分散して、少なくとも三か所に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、車両が横転したとしても、シートを中心として前後にはさんだ少なくとも三点で車体を支えるため、乗員を保護することができる。
1 車体構造、10 センターフレーム、20 支持部材、 51 ステアリング装置、60 ペダル装置、S シート、40 足置き部材
Claims (13)
- 車幅方向中央で車両前後方向に延びるセンターフレームと、
該センターフレームから車幅方向外側へ延びる少なくとも一つの支持部材と、
を有し、
該支持部材は、ステアリング装置、ペダル装置、シート、足置き部材の少なくともいずれか一つを支持することを特徴とする車体構造。 - 前記センターフレームから前記車幅方向外側の一方側に延出させた第一支持部材と他方側に延出させた第二支持部材とを備え、
前記第一支持部材及び第二支持部材は、それぞれシートを支持することを特徴とする請求項1に記載の車体構造。 - 前記第一支持部材は運転席用シートを支持し、前記第二支持部材は助手席用シートを取り外し可能に支持することを特徴とする請求項2に記載の車体構造。
- 前記助手席用シートを取りはずした場合、少なくとも前記センターフレームの前記他方側に配置されるカウル部材をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の車体構造。
- 前記センターフレームから車幅方向外側の一方側に延出させた第三支持部材と他方側に延出させた第四支持部材との少なくともいずれか一方をさらに備え、
前記第三支持部材及び第四支持部材は、それぞれ足置き部材を支持することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車体構造。 - 前記センターフレームから車幅方向外側の一方側に延出された第五支持部材をさらに備え、
前記第五支持部材は、ステアリング装置を支持することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車体構造。 - 前記センターフレームは、アルミダイカストであることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
- 前記センターフレームは、車両前後方向における後方で車幅方向外側へ分岐して、互いに所定距離離間した状態で車両の後方へと延び、再び結合する囲いフレームをさらに備え、
前記囲いフレームの内方にはパワーユニットが収納されることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。 - 前記センタ―フレームは、二つの前記囲いフレームを車高方向に互いに離間して備えることを特徴とする請求項8に記載の車体構造。
- 前記センターフレームは、前記囲いフレームの後方に接続され、車高方向上下に分岐する上下フレームを車幅方向に一対備え、
前記上下フレーム間にドライブシャフトが挿通されることを特徴とする請求項8または9に記載の車体構造。 - 前記センターフレーム内の少なくとも一部に中空部分が設けられ、該中空部分には燃料タンクが配置されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の車体構造。
- 車両横転時に乗員を保護する保護部材を備え、
前記保護部材は、前記センターフレームの上面に配置され、横転時に車高方向において、少なくともシートの高さより高い位置まで膨張することを特徴とする請求項1に記載の車体構造。 - 前記保護部材は、前記シートを中心とした車両前後方向で分散して、少なくとも三か所に配置されることを特徴とする請求項12に記載の車体構造。
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