JP2017033491A - 遠隔操作装置、遠隔制御方法、および遠隔制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出する。
【解決手段】 携帯情報装置は、MFPを遠隔操作可能であり、MFPから画像と画像に関連する付加情報とを受信する画像受信部261と、受信された画像を表示部に表示させる表示制御部253と、表示部の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出するタッチパネルと、受信された付加情報に基づいてタッチパネルの検出感度を変更する感度変更部255と、タッチパネルにより検出された表示面中の位置に対応する画像中の位置を示す位置情報をMFPに送信する位置通知部263と、を備える。
【選択図】 図8
【解決手段】 携帯情報装置は、MFPを遠隔操作可能であり、MFPから画像と画像に関連する付加情報とを受信する画像受信部261と、受信された画像を表示部に表示させる表示制御部253と、表示部の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出するタッチパネルと、受信された付加情報に基づいてタッチパネルの検出感度を変更する感度変更部255と、タッチパネルにより検出された表示面中の位置に対応する画像中の位置を示す位置情報をMFPに送信する位置通知部263と、を備える。
【選択図】 図8
Description
この発明は、遠隔操作装置、遠隔制御方法、および遠隔制御プログラムに関し、特に、画像処理装置を遠隔操作可能な遠隔操作装置、その遠隔操作装置によって実行される遠隔操作方法、および遠隔操作プログラムに関する。
近年、スマートフォン、タブレット端末等の携帯情報装置で複合機(以下「MFP」という)を遠隔操作する技術が知られている。携帯情報装置からMFPに接続し、携帯情報装置でMFPを遠隔操作することが可能である。この遠隔操作を実現する技術として、MFPで表示している操作画面そのものを携帯情報装置で表示し、携帯情報装置では操作画面中でユーザーにより指示された位置を示す位置情報をMFPに返信することにより、携帯情報装置からMFPを遠隔制御する技術が知られている。
また、MFPは、操作画面中の複数の部分ごとに、タッチパネルの感度を部分的に異ならせることができる場合がある。タッチパネルの感度を部分的に異ならせる技術としては、例えば、特開2013−196564号公報に、画面表示部上に情報を表示されているアプリケーションプログラムを検出する起動アプリ検出部と、タッチパネル入力装置の向きを検出する端末向き検出部と、タッチパネル上に形成される、一または複数の領域ごとに設定されたタッチパネル感度に関する感度データをアプリケーションプログラム及びタッチパネル入力装置の向きごとに記憶している記憶部と、起動アプリ検出部により検出されたアプリケーションプログラム、及び端末向き検出部により検出されたタッチパネル入力装置の向きに基づいて、記憶部から、該当する感度データを取得し、取得した感度データに従ってタッチパネルの感度を設定する制御部と、を備えたタッチパネル入力装置が記載されている。
しかしながら、MFP側で部分的に感度を変更可能であっても、MFPを遠隔操作する携帯情報装置側で部分的に感度を変更することができない場合がある。この場合には、携帯情報装置側で、操作画面中の複数の領域それぞれに設定された複数の感度のうちでいずれかの感度を用いなければならず、MFP側で感度を部分的に変更することによる操作の利便性を携帯情報装置では実現することができなくなる問題がある。
特開2013−196564号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、画像処理装置から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出することが可能な遠隔操作装置を提供することである。
この発明の他の目的は、画像処理装置から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出することが可能な遠隔操作方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、画像処理装置から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出することが可能な遠隔操作プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、遠隔操作装置は、画像処理装置を遠隔操作可能な遠隔操作装置であって、画像処理装置から画像と画像に関連する付加情報とを受信する画像受信手段と、受信された画像を表示する表示手段と、表示手段の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する位置検出手段と、受信された付加情報に基づいて位置検出手段の検出感度を変更する感度変更手段と、位置検出手段により検出された表示面中の位置に対応する画像中の位置を示す位置情報を画像処理装置に送信する位置通知手段と、を備える。
この局面に従えば、画像処理装置から画像とともに受信された付加情報に基づいて、画像が表示される表示面中でユーザーにより指示された位置を検出するための検出感度を変更するので、画像処理装置から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出することが可能な遠隔操作装置を提供することができる。
好ましくは、付加情報は、画像に含まれる1以上の領域それぞれの画像中の範囲を示す領域情報と、1以上の領域それぞれの感度を示す感度情報とを含み、感度変更手段は、1以上の領域のうち面積が最大の最大領域の感度に変更する。
この局面に従えば、画像に含まれる1以上の領域のうち面積が最大の最大領域の感度に変更するので、ユーザーが最も操作する可能性の高い領域の感度に変更することができる。
好ましくは、付加情報は、画像に含まれる1以上の領域それぞれの画像中の範囲を示す領域情報と、1以上の領域それぞれの感度を示す感度情報とを含み、感度変更手段は、1以上の領域のうち画像の中心を含む中心領域の感度に変更する。
この局面に従えば、画像に含まれる1以上の領域のうち画像の中心を含む領域の感度に変更するので、ユーザーが操作する可能性の高い領域の感度に変更することができる。
好ましくは、付加情報は、1以上の領域のうちに予め定められた特定領域が含まれる場合に、特定領域の領域情報に関連して特定領域であることを示す特定領域情報を、さらに含み、感度変更手段は、付加情報が特定領域情報を含む場合は、1以上の領域のうち特定領域を優先し、特定領域の感度に変更する。
この局面に従えば、画像に含まれる1以上の領域に特定領域が含まれている場合には、特定領域の感度に変更するので、ユーザーが操作する可能性の高い領域の感度に変更することができる。
好ましくは、付加情報は、画像に含まれる1以上の領域それぞれの画像中の範囲を示す領域情報と、1以上の領域それぞれの感度を示す感度情報とを含み、感度変更手段は、検出前状態で位置検出手段により位置が検出されることに応じて、検出可能状態に切り換える状態切換手段を、含み、検出前状態で最大感度に変更し、検出可能状態で1以上の領域のうち検出前状態で位置検出手段により検出された位置を含む領域の感度に変更し、位置通知手段は、検出可能状態で位置検出手段により検出された画像中の位置を示す位置情報を画像処理装置に送信する。
この局面に従えば、最大感度の検出前状態で検出された位置を含む領域の感度に変更し、感度が変更された後の検出可能状態で検出された画像中の位置を示す位置情報を画像処理装置に送信するので、画像処理装置において設定された感度と同じ感度でユーザーによる指示を検出することができる。
好ましくは、付加情報は、画像に含まれる複数の領域それぞれの画像中の範囲を示す領域情報を含み、感度変更手段は、複数の領域の間隔の最小値に基づいて感度を決定する感度決定手段を含む。
この局面に従えば、複数の領域の間隔の最小値に基づいて感度を決定するので、画像に含まれる複数の領域の配置に適した感度に設定することができる。
この発明の他の局面によれば、遠隔操作方法は、画像処理装置を遠隔操作可能な遠隔操作装置で実行される遠隔操作方法であって、遠隔操作装置は、画像を表示する表示手段と、表示手段の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する位置検出手段と、を備え、画像処理装置から画像と画像に関連する付加情報とを受信する画像受信ステップと、受信された画像を表示手段に表示させる表示制御ステップと、受信された付加情報に基づいて位置検出手段の検出感度を変更する感度変更ステップと、位置検出手段により検出された表示面中の位置に対応する画像中の位置を示す位置情報を画像処理装置に送信する位置通知ステップと、を含む。
この局面に従えば、画像処理装置から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出することが可能な遠隔操作方法を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、遠隔操作プログラムは、画像処理装置を遠隔操作可能な遠隔操作装置を制御するコンピューターで実行される遠隔操作プログラムであって、遠隔操作装置は、画像を表示する表示手段と、表示手段の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する位置検出手段と、を備え、画像処理装置から画像と画像に関連する付加情報とを受信する画像受信ステップと、受信された画像を表示手段に表示させる表示制御ステップと、受信された付加情報に基づいて位置検出手段の検出感度を変更する感度変更ステップと、位置検出手段により検出された表示面中の位置に対応する画像中の位置を示す位置情報を画像処理装置に送信する位置通知ステップと、をコンピューターに実行させる。
この局面に従えば、画像処理装置から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出することが可能な遠隔操作プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、画像形成システム1は、画像処理装置として機能するMFP100,100A,100Bと、無線局5と、MFP100,100A,100Bのいずれかを遠隔操作可能な遠隔操作装置として機能する携帯情報装置200,200A,200Bと、を含む。MFP(Multi Function Peripheral)100,100A,100B、および無線局5は、ネットワーク3に接続される。携帯情報装置200,200A,200Bは、無線局5を通して、ネットワーク3に接続される。
図1は、本発明の第1の実施の形態の1つにおける画像形成システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、画像形成システム1は、画像処理装置として機能するMFP100,100A,100Bと、無線局5と、MFP100,100A,100Bのいずれかを遠隔操作可能な遠隔操作装置として機能する携帯情報装置200,200A,200Bと、を含む。MFP(Multi Function Peripheral)100,100A,100B、および無線局5は、ネットワーク3に接続される。携帯情報装置200,200A,200Bは、無線局5を通して、ネットワーク3に接続される。
ネットワーク3は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。また、ネットワーク3は、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
携帯情報装置200,200A,200Bは、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)など、ユーザーが携帯して使用するコンピューターである。携帯情報装置200,200A,200Bのハードウェア構成および機能は同じなので、ここでは特に言及しない限り携帯情報装置200を例に説明する。ここでは、携帯情報装置200を、スマートフォンとしており、無線LAN機能と、通話機能とを備えている。このため、携帯情報装置200は、携帯電話用基地局と無線で通信することにより携帯電話網に接続し、通話が可能である。
本実施の形態における画像形成システム1において、携帯情報装置200,200A,200Bそれぞれは、MFP100,100A,100Bを遠隔操作する。この場合、携帯情報装置200,200A,200Bそれぞれは、MFP100,100A,100Bを遠隔操作する遠隔操作装置として機能し、MFP100,100A,100Bそれぞれは、携帯情報装置200,200A,200Bいずれかによって遠隔操作される遠隔制御装置として機能する。携帯情報装置200,200A,200Bには、MFP100,100A,100Bを遠隔操作するための遠隔操作プログラムがインストールされる。遠隔操作プログラムは、MFP100,100A,100Bに共通し、MFP100,100A,100Bのいずれにも対応可能なアプリケーションプログラムである。一方、MFP100には、携帯情報装置200により遠隔操作され、処理を実行する遠隔制御プログラムがインストールされている。ここでは、携帯情報装置200がMFP100を遠隔操作する場合を例に説明する。
本実施の形態における画像形成システム1において、MFP100,100A,100Bの構成および実行可能な機能がそれぞれ異なるが基本構成は同じである。ここでは、MFP100を例に、MFP100の基本構成を説明する。
図2は、MFPの基本構成の概要を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する画像データに基づいて用紙等に画像を形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、画像が形成された用紙を処理する後処理部155と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル160とを含む。
後処理部155は、画像形成部140により画像が形成された1以上の用紙を並び替えて排紙するソート処理、パンチ穴加工するパンチ処理、ステープル針を打ち込むステープル処理を実行する。
メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)115と、ファクシミリ部116と、CD−ROM(Compact Disk ROM)118が装着される外部記憶装置117と、を含む。CPU111は、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150、後処理部155および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。さらに、RAM114は,設定値記憶領域を含む。設定値記憶領域は、機能を実行するための設定値を記憶する領域である。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
通信I/F部112は、MFP100をネットワーク3に接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介して、他のMFP100A,2100B、または携帯情報装置200,200A,200Bとの間で通信し、データを送受信する。また、通信I/F部112は、ネットワーク3を介してインターネットに接続されたコンピューターと通信が可能である。
ファクシミリ部116は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部116は、受信したファクシミリデータを、HDD115に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部116により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部116は、HDD115に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
外部記憶装置117は、CD−ROM118が装着される。CPU111は、外部記憶装置117を介してCD−ROM118にアクセス可能である。CPU111は、外部記憶装置117に装着されたCD−ROM118に記録されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROM118に限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの半導体メモリであってもよい。
また、CPU111が実行するプログラムは、CD−ROM118に記録されたプログラムに限られず、HDD115に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワーク3に接続された他のコンピューターが、MFP100のHDD115に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワーク3に接続された他のコンピューターからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD115に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられる。操作パネル160は、表示部161と操作部163とを含む。表示部161は、例えば、液晶表示装置(LCD)であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。
操作部163は、タッチパネル165と、ハードキー部167とを含む。タッチパネル165は、静電容量方式である。なお、タッチパネル165は、静電容量方式に限らず、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式等の他の方式を用いることができる。
タッチパネル165は、検出面中でユーザーにより指示される位置を検出する。タッチパネル165の検出面は、表示部161の上面または下面に表示部161に重畳して設けられる。ここでは、タッチパネル165の検出面のサイズと、表示部161の表示面のサイズとを同じにしている。このため、表示面の座標系と検出面の座標系は同じである。タッチパネル165は、ユーザーが、表示部161の表示面を指示する位置を検出面で検出し、検出した位置の座標をCPU111に出力する。表示面の座標系と検出面の座標系は同じなので、タッチパネル165が出力する座標を、表示面の座標に置き換えることができる。以下、ユーザーが表示部161の表示面を指示することによりタッチパネル165が検出面で検出して出力する座標を、表示部161の表示面の座標ともいう。
タッチパネル165は、マルチタッチ対応のタッチパネルである。このため、タッチパネル165は、ユーザーが、表示部161の表示面を一度に複数個所を複数の指で指示する場合、検出面で表示部161の表示面中でユーザーにより指示された複数の位置を検出し、検出した複数の位置をそれぞれ示す複数の座標を、CPU111に出力する。
また、タッチパネル165は、部分的に検出感度を異ならせることができる。具体的には、検出面を複数の領域に分割する場合、複数の領域ごとに異なる感度で、ユーザーにより指示された位置を検出する。ここでは、タッチパネル165を静電容量方式としているので、感度は静電容量の変化量に対応し、感度が高いほど静電容量の変化量が小さい値が対応する。
ハードキー部167は、複数のハードキーを含む。ハードキーは、例えば接点スイッチである。タッチパネル165は、表示部161の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する。ユーザーがMFP100を操作する場合は直立した姿勢となる場合が多いので、表示部161の表示面、タッチパネル165の操作面およびハードキー部167は、上方を向いて配置される。ユーザーが表示部161の表示面を容易に視認することができ、ユーザーが指で操作部163を容易に指示することができるようにするためである。
図3は、携帯情報装置の構成の概要を示すブロック図である。図3を参照して、本実施の形態における携帯情報装置200は、携帯情報装置200の全体を制御するためのCPU201と、カメラ202と、データを不揮発的に記憶するフラッシュメモリ203と、通話部205と接続された無線通信部204と、情報を表示する表示部206と、ユーザーの操作を受け付ける操作部207と、無線LANI/F208と、加速度センサー210と、外部記憶装置211と、を含む。
表示部206は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD等の表示装置であり、画像を表示する。操作部207は、メインキー207Aと、タッチパネル207Bとを備える。タッチパネル207Bは、静電容量方式である。なお、タッチパネル207Bは、静電容量方式に限らず、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式等の他の方式を用いることができる。
タッチパネル207Bは、検出面中でユーザーにより指示される位置を検出する。タッチパネル165の検出面は、表示部206の上面または下面に表示部206に重畳して設けられる。ここでは、タッチパネル207Bの検出面のサイズと、表示部206の表示面のサイズとを同じにしている。このため、表示面の座標系と検出面の座標系は同じである。タッチパネル207Bは、ユーザーが、表示部206の表示面を指示する位置を検出面で検出し、検出した位置の座標をCPU201に出力する。表示面の座標系と検出面の座標系は同じなので、タッチパネル207Bが出力する座標を、表示面の座標に置き換えることができる。以下、ユーザーが表示部206の表示面を指示することによりタッチパネル207Bが検出面で検出して出力する座標を、表示部206の表示面の座標ともいう。
タッチパネル207Bは、マルチタッチ対応のタッチパネルである。このため、タッチパネル165は、ユーザーが、表示部206の表示面を一度に複数個所を複数の指で指示する場合、検出面で表示部206の表示面中でユーザーにより指示された複数の位置を検出し、検出した複数の位置をそれぞれ示す複数の座標を、CPU201に出力する。
また、タッチパネル207Bは、検出面全体の検出感度を異ならせることができる。具体的には、検出面全体を、複数の感度のうちいずれかの感度に設定することが可能である。ここでは、タッチパネル207Bを静電容量方式としているので、感度は静電容量の変化量に対応し、感度が高いほど静電容量の変化量が小さい値が対応する。
カメラ202は、レンズおよび光電変換素子を備え、レンズで集光した光を光電変換素子に結像し、光電変換素子は受光した光を光電変換して画像データをCPU201に出力する。光電変換素子は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー、CCD(Charge Coupled Device)センサー等である。
無線通信部204は、電話通信網に接続された携帯電話用基地局と無線通信する。無線通信部204は、携帯情報装置200を電話通信網に接続し、通話部205を用いた通話を可能とする。無線通信部204は、携帯電話用基地局から受信した無線信号を復調した音声信号を復号して通話部205に出力する。また、無線通信部204は、通話部205から入力される音声を符号化し、携帯電話用基地局に送信する。通話部205は、マイクおよびスピーカーを備え、無線通信部204から入力される音声をスピーカーから出力し、マイクから入力される音声を無線通信部204に出力する。さらに、無線通信部204は、CPU201により制御され、携帯情報装置200を電子メールサーバーに接続し、電子メールを送受信する。
無線LANI/F208は、無線局5と通信し、携帯情報装置200をネットワーク3に接続するためのインターフェースである。携帯情報装置200に、MFP100,100A,100BそれぞれのIP(Internet Protocol)アドレスを登録しておくことにより、携帯情報装置200は、MFP100,100A,100Bと通信することができ、データの送受信が可能となる。なお、本実施の形態においては、携帯情報装置200が無線LANI/F208を用いて、MFP100,100A,100Bと通信する場合を例に説明するが、他の通信方法を用いて通信するようにしてもよい。具体的には、携帯情報装置200、MFP100,100A,100Bが、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線装置を搭載する場合には、携帯情報装置200が、MFP100,100A,100Bのいずれかと、1対1で通信するようにしてもよい。
フラッシュメモリ203は、CPU201が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。CPU201は、フラッシュメモリ203に記録されたプログラムを、CPU201が備えるRAMにロードして実行する。
加速度センサー210は、X軸、Y軸およびZ軸の3方向の加速度を測定する3軸加速度センサーである。加速度センサー210は、検出した加速度をCPU201に出力する。
外部記憶装置211は、携帯情報装置200に着脱自在であり、遠隔操作プログラムを記憶したCD−ROM211Aが装着可能である。CPU201は、外部記憶装置211を介してCD−ROM211Aにアクセス可能である。CPU201は、外部記憶装置211に装着されたCD−ROM211Aに記録された遠隔操作プログラムを、CPU201が備えるRAMにロードして実行することが可能である。
なお、CPU201が実行するプログラムとして、フラッシュメモリ203またはCD−ROM211Aに記録されたプログラムについて説明したが、ネットワーク3に接続された他のコンピューターが、フラッシュメモリ203に記憶されたプログラムを書換えたプログラム、または、追加して書き込んだ新たなプログラムであってもよい。さらに、携帯情報装置200が、ネットワーク3に接続された他のコンピューターからダウンロードしたプログラムでもよい。ここでいうプログラムは、CPU201が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、CPU201が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROM211Aに限られず、光ディスク(MO/MD/DVD)、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリであってもよい。
図4は、第1の本実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示すブロック図である。図4に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115、CD−ROM118に記憶された制御プログラムを実行することにより、CPU111に形成される機能である。
HDD115は、操作画面データを記憶する。操作画面データは、MFP100が表示部161に表示する画像として予め定められた複数の操作画面ごとに、その操作画面を識別するための画面識別情報と、操作画面の画像と、感度情報と、を含む。感度情報は、操作画面中の少なくとも1つの領域それぞれの感度を定める。具体的には、感度情報は、操作画面中の少なくとも1つの領域それぞれに対して、その領域の操作画面中の位置を示す領域情報と、感度との組を含む。操作画面が分割されない場合、領域情報は操作画面の全体を示し、感度情報は、その領域情報と感度との組を1つ含む。
感度は、タッチパネル165がユーザーの指示した位置を検出するためのしきい値に対応する。ここでは、感度が高い順に「感度1」、「感度2」、「感度3」の3段階とする場合を例に説明する。本実施の形態において、タッチパネル165を静電容量方式としているので、感度は静電容量の変化量に対応し、感度が高いほど静電容量の変化量が小さい値が対応する。
図5は、操作画面の一例を示す図である。図5を参照して、操作画面500は、第1領域501と第2領域502とに分割されている。第1領域501には、「感度1」が設定され、第2領域502には「感度2」が設定される。この場合、感度情報は、操作画面500に対応し、操作画面500中で第1領域501の位置を示す領域情報と「感度1」との組、操作画面500中で第2領域502の位置を示す領域情報と「感度2」との組と、を含む。
図6は、ポップアップ画面を含む操作画面の一例を示す図である。図6に示す操作画面520は、図5に示した操作画面500にポップアップ画面の第3領域503が重畳表示された画面である。操作画面520は、第1領域501Aと第2領域502と、ポップアップ画面の第3領域503に分割されている。第1領域501Aには「感度1」が設定され、第2領域502には「感度2」が設定され、第3領域503には「感度3」が設定される。この場合、感度情報は、操作画面520に対応し、操作画面520中で第1領域501Aの位置を示す領域情報と「感度1」との組と、操作画面520中で第2領域502の位置を示す領域情報と「感度2」との組と、画面520中で第3領域503の位置を示す領域情報と「感度3」との組と、を含む。
図4に戻って、CPU111は、遠隔制御部51と、表示制御部53と、位置検出部55と、操作決定部57と、処理実行部59と、を含む。
操作決定部57は、ユーザーの操作を受け付けるための操作画面の表示を、表示制御部53に指示し、ユーザーが操作画面に従って操作部163に入力する操作を決定する。具体的には、操作決定部57は、操作画面を識別するための操作画面識別情報を表示制御部53に出力する。操作決定部57は、初期段階において、予め定められた操作画面の画面識別情報を表示制御部53に出力する。初期段階は、例えば、MFP100に電源が投入された時、または、電力消費の少ないスリープ状態から復帰した時、等である。
表示制御部53は、操作決定部57から画面識別情報が入力されることに応じて、操作決定部57から入力される画面識別情報を含む操作画面データ91をHDD115から読出し、操作画面データ91に含まれる操作画面の画像の少なくとも一部を表示部161に表示する。具体的には、表示制御部53は、表示部分を決定し、操作画面のうち表示部分の画像を表示部161に表示させる。例えば、表示制御部53は、操作決定部57から画面識別情報が入力される段階では、操作画面データ91に含まれる操作画面の全体を表示部分に決定する。
表示制御部53は、操作画面のうち表示部分の画像を表示部161に表示させる場合、表示部分の画像を遠隔制御部51に出力するとともに、操作画面データ91と表示部分の操作画面中の位置を示す表示部分情報とを、操作決定部57および位置検出部55に出力する。また、表示制御部53は、操作画面が特定領域を含む特定操作画面の場合、表示部分の画像とともに、特定領域の表示部分中の位置を示す特定情報を遠隔制御部51に出力する。特定操作画面は、例えば、ポップアップ画面が重畳表示された操作画面であり、特定領域はポップアップ画面の領域である。
位置検出部55は、タッチパネル165を制御する。位置検出部55は、表示制御部53から入力される操作画面データ91に含まれる感度情報と表示部分情報とに基づいて、タッチパネル165の感度を設定する。ここでは、表示部分情報によって表示部分が操作画面の全体に定められる場合について説明する。この場合、表示部分は、操作画面の全体なので、位置検出部55は、感度情報をそのまま用いて、タッチパネル165の感度を設定する。具体的には、位置検出部55は、タッチパネル165の検出面において、感度情報に含まれる1以上の領域ごとに、感度を設定する。位置検出部55は、タッチパネル165の感度を設定すると感度情報を遠隔制御部51に出力する。
例えば、図5に示した操作画面500の画面識別情報が表示部161に表示される場合、タッチパネル165の検出面の第1領域501に対応する領域の感度を「感度1」に設定し、タッチパネル165の検出面の第2領域502に対応する領域の感度を「感度2」に設定する。タッチパネル165は、第1領域501に対応する領域においては、「感度1」に対応する変化量を超える静電容量が変化することを条件に、変化量を超える静電容量が変化した位置の座標を位置検出部55に出力し、第2領域502に対応する領域においては、「感度2」に対応する変化量を超える静電容量が変化することを条件に、変化量を超える静電容量が変化した位置の座標を操作決定部57に出力する。
位置検出部55は、タッチパネル165の感度を設定した後に、タッチパネル165から入力される座標を操作決定部57に出力する。位置検出部55は、タッチパネル165から一度に複数の座標が入力される場合、操作決定部57に複数の座標を出力する。
操作決定部57は、表示制御部53に画面識別情報を出力した後に、表示制御部53から操作画面データ91と表示部分情報とが入力される。操作決定部57は、表示制御部53から操作画面データ91と表示部分情報とが入力された後、位置検出部55から1以上の座標が入力されることに応じて、位置検出部55から入力される1以上の座標に基づいて、ユーザーによる操作を決定する。
ユーザーによる操作は、ユーザーが表示部161の表示面の任意の位置を指示する指示開始操作、ユーザーが表示部161の表示面を指示しながら、換言すれば、表示部161の表示面に触れながら指示する位置を移動させる移動操作、ユーザーが表示部161の表示面の指示を終了する終了操作、を含む。操作決定部57は、位置検出部55から1以上の座標が入力されると、1以上の座標ごとにユーザーによる操作が、指示開始操作、移動操作、終了操作のいずれであるかを判断する。上述したように、位置検出部55は、タッチパネル165から1以上の座標が出力されるごとに、1以上の座標を出力するので、1以上の座標ごとに、時間の経過とともに連続して入力される座標の連続性に基づいて、ユーザーによる操作が、指示開始操作、移動操作、終了操作のいずれであるかを判断する。
操作決定部57は、位置検出部55から座標が入力されていない状態が所定時間経過した後に入力される座標に対して、ユーザーによる操作が指示開始操作と判断し、座標と、指示開始操作を識別するための状態識別情報「Press」とを含むマウスイベントを決定する。操作決定部57は、状態識別情報「Press」のマウスイベントを決定した後、位置検出部55から連続して複数の座標が入力される場合、複数の座標それぞれに対して、ユーザーによる操作が移動操作と判断する。操作決定部57は、位置検出部55から連続して入力される1以上の座標それぞれに対して、その座標と移動操作を識別するための状態識別情報「Move」とを含むマウスイベントを決定する。操作決定部57は、状態識別情報「Move」のマウスイベントを決定した後、位置検出部55から座標が入力されなくなる場合、最後に入力された座標に対して、ユーザーによる操作が終了操作と判断し、最後に入力された座標と、終了操作を識別するための状態識別情報「Release」とを含むマウスイベントを決定する。
より具体的には、操作決定部57は、位置検出部55から第1の時に入力される座標と、第1の時よりも所定時間後の第2の時に入力される座標とに基づいて、マウスイベントの状態を決定する。操作決定部57は、第1の時に入力される座標に対して、第1の時よりも所定時間前に、第1の時に入力される座標で特定される位置から所定の距離の範囲内の位置を示す座標が入力されていない場合には、第1の時に入力される座標に対するマウスイベントの状態を「Press」に決定する。操作決定部57は、第1の時に入力される座標で特定される位置が、第2の時に入力される座標で特定される位置から所定の距離の範囲内に存在しない場合には、第2の時に入力される座標に対するマウスイベントの状態を「Press」に決定する。
また、操作決定部57は、第1の時に入力される座標で特定される位置が、第2の時に入力される座標で特定される位置から所定の距離の範囲内に存在する場合には、第2の時に入力される位置情報に対するマウスイベントの状態を「Move」に決定する。さらに、操作決定部57は、第1の時に入力される座標で特定される位置から所定の距離の範囲内の座標が、第2の時に入力されない場合には、第2の時において第1の時に入力されていた座標に対するマウスイベントの状態を「Release」に決定する。
操作決定部57は、複数のマウスイベントに基づいて操作を決定する。操作決定部57は、1つのマウスイベントを連続して決定する場合、例えば、最初の第1のマウスイベントを決定してから所定時間経過後に第2のマウスイベントを決定する場合、第1のマウスイベントで特定される座標と、第2のマウスイベントで特定される座標との間の距離が所定の距離以上の場合に、ジェスチャーイベントを決定する。また、操作決定部57は、第1のマウスイベントで特定される座標と、第2のマウスイベントで特定される座標との間の距離が所定の距離より小さい場合には、第2のマウスイベントの状態が「Release」の場合にタップ操作を決定するが、第2のマウスイベントの状態が「Release」でない場合は、ジェスチャーイベントを決定しない。所定の時間は、任意に定めることができる。所定の時間は、たとえば、タッチパネル165が位置を検出する間隔の数倍とすることができる。また、所定の距離は、任意に定めることができるが、たとえば、40ピクセルとするのが好ましい。
操作決定部57は、一度に2以上のマウスイベントを決定する場合、2以上のマウスイベントに基づいてユーザーによるマルチタッチ操作を決定する。具体的には、操作決定部57は、第1のマウスイベントと第2のマウスイベントの2つを一度に決定する場合、第1のマウスイベントに対して連続して決定される複数のマウスイベントの第1の組と、第2のマウスイベントに対して連続して決定される複数のマウスイベントの第2の組と、に基づいてマルチタッチ操作を決定する。第1の組に含まれる複数のマウスイベントは、座標が同じか、または座標が連続している。連続とは、2つの座標が所定の距離の範囲内の位置を示すことをいう。第2の組に含まれる複数のマウスイベントは、座標が同じか、または座標が連続している。このため、操作決定部57は、一度に入決定される複数のマウスイベントが、第1の組と第2の組のいずれに属するかを、それらに含まれる座標で判断する。
操作決定部57は、1つのマウスイベントを連続して決定する場合、最初に決定されるマウスイベントの状態識別情報は「Press」である。そして、操作決定部57は、状態識別情報が「Release」のマウスイベントを決定すると、タップ操作を決定する。
操作決定部57は、タップ操作を検出する場合に、状態識別情報が「Press」のマウスイベントの座標を、タップ操作に対応する位置に決定する。
操作決定部57は、タップ操作を検出する場合に、状態識別情報が「Press」のマウスイベントの座標を、タップ操作に対応する位置に決定する。
操作決定部57は、状態識別情報が「Press」のマウスイベントを決定した後に状態識別情報が「Move」のマウスイベントを決定すると、状態識別情報が「Press」のマウスイベントの座標と、状態識別情報が「Move」のマウスイベントの座標とから2点間の距離を算出し、状態識別情報が「Press」のマウスイベントが検出されてから状態識別情報が「Move」のマウスイベントが検出されるまでの時間と、算出された距離とから指示速度を算出する。そして指示速度が所定のしきい値TV以上ならばユーザーによるスワイプ操作を検出し、移動速度が所定のしきい値TVより小さければユーザーによるフリック操作を検出する。操作決定部57は、フリック操作およびスワイプ操作を検出する場合、最初の座標で特定される位置から後の座標で特定される位置に向かう方向を算出し、表示部161の表示面を基準に上下左右の4方向のうち算出された方向に最も近い方向を指示方向として決定する。また、操作決定部57は、フリック操作およびスワイプ操作を検出する場合に、状態識別情報が「Press」のマウスイベントの座標と、状態識別情報が「Move」のマウスイベントの座標とから算出される2点間の距離を、操作量として決定する。
操作決定部57は、一度に2つのマウスイベントを決定する場合、最初に決定される2つのマウスイベントそれぞれの状態は「Press」である。この場合に、2つのマウスイベントそれぞれに含まれる座標に基づいて、2点間の距離L1を算出する。そして、操作決定部57は、その後に一度に決定される2つのマウスイベントの座標に基づいて、2点間の距離L2を算出する。
操作決定部57は、距離L2と距離L1とが異なれば、ユーザーによるピンチアウト操作またはピンチイン操作を検出する。距離L2が距離L1より大きければピンチアウト操作を検出し、距離L2が距離L1より小さければピンチイン操作を検出する。操作決定部57は、ピンチアウト操作またはピンチイン操作を検出する場合、距離L2を距離L1で除算することによって倍率を決定する。
操作決定部57は、ピンチアウト操作を決定する場合、表示制御部53に拡大指示を出力し、ピンチイン操作を決定する場合、表示制御部53に縮小指示を出力し、スワイプ操作またはフリック操作を決定する場合、表示制御部53にスクロール指示を出力する。拡大指示は、ピンチアウト操作の操作量に基づく拡大率を含む。縮小指示は、ピンチイン操作の操作量に基づく縮小率を含む。ピンチアウト操作およびピンチイン操作それぞれの操作量は、2つの座標間の距離の変化量に比例する値である。スクロール指示は、スワイプ操作またはフリック操作の操作量に基づく移動量と、操作の方向と、を含む。
表示制御部53は、操作決定部57から拡大指示が入力される場合、表示部161に表示されている画像を拡大指示に含まれる拡大率で拡大した画像を表示部161に表示させる。具体的には、操作画面の画像のうちから拡大率に基づき定まるサイズに縮小する。表示制御部53は、操作決定部57から縮小指示が入力される場合、表示部分を縮小指示に含まれる縮小率に基づき定まるサイズに拡張する。なお、表示部分が操作画面の画像と同じサイズになる場合がある。表示制御部53は、操作決定部57からスクロール指示が入力される場合、操作画面の画像中で表示部分をスクロール指示に含まれる移動量だけスクロール指示に含まれる方向に平行移動させる。
表示制御部53は、表示部分を変更する場合、操作画面のうち変更後の表示部分の画像を表示部161に表示させる。表示制御部53は、操作画面のうち変更後の表示部分の画像を表示部161に表示させる場合、変更後の表示部分の画像を遠隔制御部51に出力するとともに、操作画面データ91と変更後の表示部分の操作画面中の位置を示す表示部分情報とを、操作決定部57および位置検出部55に出力する。
操作決定部57から画面識別情報が入力される段階では、表示制御部53は操作画面全体を表示部分とするので、遠隔制御部51に出力される表示部分の画像は、操作画面全体の画像である。操作決定部57によりピンチイン操作、ピンチアウト操作、フリック操作、スワイプ操作が決定される場合、表示制御部53は操作画面の少なくとも一部を表示部分とするので、遠隔制御部51に出力される表示部分の画像は、操作画面の少なくとも一部である。
位置検出部55は、表示制御部53から操作画面データ91と表示部分情報が入力される場合、操作画面データ91に含まれる感度情報と表示部分情報とに基づいて、タッチパネル165の感度を設定する。ここでは、表示部分情報によって表示部分が操作画面の少なくとも一部に定められる場合について説明する。操作画面データ91に含まれる感度情報は、操作画面データ91に含まれる画面識別情報で特定される操作画面の全体を基準に1以上の領域を定める。このため、位置検出部55は、操作画面データ91に含まれる感度情報を、表示部分情報で特定される表示部分に対応する感度情報に変換する。表示部分は操作画面の少なくとも一部なので、感度情報に含まれる領域情報と感度との組のうち表示部分に含まれる組を特定し、特定した組の領域の領域情報を、その領域の表示部分中の位置に変換することによって、感度情報を変換する。位置検出部55は、変換された感度情報を用いて、タッチパネル165の感度を設定する。具体的には、位置検出部55は、タッチパネル165の検出面において、表示部分を検出面の全体に設定し、変換された感度情報に含まれる1以上の領域ごとに、感度を設定する。位置検出部55は、タッチパネル165の感度を設定すると変換後の感度情報を遠隔制御部51に出力する。
例えば、図5に示した操作画面中の領域510が表示部分とされる場合、操作画面全体を基準にした領域501を領域510を基準にした領域に変換し、操作画面全体を基準にした領域502を領域510を基準にした領域に変換する。表示制御部53から、表示部分が操作画面の全体ではなく一部を示す表示部分情報が入力される場合、表示制御部53によって領域510の画像が表示部161に表示される。このため、位置検出部55は、タッチパネル165の検出面全体を領域510とし、検出面の領域511に対応する領域の感度を「感度1」に設定し、検出面の領域512に対応する領域の感度を「感度2」に設定する。
図7は、表示部分を拡大した画像の一例を示す図である。図7を参照して、画像510Aは、図5に示した操作画面500の領域510を表示部分とし、領域510の画像を拡大して表示部161の全体に表示する場合に表示部161に表示される表示部分の画像である。したがって、表示部分の画像510Aと、操作画面500とは同じサイズである。表示部分の画像510Aは、操作画面500中における第1領域501に対応する領域511と、操作画面500中における第2領域502に対応する領域512と、を含む。この場合、表示部分の画像510Aにおいて、領域511に操作画面500中における第1領域501と同じ「感度1」が設定され、領域512に操作画面500中における第2領域502と同じ「感度1」が設定される。
操作決定部57は、タップ操作を決定する場合、タップ操作を決定する際にタップ操作に対して決定される座標に基づいて、操作画面中でユーザーにより指示された位置を特定する。具体的には、表示部161に表示されている画像は、操作画面のうち表示部分の画像である。操作決定部57は、表示部分が操作画面全体を示す場合、操作画面中でタッチパネル165から入力された座標によって特定される位置を、ユーザーにより指示された位置に特定する。操作決定部57は、表示部分が操作画面の一部の場合はタッチパネル165から入力された座標は表示部分中の位置を示すので、まず、表示部分中でタッチパネル165から入力された座標によって特定される位置を特定し、特定された位置に対応する操作画面中の位置を、操作画面と表示部分との相対的な位置関係を考慮して決定する。そして、操作画面中で決定された位置を、操作画面中でユーザーにより指示された位置に特定する。
操作決定部57は、操作画面中で特定された位置に対応する操作を決定する。例えば、操作画面が、設定値を設定する操作が割り当てられた設定ボタンを含む場合に、操作画面中でユーザーにより指示された位置がその設定ボタンの範囲内ならば、設定値を設定する操作を特定し、設定値を設定する指令を処理実行部59に出力する。操作画面が、処理の実行を指示する操作が割り当てられた実行指示ボタンを含む場合に、操作画面中でユーザーにより指示された位置がその実行指示ボタンの範囲内ならば、実行指示操作を特定し、ボタンで特定される種類の処理を実行する指令を処理実行部59に出力する。また、操作決定部57は、操作画面が、別の操作画面に表示を切り換える操作が割り当てられた遷移ボタンを含む場合に、操作画面中でユーザーにより指示された位置がその遷移ボタンの範囲内ならば、画面を遷移する操作を特定し、遷移ボタンに関連付けられた画面識別情報を表示制御部53に出力する。
操作決定部57は、操作画面がポップアップ画面を表示させる操作が割り当てられたポップアップボタンを含む場合に、操作画面中でユーザーにより指示された位置がそのポップアップボタンの範囲内ならば、ポップアップ画面を表示する操作を特定し、ポップアップボタンに関連付けられたポップアップ画面を操作画面に重畳表示した新たな操作画面の画面識別情報を表示制御部53に出力する。
表示制御部53は、操作決定部57から画面識別情報が入力されることに応じて、画面識別情報で特定される操作画面の画像を表示部161に表示するが、この際の表示部分は、それまでに決定されている表示部分と同じにしてもよいし、表示部分を操作画面の全体に変更してもよい。
処理実行部59は、通信I/F部112、ファクシミリ部116、HDD115、外部記憶装置117、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140および給紙部150を制御し、処理を実行する。処理実行部59は、操作決定部57から設定値を設定する指令が入力されることに応じて、設定値を設定する処理を実行する。また、処理実行部59は、操作決定部57は、処理を実行する指令が入力されることに応じて、その指令で特定される種類の処理を実行する。処理実行部59が実行する処理の一例は、スキャン処理、コピー処理、プリント処理およびファクシミリ送受信処理等である。スキャン処理は、原稿読取部130で読み取った原稿の画像を、HDD115、外部記憶装置117および通信I/F部112の少なくとも1つに出力する処理である。コピー処理は、原稿読取部130で読み取った原稿の画像を、画像形成部140に給紙部150から供給される用紙に画像形成させる処理である。プリント処理は、通信I/F部112を介してネットワークに接続されたコンピューターから受信されるプリントデータの画像、HDD115または外部記憶装置117に記憶されたデータの画像を、画像形成部140に給紙部150から供給される用紙に画像形成させる処理である。ファクシミリ送信処理は、ファクシミリデータの画像をファクシミリ部116に送信させる処理である。ファクシミリ受信処理は、外部から受信されるファクシミリデータの画像を、画像形成部140、HDD115、外部記憶装置117および通信I/F部112の少なくとも1つに出力する処理である。
遠隔制御部51は、通信I/F部112を制御して、MFP100を遠隔操作する遠隔操作装置と通信する。遠隔制御部51は、遠隔操作装置からの要求に応じて、遠隔操作装置との間で通信経路を確立する。携帯情報装置200,200A、200Bは、MFP100を遠隔操作する遠隔操作装置となり得る。ここでは、携帯情報装置200がMFP100の遠隔操作装置として機能する場合を例に説明する。遠隔制御部51は、通信I/F部112が、携帯情報装置200から接続要求を受信すると、携帯情報装置200との間の通信経路を確立する。
遠隔制御部51は、表示制御部53から表示部161に表示されている画像が入力され、位置検出部55から感度情報が入力される。遠隔制御部51は、携帯情報装置200との間の通信経路を確立することに応じて、表示部161に表示されている画像と感度情報とを携帯情報装置200に送信する。また、遠隔制御部51は、表示部161に表示されている画像と感度情報とを携帯情報装置200に送信した後に、表示制御部53から表示部161に表示されている画像が入力され、位置検出部55から感度情報が入力されることに応じて、それらを携帯情報装置200に送信する。また、遠隔制御部51は、表示制御部53から画像に加えて特定情報が入力される場合、画像とともに特定情報を、携帯情報装置200に送信する。特定情報は、特定領域が表示部分の画像中に占める位置を示す。
操作画面データ91を受信する携帯情報装置200の動作の詳細は後述するが、送信した画像中の位置を示す座標を1以上返信する場合がある。遠隔制御部51は、通信I/F部112が、携帯情報装置200から1以上の座標を受信することに応じて、受信された1以上の座標を操作決定部57に出力する。
操作決定部57は、遠隔制御部51から1以上の座標が入力される場合、位置検出部55から1以上の座標が入力される場合と同様に、1以上の座標に基づいて、ユーザーによる操作を決定する。
図8は、第1の実施の形態における携帯情報装置が備えるCPUの機能の概要の一例を示すブロック図である。図8に示す機能は、携帯情報装置200が備えるCPU201が、フラッシュメモリ203、またはCD−ROM211Aに記憶された遠隔操作プログラムを実行することにより、CPU201に形成される機能である。遠隔操作プログラムは、タッチパネル感度制御プログラムを含む。図8を参照して、CPU201は、通信制御部251と、表示制御部253と、感度変更部255と、位置検出制御部257と、を含む。
通信制御部251は、遠隔操作の対象となる遠隔制御装置との間で通信経路を確立する。具体的には、通信制御部251は、ユーザーが操作部207を操作して、MFP100,100A,100Bのいずれかを遠隔操作の対象となる遠隔制御装置として指示すれば、無線LANI/F208を制御して、遠隔制御装置に接続要求を送信し、遠隔制御装置との間の通信経路を確立する。ここでは、ユーザーがMFP100を遠隔制御装置に指示した場合を例に説明する。この場合、通信制御部251は、MFP100との間で通信経路を確立する。
通信制御部251は、操作画面データ受信部261と、位置通知部263と、を含む。操作画面データ受信部261は、無線LANI/F208を制御して、MFP100が送信する画像と感度情報とを受信する。操作画面データ受信部261は、MFP100から受信された画像を表示制御部253に出力し、感度情報を感度変更部255に出力する。操作画面データ受信部261は、MFP100から画像とともに特定情報を受信する場合、感度変更部255に感度情報とともに特定情報を出力する。
表示制御部253は、表示部206を制御し、操作画面データ受信部261から入力される画像を表示部206に表示させる。MFP100が送信する画像は、操作画面の少なくとも一部の表示部分の画像である。
感度変更部255は、タッチパネル207Bの感度を決定し、タッチパネル207Bに感度を設定する。感度変更部255は、操作画面データ受信部261から入力される感度情報に基づいて、タッチパネル207Bの感度を決定する。感度情報は、複数の領域それぞれに対して、その領域の操作画面中または表示部分中の位置を示す領域情報と、感度との組を含む。感度変更部255は、感度情報に含まれる複数の領域情報で特定される複数の領域のうち面積が最大の領域を決定する。感度変更部255は、タッチパネル207Bを制御して、面積が最大の領域の領域情報と組になる感度に設定する。
例えば、図5に示した操作画面500の画像を受信する場合、感度情報は、第1領域501の位置示す領域情報と「感度1」との組と、第2領域502の位置を示す領域情報と「感度2」との組を含む。第1領域501が第2領域502より面積が大きいので、タッチパネル207Bは第1領域501の領域情報と組になる「感度1」に設定される。
また、図7に示した表示部分の画像510Aを受信する場合、感度情報は、領域511の表示部分の画像510A中の位置を示す領域情報と「感度1」との組と、領域512の表示部分の画像510A中の位置を示す領域情報と「感度2」との組と、を含む。領域512が領域511より面積が大きいので、タッチパネル207Bは領域512の領域情報と組になる「感度2」に設定される。
感度変更部255は、操作画面データ受信部261から感度情報とともに特定情報が入力される場合、感度情報と特定情報とに基づいて感度を決定する。特定情報は、特定領域が表示部分の画像中に占める位置を示す。具体的には、感度情報に含まれる複数の領域情報で特定される複数の領域のうち特定情報で示される特定領域と同じ位置の領域を特定する。感度変更部255は、タッチパネル207Bを制御して、特定領域に特定された領域の領域情報と組になる感度に設定する。特定領域が、ポップアップ画面を示す場合、ポップアップ画面に割り当てられた感度に設定される。ポップアップ画面が表示される段階では、ユーザーがポップアップ画面に対して操作する確率が高いからである。
例えば、図6に示した操作画面520を受信する場合、感度情報は、第1領域501Aの位置示す領域情報と「感度1」との組と、第2領域502の位置を示す領域情報と「感度2」と、第3領域503の位置を示す領域情報と「感度3」との組を含む。第1領域501が第2領域502および第3領域503より面積が大きいが、タッチパネル207Bは、特定情報で特定される第3領域503と組になる「感度3」に設定される。
位置検出制御部257は、タッチパネル207Bを制御して、タッチパネル207Bから入力される座標を位置通知部263に出力する。位置検出制御部257は、タッチパネル207Bから一度に複数の座標が入力される場合、位置通知部263に複数の座標を出力する。
位置通知部263は、位置検出制御部257から1以上の座標が入力されることに応じて、無線LANI/F208を制御して、MFP100に1以上の座標を送信する。
図9は、第1の実施の形態における遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。遠隔制御処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115、CD−ROM118に記憶された遠隔制御プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図9を参照して、CPU111は、接続要求を受信したか否かを判断する(ステップS01)。通信I/F部112が携帯情報装置200,200A,200Bのいずれかから接続要求を受信したか否かを判断する。接続要求を受信するまで待機状態となり(ステップS01でNO)、接接続要求を受信したならば(ステップS01でYES)、処理をステップS02に進める。ここでは、携帯情報装置200から接続要求を受信する場合を例に説明する。
ステップS02においては、接続要求を送信してきた装置、ここでは携帯情報装置200との間で通信経路を確立する。次のステップS03においては、デフォルトの操作画面を決定する。デフォルトの操作画面は、予め定められた操作画面である。
ステップS04においては、操作画面に対応する感度情報を取得する。操作画面の画面識別情報を含む操作画面データ91を、HDD115から読出し、読み出した操作画面データ91に含まれる感度情報を取得する。次のステップS05においては、表示部分を操作画面の全体に設定し、処理をステップS06に進める。表示部分は、操作画面のうち表示部161に表示する部分を示す。
ステップS06においては、操作画面のうち表示部分の画像を表示部161に表示し、処理をステップS07に進める。ステップS07においては、感度情報を、表示部分に対応する感度情報に変換する。表示部分が操作画面の全体の場合は、感度情報を変換しない。表示部分が操作画面の少なくとも一部の場合、感度情報に含まれる領域情報と感度との組のうち表示部分に含まれる組を特定し、特定した組の領域の領域情報を、その領域の表示部分中の位置に変換することによって、感度情報を変換する。
ステップS08においては、変換後の感度情報を含む付加情報を生成し、処理をステップS09に進める。ステップS09においては、操作画面が特定領域を含むか否かを判断する。特定領域は、ポップアップ画面である。操作画面がポップアップ画面を組むならば処理をステップS10に進めるが、そうでなければ処理をステップS12に進める。ステップS10においては、特定情報を生成する。特定情報は、特定領域、ここではポップアップ画面の表示部分中の位置を示す。ステップS11においては、特定情報を付加情報に追加し、処理をステップS12に進める。
ステップS12においては、通信I/F部112を制御して、ステップS02において確立された通信経路を介して、表示部分の画像と付加情報とを携帯情報装置200に送信し、処理をステップS13に進める。付加情報は、感度情報を含み、ステップS11が実行される場合には特定情報を含むが、ステップS11が実行されない場合には特定情報を含まない。
ステップS13においては、ステップS07において変換された後の感度情報に従ってタッチパネル165の感度を設定し、処理をステップS14に進める。ステップS14においては、ユーザーの操作を検出したか否かを判断する。タッチパネル165がユーザーにより指示された位置の座標を出力する場合に、ユーザーの操作を検出する。ユーザーの操作を検出したならば処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS15に進める。ステップS15においては、通信I/F部112が、ステップS02において確立された通信経路を介して携帯情報装置200から1以上の座標を受信したか否かを判断する。携帯情報装置200から1以上の座標を受信したならば処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS14に戻す。
ステップS16においては、ユーザーによる操作を決定する。処理がステップS14から進む場合には、タッチパネル165が出力する1以上の座標に基づいて操作を決定し、処理がステップS15から進む場合には、携帯情報装置200から受信された1以上の座標に基づいて操作を決定する。
次のステップS17においては、決定された操作が表示部分を変更する操作か否かを判断する。表示部分を変更する操作は、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、フリック操作およびスワイプ操作である。決定された操作が表示部分を変更する操作ならば、表示部分を変更し、処理をステップS06に戻す。決定された操作が表示部分を変更する操作でなければ処理をステップS18に進める。ステップS18においては、決定された操作が別の画面に遷移する操作か否かを判断する。決定された操作が別の操作画面に遷移する操作ならば、処理をステップS19に進めるが、そうでなければ処理をステップS20に進める。ステップS19においては、別の操作画面を決定し、処理をステップS06に戻す。
ステップS20においては、決定された操作が処理の終了を指示する操作か否かを判断する。処理の終了を指示する操作ならば処理をステップS21に進めるが、そうでなければ処理をステップS22に進める。ステップS21においては、ステップS02において携帯情報装置200との間で確立された通信経路を切断し、処理を終了する。
ステップS22においては、決定された操作が処理の実行を指示する実行指示操作か否かを判断する。実行指示操作ならば処理をステップS23に進めるが、そうでなければ処理をステップS14に戻す。ステップS23においては、実行指示操作で特定される種類の処理を実行し、処理をステップS14に戻す。
図10は、第1の実施の形態における遠隔操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。遠隔操作処理は、携帯情報装置200,200A,200Bそれぞれが備えるCPU201が、フラッシュメモリ203、またはCD−ROM211Aに記憶された遠隔操作プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。ここでは、携帯情報装置200が遠隔操作処理を実行する場合を例に説明する。
図10を参照して、CPU201は、遠隔操作指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS51)。操作部207がユーザーにより入力される遠隔操作指示を受け付けたならば遠隔操作指示を受け付ける。遠隔操作指示を受け付けるまで待機状態となり(ステップS51でNO)、遠隔操作指示を受け付けたならば(ステップS51でYES)、処理をステップS52に進める。遠隔操作指示は、遠隔操作の対象となる遠隔制御装置を特定する指示を含む。ここでは、MFP100が遠隔操作の対象に特定される場合を例に説明する。
ステップS52においては、遠隔操作の対象であるMFP100に接続要求を送信する。無線LANI/F208を制御して、MFP100との間の通信経路を確立するために接続要求を送信する。そして、通信経路が確立したか否かを判断する(ステップS53)。MFP100とネゴシエーションすることによって、通信経路を確立する。通信経路が確立するまでステップS52を繰り返し(ステップS53でNO)、通信経路が確立したならば(ステップS53でYES)、処理をステップS54に進める。
ステップS54においては、画像と付加情報とを受信したか否かを判断する。無線LANI/F208が、ステップS53において確立した通信経路を介してMFP100から画像と付加情報と受信したか否かを判断する。画像と付加情報とを受信したならば処理をステップS55に進めるが、そうでなければ処理をステップS58に進める。
ステップS55においては、受信された画像を表示部206に表示し、処理をステップS56に進める。ステップS56においては、付加情報に特定情報が含まれるか否かを判断する。付加情報が含まれるならば処理をステップS57に進めるが、そうでなければ処理をステップS58に進める。特定情報は、特定領域の表示部分中の位置を示す情報である。ステップS57においては、特定領域に対応する感度を決定する。感度情報に含まれる複数の領域情報で特定される複数の領域のうち特定情報で示される特定領域と同じ位置の領域を特定し、特定された領域の領域情報と組になる感度を決定する。例えば、図6に示した操作画面520を受信する場合、特定情報で特定される第3領域503と組になる「感度3」に決定する。特定領域であるポップアップ画面が表示される場合には、ユーザーがポップアップ画面に対して操作する確率が高いからである。
ステップS58においては、付加情報に含まれる感度情報に含まれる1以上の領域のうち面積が最大の領域を特定し、特定した領域に関連付けられた感度を、タッチパネル207Bに設定するための感度に決定する。例えば、図5に示した操作画面500の画像を受信する場合、第1領域501が第2領域502より面積が大きいので、タッチパネル207Bは第1領域501の領域情報と組になる「感度1」に設定される。表示部206に表示された画像中で、面積の大きい部分は、ユーザーが操作対象とする確率が高いからである。
ステップS59においては、決定された感度にタッチパネル207Bを設定し、処理をステップS60に進める。ステップS60においては、画像中でユーザーにより指示された位置を検出したか否かを判断する。タッチパネル207Bが1以上の座標を出力したならば、画像中でユーザーにより指示された位置を検出する。画像中でユーザーにより指示された位置を検出したならば処理をステップS61に進めるが、そうでなければ処理をステップS62に進める。
ステップS61においては、タッチパネル207Bが出力する1以上の座標を遠隔制御装置であるMFP100に送信し、処理をステップS54に戻す。具体的には、無線LANI/F208を制御し、タッチパネル207Bが出力する1以上の座標を、ステップS53において確立された通信経路を介してMFP100に送信する。
一方、ステップS62においては、ステップS53において確立された通信経路が切断されたか否かを判断する。通信経路が切断されたならば処理を終了するが、そうでなければ処理をステップS54に戻す。
<感度変更部の変形例>
変形例における感度変更部255は、感度情報に含まれる複数の領域情報で特定される複数の領域のうち表示部分の中心に位置する領域を決定し、決定された領域の領域情報と組になる感度を決定する。感度変更部255は、タッチパネル207Bを制御して、決定された感度に設定する。
変形例における感度変更部255は、感度情報に含まれる複数の領域情報で特定される複数の領域のうち表示部分の中心に位置する領域を決定し、決定された領域の領域情報と組になる感度を決定する。感度変更部255は、タッチパネル207Bを制御して、決定された感度に設定する。
例えば、図5に示した操作画面500の画像を受信する場合、第1領域501が第2領域502より中心に位置するので、タッチパネル207Bは第1領域501の領域情報と組になる「感度1」に設定される。表示部206に表示された画像中で、中心に位置する部分は、ユーザーが操作対象とする確率が高いからである。
変形例における感度変更部255は、操作画面データ受信部261から感度情報とともに特定情報が入力される場合、感度情報と特定情報とに基づいて感度を決定する。特定情報は、特定領域の表示部分中の位置を示す情報である。具体的には、感度情報に含まれる複数の領域情報で特定される複数の領域のうち特定情報で示される特定領域と同じ位置の領域を特定する。感度変更部255は、タッチパネル207Bを制御して、特定領域として特定された領域の領域情報と組になる感度に設定する。特定領域が、ポップアップ画面を示す場合、ポップアップ画面が表示される段階では、ユーザーが、中心の領域よりもポップアップ画面に対して操作する確率が高いからである。
変形例における携帯情報装置200が備えるCPU201は、図10に示した遠隔制御処理とステップS58を除いて同じ処理を実行する。変形例においては、CPU201は、ステップS58において、付加情報に含まれる感度情報に含まれる1以上の領域のうち表示部分の中心に位置する領域を特定し、特定した領域に関連付けられた感度を、タッチパネル207Bに設定するための感度に決定する。
以上説明したように第1の実施の形態における画像形成システム1において、遠隔操作装置として機能する携帯情報装置200は、MFP100から画像と画像に関連する付加情報である感度情報とを受信し、受信された画像を表示部206に表示し、受信された付加情報に基づいてタッチパネル207Bの感度を変更し、タッチパネル207Bにより検出された位置に対応する表示部206に表示された画像中の位置を示す位置情報をMFP100に送信する。このため、MFP100から画像とともに受信された感度情報に基づいて、タッチパネル207Bの検出感度を変更するので、MFP100から受信される画像に適した感度でユーザーによる指示を検出することができる。
特に、画像に含まれる1以上の領域のうち面積が最大の最大領域の感度にタッチパネル207Bを設定するので、ユーザーが最も操作する可能性の高い領域の感度に変更することができる。
また、変形例においては、画像に含まれる1以上の領域のうち画像の中心を含む領域の感度にタッチパネル207Bを設定するので、ユーザーが操作する可能性の高い領域の感度に変更することができる。
さらに、画像がポップアップ画面を含む操作画面の画像の場合には、ポップアップ画面の感度に変更するので、ユーザーが操作する可能性の高い領域の感度に変更することができる。なお、ここでは、特定領域を、ポップアップ画面を例に説明したが、特定領域は、ポップアップ画面に限られず、操作画面に重畳して表示される画面であればよい。例えば、プルダウン画面であってもよい。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態における画像形成システム1においては、携帯情報装置200がタッチパネル207Bの感度を動的に変化させるようにした点で、第1の実施の形態における画像形成システム1と異なる。以下、第1の実施の形態における画像形成システム1と異なる点を主に説明する。第2の実施の形態におけるMFP100のハードウェア構成およびCPU111が有する機能は、第1の実施の形態におけるMFP100と同じである。
第2の実施の形態における画像形成システム1においては、携帯情報装置200がタッチパネル207Bの感度を動的に変化させるようにした点で、第1の実施の形態における画像形成システム1と異なる。以下、第1の実施の形態における画像形成システム1と異なる点を主に説明する。第2の実施の形態におけるMFP100のハードウェア構成およびCPU111が有する機能は、第1の実施の形態におけるMFP100と同じである。
図11は、第2の実施の形態における携帯情報装置が備えるCPUの機能の概要の一例を示すブロック図である。図11に示す機能が図8に示した機能と異なる点は、感度変更部255および位置検出制御部257が、感度変更部255Aおよび位置検出制御部257Aにそれぞれ変更された点である。その他の機能は、図8に示した機能と同じなのでここでは説明を繰り返さない。
感度変更部255Aは、位置検出制御部257Aの状態を、検出前状態と検出可能状態とに切り換える。感度変更部255Aは、検出前状態に切り換えている間はタッチパネル207Bを第1の感度に設定するとともに、位置検出制御部257に禁止信号を出力する。第1の感度は、タッチパネル207Bの最大の感度「感度1」である。
位置検出制御部257Aは、感度変更部255Aから禁止信号が入力されている検出前状態の間は、タッチパネル207Bから入力される座標を位置通知部263に出力することなく、感度変更部255Aに出力する。
感度変更部255Aは、検出前状態の間に位置検出制御部257Aから座標が入力されることに応じて、タッチパネル207Bを第2の感度に設定し、位置検出制御部257の状態を検出可能状態に切り換える。具体的には、感度変更部255Aは、検出前状態の間に位置検出制御部257Aから座標が入力されることに応じて、感度情報に含まれる複数の領域情報で特定される複数の領域のうち座標の位置を含む領域を決定し、決定された領域の領域情報と組になる感度を第2の感度に決定する。感度変更部255Aは、第2の感度を決定することに応じて、タッチパネル207Bに第2の感度を設定するとともに、位置検出制御部257への禁止信号の出力を終了する。
位置検出制御部257Aは、感度変更部255Aから禁止信号が入力されていない検出可能状態の間は、タッチパネル207Bから入力される座標を位置通知部263に出力する。
第2の実施の形態におけるMFP100が備えるCPU111は、図9に示した遠隔制御処理のステップS09〜ステップS11以外の処理と同様の処理を実行する。第2の実施の形態におけるMFP100が備えるCPU111は、図9に示した遠隔制御処理のステップS09〜ステップS11の処理を実行しない。
図12は、第2の実施の形態における遠隔操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12を参照して、図10に示した遠隔操作処理と異なる点は、ステップS56〜60が、ステップS81〜ステップS86に変更された点である。その他の処理は、図10に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS54においては、画像と付加情報とを受信したか否かを判断する。画像と付加情報とを受信したならば処理をステップS55に進めるが、そうでなければ処理をステップS82に進める。ステップS55においては、受信された画像を表示部206に表示し、処理をステップS81に進める。
ステップS81においては、タッチパネル207Bに最大の感度を設定し、処理をステップS82に進める。ステップS82においては、画像中でユーザーにより指示された位置を検出したか否かを判断する。タッチパネル207Bが1以上の座標を出力したならば、画像中でユーザーにより指示された位置を検出する。画像中でユーザーにより指示された位置を検出したならば処理をステップS83に進めるが、そうでなければ処理をステップS62に進める。ステップS83においては、付加情報に含まれる感度情報で定められる1以上の領域のうち、タッチパネル207Bが出力する座標を含む領域を特定する。そして、付加情報に含まれる感度情報によって、ステップS83において特定された領域に対して定められる感度を、タッチパネル207Bに設定する感度に決定し(ステップS84)、処理をステップS85に進める。ステップS85においては、ステップS84で決定された感度に、タッチパネル207Bを設定し、処理をステップS86に進める。
ステップS86においては、画像中でユーザーにより指示された位置を検出したか否かを判断する。画像中でユーザーにより指示された位置を検出するまで待機状態となり(ステップS86でNO)、画像中でユーザーにより指示された位置を検出したならば(ステップS86でYES)、処理をステップS61に進める。ステップS61においては、タッチパネル207Bが出力する1以上の座標を遠隔制御装置であるMFP100に送信し、処理をステップS54に戻す。
例えば、図5に示した操作画面500の画像を受信する場合、感度情報は、第1領域501の位置示す領域情報と「感度1」との組と、第2領域502の位置を示す領域情報と「感度2」との組を含む。ユーザーが第1領域501内を指示する場合には、タッチパネル207Bは第1領域501の領域情報と組になる「感度1」に設定され、ユーザーが第2領域502内を指示する場合には、タッチパネル207Bは第2領域502の領域情報と組になる「感度2」に設定される。
第2の実施の形態における画像形成システム1において、携帯情報装置200は、検出前状態で最大感度に変更し、検出可能状態で1以上の領域のうち検出前状態でタッチパネル207Bにより検出された位置を含む領域の感度に変更し、検出可能状態でタッチパネル207Bにより検出された画像中の位置を示す位置情報をMFP100に送信する。このため、タッチパネル207Bを最大感度に設定した検出前状態でタッチパネル207Bにより検出された位置を含む領域の感度を決定し、決定された感度にタッチパネル207Bの感度を変更された後の検出可能状態において、タッチパネル207Bで検出された画像中の位置を示す位置情報をMFP100に送信する。このため、MFP100において設定された感度と同じ感度でユーザーによる指示を検出することができる。
<第3の実施の形態>
第1および第2の実施の形態における画像形成システム1においては、遠隔制御装置であるMFP100から遠隔操作装置である携帯情報装置200に、感度情報を送信する。
第3の実施の形態における画像形成システム1においては、遠隔制御装置であるMFP100から遠隔操作装置である携帯情報装置200に、感度情報に代えて操作ボタンデータを送信する。以下、第3の実施の形態における画像形成システム1について、第1の実施の形態における画像形成システム1と異なる点を主に説明し、重複する記載は繰り返さない。
第1および第2の実施の形態における画像形成システム1においては、遠隔制御装置であるMFP100から遠隔操作装置である携帯情報装置200に、感度情報を送信する。
第3の実施の形態における画像形成システム1においては、遠隔制御装置であるMFP100から遠隔操作装置である携帯情報装置200に、感度情報に代えて操作ボタンデータを送信する。以下、第3の実施の形態における画像形成システム1について、第1の実施の形態における画像形成システム1と異なる点を主に説明し、重複する記載は繰り返さない。
図13は、第3の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示すブロック図である。図13に示す機能が図4に示した機能と異なる点は、遠隔制御部51および表示制御部53が遠隔制御部51Aおよび表示制御部53Aにそれぞれ変更された点である。その他の機能は、図4に示した機能と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
HDD115は、操作ボタンデータ93を記憶する。操作ボタンデータ93は、操作画面に対応し、当該操作画面に含まれる1以上の領域それぞれの操作画面中の位置を定める。操作画面に含まれる1以上の領域は、ユーザーによる操作を受け付けるための領域であり、ここでは、操作が割り当てられたボタンの画像である。操作ボタンデータ93は、操作画面を識別するための画面識別情報と、その操作画面に含まれる1以上のボタンの画像それぞれの操作画面中の位置の組を含む。
表示制御部53Aは、操作決定部57から画面識別情報が入力されることに応じて、操作決定部57から入力される画面識別情報を含む操作画面データ91をHDD115から読出し、操作画面データ91に含まれる操作画面の画像の少なくとも一部を表示部161に表示する。具体的には、表示制御部53は、表示部分を決定し、操作画面のうち表示部分の画像を表示部161に表示させる。また、表示制御部53Aは、操作決定部57から入力される画面識別情報を含む操作ボタンデータ93をHDD115から読出し、読み出した操作ボタンデータ93を、表示部分に対応する表示部分ボタンデータに変換する。例えば、表示制御部53Aは、操作決定部57から画面識別情報が入力される段階では、操作画面データ91に含まれる操作画面の全体を表示部分に決定し、表示部分ボタンデータを、操作ボタンデータ93のうち、操作画面に含まれる1以上のボタンの画像それぞれの操作画面中の位置を含むデータとする。
表示制御部53Aは、操作画面のうち表示部分の画像を表示部161に表示させる場合、表示部分ボタンデータと表示部161に表示させた表示部分の画像とを遠隔制御部51に出力するとともに、操作画面データ91と表示部分の操作画面中の位置を示す表示部分情報とを、操作決定部57および位置検出部55に出力する。
表示制御部53Aは、操作決定部57から拡大指示が入力される場合、表示部161に表示されている画像を拡大指示に含まれる拡大率で拡大した画像を表示部161に表示させる。具体的には、操作画面の画像のうちから拡大率に基づき定まるサイズに縮小する。表示制御部53は、操作決定部57から縮小指示が入力される場合、表示部分を縮小指示に含まれる縮小率に基づき定まるサイズに拡張する。なお、表示部分が操作画面の画像と同じサイズになる場合がある。表示制御部53は、操作決定部57からスクロール指示が入力される場合、操作画面の画像中で表示部分をスクロール指示に含まれる移動量だけスクロール指示に含まれる方向に平行移動させる。
表示制御部53Aは、表示部分を変更する場合、操作画面のうち変更後の表示部分の画像を表示部161に表示させる。表示制御部53Aは、表示部分を変更する場合、操作ボタンデータ93と変更後の表示部分とに基づいて、変更後の表示部分に対応する表示部分ボタンデータを生成する。操作ボタンデータ93に含まれる1以上のボタンの画像それぞれの操作画面中の位置それぞれを、変更後の表示部分中の位置に変換することにより表示部分ボタンデータを生成する。変更後の表示部分は操作画面の少なくとも一部なので、操作ボタンデータ93に含まれる1以上のボタンの画像のうちから変更後の表示部分に含まれる1以上のボタン画像を特定し、特定した1以上のボタン画像の操作画面中の位置を表示部分における位置に変更することによって、変更後の表示部分に対応する表示部分ボタンデータを生成する。
表示制御部53Aは、変更後の表示部分の画像および変更後の表示部分ボタンデータを遠隔制御部51Aに出力するとともに、操作画面データ91と変更後の表示部分の操作画面中の位置を示す表示部分情報とを、操作決定部57および位置検出部55に出力する。
遠隔制御部51Aは、通信I/F部112を制御して、MFP100を遠隔操作する遠隔操作装置と通信する。遠隔制御部51Aは、遠隔操作装置からの要求に応じて、遠隔操作装置との間で通信経路を確立する。携帯情報装置200,200A、200Bは、MFP100を遠隔操作する遠隔操作装置となり得る。ここでは、携帯情報装置200がMFP100の遠隔操作装置として機能する場合を例に説明する。遠隔制御部51Aは、通信I/F部112が、携帯情報装置200から接続要求を受信すると、携帯情報装置200との間の通信経路を確立する。
遠隔制御部51Aは、表示制御部53Aから表示部161に表示されている画像と、表示部分ボタンデータとが入力される。表示部分ボタンデータは、表示部161に表示されている表示部分に含まれる1以上のボタンの画像それぞれの表示部分中の位置を含む。
遠隔制御部51Aは、携帯情報装置200との間の通信経路を確立することに応じて、表示部161に表示されている画像と表示部分ボタンデータとを携帯情報装置200に送信する。また、遠隔制御部51は、表示部161に表示されている画像と表示部分ボタンデータとを携帯情報装置200に送信した後に、表示制御部53Aから表示部161に表示されている画像と表示部分ボタンデータとが入力されことに応じて、それらを携帯情報装置200に送信する。
図14は、第3の実施の形態における携帯情報装置が備えるCPUの機能の概要の一例を示すブロック図である。図14に示す機能が図8に示した機能と異なる点は、操作画面データ受信部261および感度変更部255が、操作画面データ受信部261Aおよび感度変更部255Aにそれぞれ変更された点である。その他の機能は、図8に示した機能と同じなので、ここでは説明を繰り返さない、
操作画面データ受信部261Aは、無線LANI/F208を制御して、MFP100が送信する画像と表示部分ボタンデータとを受信する。操作画面データ受信部261Aは、MFP100から受信された画像を表示制御部253に出力し、表示部分ボタンデータを感度変更部255Aに出力する。
操作画面データ受信部261Aは、無線LANI/F208を制御して、MFP100が送信する画像と表示部分ボタンデータとを受信する。操作画面データ受信部261Aは、MFP100から受信された画像を表示制御部253に出力し、表示部分ボタンデータを感度変更部255Aに出力する。
感度変更部255Aは、タッチパネル207Bの感度を決定し、タッチパネル207Bに感度を設定する。感度変更部255Aは、操作画面データ受信部261から入力される表示部分ボタンデータに基づいて、タッチパネル207Bの感度を決定する。表示部分ボタンデータは、表示部分に含まれる1以上のボタンの画像それぞれの表示部分中の位置を含む。感度変更部255Aは、1以上のボタンの画像の間隔の最小値を算出し、算出された最小の間隔に基づいて感度を決定する。距離と感度とを対応付けた対応テーブルを予め準備しておき、対応テーブルを参照して、感度を決定すればよい。対応テーブルにおいては、距離が大きいほど感度を高く定めればよい。例えば、対応テーブルにおいて「感度1」にして距離L1以上、「感度2」に対して距離L2以上距離L1未満、「感度3」に対して距離L2未満を定める。1以上のボタンの画像の間隔の最小値LMが、距離L1以上であれば「感度1」に決定し、最小値LMが距離L2以上距離L1未満であれば「感度2」に決定し、最小値LMが距離L2未満であれば「感度3」に決定する。
これにより、タッチパネル207Bの感度は、表示部206に表示された画像に含まれる1以上のボタンの画像の間隔が大きいほど高い感度に設定されるので、ユーザーによる操作に対する反応を早くすることができる。一方、タッチパネル207Bの感度は、表示部206に表示された画像に含まれる1以上のボタンの画像の間隔が狭いほど低い感度に設定されるので、ユーザーによる操作を誤って検出する回数を少なくすることができる。
図15は、第3の実施の形態における遠隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図15に示す遠隔制御処理が図9に示した第1の実施の形態における遠隔制御処理と異なる点は、ステップS04が、ステップS04Aに変更された点、ステップS07〜ステップS12が、ステップS31およびステップS32に変更された点である。その他の処理は、図9に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS04Aにおいては、操作ボタンデータを取得する。ステップS03において決定された操作画面の画面識別情報を含む操作ボタンデータ93を、HDD115から読み出す。
ステップS31においては、表示部分ボタンデータを生成する。ステップS04Aにおいて取得された操作ボタンデータ93で定められる1以上のボタンの画像それぞれの操作画面中の位置を、表示部分中の位置に変更した表示部分ボタンデータを生成する。表示部分が操作画面の全体の場合、表示部分ボタンデータを、操作ボタンデータ93とする。表示部分が操作画面の一部の場合、操作ボタンデータ93のうち表示部分に含まれる1以上のボタンを抽出し、抽出したボタンそれぞれの操作画面中の位置を表示部分中の位置に変更することにより、表示部分ボタンデータを生成する。
ステップS32においては、表示部分の画像と表示部分ボタンデータとを、ステップS02において通信経路が確立された携帯情報装置200に、通信I/F部112を介して送信し、処理をステップS13に進める。
図16は、第3の実施の形態における遠隔操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。図16を参照して、図10に示した遠隔操作処理と異なる点は、ステップS53およびステップS54がステップS54Aに変更された点、ステップS56がステップS71およびステップS72に変更された点である。その他の処理は、図10に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS54Aにおいては、画像と表示部分ボタンデータとを受信したか否かを判断する。無線LANI/F208が、ステップS53において確立した通信経路を介してMFP100から画像と表示部分ボタンデータと受信したか否かを判断する。画像と表示部分ボタンデータとを受信したならば処理をステップS55に進めるが、そうでなければ処理をステップS57に進める。
ステップS71においては、操作ボタンの間隔を算出する。ステップS54Aにおいて受信された表示部分ボタンデータにより定められる1以上のボタンの画像の間隔の最小値を算出する。次のステップS72においては、算出された最小の間隔に対応する感度を決定する。距離と感度とを対応付けた対応テーブルを予め準備しておき、対応テーブルを参照して、感度を決定する。次のステップS57においては、ステップS72において決定された感度にタッチパネル207Bを設定し、処理をステップS58に進める。
例えば、携帯情報装置200は、図5に示した操作画面500を表示している段階では、操作ボタンデータは、「文字」、「フルカラー」、「ふつう」、「自動」、「100%」、「片面>片面」および「グループ」がそれぞれ表された7つのボタンそれぞれの操作画面500中の位置およびサイズを含む。7つのボタン間の距離が、ここでは距離L2以上距離L1未満とすると、タッチパネル207Bが「感度2」に設定される。
その後、ユーザーがピンチイン操作を入力し、携帯情報装置200が、図7に示す表示部分の画像510Aを表示する場合、操作ボタンデータは、「文字」、「フルカラー」、「ふつう」がそれぞれ表された3つのボタンそれぞれの画像510A中の位置およびサイズを含む。3つのボタン間の距離は、図3に示した7つのボタン間の距離よりも大きい。ここでは、3つのボタン間の距離を距離L1以上とすると、タッチパネル207Bが「感度1」に設定される。
さらに、ユーザーが「ブラック」が表されたボタンにタップ操作を入力すると、「ブラック」が表されたボタンに関連付けられたポップアップ画面が表示される。
図17は、ポップアップ画面を含む操作画面の表示部分の画像の一例を示す図である。図17に示す画像510Aは、ポップアップ画面の一部の画像531を含む。この場合における操作ボタンデータは、「文字」、「フルカラー」、「ふつう」がそれぞれ表された3つのボタンそれぞれの画像510A中の位置と、画像531中の「ブラック」が表されたボタンの画像510A中の位置と、画像531中の「フルカラー」が表されたボタンの画像510A中の位置と、を含む。画像531中の「ブラック」、「フルカラー」がそれぞれ表された2つのボタン間の距離は、「文字」、「フルカラー」、「ふつう」がそれぞれ表された3つのボタン間の距離より短い。画像531中の「ブラック」、「フルカラー」がそれぞれ表された2つのボタン間の距離を、距離L2未満とすると、タッチパネル207Bが「感度3」に設定される。
第3の実施の形態における画像形成システム1において、携帯情報装置200は、MFP100から画像とともに画像に含まれる複数の領域それぞれの画像中の範囲を示す表示部分ボタンデータを受信し、複数のボタンの間隔の最小値に対応して予め定められた感度にタッチパネル207Bを設定する。このため、表示部206に表示される複数のボタン領域の間隔の最小値に対応する感度にタッチパネル207Bを設定するので、画像に含まれる複数のボタンの配置に適した感度に設定することができ、ユーザーによる操作を容易にすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、画面形成システム1について説明したが、図9または図15に示した遠隔制御処理を、MFP100に実行させる遠隔制御方法、その遠隔制御方法をMFP100を制御するCPU111に実行させる遠隔制御プログラム、図10、図12または図16に示した遠隔操作処理を携帯情報装置200に実行させる遠隔操作方法、その遠隔操作方法を携帯情報装置200を制御するCPU201に実行させる遠隔操作プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成システム、3 ネットワーク、5 無線局、100,100A,100B MFP、200,200A,200B 携帯情報装置、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 HDD、116 ファクシミリ部、117 外部記憶装置、118 CD−ROM、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、155 後処理部、160 操作パネル、161 表示部、163 操作部、165 タッチパネル、165 ハードキー部、167 ハードキー部、200,200A,200B 携帯情報装置、201 CPU、202 カメラ、203 フラッシュメモリ、204 無線通信部、205 通話部、206 表示部、207 操作部、207A メインキー、207B タッチパネル、208 無線LANI/F、210 加速度センサー、211 外部記憶装置、51,51A 遠隔制御部、53,53A 表示制御部、55 位置検出部、57 操作決定部、59 処理実行部、91 操作画面データ、93 操作ボタンデータ、251 通信制御部、253 表示制御部、255,255A 感度変更部、257,257A 位置検出制御部、261,261A 操作画面データ受信部、263 位置通知部。
Claims (8)
- 画像処理装置を遠隔操作可能な遠隔操作装置であって、
前記画像処理装置から画像と前記画像に関連する付加情報とを受信する画像受信手段と、
前記受信された画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する位置検出手段と、
前記受信された付加情報に基づいて前記位置検出手段の検出感度を変更する感度変更手段と、
前記位置検出手段により検出された前記表示面中の位置に対応する前記画像中の位置を示す位置情報を前記画像処理装置に送信する位置通知手段と、を備えた遠隔操作装置。 - 前記付加情報は、前記画像に含まれる1以上の領域それぞれの前記画像中の範囲を示す領域情報と、前記1以上の領域それぞれの感度を示す感度情報とを含み、
前記感度変更手段は、前記1以上の領域のうち面積が最大の最大領域の感度に変更する、請求項1に記載の遠隔操作装置。 - 前記付加情報は、前記画像に含まれる1以上の領域それぞれの前記画像中の範囲を示す領域情報と、前記1以上の領域それぞれの感度を示す感度情報とを含み、
前記感度変更手段は、前記1以上の領域のうち前記画像の中心を含む中心領域の感度に変更する、請求項1に記載の遠隔操作装置。 - 前記付加情報は、前記1以上の領域のうちに予め定められた特定領域が含まれる場合に、前記特定領域の領域情報に関連して前記特定領域であることを示す特定領域情報を、さらに含み、
前記感度変更手段は、前記付加情報が特定領域情報を含む場合は、前記1以上の領域のうち前記特定領域を優先し、前記特定領域の感度に変更する、請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔操作装置。 - 前記付加情報は、前記画像に含まれる1以上の領域それぞれの前記画像中の範囲を示す領域情報と、前記1以上の領域それぞれの感度を示す感度情報とを含み、
前記感度変更手段は、検出前状態で前記位置検出手段により位置が検出されることに応じて、検出可能状態に切り換える状態切換手段を、含み、前記検出前状態で最大感度に変更し、前記検出可能状態で前記1以上の領域のうち前記検出前状態で前記位置検出手段により検出された位置を含む領域の感度に変更し、
前記位置通知手段は、前記検出可能状態で前記位置検出手段により検出された画像中の位置を示す位置情報を前記画像処理装置に送信する、請求項1に記載の遠隔操作装置。 - 前記付加情報は、前記画像に含まれる複数の領域それぞれの前記画像中の範囲を示す領域情報を含み、
前記感度変更手段は、前記複数の領域の間隔の最小値に基づいて感度を決定する感度決定手段を含む、請求項1に記載の遠隔操作装置。 - 画像処理装置を遠隔操作可能な遠隔操作装置で実行される遠隔操作方法であって、
前記遠隔操作装置は、
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する位置検出手段と、を備え、
前記画像処理装置から画像と前記画像に関連する付加情報とを受信する画像受信ステップと、
前記受信された画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、
前記受信された付加情報に基づいて前記位置検出手段の検出感度を変更する感度変更ステップと、
前記位置検出手段により検出された前記表示面中の位置に対応する前記画像中の位置を示す位置情報を前記画像処理装置に送信する位置通知ステップと、を含む、遠隔操作方法。 - 画像処理装置を遠隔操作可能な遠隔操作装置を制御するコンピューターで実行される遠隔操作プログラムであって、
前記遠隔操作装置は、
画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示面中でユーザーにより指示された位置を検出する位置検出手段と、を備え、
前記画像処理装置から画像と前記画像に関連する付加情報とを受信する画像受信ステップと、
前記受信された画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、
前記受信された付加情報に基づいて前記位置検出手段の検出感度を変更する感度変更ステップと、
前記位置検出手段により検出された前記表示面中の位置に対応する前記画像中の位置を示す位置情報を前記画像処理装置に送信する位置通知ステップと、を前記コンピューターに実行させる遠隔操作プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015155760A JP2017033491A (ja) | 2015-08-06 | 2015-08-06 | 遠隔操作装置、遠隔制御方法、および遠隔制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2017033491A true JP2017033491A (ja) | 2017-02-09 |
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ID=57988338
Family Applications (1)
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JP2015155760A Pending JP2017033491A (ja) | 2015-08-06 | 2015-08-06 | 遠隔操作装置、遠隔制御方法、および遠隔制御プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017033491A (ja) |
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2015
- 2015-08-06 JP JP2015155760A patent/JP2017033491A/ja active Pending
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