JP2017030205A - 表面処理ステンレス鋼箔 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】厚み100μm以下のステンレス鋼箔10の表面に、厚み2〜500nmの表面処理皮膜20を形成した表面処理ステンレス鋼箔1であり、当該箔において、表面処理皮膜20を形成した面が、先端部の曲率半径が6〜15nmである探針により測定されたRaが30〜100nmであり、当該面上の一辺30μmの四角形領域において探針により測定されたPcが20以上である表面性状を有し、表面処理皮膜20が、P、Zr、Ti及びNから選ばれる1つ以上から構成される元素群AとCとOとCrとFとを、モル比で、A:C:O:Cr:F=1〜5:3〜15:30〜50:15〜35:15〜35の比率で含有する表面処理ステンレス鋼箔。
【選択図】図1
Description
(1)ステンレス鋼箔の少なくとも一方の面に、表面処理皮膜が形成されている表面処理ステンレス鋼箔であって、
前記ステンレス鋼箔の厚みが100μm以下であり、
前記ステンレス鋼箔において、前記表面処理皮膜が形成されている面が、先端部の曲率半径が6nm以上15nm以下である探針により測定された算術平均粗さRaが30nm以上100nm以下であり、当該面上の一辺が30μmである四角形領域において前記探針により測定されたピークカウントPcが20以上である表面性状を有し、
前記表面処理皮膜の厚みが2nm以上500nm以下であり、
前記表面処理皮膜が、リン(P)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)および窒素(N)から選ばれる少なくとも1つまたは2つ以上から構成される元素群Aと、炭素(C)と、酸素(O)と、クロム(Cr)と、フッ素(F)と、を、モル比で、A:C:O:Cr:F=1〜5:3〜15:30〜50:15〜35:15〜35の比率で含有することを特徴とする表面処理ステンレス鋼箔である。
(2)前記炭素の少なくとも一部が有機化合物由来であることを特徴とする(1)に記載の表面処理ステンレス鋼箔である。
(3)前記クロムの少なくとも一部が三価クロム化合物由来であることを特徴とする(1)または(2)に記載の表面処理ステンレス鋼箔である。
(4)前記表面処理皮膜上に、極性を有する官能基を含むポリオレフィン系樹脂層を有することを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の表面処理ステンレス鋼箔である。
(5)前記表面処理皮膜が、三価クロム化合物と、ポリオレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂、ビニル系樹脂およびアクリル系樹脂から選ばれる少なくとも1つまたは2つ以上の樹脂と、リン酸基および/またはホスホン基を有するリン化合物、アミノ基および/またはアミド基を有する窒素化合物、ジルコニウム化合物、チタン化合物から選ばれる1つまたは2つ以上の架橋性化合物と、を有することを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の表面処理ステンレス鋼箔である。
1.表面処理ステンレス鋼箔
1−1 ステンレス鋼箔
1−2 表面処理皮膜
1−3 ポリオレフィン系樹脂層
2.ステンレス鋼箔の表面性状の測定方法
2−1 算術平均粗さRa
2−2 ピークカウントPc
3.表面処理皮膜の分析方法
4.表面処理ステンレス鋼箔の製造方法
5.本実施形態の効果
6.変形例
本実施形態に係る表面処理ステンレス鋼箔1は、図1に示すように、ステンレス鋼箔10の一方の面に表面処理皮膜20が形成され、さらにその上にポリオレフィン系樹脂層30が形成されている構成を有している。この表面処理ステンレス鋼箔は、耐電解液性に優れるとともに樹脂層との密着性が良好であるため、2次電池を収容する容器の材料として好適である。以下、各構成要素について詳細に説明する。
本実施形態では、ステンレス鋼箔を構成するステンレス鋼としては特に制限されず、オーステナイト系ステンレス鋼、フェライト系ステンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼、オーステナイト−フェライト系の二相ステンレス鋼のいずれであってもよい。
本実施形態では、表面処理皮膜20は、ステンレス鋼箔の表面を表面処理することにより形成される皮膜であり、以下に示す元素を特定の範囲内で含む。すなわち、表面処理皮膜20は、リン(P)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)および窒素(N)から選ばれる少なくとも1つまたは2つ以上から構成される元素群Aと、炭素(C)と、酸素(O)と、クロム(Cr)と、フッ素(F)と、を、モル比で、A:C:O:Cr:F=1〜5:3〜15:30〜50:15〜35:15〜35の比率で含む。好ましくは、A:C:O:Cr:F=2〜4:3〜10:35〜45:20〜30:20〜30である。
ポリオレフィン系樹脂層30は、表面処理皮膜20上に形成されており、単層であってもよいし、複数の層から形成されていてもよい。ポリオレフィン系樹脂層30は、表面処理皮膜20を介してステンレス鋼箔10と密着することにより、表面処理ステンレス鋼箔1が2次電池用容器の材料として用いられた場合であっても、当該2次電池に用いられる電解液に対して良好な耐食性を示すことができる。
上記のステンレス鋼箔の表面性状を測定する方法について以下に具体的に説明する。
本実施形態では、算術平均粗さRaは、JIS B601の規定に準じて算出される。すなわち、Raを算出する際に、JIS B601に規定されている定義等に基づいてもよいが、JIS B601に規定されている数値条件は必ずしも用いなくてよい。
本実施形態では、ピークカウントPcは、JIS B601の規定に準じて算出される。すなわち、Pcを算出する際に、JIS B601に規定されている定義等に基づいてもよいが、JIS B601に規定されている数値条件は必ずしも用いなくてよい。
本実施形態では、表面処理皮膜の厚みおよび成分組成が特定の範囲内に規定されている。そこで、表面処理皮膜の厚みおよび成分組成を分析する方法について詳細に説明する。
以下では、上記の表面処理ステンレス鋼箔を製造する方法について説明する。
リン(P)については、リン酸基および/またはホスホン基を有するリン化合物が例示され、架橋性化合物であることが好ましい。具体的には、トリポリリン酸、リン酸クロム(III)、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、エチレンジアミン−N,N,N’,N’−テトラ(メチレンホスホン酸)、ヘキサメチレンジアミン−N,N,N’,N’−テトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミン−N,N,N’,N’’,N’’−ペンタ(メチレンホスホン酸)、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸等が例示される。このような化合物を用いる場合、リン源だけでなく、窒素源、炭素源、クロム源、酸素源も兼ねることができる。
本実施形態では、特殊な表面性状を有するステンレス鋼箔に対して、特定の成分組成を有する表面処理皮膜を形成している。このように、従来は着目されていなかったステンレス鋼箔の表面性状を特定し、この表面性状に適した成分組成を最適化して表面処理皮膜を形成することにより、耐電解液性を向上させることができる。
上記の実施形態では、ステンレス鋼箔の一方の面に表面処理皮膜が形成されているが、表面処理皮膜が、ステンレス鋼箔の両方の面に形成されていてもよい。
ステンレス鋼箔は、新日鐵住金ステンレス社製の0.3mm(300μm)厚みのステンレス鋼(SUS304、SUS316L、SUS444、SUS430)を、以下の条件で箔圧延することで、下記に示す表2の比較例31以外は、30μmの厚みを有するステンレス鋼箔を作製した。比較例31は、ステンレス鋼箔として、厚みが300μmの冷延SUS304鋼板を用いた。
得られたステンレス鋼箔に対し、以下のようにして表面性状の測定を行った。測定装置としては、原子間力顕微鏡(ブルカーAXS社製ナノスコープ5)を用いた。カンチレバーは同社製のMPP11100を用い、プローブの先端部の曲率半径は8nmであった。
上記で得られたステンレス鋼箔の一方の面に、スピンコーターを用いて塗工液を塗工した。塗工時の付着量はスピンコーターの回転数により調整した。塗工後、170〜200℃の温度範囲で10〜30秒加熱することにより、表面処理皮膜を形成した。なお、加熱には、所定の温度に設定した一辺が25cm以上の大きさの概略立方体形状の空間を持つ、箱型加熱炉を用いた。
リン(P):トリポリリン酸(P1)、リン酸クロム(III)(P2)、1−ヒドロキシ−エチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)(P3)
上記の化合物は全て酸素の供給源でもある。また、リン酸クロムはクロムの供給源でもあり、HEDPは炭素の供給源でもある。
なお、炭酸成分およびアンモニウム成分は表面処理皮膜中には取り込まれないため、必要なZrモル量と同モル量を使用した。
上記の化合物は炭素および酸素供給源にもなる。
なお、添加量は、他の添加物から加わる量を除いて計算した量とした。
水和水、硫酸塩、硝酸塩のアニオン成分は表面処理皮膜中にほとんど取り込まれないので、考慮する必要がない。フッ化クロムはフッ素の供給源でもあり、リン酸クロムは、リンの供給源でもある。
(表面処理皮膜の厚み)
表面処理皮膜の厚みは、X線光電子分光法(XPS)により測定した。PHI社製Quantum2000型XPS分析装置を用い、Al KαのX線源による、15kV、25WのX線を線源とした。測定領域は0.1mm平方の領域とし、周囲2mm平方の領域を、標準試料であるSiO2をスパッタリングした場合に4.26nm/分のスパッタレートとなる速度でスパッタリングしながら、各深さのXPS測定をした。各成分元素のピーク強度と感度係数を元に、元素比を計算した。スパッタリングがステンレス鋼箔まで達し、ステンレス鋼箔に含まれるFe強度がほぼ一定となるまでスパッタリングを実施した。
表面処理皮膜に含まれる元素のモル比を算出する分析にもXPSを用いた。表面処理皮膜の厚みにおいて、最表層と、表面処理皮膜とステンレス鋼箔との界面の間に、5点以上のXPS測定点が得られるように、深さ方向分析を行った。得られた測定データのうち、表面処理皮膜の最表層での測定データおよび界面での測定データを除き、元素群A、炭素(C)、酸素(O)、クロム(Cr)およびフッ素(F)について、これら元素の合計が100モル%となるように元素比を計算した。結果を表1に示す。
表面処理皮膜中に含有されている有機化合物を特定するために、RAS法のFTIRを用いて行った。その結果、表面処理皮膜には塗工液に添加した有機化合物が含有されていることが確認できた。
表面処理皮膜の上に、ポリオレフィン系樹脂層を形成して、樹脂被覆ステンレス鋼箔を得た。具体的には、厚み30μmのポリオレフィン系樹脂フィルム(三井化学東セロ社製アドマーQE060)を表面処理皮膜上に積層し、温度:200℃、圧力:1MPaの条件で10秒間保持し、表面処理ステンレス鋼箔とポリオレフィン系樹脂フィルムとを熱圧着した。
樹脂被覆ステンレス鋼箔から、15mm×100mmのサンプルを2枚一組で切り出し、2枚の被覆した樹脂同士の端を合わせて、熱圧着し、Tピール試験片を作成し、密着強度をTピール試験(23℃、Tピール:JIS K6854−3と同形式、引っ張り速度300mm/min)で測定した。各水準N数5で測定し、5つのデータを平均して密着強度とした。[N/15mm]を単位として、40以上を評点4、40未満30以上を評点3、30未満20以上を評点2、20未満の密着強度を評点1とした。結果を表1に示す。
耐電解液性の評価として、樹脂被覆ステンレス鋼箔から、10mm×100mmのサンプルを切り出し、密閉容器中で模擬劣化電池用電解液に完全に浸漬して、85℃で7日間保持した。模擬劣化電池用電解液として、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を電解質として、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとを1:1に混合した溶媒に、1mol/Lの濃度に希釈し、イオン交換水を0.1質量%添加した物を使用した。
鋼種、焼鈍の有無、箔圧延条件等を変化させて、ステンレス鋼箔を作製した以外は、試験1の本発明例2と同様にして、樹脂被覆ステンレス鋼箔を作製し、試験1と同様にして、得られた樹脂被覆ステンレス鋼箔の特性評価を行った。なお、Pcが100を超えるような圧延条件は現実的には得られなかった。結果を表2に示す。
塗工時の付着量を調整して、表面処理皮膜の厚みを変化させた以外は、試験1の本発明例2と同様にして、樹脂被覆ステンレス鋼箔を作製し、試験1と同様にして、得られた樹脂被覆ステンレス鋼箔の特性評価を行った。結果を表3に示す。
10…ステンレス鋼箔
20…表面処理皮膜
30…ポリオレフィン系樹脂層
Claims (5)
- ステンレス鋼箔の少なくとも一方の面に、表面処理皮膜が形成されている表面処理ステンレス鋼箔であって、
前記ステンレス鋼箔の厚みが100μm以下であり、
前記ステンレス鋼箔において、前記表面処理皮膜が形成されている面が、先端部の曲率半径が6nm以上15nm以下である探針により測定された算術平均粗さRaが30nm以上100nm以下であり、当該面上の一辺が30μmである四角形領域において前記探針により測定されたピークカウントPcが20以上である表面性状を有し、
前記表面処理皮膜の厚みが2nm以上500nm以下であり、
前記表面処理皮膜が、リン(P)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)および窒素(N)から選ばれる少なくとも1つまたは2つ以上から構成される元素群Aと、炭素(C)と、酸素(O)と、クロム(Cr)と、フッ素(F)と、を、モル比で、A:C:O:Cr:F=1〜5:3〜15:30〜50:15〜35:15〜35の比率で含有することを特徴とする表面処理ステンレス鋼箔。 - 前記炭素の少なくとも一部が有機化合物由来であることを特徴とする請求項1に記載の表面処理ステンレス鋼箔。
- 前記クロムの少なくとも一部が三価クロム化合物由来であることを特徴とする請求項1または2に記載の表面処理ステンレス鋼箔。
- 前記表面処理皮膜上に、極性を有する官能基を含むポリオレフィン系樹脂層を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表面処理ステンレス鋼箔。
- 前記表面処理皮膜が、三価クロム化合物と、ポリオレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂、ビニル系樹脂およびアクリル系樹脂から選ばれる少なくとも1つまたは2つ以上の樹脂と、リン酸基および/またはホスホン基を有するリン化合物、アミノ基および/またはアミド基を有する窒素化合物、ジルコニウム化合物、チタン化合物から選ばれる1つまたは2つ以上の架橋性化合物と、を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表面処理ステンレス鋼箔。
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