JP2017030075A - 穴加工工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】穴加工工具1は、工具本体と、ガイドパッド3とを備える。工具本体は、中心軸を有し、当該中心軸を回転中心として回転可能であって切刃を設置する部分を含み棒状の形状を有する。ガイドパッド3は、工具本体において中心軸に沿って延びる側面1cに配置される。工具本体の側面1cには、ガイドパッド3に沿って延びるとともにガイドパッド3に向けてクーラントを供給するためのクーラント供給用溝4が形成されている。工具本体は、クーラント供給用溝4の内部にクーラントを導入する導入機構を含む。クーラント供給用溝4は、中心軸に垂直な方向に沿った断面において対向する2つの側壁4a、4bがクーラント供給用溝4の底部4cからガイドパッド3側へ傾いている部分を含む。
【選択図】図3
Description
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
次に、実施形態の具体例を、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
<穴加工工具の構成および作用効果>
本実施形態に係る穴加工工具の構成を、図1〜図4を参照しながら説明する。図1〜図4に示すように、穴加工工具1は、工具本体と、切刃2と、ガイドパッド3とを主に備える。工具本体は、中心軸1dを有し、当該中心軸1dを回転中心として回転可能であり棒状(具体的には円柱状)の形状を有する。切刃2は、工具本体の先端部1a外周に設置される。ガイドパッド3は、工具本体において中心軸1dに沿って延びる側面1cに複数配置される。図1〜図4に示した穴加工工具1では、6本のガイドパッド3が工具本体の側面1cに配置されている。ガイドパッド3の外周面は、工具本体の側面1cより径方向の外側に突出した位置に配置されている。これら複数のガイドパッド3は、工具本体の側面1cにおいて周方向にほぼ等間隔となるように、中心軸1dに沿った方向に延びるように配置されている。
次に、図1〜図4に示した穴加工工具1を用いた加工工程について説明する。予め従来周知の方法により下穴が形成されていた加工対象材11に対して、当該下穴に穴加工工具1を図5の矢印に示す方向に回転させながら挿入する。穴加工工具1の先端部1a側に配置された切刃2によって、下穴の内周面が切削加工され、加工対象材11に穴が形成される。このとき、形成された穴の内壁12(図3参照)にガイドパッド3の外周面が接触して摺動する。形成された穴の内壁12にガイドパッド3が接触することにより、加工対象材11に対する穴加工工具1の位置を正確に規定することができる。
以下、図6〜図10を参照しながら本実施形態に係る穴加工工具1の変形例を説明する。
図11〜図13を参照しながら、本実施形態に係る穴加工工具を説明する。図11〜図13に示した穴加工工具1は、基本的には図1〜図5に示した穴加工工具1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、切刃2の数や配置、また工具本体の形状が図1〜図5に示した穴加工工具1と異なっている。すなわち、図11〜図13に示した穴加工工具1では、工具本体の先端部1a側に先端部用の切刃2が配置されている。そして、当該先端部1aから所定の距離だけ根元部1b側に離れた側面に他の切刃2が配置されている。中心軸1dに沿った方向において、当該他の切刃2と重なる側面の位置に複数のガイドパッド3が配置されている。図12に示すようにガイドパッド3は周方向に間隔を隔てて4つ配置されている。また、当該ガイドパッド3に隣接する位置に、クーラント供給用溝4が形成されている。クーラント供給用溝4の形状は、基本的に図1〜図5に示した穴加工工具1におけるクーラント供給用溝4の形状と同様である。このような構成の穴加工工具1によっても、図1〜図5に示した穴加工工具1と同様にガイドパッド3に対してクーラント供給用溝4から十分な量のクーラントを供給することができる。
図14および図15を参照しながら、本実施形態に係る穴加工工具を説明する。図14および図15に示した穴加工工具1は、基本的には図1〜図5に示した穴加工工具1と同様の構成を備え、同様の効果を得ることができるが、切刃2の形状や工具本体の形状が図1〜図5に示した穴加工工具1と異なっている。すなわち、図14および図15に示した穴加工工具1では、工具本体の先端部1a側に切刃2が配置されている。そして、中心軸1dに沿った方向において、当該切刃2と重なる側面の位置に複数のガイドパッド3が配置されている。図15に示すようにガイドパッド3は周方向に間隔を隔てて5つ配置されている。また、当該ガイドパッド3に隣接する位置に、クーラント供給用溝4が形成されている。クーラント供給用溝4の形状は、基本的に図1〜図5に示した穴加工工具1におけるクーラント供給用溝4の形状と同様であり、これらのクーラント供給用溝4は隣接するガイドパッド3側に傾いた1対の側壁を有している。このような構成の穴加工工具1によっても、図1〜図5に示した穴加工工具1と同様にガイドパッド3に対してクーラント供給用溝4から十分な量のクーラントを供給することができる。
1a 先端部
1b 根元部
1c 側面
1d 中心軸
2 切刃
3 ガイドパッド
4 クーラント供給用溝
4a,4b 側壁
4c 底部
5 クーラント供給用穴
6 径方向穴
7 接続部
11 加工対象材
12 内壁
13,14 矢印
104 クーラント供給用溝
Claims (6)
- 中心軸を有し、前記中心軸を回転中心として回転可能であって切刃を設置する部分を含む棒状の工具本体と、
前記工具本体において前記中心軸に沿って延びる側面に配置されたガイドパッドとを備え、
前記工具本体の前記側面には、前記ガイドパッドに沿って延びるとともに前記ガイドパッドに向けてクーラントを供給するためのクーラント供給用溝が形成されており、
前記工具本体は、前記クーラント供給用溝の内部に前記クーラントを導入する導入機構を含み、
前記クーラント供給用溝は、前記中心軸に垂直な方向に沿った断面において対向する2つの側壁が前記クーラント供給用溝の底部から前記ガイドパッド側へ傾いている部分を含む、穴加工工具。 - 前記断面において、前記クーラント供給用溝の側壁が前記工具本体の径方向に対して傾斜している角度は5°以上50°以下である、請求項1に記載の穴加工工具。
- 前記クーラント供給用溝は、前記工具本体において前記先端部と反対側に位置する根元部側において前記導入機構と接続され、
前記クーラント供給用溝の深さは、前記根元部側から前記先端部側に向かうにつれて浅くなっている、請求項1または請求項2に記載の穴加工工具。 - 前記工具本体の前記側面には、周方向に間隔を隔てて前記ガイドパッドが複数形成され、
前記クーラント供給用溝は、前記複数のガイドパッドのうちの少なくとも1つに隣接するように形成されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の穴加工工具。 - 前記クーラント供給用溝は、前記複数のガイドパッドのすべてにそれぞれ隣接するように複数形成されており、
前記複数のクーラント供給用溝は、前記工具本体の前記中心軸に沿った方向において互いにずれた位置に形成されている、請求項4に記載の穴加工工具。 - 前記工具本体の前記側面において、前記ガイドパッドと前記ガイドパッドに隣接する前記クーラント供給用溝との間の距離は2mm以下である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の穴加工工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015150724A JP2017030075A (ja) | 2015-07-30 | 2015-07-30 | 穴加工工具 |
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JP2017030075A true JP2017030075A (ja) | 2017-02-09 |
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ID=57987088
Family Applications (1)
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JP2015150724A Pending JP2017030075A (ja) | 2015-07-30 | 2015-07-30 | 穴加工工具 |
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JP (1) | JP2017030075A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2015
- 2015-07-30 JP JP2015150724A patent/JP2017030075A/ja active Pending
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