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JP2017027590A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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JP2017027590A
JP2017027590A JP2016120763A JP2016120763A JP2017027590A JP 2017027590 A JP2017027590 A JP 2017027590A JP 2016120763 A JP2016120763 A JP 2016120763A JP 2016120763 A JP2016120763 A JP 2016120763A JP 2017027590 A JP2017027590 A JP 2017027590A
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真哉 向笠
Masaya Mukogasa
真哉 向笠
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Abstract

【課題】処理対象のデータとして想定されていないデータが、所定の処理が関連付けられた所定の記憶場所に記憶された場合に、当該データに対する当該所定の処理の実行を防ぐ。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、記憶装置の所定の記憶場所にデータが記憶されたことを検知する検知部と、所定の記憶場所に記憶されたデータが、所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理の実行条件を満たすか否かを判定する判定部と、データが実行条件を満たす場合、所定の処理を実行する実行部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
情報処理装置の共有フォルダ(共有ディレクトリ)等の所定の記憶場所にデータを記憶すると、当該所定の記憶場所に予め設定されている処理を当該データに実行するワークフロー処理を行うワークフロー処理システムに関する技術が従来から知られている。
特許文献1には、フォルダに設定されている処理フローが機器へのデータ出力であった場合に、当該フォルダに記憶された電子データの処理の内容を、データ出力する機器の性能に基づいて決定する情報処理装置の発明が開示されている。
しかしながら従来の技術では、ワークフロー処理が設定されたフォルダ等の所定の記憶場所に、ユーザが間違えてデータを記憶してしまった場合に、当該データにユーザが意図しないワークフロー処理が実行されてしまうという問題があった。例えばデータを削除するワークフロー処理が設定されたフォルダに、ユーザが間違えてデータを記憶した場合、当該データが削除されてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、処理対象のデータとして想定されていないデータが、所定の処理が関連付けられた所定の記憶場所に記憶された場合に、当該データに対する当該所定の処理の実行を防ぐことができる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶装置の所定の記憶場所にデータが記憶されたことを検知する検知部と、前記所定の記憶場所に記憶された前記データが、前記所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理の実行条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記データが前記実行条件を満たす場合、前記所定の処理を実行する実行部と、を備える。
本発明によれば、処理対象のデータとして想定されていないデータが、所定の処理が関連付けられた所定の記憶場所に記憶された場合に、当該データに対する当該所定の処理の実行を防ぐことができるという効果を奏する。
図1は実施形態の情報処理システムの構成の例を示す図である。 図2は実施形態の情報処理装置の機能構成の例を示す図である。 図3は実施形態のワークフロー設定画面の例を示す図である。 図4は実施形態のワークフロー設定情報の例を示す図である。 図5は実施形態のワークフロー処理対象のデータの判定例を示す図である。 図6Aは実施形態のワークフロー処理の例1を示すフローチャートである。 図6Bは実施形態のワークフロー処理の例2を示すフローチャートである。 図6Cは実施形態のワークフロー処理の例3を示すフローチャートである。 図7は実施形態の変形例の情報処理方法のシーケンスを示すシーケンス図である。 図8は実施形態の変形例のワークフローフォルダの一覧表示画面の例を示す図である。 図9は実施形態の情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は実施形態の情報処理システム100の構成の例を示す図である。実施形態の情報処理システム100は、情報処理装置20や、スマートデバイス30、パーソナルコンピュータ40、MFP(Multifunction Peripheral)50、電子黒板60等の電子機器を備える。なお、電子機器の例としてスマートデバイス30、パーソナルコンピュータ40、MFP50、電子黒板60等を挙げたが、情報処理装置20に対してデータを入力又は出力できる機器であれば上記に限らない(例えば、プロジェクタ、カメラ、会議端末、マイク、スピーカー等)。情報処理装置20、スマートデバイス30、パーソナルコンピュータ40、MFP50、電子黒板60は、ネットワーク10を介して接続されている。ネットワーク10は、有線方式でも無線方式でもよく、また有線方式と無線方式とが組み合わされることにより実現されていてもよい。
また、ネットワーク10をローカルエリアネットワークとして、外部ネットワーク70(インターネット等)を介してリレーサーバ80と接続されるように構成してもよい。また、同じく外部ネットワーク70に接続されるスマートデバイス30、パーソナルコンピュータ40、MFP50、電子黒板60等の電子機器は、リレーサーバ80を介してローカルエリアネットワークであるネットワーク10に接続された情報処理装置20等にアクセスするようにしても良い。
上記の構成とした場合、たとえば、外部ネットワーク70上の電子機器は、リレーサーバ80にネットワーク10に接続された機器に対する要求を送信し、リレーサーバ80は、要求を格納する。ネットワーク10に接続された情報処理装置20等は、リレーサーバ80に対して、定期的に自装置に対する要求が格納されているかを問い合わせる。問い合わせを実行した機器に対する要求がリレーサーバ80に格納されているとき、リレーサーバ80は、要求を問い合わせた機器に対して、格納していた要求を送信する。
上記のような処理とすることで、ローカルエリアネットワークを保護するファイアウォールを超えて、外部ネットワーク70上の機器と、ローカルエリアネットワークであるネットワーク10上の機器とが要求を送受信することができる。
情報処理装置20は、ワークフロー処理を実行する装置である。ワークフロー処理は、情報処理装置20の記憶装置の所定の記憶場所にデータが記憶された場合に、当該所定の記憶場所に予め設定されている所定の処理を当該データに実行する処理である。所定の記憶場所は、データがファイルである場合、例えば共有フォルダ(共有ディレクトリ)やユーザフォルダ等のファイルを格納するフォルダである。
スマートデバイス30、パーソナルコンピュータ40、MFP50及び電子黒板60は、情報処理装置20のワークフローフォルダにデータを記憶する装置である。スマートデバイス30は、例えばスマートフォン及びタブレット端末等である。パーソナルコンピュータ40は、例えばデスクトップパソコン及びノートパソコン等である。MFP50は、コピー機能、印刷機能、スキャナ機能及びFAX機能等を有する装置である。電子黒板60は、記載面に描かれた内容を電子的に変換することが可能な装置であり、ホワイトボードをコピーして画像データを生成する装置や、モニタに電子ペンで描かれた内容を検出して画像データを生成する装置などが含まれる。
次に実施形態の情報処理装置20の機能構成の例について説明する。
図2は実施形態の情報処理装置20の機能構成の例を示す図である。実施形態の情報処理装置20は、検知部21、判定部22、実行部23及び通知部24を備える。また実施形態の情報処理装置20は、ワークフローフォルダ201、ワークフロー設定情報202、正常フォルダ203及びエラーフォルダ204を、情報処理装置20の記憶装置に記憶する。
ワークフローフォルダ201は、ワークフロー処理の実行対象のデータが記憶される。なお個々のワークフローフォルダ201を区別して説明する場合は、ワークフローフォルダ201a、201b、201c、・・・と表記して説明する。
ワークフロー設定情報202は、ワークフローフォルダ201で実行されるワークフロー処理を記憶する。ワークフロー設定情報202は、例えばワークフロー処理を設定するワークフロー設定画面を介して設定される。
図3は実施形態のワークフロー設定画面の例を示す図である。
ワークフロー名はワークフローの名称である。ワークフロー名は、ワークフロー設定画面で設定されたワークフロー処理が実行されるフォルダの名称として使用される。ワークフロー名は所定の記憶場所を特定する情報として使用される。図3の例では、ワークフロー名は「定期削除」である。
処理内容は、ワークフローフォルダ201にデータが記憶された場合に、実行される処理を示す。図3の例では、処理内容は「ファイルを削除する」である。ファイルは任意のデータである。ファイルは、例えばテキスト文書作成ソフト及び表計算ソフト等で作成されたドキュメントを示すデータ、及び、画像を示すデータ等である。なお、処理内容は、「ファイルを印刷する」「ファイル形式を変換する」「ファイルをコピーする」というように、格納されたデータを用いて実行できる処理であれば良い。また、複数の処理内容を組み合わせても良い(例えば、「ファイルを変換する&ファイルをコピーする」「ファイルをコピーする&ファイルを印刷する」等)。
組み合わせた処理は並行して実行されても良いし、順番に実行されても良い(例えば「ファイルを変換する&ファイルをコピーする」処理の場合、ワークフローフォルダ201に格納されたファイルの形式を変換しつつ、元のファイル形式のファイルをコピーしてもよい。また、ファイル形式を変換した後、ファイル形式が変換されたファイルをコピーしてもよい)。
実行タイミングは、ワークフローフォルダ201にデータが記憶されてから、当該データにワークフロー処理が実行されるまでの時間を示す。図3の例では、実行タイミングは「3分後」である。この場合、ワークフローフォルダ201にデータが記憶されてから、3分後に当該データにワークフロー処理が実行される。
実行条件は、ワークフローフォルダ201にデータが記憶された場合に、当該データが当該ワークフローフォルダ201に設定されたワークフロー処理の実行対象のデータであるか否かを判定する条件である。図3の例では、実行条件は、「データ名に以下の文字列が含まれる」である。図3の例では、データ名は「依頼書」である。
なお、実行条件は、「データ形式(拡張子)が以下のファイルである」「データサイズが以下のサイズ以下である」「データ作成者が以下のユーザである」「ファイル内の文書に以下の文字列が含まれる」というように、格納されたデータの情報(データの内容、データの書誌情報など)から判断ができる条件であれば良い。
記憶先は、ワークフロー処理の実行により得られた処理結果データを記憶する記憶場所である。図3の例では、ワークフロー処理が、ワークフローフォルダ201に記憶されたデータの削除のため、記憶先は「なし」である。なお、前述の処理内容の例で上げた「ファイルをコピーする」の処理の場合は、コピーしたファイルを記憶する記憶場所(例えば情報処理装置20内の他のフォルダや、他の装置の記憶場所等)を設定すれば良い。また、「ファイルを印刷する」の処理の場合は、印刷を実行させるMFP50を特定するための情報(例えばMFP50のIPアドレスやMACアドレス等)を設定すれば良い。
通知先は、ワークフロー処理の結果の通知先を示す情報である。図3の例では、通知先はメールアドレス「hoge@fuga.ne.jp」である。
上記の設定内容以外にも、例えば、処理内容が「ファイルを印刷する」である場合、印刷条件(カラー/モノクロ、集約、両面などの設定)といった出力条件を設定する項目を設けても良い。
図4は実施形態のワークフロー設定情報の例を示す図である。実施形態のワークフロー設定情報は、ID、ワークフロー名、処理内容、実行タイミング、実行条件、記憶先及び通知先が関連付けられた情報である。IDは、ワークフロー処理を識別する識別情報である。ワークフロー名、処理内容、実行タイミング、実行条件、記憶先及び通知先の説明は、図3の説明と同じなので省略する。
IDが01のワークフロー処理のワークフロー設定情報は、上述の図3の例のワークフロー設定画面を介して設定されたワークフロー設定情報である。IDが01のワークフロー処理のワークフロー設定情報は、名称が「定期削除」であるワークフローフォルダ201aに、データ内に「依頼書」の文字列が含まれるデータが記憶されてから、3分後に当該データを削除し、処理結果をメールアドレス「hoge@fuga.ne.jp」に通知するワークフロー処理を示す。
IDが02のワークフロー処理のワークフロー設定情報は、名称が「印刷」であるワークフローフォルダ201bに、データ名に「見積書」が含まれるデータが記憶された場合に、直ちに当該データを印刷するワークフロー処理を示す。具体的には、情報処理装置20は、格納されたファイルのファイル形式を、MFP−Aが印刷可能なファイル形式に変換し、ファイル形式を変換したファイルの印刷要求をMFP−Aに対して送信することで、印刷を実行する。なお、格納されたファイルのファイル形式が、MFP−Aが印刷可能なファイル形式である場合、情報処理装置20は、ファイル形式の変換をせずに格納されたファイルの印刷要求をMFP−Aに対して送信してもよい。
IDが03のワークフロー処理のワークフロー設定情報は、名称が「PDF変換」であるワークフローフォルダ201cに、データ形式がJPEGデータであるデータが記憶された場合に、直ちに当該データをPDF形式に変換し、変換されたデータを「1.ファイル¥PDF」に記憶し、処理結果をメールアドレス「hoge@fuga.ne.jp」に通知するワークフロー処理を示す。なお、データ形式がPDFデータであるデータが記憶された場合は何もしなくても良いし、他のデータ形式のデータと同様に変換を実行してもよい。
なおワークフロー設定情報202は、情報処理装置20に、ワークフロー設定情報202を含む設定ファイル等を読み込ませることにより、情報処理装置20に記憶してもよい。
図2に戻り、検知部21は、ワークフローフォルダ201にデータが記憶されたことを検知する。具体的には、検知部21は、上述のワークフロー設定情報202のワークフロー名を参照して、検知対象のワークフローフォルダ201を特定する。そして検知部21は、特定された検知対象のワークフローフォルダ201にデータが記憶されているか否かを定期的に監視することにより、ワークフローフォルダ201にデータが記憶されたことを検知する。検知部21は、ワークフローフォルダ201にデータが記憶されたことを検知すると、当該データの判定要求を判定部22に入力する。
判定部22は、検知部21からデータの判定要求を受け付けると、ワークフロー設定情報202を参照することにより、当該データが実行条件を満たすか否かを判定する。具体的には、判定部22は、データが検知されたワークフローフォルダ201の名称に一致するワークフロー設定情報202のワークフロー名に関連付けられた実行条件を、当該データが満たすか否かを判定する。判定部22は、データが実行条件を満たす場合、当該データの処理要求を実行部23に入力する。
また判定部22は、データが実行条件を満たさない場合、ワークフローフォルダ201の当該データをエラーフォルダ204にコピーし、当該ワークフローフォルダ201から当該データを削除する。なおエラーフォルダ204は、例えば実行条件を満たさないデータを記憶するために設けられた予め定められた所定のフォルダである。判定部22は、データをワークフローフォルダ201に記憶したユーザに、データが実行条件を満たさないことを示すエラーの通知要求を通知部24に入力する。
図5は実施形態のワークフロー処理対象のデータの判定例を示す図である。図5の例は、判定部22が、IDが02のワークフロー設定情報202(図4参照)により設定されたワークフローフォルダ201bに記憶されるデータを判定する場合を示す。また図5の例は、パーソナルコンピュータ40のマウス等で、データを示すアイコンをワークフローフォルダ201bにドラッグ&ドロップすることにより、当該データをワークフローフォルダ201bに記憶する場合を示す。IDが02のワークフロー設定情報202の実行条件は、データ名に「見積書」が含まれていることである。そのためデータ名が「ファイルX」のデータのワークフロー処理は実行不可であり、データ名が「見積書」であるデータはワークフロー処理が実行される。
図2に戻り、実行部23は、判定部22からデータの処理要求を受け付けると、ワークフロー設定情報202を参照することにより、当該データのワークフロー処理を特定し、特定されたワークフロー処理を当該データに実行する。
具体的には、実行部23は、データが検知されたワークフローフォルダ201の名称に一致するワークフロー設定情報202のワークフロー名に関連付けられた実行タイミング及び処理内容に基づいて、当該データにワークフロー処理を実行する。実行部23は、例えば処理内容が「印刷する」であり、実行タイミングが「0分後」である場合、MFP50を使用して、直ちに当該データを印刷する。また実行部23は、例えば処理内容が「PDF変換」であり、実行タイミングが「0分後」である場合、直ちに当該データのデータ形式をPDF形式に変換し、当該PDF形式に変換されたデータを正常フォルダ203に記憶する。正常フォルダ203は、データが検知されたワークフローフォルダ201の名称に一致するワークフロー設定情報202のワークフロー名に関連付けられた記憶先から特定される。
また実行部23は、データが検知されたワークフローフォルダ201の名称に一致するワークフロー設定情報202のワークフロー名に関連付けられた通知先に、ワークフロー処理の実行結果を示す実行結果通知の通知要求を通知部24に入力する。
通知部24は、判定部22からデータが実行条件を満たさないことを示すエラーの通知要求を受け付けると、ワークフローフォルダ201に当該データを記憶したユーザに、データが実行条件を満たさないことを示すエラー通知を通知する。通知部24は、ワークフローフォルダ201にデータを記憶したユーザを、例えばユーザのログイン情報から特定する。ログイン情報は、スマートデバイス30及びパーソナルコンピュータ40等から、ワークフロー処理を実行する情報処理装置20に接続する際に必要な情報である。ログイン情報は、例えばユーザを識別するユーザID及びパスワード等である。また通知部24は、エラー通知の通知先を、例えばユーザの情報を示すユーザ情報から特定する。ユーザ情報は、例えばユーザの氏名及び通知先等の情報を含む。通知先は、例えばメールアドレス等である。
また通知部24は、実行部23から実行結果通知の通知要求を受け付けると、データが検知されたワークフローフォルダ201の名称に一致するワークフロー設定情報202のワークフロー名に関連付けられた通知先に、当該実行結果通知を通知する。
次に実施形態の情報処理方法について説明する。
図6Aは実施形態のワークフロー処理の例1を示すフローチャートである。はじめに、検知部21が、ワークフローフォルダ201にデータが記憶されたことを検知する(ステップS1)。次に、判定部22が、ワークフロー設定情報202を参照することにより、当該データが実行条件を満たすか否かを判定する(ステップS2)。
データが実行条件を満たさない場合(ステップS2、No)、判定部22は、ワークフローフォルダ201のデータをエラーフォルダ204にコピーする(ステップS3)。次に、判定部22は、ワークフローフォルダ201からデータを削除する(ステップS4)。次に、通知部24が、ワークフローフォルダ201にデータを記憶したユーザを上述の方法により特定し、データが実行条件を満たさないことを示すエラー通知を当該ユーザの通知先に通知する(ステップS5)。
データが実行条件を満たす場合(ステップS2、Yes)、実行部23が、ワークフロー設定情報202を参照することにより、当該データのワークフロー処理を特定し、特定されたワークフロー処理を当該データに実行する(ステップS6)。次に、実行部23は、ワークフロー処理が成功したか否かを判定する(ステップS7)。
ワークフロー処理が失敗した場合(ステップS7、No)、実行部23は、ワークフローフォルダ201のデータをエラーフォルダ204にコピーする(ステップS8)。次に、実行部23は、ワークフローフォルダ201からデータを削除する(ステップS9)。次に、通知部24が、データが検知されたワークフローフォルダ201の名称に一致するワークフロー設定情報202のワークフロー名に関連付けられた通知先に、ワークフロー処理の失敗を示す実行結果通知を通知する(ステップS10)。
ワークフロー処理が成功した場合(ステップS7、Yes)、実行部23は、処理結果データを出力する(ステップS11)。実行部23は、例えばワークフロー処理の処理内容が「印刷する」である場合、処理結果データをMFP50を使用して印刷することにより出力する。また実行部23は、例えばワークフロー処理の処理内容が「PDFに変換する」である場合、処理結果データを正常フォルダ203に記憶することにより出力する。
次に、実行部23は、ワークフローフォルダ201からデータを削除する(ステップS12)。次に、通知部24が、データが検知されたワークフローフォルダ201の名称に一致するワークフロー設定情報202のワークフロー名に関連付けられた通知先に、ワークフロー処理の成功を示す実行結果通知を通知する(ステップS13)。
以上説明したように、実施形態の情報処理システム100では、検知部21が、記憶装置の所定の記憶場所にデータが記憶されたことを検知する。判定部22が、所定の記憶場所に記憶されたデータが、当該所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理の実行条件を満たすか否かを判定する。実行部23が、データが実行条件を満たす場合、所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理を実行する。これにより実施形態の情報処理システム100によれば、処理対象のデータとして想定されていないデータが、所定の処理が関連付けられた所定の記憶場所に記憶された場合に、当該データに対する当該所定の処理の実行を防ぐことができる。
なお上述の実施形態の説明では、情報処理装置20が一台の場合について説明した。しかしながら検知部21、判定部22、実行部23及び通知部24を、複数の情報処理装置20により実現してもよい。これによりワークフロー処理の負荷分散等の効果が得られる。同様に、ワークフローフォルダ201、ワークフロー設定情報202、正常フォルダ203及びエラーフォルダ204を、複数の情報処理装置20の記憶装置に分けて記憶してもよい。
また判定部22が、ワークフローフォルダ201に記憶されたデータの実行条件を判定するタイミングは、検知部21によりデータが検知されたときでなくてもよい。判定部22は、例えば、図6B(ステップS1−2)や、図6C(ステップS2−2)に示すように、ワークフローフォルダ201に記憶されたデータにワークフロー処理が実行されるときに、当該データの実行条件を判定してもよい。判定部22は、例えばワークフローフォルダ201にデータが記憶されてから3分後に、ワークフロー処理が実行される場合、ワークフローフォルダ201にデータが記憶されてから3分後に、当該データが実行条件を満たすか否かを判定してもよい。
(実施形態の変形例)
次に実施形態の変形例について説明する。実施形態の変形例の説明では、スマートデバイス30から情報処理装置20に接続してワークフロー処理を実行する場合に好適な実施形態について説明する。
実施形態の変形例の情報処理システム100の構成の説明は、実施形態の情報処理システム100の構成(図1参照)の説明と同じなので省略する。また実施形態の変形例の情報処理装置20の機能構成の説明は、実施形態の情報処理装置20の機能構成(図2参照)の説明と同じなので省略する。
図7は実施形態の変形例の情報処理方法のシーケンスを示すシーケンス図である。はじめに、スマートデバイス30の任意のアプリケーションが、ワークフロー処理の対象となるデータの指定を受け付けたときに、情報処理装置20にログイン情報を送信する(ステップS21)。ログイン情報は、例えばユーザを識別するユーザID及びパスワード等である。次に、情報処理装置20は、ステップS21でスマートデバイス30から送信されたログイン情報を使用して、ユーザの認証を行う(ステップS22)。
情報処理装置20は、ユーザの認証に成功した場合、ワークフローフォルダ201の一覧表示画面を示す情報をスマートデバイス30に送信する(ステップS23)。次に、スマートデバイス30が、ワークフローフォルダ201の一覧表示画面を表示する(ステップS24)。
図8は実施形態の変形例のワークフローフォルダ201の一覧表示画面の例を示す図である。図8の例では、例えば、図8(a)でファイルAが選択されると、図8(b)のようにスマートデバイス30の画面にファイルAが表示される。そして、図8(b)の「+」ボタンが選択されると、図8(c)のように格納先のフォルダ一覧がスマートデバイス30の画面に表示される。そして、フォルダ一覧のうちフォルダBを選択した状態でOKボタンが押下されると、ワークフロー処理の対象となるデータが、スマートデバイス30から情報処理装置20に送信され、当該フォルダBに当該データが記憶される。
図7に戻り、次に、スマートデバイス30は、ワークフロー処理の対象とするデータと、ステップS24で表示された一覧表示画面で選択されたワークフローフォルダ201を示す情報と、を情報処理装置20に送信する(ステップS25)。次に、情報処理装置20が、上述の実施形態で説明したワークフロー処理(図6A参照)を実行する(ステップS26)。
これにより実施形態の変形例の情報処理システム100によれば、実施形態の情報処理システム100の場合と同様の効果が得られる。すなわち実施形態の変形例の情報処理システム100によれば、処理対象のデータとして想定されていないデータが、ワークフロー処理が設定されている記憶場所に記憶された場合に、当該データに対するワークフロー処理の実行を防ぐことができる。
最後に、実施形態の情報処理装置20のハードウェア構成の例について説明する。
図9は実施形態の情報処理装置20のハードウェア構成の例を示す図である。実施形態の情報処理装置20は、制御装置301、主記憶装置302、補助記憶装置303、表示装置304、入力装置305及び通信装置306を備える。制御装置301、主記憶装置302、補助記憶装置303、表示装置304、入力装置305及び通信装置306は、バス310を介して接続されている。図9の情報処理装置20は、例えばファイルサーバー等である。
制御装置301は補助記憶装置303から主記憶装置302に読み出されたプログラムを実行する。主記憶装置302はROM及びRAM等のメモリである。補助記憶装置303はメモリカード及びSSD等である。
表示装置304は情報を表示する。表示装置304は、例えば液晶ディスプレイである。入力装置305は、情報の入力を受け付ける。入力装置305は、例えばキーボード及びマウス等である。通信装置306は他の装置と通信する。
情報処理装置20で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、メモリカード、CD−R及びDVD等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
また情報処理装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また情報処理装置20が実行するプログラムを、ダウンロードさせずにインターネット等のネットワーク経由で提供するように構成してもよい。
また情報処理装置20のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
情報処理装置20で実行されるプログラムは、上述の実施形態の情報処理装置20の構成のうち、プログラムにより実現可能な機能を含むモジュール構成となっている。プログラムにより実現可能な機能は、例えば検知部21、判定部22、実行部23及び通知部24等である。
プログラムにより実現される機能は、制御装置301が補助記憶装置303等の記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、プログラムにより実現される機能が主記憶装置302にロードされる。すなわちプログラムにより実現される機能は、主記憶装置302上に生成される。
なお実施形態の情報処理装置20の機能の一部又は全部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。
10 ネットワーク
20 情報処理装置
21 検知部
22 判定部
23 実行部
24 通知部
30 スマートデバイス
40 パーソナルコンピュータ
50 MFP
60 電子黒板
70 外部ネットワーク
80 リレーサーバ
100 情報処理システム
201 ワークフローフォルダ
202 ワークフロー設定情報
203 正常フォルダ
204 エラーフォルダ
301 制御装置
302 主記憶装置
303 補助記憶装置
304 表示装置
305 入力装置
306 通信装置
特開2014−178896号公報

Claims (10)

  1. 記憶装置の所定の記憶場所にデータが記憶されたことを検知する検知部と、
    前記所定の記憶場所に記憶された前記データが、前記所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理の実行条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記データが前記実行条件を満たす場合、前記所定の処理を実行する実行部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記実行条件は、前記データ内に所定の文字列が含まれるか否かを判定する条件であり、
    前記実行部は、前記データ内に所定の文字列が含まれている場合、前記所定の処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記実行条件は、前記データの名称に所定の文字列が含まれるか否かを判定する条件であり、
    前記実行部は、前記データの名称に所定の文字列が含まれている場合、前記所定の処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記実行条件は、前記データのデータ形式が所定のデータ形式であるか否かを判定する条件であり、
    前記実行部は、前記データのデータ形式が所定のデータ形式である場合、前記所定の処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部は、前記データが、前記所定の記憶場所に記憶されたときに、前記実行条件を満たすか否かを判定する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、前記所定の記憶場所に記憶された前記データに、前記所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理が実行されるときに、前記実行条件を満たすか否かを判定する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の記憶場所に関連付けられた通知先に、前記所定の処理の結果を示す通知を通知する通知部、
    を更に備える請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記通知部は、前記実行条件を満たさない場合、前記所定の記憶場所に前記データを記憶したユーザの通知先に、前記所定の記憶場所に記憶された前記データが前記実行条件を満たさないことを示すエラーを通知する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 記憶装置の所定の記憶場所にデータが記憶されたことを検知する検知部と、
    前記所定の記憶場所に記憶された前記データが、前記所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理の実行条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記データが前記実行条件を満たす場合、前記所定の処理を実行する実行部と、
    を備える情報処理システム。
  10. コンピュータを、
    記憶装置の所定の記憶場所にデータが記憶されたことを検知する検知部と、
    前記所定の記憶場所に記憶された前記データが、前記所定の記憶場所に関連付けられた所定の処理の実行条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記データが前記実行条件を満たす場合、前記所定の処理を実行する実行部、
    として機能させるためのプログラム。
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