JP2016219163A - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
また、この種のコネクタ61の専用の締付工具は重くて大きいため、装着作業の簡便性が損なわれ、より簡便で迅速確実に装着できるコネクタが望まれていた。
また、同軸ケーブルCを押さえるパッキンリング76は一般に樹脂製であるため、常に力がかかった状態で長期間使用することにより劣化しやすく、あるいはクリープ現象を起こして把持力を喪失し、数年も経たずに同軸ケーブルCから外れてしまうおそれがある。
次いで、締付片を開いた状態で、中心導体がコネクタ先端側に露出するまで絶縁体をインナースリーブ内に挿入すると共に、インナースリーブとアウタースリーブの間に編組線及びシースを挿入していく。
このように、同軸ケーブルをコネクタに挿し込んで、締付片を指でつまむように倒すだけで、同軸ケーブルの先端にコネクタを簡単かつ安全確実に装着することができる。
前記アウタースリーブの周壁に形成された開口部に、蝶番を介して締付片が取り付けられ、当該締付片には、閉じた状態で前記開口部に係合するストッパが形成されると共に、締付片の内側には、当該締付片を閉じた状態で同軸ケーブルのシースと噛み合う咬合歯を配した。
同軸ケーブルCは、中心導体1の外側に同心状に絶縁体2、編組線3、シース4が順に外装されて、コネクタ11の装着作業を行う場合、予め、先端部のシース4を所定長さ切除し、編組線3を外側に折り返し、絶縁体2を切除して中心導体1を露出させる端末処理を行う。
蝶番16は、締付片17の側面基端部に形成された突起18aが、開口部15に形成された係合孔18bに係合され、アウタースリーブ13の軸方向に対して平行な回転軸の周りに回動自在に形成されている。
本例では、締付片17の裏面に一体成形された複数の突起20が咬合歯Eとして機能している。
図3は本発明に係るコネクタ11の正面図であり、図4(a)〜(c)はそのX−X線断面図であって、装着手順を示す説明図である。
このとき、締付片17の裏面側に一体形成された咬合歯Eは、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の隙間で形成されるシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
このとき、ストッパ19が開口部15の内縁と係合すると同時に、締付片17の裏面に形成された咬合歯Eがシース4に押圧され、シース4が咬合歯Eに押し潰されて変形するように噛み合うので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ11がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
なお、実施例1と共通する部分については同一符号を付して詳細説明は省略する。
開口部15に蝶番16を介して取り付けられる締付片22は、その側壁にストッパ19が形成されている点で共通するが、その裏面に咬合歯となる突起が形成されていない点で異なる。
なお、金属薄板23は、締付片22を開いた状態で、係合爪24が、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の隙間で形成されるシース4の挿入空間の外側に退避するように開成方向に付勢され、締付片22を閉じた状態で、その係合爪24がシース4に噛み合うようになっている。
また、金属薄板23に位置決め用スペーサリング25が一体形成され、当該リング25をアウタースリーブ13の奥にセットした状態で、係合爪24が締付片22の真下に位置するようになっている。
図6(a)に示すように、締付片22を開いた状態で、図6(b)に示すように、絶縁体2をインナースリーブ12内に挿入すると共に、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の間に編組線3及びシース4を挿入していく。
このとき、締付片22の内側に配された咬合歯EのC環状金属薄板23は広がって、係合爪24がシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
このとき、ストッパ19が開口部15の内縁と係合すると同時に、咬合歯Eとなる係合爪24がシース4に喰い込むので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ11がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
また、シース4の弾発力により咬合歯Eを介して締付片22が押し開かれる方向に付勢されても、ストッパ19が開口部15の内縁と係合しているので、締付片17が開くことがなく、したがって、コネクタ21が同軸ケーブルCから外れることもない。
本例の同軸ケーブル用コネクタ31は、計測用、通信用、映像信号用などに多く使われているバヨネット接続タイプのBNCコネクタと称するタイプである。
また、レセプタクル接続端側の先端部は、アース接点として機能し、その外側に、バヨネットリング34が外装されている。
本例では、締付片37の裏面に一体成形された複数の突起39が咬合歯Eとして機能している。
インナースリーブ32の周壁には、締付片37を開いた状態でアウタースリーブ33の開口部35を通して観察できる部位に、コンタクトピン40の後端部を観察する内部観察窓43が形成されている。
なお、コンタクトピン40は、中心導体1が挿入孔42に挿し込まれる状態が見えやすいように、装着前の状態では、スライダ41の後端から突出され、中心導体1を挿し込むことにより、スライダ41内に収納されるように先端に向かって所定長さ(数mm)だけ摺動可能に配されている。
このとき、締付片37の裏面側に一体形成された咬合歯Eは、インナースリーブ32とアウタースリーブ33の隙間で形成されるシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
このとき、ストッパ38が開口部35の内縁と係合すると同時に、締付片37の裏面に形成された咬合歯Eがシース4に押し当てられ、シース4を押し潰して変形させるように噛み合うので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ31がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
なお、図1〜図4と共通する部分については、同一符号を付して重複説明を省略する。
締付片53は、閉じた状態で開口部15の内縁と係合するストッパ54が先端側壁に形成されており、その裏面に咬合歯Eとなる突起55が形成されている。
このとき、締付片53の裏面側に一体形成された咬合歯Eは、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の隙間で形成されるシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
このとき、ストッパ54が開口部15の内縁と係合すると同時に、締付片53の裏面に形成された咬合歯Eがシース4に押し当てられ、シース4を押し潰して変形させるように噛み合うので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ51がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
1 中心導体
2 絶縁体
3 編組線
4 シース
11 同軸ケーブル用コネクタ
12 インナースリーブ
13 アウタースリーブ
15 開口部
16 蝶番
17 締付片
19 ストッパ
E 咬合歯
Claims (5)
- 中心導体の外側に同心状に絶縁体、編組線、シースが順に外装された同軸ケーブルの先端から前記絶縁体と編組線の間に挿し込まれるインナースリーブと、シースの外側に外装されるアウタースリーブとを備えた同軸ケーブル用コネクタにおいて、
前記アウタースリーブの周壁に形成された開口部に、蝶番を介して締付片が取り付けられ、
当該締付片には、閉じた状態で前記開口部に係合するストッパが形成されると共に、
締付片の内側には、当該締付片を閉じた状態で同軸ケーブルのシースと噛み合う咬合歯が配されて成ることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。 - 前記締付片の蝶番の回転軸が、アウタースリーブの軸方向に対して平行に配されて成る請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
- 前記締付片の蝶番の回転軸が、アウタースリーブの軸方向と直交する方向に対して平行に配されて成る請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
- 前記咬合歯として、締付片の裏面に突起が一体成形された請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
- 前記インナースリーブの内部に摺動可能に配されたスライダの中心にコンタクトピンが貫設され、当該コンタクトピンの後端側に、同軸ケーブル先端から突出した中心導体を挿入する挿入孔が形成され、
インナースリーブの周壁には、前記締付片を開いた状態でアウタースリーブの開口部を通して観察できる部位に、前記コンタクトピンの後端部を観察する内部観察窓が形成された請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
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CN107317295A (zh) * | 2017-08-29 | 2017-11-03 | 徐州海伦哲专用车辆股份有限公司 | 一种电源车主馈出电缆终端接头护套 |
Citations (2)
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JPH1174036A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-03-16 | Yazaki Corp | 同軸ケーブル用コンタクト |
JP3136934U (ja) * | 2007-08-24 | 2007-11-08 | 光紅建聖股▲ふん▼有限公司 | 同軸ケーブル用の端末ジョイント |
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CN107317295B (zh) * | 2017-08-29 | 2022-10-04 | 徐州海伦哲专用车辆股份有限公司 | 一种电源车主馈出电缆终端接头护套 |
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