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JP2016219163A - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタ Download PDF

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JP2016219163A
JP2016219163A JP2015100616A JP2015100616A JP2016219163A JP 2016219163 A JP2016219163 A JP 2016219163A JP 2015100616 A JP2015100616 A JP 2015100616A JP 2015100616 A JP2015100616 A JP 2015100616A JP 2016219163 A JP2016219163 A JP 2016219163A
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水 口 覚 志
Kakushi Mizuguchi
口 覚 志 水
漢 忠 陳
han-zhong Chen
漢 忠 陳
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Abstract

【課題】一切の締付工具を使用することなく、コネクタを同軸ケーブルに簡単かつ確実に装着できるようにする。【解決手段】中心導体1の外側に同心状に絶縁体2、編組線3、シース4が順に外装された同軸ケーブルCの先端から、絶縁体2と編組線3の間に挿し込まれるインナースリーブ12と、シース4の外側に外装されるアウタースリーブ13とを備えた同軸ケーブル用コネクタ11は、アウタースリーブ13の周壁の対向する二ヶ所に開口部15が形成され、開口部15に蝶番を介して締付片17が取り付けられ、締付片17には閉じた状態で前記開口部15に係合するストッパ19が形成され、締付片17の内側に、閉じた状態で同軸ケーブルCのシース4と噛み合う咬合歯Eを配した。【選択図】図1

Description

本発明は、同軸ケーブルを通信放送機械など各種の高周波機器に設けられたレセプタクルに挿し込んで接続するために、その先端に取り付けて使用する同軸ケーブル用コネクタに関する。
テレビ放送やデータ通信などに用いられる高周波信号を伝達するために用いられる同軸ケーブルを高周波機器に接続するためにF型コネクタなどの同軸ケーブル用コネクタが用いられる。
図10に示す同軸ケーブル用コネクタ61は、中心導体1の外側に同心状に絶縁体2、編組線3、シース4が配された同軸ケーブルCの先端に装着されて使用され、その装着作業においては、同軸ケーブルCは、先端側のシース4を所定長さ切除し、編組線3を外側に折り返し、絶縁体2を切除して中心導体1を露出させる端末処理が施される。
コネクタ61は、前記絶縁体2と編組線3の間に挿し込まれるインナースリーブ62と、シース4の外側に外装されるアウタースリーブ63とを備えており、アウタースリーブ63の先端には、同軸ケーブル用レセプタクル(図示せず)と螺合される締付ナット64が回動自在に取り付けられている。
この状態で、コネクタ61のインナースリーブ62内に絶縁体2を挿し込み、インナースリーブ62とアウタースリーブ63の間にシース4を挿し込んだ後、アウタースリーブ63を同軸ケーブルの上から六角筒状にカシメて圧着させる専用の締付工具を用いて、同軸ケーブルCの先端にコネクタ61が取り付けられる。
しかしながら、アウタースリーブ63は、変形しやすいように比較的薄い金属板で形成され、特にエッジの部分が薄く形成されているので、そのエッジ部分で手を傷つけやすいという問題があった。
また、この種のコネクタ61の専用の締付工具は重くて大きいため、装着作業の簡便性が損なわれ、より簡便で迅速確実に装着できるコネクタが望まれていた。
また、アウタースリーブをカシメるのではなく、図11に示す同軸ケーブル用コネクタ71のように、アウタースリーブ73に外装されたスライドスリーブ75を締付ナット74側にスライドさせることにより、その内部に配されたパッキンリング76をインナースリーブ72側に突出させて同軸ケーブルCの先端に装着するタイプのものも提案されている(特許文献1参照)。
これによれば、アウタースリーブ73やスライドスリーブ75は、そのエッジ部分が薄く形成されていないので、手を傷つけることもない。
しかしながら、スライドスリーブ75をスライドさせるために専用の締付工具が必要なことには変わりがない。
また、同軸ケーブルCを押さえるパッキンリング76は一般に樹脂製であるため、常に力がかかった状態で長期間使用することにより劣化しやすく、あるいはクリープ現象を起こして把持力を喪失し、数年も経たずに同軸ケーブルCから外れてしまうおそれがある。
実用新案登録第3101656号公報
そこで本発明は、一切の締付工具を使用することなく、コネクタを同軸ケーブルに簡単かつ安全確実に装着できるようにすることを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、中心導体の外側に同心状に絶縁体、編組線、シースが順に外装された同軸ケーブルの先端から前記絶縁体と編組線の間に挿し込まれるインナースリーブと、シースの外側に外装されるアウタースリーブとを備えた同軸ケーブル用コネクタにおいて、前記アウタースリーブの周壁に形成された開口部に、蝶番を介して締付片が取り付けられ、当該締付片には、閉じた状態で前記開口部に係合するストッパが形成されると共に、締付片の内側には、当該締付片を閉じた状態で同軸ケーブルのシースと噛み合う咬合歯が配されて成ることを特徴とする。
本発明に係る同軸ケーブル用コネクタによれば、通常の装着作業と同様、同軸ケーブルの中心導体を露出させ、シースを所定長さ切断して、露出した編組線を折り返しておく。
次いで、締付片を開いた状態で、中心導体がコネクタ先端側に露出するまで絶縁体をインナースリーブ内に挿入すると共に、インナースリーブとアウタースリーブの間に編組線及びシースを挿入していく。
中心導体のコネクタ先端側から露出したところで、締付片を指で倒して閉じると、締付片のストッパがアウタースリーブに形成された開口部に係合すると同時に、締付片の咬合歯がシースに食い込んで噛み合う。
このように、同軸ケーブルをコネクタに挿し込んで、締付片を指でつまむように倒すだけで、同軸ケーブルの先端にコネクタを簡単かつ安全確実に装着することができる。
本発明に係る同軸ケーブル用コネクタの外観斜視図。 その分解図。 その正面図。 その締付手順を示す断面図。 他の実施形態を示す説明図。 その締付手順を示す断面図。 さらに他の実施形態を示す斜視図。 その締付手順を示す断面図。 さらに他の実施形態を示す斜視図。 従来装置を示す説明図。 従来装置を示す説明図。
本例は、一切の締付工具を使用することなく、コネクタを同軸ケーブルに簡単かつ確実に装着できるようにするために、中心導体の外側に同心状に絶縁体、編組線、シースが順に外装された同軸ケーブルの先端から前記絶縁体と編組線の間に挿し込まれるインナースリーブと、シースの外側に外装されるアウタースリーブとを備えた同軸ケーブル用コネクタにおいて、
前記アウタースリーブの周壁に形成された開口部に、蝶番を介して締付片が取り付けられ、当該締付片には、閉じた状態で前記開口部に係合するストッパが形成されると共に、締付片の内側には、当該締付片を閉じた状態で同軸ケーブルのシースと噛み合う咬合歯を配した。
図1〜4は、本発明に係る同軸ケーブル用コネクタ11の一例を示す。図1(a)が同軸ケーブルCへの装着前の状態、図1(b)が同軸ケーブルCへの装着後の状態を示す。
同軸ケーブルCは、中心導体1の外側に同心状に絶縁体2、編組線3、シース4が順に外装されて、コネクタ11の装着作業を行う場合、予め、先端部のシース4を所定長さ切除し、編組線3を外側に折り返し、絶縁体2を切除して中心導体1を露出させる端末処理を行う。
このコネクタ11は、テレビの受信用に用いられるいわゆるF型コネクタと称するタイプであって、同軸ケーブルCの先端から前記絶縁体2と編組線3の間に挿し込まれるインナースリーブ12と、シース4の外側に外装されるアウタースリーブ13とを備えており、アウタースリーブ13の先端には、同軸ケーブル用レセプタクル(図示せず)と螺合される締付ナット14が回動自在に取り付けられている。
インナースリーブ12は、ケーブル挿込端側に円筒スリーブ12aが形成され、コネクタ接続端側にフランジ12bが形成され、円筒スリーブ12aを締付ナット14側から挿し込むことによりアウタースリーブ13に嵌め合され、フランジ12bにより締付ナット14を回動自在に保持している。
アウタースリーブ13は略円筒状に形成され、その周壁には対向する二ヶ所に開口部15が形成され、当該開口部15に、蝶番16を介して締付片17が取り付けられている。
蝶番16は、締付片17の側面基端部に形成された突起18aが、開口部15に形成された係合孔18bに係合され、アウタースリーブ13の軸方向に対して平行な回転軸の周りに回動自在に形成されている。
締付片17は、閉じたときにアウタースリーブ13と面一になる円弧状に形成され、その側面には、閉じた状態で開口部15の内縁に係合するストッパ19が突出形成されると共に、その内側には、閉じた状態で同軸ケーブルCのシース4と噛み合う咬合歯Eが突出形成されている。
本例では、締付片17の裏面に一体成形された複数の突起20が咬合歯Eとして機能している。
以上が本発明の一構成例であって、次にその作用について図3及び図4を伴って説明する。
図3は本発明に係るコネクタ11の正面図であり、図4(a)〜(c)はそのX−X線断面図であって、装着手順を示す説明図である。
図3及び図4(a)に示すように、締付片17を開いた状態で、図4(b)に示すように、中心導体1がコネクタ11の先端側に露出するまで絶縁体2をインナースリーブ12内に挿入すると共に、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の間に編組線3及びシース4を挿入していく。
このとき、締付片17の裏面側に一体形成された咬合歯Eは、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の隙間で形成されるシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
次いで、図4(c)に示すように、双方の締付片17を指などで摘まむようにして閉じるだけでコネクタ11の装着作業が完了する。
このとき、ストッパ19が開口部15の内縁と係合すると同時に、締付片17の裏面に形成された咬合歯Eがシース4に押圧され、シース4が咬合歯Eに押し潰されて変形するように噛み合うので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ11がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
また、シース4の弾発力により咬合歯Eを介して締付片17が押し開かれる方向に付勢されても、ストッパ19が開口部15の内縁と係合しているので、締付片17が開くことがなく、したがって、コネクタ11が同軸ケーブルCから外れることもない。
図5は、本発明に係る他の実施例を示す分解図である。
なお、実施例1と共通する部分については同一符号を付して詳細説明は省略する。
本例の同軸ケーブル用コネクタ21は、インナースリーブ12、アウタースリーブ13及び締付ナット14を備え、アウタースリーブ13の対向二ヶ所に開口部15が形成されてなる。
開口部15に蝶番16を介して取り付けられる締付片22は、その側壁にストッパ19が形成されている点で共通するが、その裏面に咬合歯となる突起が形成されていない点で異なる。
本例の咬合歯Eは、C環状に折り曲げられた金属薄板23の幅方向両側に複数の係合爪24を内向きに折り曲げて形成されている。
なお、金属薄板23は、締付片22を開いた状態で、係合爪24が、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の隙間で形成されるシース4の挿入空間の外側に退避するように開成方向に付勢され、締付片22を閉じた状態で、その係合爪24がシース4に噛み合うようになっている。
また、金属薄板23に位置決め用スペーサリング25が一体形成され、当該リング25をアウタースリーブ13の奥にセットした状態で、係合爪24が締付片22の真下に位置するようになっている。
図6(a)〜(c)はコネクタ21の装着手順を示す説明図である。
図6(a)に示すように、締付片22を開いた状態で、図6(b)に示すように、絶縁体2をインナースリーブ12内に挿入すると共に、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の間に編組線3及びシース4を挿入していく。
このとき、締付片22の内側に配された咬合歯EのC環状金属薄板23は広がって、係合爪24がシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
次いで、図6(c)に示すように、双方の締付片22を指などで摘まむようにして閉じるだけでコネクタ21の装着作業が完了する。
このとき、ストッパ19が開口部15の内縁と係合すると同時に、咬合歯Eとなる係合爪24がシース4に喰い込むので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ11がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
また、シース4の弾発力により咬合歯Eを介して締付片22が押し開かれる方向に付勢されても、ストッパ19が開口部15の内縁と係合しているので、締付片17が開くことがなく、したがって、コネクタ21が同軸ケーブルCから外れることもない。
図7及び8は、さらに他の実施例を示す斜視図及び装着手順を示す説明図である。。
本例の同軸ケーブル用コネクタ31は、計測用、通信用、映像信号用などに多く使われているバヨネット接続タイプのBNCコネクタと称するタイプである。
図7に示すように、コネクタ31は、同軸ケーブルCの先端から前記絶縁体2と編組線3の間に挿し込まれるインナースリーブ32と、シース4の外側に外装されるアウタースリーブ33とを備えており、アウタースリーブ33の先端には、同軸ケーブル用レセプタクル(図示せず)と接続されるバヨネットリング34が回動可能に設けられている。
アウタースリーブ33は略円筒状に形成され、その周壁には対向する二ヶ所に開口部35が形成され、当該開口部35に、蝶番36を介して締付片37が取り付けられている。
また、レセプタクル接続端側の先端部は、アース接点として機能し、その外側に、バヨネットリング34が外装されている。
締付片37は、閉じたときにアウタースリーブ33と面一になる円弧状に形成され、その側面には、閉じた状態で開口部35の内縁に係合するストッパ38が突出形成されると共に、その内側には、閉じた状態で同軸ケーブルCのシース4と噛み合う咬合歯Eが突出形成されている。
本例では、締付片37の裏面に一体成形された複数の突起39が咬合歯Eとして機能している。
図8に示すように、インナースリーブ32内には、中心にコンタクトピン40が貫設されたスライダ41が摺動可能に配されており、コンタクトピン40の後端側には、同軸ケーブルCの先端から突出した中心導体1が挿入されて電気接続するための挿入孔42が形成されている。
インナースリーブ32の周壁には、締付片37を開いた状態でアウタースリーブ33の開口部35を通して観察できる部位に、コンタクトピン40の後端部を観察する内部観察窓43が形成されている。
これにより、インナースリーブ32内に挿し込んだ同軸ケーブルCの中心導体1がコンタクトピン40の挿入孔42に正確に挿し込まれているか確認することができる。
なお、コンタクトピン40は、中心導体1が挿入孔42に挿し込まれる状態が見えやすいように、装着前の状態では、スライダ41の後端から突出され、中心導体1を挿し込むことにより、スライダ41内に収納されるように先端に向かって所定長さ(数mm)だけ摺動可能に配されている。
またアウタースリーブ33の先端側には、インナースリーブ32内を通過したスライダ41に当接されてスライダ41を位置決めするディスク44が取り付けられており、その中央に、コンタクトピン40を貫通させるピンホール45が穿設されている。
本例によれば、図8(a)に示すように、締付片37を開いた状態で、図8(b)に示すように、中心導体1がコネクタ31の先端側に露出するまで絶縁体2をインナースリーブ32内に挿入すると共に、インナースリーブ32とアウタースリーブ33の間に編組線3及びシース4を挿入していく。
このとき、締付片37の裏面側に一体形成された咬合歯Eは、インナースリーブ32とアウタースリーブ33の隙間で形成されるシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
次いで、図8(c)に示すように、双方の締付片37を指などで摘まむようにして閉じればコネクタ31の装着作業が完了する。
このとき、ストッパ38が開口部35の内縁と係合すると同時に、締付片37の裏面に形成された咬合歯Eがシース4に押し当てられ、シース4を押し潰して変形させるように噛み合うので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ31がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
また、シース4の弾発力により咬合歯Eを介して締付片37が押し開かれる方向に付勢されても、ストッパ38が開口部35の内縁と係合しているので、締付片37が開くことがなく、したがって、コネクタ31が同軸ケーブルCから外れることもない。
図9(a)及び(b)は,さらに他の実施例の装着前、装着後の状態を示す斜視図である。
なお、図1〜図4と共通する部分については、同一符号を付して重複説明を省略する。
本例の同軸ケーブル用コネクタ51は、インナースリーブ12、アウタースリーブ13及び締付ナット14を備え、アウタースリーブ13の対向二ヶ所に開口部15が形成されてなり、開口部15には蝶番52を介して締付片53が取り付けられている。
蝶番52は、その回転軸が、アウタースリーブ13の軸方向と直交する方向に対して平行に配されている。
締付片53は、閉じた状態で開口部15の内縁と係合するストッパ54が先端側壁に形成されており、その裏面に咬合歯Eとなる突起55が形成されている。
本例においても、図9(a)に示すように、締付片53を開いた状態で、中心導体1がコネクタ51の先端側に露出するまで絶縁体2をインナースリーブ12内に挿入すると共に、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の間に編組線(図示せず)及びシース4を挿入していく。
このとき、締付片53の裏面側に一体形成された咬合歯Eは、インナースリーブ12とアウタースリーブ13の隙間で形成されるシース4の挿入空間から退避されているので、同軸ケーブルCの挿し込みの妨げとなることがない。
次いで、図9(b)に示すように、双方の締付片53を指などで摘まむようにして閉じればコネクタ51の装着作業が完了する。
このとき、ストッパ54が開口部15の内縁と係合すると同時に、締付片53の裏面に形成された咬合歯Eがシース4に押し当てられ、シース4を押し潰して変形させるように噛み合うので、同軸ケーブルCの抜脱が防止され、コネクタ51がケーブルCの先端に強固に装着されることになる。
また、シース4の弾発力により咬合歯Eを介して締付片53が押し開かれる方向に付勢されても、ストッパ54が開口部15の内縁と係合しているので、締付片53が開くことはなく、したがって、コネクタ51が同軸ケーブルCから外れることもない。
本発明は、同軸ケーブルをレセプタクルに接続させるため、その先端に装着されるコネクタの用途に適用し得る。
C 同軸ケーブル
1 中心導体
2 絶縁体
3 編組線
4 シース
11 同軸ケーブル用コネクタ
12 インナースリーブ
13 アウタースリーブ
15 開口部
16 蝶番
17 締付片
19 ストッパ
E 咬合歯

Claims (5)

  1. 中心導体の外側に同心状に絶縁体、編組線、シースが順に外装された同軸ケーブルの先端から前記絶縁体と編組線の間に挿し込まれるインナースリーブと、シースの外側に外装されるアウタースリーブとを備えた同軸ケーブル用コネクタにおいて、
    前記アウタースリーブの周壁に形成された開口部に、蝶番を介して締付片が取り付けられ、
    当該締付片には、閉じた状態で前記開口部に係合するストッパが形成されると共に、
    締付片の内側には、当該締付片を閉じた状態で同軸ケーブルのシースと噛み合う咬合歯が配されて成ることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。
  2. 前記締付片の蝶番の回転軸が、アウタースリーブの軸方向に対して平行に配されて成る請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  3. 前記締付片の蝶番の回転軸が、アウタースリーブの軸方向と直交する方向に対して平行に配されて成る請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  4. 前記咬合歯として、締付片の裏面に突起が一体成形された請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  5. 前記インナースリーブの内部に摺動可能に配されたスライダの中心にコンタクトピンが貫設され、当該コンタクトピンの後端側に、同軸ケーブル先端から突出した中心導体を挿入する挿入孔が形成され、
    インナースリーブの周壁には、前記締付片を開いた状態でアウタースリーブの開口部を通して観察できる部位に、前記コンタクトピンの後端部を観察する内部観察窓が形成された請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。


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