JP2016211643A - 減速装置および減速装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジングとは別部材の内歯部材をハウジングに好適に固定しつつ、部品点数の削減を図ることができる減速装置、および減速装置の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】減速装置は、円筒状の内周面に雌ねじ部を有するハウジングと、ハウジングの内周側に配置され、円筒状の外周面に形成され雌ねじ部とねじ締結される雄ねじ部と、内周面に形成された内歯歯車と、を有する内歯部材と、内歯部材に接触する中心軸方向の位置まで雌ねじ部にねじ締結され、雌ねじ部に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部に対する雄ねじ部の緩みを防止する止めねじと、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、遊星歯車機構を用いて入力された回転速度を減速または増速させて出力する減速装置およびその製造方法に関するものである。
例えば特許文献1の減速装置は、太陽歯車を回転させることによって、内歯歯車と噛合する遊星歯車を自転および公転させ、当該遊星歯車の公転と連動するキャリア軸を介して変速された回転速度を減速させて動力を出力する。また、例えば特許文献2の減速装置は、中心部に配置された偏心部を回転させることにより、内歯歯車と噛合する遊星歯車を揺動させ、当該遊星歯車の自転と連動する出力ピンを介して回転速度を減速させて動力を出力する。
上記のように、遊星歯車機構に内歯歯車が含まれる場合に、当該内歯歯車は、例えばハウジングの内周面に直接的に形成される。しかしながら、歯車諸元の変更が必要な場合には、ハウジングごと交換する必要がある。また、ハウジングの内周面に別部材からなる内歯歯車を設ける構成においては、内歯歯車を形成された内歯部材をハウジングに確実に固定して回り止めする必要がある。そのため、部品点数の増加および製造コストの増大が懸念される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ハウジングとは別部材の内歯部材をハウジングに好適に固定しつつ、部品点数の削減を図ることができる減速装置、および減速装置の製造方法を提供することを目的とする。
(請求項1)本発明に係る減速装置は、円筒状の内周面に雌ねじ部を有するハウジングと、前記ハウジングの内周側に配置され、円筒状の外周面に形成され前記雌ねじ部とねじ締結される雄ねじ部と、内周面に形成された内歯歯車と、を有する内歯部材と、当該内歯部材の中心軸方向一側に配置され、前記内歯部材に接触する位置まで前記雌ねじ部にねじ締結され、前記雌ねじ部に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部に対する前記雄ねじ部の緩みを防止する止めねじと、を備える。
(請求項6)本発明に係る減速装置の製造方法は、円筒状の内周面に雌ねじ部を有するハウジングの内周側に内歯部材を配置し、当該内歯部材の円筒状の外周面に形成された雄ねじ部を前記雌ねじ部の一部とねじ締結する第一ねじ締結工程と、前記内歯部材に接触する中心軸方向の位置まで止めねじをねじ締結して、前記雌ねじ部に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部に対する前記雄ねじ部の緩みを防止する第二ねじ締結工程と、を備える。
請求項1および請求項6に記載の発明によると、減速装置は、組み付け工程において内歯部材をハウジングにねじ締結により固定される。これにより、内歯部材をハウジングに直接的に固定することができる。よって、上記の構成は、回り止めピンや固定用ボルトを用いた回り止め構成と比較して、別部材からなる内歯部材をハウジングに好適に固定しつつ、部品点数を削減できる。
さらに、ハウジングの雌ねじ部は、止めねじのねじ締結により軸力を発生されて、必要な締め付けトルクをもって内歯部材を固定される。ハウジングの雌ねじ部および内歯部材の雄ねじ部は、各部に発生する軸力により摩擦抵抗が大きくなり、雄ねじ部の緩みが防止される。これにより、遊星歯車機構の各要素の位置が好適に維持される。
さらに、ハウジングの雌ねじ部は、止めねじのねじ締結により軸力を発生されて、必要な締め付けトルクをもって内歯部材を固定される。ハウジングの雌ねじ部および内歯部材の雄ねじ部は、各部に発生する軸力により摩擦抵抗が大きくなり、雄ねじ部の緩みが防止される。これにより、遊星歯車機構の各要素の位置が好適に維持される。
以下、本発明の減速装置を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。実施形態において、減速装置は、遊星歯車機構を用いて、駆動源より入力した回転速度を減速して出力する構成を例示する。
<実施形態>
(減速装置1の全体構成)
実施形態の減速装置1は、図1に示すように、ハウジング10と、入力部材20と、内歯部材30と、2つの遊星歯車40と、キャリア50と、止めねじ70と、予圧リング80と、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)とを備えて構成される。ハウジング10は、減速装置の外周形状の一部を構成する固定部材である。ハウジング10は、中心軸Acを中心として、減速を行う遊星歯車機構を収容する。ハウジング10の詳細構成については後述する。
(減速装置1の全体構成)
実施形態の減速装置1は、図1に示すように、ハウジング10と、入力部材20と、内歯部材30と、2つの遊星歯車40と、キャリア50と、止めねじ70と、予圧リング80と、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)とを備えて構成される。ハウジング10は、減速装置の外周形状の一部を構成する固定部材である。ハウジング10は、中心軸Acを中心として、減速を行う遊星歯車機構を収容する。ハウジング10の詳細構成については後述する。
入力部材20は、減速装置1に動力を入力する軸部材である。入力部材20は、内歯部材30やキャリア50などを介してハウジング10に、中心軸Ac周りに回転可能に支持される。入力部材20の一端は、例えば電動モータなどの駆動源の出力軸と一体回転するように連結される。入力部材20は、2つのカム部21を有する。2つのカム部21の各々は、円筒状外面を有し、当該円筒状外面の中心が中心軸Acに対して偏心して構成される。2つのカム部21は、それぞれの偏心方向が逆方向を向くように、即ち中心軸Ac周りに等間隔となるように180°間隔で配置される。2つのカム部21は、入力部材20と一体的に回転する。
内歯部材30は、ハウジング10とは別部材からなる筒状部材である。内歯部材30の内周面には、遊星歯車機構の内歯歯車32が形成される。内歯部材30は、ハウジング10の内周側に配置された後に、ハウジング10の内周面に形成された雌ねじ部11にねじ締結される。さらに、内歯部材30は、ハウジング10の雌ねじ部11に後述する止めねじ70がねじ締結されて、雌ねじ部11に対する雄ねじ部31の緩みを防止される。内歯部材30の内歯歯車32は、中心軸Acを中心に遊星歯車40の外側に位置し、遊星歯車機構を構成する。内歯部材30の詳細構成およびハウジング10への組み付けの詳細については後述する。
2つの遊星歯車40の各々は、中心軸Ac方向に並列に、且つ入力部材20の2つのカム部21の外周側に配置される。2つの遊星歯車40は、同一部材である。遊星歯車40は、歯車本体41と、カム孔42と、外歯43と、複数のピン孔44とを有する。歯車本体41は、全体形状としては環状に形成される。歯車本体41は、中心軸Ac方向に所定の厚みを有する。
カム孔42は、歯車本体41の中心部に形成された円筒状の貫通孔である。遊星歯車40は、入力部材20のカム部21をカム孔42に挿入され、軸受を介してカム部21との間で動力を伝達可能に構成される。外歯43は、歯車本体41の外周面に形成され、内歯歯車32に噛合する。2つの遊星歯車40は、中心軸Ac方向の異なる位置において、内歯歯車32に噛合する外歯車である。
複数のピン孔44の各々は、カム孔42と外歯43との間において、内歯歯車32の中心軸Acに平行な貫通孔である。ピン孔44は、後述するキャリア50のピン部材60が挿入される。複数のピン孔44は、遊星歯車40の周方向に等間隔に配置される。ピン孔44の半径は、遊星歯車40の偏心量(中心軸Acと遊星歯車40の回転軸との距離)と、挿入されるピン部材60の大径部63の半径と、当該大径部63の外周側に配置される転がり軸受の径方向厚みと、の和に許容誤差を勘案した値に設定される。
キャリア50は、2つの遊星歯車40を揺動可能に支持するとともに、遊星歯車機構により減速して出力された動力を図示しない出力軸に伝達する。キャリア50は、図1に示すように、第一キャリア部材51と、第二キャリア部材52と、複数のピン部材60とを有する。複数のピン部材60の各々は、2つの遊星歯車40のピン孔44を貫通して配置される。
第一キャリア部材51および第二キャリア部材52は、2つの遊星歯車40に対して中心軸Ac方向の両側に配置され、ピン部材60をそれぞれ支持する。つまり、ピン部材60は、第一キャリア部材51および第二キャリア部材52により両持ちで支持される。第一キャリア部材51は、減速装置1の出力側(図1の右側)に配置され、内歯部材30の内周側に配置された第一キャリア軸受91を介してハウジング10に回転可能に支持される。第二キャリア部材52は、減速装置1の入力側(図1の左側)に配置され、内歯部材30の内周側に配置された第二キャリア軸受92を介してハウジング10に回転可能に支持される。
止めねじ70は、ハウジング10にねじ締結された内歯部材30の緩み防止に用いられる部材である。また、予圧リング80は、止めねじ70の内周側においてねじ締結されることによって、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)に予圧を付与するために用いられる部材である。止めねじ70および予圧リング80の詳細構成については後述する。
このような構成によると、2つの遊星歯車40は、中心軸Acに対して公転可能に支持され、且つ、カム部21の円筒状外面の中心に対して自転可能に支持される。また、複数のピン部材60は、遊星歯車40のピン孔44に対して偏心して支持され、遊星歯車40の自転に連動して中心軸Ac周りに公転する。
より具体的には、入力部材20に動力が入力されてカム部21が回転すると、遊星歯車40は、入力された動力の回転数で中心軸Ac周りに公転する。このとき、遊星歯車40は、内歯歯車32との歯数差に応じた回転数で自転する。遊星歯車40の自転に連動してピン部材60が中心軸Ac周りに公転する。これにより、当該公転の回転数に減速された動力が第一キャリア部材51を介して出力される。
(ハウジング10および内歯部材30の詳細構成)
ハウジング10は、図2に示すように、円筒状の内周面に、雌ねじ部11および嵌合内面部12を有する。雌ねじ部11は、中心軸Ac方向の所定の範囲に亘って形成される。嵌合内面部12は、中心軸Acを中心とする円筒状内面であって、雌ねじ部11の最内径よりも小径に設定される。
ハウジング10は、図2に示すように、円筒状の内周面に、雌ねじ部11および嵌合内面部12を有する。雌ねじ部11は、中心軸Ac方向の所定の範囲に亘って形成される。嵌合内面部12は、中心軸Acを中心とする円筒状内面であって、雌ねじ部11の最内径よりも小径に設定される。
内歯部材30は、雄ねじ部31と、内歯歯車32と、嵌合外面部33とを有する。雄ねじ部31は、内歯部材30の円筒状の外周面に形成され、ハウジング10の雌ねじ部11とねじ締結される。雄ねじ部31の中心軸Ac方向の長さは、雌ねじ部11の中心軸Ac方向の長さよりも短く設定される。また、雄ねじ部31は、内歯部材30の外周面のうち中心軸Ac方向の止めねじ70側、即ち減速装置1の入力側(図2の左側)の端部に形成される。
内歯歯車32は、内歯部材30の内周面のうち中心軸Ac方向の中央付近に形成され、上述したように減速装置1の内歯車を構成する。内歯歯車32の歯幅は、遊星歯車40の歯幅の2倍よりも長く設定される。嵌合外面部33は、内歯部材30の円筒状の外周面のうち雄ねじ部31よりも減速装置1の出力側(図2の右側)に形成された、中心軸Acを中心とする円筒状外面である。
ハウジング10の内周面における嵌合内面部12、および内歯部材30の外周面における嵌合外面部33は、雌ねじ部11に雄ねじ部31がねじ締結される部位とは異なる中心軸Ac方向の位置においてインロー嵌合される。これにより、内歯部材30は、ハウジング10に対して芯出しされる。この状態で、内歯部材30は、図2に示すように、固定用治具120を用いて中心軸Ac周りに回転され、雌ねじ部11に雄ねじ部31がねじ締結される。
(止めねじ70および予圧リング80の詳細構成)
止めねじ70は、全体形状としては円筒状からなり、ハウジング10の雌ねじ部11にねじ締結される固定用雄ねじ部71と、内周面に形成された予圧用雌ねじ部72(本発明の「第二雌ねじ部」に相当する)とを有する。予圧用雌ねじ部72の最内径は、内歯部材30の内周面において第二キャリア軸受92を支持する部位の内径よりも大径に設定される。
止めねじ70は、全体形状としては円筒状からなり、ハウジング10の雌ねじ部11にねじ締結される固定用雄ねじ部71と、内周面に形成された予圧用雌ねじ部72(本発明の「第二雌ねじ部」に相当する)とを有する。予圧用雌ねじ部72の最内径は、内歯部材30の内周面において第二キャリア軸受92を支持する部位の内径よりも大径に設定される。
止めねじ70は、内歯部材30の中心軸Ac方向一側(図3の左側)に配置される。止めねじ70は、図3に示すように、内歯部材30の中心軸Ac方向一側(図3の左側)に配置される。内歯部材30に接触する中心軸Ac方向の位置まで固定用雄ねじ部71が雌ねじ部11にねじ締結され、雌ねじ部11に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部11に対する内歯部材30の雄ねじ部31の緩みを防止する。また、本実施形態においては、止めねじ70が上記の中心軸Ac方向の位置までねじ締結された後に、固定用治具120を用いて内歯部材30を最初のねじ締結時の回転方向とは反対方向に回転させる。
これにより、雌ねじ部11にねじ締結された雄ねじ部31および固定用雄ねじ部71に軸力が発生して、雌ねじ部11に対する雄ねじ部31および止めねじ70の緩みが防止される。これは、ボルトの緩み防止として一般に用いられるダブルナットの原理によるものである。内歯部材30は、雄ねじ部31がハウジング10の雌ねじ部11に規定の締め付けトルクをもって固定される。
予圧リング80は、止めねじ70の内周側に配置され、外周面に予圧用雌ねじ部72とねじ締結される予圧用雄ねじ部81(本発明の「第二雄ねじ部」に相当する)を有する環状部材である。予圧リング80は、予圧用雄ねじ部81が止めねじ70の予圧用雌ねじ部72にねじ締結されることによって、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)に予圧を付与する。
ここで、上記の第一キャリア軸受91および第二キャリア軸受92は、内歯部材30の内周面に支持される外輪91a,92aと、外輪91a、92aの内周側に配置される内輪91b,92bと、外輪91a,92aと内輪91b,92bとの間に配置される複数の転動体91c,92cとをそれぞれ有する。減速装置1の出力側に配置された第一キャリア軸受91は、外輪91aのみがハウジング10に接触して中心軸Ac方向の移動を規制される。
また、第一キャリア軸受91の内輪91bおよび第二キャリア軸受92の内輪92bは、キャリア50を支持する。このとき、内輪91b,92bは、ピン部材60を介して連結された第一キャリア部材51および第二キャリア部材52と中心軸Ac方向に係合して、キャリア50を支持する。
このような構成において、予圧用雄ねじ部81が予圧用雌ねじ部72にねじ締結されると、第二キャリア軸受92の外輪92aが予圧リング80に中心軸Ac方向に押し付けられて、外輪92aが中心軸Ac方向に移動する。このとき、第一キャリア軸受91の外輪91aは軸方向移動を規制され、内輪91b,92b同士の間隔Dはキャリア50によって規定されることから、第二キャリア軸受92の外輪92aの軸方向移動に伴って第一キャリア軸受91および第二キャリア軸受92に予圧が付与される(図4を参照)。
(遊星歯車機構の組み付け)
減速装置1の製造において、ハウジング10の内部に遊星歯車機構が組み付けられる工程について、図2〜図5を参照して説明する。第一ねじ締結工程において、ハウジング10に内歯部材30をねじ締結する(ステップ11(以下、「ステップ」を「S」と表記する))。
減速装置1の製造において、ハウジング10の内部に遊星歯車機構が組み付けられる工程について、図2〜図5を参照して説明する。第一ねじ締結工程において、ハウジング10に内歯部材30をねじ締結する(ステップ11(以下、「ステップ」を「S」と表記する))。
より詳細には、先ず、ハウジング10の内周側に内歯部材30を配置し、ハウジング10の嵌合内面部12に内歯部材30の嵌合外面部33をインロー嵌合する。これにより、ハウジング10に対して、内歯部材30が芯出しされる。次に、内歯部材30の内歯歯車32に固定用治具120の外歯部121を噛合させた状態で内歯歯車32に中心軸Ac周りの外力を付与する(図2を参照)。これにより、内歯部材30を中心軸Ac周りに回転させて、内歯部材30の雄ねじ部31をハウジング10の雌ねじ部11の一部とねじ締結する(S11)。
次に、第二ねじ締結工程において、ハウジング10に止めねじ70をねじ締結する(S12)。より詳細には、先ず、内歯部材30の雄ねじ部31がねじ締結されたハウジング10の雌ねじ部11の余剰部分に、止めねじ70の固定用雄ねじ部71を噛み合わせる。そして、内歯部材30に接触する中心軸Ac方向の位置まで止めねじ70をねじ締結する。これによりハウジング10の雌ねじ部11には軸力が発生し、当該軸力によって、第一次的に雌ねじ部11に対する雄ねじ部31の緩みを防止する(S12)。
続いて、第三ねじ締結工程において、内歯部材30を第一ねじ締結工程とは反対方向に回転させる(S13)。より詳細には、先ず、第二ねじ締結工程(S12)の後に、内歯部材30の内歯歯車32に固定用治具120の外歯部121を噛合させた状態で内歯歯車32に中心軸Ac周りの外力を付与する(図3を参照)。これにより、内歯部材30を中心軸Ac周りに、且つ第一ねじ締結工程とは反対方向に回転させる。そうすると、雌ねじ部11、雄ねじ部31、および止めねじ70の固定用雄ねじ部71に軸力が発生し、当該軸力によって、第二次的に雌ねじ部11に対する雄ねじ部31の緩みを防止する(S13)。
ハウジング10の内周側に内歯部材30が固定された後に、入力部材20、2つの遊星歯車40およびキャリア50からなる組立体を、内歯部材30の内周側に配置する。さらに、第二キャリア軸受92を内歯部材30と第二キャリア部材52との間に配置して、キャリア50が第一キャリア軸受91および第二キャリア軸受92に回転可能に支持された状態に組み付ける(S14)。
最後に、予圧付与工程において、止めねじ70に予圧リング80をねじ締結して第一キャリア軸受91および第二キャリア軸受92に予圧を付与する(S15)。より詳細には、止めねじ70の予圧用雌ねじ部72に予圧リング80の予圧用雄ねじ部81を、所定の締め付けトルクをもってねじ締結する。これにより、第二キャリア軸受92の外輪92aが予圧リング80に中心軸Ac方向に押し付けられる。
そうすると、第一キャリア軸受91および第二キャリア軸受92の外輪91a,92aと内輪91b,92bには、図4の太矢印で示すように、対向する方向の荷重が加えられる。これにより、第一キャリア軸受91および第二キャリア軸受92には、上記の締め付けトルクに応じた予圧が付与される(S15)。
<実施形態の変形態様>
実施形態において、減速装置1は、遊星歯車40の周囲(歯先円に相当)の内側に中心軸Acが位置し、カム部21により遊星歯車40を偏心させた状態で支持する揺動型の遊星歯車機構を採用した。これに対して、変速装置1は、遊星歯車の周囲の外側に中心軸Acが位置し、キャリア軸を中心として遊星歯車を自転可能に支持する遊星歯車機構を採用してもよい。このような構成においても、実施形態と同様に、ハウジング10とは別部材の内歯部材30をねじ締結し、止めねじを用いて締結部の緩みを防止する構成を遊星歯車機構に適用することができる。
実施形態において、減速装置1は、遊星歯車40の周囲(歯先円に相当)の内側に中心軸Acが位置し、カム部21により遊星歯車40を偏心させた状態で支持する揺動型の遊星歯車機構を採用した。これに対して、変速装置1は、遊星歯車の周囲の外側に中心軸Acが位置し、キャリア軸を中心として遊星歯車を自転可能に支持する遊星歯車機構を採用してもよい。このような構成においても、実施形態と同様に、ハウジング10とは別部材の内歯部材30をねじ締結し、止めねじを用いて締結部の緩みを防止する構成を遊星歯車機構に適用することができる。
<実施形態および変形態様の構成による効果>
実施形態および変形態様において、減速装置1は、円筒状の内周面に雌ねじ部11を有するハウジング10と、ハウジング10の内周側に配置され、円筒状の外周面に形成され雌ねじ部11とねじ締結される雄ねじ部31と、内周面に形成された内歯歯車32と、を有する内歯部材30と、内歯部材30の中心軸Ac方向一側に配置され、内歯部材30に接触する位置まで雌ねじ部11にねじ締結され、雌ねじ部11に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部11に対する雄ねじ部31の緩みを防止する止めねじ70と、を備える。
実施形態および変形態様において、減速装置1は、円筒状の内周面に雌ねじ部11を有するハウジング10と、ハウジング10の内周側に配置され、円筒状の外周面に形成され雌ねじ部11とねじ締結される雄ねじ部31と、内周面に形成された内歯歯車32と、を有する内歯部材30と、内歯部材30の中心軸Ac方向一側に配置され、内歯部材30に接触する位置まで雌ねじ部11にねじ締結され、雌ねじ部11に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部11に対する雄ねじ部31の緩みを防止する止めねじ70と、を備える。
このような構成によると、減速装置1は、組み付け工程において内歯部材30がハウジング10にねじ締結により固定される。これにより、内歯部材30をハウジング10に直接的に固定することができる。よって、上記の構成は、回り止めピンや固定用ボルトを用いた回り止め機構と比較して、別部材からなる内歯部材30をハウジング10に好適に固定しつつ、周り止めピンの廃止や位相合わせの廃止によりコスト低減できる。
さらに、ハウジング10の雌ねじ部11は、止めねじ70のねじ締結により軸力を発生させて、必要な締め付けトルクをもって内歯部材30を固定する。ハウジング10の雌ねじ部11および内歯部材30の雄ねじ部31は、各部に発生する軸力により摩擦抵抗が大きくなり、雄ねじ部31の緩みが防止される。これにより、遊星歯車機構の各要素の位置が好適に維持される。
さらに、ハウジング10の雌ねじ部11は、止めねじ70のねじ締結により軸力を発生させて、必要な締め付けトルクをもって内歯部材30を固定する。ハウジング10の雌ねじ部11および内歯部材30の雄ねじ部31は、各部に発生する軸力により摩擦抵抗が大きくなり、雄ねじ部31の緩みが防止される。これにより、遊星歯車機構の各要素の位置が好適に維持される。
また、実施形態および変形態様において、内歯部材30の雄ねじ部31は、内歯部材30の外周面のうち中心軸Ac方向の止めねじ70側の端部に形成される。
このような構成によると、中心軸Ac方向において内歯部材30と止めねじ70がハウジング10の雌ねじ部11にそれぞれねじ締結される部位が接近する。これにより、内歯部材30と止めねじ70の接触に伴って、ハウジング10の雌ねじ部11と内歯部材30の雄ねじ部31に確実に軸力を発生させることができるため、ねじ部の緩みを防止できる。
このような構成によると、中心軸Ac方向において内歯部材30と止めねじ70がハウジング10の雌ねじ部11にそれぞれねじ締結される部位が接近する。これにより、内歯部材30と止めねじ70の接触に伴って、ハウジング10の雌ねじ部11と内歯部材30の雄ねじ部31に確実に軸力を発生させることができるため、ねじ部の緩みを防止できる。
また、実施形態および変形態様において、ハウジング10の内周面および内歯部材30の外周面は、雌ねじ部11に雄ねじ部31がねじ締結される部位とは異なる中心軸Ac方向の部位においてインロー嵌合される。
このような構成によると、ハウジング10の内周側に内歯部材30が組み付けられる際に、一部がインロー嵌合することによってハウジング10に対して内歯部材30が芯出しされる。これにより、雌ねじ部11と雄ねじ部31のねじ締結の作業性を向上できるとともに、ハウジング10に対する内歯部材30の位置を好適に維持できる。
このような構成によると、ハウジング10の内周側に内歯部材30が組み付けられる際に、一部がインロー嵌合することによってハウジング10に対して内歯部材30が芯出しされる。これにより、雌ねじ部11と雄ねじ部31のねじ締結の作業性を向上できるとともに、ハウジング10に対する内歯部材30の位置を好適に維持できる。
また、実施形態および変形態様において、減速装置1は、内歯部材30の内歯歯車32と噛合する遊星歯車40と、遊星歯車40を回転可能に支持するキャリア50と、キャリア50を中心軸Ac周りに回転可能に支持する一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)と、をさらに備える。遊星歯車40、キャリア50、および一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)は、内歯部材30を介してハウジング10により支持される。
このような構成によると、遊星歯車機構の内歯歯車32は、ハウジング10とは別部材の内歯部材30により構成される。また、キャリア50は、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)により内歯部材30を介してハウジング10に対して回転可能に支持される。そのため、ハウジング10の内周側には、ハウジング10の雌ねじ部11にねじ締結により固定される遊星歯車機構の組立体を、要求される仕様に応じて適宜構成することができる。また、当該遊星歯車機構の組立体を止めねじ70によりハウジング10に確実に固定できるのでハウジング10を、仕様の異なる遊星歯車機構の組立体に使用することができる。これにより、ハウジング10を共通化できる。
また、実施形態および変形態様において、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)は、内歯部材30に支持される外輪91a,92aと、外輪91a,92aの内周側に配置される内輪91b,92bと、外輪91a,92aと内輪91b,92bとの間に配置される複数の転動体91c,92cと、をそれぞれ有する。止めねじ70の内周面には、第二雌ねじ部(予圧用雌ねじ部72)が形成される。減速装置1は、止めねじ70の内周側に配置され、外周面に第二雌ねじ部(予圧用雌ねじ部72)とねじ締結される第二雄ねじ部(予圧用雄ねじ部81)を有する環状部材(予圧リング80)をさらに備える。
減速装置1は、第二雄ねじ部(予圧用雄ねじ部81)が第二雌ねじ部(予圧用雌ねじ部72)にねじ締結されて、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)の一方の外輪92aに環状部材(予圧リング80)が中心軸Ac方向に押し付けられることにより、キャリア50を支持する一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)に予圧が付与される。
減速装置1は、第二雄ねじ部(予圧用雄ねじ部81)が第二雌ねじ部(予圧用雌ねじ部72)にねじ締結されて、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)の一方の外輪92aに環状部材(予圧リング80)が中心軸Ac方向に押し付けられることにより、キャリア50を支持する一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)に予圧が付与される。
このような構成によると、環状部材(予圧リング80)が止めねじ70にねじ締結されることによって、キャリア50を支持する一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)に予圧がそれぞれ付与される。これにより、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)がガタ詰めされるので、回転軸の振動を抑制できる。また、一対の軸受(第一キャリア軸受91、第二キャリア軸受92)に予圧を付与する環状部材(予圧リング80)は、止めねじ70に対してねじ締結により固定される。これにより、止めねじ70と環状部材(予圧リング80)の締結状態によって付与する予圧を適宜調整することが可能となる。
また、実施形態および変形態様において、減速装置1の製造方法は、円筒状の内周面に雌ねじ部11を有するハウジング10の内周側に内歯部材30を配置し、当該内歯部材30の円筒状の外周面に形成された雄ねじ部31を雌ねじ部11の一部とねじ締結する第一ねじ締結工程(S11)と、内歯部材30に接触する中心軸Ac方向の位置まで止めねじ70をねじ締結して、雌ねじ部11に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部11に対する雄ねじ部31の緩みを防止する第二ねじ締結工程(S12)と、を備える。
このような構成によると、減速装置1は、組み付け工程において内歯部材30をハウジング10にねじ締結により固定される。これにより、内歯部材30をハウジング10に直接的に固定することができる。よって、上記の構成は、回り止めピンや固定用ボルトを用いた回り止め機構と比較して、別部材からなる内歯部材30をハウジング10に好適に固定しつつ、部品点数を削減できる。
さらに、ハウジング10の雌ねじ部11は、止めねじ70のねじ締結により軸力を発生させて、必要な締め付けトルクをもって内歯部材30を固定する。ハウジング10の雌ねじ部11および内歯部材30の雄ねじ部31は、各部に発生する軸力により摩擦抵抗が大きくなり、雄ねじ部31の緩みが防止される。これにより、遊星歯車機構の各要素の位置が好適に維持される。
さらに、ハウジング10の雌ねじ部11は、止めねじ70のねじ締結により軸力を発生させて、必要な締め付けトルクをもって内歯部材30を固定する。ハウジング10の雌ねじ部11および内歯部材30の雄ねじ部31は、各部に発生する軸力により摩擦抵抗が大きくなり、雄ねじ部31の緩みが防止される。これにより、遊星歯車機構の各要素の位置が好適に維持される。
また、実施形態および変形態様において、減速装置1の製造方法は、第二ねじ締結工程(S12)の後に、内歯部材30の内周面に形成された内歯歯車32に固定用治具120を噛合させた状態で当該内歯歯車32に中心軸Ac周りの外力を付与することにより、内歯部材30を第一ねじ締結工程(S11)とは反対方向に回転させて、雌ねじ部11に対する雄ねじ部31および止めねじ70の緩みを防止する第三ねじ締結工程(S13)をさらに備える。
このような構成によると、第三ねじ締結工程(S13)によって、雄ねじ部31が雌ねじ部11に好適にねじ締結され、ハウジング10、内歯部材30、および止めねじ70の相互作用によって雌ねじ部11に軸力が発生する。これにより、各部材のねじ締結の緩みを確実に防止することができる。
1:減速装置、 10:ハウジング、 11:雌ねじ部、 30:内歯部材、 31:雄ねじ部、 32:内歯歯車、 40:遊星歯車、 50:キャリア、 70:止めねじ、 72:予圧用雌ねじ部(第二雌ねじ部)、 80:予圧リング(環状部材)、 81:予圧用雄ねじ部(第二雄ねじ部)、 91:第一キャリア軸受、 92:第二キャリア軸受、 91a,92a:外輪、 92a,92b:内輪、 93a,93b:転動体、 120:固定用治具、 Ac:中心軸、 As:支持軸線、 D:キャリア部材同士の間隔、 L1:第一雄ねじ部の軸方向長さ、 L2:雌ねじ部の軸方向長さ
Claims (7)
- 円筒状の内周面に雌ねじ部を有するハウジングと、
前記ハウジングの内周側に配置され、円筒状の外周面に形成され前記雌ねじ部とねじ締結される雄ねじ部と、内周面に形成された内歯歯車と、を有する内歯部材と、
当該内歯部材の中心軸方向一側に配置され、前記内歯部材に接触する位置まで前記雌ねじ部にねじ締結され、前記雌ねじ部に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部に対する前記雄ねじ部の緩みを防止する止めねじと、
を備える減速装置。 - 前記内歯部材の前記雄ねじ部は、前記内歯部材の外周面のうち前記中心軸方向の前記止めねじ側の端部に形成される、請求項1に記載の減速装置。
- 前記ハウジングの前記内周面および前記内歯部材の前記外周面は、前記雌ねじ部に前記雄ねじ部がねじ締結される部位とは異なる前記中心軸方向の部位においてインロー嵌合される、請求項1または2に記載の減速装置。
- 前記減速装置は、
前記内歯部材の前記内歯歯車と噛合する遊星歯車と、
当該遊星歯車を回転可能に支持するキャリアと、
当該キャリアを前記中心軸周りに回転可能に支持する一対の軸受と、をさらに備え、
前記遊星歯車、前記キャリア、および前記一対の軸受は、内歯部材を介してハウジングにより支持される請求項1−3の何れか一項に記載の減速装置。 - 前記一対の軸受は、前記内歯部材に支持される外輪と、前記外輪の内周側に配置される内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置される複数の転動体と、をそれぞれ有し、
前記止めねじの内周面には、第二雌ねじ部が形成され、
前記減速装置は、前記止めねじの内周側に配置され、外周面に前記第二雌ねじ部とねじ締結される第二雄ねじ部を有する環状部材をさらに備え、
前記第二雄ねじ部が前記第二雌ねじ部にねじ締結されて、前記一対の軸受の一方の前記外輪に前記環状部材が前記中心軸方向に押し付けられることにより、前記キャリアを支持する前記一対の軸受に予圧が付与される、請求項4に記載の減速装置。 - 円筒状の内周面に雌ねじ部を有するハウジングの内周側に内歯部材を配置し、当該内歯部材の円筒状の外周面に形成された雄ねじ部を前記雌ねじ部の一部とねじ締結する第一ねじ締結工程と、
前記内歯部材に接触する中心軸方向の位置まで止めねじをねじ締結して、前記雌ねじ部に軸力を発生させることによって、当該雌ねじ部に対する前記雄ねじ部の緩みを防止する第二ねじ締結工程と、
を備える減速装置の製造方法。 - 前記第二ねじ締結工程の後に、前記内歯部材の内周面に形成された内歯歯車に固定用治具を噛合させた状態で当該内歯歯車に中心軸周りの外力を付与することにより、前記内歯部材を前記第一ねじ締結工程とは反対方向に回転させて、前記雌ねじ部に対する前記雄ねじ部および前記止めねじの緩みを防止する第三ねじ締結工程をさらに備える、請求項6に記載の減速装置の製造方法。
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JP2015094965A JP2016211643A (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 減速装置および減速装置の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112703336A (zh) * | 2019-08-22 | 2021-04-23 | 祐林机械株式会社 | 具备润滑装置的摆线式减速器 |
JP2021067305A (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-30 | 住友重機械工業株式会社 | 偏心揺動型減速装置 |
-
2015
- 2015-05-07 JP JP2015094965A patent/JP2016211643A/ja active Pending
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