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JP2016203185A - ビードコア成形装置およびビードコア成形方法 - Google Patents

ビードコア成形装置およびビードコア成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビードコアの成形に際して、単線ビードの巻き崩れが発生することを十分に抑制して、生産性の低下を招くことがないビードコア成形装置およびビードコア成形方法を提供する。
【解決手段】所定のテーパー角で傾斜した底面を有する溝部が外周面に形成されたビードフォーマーと、ビードフォーマーを回転させる回転軸と、ビードフォーマーに単線ビードを供給する単線ビード供給部とを備え、単線ビードを溝部の底面上に巻き重ねることによりビードコアを成形するビードコア成形装置であって、巻き重ね前の単線ビードに対してスパイラル状のクセ付けを施すクセ付け機構が設けられており、クセ付け機構を用いて巻き重ね前の単線ビードに対してスパイラル状のクセを施した後、ビードフォーマーへ単線ビードを巻き重ねるように構成されていることを特徴とするビードコア成形装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤのビードコアを成形するビードコア成形装置およびビードコア成形方法に関する。
一般に、空気入りタイヤのビード部には、リムにタイヤを嵌合させるために、ビードワイヤー(金属線)にコーティングゴムを付着させた単線ビードを巻き重ねて円環状に形成されたビードコアが埋設されている。そして、このビードコアは、製造方法と耐久性を配慮し、単線ビードを幅方向及び縦方向に複数列、複数段巻き重ねることにより、断面六角形状の構造に形成されている(例えば、特許文献1)。
図5は、従来のビードコア成形装置を模式的に示す図である。図5に示すように、ビードコア成形装置は、水平方向に伸びる回転軸cと、回転軸cに対して直角方向に取り付けられた円盤状のビードフォーマーbと、単線ビード繰り出し部dから単線ビードWを繰り出してビードフォーマーbに供給する単線ビード供給部を備えている。このビードフォーマーbの外周面aは、先端に向けて径が小さくなるように所定のテーパー角θ1で傾斜しており、溝部が形成されている。
図6はビードフォーマーの外周面に形成された溝部の拡大断面図であり、ビードフォーマーb(図5参照)の外周面には、外周面と同じテーパー角θ1で傾斜する底面e1を有する溝部eが形成されており、底面e1の両側に壁面e2、e3が設けられている。そして、溝部の底面e1に単線ビードWが供給され、複数列、複数段巻き重ねることによりビードコアが成形される。
特開2013―78902号公報
しかしながら、上記した従来のビードコア成形方法の場合、単線ビードを巻き重ねる際に巻き崩れが生じることがあった。このように単線ビードの巻き崩れが生じたビードコアは製品タイヤの耐久性能を低下させる恐れがあるため、生産ラインを止めて手直しすることが必要になり、生産性の低下を招く要因ともなっていた。
そこで、本発明は、ビードコアの成形に際して、単線ビードの巻き崩れが発生することを十分に抑制して、生産性の低下を招くことがないビードコア成形装置およびビードコア成形方法を提供することを課題とする。
本発明者は、上記の課題を解決するため鋭意検討を行った結果、以下に記載する発明により上記の課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
請求項1に記載の発明は、
所定のテーパー角で傾斜した底面を有する溝部が外周面に形成されたビードフォーマーと、前記ビードフォーマーを回転させる回転軸と、前記ビードフォーマーに単線ビードを供給する単線ビード供給部とを備え、前記単線ビードを前記溝部の底面上に巻き重ねることによりビードコアを成形するビードコア成形装置であって、
巻き重ね前の前記単線ビードに対してスパイラル状のクセ付けを施すクセ付け機構が設けられており、
前記クセ付け機構を用いて巻き重ね前の前記単線ビードに対してスパイラル状のクセを施した後、前記ビードフォーマーへ前記単線ビードを巻き重ねるように構成されていることを特徴とするビードコア成形装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記クセ付け機構が、
前記単線ビードに対して、前記ビードフォーマーの厚み方向と同じ方向のクセを施す第1のクセ付けローラーと、
前記単線ビードに対して、前記ビードフォーマーの巻き重ね方向と同じ方向のクセを施す第2のクセ付けローラーとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のビードコア成形装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記回転軸に対する前記溝部の底面のテーパー角が20±5°の範囲内であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のビードコア成形装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記クセ付け機構の上流側に、前記単線ビードに真直加工を施す真直ローラーが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のビードコア成形装置である。
請求項5に記載の発明は、
所定のテーパー角で傾斜した底面を有する溝部が外周面に形成されたビードフォーマーと、前記ビードフォーマーを回転させる回転軸と、前記ビードフォーマーに単線ビードを供給する単線ビード供給部とを備えたビードコア成形装置を用いて、前記単線ビードを前記溝部の底面上に巻き重ねることによりビードコアを成形するビードコア成形方法であって、
前記単線ビードに対してスパイラル状のクセを施した後、前記ビードフォーマーへ前記単線ビードを巻き重ねることを特徴とするビードコア成形方法である。
請求項6に記載の発明は、
前記単線ビードとして直径4mm以下のゴム付きワイヤーを用いることを特徴とする請求項5に記載のビードコア成形方法である。
本発明によれば、ビードコアの成形に際して、単線ビードの巻き崩れが発生することを十分に抑制して、生産性の低下を招くことがないビードコア成形装置およびビードコア成形方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るビードコア成形装置を示す図である。 図2(a)は図1中の横クセ付けローラー(第1のクセ付けローラー)の平面図、(b)は横クセ付けローラーおよび縦クセ付けローラー(第2のクセ付けローラー)の側面図である。 横クセ付けローラーの動作を説明する図である。 スパイラル状のクセが施された単線ビードの巻き重ねを説明する図である。 ビードコア成形装置を模式的に示す図である。 ビードフォーマーの外周面に形成された溝部の拡大断面図である。 従来のビードコア成形装置によるビードコアの成形過程を示す図である。 従来のビードコア成形装置によるビードコアの成形過程を示す図である。 単線ビードの巻き崩れが生じたビードコアの断面の拡大写真である。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。
1.本発明に至る経緯
本発明者は、本発明に先立って、従来のビードコア成形装置を用いた場合、何故に、単線ビードの巻き崩れが生じるのか、その原因について検討を行い、以下の知見を得た。
図7は従来のビードコア成形装置によるビードコアの成形過程を示す図である。なお、図7においては、溝部の底面e1のテーパー角θ1を20°、単線ビードWの径を1.8mmφとしている。
単線ビードWは、最初に、溝部の最低位置e4を出発点として、傾斜した底面e1を上るように順次巻き重ねられていく。このとき、巻き付けられる単線ビードWは隣接する1本前の単線ビードWの上方に巻き付けられるため、1.8mmピッチで正確に巻き重ねることができる。
順次巻き重ねられて溝部の壁面e2(図6参照)に到達した単線ビードWは、折り返して溝部の底面e1を下るように、他方の壁面e3に向けて順次巻き重ねられていく。このとき、単線ビードWは、隣接する1本前の単線ビードWよりも下方に巻き付けられる必要があるが、図7に示すように単線ビードWがビードフォーマーの回転軸に対して垂直上方向から供給されるため、単線ビードWの表面に被覆されているコーティングゴムの粘着性により引っ掛かりが生じることがあり、このような引っ掛かりが生じた状態のまま巻き重ねを継続すると、手前の単線ビードWに乗り上げてしまい、隣り合う単線ビードW同士が上下に部分的に重なってしまう。
一旦、このような単線ビードWの乗り上げが発生してしまうと、図8に示すように、次に巻き付けられる単線ビードWにも乗り上げが発生しやすくなり、単線ビードWの乗り上げが連鎖的に生じて、最終的に、図9に示すように、単線ビードWの巻き崩れが生じたビードコアが成形される。
このように、従来のビードコアの成形においては、単線ビードWを垂直上方向から供給しながら、傾斜した溝部の底面e1を上り下りするように巻き重ねていたため、溝部の底面e1を下って単線ビードWを巻き付ける際に、隣接する1本前の単線ビードWとの間で上下関係が生じて巻き崩れの発生を招いていた。
そして、単線ビードの巻き崩れは、テーパー角が大きくなるに従って発生し易く、特に、上記した20°のテーパー角よりも大きなテーパー角の場合、巻き崩れが発生しないように単線ビードを巻き重ねることが難しかった。
2.本発明の概要
本発明者は、上記の知見に基づいて、単線ビードWをビードフォーマーへ供給する際、単線ビードの供給方向を、従来のようなビードフォーマーの回転軸の垂直上方向から斜め上方向に変更することができれば、溝部の底面を下るように単線ビードWを巻き重ねる際に生じる単線ビードの乗り上げを防止できると考えた。
そして、予め、巻き重ね前の単線ビードWに対してスパイラル状のクセ付けが施されていれば、ビードフォーマーの回転軸の斜め上方向から単線ビードを供給することができ、単線ビードの巻き重ねに際して単線ビードの乗り上げを生じさせることなく、巻き崩れの発生が防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。
そして、このようなスパイラル状のクセ付けを施す具体的な方法として、単線ビードWにビードフォーマーの厚み方向と同じ方向のクセ(横クセ)およびビードフォーマーの巻き重ね方向と同じ方向のクセ(縦クセ)を施すことを考え、実験の結果、容易にスパイラル状のクセ付けを施すことができること確認した。
3.本実施の形態に係るビードコア成形装置
上記した本発明を実施の形態に基づいて具体的に説明する。図1は本実施の形態に係るビードコア成形装置を示す図であり、図2(a)は図1中の横クセ付けローラー(第1のクセ付けローラー)の平面図、(b)は横クセ付けローラーおよび縦クセ付けローラー(第2のクセ付けローラー)の側面図である。また、図3は横クセ付けローラーの動作を説明する図である。
本実施の形態に係るビードコア成形装置は、従来のビードコア成形装置と同様に、図5に示すような所定のテーパー角θ1で傾斜した外周面aを有するビードフォーマーbと、ビードフォーマーbを回転させる回転軸cと、単線ビード繰り出し部dから単線ビードWを繰り出してビードフォーマーbに供給する単線ビード供給部とを備えており、ビードフォーマーbの外周面aと同じテーパー角θ1で傾斜した底面e1を有する溝部eがビードフォーマーbの外周面aに形成されている(図6参照)。なお、図1中の符号5は供給された単線ビードWをビードフォーマーbに押さえ付けるための押えローラーである。
しかし、本実施の形態に係るビードコア成形装置は、巻き重ね前の単線ビードWに対してスパイラル状のクセ付けを施すクセ付け機構が設けられている点で従来のビードコア成形装置と異なる。
具体的には、本実施の形態におけるクセ付け機構は、図1および図2に示すように、単線ビードWに対してビードフォーマーbの厚み方向と同じ方向(横方向)のクセ付け(第1のクセ付け)を施す横クセ付けローラー6(第1のクセ付けローラー)と、単線ビードWに対してビードフォーマーbの巻き重ね方向と同じ方向(縦方向)のクセ付け(第2のクセ付け)を施す縦クセ付けローラー4(第2のクセ付けローラー)とから構成されている。
以下、本実施の形態に係るビードコア成形装置において、単線ビードWへのクセ付けのために用いられる各ローラーについて説明する。なお、本実施の形態では、上記した横クセ付けローラー6、縦クセ付けローラー4に加えて真直ローラー7が設けられている。
(1)真直ローラー
図2(a)に示すように、本実施の形態に係るビードコア成形装置では、上記した横クセ付けローラー6に単線ビードWを供給する前に、複数のローラー7aが千鳥状に配置された真直ローラー7に単線ビードWを通過させることにより予め単線ビードWに真直加工を施す。これにより、後述の横クセ付けローラー6、縦クセ付けローラー4によるクセ付けをより適切に行うことができる。
(2)横クセ付けローラー(第1のクセ付けローラー)
図2および図3に示すように、横クセ付けローラー6には、一対のガイドローラー6aが二組取り付けられており、この二組のガイドローラー6aの間に、スライド溝6dが設けられている。このスライド溝6dには一対のスライドローラー6bが摺動自在に取り付けられている。
また、本実施の形態の一対のスライドローラー6bは、単線ビードWが上記した真直ローラー7やガイドローラー6aを通過する位置である単線ビード流れ基準位置を0mmとした場合に±15mmの範囲内でスライド位置を調整した後に固定することができるように構成されている。
図3(b)に示すように、この横クセ付けローラー6では、スライドローラー6bのスライド位置をビードフォーマーbのテーパー角θ1に応じて調整して固定し、一対のガイドローラー6a間と、一対のスライドローラー6b間に単線ビードWを通過させることにより、単線ビードWにビードフォーマーbの厚み方向と同じ方向のクセ付けを施すことができる。
具体的な一例として、直径1.8mmの単線ビードWを、テーパー角θ1が20°のビードフォーマーbに巻き重ねる場合には、スライドローラー6bを、外周面が傾斜したビードフォーマーbの厚み方向におけるビードフォーマーbの円周が短い方向に、10mm分スライドさせた状態で固定してクセ付けを行う。
なお、単線ビードWとしては直径4mm以下のゴム付きワイヤーが好ましい。この場合、容易に単線ビードWにクセを施すことができる。
(3)縦クセ付けローラー(第2のクセ付けローラー)
図2(b)に示すように、縦クセ付けローラー4は、円筒状の1つのローラーであり、押さえ部材4aが併設されている。押さえ部材4aにより単線ビードWを押さえながら縦クセ付けローラー4の外周面を沿うように搬送させることにより、ビードフォーマーbに巻き重ねる方向と同じ方向のクセ付けを施すことができる。
4.本実施の形態に係るビードコア成形装置の動作
次に、図5に示すような所定のテーパー角θ1で外周面aが傾斜したビードフォーマーbに単線ビードWを巻き重ねる際のビードコア成形装置の動作を具体的に説明する。
先ず、スライドローラー6bを、ビードフォーマーの厚み方向と同じ方向、具体的には、外周面が所定のテーパー角θ1で傾斜したビードフォーマーbの円周が短い方向に向かってスライドさせた状態で固定して単線ビードWを通過させる。これにより、単線ビードWに、ビードフォーマーbの円周が長い方向に向けて湾曲する横方向のクセが施される。
次に、横方向のクセが施された単線ビードWを、縦クセ付けローラー4に供給して、縦方向のクセを施す。これにより、横方向のクセと縦方向のクセが合成されて、単線ビードWに対してスパイラル状のクセが施される。
そして、上記したようなスパイラル状のクセが施された単線ビードWをビードフォーマーbの溝部eに供給して巻き重ねる。図4はスパイラル状のクセが施された単線ビードの巻き重ねを説明する図である。
本実施の形態においては、単線ビードWにビードフォーマーbの円周が長い方向に向けて湾曲する横方向のクセが施されているため、単線ビードWが、図7に示す従来の方法のように垂直上方向から供給されるのではなく、図4に示すように斜め上方向から供給される。
この場合、図4中の偶数段のように下りながら単線ビードWを巻き重ねるに際して、斜め上方向から供給された単線ビードWが、隣接する一本手前の単線ビードWの下へ入り込むように巻き重ねられるため、単線ビードWの乗り上げの発生を適切に抑制することができる。
この結果、単線ビードWの乗り上げによって生じる大幅な巻き崩れの発生を十分に抑制して、全体的に隙間が小さく安定したビードを成形することができる。このため、成形後のビードの手直しが生じる頻度を従来よりも低減させて、生産性の低下を適切に防止することができる。
なお、本実施の形態のように斜め上方向から単線ビードWが供給される場合、図4中の奇数段のように、溝部eの底面e1を登りながら単線ビードWの巻き重ねる場合に単線ビードW間に若干の隙間が生じる可能性があるが、実質的に単線ビードWの巻き重ねに影響を与える隙間にはならない。
また、本実施の形態に係るビードコアの成形装置は、回転軸cに対する溝部eの底面e1のテーパー角θ1が20±5°の範囲内であるビードフォーマーbに特に好ましく用いることができる。このようなテーパー角θ1を有するビードフォーマーbを用いる場合、従来の技術では巻き崩れを抑制することが困難であったが、本実施の形態によれば、巻き崩れを適切に抑制することができるため、本発明の効果をより顕著に発揮させることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
4 縦クセ付けローラー
4a 押さえ部材
5 押えローラー
6 横クセ付けローラー
6a ガイドローラー
6b スライドローラー
6d スライド溝
7 真直ローラー
7a ローラー
a 外周面
b ビードフォーマー
c 回転軸
d 単線ビード繰り出し部
e 溝部
e1 溝部の底面
e2、e3 溝部の壁面
e4 溝部の最低位置
W 単線ビード
θ1 テーパー角

Claims (6)

  1. 所定のテーパー角で傾斜した底面を有する溝部が外周面に形成されたビードフォーマーと、前記ビードフォーマーを回転させる回転軸と、前記ビードフォーマーに単線ビードを供給する単線ビード供給部とを備え、前記単線ビードを前記溝部の底面上に巻き重ねることによりビードコアを成形するビードコア成形装置であって、
    巻き重ね前の前記単線ビードに対してスパイラル状のクセ付けを施すクセ付け機構が設けられており、
    前記クセ付け機構を用いて巻き重ね前の前記単線ビードに対してスパイラル状のクセを施した後、前記ビードフォーマーへ前記単線ビードを巻き重ねるように構成されていることを特徴とするビードコア成形装置。
  2. 前記クセ付け機構が、
    前記単線ビードに対して、前記ビードフォーマーの厚み方向と同じ方向のクセを施す第1のクセ付けローラーと、
    前記単線ビードに対して、前記ビードフォーマーの巻き重ね方向と同じ方向のクセを施す第2のクセ付けローラーとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のビードコア成形装置。
  3. 前記回転軸に対する前記溝部の底面のテーパー角が20±5°の範囲内であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のビードコア成形装置。
  4. 前記クセ付け機構の上流側に、前記単線ビードに真直加工を施す真直ローラーが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のビードコア成形装置。
  5. 所定のテーパー角で傾斜した底面を有する溝部が外周面に形成されたビードフォーマーと、前記ビードフォーマーを回転させる回転軸と、前記ビードフォーマーに単線ビードを供給する単線ビード供給部とを備えたビードコア成形装置を用いて、前記単線ビードを前記溝部の底面上に巻き重ねることによりビードコアを成形するビードコア成形方法であって、
    前記単線ビードに対してスパイラル状のクセを施した後、前記ビードフォーマーへ前記単線ビードを巻き重ねることを特徴とするビードコア成形方法。
  6. 前記単線ビードとして直径4mm以下のゴム付きワイヤーを用いることを特徴とする請求項5に記載のビードコア成形方法。
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