JP2016186717A - 文字変換装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが予測変換候補の語句の選択を誤った場合でも、誤って確定された語句の文字列を速やかに修正できるようにしてユーザビリティーの向上を図る技術を提供する。【解決手段】文字変換装置は、入力枠に入力された一部の文字に基づき、その後に入力枠に入力される文字列を予測して予測変換候補のリスト301として入力枠の下側位置に表示する機能を備え、リスト301の1つが選択された場合に、選択された予測変換候補の文字列を入力枠に表示し、予測変換候補の文字列が入力枠に表示された後に、文字列の文字を後方から削除するための削除キーが操作された場合に、記文字列の後方から複数の文字を一括して削除する。【選択図】図3
Description
本発明は、例えばスマートフォン等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等のアプリケーションやブラウザに対して効率的な文字入力を可能にする文字変換技術に関する。
文字入力機能を備えた装置において、文字列の予測変換機能がある。予測変換機能は、ユーザが入力した一部の文字を頼りに、その後入力されると思われる語句を予測しリストとしてユーザに提示する機能である。この予測変換機能により、ユーザは、一部の文字を入力するだけで、予測された語句のリストを得ることができる。そして、リストに希望する語句が存在すれば、残りの文字入力をしなくとも、リストから1つの語句を選択する操作をするだけで語句を確定することができる(特許文献1)。
ところで、予測変換のリストから1つの語句を選択する場合に、ユーザが誤操作をして誤った語句が選択され、確定した語句として表示される場合がある。このとき、ユーザは、語句を構成する複数の文字のうち、不要な文字の分だけバックスペースキー(BSキー)で消去する操作や新たに文字を入力する操作をする必要がある。
例として、「とうきょう」と入力し、「東京タワー」、「東京ビッグサイト」と予測変換リストが表示された場合を考える。ユーザは、「東京タワー」を選択したかったのだが、操作ミスにより「東京ビッグサイト」を選択した。「東京ビッグサイト」から「東京タワー」に修正するためには、「ビッグサイト」の6文字を消去し、代わりに「タワー」を入力する必要がある。このとき、「ビッグサイト」の6文字を消去する際にBSキーを6回操作する必要があり、その手間がユーザビリティーを損ねる。
そこで、本発明は、ユーザが予測変換候補の語句の選択を誤った場合でも、誤って確定された語句の文字列を速やかに修正できるようにして、ユーザビリティーの向上を図る技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、入力枠に入力された一部の文字に基づき、その後に前記入力枠に入力される文字列を予測して予測変換候補のリストとして前記入力枠と異なる位置に表示する機能を備える文字変換装置であって、前記入力枠と異なる位置に表示された前記予測変換候補のリストの1つが選択された場合に、選択された前記予測変換候補の文字列を前記入力枠に表示する表示手段と、前記表示手段により前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記文字列の文字を後方から削除するための削除キーが操作された場合に、前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除する削除手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、入力枠に入力された一部の文字に基づき、その後に前記入力枠に入力される文字列を予測して予測変換候補のリストとして前記入力枠と異なる位置に表示する機能を備える文字変換装置であって、前記表示された前記予測変換候補のリストの1つが選択された場合に、選択された前記予測変換候補の文字列を前記入力枠に表示する表示手段と、前記文字変換装置の振動を検出する検出手段と、前記検出手段による前記振動の検出結果が閾値以上か否かを判断する判断手段と、前記表示手段により前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記文字列の文字を後方から削除するための削除キーが操作された場合に、前記削除キーが操作されるごとに前記文字列の後方から1文字ずつ削除し、前記表示手段により前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記判断手段により前記検出手段による前記振動の検出結果が閾値以上と判断された場合に、前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除する削除手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが予測変換候補の語句の選択を誤った場合でも、誤って確定された語句の文字列を速やかに修正できるようにして、ユーザビリティーの向上を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である文字変換装置のシステム構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態では、文字変換装置としてスマートフォンを例示するが、これに限定されない。
図1は、本発明の第1の実施形態である文字変換装置のシステム構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態では、文字変換装置としてスマートフォンを例示するが、これに限定されない。
図1に示すように、本実施形態の文字変換装置10は、制御部100、メモリ101、タッチパネル102、通信部103、及び振動センサ部104を有し、タッチパネル102を介したユーザからの文字入力を受けて動作し、入力された文字を画面に表示する。
制御部100は、タッチパネル102を介してユーザが入力した一部の文字に基づき、その後に入力されると思われる語句を予測してリストとしてユーザに提示する予測変換機能を有する。また、制御部100は、タッチパネル102に表示するための画面を生成する機能を有する他に、表示画面中の枠線を描画するグラフィックス処理も行う。更に、制御部100は、文字を入力するための入力窓、キーボード画像、及びユーザによる入力文字を画像として合成し、合成した画像をメモリ101に格納する。
制御部100は、メモリ101にプログラムやデータを一時的に展開して装置全体の制御を行う。タッチパネル102に表示される画面は、制御部100がメモリ101に構築する。メモリ101には、タッチパネル102の画面表示に使用する例えばボタン画像や文字データ等が格納されている。また、メモリ101には、制御部100による文字の予測変換に使用される辞書データや予測変換の際に使用される予測変換辞書データが格納されている。
タッチパネル102は、文字変換装置10の表示部と操作部の二つの機能を有し、制御部100により生成された画面を表示する。また、タッチパネル102は、ユーザによるタッチ操作を検知し、制御部100に伝える機能を有する。
通信部103は、ネットワーク等の通信手段を介して外部機器との間で情報の伝達を行い、例えばタッチパネル102に入力された文字等を外部機器に送信する。振動センサ部104は、文字変換装置10がどの程度揺れているかを検出する。
次に、図2を参照して、タッチパネル102の操作例について説明する。ユーザがアプリケーションを立ち上げる指示をタッチパネル102上で行うと、制御部100がアプリケーション立ち上げのためのプログラムをメモリ101から読み出してアプリケーションを起動させる。タッチパネル102には、図2に示すように、ウエブブラウザのアプリケーション画面202が表示される。
ウエブブラウザのアプリケーション画面202には、検索キー204と、検索する文字を入力する入力枠201が表示され、ユーザが入力枠201をタッチすると、制御部100がこれを検知し、メモリ101にユーザに提示する画面を構築する。そして、制御部100は、メモリ101に格納されたキーボード画像と背景を合成し、タッチパネル102にキーボード203を表示する。ユーザは、キーボード203の所定のキーを操作して入力枠201に文字を入力する。
次に、図3を参照して、キーボード203のキーを操作して入力枠201に文字を入力した際の予測変換機能について説明する。図3(a)は、「東京ドーム」を検索するために、入力枠201に「とうきょ」までを入力した状態を示している。図3(b)は、「東京ドーム」を検索するために、入力枠201に「とうきょう」までを入力した状態を示している。
制御部100は、入力枠201に入力された文字を解析し、メモリ101に格納してある辞書データと照合して予測変換リスト301を生成し、生成した予測変換リスト301を入力枠201の下側位置に表示するよう画面合成してタッチパネル102に表示する。
図3(b)では、「とうきょう」の入力に対し、予測変換リスト301として、例えば、「東京ドーム」、「東京オリンピック」、「東京マラソン」を表示している。ここで、ユーザは、予測変換リスト301のうちの「東京ドーム」を選択したかったが、図3(c)に示すように、誤って「東京オリンピック」のリスト302を選択したとする。
このとき、図3(d)に示すように、「東京オリンピック」という文字列で入力枠201での入力が確定する。ここで、入力誤りを修正するために、不図示の削除キーを1回操作すると、入力枠201には、図3(e)に示すように、予測変換前の文字列「とうきょう」と予測変換リスト301とが再表示される。即ち、図3(c)と同様の表示状態となる。これにより、「オリンピック」の6文字を削除するために削除キーを6回操作することなく、1回の操作で「オリンピック」の6文字を一括して削除することができる。
次に、図4を参照して、ユーザによる入力枠201への文字の入力操作に基づき制御部100が実行する処理について説明する。図4での各処理は、メモリ101に記憶されたプログラムに従って制御部100のCPU等により実行される。
図4において、ステップS401では、制御部100は、タッチパネル102に対してウエブブラウザアプリケーション画面を起動し、ユーザが入力枠201をタッチすると、文字入力の開始時に行うべきメモリ101の初期化を行う。そして、制御部100は、ユーザがキーボード203のキーを操作して入力枠201に文字列が入力されて文字列が確定すると、ステップS402に進む。
ここで、ユーザがキーボード203のキーを操作して入力枠201に「東京ドーム」と入力する場合、まず「と」がキー入力されると、制御部100は、「と」を未確定状態として入力枠201に表示する。同様に、制御部100は、「う」、「き」、「ょ」、「う」がキー入力されると、それぞれ未確定状態として入力枠201に表示する。
このとき、制御部100は、入力された「とうきょう」から通常変換候補の「東京」又は「トウキョウ」を入力枠201に表示し、入力枠201の下側位置に予測変換候補の「東京ドーム」、「東京オリンピック」、「東京マラソン」のリストを表示する。
そして、制御部100は、ユーザが通常変換候補の「東京」又は「トウキョウ」を選択して決定した場合は、メモリ101に最後に確定した文字列が通常変換から選択されて確定したことを記憶する。また、「とうきょう」の状態で確定した場合は、メモリ101に最後に確定した文字列が無変換の状態で確定したことを記憶する。
ステップS402では、制御部100は、ユーザからのキー入力を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合は、ステップS403に進み、受け付けない場合は、ステップS409に進む。
ステップS409では、制御部100は、予測変換候補の「東京ドーム」、「東京オリンピック」、「東京マラソン」のリストの1つがユーザのタッチ操作により選択されたか否かを判定する。そして、制御部100は、予測変換候補リストの1つが選択された場合は、ステップS405に進み、選択されない場合は、入力枠201に入力された文字列で表示が確定したとして、処理を終了する。なお、ここでは、予測変換候補の「東京ドーム」、「東京オリンピック」、「東京マラソン」のリストのうち、ユーザが例えば「東京オリンピック」をタッチ操作して選択したものとする。
ステップS405では、制御部100は、予測変換候補の「東京オリンピック」が選択されたため、入力枠201に「東京オリンピック」を表示して確定する。また、制御部100は、メモリ101に最後に確定した文字列が予測変換候補から選択されて確定したことを記憶して、ステップS410に進む。
ステップS410では、制御部100は、入力枠201に表示されている「東京オリンピック」の文字列に関連した予測変換候補をメモリ101に記憶された辞書データから探索して入力枠201の下側位置に表示し、ステップS411に進む。ここでは、入力枠201の下側位置に、例えば「東京オリンピック会場」、「東京オリンピック2014」等が表示される。
ステップS411では、制御部100は、予測変換候補の「東京オリンピック会場」、「東京オリンピック2014」のリストの1つがユーザのタッチ操作により選択されたか否かを判定する。そして、制御部100は、予測変換候補リストの1つが選択された場合は、ステップS412に進み、選択されない場合は、ステップS402に戻る。
ステップS412では、制御部100は、ステップS411で選択された文字列を入力枠201に表示して確定し、ステップS413に進む。
一方、ステップS403では、制御部100は、ステップS402で受け付けたキー入力が削除キーの入力であるか否かを判定し、削除キーの入力であれば、ステップS404に進み、そうでなければ、ステップS408に進む。
ステップS404では、制御部100は、メモリ101に記憶した情報に基づき、入力枠201に入力された文字列が予測変換後の文字列か否かを判定し、予測変換後の文字列の場合は、ステップS406に進み、そうでなければ、ステップS407に進む。ここでは、予測変換後の文字列を「東京オリンピック」とする。
ステップS406では、制御部100は、予測変換後の文字列である「東京オリンピック」の名詞の切れ目である「オリンピック」の6文字を一括して削除して、「東京」を残し、ステップS410に進む。ここでは、名詞の切れ目である「東京」を残す場合を例示したが、ユーザによる「かな」入力が完了していた部分の変換文字である「東京」を残してもよい。また、ユーザが入力した未確定の「かな」の入力状態に戻し、「とうきょう」を表示してもよい。なお、複数文字を削除する際の処理については、後述する。
ステップS410では、制御部100は、前述したように、「東京」から予測変換可能な「東京ドーム」、「東京オリンピック」、「東京マラソン」を予測変換候補のリストとして入力枠201に表示し、ステップS411に進む。
ステップS407では、制御部100は、通常変換候補の文字列、未確定文字列、又は無変換文字列に対して削除を行うため、文字列の後方から1文字を削除し、ステップS410に進む。
ステップS308では、制御部100は、キー入力に応じて次の1)乃至3)の3つ処理のいずれかを実行して、ステップS410に進む。即ち、1)キーボード203によって通常のキー入力が行われた場合は、入力枠201に表示されている文字列に対してユーザが指示した文字を1文字追加する。2)不図示の確定キーが操作された場合は、入力枠201に表示されている未確定の文字列を確定させる。3)通常変換キーが押された場合は、通常変換を行う。(通常変換とは、「とうきょう」に対して「東京」に変換することである。)
そして、制御部100は、ステップS401乃至ステップS412の一連の処理が終了して入力枠201に表示されている文字列が確定した後、ステップS413において、ユーザによる検索キー204が操作されたか否かを判定する。そして、制御部100は、検索キー204が操作された場合は、ウエブブラウザのアプリケーションにより確定した文字列に基づいてウエブや画像を検索し、通信部103によりネットワーク等を介して外部機器と接続して情報を収集する。
次に、図5及び図6を参照して、複数文字を削除する際の処理について説明する。図5は、日本語の複数文字を削除する際の処理を説明する図である。図6は、英語の複数文字を削除する際の処理を説明する図である。
まず、図5を参照して、日本語の場合、複数文字は、文節であってもよいし、名詞と助詞のそれぞれであってもよい。図5(a)に示すように、予測変換候補の結果が「東京オリンピック会場」であった場合に、1回の削除キーの操作による削除文字列は、図5(b)に示すように、「会場」、「オリンピック」、「東京」の単語単位で削除を行う。また、図5(c)に示すように、助詞を含む場合は、図5(d)に示すように、助詞と名詞を分けて「街」、「の」、「東京」と文章の構造で削除を行う。また、図5(e)及び図5(f)に示すように、助詞を前後のいずれかの単語とグループ化して削除対象としてもよい。
次に、図6を参照して、外国語の場合は、複数文字は、単語単位又は熟語単位であるとする。英語の場合は、図6(a)に示すように、「Tokyo Olympics meetingplace」は、各単語に分解し、図6(b)に示すように、「place」、「meeting」、「Olympics」、「Tokyo」と単語単位で削除を行う。また、図6(c)に示す「A lot of pens」における「A lot of」のような熟語を含む場合は、図6(d)に示すように、単語単位でもよいし、図6(e)に示すように、「pens」と「A lot of」とに分けて削除してもよい。
なお、複数文字は、複数の単語から構成される文字列であってもよい。例えば「とうきょう」と入力し、予測変換候補のリストから「東京ディズニーランド 場所」を選択した場合、ユーザが文字入力していた「とうきょう」に該当する「東京」だけを残し、「ディズニーランド 場所」という複数の単語の文字列を削除してもよい。
このように、予測変換によって提示される文字列は、単語の構造に関する情報を有しており、複数文字列は、その区切りを用いて決定される。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザが予測変換された語句の選択を誤った場合でも、誤って確定された語句の文字列を速やかに修正できることができるので、ユーザビリティーの向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施形態である文字変換装置を説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。本実施形態では、予測変換文字列を確定した後の削除処理において、振動センサ部104の検出結果を用い、複数文字列ごとに削除するか1文字ごとに削除するかを切り替える。図7での各処理は、メモリ101に記憶されたプログラムに従って制御部100のCPU等により実行される。
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施形態である文字変換装置を説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。本実施形態では、予測変換文字列を確定した後の削除処理において、振動センサ部104の検出結果を用い、複数文字列ごとに削除するか1文字ごとに削除するかを切り替える。図7での各処理は、メモリ101に記憶されたプログラムに従って制御部100のCPU等により実行される。
図7において、ステップS701では、制御部100は、文字列の削除を開始する処理を実行し、ステップS702に進む。ここでは、ユーザが入力枠201に「とうきょう」と入力し、予測変換で提示された「東京オリンピック」を選択したが、誤入力に気付いた状態とする。
ステップS702では、制御部100は、削除キーが操作されたか否かを判定し、削除キーが操作された場合は、ステップS705に進み、そうでなければ、ステップS703に進む。
ステップS705では、制御部100は、削除キーが押されている状況のため、確定した文字列の後半から1文字を削除し、処理を終了する。
ステップS703では、制御部100は、振動センサ部104の検出結果が閾値以上か否かを判定し、閾値以上の場合は、文字変換装置10が揺れていたと判断し、ステップS704に進み、そうでなければ、処理を終了する。
ステップS704では、制御部100は、文字変換装置10に揺れが生じたため、予測変換で確定した文字列「東京オリンピック」の後方から「オリンピック」の6文字を一括して削除し、処理を終了する。
このように、本実施形態では、予測変換で入力された文字列が誤入力であっても、1文字ずつ消去するか、複数文字を一括して削除するかをユーザが選択することができる。なお、本実施形態では、削除キーの操作で1文字削除、文字変換装置10の振動検出で複数文字削除とした場合を例示したが、逆であってもよい。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に,図8を参照して、本発明の第3の実施形態である文字変換装置を説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。上記第1の実施形態では、予測変換の辞書データがメモリ101に存在する場合を例示したが、本実施形態では、ウエブブラウザアプリケーションがネットワークを介してサーバ装置20と通信して辞書データを取得する場合を例に採る。
次に,図8を参照して、本発明の第3の実施形態である文字変換装置を説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。上記第1の実施形態では、予測変換の辞書データがメモリ101に存在する場合を例示したが、本実施形態では、ウエブブラウザアプリケーションがネットワークを介してサーバ装置20と通信して辞書データを取得する場合を例に採る。
図8に示すように、サーバ装置20は、サーバ制御部700、サーバメモリ701及びサーバ通信部702を有する。サーバ制御部700は、サーバ装置20全体を制御する。サーバメモリ701は、予測変換の辞書データを管理する。サーバ通信部702は、文字変換装置10の通信部103とネットワークを介して通信可能に接続される。
文字変換装置10のウエブブラウザのアプリケーション画面202の入力枠201にユーザが文字を入力すると、入力文字が通信部103からネットワークを介してサーバ装置20に送信され、送信された入力文字は、サーバ通信部702により受信される。サーバ制御部700は、受信した入力文字を解析し、それ以後に入力されると予測される文字列をサーバメモリ701の予測変換の辞書データを利用して生成する。そして、サーバ制御部700は、生成した文字列をサーバ通信部702からネットワークを介して文字変換装置10の通信部103に送信する。
文字変換装置10の制御部100は、サーバ装置20から送信された文字列を通信部103が受信すると、受信した文字列をメモリ101に格納する。そして、制御部100は、ウエブブラウザのアプリケーションに対して予測変換文字列をサーバ装置20から取得したことを伝える。ウエブブラウザのアプリケーションは、メモリ101に格納された予測変換結果を受け取り、制御部100は、メモリ101に格納された予測変換文字列をアプリケーション画面202と合成して入力枠201の下側位置に表示する。
サーバ装置20が予測変換機能を有する場合、サーバ装置20の予測変換の辞書データは、複数のクライアントのアプリケーションによって入力される文字で更新され続けているため、予測変換文字列が入力したかった文字と一致する確率が高い。サーバ装置の予測変換機能ついては、公知であるため、ここでは、説明を省略する。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 制御部
101 メモリ
102 タッチパネル
103 通信部
104 振動センサ部
101 メモリ
102 タッチパネル
103 通信部
104 振動センサ部
Claims (12)
- 入力枠に入力された一部の文字に基づき、その後に前記入力枠に入力される文字列を予測して予測変換候補のリストとして前記入力枠と異なる位置に表示する機能を備える文字変換装置であって、
前記入力枠と異なる位置に表示された前記予測変換候補のリストの1つが選択された場合に、選択された前記予測変換候補の文字列を前記入力枠に表示する表示手段と、
前記表示手段により前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記文字列の文字を後方から削除するための削除キーが操作された場合に、前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除する削除手段と、を備えることを特徴とする文字変換装置。 - 前記削除キーが操作された場合に、削除対象の文字列が前記予測変換候補の文字列か否かを判定する判定手段を備え、
前記削除手段は、前記判定手段により前記削除対象の文字列が前記予測変換候補の文字列と判定された場合に、前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除し、前記判定手段により前記削除対象の文字列が前記予測変換候補の文字列でないと判定された場合に、前記削除キーが操作されるごとに前記文字列の後方から1文字ずつ削除することを特徴とする請求項1に記載の文字変換装置。 - 前記削除手段により前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除した際、前記入力枠には、かな、又は当該かなを変換した後の文字列が表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字変換装置。
- 前記削除キーが操作された場合に、前記削除手段は、前記入力枠に表示された前記予測変換候補の文字列のすべてを一括して削除し、前記表示手段は、前記削除手段により前記予測変換候補の文字列のすべてが削除された後、前記予測変換する前の文字列を前記入力枠に再表示するとともに、前記予測変換候補のリストを前記入力枠と異なる位置に再表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の文字変換装置。
- 前記削除手段により前記文字列の後方から一括して削除される複数の文字は、単語又は熟語のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の文字変換装置。
- 入力枠に入力された一部の文字に基づき、その後に前記入力枠に入力される文字列を予測して予測変換候補のリストとして前記入力枠と異なる位置に表示する機能を備える文字変換装置であって、
前記表示された前記予測変換候補のリストの1つが選択された場合に、選択された前記予測変換候補の文字列を前記入力枠に表示する表示手段と、
前記文字変換装置の振動を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記振動の検出結果が閾値以上であるか否かを判断する判断手段と、
前記表示手段により前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記文字列の文字を後方から削除するための削除キーが操作された場合に、前記削除キーが操作されるごとに前記文字列の後方から1文字ずつ削除し、前記表示手段により前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記判断手段により前記検出手段による前記振動の検出結果が閾値以上と判断された場合に、前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除する削除手段と、を備えることを特徴とする文字変換装置。 - 入力枠に入力された一部の文字に基づき、その後に前記入力枠に入力される文字列を予測して予測変換候補のリストとして前記入力枠と異なる位置に表示する機能を備える文字変換装置を制御する方法であって、
前記入力枠と異なる位置に表示された前記予測変換候補のリストの1つが選択された場合に、選択された前記予測変換候補の文字列を前記入力枠に表示する表示ステップと、
前記表示ステップで前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記文字列の文字を後方から削除するための削除キーが操作された場合に、前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除する削除ステップと、を備えることを特徴とする文字変換装置の制御方法。 - 入力枠に入力された一部の文字に基づき、その後に前記入力枠に入力される文字列を予測して予測変換候補のリストとして前記入力枠と異なる位置に表示する機能を備える文字変換装置を制御する方法であって、
前記表示された前記予測変換候補のリストの1つが選択された場合に、選択された前記予測変換候補の文字列を前記入力枠に表示する表示ステップと、
前記文字変換装置の振動を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで検出された前記振動の検出結果が閾値以上であるか否かを判断する判断ステップと、
前記表示ステップで前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記文字列の文字を後方から削除するための削除キーが操作された場合に、前記削除キーが操作されるごとに前記文字列の後方から1文字ずつ削除し、前記表示ステップで前記予測変換候補の文字列が前記入力枠に表示された後に、前記判断ステップで前記振動の検出結果が閾値以上と判断された場合に、前記文字列の後方から複数の文字を一括して削除する削除ステップと、を備えることを特徴とする文字変換装置の制御方法。 - 請求項7に記載の文字変換装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項8に記載の文字変換装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムを格納した、ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項10に記載のプログラムを格納した、ことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015066654A JP2016186717A (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 文字変換装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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