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JP2016176240A - ショベル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、旋回体が旋回中であっても旋回による影響を除去しながら的確なマシンガイダンスを行うことができるショベルを提供することを課題とする。【解決手段】ショベルは、旋回体に取り付けられたアタッチメントの姿勢を検出する姿勢センサと、旋回体に取り付けられた傾斜センサと、アタッチメントの操作をガイダンスするガイダンス装置とを有する。旋回体の旋回速度に基づいて傾斜角を補正し、姿勢センサの検出値と補正された傾斜角とに基づいてアタッチメントの高さを算出し、算出された高さと予め設定された目標高さとを比較し、比較結果に基づいてガイダンスを行なう。【選択図】図3

Description

本発明は、マシンガイダンス機能を有するショベルに関する。
建設機械としてのショベルの操縦者には、アタッチメントによる掘削などの作業を効率的且つ正確に行うために、熟練した操縦技術が要求される。そこで、ショベルの操縦経験が少ない操縦者でも作業を効率的且つ正確に行うことができるように、ショベルの操縦をガイドする機能(マシンガイダンスと称する)が設けられたショベルがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−172425号公報
マシンガイダンス機能を達成するには、ショベルの姿勢やアタッチメントの位置を正確に把握しながら、操縦者の操縦によるショベルの動作と目標動作との相違を検出する必要がある。
マシンガイド機能を有するショベルでは、アタッチメントが搭載された旋回体を停止した状態で、アタッチメントを操縦して作業を行うことが多い。しかし、例えば、旋回体を旋回させている間にもアタッチメントを操縦することがあり、このような場合にも、マシンガイダンスが行われることが好ましい。
上述のように、マシンガイダンス機能を達成するために、現在のショベルの現在の姿勢としてショベルの傾きを検出する必要がある。ショベルの傾きは一般的に、旋回体に設けられた傾斜センサにより検出する。このような傾斜センサとして2軸あるいは3軸の加速度センサが用いられることが多い。
ところが、傾斜センサとして加速度センサを用いた場合、旋回体の旋回運動に起因した遠心力をショベルの傾斜として誤検出してしまうおそれがある。しかし、上述の特許文献1に記載のマシンガイダンス機能は、ショベルの旋回体の旋回動作が傾斜センサに及ぼす影響を考慮していない。
そこで、本発明は、旋回体が旋回中であっても旋回による影響を除去しながら的確なマシンガイダンスを行うことができるショベルを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の一実施形態によれば、旋回体と、該旋回体に取り付けられたアタッチメントと、該アタッチメントの姿勢を検出する姿勢センサと、前記旋回体に取り付けられた傾斜センサと、前記アタッチメントの操作をガイダンスするガイダンス装置とを有し、前記ガイダンス装置は、前記旋回体の旋回速度に基づいて前記旋回体の傾斜角を補正し、前記姿勢センサの検出値と前記補正された傾斜角とに基づいて、前記アタッチメントの高さを算出し、予め設定された目標高さを抽出して出力し、前記算出された高さと前記出力された目標高さとを比較し、比較結果に基づいてガイダンスを行なう、ショベルが提供される。
また、旋回体と、該旋回体に取り付けられたアタッチメントと、該アタッチメントの姿勢を検出する姿勢センサと、前記旋回体に取り付けられた傾斜センサと、前記アタッチメントの操作をガイダンスするガイダンス装置とを有し、前記ガイダンス装置は、前記旋回体の旋回速度に基づいて前記旋回体の傾斜角を補正し、前記姿勢センサの検出値に基づいて、前記アタッチメントの高さを算出し、予め設定された目標高さを前記旋回体の旋回速度に基づいて補正してから出力し、前記算出された高さと、前記補正された目標高さとを比較し、比較結果に基づいてガイダンスを行なう、ショベルが提供される。
開示した実施形態によれば、ショベルの旋回体の旋回中に傾斜センサの検出値を補正することで、ショベルの傾斜を考慮しながら的確なマシンガイダンスを行うことができる。
本発明の一実施形態によるショベルの側面図である。 図1に示すショベルの駆動系の構成を示すブロック図である。 コントローラ及びマシンガイダンス装置の機能構成を示すブロック図である。 機体傾斜センサの傾斜検出方法を説明するための図である。 ガイダンス処理の一例のフローチャートである。 旋回速度がショベルの傾斜角に及ぼす影響を説明するための図である。 ガイダンス処理の他の例のフローチャートである。
図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は一実施形態によるショベルの側面図である。ショベルの下部走行体1には旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載される。上部旋回体3にはブーム4が取り付けられる。ブーム4の先端にはアーム5が取り付けられ、アーム5の先端にはエンドアタッチメントとしてのバケット6が取り付けられる。エンドアタッチメントとして、法面用バケット、浚渫用バケット等が用いられてもよい。
ブーム4、アーム5、及びバケット6は、アタッチメントの一例として掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。ブーム4にはブーム角度センサS1が取り付けられ、アーム5にはアーム角度センサS2が取り付けられ、バケット6にはバケット角度センサS3が取り付けられる。掘削アタッチメントには、バケットチルト機構が設けられてもよい。ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3を「姿勢センサ」と称することもある。
ブーム角度センサS1は、ブーム4の回動角度を検出する。本実施形態では、ブーム角度センサS1は、水平面に対する傾斜を検出して、上部旋回体3に対するブーム4の回動角度を検出する加速度センサである。アーム角度センサS2は、アーム5の回動角度を検出する。本実施形態では、アーム角度センサS2は、水平面に対する傾斜を検出して、ブーム4に対するアーム5の回動角度を検出する加速度センサである。バケット角度センサS3は、バケット6の回動角度を検出する。本実施形態では、バケット角度センサS3は、水平面に対する傾斜を検出して、アーム5に対するバケット6の回動角度を検出する加速度センサである。掘削アタッチメントがバケットチルト機構を備える場合、バケット角度センサS3は、チルト軸回りのバケット6の回動角度を追加的に検出する。ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3は、可変抵抗器を利用したポテンショメータ、対応する油圧シリンダのストローク量を検出するストロークセンサ、連結ピン回りの回動角度を検出するロータリエンコーダ等であってもよい。
上部旋回体3にはキャビン10が設けられ、且つエンジン11等の動力源が搭載される。また、上部旋回体3には機体傾斜センサS4が取り付けられる。機体傾斜センサS4は、水平面に対する上部旋回体3の傾斜を検出するセンサである。本実施形態では、機体傾斜センサS4は、上部旋回体3の前後軸及び左右軸回りの傾斜角度(傾斜角とも称する)を検出する2軸加速度センサである。さらに、上部旋回体3には旋回速度センサS5が取り付けられる。旋回速度センサS5は、例えばジャイロセンサであり、上部旋回体3の旋回角速度を検出する。機体傾斜センサS4と旋回速度センサS5とは、別々に上部旋回体3に取り付けられてもよく、一つの基板に搭載されて一体となって上部旋回体3に取り付けられてもよい。機体傾斜センサS4を「姿勢センサ」と称することもある。
キャビン10内には、入力装置D1、音声出力装置D2、表示装置D3、記憶装置D4、ゲートロックレバーD5、コントローラ30、及びマシンガイダンス装置50が設置される。
コントローラ30は、ショベルの駆動制御を行う主制御部として機能する。本実施形態では、コントローラ30は、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成される。コントローラ30の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
マシンガイダンス装置50は、ショベルの操作をガイドする。本実施形態では、マシンガイダンス装置50は、例えば、操作者が設定した目標地形の表面とバケット6の先端(爪先)位置との鉛直方向における距離を視覚的に且つ聴覚的に操作者に報知する。これにより、マシンガイダンス装置50は操作者によるショベルの操作をガイドする。なお、マシンガイダンス装置50は、その距離を視覚的に操作者に知らせるのみであってもよく、聴覚的に操作者に知らせるのみであってもよい。具体的には、マシンガイダンス装置50は、コントローラ30と同様、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成される。マシンガイダンス装置50の各種機能はCPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。マシンガイダンス装置50は、コントローラ30とは別個に設けられてもよく、あるいは、コントローラ30に組み込まれていてもよい。
入力装置D1は、ショベルの操作者がマシンガイダンス装置50に各種情報を入力するための装置である。本実施形態では、入力装置D1は、表示装置D3の表面に取り付けられるメンブレンスイッチである。入力装置D1としてタッチパネル等を用いてもよい。
音声出力装置D2は、マシンガイダンス装置50からの音声出力指令に応じて各種音声情報を出力する。本実施形態では、音声出力装置D2として、マシンガイダンス装置50に直接接続される車載スピーカが利用される。なお、音声出力装置D2として、ブザー等の警報器が利用されてもよい。
表示装置D3は、マシンガイダンス装置50からの指令に応じて各種画像情報を出力する。本実施形態では、表示装置D3として、マシンガイダンス装置50に直接接続される車載液晶ディスプレイが利用される。
記憶装置D4は、各種情報を記憶するための装置である。本実施形態では、記憶装置D4として、半導体メモリ等の不揮発性記憶媒体が用いられる。記憶装置D4は、マシンガイダンス装置50等が出力する各種情報を記憶する。
ゲートロックレバーD5は、ショベルが誤って操作されるのを防止する機構である。本実施形態では、ゲートロックレバーD5は、キャビン10のドアと運転席との間に配置される。キャビン10から操作者が退出できないようにゲートロックレバーD5が引き上げられた場合に、各種操作装置は操作可能となる。一方、キャビン10から操作者が退出できるようにゲートロックレバーD5が押し下げられた場合には、各種操作装置は操作不能となる。
図2は、図1のショベルの駆動系の構成を示すブロック図である。図2において、機械的動力系は二重線、高圧油圧ラインは太実線、パイロットラインは破線、電気駆動・制御系は細実線でそれぞれ示される。
エンジン11はショベルの動力源である。本実施形態では、エンジン11は、エンジン負荷の増減にかかわらずエンジン回転数を一定に維持するアイソクロナス制御を採用したディーゼルエンジンである。エンジン11における燃料噴射量、燃料噴射タイミング、ブースト圧等は、エンジンコントローラD7により制御される。
エンジンコントローラD7はエンジン11を制御する装置である。本実施形態では、エンジンコントローラD7は、オートアイドル機能、オートアイドルストップ機能等の各種機能を実行する。
オートアイドル機能は、所定の条件が満たされた場合にエンジン回転数を通常回転数(例えば2000rpm)からアイドル回転数(例えば800rpm)に低減させる機能である。本実施形態では、エンジンコントローラD7は、コントローラ30からのオートアイドル指令に応じてオートアイドル機能を作動させてエンジン回転数をアイドル回転数まで低減させる。
オートアイドルストップ機能は、所定の条件が満たされた場合にエンジン11を停止させる機能である。本実施形態では、エンジンコントローラD7は、コントローラ30からのオートアイドルストップ指令に応じてオートアイドルストップ機能を作動させてエンジン11を停止させる。
エンジン11には油圧ポンプとしてのメインポンプ14及びパイロットポンプ15が接続される。メインポンプ14には高圧油圧ライン16を介してコントロールバルブ17が接続される。
コントロールバルブ17は、ショベルの油圧系の制御を行う油圧制御装置である。右側走行用油圧モータ1A、左側走行用油圧モータ1B、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、旋回用油圧モータ21等の油圧アクチュエータは、高圧油圧ラインを介してコントロールバルブ17に接続される。
パイロットポンプ15にはパイロットライン25を介して操作装置26が接続される。
操作装置26は、レバー26A、レバー26B、ペダル26Cを含む。本実施形態では、操作装置26は、油圧ライン27及びゲートロック弁D6を介してコントロールバルブ17に接続される。また、操作装置26は、油圧ライン28を介して圧力センサ29に接続される。
ゲートロック弁D6は、コントロールバルブ17と操作装置26とを接続する油圧ライン27の連通・遮断を切り換える。本実施形態では、ゲートロック弁D6は、コントローラ30からの指令に応じて油圧ライン27の連通・遮断を切り換える電磁弁である。コントローラ30は、ゲートロックレバーD5が出力する状態信号に基づいてゲートロックレバーD5の状態を判定する。そして、コントローラ30は、ゲートロックレバーD5が引き上げられた状態にあると判定した場合に、ゲートロック弁D6に対して連通指令を出力する。連通指令を受けると、ゲートロック弁D6は開いて油圧ライン27を連通させる。その結果、操作装置26に対する操作者の操作が有効となる。一方、コントローラ30は、ゲートロックレバーD5が引き下げられた状態にあると判定した場合に、ゲートロック弁D6に対して遮断指令を出力する。遮断指令を受けると、ゲートロック弁D6は閉じて油圧ライン27を遮断する。その結果、操作装置26に対する操作者の操作が無効となる。
圧力センサ29は、操作装置26の操作内容を圧力の形で検出する。圧力センサ29は、検出値をコントローラ30に対して出力する。
次に、図3を参照しながら、コントローラ30及びマシンガイダンス装置50に設けられた各種機能要素について説明する。図3は、コントローラ30及びマシンガイダンス装置50の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態では、コントローラ30は、ショベル全体の動作の制御に加えて、マシンガイダンス装置50によるガイダンスを行なうか否かを制御する。具体的には、コントローラ30は、ゲートロックレバーD5の状態と圧力センサ29からの検出信号等に基づいて、ショベルが休止中か否かを判定する。そして、コントローラ30は、ショベルが休止中であると判定したときは、マシンガイダンス装置50によるガイダンスを中止するように、マシンガイダンス装置50にガイダンス中止指令を送る。
また、コントローラ30は、オートアイドルストップ指令をエンジンコントローラD7に対して出力する際に、ガイダンス中止指令をマシンガイダンス装置50に対して出力してもよい。
次に、マシンガイダンス装置50について説明する。本実施形態では、マシンガイダンス装置50は、ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、バケット角度センサS3、機体傾斜センサS4、旋回速度センサS5、入力装置D1、及びコントローラ30から出力される各種信号及びやデータを受信する。マシンガイダンス装置50は、受信した信号及びデータに基づいてアタッチメント(例えば、バケット6)の実際の動作位置を算出する。そして、マシンガイダンス装置50は、アタッチメントの実際の動作位置が目標動作位置とは異なる場合に、音声出力装置D2及び表示装置D3に警報指令を送信し、警報を発令させる。マシンガイダンス装置50とコントローラ30とは、CAN(Controller Area Network)を通じて互いに通信可能に接続される。
マシンガイダンス装置50は、様々な機能を行なう機能部を含む。本実施形態では、マシンガイダンス装置50は、アタッチメントの動作をガイダンスするための機能部として、傾斜角算出部501、傾斜角補正部502、高さ算出部503、比較部504、警報制御部505、及びガイダンスデータ出力部506を含む。
傾斜角算出部501は、機体傾斜センサS4からの検出信号に基づいて、水平面に対する上部旋回体3の傾斜角(ショベルの傾斜角)を算出する。すなわち、傾斜角算出部501は、機体傾斜センサS4からの検出信号を用いて、ショベルの傾斜角を算出する。
傾斜角補正部502は、傾斜角算出部501が算出した傾斜角を、旋回速度センサS5の検出信号を用いて補正する。傾斜角算出部501が算出する傾斜角は、上部旋回体3が旋回動作を行なっているときには、旋回動作による遠心力の影響を受けて実際の傾斜角からずれてしまうことがある。傾斜角補正部502は、この遠心力に起因する傾斜角のずれを、旋回速度センサS5の検出信号(旋回速度信号)を用いて補正する。
高さ算出部503は、傾斜角補正部502で補正された傾斜角と、センサS1〜S3の検出信号から算出されたブーム4、アーム5、バケット6の角度とから、バケット6の先端(爪先)の高さを算出する。ここでは、バケット6の先端で掘削を行なうため、バケット6の先端(爪先)はエンドアタッチメントの作業部位に相当する。例えば、バケット6の背面で土砂をならすような作業をするときは、バケット6の背面がエンドアタッチメントの作業部位に相当する。また、バケット6以外のエンドアタッチメントとして、ブレーカを用いた場合には、ブレーカの先端がエンドアタッチメントの作業部位に相当する。
比較部504は、高さ算出部503が算出したバケット6の先端(爪先)の高さと、ガイダンスデータ出力部506から出力されるガイダンスデータで示されるバケット6の先端(爪先)の目標高さとを比較する。
警報制御部505は、比較部504での比較結果に基づいて、警報が必要と判断した場合には警報指令を、音声出力装置D2及び表示装置D3の両方又は一方に送信する。音声出力装置D2及び表示装置D3は、警報指令を受けると所定の警報を発してショベルの操作者に通報する。
ガイダンスデータ出力部506は、上述のように、マシンガイダンス装置50の記憶装置に予め格納されていたガイダンスデータから、バケット6の目標高さのデータを抽出して、比較部504に対して出力する。この際、ガイダンスデータ出力部506は、ショベルの傾斜角に対応するバケットの目標高さのデータを出力する。このときに用いられる傾斜角として、傾斜角補正部502が旋回速度センサS5の検出信号に基づいて補正された傾斜角が用いられる。したがって、ガイダンスデータ出力部506から出力される目標高さは、機体傾斜センサS4に対する旋回速度の影響が除かれて補正された目標高さとなる。
また、ガイダンスデータ出力部506は、傾斜角算出部501が算出した傾斜角をそのまま用いて目標高さを読み出し、読み出された目標高さを旋回速度センサS5の検出信号に基づいて補正する機能を有していてもよい。この場合も、機体傾斜センサS4に対する旋回速度の影響が除かれて補正された目標高さが比較部504に出力される。
なお、ガイダンスデータには、バケット6により所定の作業を行うときの基準となる動作におけるバケット6の高さに関するデータが、ショベルの傾斜角に対応して規定されている。したがって、ある傾斜角を指定することで、その傾斜角に対応する予め設定されたバケット6の目標高さを抽出することができる。
ここで、機体傾斜センサS4の傾斜検出方法について、図4を参照しながら簡単に説明する。本実施形態では、機体傾斜センサS4として加速度センサが用いられている。図4(a)は傾斜面に設置されたショベルを上部旋回体3の前方から見た図であり、図4(b)は水平面に設置されたショベルを上部旋回体3の前方から見た図である。図4(a)に示すように、加速度センサは重力の傾斜方向の成分Fsを検出することで、ショベル本体の傾きを検出する。バケット6の高さの算出には、加速度センサで検出された傾きが反映される。このような加速度センサが上部旋回体3に設置されると、上部旋回体3が旋回しているときに、図4(b)に示すように、加速度センサは旋回による遠心力Fcを検出してしまい、遠心力Fcがノイズとして機体傾斜センサS4の検出信号にのってしまう。したがって、機体傾斜センサS4の検出信号をそのまま傾斜角の算出に用いるとノイズの影響がはいった傾斜角が算出されてしまい、正確な傾斜角ではなくなってしまう。
より具体的には、例えば、図4(b)に示すように水平な場所に設置されたショベルの上部旋回体3が旋回している場合、機体傾斜センサS4は旋回による遠心力Fcを検出し、この遠心力Fcの検出信号をコントローラ30に対して出力する。コントローラ30は、機体傾斜センサS4の検出信号から機体の傾斜角を演算するので、遠心力Fcに相当する傾斜角が算出されてしまう。つまり、旋回動作による誤差が、バケット高さの算出に含まれてしまう。すなわち、ショベルは水平な場所に設置されており実際は傾斜角はゼロ度であるのに、遠心力Fcに相当する傾斜角が算出されてしまう。そこで、本実施形態では、傾斜角補正部502は、旋回速度センサS5により検出した旋回速度を用いて、旋回速度の影響が除かれるように傾斜角を補正する。
なお、傾斜角補正部502が補正に用いる旋回速度は、旋回速度センサS5により検出した旋回速度に限られない。例えば、旋回モータの回転数から旋回速度を算出してもよい。旋回モータが油圧モータである場合には、油圧モータを駆動するための作動油を供給するメインポンプの吐出流量から旋回速度を推定してもよい。
次に、マシンガイダンス装置50によるガイダンス処理の一例について、図5を参照しながら説明する。図5は、バケット6による作業をガイドする際のガイダンス処理のフローチャートである。図5に示すガイダンス処理は、バケット6による作業中にバケット6が目標の動作位置(目標高さ)から外れたことを警報で操作者に報知する処理である。
バケット6での作業中にガイダンス処理が開始されると、先ず、傾斜角算出部501は、現在のショベルの傾斜角を算出する(ステップST101)。ショベルの傾斜角の算出は、機体傾斜センサS4からの検出信号を用いて行なわれる。
続いて、傾斜角補正部502は、傾斜角算出部501が算出した傾斜角を、旋回速度センサS5からの検出信号に基づいて補正する(ステップST102)。この補正された傾斜角は、上部旋回体3が旋回運動を行なっている場合でも、旋回速度が旋回速度センサS5に及ぼす影響が除去された実際の傾斜角となる。
ここで、上述の傾斜角の補正について、図6を参照しながら説明する。図6(a)は、旋回速度センサS5が上部旋回体3の旋回角速度ωの時間的変化を示すグラフである。図6(b)は、旋回速度を表す旋回角速度ωが図6(a)のように変化した際の、機体傾斜センサS4の検出値の変化を示すグラフである。
図6(a)において、上部旋回体3が時刻t1において旋回を開始する。上部旋回体3は時刻t1以降、加速を続け、時刻t2において加速が停止されて一定速回転となる。したがって、上部旋回体3の旋回角速度ωは時刻t1以降上昇し、時刻t2において一定となる。
上部旋回体3が図6(a)に示すような旋回運動を行うと、旋回中は機体傾斜センサS4に遠心力が作用する。上部旋回体3に取り付けられた機体傾斜センサS4は加速度センサであるため、機体傾斜センサS4はこの遠心力Fcを加速度として検出する。このため、図6(b)に示すように、機体傾斜センサS4の検出値は、旋回開始の時刻t1から上昇を開始し、時刻t2まで上昇しつづけて、時刻t2において一定となる。
一方、ショベルの実際の傾斜角は上部旋回体3が旋回しても変化しないから、機体傾斜センサS4の検出値は、図6(b)の二点鎖線に示すように一定になるべきである。したがって、図6(b)において、実線で示す機体傾斜センサS4の検出値と、二点鎖線で示す実際の傾斜に対応する検出値との間にずれSが生じる。ずれSの大きさは旋回角速度ωの2乗に比例する。このずれSを含む検出値を用いてショベルの傾斜角を求めると、求められた傾斜角は実際の傾斜角とはならず、ずれSに相当する誤差を含んだ傾斜角となってしまう。
そこで、本実施形態では、機体傾斜センサS4の検出信号(検出値)から算出するショベルの傾斜角を、旋回角速度ωの検出値を用いて、実際の傾斜角に等しくなるように補正する。この補正が、傾斜角補正部502における補正である。
ステップST102において、傾斜角算出部501が算出した傾斜角が、旋回速度センサS5からの検出信号に基づいて補正されると、高さ算出部503は、現時点でのバケット6の高さを算出する(ステップST103)。バケット6の高さの算出は、傾斜角補正部502が補正したショベルの傾斜角とブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3からの検出信号とを用いて行われる。
上述のステップST101〜ST103までの処理と並行して、ガイダンスデータ出力部506は、バケット6の目標高さのデータをガイダンスデータから抽出し、比較部504に対して出力する(ステップST104)。
次に、比較部504は、ステップST103で求めたバケット高さと、ステップST105でガイダンスデータ出力部506から出力された目標バケット高さとを比較する(ステップST105)。そして、比較部504は、ステップST103で求めたバケット高さと、ステップST105で出力された目標バケット高さとの差を求める。比較部504は、ステップST103で求めたバケット高さと、ステップST105で出力された目標バケット高さとの差が所定値以上であるか否かを判定する(ステップST106)。
ステップST106において差が所定値以上ではないと判定された場合は、警報制御部505は、バケット6の動作は目標動作に沿っている判断して、警報指令を出力せず、今回のガイダンス処理は終了する。
一方、ステップST106において差が所定値以上であると判定された場合は、警報制御部505は、バケット6の動作は目標動作からはずれていると判断し、所定の警報指令を出力する。
以上のように、マシンガイダンス装置50は、上部旋回体3の旋回速度に基づいて上部旋回体3の傾斜角を補正する傾斜角補正部502と、センサS1〜S3の検出値と補正された傾斜角とに基づいてバケット6の高さを算出する高さ算出部503と、予め設定された目標高さを抽出して出力するガイダンスデータ出力部506と、算出された高さと出力された目標高さとを比較する比較部504とを含み、比較結果に基づいて警報を発する等のガイダンスを行なう。
次に、ガイダンス処理の他の例について、図7を参照しながら説明する。図7はガイダンス処理の他の例のフローチャートである。図7において、図5に示すステップと同等なステップには同じステップ番号を付す。
バケット6での作業中にガイダンス処理が開始されると、先ず、傾斜角算出部501は、現在のショベルの傾斜角を算出する(ステップST101)。ショベルの傾斜角の算出は、機体傾斜センサS4からの検出信号を用いて行なわれる。
続いて、高さ算出部503は、現時点でのバケット6の高さを算出する(ステップST103)。バケット6の高さの算出は、傾斜角算出部501が算出したショベルの傾斜角とブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3からの検出信号とを用いて行われる。しかし、算出されたバケット6の高さには、旋回動作による誤差が含まれている。
一方、ガイダンスデータ出力部506は、バケット6の目標高さのデータをガイダンスデータから抽出する(ステップST201)。そして、ガイダンスデータ出力部506は、抽出された目標高さを、旋回速度センサS5の検出信号(検出値)に基づいて補正し、補正した目標高さを出力する(ステップST202)。この補正は、高さ算出部503が算出した高さが、旋回動作の影響による誤差を含んだ傾斜角に基づいた高さであるので、目標高さもその誤差に対応する分だけ修正するための補正である。旋回速度に基づいて誤差分の傾斜角を算出し、バケット6の位置に対応する目標高さを補正して求めることができる。
ステップST103及びステップST202の処理が終わると、比較部504は、ステップST103で求めたバケット高さと、ステップST202でガイダンスデータ出力部506から出力された目標バケット高さとを比較する(ステップST105)。そして、比較部504は、ステップST103で求めたバケット高さと、ステップST202で出力された目標バケット高さとの差を求める。比較部504は、ステップST103で求めたバケット高さと、ステップST202で出力された目標バケット高さとの差が所定値以上であるか否かを判定する(ステップST106)。
ステップST106において差が所定値以上ではないと判定された場合は、警報制御部505は、バケット6の動作は目標動作に沿っている判断して、警報指令を出力せず、今回のガイダンス処理は終了する。
一方、ステップST106において差が所定値以上であると判定された場合は、警報制御部505は、バケット6の動作は目標動作からはずれていると判断し、所定の警報指令を出力する。
以上のように、マシンガイダンス装置50は、上部旋回体3の傾斜角を算出する傾斜角算出部501と、姿勢センサS1〜S3の検出値に基づいてバケット6の高さを算出する高さ算出部503と、予め設定された目標高さを抽出し、抽出された目標高さを上部旋回体3の旋回速度に基づいて補正してから出力するガイダンスデータ出力部506と、算出された高さと、補正された目標高さとを比較する比較部504とを含み、比較結果に基づいてガイダンスを行なう。
1 下部走行体
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 キャビン
11 エンジン
14 メインポンプ
15パイロットポンプ
16 高圧油圧ライン
17 コントロールバルブ
26 操作装置
29 圧力センサ
30 コントローラ
50 マシンガイダンス装置
501 傾斜角算出部
502 傾斜角補正部
503 高さ算出部
504 比較部
505 警報制御部
506 ガイダンスデータ出力部
S1 ブーム角度センサ
S2 アーム角度センサ
S3 バケット角度センサ
S4 機体傾斜センサ
S5 旋回速度センサ
D1 入力装置
D2 音声出力装置
D3 表示装置
D4 記憶装置
D5 ゲートロックレバー
D6 ゲートロック弁
D7 エンジンコントローラ

Claims (4)

  1. 旋回体と、
    該旋回体に取り付けられたアタッチメントと、
    該アタッチメントの姿勢を検出する姿勢センサと、
    前記旋回体に取り付けられた傾斜センサと、
    前記アタッチメントの操作をガイダンスするガイダンス装置と
    を有し、
    前記ガイダンス装置は、
    前記旋回体の旋回速度に基づいて前記旋回体の傾斜角を補正し、
    前記姿勢センサの検出値と前記補正された傾斜角とに基づいて、前記アタッチメントの高さを算出し、
    予め設定された目標高さを抽出して出力し、
    前記算出された高さと前記出力された目標高さとを比較し、
    比較結果に基づいてガイダンスを行なう、ショベル。
  2. 旋回体と、
    該旋回体に取り付けられたアタッチメントと、
    該アタッチメントの姿勢を検出する姿勢センサと、
    前記旋回体に取り付けられた傾斜センサと、
    前記アタッチメントの操作をガイダンスするガイダンス装置と
    を有し、
    前記ガイダンス装置は、
    前記姿勢センサの検出値に基づいて、前記アタッチメントの高さを算出し、
    予め設定された目標高さを前記旋回体の旋回速度に基づいて補正してから出力し、
    前記算出された高さと、前記補正された目標高さとを比較し、
    比較結果に基づいてガイダンスを行なう、ショベル。
  3. 請求項1又は2記載のショベルであって、
    前記旋回体の旋回速度として、旋回速度センサにより検出した旋回速度を用いる、ショベル。
  4. 請求項1又は2記載のショベルであって、
    前記旋回体の旋回速度として、メインポンプの吐出流量から推定した旋回速度を用いる、ショベル。
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