JP2016175566A - 自動車の後部構造 - Google Patents
自動車の後部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016175566A JP2016175566A JP2015058056A JP2015058056A JP2016175566A JP 2016175566 A JP2016175566 A JP 2016175566A JP 2015058056 A JP2015058056 A JP 2015058056A JP 2015058056 A JP2015058056 A JP 2015058056A JP 2016175566 A JP2016175566 A JP 2016175566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- vehicle
- translucent
- light
- transparent panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
【課題】部品点数を減らしてコストを削減するとともに、自動車の側部後端周りの見栄えを向上する。
【解決手段】ウインドパネル23に、板面を車体前後方向に向けた後面部25a、及び後面部25aの車幅方向外側端部から車体前方に一体に突設された側面部25bを有する一体物の透明な透明パネル25と、透明パネル25の一部に車室側から重なるように形成された不透光性の隠蔽層27とを設ける。透明パネル25の後面部25aの一部で隠蔽層27と重ならない透光部25dを構成するとともに、透明パネル25の側面部25bの一部で隠蔽層27と重ならない窓部25eを構成する。ウインドパネル23の車室側の面に、ウインドパネル23との間に空間部Sを有するようにハウジング29を取り付け、空間部Sに、透光部25dを介して車外側に光を照射するLED31を収容する。
【選択図】図3
【解決手段】ウインドパネル23に、板面を車体前後方向に向けた後面部25a、及び後面部25aの車幅方向外側端部から車体前方に一体に突設された側面部25bを有する一体物の透明な透明パネル25と、透明パネル25の一部に車室側から重なるように形成された不透光性の隠蔽層27とを設ける。透明パネル25の後面部25aの一部で隠蔽層27と重ならない透光部25dを構成するとともに、透明パネル25の側面部25bの一部で隠蔽層27と重ならない窓部25eを構成する。ウインドパネル23の車室側の面に、ウインドパネル23との間に空間部Sを有するようにハウジング29を取り付け、空間部Sに、透光部25dを介して車外側に光を照射するLED31を収容する。
【選択図】図3
Description
本発明は、車体の側部後端に設けられた開口部に樹脂製のウインドパネルが取り付けられた自動車の後部構造に関するものである。
特許文献1には、車体の側部後端にLEDランプが取り付けられた部分取付台座を覆う透光性のレンズカバーを取り付けるとともに、レンズカバーの車体前方に別部材からなるウインドパネルを取り付けたものが開示されている。
しかし、上記特許文献1では、ウインドパネルとレンズカバーとが別部材で構成されているので、部品点数が多くなり、コストの増大を招く。
また、ウインドパネルとレンズカバーとの間で、ウインドパネルと車体パネルとの境界、及びレンズカバーと車体パネルとの境界が露出し、自動車の側部後端の見栄えが悪化する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、部品点数を減らしてコストを削減するとともに、自動車の側部後端の見栄えを向上することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、ウインドパネルの一部がレンズカバーの役割を果たすようにしたことを特徴とする。
具体的には、本発明は、車体の側部後端に設けられた開口部に樹脂製のウインドパネルが取り付けられた自動車の後部構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、上記ウインドパネルは、板面を車体前後方向に向けた後面部、及び該後面部の車幅方向外側端部から車体前方に一体に突設された側面部を有する一体物の透明又は半透明な透明パネルと、該透明パネルの一部に車室側から重なるように形成された不透光性の隠蔽層とを備え、上記透明パネルの後面部の少なくとも一部が上記隠蔽層と重なることなく透光部を構成するとともに、上記透明パネルの側面部の少なくとも一部が上記隠蔽層と重なることなく窓部を構成し、上記ウインドパネルの車室側の面には、該ウインドパネルとの間に空間部を有するようにハウジングが取り付けられ、上記空間部には、上記透光部を介して車外側に光を照射する光源が収容されていることを特徴とする。
第2の発明は、上記透光部の車室側の面には、上記透明パネルよりも光透過度の低い透光性の裏面層が一体に形成されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、ウインドパネルの透光部が光源を車外側から覆うレンズカバーの役割を果たすので、ウインドパネルとレンズカバーとを別部材で構成した場合に比べ、部品点数及びコストを削減できる。
また、窓部及び透光部が一体物の透明パネルで構成されているので、部材間の境界の露出による見栄えの悪化が生じず、自動車の側部後端の外観がすっきりする。
第2の発明によれば、透光部に光透過度の低い裏面層が一体に形成されているので、光源の消灯時に透光部を介して空間部内が車外側から視認されにくく、ウインドパネルの隠蔽層と透光部との境目が目立たず、両者が区別し難くなる。したがって、自動車の側部後端の外観がすっきりする。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1〜4は、本発明の実施形態1に係る後部構造を適用した自動車(ハッチバック車)1の後部を示す。この自動車1の車体3の後端部にはドア開口部5が形成され、このドア開口部5周縁には、環状のシール部材6が取り付けられている。また、ドア開口部5の上縁部には、該ドア開口部5を上下方向に開閉するバックドア7が図示しないヒンジを介して取り付けられている。上記バックドア7は、ドアインナーパネル9と、該ドアインナーパネル9に接着剤B1を介して組み付けられるドアアウターパネル11とで構成され、上記ドアインナ−パネル9の周縁部が、上記シール部材6に全周に亘って当接している。一方、上記ドアアウターパネル11は、上側パネル13と下側パネル15とこれら両パネルに接着剤B1を介して接合される板状の窓部材17とで構成されている。上側パネル13には、後方に突出して車幅方向に延びるリヤスポイラ部13aが形成されている。窓部材17は、透明な本体パネル17aと、該本体パネル17aの車室側の面の外周部に一体に積層された遮蔽層17bとで構成されている。
図1〜4は、本発明の実施形態1に係る後部構造を適用した自動車(ハッチバック車)1の後部を示す。この自動車1の車体3の後端部にはドア開口部5が形成され、このドア開口部5周縁には、環状のシール部材6が取り付けられている。また、ドア開口部5の上縁部には、該ドア開口部5を上下方向に開閉するバックドア7が図示しないヒンジを介して取り付けられている。上記バックドア7は、ドアインナーパネル9と、該ドアインナーパネル9に接着剤B1を介して組み付けられるドアアウターパネル11とで構成され、上記ドアインナ−パネル9の周縁部が、上記シール部材6に全周に亘って当接している。一方、上記ドアアウターパネル11は、上側パネル13と下側パネル15とこれら両パネルに接着剤B1を介して接合される板状の窓部材17とで構成されている。上側パネル13には、後方に突出して車幅方向に延びるリヤスポイラ部13aが形成されている。窓部材17は、透明な本体パネル17aと、該本体パネル17aの車室側の面の外周部に一体に積層された遮蔽層17bとで構成されている。
また、自動車1の車体3両側部の後端部近傍には、Dピラー部3aが略上下方向に延びるように配設されている。このDピラー部3aの前側には、外側方に開口する第1開口部19が形成され、Dピラー部3aの後側には、外側方及び後方に開口する第2開口部21が形成されている。そして、上記第1開口部19、第2開口部21、及びDピラー部3aを車外側から覆うように車体3に樹脂製のウインドパネル23が取り付けられている。
上記ウインドパネル23は、板面を車体前後方向に向けた後面部25aと、該後面部25aの車幅方向外側端部から車体前方に一体に突設された側面部25bとで断面略L字状に形成された一体物の透明な透明パネル25を備えている。上記後面部25aの車幅方向内側の端縁は、下端寄りの位置で最も車幅方向内側に位置するように湾曲している。一方、上記側面部25bは、平面視で上方に向けて徐々に幅が狭くなる台形状をなしている。上記透明パネル25の後面部25aの車室側の面の車幅方向内側端部には、上下方向全体に亘って凹所25cが形成されている。上記透明パネル25は、PC(ポリカーボネート)、PMMA(アクリル樹脂)等で構成される。
上記透明パネル25の一部には、不透光性の隠蔽層27が二色成形により車室側から重なるように一体に形成されている。この隠蔽層27は、上記透明パネル25の外周部に全周に亘って形成された環状隠蔽層27aと、側面部25bの後端部よりも若干前側で帯状に上下方向に延びる帯状隠蔽層27bとからなる。
上記凹所25c内に形成された隠蔽層27(環状隠蔽層27a)は、凹所25c外側の透明パネル25と車室側で面一をなしている。そして、上記透明パネル25の後面部25aにおける上記環状隠蔽層27aで囲まれた領域、及び上記側面部25bにおける上記帯状隠蔽層27bより後方に位置し、かつ上記環状隠蔽層27aで囲まれた領域が、上記隠蔽層27と重なることなく透光部25dを構成している。また、透明パネル25の側面部25bにおける上記帯状隠蔽層27bより前側に位置し、かつ上記環状隠蔽層27aで囲まれた領域が、上記隠蔽層27と重なることなく窓部25eを構成している。上記透光部25dを囲む隠蔽層27の内周縁には、周方向に延びる突条部27cが上記凹所25c形成領域を除く範囲で全周に亘って一体に突設されている。上記隠蔽層27は、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PC/ABSアロイ(ポリカーボネート/アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)等で構成される。
そして、上記窓部25e周りの隠蔽層27が、上記第1開口部19周りの車体3に接着剤B2を介して接着されている。したがって、上記帯状隠蔽層27bは、上記Dピラー部3aに接着されている。また、上記バックドア7の閉状態では、上記透明パネル25の後面部25aとバックドア7のドアアウターパネル11とが、車幅方向に隙間C1を有し、かつ車体後方で面一をなす。
上記ウインドパネル23の隠蔽層27の車室側の面には、該ウインドパネル23との間に空間部Sを有し、かつ上記透光部25d全体を車室側から覆うように板状のハウジング29が取り付けられている。このハウジング29は、図4に示すように、上記透明パネル25の後面部25aの透光部25dに車室側から対向する後壁部29aと、該後壁部29aの車幅方向外側端縁から車体前方に一体に突出して上記透明パネル25の側面部25bの透光部25dに車室側から対向する側壁部29bとを備えている。
上記後壁部29aの幅方向及び上下方向の中程には、断面略コ字状で上下方向に延びる凹溝部29cが形成されている。この凹溝部29c底面の幅方向及び上下方向の中央部には、上記透光部25dを介して車外側に光を照射する光源としてのLED31が上記空間部S内に収容された状態で取り付けられている。
また、上記凹溝部29cの上端縁部及び下端縁部には、板面を上下方向に向けた突出壁部29dが車体後方に向けて一体に突設されている。これら突出壁部29dにより、上記LED31により照射された光の上下方向への広がりが抑制される。
上記後壁部29a及び側壁部29bの外周縁には、車外側(ウインドパネル23側)に向けて周壁部29eが全周に亘って一体に突設され、該周壁部29eの突出端部には、上記隠蔽層27の突条部27cが内周側から当接している。
また、上記周壁部29eの突出端縁には、上記隠蔽層27に略平行に対向する接着壁部29fが全周に亘って一体に張出形成され、この接着壁部29fが上記透光部25dを囲むように全周に亘って隠蔽層27に接着剤B3を介して接合されている。
上記接着壁部29fの外周側端部には、周方向に延びる外側リブ29gが全周に亘って隠蔽層27側(車外側)に一体に突設されている。また、上記凹所25c内の隠蔽層27に対向する接着壁部29fには、該外側リブ29gよりも内周側で周方向に延びる内側リブ29hが全周に亘って隠蔽層27側(車外側)に一体に突設されている。これら外側リブ29g及び内側リブ29hの先端面が上記隠蔽層27に当接することにより、接着剤B3の塗布作業時に、上記接着壁部29fと上記隠蔽層27との接近が規制される。また、上記外側リブ29gにより、接着剤B3の外周側への流出が規制され、上記内側リブ29h及び上記隠蔽層27の突条部27cにより、接着剤B3の内周側への流出が規制される。
上記凹所25cの隠蔽層27に対向する接着壁部29fの外周側端部には、板状の取付片部29jが車体前方に向けて突設され、この取付片部29jの先端部には、車体前後方向に貫通する締結孔29iが形成されている。そして、上記取付片部29jの締結孔29iにボルト33を車体後方から挿通することにより、上記ハウジング29が第2開口部21周縁(第2開口部21の車幅方向内側)の車体3に締結されている。
また、上記ハウジング29には、上記LED31の光を拡散させる光拡散レンズ35が上記凹溝部29cを閉塞するように図示しない接着剤により取り付けられている。これにより、上記LED31の点灯時に光拡散レンズ35表面全体が発光するので、光拡散レンズ35を設けない場合に比べ、光のムラを抑制できる。
また、上記Dピラー部3a、該Dピラー部3aよりも後方の車体3、及び上記ハウジング29は、共通の樹脂製トリム37により、車室側から覆われている。
したがって、本発明の実施形態1によると、ウインドパネル23の透光部25dがLED31を車外側から覆うレンズカバーの役割を果たすので、ウインドパネル23とレンズカバーとを別部材で構成した場合に比べ、部品点数及びコストを削減できる。
また、窓部25e及び透光部25dが一体物の透明パネル25で構成されているので、部材間の境界の露出による見栄えの悪化が生じず、自動車1の側部後端の外観がすっきりする。
また、ウインドパネル23の後端部が、上記ハウジング29とで閉断面を形成しているので、ウインドパネル23の後端部の剛性を高めてその破損や変形を防止できる。また、上記閉断面を構成するハウジング29が、取付片部29jを介して車体3に連結されているので、ウインドパネル23の後端部の剛性をより一層高めることができる。
さらに、上記ハウジング29は、上記ウインドパネル23の後面部と側面部の両方に接着されているので、ウインドパネル23の後端部の車体前後方向及び車幅方向の変形を防止できる。
(実施形態2)
図5及び図6は、本発明の実施形態2に係る後部構造を適用した自動車(ハッチバック車)1の後部を示す。本実施形態2では、バックドア7のドアアウターパネル11の車幅方向両側に、上記ウインドパネル23の透明パネル25の後面部25aに後方から重なる後方壁部11aと、該後方壁部11aの車幅方向外側端縁から車体前方に突出する側方壁部11bとが形成されている。上記ドアアウターパネル11の側方壁部11bと上記ウインドパネル23の透明パネル25との間には、前後方向に微小な隙間C2が形成されている。また、上記ドアアウターパネル11の側方壁部11bと上記透明パネル25の側面部25bとは、車幅方向外側で面一をなしている。
図5及び図6は、本発明の実施形態2に係る後部構造を適用した自動車(ハッチバック車)1の後部を示す。本実施形態2では、バックドア7のドアアウターパネル11の車幅方向両側に、上記ウインドパネル23の透明パネル25の後面部25aに後方から重なる後方壁部11aと、該後方壁部11aの車幅方向外側端縁から車体前方に突出する側方壁部11bとが形成されている。上記ドアアウターパネル11の側方壁部11bと上記ウインドパネル23の透明パネル25との間には、前後方向に微小な隙間C2が形成されている。また、上記ドアアウターパネル11の側方壁部11bと上記透明パネル25の側面部25bとは、車幅方向外側で面一をなしている。
上記ドアアウターパネル11の後方壁部11aには、上記光拡散レンズ35(ハウジング29の凹溝部29c)に対向する領域を除く全体に亘って、上記遮蔽層17bが形成されている。そして、上記光拡散レンズ35に対向する領域の本体パネル17aが、上記遮蔽層17bと重なることなく、上記LED31から照射された光を車外側に透過させる透過部39を構成している。
そのほかの構成は上記実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、本実施形態2によると、バックドア7の閉状態で、自動車1の後部にウインドパネル23の透明パネル25とバックドア7のドアアウターパネル11との隙間C1が形成されないので、自動車1の後方からの見栄えが改善される。
(実施形態3)
図7は、本発明の実施形態3に係る後部構造を適用した自動車(ハッチバック車)1の後部を示す。本実施形態3では、上記透明パネル25の隠蔽層27形成領域及び透光部25d構成領域の車室側の面に、上記透明パネル25よりも光透過度の低い透光性のフィルムからなる裏面層41が一体に形成されている。そして、上記隠蔽層27が、上記裏面層41にシルク印刷により形成されている。
図7は、本発明の実施形態3に係る後部構造を適用した自動車(ハッチバック車)1の後部を示す。本実施形態3では、上記透明パネル25の隠蔽層27形成領域及び透光部25d構成領域の車室側の面に、上記透明パネル25よりも光透過度の低い透光性のフィルムからなる裏面層41が一体に形成されている。そして、上記隠蔽層27が、上記裏面層41にシルク印刷により形成されている。
上記裏面層41を構成するフィルムは、スモークフィルムと呼ばれる半透明な暗色の樹脂製フィルムであって、例えばポリカーボネート(PC:Polycarbonate)やポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA:Polymethyl Methacrylate)からなる。この裏面層41の光透過率は、例えば2%〜20%程度である。他方、隠蔽層27は、黒色の遮光性塗膜層であり、当該隠蔽層27の光透過率は、例えば0%〜2%程度である。
上述のように構成されたウインドパネル23は、フィルムからなる上記裏面層41を、シルク印刷により隠蔽層27を形成した状態で成形型のキャビティ内にセットし、裏面層41の反隠蔽層27側に上記透明パネル25成形用の樹脂を射出することにより成形できる。
したがって、本実施形態3によると、透光部25dに光透過度の低い裏面層41が一体に形成されているので、LED31の消灯時に透光部25dを介して空間部Sが車外側から視認されにくい。したがって、ウインドパネル23の隠蔽層27と透光部25dとの境目が目立たず両者が区別し難くなる、いわゆるブラックアウト状態とすることができ、自動車1の側部後端の外観がすっきりする。
なお、上記実施形態1〜3では、透明パネル25として透明なものを用いたが、半透明なものを用いてもよい。
また、上記隠蔽層27が側面部25bのみに形成され、後面部25aの全部が透光部25dを構成するようにしてもよい。また、上記隠蔽層27が後面部25aのみに形成され、側面部25bの全部が窓部25eを構成するようにしてもよい。
本発明は、車体の側部後端に設けられた開口部に樹脂製のウインドパネルが取り付けられた自動車の後部構造として有用である。
1 自動車
3 車体
19 第1開口部
21 第2開口部
23 ウインドパネル
25 透明パネル
25a 後面部
25b 側面部
25d 透光部
25e 窓部
27 隠蔽層
29 ハウジング
31 LED(光源)
41 裏面層
S 空間部
3 車体
19 第1開口部
21 第2開口部
23 ウインドパネル
25 透明パネル
25a 後面部
25b 側面部
25d 透光部
25e 窓部
27 隠蔽層
29 ハウジング
31 LED(光源)
41 裏面層
S 空間部
Claims (2)
- 車体(3)の側部後端に設けられた開口部(19,21)に樹脂製のウインドパネル(23)が取り付けられた自動車の後部構造であって、
上記ウインドパネル(23)は、板面を車体前後方向に向けた後面部(25a)、及び該後面部(25a)の車幅方向外側端部から車体前方に一体に突設された側面部(25b)を有する一体物の透明又は半透明な透明パネル(25)と、該透明パネル(25)の一部に車室側から重なるように形成された不透光性の隠蔽層(27)とを備え、上記透明パネル(25)の後面部(25a)の少なくとも一部が上記隠蔽層(27)と重なることなく透光部(25d)を構成するとともに、上記透明パネル(25)の側面部(25b)の少なくとも一部が上記隠蔽層(27)と重なることなく窓部(25e)を構成し、
上記ウインドパネル(23)の車室側の面には、該ウインドパネル(23)との間に空間部(S)を有するようにハウジング(29)が取り付けられ、
上記空間部(S)には、上記透光部(25d)を介して車外側に光を照射する光源(31)が収容されていることを特徴とする自動車の後部構造。 - 請求項1に記載の自動車の後部構造において、
上記透光部(25d)の車室側の面には、上記透明パネル(25)よりも光透過度の低い透光性の裏面層(25)が一体に形成されていることを特徴とする自動車の後部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015058056A JP2016175566A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 自動車の後部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015058056A JP2016175566A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 自動車の後部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016175566A true JP2016175566A (ja) | 2016-10-06 |
Family
ID=57069149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015058056A Pending JP2016175566A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 自動車の後部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016175566A (ja) |
-
2015
- 2015-03-20 JP JP2015058056A patent/JP2016175566A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5172260B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP6371100B2 (ja) | 二色成形法 | |
JP5903374B2 (ja) | 車両用バックドア | |
JP6453999B2 (ja) | 車両用内装部品 | |
JP5338098B2 (ja) | 車両用外装部品 | |
JP6167944B2 (ja) | 車両の後部構造 | |
JPWO2018083771A1 (ja) | 照明構造 | |
JP2013056669A (ja) | 車両用ドア | |
KR20150095884A (ko) | 차량용 램프 구조 | |
JP2016175565A (ja) | 車両用バックドア | |
JP5108431B2 (ja) | 自動車用バイザー | |
JP5945986B2 (ja) | 自動車用バックドア構造 | |
JP2014040132A (ja) | 車両用ウインドパネル | |
JP2014008837A (ja) | 車両用リアパネル及び灯具一体型車両用リアパネル | |
JP2016175566A (ja) | 自動車の後部構造 | |
JP6485801B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2009120122A (ja) | エンブレム及びその取付構造 | |
CN115451378A (zh) | 罩体 | |
JP7593299B2 (ja) | 車両用外装部品 | |
JP4542441B2 (ja) | 自動車のリヤウインドガラスの取付構造 | |
JP2008189168A (ja) | 発光体を内部に有するドアミラー装置 | |
JP2015189351A (ja) | 車両のモール部材配設構造 | |
JP2020027689A (ja) | 車輌用灯具 | |
JP6171952B2 (ja) | 車両の後部構造 | |
JP2013049345A (ja) | 車両用ドアミラー |