JP2016170840A - 半導体記憶装置とその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】データの読み出し、あるいはデータの書き込みを迅速に行う事が出来、且つ、電力消費を抑制することができる半導体記憶装置とその駆動方法の提供。
【解決手段】一つの実施形態によれば、半導体記憶装置は印加される電圧の極性とその大きさに応じて抵抗値が変化する可変抵抗素子をメモリ素子として備える。ワード線とビット線の両方に電源電圧または接地電位を印加するスタンバイモードを有する。前記ワード線と前記ビット線間に第1の電圧以上の電圧差を印加するデータ書き込みモードを有する。前記スタンバイモードの状態において印加されている前記ワード線または前記ビット線の一方の電圧のみを変化させて前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を前記ワード線と前記ビット線の間に印加し、前記メモリ素子に書き込まれたデータを読み出す読み出しモードを有する。
【選択図】図1
【解決手段】一つの実施形態によれば、半導体記憶装置は印加される電圧の極性とその大きさに応じて抵抗値が変化する可変抵抗素子をメモリ素子として備える。ワード線とビット線の両方に電源電圧または接地電位を印加するスタンバイモードを有する。前記ワード線と前記ビット線間に第1の電圧以上の電圧差を印加するデータ書き込みモードを有する。前記スタンバイモードの状態において印加されている前記ワード線または前記ビット線の一方の電圧のみを変化させて前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を前記ワード線と前記ビット線の間に印加し、前記メモリ素子に書き込まれたデータを読み出す読み出しモードを有する。
【選択図】図1
Description
本実施形態は、半導体記憶装置とその駆動方法に関する。
従来、可変抵抗素子をメモリ素子として用いる半導体記憶装置の技術が開示されている。可変抵抗素子は、印加される電圧の値、あるいは、印加される電圧の極性、更には、印加時間によって抵抗値が変化する。抵抗値の違いをデータ「0」「1」に割り当てることによりメモリ素子として用いることが出来る。
従来技術では、可変抵抗素子に書き込まれたデータを読み出す場合、あるいは、可変抵抗素子にデータを書き込む場合、全ワード線及び全ビット線の電位を所定の電圧まで昇圧した状態、すなわち、プリチャージ状態を経てデータの読み出し、あるいはデータの書き込みを行う。しかし、プリチャージに時間を要する為、データの読み出し、あるいはデータの書き込みまでに時間を要する。また、スタンバイモードからデータの読み出しあるいはデータの書き込みを行うまでのプリチャージ状態における電力消費の削減が望まれる。
一つの実施形態は、データの読み出し、あるいはデータの書き込みを迅速に行う事が出来、且つ、電力消費を抑制することができる半導体記憶装置とその駆動方法を提供することを目的とする。
一つの実施形態の半導体記憶装置は、ワード線とビット線の間に接続され、前記ワード線と前記ビット線間に印加される電圧の極性とその大きさに応じて抵抗値が変化する可変抵抗素子をメモリ素子として備える。前記ワード線と前記ビット線の両方に高電位側の電源電圧または接地電位を印加するスタンバイモードを有する。前記ワード線と前記ビット線間に第1の電圧以上の電圧差を印加して前記メモリ素子の抵抗値を変化させて前記メモリ素子にデータを書き込むデータ書き込みモードを有する。前記スタンバイモードの状態において印加されている前記ワード線または前記ビット線の一方の電圧のみを変化させて前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を前記ワード線と前記ビット線の間に印加し、前記メモリ素子に書き込まれたデータを読み出す読み出しモードを有する。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる半導体記憶装置とその駆動方法を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の半導体記憶装置の構成を示す図である。本実施形態の半導体記憶装置は、メモリセルアレイ10を有する。メモリセルアレイ10は、複数のビット線(BL0乃至BLn)と、複数のワード線(WL0乃至WLn)を有する。各ビット線とワード線の間には、可変抵抗素子VRが接続される。
図1は、第1の実施形態の半導体記憶装置の構成を示す図である。本実施形態の半導体記憶装置は、メモリセルアレイ10を有する。メモリセルアレイ10は、複数のビット線(BL0乃至BLn)と、複数のワード線(WL0乃至WLn)を有する。各ビット線とワード線の間には、可変抵抗素子VRが接続される。
可変抵抗素子VRとしては、例えば、可変抵抗素子の電極間に印加する電圧の極性を変えることにより、高抵抗状態と低抵抗状態とを設定することが出来るバイポーラ型の可変抵抗素子が用いられる。金属陽イオンを析出させて電極間に架橋(コンダクティングブリッジ)を形成したり、析出した金属をイオン化して架橋を破壊することで抵抗値を変化させる可変抵抗素子を用いることが出来る。
本実施形態は、行制御回路20を有する。行制御回路20は、半導体記憶装置の各動作モードに応じた電圧を生成する電圧生成回路(22乃至27)を有する。スタンバイ電圧生成回路22は、スタンバイモード時の電圧スタンバイ電圧を生成する。例えば、高電位側の電源電圧VDD、または接地電位VSSをスタンバイ電圧として用いることが出来る。
スタンバイ読出し電圧生成回路23は、スタンバイ読み出し(以降、SBRDと言う)モード時の電圧SBRD電圧を生成する。SBRDモードについては後述する。SBRD電圧としては、例えば、電源電圧VDDよりも所定電圧だけ低い電圧、または、接地電位VSSよりも所定電圧だけ高い電圧が用いられる。SBRD電圧と電源電圧VDDとの電圧差、あるいはSBRD電圧と接地電位VSSとの間の電圧差を選択したメモリセル(以降、選択メモリセルという)のデータを読み出す電圧として用いる。SBRD電圧は、選択メモリセルVR1に印加した場合に、選択メモリセルVR1の抵抗値が変化してデータが破壊されることのない電圧に設定される。スタンバイ書き込み電圧生成回路24は、スタンバイ書き込み(以降、SBWTと言う)モード時の電圧SBWT電圧を生成する。SBWTについては、後述する。読み出し電圧生成回路25は、読み出し動作時の電圧READ電圧を生成する。書き込み電圧生成回路26は、書き込み動作時の電圧WRITE電圧を生成する。プリチャージ電圧生成回路27は、プリチャージ時の電圧PRCH電圧を生成する。PRCH電圧は、例えば、電源電圧VDDと接地電位VSSの中間電圧に設定される。
本実施形態は、行選択回路21を有する。行選択回路21は、制御回路40の制御により、半導体記憶装置の動作モードに応じて選択されたワード線(WL0乃至WLn)に電圧生成回路(22乃至27)の電圧を印加する。
本実施形態は、列制御回路30を有する。列制御回路30は、半導体記憶装置の各動作モードに応じた電圧を生成する電圧生成回路(32乃至37)を有する。スタンバイ電圧生成回路32は、スタンバイモード時の電圧スタンバイ電圧を生成する。例えば、高電位側の電源電圧VDD、または接地電位VSSをスタンバイ電圧として用いることが出来る。SBRD電圧生成回路33は、SBRDモード時の電圧SBRD電圧を生成する。SBRD電圧としては、電源電圧VDDよりも所定の電圧だけ低い電圧、または、接地電位VSSよりも所定の電圧だけ高い電圧が用いられる。スタンバイ書き込み電圧生成回路34は、SBWT時の電圧SBWT電圧を生成する。読み出し電圧生成回路35は、読み出し動作時の電圧READ電圧を生成する。書き込み電圧生成回路36は、書き込み動作時の電圧WRITE電圧を生成する。プリチャージ電圧生成回路37は、プリチャージ時の電圧PRCH電圧を生成する。PRCH電圧は、例えば、電源電圧VDDと接地電位VSSの中間電圧に設定される。
スタンバイモード時には、全ワード線及び全ビット線に、行選択回路21及び列選択回路31からスタンバイ電圧が印加される。例えば、高電位側の電源電圧VDD、または、接地電位VSSの内の一方の電圧が全ワード線及全ビット線に印加される。
SBRDモードでは、プリチャージ状態を経ないで、選択メモリセルが接続されたワード線(以降、選択ワード線という)と選択メモリセルが接続されたビット線(以降、選択ビット線という)に行選択回路21と列選択回路31からSBRD電圧が印加される。例えば、スタンバイモード時に全ワード線及び全ビット線に接地電位VSSが印加された状態で、ワード線WL0とビット線BL1に接続されたメモリセルVR1が選択された場合、選択メモリセルVR1が接続された選択ワード線WL1の電圧のみを昇圧して、選択メモリセルVR1にSBRD電圧を印加する。すなわち、選択ワード線WL0の電圧のみを昇圧して、選択メモリセルVR1にデータ読み出しの為の電圧SBRD電圧を印加する。選択ワード線WL0のみの電圧を昇圧する動作である為、短時間で昇圧することが可能である。また、プリチャージ状態を経ないで選択ワード線WL0のみを昇圧する為、SBRDに移行するまでのプリチャージ状態が省略され、消費電力を削減することが出来る。尚、スタンバイモード時に全ワード線及び全ビット線に高電位側の電源電圧VDDが印加される場合には、SBRD時に、選択メモリセルVR1が接続された選択ビット線BL0に、電源電圧VDDよりも選択メモリセルVR1からのデータの読み出しに必要な電圧分だけ低いSBRD電圧を印加する。これにより、選択メモリセルVR1にSBRD電圧を印加する。
SBWTモードでは、プリチャージ状態を経ないで、選択ワード線WL0と選択ビット線BL0に行選択回路21と列選択回路31からSBWT電圧が印加される。例えば、スタンバイモード時に全ワード線及び全ビット線に接地電位VSSが印加された状態で、ワード線WL0とビット線BL1に接続されたメモリセルVR1が選択された場合、選択メモリセルVR1が接続された選択ワード線WL0の電圧のみを昇圧して、選択メモリセルVR1にSBWT電圧を印加する。すなわち、選択ワード線WL0の電圧のみを昇圧して、選択メモリセルVR1にデータ書き込みの為の電圧SBWT電圧を印加する。選択ワード線WL0のみの電圧を昇圧する動作である為、短時間で昇圧することが可能である。また、プリチャージ状態を経ないで選択ワード線WL0のみを昇圧する為、SBWTモードに移行するまでのプリチャージ状態が省略され、消費電力を削減することが出来る。尚、SBWTモードによるデータの書き込みは、例えば、可変抵抗素子VRにデータ「0」あるいは「1」を書き込むための電圧が低い方のデータを書き込む場合に用いることが出来る。
本実施形態の半導体記憶装置においては、プリチャージ状態を経ないで、選択メモリセルVR1のデータを読み出すSBRDモードを有する為、迅速な読み出し動作が可能となる。また、SBRDモードにおいては、選択ワード線WL0の電圧のみが昇圧されるため、プリチャージ状態を経て読み出し動作を行う場合に比べて消費電力を軽減することが出来る。尚、行制御回路20の電圧生成回路(22乃至27)、及び、列制御回路30の電圧生成回路(32乃至37)は、便宜的に各動作モードに応じた所定の電圧が生成する個別の電圧生成回路として示しているが、制御回路40からの制御に応じて、夫々、スタンバイ電圧、SBRD電圧、SBWT電圧、READ電圧、WRITE電圧、あるいはPRCH電圧を生成する回路構成であっても良い。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。駆動方法を状態遷移図で示している。本実施形態においては、スタンバイモード(100)から選択メモリセルのデータを読み出すSBRDモード(600)へ直接移行(106)するモードを有する。SBRDモード(600)においては、選択メモリセルが接続された選択ワード線、あるいは、選択メモリセルが接続された選択ビット線の一方の電圧のみを変化させて選択メモリセルのデータを読み出す。SBRDモード(600)からスタンバイモード(100)に移行(161)するモードを有し、プリチャージ状態(200)に移行(602)するモードを有する。
図2は、第2の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。駆動方法を状態遷移図で示している。本実施形態においては、スタンバイモード(100)から選択メモリセルのデータを読み出すSBRDモード(600)へ直接移行(106)するモードを有する。SBRDモード(600)においては、選択メモリセルが接続された選択ワード線、あるいは、選択メモリセルが接続された選択ビット線の一方の電圧のみを変化させて選択メモリセルのデータを読み出す。SBRDモード(600)からスタンバイモード(100)に移行(161)するモードを有し、プリチャージ状態(200)に移行(602)するモードを有する。
本実施形態においては、スタンバイモード(100)から直接、選択メモリセルにデータを書き込むSBWTモード(700)へ移行(107)するモードを有する。SBWTモード(700)においては、選択メモリセルが接続された選択ワード線、あるいは、選択メモリセルが接続された選択ビット線の一方の電圧のみを変化させて選択メモリセルにデータを書き込む。SBWTモード(700)からスタンバイモード(100)に移行(171)するモードを有し、SBWTモード(700)からプリチャージ状態(200)に移行(702)するモードを有する。
本実施形態においては、プリチャージ状態(200)から読み出し動作(300)に移行(203)するモードを有する。読み出し動作(300)からプリチャージ状態(200)に移行(262)するモードを有し、読み出し動作(300)からスタンバイモード(100)に移行(301)するモードを有する。
本実施形態においては、プリチャージ状態(200)から書き込み動作(400)に移行(204)するモードを有する。書き込み動作(400)からプリチャージ状態(200)に移行(242)するモードを有し、書き込み動作(400)からスタンバイモード(100)に移行(401)するモードを有する。
本実施形態においては、スタンバイモード(100)からプリチャージ状態(200)に移行(101)し、プリチャージ状態(200)からスタンバイモード(100)に移行(102)するモードを有する。
本実施形態においては、全てのメモリセルのデータをリセットするリセットモード(500)を有する。例えば、プリチャージ状態(200)を経てリセットモード(500)へ移行(205)するモードを有し、リセットモード(500)の後、プリチャージ状態(200)に移行(252)するモードを有する。また、リセットモード(500)の後、スタンバイモード(100)に移行(501)するモードを有する。例えば、全てのメモリセルにデータ「0」を書き込む書き込み電圧WRITE電圧を行選択回路21、及び列選択回路31からワード線(WL0乃至WLn)及びビット線(BL0乃至BLn)に供給することにより全てのメモリセルに「0」を書き込み、全てのメモリセルをリセットすることが出来る。
本実施形態においては、プリチャージ状態(200)を経ないで選択メモリセルVR1のデータを直接読むSBRDモード(600)、及び、選択メモリセルVR1に直接データを書き込むSBWTモード(700)を有する。これにより、選択メモリセルVR1から迅速にデータを読み出すことが可能であり、また、選択メモリセルへ迅速にデータを書き込むことが出来る。尚、各モードへは、制御回路40の制御の下、行選択回路21と列選択回路31を介して、各モードに対応した電圧をワード線(WL0乃至WLn)とビット線(BL0乃至BLn)に夫々供給することにより移行させることが出来る。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。駆動方法を状態遷移図で示している。既述の実施形態に対応する構成には、同一の符号を付している。本実施形態においては、図2において説明した各モードの内、スタンバイモード(100)、SBRDモード(600)、プリチャージ状態(200)、読み出しモード(300)、及び書き込みモード(400)を有する。SBRDモード(600)へは、選択メモリセルVR1が接続された選択ワード線WL0、あるいは、選択メモリセルVR1が接続された選択ビット線BL0の一方の電圧のみを変化させることにより、スタンバイモード(100)から移行させることが出来る。
図3は、第3の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。駆動方法を状態遷移図で示している。既述の実施形態に対応する構成には、同一の符号を付している。本実施形態においては、図2において説明した各モードの内、スタンバイモード(100)、SBRDモード(600)、プリチャージ状態(200)、読み出しモード(300)、及び書き込みモード(400)を有する。SBRDモード(600)へは、選択メモリセルVR1が接続された選択ワード線WL0、あるいは、選択メモリセルVR1が接続された選択ビット線BL0の一方の電圧のみを変化させることにより、スタンバイモード(100)から移行させることが出来る。
本実施形態においては、プリチャージ状態(200)を経ないで、直接、選択メモリセルVR1のデータを読むSBRDモード(600)を有する。これにより、選択メモリセルVR1から迅速にデータを読み出すことが可能である。プリチャージ状態(200)を経ないでSBRDモード(600)に移行する為、データの読み出しまでのプリチャージ状態PRCHが省略され、消費電力を削減することが出来る。
(第4の実施形態)
図4は、第4の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、スタンバイモードSTBY、SBRDモードSBRD、書き込みモードWRITE、読み出しモードREAD、及びプリチャージ状態PRCHを備える場合の駆動方法の実施形態である。図3の状態遷移図が示す実施形態に対応した駆動方法の実施形態である。
図4は、第4の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、スタンバイモードSTBY、SBRDモードSBRD、書き込みモードWRITE、読み出しモードREAD、及びプリチャージ状態PRCHを備える場合の駆動方法の実施形態である。図3の状態遷移図が示す実施形態に対応した駆動方法の実施形態である。
スタンバイモードにおいては、全てのワード線(WL0乃至WLn)、及び全てのビット線(BL0乃至BLn)に接地電位VSSが印加される。スタンバイモードからSBRDモードに移行して選択メモリセルVR1のデータを読み出す場合には、選択メモリセルVR1が接続された選択ワード線WL0にSBRD電圧VSBRDが印加される。SBRD電圧VSBRDは、選択メモリセルVR1の抵抗値が変化してデータが破壊されることのない電圧に設定される。また、SBRD電圧VSBRDの印加時間は、SBRD電圧VSBRDの印加によりメモリセルVR1の抵抗値が変化しない程度の時間に設定する。
本実施形態においては、SBRDモードの後に、プリチャージ状態に移行させる。例えば、行制御回路20のプリチャージ電圧生成回路27のプリチャージ電圧PRCH電圧を行選択回路21を介して全ワード線(WL0乃至WLn)に印加する。また、同時に、列制御回路30のプリチャージ電圧生成回路37のプリチャージ電圧PRCH電圧を列選択回路31を介して全ビット線(BL0乃至BLn)に印加する。
選択メモリセルVR1にデータ「1」を書き込む場合には、例えば、選択ワード線WL0に書き込み電圧WRITE電圧として電源電圧VDDを印加する。同時に、選択ビット線BL0に書き込み電圧WRITE電圧として接地電位VSSを印加する。これにより、選択メモリセルVR1の両端には、電源電圧VDDに等しい電圧が印加される。電源電圧VDDに等しい電圧の印加で、選択メモリセルVR1の抵抗値を変化させ、データ「1」を書き込むことが出来る。
選択メモリセルVR1にデータ「1」を書き込んだ後、全ワード線(WL0乃至WLn)及び全ビット線(BL0乃至BLn)にプリチャージ電圧VPRCHを印加してプリチャージ状態に移行させる。
次に、選択メモリセルVR1にデータ「0」を書き込む場合には、例えば、選択ワード線WL0に接地電位VSSを印加する。同時に、選択ビット線BL0に電源電圧VDDを印加する。これにより、選択メモリセルVR1の両端には、絶対値が電源電圧VDDに等しくデータ「1」の書き込みの場合とは逆極性の電圧が印加される。これにより選択メモリセルVR1の抵抗値を変化させ、データ「0」を書き込むことが出来る。
選択メモリセルVR1にデータ「0」を書き込んだ後、全ワード線(WL0乃至WLn)及び全ビット線(BL0乃至BLn)にプリチャージ電圧PRCH電圧を印加してプリチャージ状態に移行させる。
次に、選択メモリセルVR1のデータを読む読み出しモードREADに移行する。読み出しモードREADにおいては、選択メモリセルVR1が接続された選択ワード線WL0の電圧に読み出し電圧VREADWを印加する。同時に、選択メモリセルVR1が接続された選択ビット線BL0に読み出し電圧VREADBを印加する。例えば、選択ワード線WL0に印加される読み出し電圧VREADWは、プリチャージ電圧VPRCHからわずかに高い電圧であり、選択ビット線BL0に印加される読み出し電圧VREADBは、プリチャージ電圧VPRCHからわずかに低い電圧である。選択ワード線WL0に印加される読み出し電圧VREADWと選択ビット線BL0に印加される読み出し電圧VREADBの電圧差は、選択メモリセルVR1の抵抗値を変化させてデータを破壊することのない範囲に設定する。
本実施形態においては、接地電位VSSが全ワード線、及び全ビット線に印加されたスタンバイモードSTBYから、選択ワード線WL0の電圧のみを変化させて選択メモリセルVR1のデータを読み出すSBRDモードを有する。従って、プリチャージ状態を経ることなく選択メモリセルVR1のデータの読み出しを迅速に行うことが出来る。また、プリチャージ状態を経ないでSBRDモードに移行する為、プリチャージ状態を経ることによる電力消費を軽減することが出来る。
(第5の実施形態)
図5は、第5の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、SBRDモードにおいて、非選択ビット線の電位が、電圧ΔVだけ昇圧される。これにより非選択の可変抵抗素子VRが接続された非選択のビット線(BL1乃至BLn)と選択ワード線WL0との間の電圧差が小さくなる為、消費電力を軽減することが出来る。
図5は、第5の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、SBRDモードにおいて、非選択ビット線の電位が、電圧ΔVだけ昇圧される。これにより非選択の可変抵抗素子VRが接続された非選択のビット線(BL1乃至BLn)と選択ワード線WL0との間の電圧差が小さくなる為、消費電力を軽減することが出来る。
非選択ビット線の電位を電圧ΔV分だけ昇圧することにより、非選択ビット線と非選択ワード線との間に電圧差が生じるが、微小電圧に対しては電流が流れない非線形の特性を有する可変抵抗素子を用いることにより、電圧ΔVの印加により非選択ビット線と非選択ワード線との間に非選択の可変抵抗素子を介して電流が流れる事態を回避することが出来る。SBRDモードの後の動作モードの遷移は、第4の実施形態の場合と同様である。
本実施形態においては、SBRDモードにおいて、非選択ビット線の電位を電圧ΔVだけ昇圧する。これにより、非選択の可変抵抗素子VRが接続された非選択のビット線と選択ワード線との間の電圧差が小さくなる為、消費電力を軽減することが出来る。SBRDモードにおける消費電力を抑制することが出来る。
(第6の実施形態)
図6は、第6の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、スタンバイモードにおいて、全ワード線(WL0乃至WLn)と全ビット線(BL0乃至BLn)に対して電源電圧VDDが印加される。
図6は、第6の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、スタンバイモードにおいて、全ワード線(WL0乃至WLn)と全ビット線(BL0乃至BLn)に対して電源電圧VDDが印加される。
本実施形態においては、SBRDモードにおいては、選択メモリセルVR1が接続される選択ビット線BL0の電圧のみがSBRD電圧VSBRDまで下げられる。これにより、選択メモリセルVR1の両端には電圧差(VDD−VSBRD)が生じ、この電圧差により選択メモリセルVR1のデータが読み出される。
以降、プリチャージ状態,データ(1)の書き込みWRITE(1)、プリチャージ状態、データ(0)の書き込みWRITE(0)、プリチャージ状態、読み出しモードREADを経て、スタンバイモードに移行する。
本実施形態においては、電源電圧VDDが全ワード線(WL0乃至WLn)、及び全ビット線(BL0乃至BLn)に印加されたスタンバイモードから、選択ビット線BL0の電圧のみを変化させて選択メモリセルVR1のデータを読み出すSBRDモードを有する。従って、プリチャージ状態を経ることなく選択メモリセルVR1のデータの読み出しを迅速に行うことが出来る。また、スタンバイモードから直接SBRDモードに移行する為、プリチャージ状態を経ることによる電力消費を軽減することが出来る。
(第7の実施形態)
図7は、第7の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、SBRDモードにおいて、非選択ワード線(WL1乃至WLn)の電位が、電圧ΔVだけ降圧される。これにより非選択の可変抵抗素子VRが接続された非選択のワード線(WL1乃至WLn)と選択ビット線BL0との間の電圧差が小さくなる為、消費電力を軽減することが出来る。
図7は、第7の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、SBRDモードにおいて、非選択ワード線(WL1乃至WLn)の電位が、電圧ΔVだけ降圧される。これにより非選択の可変抵抗素子VRが接続された非選択のワード線(WL1乃至WLn)と選択ビット線BL0との間の電圧差が小さくなる為、消費電力を軽減することが出来る。
非選択ワード線の電位を電圧ΔV分だけ降圧することにより、非選択ワード線と非選択ビット線との間に電圧差が生じるが、微小電圧に対しては電流が流れない非線形の特性を有する可変抵抗素子を用いることにより、非選択ワード線との間に生じる電圧差ΔVの印加により非選択の可変抵抗素子を介して電流が流れる事態を回避することが出来る。SBRDモードの後の動作モードの遷移は、第6の実施形態の場合と同様である。
本実施形態においては、SBRDモードにおいて、非選択ワード線の電位を可変抵抗素子の抵抗値が変化しない程度の電圧で降圧する。これにより、SBRDモードにおける消費電力を軽減することが出来る。
(第8の実施形態)
図8は、第8の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、スタンバイモードから選択メモリセルにデータ「1」を書き込むSBWTモードを有する。すなわち、全ワード線(WL0乃至WLn)及び全ビット線(BL0乃至BLn)に接地電位VSSが印加されたスタンバイモードから、選択ワード線WL0に昇圧したSBWT電圧VSBWTを印加して選択メモリセルVR1にデータを書き込むSBWTモードを有する。
図8は、第8の実施形態の半導体記憶装置の駆動方法を説明する為の図である。本実施形態においては、スタンバイモードから選択メモリセルにデータ「1」を書き込むSBWTモードを有する。すなわち、全ワード線(WL0乃至WLn)及び全ビット線(BL0乃至BLn)に接地電位VSSが印加されたスタンバイモードから、選択ワード線WL0に昇圧したSBWT電圧VSBWTを印加して選択メモリセルVR1にデータを書き込むSBWTモードを有する。
可変抵抗素子VRへのデータ「0」と「1」を書き込む電圧が異なる場合、データ書き込みに要する電圧が低い方のデータを書き込む場合にSBWTモードを用いることが出来る。
SBWTモードの後に、プリチャージ状態に移行する。プリチャージ状態においては、全ワード線(WL0乃至WLn)及び全ビット線(BL0乃至BLn)にプリチャージ電圧VPRCHが印加される。
次に、選択メモリセルVR1にデータ「0」を書き込む。選択ワード線WL0に、書き込み電圧として接地電位VSSを印加し、選択ビット線BL0に書き込み電圧として電源電圧VDDを印加して、選択メモリセルVR1にデータ「0」を書き込む。
データ「0」の書き込みの後、プリチャージ状態に移行する。プリチャージ状態では、全ワード線(WL0乃至WLn)に行選択回路21を介してプリチャージ電圧VPRCHが印加され、全ビット線(BL0乃至BLn)に列選択回路31からプリチャージ電圧VPRCHが印加される。
読み出しモードREADにおいては、選択ワード線WL0に読み出し電圧VREADWが印加され、選択ビット線BL0に読み出し電圧VREADBが印加される。読み出し電圧VREADWはプリチャージ電圧VPRCHからわずかに高い電圧であり、読み出し電圧VREADBはプリチャージ電圧VPRCHからわずかに低い電圧である。読み出し電圧VREADWと読み出し電圧VREADBの電圧差(VREADW−VREADB)が、選択メモリセルVR1からのデータ読み出しに利用される。
本実施形態によれば、スタンバイモードからプリチャージ状態を経ないで、直接選択メモリセルVR1にデータを書き込むSBWTモードを有する。従って、プリチャージ状態を経ることなく選択メモリセルVR1へのデータの書き込みを迅速に行うことが出来る。また、スタンバイモードから直接SBWTモードに移行する為、プリチャージ状態を経ることによる電力消費を軽減することが出来る。
図9は、可変抵抗素子の特性を説明する為の図である。横軸に電圧の印加時間(t)、縦軸に抵抗(R)を示す。既述の実施形態のメモリセルである可変抵抗素子VRの特性としては、例えば、可変抵抗素子VRの両端に高い電圧、例えば、電源電圧VDDを印加した場合には、実線(i)で示す様に時間t1のタイミングで抵抗値が増加する。可変抵抗素子VRの両端に低い電圧、例えば、電源電圧VDDと接地電位VSSの中間電圧を印加した場合には、実線(ii)で示す様に、時間t2のタイミングで抵抗値が増加する。従って、印加電圧とその印加時間の設定によって、抵抗値に応じたデータを選択メモリセルVR1に書き込むことが出来る。
(第9の実施形態)
図10は、センスアンプの一つの実施形態を示す図である。本実施形態のセンスアンプは、選択メモリセル80の一端が接続される端子92を備える。端子92には、選択ワード線の電圧VWLが印加される。端子94には、ダミーセル81の一端が接続される。ダミーセル81は、所定のデータ「1」あるいは「0」に対応した抵抗値を有する。ダミーセル81は、選択メモリセル80と同様、可変抵抗素子VRが用いられる。端子94には、選択ワード線の電圧VWLが印加される。
図10は、センスアンプの一つの実施形態を示す図である。本実施形態のセンスアンプは、選択メモリセル80の一端が接続される端子92を備える。端子92には、選択ワード線の電圧VWLが印加される。端子94には、ダミーセル81の一端が接続される。ダミーセル81は、所定のデータ「1」あるいは「0」に対応した抵抗値を有する。ダミーセル81は、選択メモリセル80と同様、可変抵抗素子VRが用いられる。端子94には、選択ワード線の電圧VWLが印加される。
選択メモリセル80の他端は、NMOSトランジスタ60のドレインとゲートに接続される。NMOSトランジスタ61のゲートがNMOSトランジスタ60のゲートに接続される。NMOSトランジスタ60と61はカレントミラー回路を構成する。NMOSトランジスタ60のソースは、NMOSトランジスタ71のドレインに接続される。NMOSトランジスタ61のソースは、NMOSトランジスタ72のドレインに接続される。
ダミーセル81の他端は、NMOSトランジスタ63のドレインとゲートに接続される。NMOSトランジスタ62のゲートがNMOSトランジスタ63のゲートに接続される。NMOSトランジスタ62と63はカレントミラー回路を構成する。NMOSトランジスタ63のソースは、NMOSトランジスタ74のドレインに接続される。NMOSトランジスタ62のソースは、NMOSトランジスタ73のドレインに接続される。NMOSトランジスタ71乃至74のゲートは端子70に接続される。端子70には、センスアンプの動作を制御する制御信号S/Aが印加される。制御信号S/AがHレベルの時、センスアンプが動作状態になり、読み出し動作となる。NMOSトランジスタ(71乃至74)のソースは端子75に接続される。端子75には、選択ビット線BL0に印加される電圧VBLが印加される。
NMOSトランジスタ62のドレインは、PMOSトランジスタ91のドレインに接続される。NMOSトランジスタ61のドレインは、PMOSトランジスタ90のドレインとゲートに接続される。PMOSトランジスタ90のゲートはPMOSトランジスタ91のゲートに接続される。PMOSトランジスタ90と91はカレントミラー回路を構成する。PMOSトランジスタ(90、91)のソースは端子93に接続される。端子93には電源電圧VDDが印加される。
読み出し動作(SBRD、READ)時には、端子70に印加される制御信号S/AがHレベルになる。制御信号S/AによりNMOSトランジスタ71乃至74がオンとなり、選択メモリセル80とダミーセル81に電流を供給する。選択メモリセル80とダミーセル81の抵抗値の違いに応じて端子95の出力電圧が異なる。選択メモリセル80の抵抗がダミーセル81より小さい場合には、カレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタ90とPMOSトランジスタ91のゲート電圧が下がり、PMOSトランジスタ91のドレイン電圧が上昇して、端子95の電圧はHighになる。逆に、選択メモリセル80の抵抗がダミーセル81より大きい場合には、カレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタ90とPMOSトランジスタ91のゲート電圧が上がり、PMOSトランジスタ91のドレイン電圧が低下して、端子95の電圧はLowになる。端子95の電圧を検知することにより、選択メモリセル80の抵抗値とダミーセル81の抵抗値との大小関係がわかる為、選択メモリセル80に書き込まれたデータを読み出すことが出来る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 メモリセルアレイ、20 行制御回路、21 行選択回路、22乃至27 電圧生成回路、30 列制御回路、31 列選択回路、32乃至37 電圧生成回路、40 制御回路。
Claims (12)
- ワード線とビット線の間に接続され、前記ワード線と前記ビット線間に印加される電圧の極性とその大きさに応じて抵抗値が変化する可変抵抗素子をメモリ素子として備える半導体記憶装置において、
前記ワード線と前記ビット線の両方に高電位側の電源電圧または接地電位を印加するスタンバイモードと、
前記ワード線と前記ビット線間に第1の電圧以上の電圧差を印加して前記メモリ素子の抵抗値を変化させて前記メモリ素子にデータを書き込むデータ書き込みモードと、
前記スタンバイモードの状態において印加されている前記ワード線または前記ビット線の一方の電圧のみを変化させて前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を前記ワード線と前記ビット線の間に印加し、前記メモリ素子に書き込まれたデータを読み出す読み出しモードと、
を有することを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記スタンバイモードにおいて前記ワード線と前記ビット線には前記接地電位が印加され、前記読み出しモードにおいては、前記ワード線に前記接地電位よりも所定電圧だけ高い電圧を印加して前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を印加することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記スタンバイモードにおいて前記ワード線と前記ビット線には前記電源電圧が印加され、前記読み出しモードにおいては、前記ビット線に前記電源電圧よりも所定電圧だけ低い電圧を印加して前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を印加することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記データ書き込みモードは、前記ワード線に前記高電位側の電源電圧を印加すると共に前記ビット線に前記接地電位を印加して第1のデータの書き込みを行う第1の書き込みモードと、前記ワード線に前記接地電位を印加すると共に前記ビット線に前記高電位側の電源電圧を印加して第2のデータの書き込みを行う第2の書き込みモードを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
- 前記データ書き込みモードは、前記可変抵抗素子の両端に前記第1の電圧以上の電圧差を印加して前記可変抵抗素子の抵抗値を変化させて第1のデータに相当するデータを書き込む第3の書き込みモードと、前記第1の電圧よりも低い電圧差を印加して前記可変抵抗素子の抵抗値を変化させて第2のデータに対応したデータを書き込む第4の書き込みモードを有し、前記第4の書き込みモードは前記スタンバイモードにおいて印加されている前記ワード線または前記ビット線の一方の電圧のみを変化させて、前記可変抵抗素子の両端に前記第1の電圧より小さい電圧差を印加することにより前記スタンバイモードから直接前記第4の書き込みモードに移行することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
- ワード線とビット線の間に接続され、前記ワード線と前記ビット線間に印加される電圧の極性とその大きさに応じて抵抗値が変化する可変抵抗素子をメモリ素子として備える半導体記憶装置の駆動方法において、
前記ワード線と前記ビット線の両方に高電位側の電源電圧または接地電位を印加してスタンバイモードにする動作と、
前記ワード線と前記ビット線との間の電圧差を第1の電圧以上にして前記メモリ素子へデータの書き込みを行う書き込み動作と、
前記スタンバイモードから、前記スタンバイモードにおいて印加されている前記ワード線または前記ビット線の一方の電圧のみを変化させて前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を印加した状態で前記メモリ素子に書き込まれたデータを読み出す読み出し動作と、
を有することを特徴とする半導体記憶装置の駆動方法。 - 前記スタンバイモードにおいて前記ワード線と前記ビット線には前記接地電位を印加し、前記読み出し動作においては、前記ワード線に前記接地電位よりも所定電圧だけ高い電圧を印加して前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を印加することを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置の駆動方法。
- 前記スタンバイ状態において前記ワード線と前記ビット線には前記高電位側の電源電圧を印加し、前記読み出し動作においては、前記ビット線に前記電源電圧よりも所定電圧だけ低い電圧を印加して前記ワード線と前記ビット線間に前記第1の電圧よりも小さい電圧差を印加することを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置の駆動方法。
- 複数のワード線と、
複数のビット線と、
前記複数のワード線と前記複数のビット線の間に夫々対応して接続され、その両端に印加される電圧によって抵抗値が変化する複数の可変抵抗素子と、
前記複数のワード線と前記複数のビット線に所定の電圧を印加する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、
スタンバイモードでは、前記複数のワード線と前記複数のビット線の両方に高電位側の電源電圧または接地電位を印加し、
前記複数の可変抵抗素子の内の選択した可変抵抗素子の抵抗値を変化させてデータの書き込みを行う場合には、前記選択した可変抵抗素子が接続されたワード線とビット線の間に第1の電圧以上の電圧差を印加し、
前記スタンバイモードから前記可変抵抗素子に書き込まれたデータを読み出す読み出し動作に移行する場合に、前記複数のワード線または前記複数のビット線の内、前記選択した可変抵抗素子が接続されたワード線またはビット線の一方のみの電圧を変化させることを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記スタンバイモードにおいて前記複数のワード線と前記複数のビット線に前記高電位側の電源電圧が印加されている場合には、前記制御回路は前記読み出し動作において、前記選択した可変抵抗素子が接続されたワード線以外のワード線の電位を所定の電圧だけ降圧することを特徴とする請求項9に記載の半導体記憶装置。
- 前記スタンバイモードにおいて前記複数のワード線と前記複数のビット線に前記接地電位が印加されている場合には、前記制御回路は前記読み出し動作において、前記選択した可変抵抗素子が接続されたビット線以外のビット線の電位を所定の電圧だけ昇圧することを特徴とする請求項9に記載の半導体記憶装置。
- 前記可変抵抗素子の抵抗値を第1のデータに対応した抵抗値にする第1の電圧と第2のデータに対応した抵抗値にする第2の電圧が相違する場合に、前記第1の電圧と前記第2の電圧の内の低い方の電圧に対応したデータを前記可変抵抗素子に書き込む場合には、前記可変抵抗素子が接続されたワード線または前記可変抵抗素子が接続されたビット線に前記スタンバイモードで印加されている電圧の内の一方のみの電圧を変化させることにより、前記スタンバイモードから直接前記可変抵抗素子の抵抗値を変化させることを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
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A711 | Notification of change in applicant |
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