JP2016142097A - 可搬式昇降装置および水平部材の解体方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトで汎用的な工事用車両への据え付けが可能な汎用性の高い可搬式昇降装置と可搬式昇降装置を用いた水平部材の解体方法を提供する。
【解決手段】可搬式昇降装置の昇降手段に、ロープが掛けられた滑車をロッド先端に備えた油圧式ジャッキを採用してロープを介して前記油圧式ジャッキの伸縮を前記ベッドに伝達することで、ベッドの高さ方向の移動距離を大きく稼ぐとともに、軽量化を図る。
【選択図】図1
【解決手段】可搬式昇降装置の昇降手段に、ロープが掛けられた滑車をロッド先端に備えた油圧式ジャッキを採用してロープを介して前記油圧式ジャッキの伸縮を前記ベッドに伝達することで、ベッドの高さ方向の移動距離を大きく稼ぐとともに、軽量化を図る。
【選択図】図1
Description
本発明は、可搬式昇降装置および可搬式昇降装置を用いた水平部材の解体方法に関する。
例えば、橋梁の橋脚に、上下二段の橋脚梁を備えるいわゆるラケット型の橋脚が採用されている場合において、既設橋脚を建て替える方法としては、既設橋脚を挟むようにしてラケット型の新設橋脚を一対構築する方法が、特許文献1および特許文献2に開示されている。
上記の方法は、既設橋脚に支持されている上部構造を新設橋脚にて受け替えた後に既設橋脚を解体することから、上部構造を供用させたままで建て替え工事を実施することができるとともに施工中の安全性が高い工法である。
しかし、上記の特許文献1および特許文献2には、上部構造の荷重を新設橋脚に受け替えた後、新設橋脚に挟まれた状態の既設橋脚、特に上部橋脚梁を解体する方法について、何ら明らかにされていない。
一般に、橋脚梁や橋梁の上部構造等、橋梁の水平部材を解体する方法としては、センターホールジャッキを利用した解体方法や油圧デッキリフトを利用した解体方法が広く知られている。
センターホールジャッキを利用した解体方法は、解体しようとする水平部材を挟んで一対のベントを構築し、該一対のベントにセンターホールジャッキを設置した架台を架け渡す。そして、センターホールジャッキに把持させたロッドの下端を水平部材に固定した上で水平部材を切断し、切断した水平部材をセンターホールジャッキに吊持させる。この後、ロッドをセンターホールジャッキにて手繰りながら、ロッドに固定された水平部材を降下させる。
一方、油圧デッキリフトを利用した解体方法は、例えば特許文献3に開示されているように、解体しようとする水平部材の下方に油圧デッキリフトを配置する。そして、油圧デッキリフトのデッキを上昇させて水平部材の下面に当接させた上で水平部材を切断し、切断した水平部材をデッキに載置させる。この後、デッキを降下させることにより水平部材を降下させる。
上記の既設橋脚を挟むようにしてラケット型の新設橋脚を一対構築した後、既設橋脚を解体する方法において、既設橋脚の橋脚梁を解体する手段としてセンターホールジャッキを利用した解体方法を適用すると、センターホールジャッキを設置した架台を新設橋脚に架け渡して解体作業を実施することができるため、ベントを設置する必要がない。
しかし、既設橋梁の上方に上部構造が存在するから、操作手順の多いセンターホールジャッキによる作業は低頭空間での作業となり、より煩雑なものとなる。また、ロッドをセンターホールジャッキにて手繰る作業は、不連続で多大な時間を要するだけでなく、水平部材の落下事故も懸念されるため、サポートを設ける等の安全対策を講じる必要がある。さらには、降下させた水平部材を搬出車両に載せ替えて搬出する必要があり、作業工数が多い。
一方、油圧デッキリフトを利用した解体方法を適用すると、既設橋脚の上方における低頭空間での作業を大幅に削減できる。また、油圧デッキリフトは走行体に載置して使用するため、降下させた水平部材を搬出車両に載せ替えることなく、搬出することができる。
しかし、大型の油圧デッキリフトは一般に、重量の大きいテレスコジャッキを複数用いてデッキを昇降する構造であるから、全体の重量も大きくなる。このため、走行体にトレーラー等の一般工事用車両を採用することができず、ドーリー等の大型特殊車両を走行体として採用することとなる。
また、油圧デッキリフトは、デッキ及び支持架台がテレスコジャッキの上端及び下端に一体となった構造を有することから、テレスコジャッキを伸縮しても油圧デッキリフトの本体長が大きく、これを大型特殊車両よりなる走行体に載置するとその総高はさらに大きいものとなる。
このため、例えば既設橋脚の上部橋脚梁を解体する場合に、下部橋脚梁にて支持した上部構造上の道路を利用し、切断した上部橋脚梁を油圧デッキリフトに載置させたまま搬出しようとすると、道路の建築限界高さを超えてしまい、搬出することができない場合が想定される。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、コンパクトで汎用的な工事用車両への据え付けが可能な汎用性の高い可搬式昇降装置と可搬式昇降装置を用いた水平部材の解体方法を提供することである。
かかる目的を達成するため本発明の可搬式昇降装置は、走行体に着脱自在に据え付けられる可搬式昇降装置であって、被昇降体が載置されるベッドと、該ベッドを上昇または下降させる昇降機構と、該昇降機構が設置される支持架台とを備え、前記昇降機構に、ロープが掛けられた滑車をロッド先端に備えた油圧式ジャッキを適用し、該ロープの一端を前記ベッドに連結するとともに他端を不動部に固定し、該ロープを介して前記油圧式ジャッキの伸縮を前記ベッドに伝達することを特徴とする。
本発明の可搬式昇降装置によれば、ロープを介して前記油圧式ジャッキの伸縮を前記ベッドに伝達することから、ベッドをロッド先端に設置する必要がない。これにより、可搬式昇降装置の本体長に、ベッドの部材厚が含まれないため、従来の油圧デッキリフトと比較して、本体長の低いコンパクトな形状とすることが可能となる。
また、ロープが掛けられた滑車をロッド先端に備えた油圧式ジャッキを昇降機構に用いることで、ベッドは油圧式ジャッキの伸縮に伴って、その伸縮分の2倍の上下移動が可能となる。
これにより、油圧式ジャッキの本体長とストローク長さの両者を、ベッドを高さ方向に移動させたい距離の1/2とすると、ベッドの最下降位置を油圧式ジャッキの基端高さ近傍に設定することができる。このため、被昇降体を、ベッドと共に油圧式ジャッキの基端近傍の高さ位置まで下降させることができ、従来の油圧デッキリフトと比較して、可搬式昇降装置に被昇降体を載置させた際の全体高さをより一層低くすることが可能となる。
加えて、従来の油圧デッキリフトのように重量の大きいテレスコジャッキを採用する必要がないから、可搬式昇降装置全体が軽量な構造となる。これにより、走行体に工事用車両として広く採用されているトレーラー等の一般工事用車両を採用することができる。このため、車両の調達コストや搬送に係る燃費を大幅に削減でき省コスト化を図ることができるとともに、走行体の自重低減により、既存道路の舗装損傷を抑制することも可能となる。
本発明の可搬式昇降装置は、前記ベッドが、横揺れ防止手段を介して前記支持架台に連結されてなり、該横揺れ防止手段が、前記昇降機構の昇降動作に追従して伸縮する蛇腹体よりなることを特徴とする。
本発明の可搬式昇降装置によれば、前記ベッドに何らかの水平力が作用しても、当該水平力を前記横揺れ防止手段が受け持つため、ロープを介して油圧式ジャッキに伝達されることがなく、安全に前記ベッドに被昇降体を載置することが可能となる。
本発明の可搬式昇降装置は、前記ベッドの下面に凹部を備えてなり、ベッドの下面と前記支持架台の上面とを当接させた際に、前記ベッドの凹部が、前記横揺れ防止手段の収納空間となることを特徴とする。
本発明の可搬式昇降装置によれば、油圧式ジャッキの短縮時において横揺れ防止手段が干渉することなくベッドを前記支持架台に当接する位置まで低く配置することが可能となる。
本発明の水平部材の解体方法は、柱脚に支持される水平部材を解体する、水平部材の解体方法であって、前記可搬式昇降装置を走行体に据え付け、前記水平部材の下方に移動させる第1の工程と、前記昇降機構にて前記ベッドを上昇させて該ベッドの上面を前記水平部材の下面に当接させた後、前記水平部材を切断して前記ベッドに載置させる第2の工程と、前記昇降機構にて前記ベッドを下降させた後、前記昇降装置に載置された前記水平部材を前記走行体にて搬出する第3の工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の水平部材の解体方法は、前記柱脚に支持される水平部材が、橋脚柱部に支持される橋脚梁であることを特徴とする。
本発明の水平部材の解体方法は、前記柱脚に支持される水平部材が、上層橋脚梁と下層橋脚梁を備えるラケット型橋脚の橋脚柱部に支持される上層橋脚梁であることを特徴とする。
本発明の可搬式昇降装置によれば、前記水平部材を吊持して解体する場合と比較して安全性が高いだけでなく、吊持に用いる降下装置を載置するためのベントを設置するための作業を不要とすることができるため、作業効率を大幅に向上することが可能となる。
また、ラケット型の既存橋脚の上部橋脚梁を解体する際に、上述した可搬式昇降装置をトレーラー等の汎用的な工事用車両に据え付けて作業を行うから、建築限界の低い下部橋脚梁にて支持した上部構造上の道路を利用することができる。これにより、上部橋脚梁の切断から搬出までの一連の作業を連続して実施することができるため、作業効率が向上し、作業時間の大幅な短縮が可能となる。
また、可搬式昇降装置をドーリー等の大型の特殊車両に据え付ける場合と比較して、道路幅を広く占有することがないため、下部橋脚梁にて支持した上部構造上の道路を利用して作業をする場合にも、道路の一部を供用路線として確保しつつ作業を行うことが可能となる。
本発明によれば、可搬式昇降装置の高さ及び重量を小さくすることにより、可搬式昇降装置を汎用的な工事用車両に搭載して移動及び稼働させるため、低頭空間であってもスムーズに被昇降体を搬送することが可能となる。
また、柱脚に支持された水平部材に係る切断から搬出までの一連の解体作業を可搬式昇降装置にて実施できることから作業時間を大幅に短縮することが可能にとなる。
<可搬式昇降装置の構造>
以下に、本発明における可搬式昇降装置1を、図1〜図4を参照して詳述する。
以下に、本発明における可搬式昇降装置1を、図1〜図4を参照して詳述する。
可搬式昇降装置1は、図1に示すように走行体10に着脱可能に据え付けられて走行体10上で稼働することができるものであり、上面に被昇降体8を載置可能なベッド2と、該ベッド2を昇降する昇降機構3と、該昇降機構3を支持する支持架台4とを備える。
支持架台4は、図2に示すように、走行体10の進行方向に延在する一対の梁41と、走行体10の進行方向と直交する方向に延在し、梁41を連結するように固定される一対の桁42とを備え、梁41及び桁42の両者にはH形鋼を採用している。そして、支持架台4の桁42には、4台の昇降機構3が設置されている。
昇降機構3は、図1に示すように、ロープ31と、該ロープ31が掛けられた滑車33と、該滑車33をロッド321の先端に設置した油圧式ジャッキ32とを備えている。
油圧式ジャッキ32は図2に示すように、支持架台4の桁42上であって両端部にそれぞれ配置されており、ロープ31は図1に示すように、滑車33に掛けられた状態で一端をベッド2に連結され、他端を支持架台4に固定されている。
ベッド2は、図3に示すように、走行体10の進行方向に延在する一対の梁21と、走行体10の進行方向と直交する方向に延在し、梁21を連結するように固定される複数の桁22とを備え、梁21及び桁22の両者にもH形鋼を採用している。そして、一対の梁21は、支持架台4を構成する一対の梁41よりも小さい配置間隔を有しているとともに、梁21の長さは、支持架台4を構成する一対の桁42の配置間隔よりも小さく形成されている。
これにより、ベッド2は図3に示すように、4台の昇降機構3に囲まれるようにして配置されており、油圧式ジャッキ32を作動させてロッド321を伸長すると、図1に示すように、滑車33に掛けられたロープ31により引き上げられて支持架台4に対し上昇する。
このように可搬式昇降装置1は、ロープ31を介して油圧ジャッキ32の伸縮をベッド2に伝達するから、ベッド2をロッド321の先端に設置する必要がない。これにより、可搬式昇降装置1の本体長にベッド2の部材厚が含まれないため、可搬式昇降装置1は、図4に示すように、本体長の低いコンパクトな形状とすることが可能となる。
また、ベッド2は、滑車33に掛けられたロープ31を介して油圧式ジャッキ32の伸縮を伝達されることから、その高さ方向の移動量はロッド321が伸長した分の2倍の距離となる。そこで本実施の形態では、ロッド321のストローク長さL2と油圧式ジャッキ32の本体長L3をそれぞれ、ベッド2を高さ方向に移動させたい距離L1の1/2に設定した。
これにより、油圧式ジャッキ32を作動してロッド321を最大まで伸長させると、ベッド2は吊持されつつ上昇し、図1に示すように、ロッド321の先端近傍と同じ高さ位置に到達する。また、油圧式ジャッキ32の短縮時には図4に示すように、ベッド2が油圧式ジャッキ32の基端近傍の高さ位置に配置される。
したがって、被昇降体8を載置したベッド2を、昇降機構3により下降させると最下降位置である油圧式ジャッキ32の基端近傍まで下降するため、当該被昇降体8はベッド2に載置された状態で、図4に示すようにその一部が油圧式ジャッキ32の本体高さ内に収まることとなる。
このように、被昇降体8をベッド2に載置しても、昇降機構3にてベッド2を降下させた状態の可搬式昇降装置1は、ロッド321の先端にベッド2を設置して、油圧ジャッキ32の伸縮により直接ベッド2を上昇させる場合のように、被昇降体8の高さすべてが可搬式昇降装置1の全体高さに加算されることがない。これにより、搬送路が建築限界高さの低い道路であっても、被昇降体8を載置した可搬式昇降装置1を走行体10に据え付け、搬送することが可能となる。
また、上述したように、滑車33に掛けられたロープ31を介して油圧式ジャッキ32の伸縮をベッド2に伝達することにより、ベッド2の高さ方向の移動距離をロッド321が伸長した分の2倍とすることができるため、テレスコジャッキのような重量の大きい油圧式ジャッキを採用する必要がない。これにより、可搬式昇降装置1全体が軽量な構造となり、走行体10にトレーラー等の汎用的な工事用車両を採用することが可能となる。
なお、可搬式昇降装置1の走行体10に対する据え付け方法は、走行体10上で可搬式昇降装置1を安定して稼働させることができれば、いずれの手段を用いてもよい。
また、本実施の形態では図3に示すように、走行体10の進行方向と直交する方向に隣り合う油圧式ジャッキ32に対して両者を連結するようにブレース材5を設置し、油圧式ジャッキにおける進行方向直交方向の剛性を高めているが、ブレース材5は必ずしも設置する必要はない。
さらに、昇降機構3を支持架台4に4台設置しているが、その数量はいずれでもよく、採用する油圧式ジャッキ32の能力やベッド2に載置しようとする被昇降体8の荷重等に応じてその数量を適宜増加させてもよい。
加えて、昇降機構3を構成するロープ31の他端を支持架台4に固定したが、必ずしもこれに限定されるものではない。油圧式ジャッキ32の本体部に対して上下方向に移動することのない不動部であれば、いずれにロープ31の他端を固定してもよい。
ところで、可搬式昇降装置1には図1に示すように、ロープ31にて吊持されるベッド2の横揺れを防止するための横揺れ防止手段6が複数設置されている。
横揺れ防止手段6は、ヒンジ部材61を介して複数の板材62を上下方向に連結した蛇腹体よりなり、鉛直方向の伸縮が自在であるとともに、伸長時における板材62の板面と平行な方向に作用する水平力に対して耐力を有する構成となっている。したがって、ベッド2と支持架台4との間に配置する際には、図1に示すように、伸長時の板材62の板面と平行な方向が走行体10の進行方向に向く横揺れ防止手段6aと、伸長時の板材62の板面と平行な方向が走行体10の進行方向と直交する方向に向く横揺れ防止手段6bとを混在させて配置する。
これにより、ベッド2に対して走行体10の進行方向に作用する水平力は、横揺れ防止手段6aにて、また、ベッド2に対して走行体10の進行方向と直交する方向に作用する水平力は、横揺れ防止手段6bにて負担する。
なお、本実施の形態では、横揺れ防止手段6aを2台、横揺れ防止手段6bを2台それぞれ配置したが、その数量はいずれでもよい。
また、ベッド2と支持架台4との間には、図4に示すように、折り畳まれた横揺れ防止手段6を収納する収納空間9が形成されており、ベッド2を油圧式ジャッキ32の基端近傍まで降下させて支持架台4と当接させても横揺れ防止手段9が障害とならない構成となっている。
具体的には、図3に示すように、ベッド2の一対の梁21の間に両者を連結するようにして、走行体10の進行方向と直交する方向に延在する固定部材7cを設置するとともに、図2に示すように、支持架台4にも一対の梁41の間に両者を連結し、ベッド2に設けた固定部材7cの下方でこれと平行となるように固定部材7dを設置する。
また、図3に示すように、ベッド2の隣り合う桁22の間に両者を連結するようにして、走行体10の進行方向に延在する固定部材7aを設置するとともに、図2に示すように、支持架台4には隣り合う固定部材7dの間に両者を連結するようにして、ベッド2に設けた固定部材7aの下方でこれと平行となるように固定部材7bを設置する。
このとき、図1に示すように、ベッド2に設置した固定部材7a、7cの高さを、ベッド2を構成する梁21の梁成の1/2に設定し、ベッド2の梁21に挟まれた下面内方に凹部を形成する。また、支持架台4に設置した固定部材7b、7dの高さも、支持架台4を構成する梁41の梁成の1/2の高さに設定する。
これにより、ベッド2を降下させるとベッド2を構成する梁21の下面は、図4に示すように、支持架台4に設置した固定部材7dの上面に当接することとなる。その際、ベッド2に設置した固定部材7a、7cは、ベッド2を構成する梁2の梁成より高さが低いため、支持架台4に設置した固定部材7c、7dと当接することはない。よって、ベッド2下面の凹部と支持架台4との間には、空間が形成されることとなる。
そこで、この凹部に形成された空間を横揺れ防止手段6の収納空間9とし、固定部材7a、7bの間に横揺れ防止手段6aを配置し、上端を固定部材7aに固定するとともに下端を固定部材7cに固定する。同様に、固定部材7c、7dの間に横揺れ防止手段6bを配置し、上端を固定部材7cに固定するとともに下端を固定部材7dに固定するものである。
なお、本実施の形態では、ベッド2に設置した固定部材7a、7cの高さを梁21の梁成の1/2に、支持架台4に設置した固定部材7b、7dの高さを梁41の梁成の1/2にそれぞれ設定したが、その高さは必ずしもこれに限定されるものではない。ベッド2に設置した固定部材7aと支持架台4に設置した7bとの間、及びベッド2に設置した固定部材7bと支持架台4に設置した7cとの間それぞれに収納空間9を形成可能な空間が形成できれば、その大きさはいずれでもよい。
上述する構成により、昇降機構3による降下時においてベッド2は、図4に示すように、油圧式ジャッキ32の基端近傍に配置されるとともに、横揺れ防止手段6はベッド2と支持架台4との間に形成された収納空間9に折り畳まれた状態で収納されている。
そして、昇降機構3による上昇時には図1に示すように、収納空間9に収納されていた横揺れ防止手段6が、油圧式ジャッキ32の伸長に追従して伸長する。これにより、油圧式ジャッキ33より作用される上向きの鉛直力はロープ31を介してベッド2にスムーズに伝達され、ベッド2は支持架台4に対して上昇する。
一方で、走行体10による移動や風等、何らかの影響によりベッド2に水平力が作用した場合には、これを横揺れ防止手段6が負担するため、ロープ31を介して水平力が油圧式ジャッキ33に伝達されることはない。
このように可搬式昇降装置1は、ベッド2に載置された被昇降体8を、横揺れを防止して安定した状態で昇降することができるとともに、走行体10にて搬出する際にも横揺れを防止することが可能となる。
<可搬式昇降装置を用いた水平部材の解体方法>
上述する構成の可搬式昇降装置1を用いて、柱脚に支持された水平部材を解体するための解体方法を詳述する。
本実施の形態では、橋梁の橋脚を例にとるが、なかでもいわゆるラケット型の橋脚を事例とし、既設橋脚の橋脚柱に支持される上部橋脚梁を解体する場合を図5〜図10を参照して詳述する。また、可搬式昇降装置1を積載する走行体10には、工事用車両として一般に用いられているトレーラーを採用する。
上述する構成の可搬式昇降装置1を用いて、柱脚に支持された水平部材を解体するための解体方法を詳述する。
本実施の形態では、橋梁の橋脚を例にとるが、なかでもいわゆるラケット型の橋脚を事例とし、既設橋脚の橋脚柱に支持される上部橋脚梁を解体する場合を図5〜図10を参照して詳述する。また、可搬式昇降装置1を積載する走行体10には、工事用車両として一般に用いられているトレーラーを採用する。
なお、ラケット型の既設橋脚11は図8に示すように、既設橋脚柱12と該既設橋脚柱12に支持される既設下部橋脚梁13と、該既設下部橋脚梁13の両端各々に設置される既設上部橋脚柱14と、該既設上部橋脚柱14に支持される既設上部橋脚梁15とにより構成されている。また、既設下部橋脚梁13は上部構造16を、既設上部橋脚梁15は上部構造17をそれぞれ支持しており、上部構造16,17は共に道路として利用されている。
そこで、本実施の形態では、既設上部橋脚梁15を解体するにあたり、既設下部橋脚梁13に支持された上部構造16上の道路を利用して可搬式昇降装置1を乗り入れ、既設上部橋脚梁15を解体する。
<前処理工程>
まず、図5に示すように、既設橋脚11を橋軸方向Xに挟むようにして一対の新設橋脚18を構築し、新設橋脚18に上部構造16、17の荷重を受け替える。
なお、上部構造16、17の荷重は、必ずしも新設橋脚18に受け替える必要はなく、例えば、一般に実施されているベント工法を採用し、既設橋脚11の近傍にベントを配置して、これに受け替えてもよい。
また、本実施の形態では、新設橋脚18の橋脚柱を既設橋脚柱12に対して一体にしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、新設橋脚18の橋脚柱を既設橋脚柱12と別体に構築してもよい。
まず、図5に示すように、既設橋脚11を橋軸方向Xに挟むようにして一対の新設橋脚18を構築し、新設橋脚18に上部構造16、17の荷重を受け替える。
なお、上部構造16、17の荷重は、必ずしも新設橋脚18に受け替える必要はなく、例えば、一般に実施されているベント工法を採用し、既設橋脚11の近傍にベントを配置して、これに受け替えてもよい。
また、本実施の形態では、新設橋脚18の橋脚柱を既設橋脚柱12に対して一体にしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、新設橋脚18の橋脚柱を既設橋脚柱12と別体に構築してもよい。
次に、既設上部橋脚梁15に落下防止工を施す。
具体的には、図6に示すように、橋軸方向Xに対をなして配置される新設橋脚18の天端に吊持架台21を掛け渡し、該吊持架台21に吊治具22を設置する。吊治具22は、吊持架台21を鉛直方向に貫通するボルト材221と、ボルト材221の下端に設置された受け台222を備え、受け台222は、橋軸方向Xに対をなす新設橋脚18に挟まれた既設上部橋脚梁15と当接する位置に配置される。
具体的には、図6に示すように、橋軸方向Xに対をなして配置される新設橋脚18の天端に吊持架台21を掛け渡し、該吊持架台21に吊治具22を設置する。吊治具22は、吊持架台21を鉛直方向に貫通するボルト材221と、ボルト材221の下端に設置された受け台222を備え、受け台222は、橋軸方向Xに対をなす新設橋脚18に挟まれた既設上部橋脚梁15と当接する位置に配置される。
一方、既設上部橋脚梁15には、いわゆるあと施工アンカ23を設置し、あと施工アンカ23を受け台222に設けた図示しない孔に貫通させて締結させるとともに緊張させることにより、受け台222を既設上部橋脚梁15に当接した状態で両者を緊結させる。
なお、あと施工アンカ23の設置位置は、必ずしも既設上部橋脚梁15の天端に限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、既設上部橋脚梁15の側面に設置してもよい。
また、上記の落下防止工は、予め既設上部橋脚梁15を切断し搬出する際の分割数を決定しておき、図8に示すように、切断後の分割片151ごとに吊治具22及びあと施工アンカ23が配置されるように位置決めをしておく。なお、既設上部橋脚梁15の分割数は、分割片151を搬出する際に用いる可搬式昇降装置1の積載可能幅を考慮し、分割片151の横寸法が積載可能幅に収まる大きさとなるよう設定しておく。
<第1の工程>
図8に示すように、既設下部橋脚梁13に支持された上部構造16上の道路に可搬式昇降装置1を乗り入れ、既設上部橋脚梁15における切断後に分割片151となる予定位置の直下に配置する。
図8に示すように、既設下部橋脚梁13に支持された上部構造16上の道路に可搬式昇降装置1を乗り入れ、既設上部橋脚梁15における切断後に分割片151となる予定位置の直下に配置する。
本実施の形態では、既設下部橋脚梁13に支持された上部構造16上の道路の右側1車線を供用路線25として供用させながら作業を行うこととし、まず、既設上部橋脚梁15の左側を3体の分割片151に分割する。そして、3体の分割片151のうち、両脇に位置する分割片151Aと分割片151Cとを同時に解体するべく、これらの直下それぞれに可搬式昇降装置1を停車させている。
なお、作業時間や作業スペース等に応じて、分割片151A、151B、151Cをそれぞれ1体ずつ撤去してもよいし、3体同時に撤去することも可能である。しかし、3体同時に撤去する場合には、隣り合って停車する可搬式昇降装置1の間隔が狭くなることから作業性および安全性を考慮し、分割片151Aと分割片151Cとを先行して解体する。
また、本実施の形態では、3体の分割片151A、151B、151Cのうち後行して撤去する分割片151Bの下には安全のためサポート24を設置している。しかし、落下防止工を施しているから必ずしもサポート24を設ける必要はない。
さらに、工事中に供用している供用路線25の上方に位置する既設上部橋脚梁15は、分割片151A、151B、151Cを撤去すると片持ち支持になる。このため、安全性を考慮し、図示しないが分割片151と同様の落下防止工を施しておくとよい。
<第2の工程>
次に、図9(a)に示すように、可搬式昇降装置1の昇降機構3を作動させてベッド2を上昇させ、該ベッド2の上面を、既設上部橋脚梁15における切断後に分割片151A、151Cとなる予定位置の下面に当接させる。
次に、図9(a)に示すように、可搬式昇降装置1の昇降機構3を作動させてベッド2を上昇させ、該ベッド2の上面を、既設上部橋脚梁15における切断後に分割片151A、151Cとなる予定位置の下面に当接させる。
このとき、既設下部橋脚梁13に支持された上部構造16上の道路の舗装面は横断勾配が設けられている等、既設上部橋脚梁15の下面に対して平行な面を有していない場合が多い。よって、可搬式昇降装置1のベッド2にて既設上部橋脚梁15を安定した状態で当接できない場合には、図1に示すように、適宜緩衝材26を介装させて調整すればよい。
また、本実施の形態では、図1に示すように、可搬式昇降装置1における走行体10の進行方向の長さ、つまり橋軸方向Xの長さを対をなす新設橋脚18が内包できる大きさに設定し、ベッド2を既設上部橋脚梁15下面に当接させた際に昇降機構3が新設橋脚18と接触しないように構成している。しかし、可搬式昇降装置1の長さは必ずしも上述するものに限定されるものではなく、例えば、既設上部橋脚梁15を内包できる程度に短く設定し、所定高さの緩衝材26を介してベッド2を既設上部橋脚梁15の下面に当接させて、昇降機構3が新設橋脚18と接触しないようにしてもよい。
そして、ベッド2が既設上部橋脚梁15における切断後に分割片151A、151Cとなる予定位置に安定して当接したことを確認した後、既設上部橋脚梁15を切断するとともに前記吊治具22のボルト221を撤去し、分割片151A、151Cをベッド2に載置させる。
<第3の工程>
次に、分割片151A、151Cの荷重をベッド2に受け替えたことを確認したうえで、図9(b)に示すように、昇降機構3を作動させてベッド2とともに分割片151A、151Cを降下させる。この後、走行体10にて可搬式昇降装置11とともに分割片151A、151Cを搬出する。
次に、分割片151A、151Cの荷重をベッド2に受け替えたことを確認したうえで、図9(b)に示すように、昇降機構3を作動させてベッド2とともに分割片151A、151Cを降下させる。この後、走行体10にて可搬式昇降装置11とともに分割片151A、151Cを搬出する。
この後、図10(a)に示すように分割片15Bのサポート24を撤去した上で、上述する上記第1から第3の手順にて、図10(b)に示すように可搬式昇降装置1とともに分割片151Bを走行体10を用いて搬出する。
上記の手順を撤去しようとするすべての既存橋脚11に対して実施した後、供用路線25を左側1車線に振り替え、片持ち支持となっている既設上部橋脚梁15の右側部分を、上記第1から第3の手順に従って解体する。
上記の工程により、既設上部橋脚梁15がすべて撤去される。
この後、例えば従来のセンターホールジャッキを利用した解体方法等を利用して、上部橋脚柱14を撤去するとともに既設下部橋脚梁13も撤去する。
この後、例えば従来のセンターホールジャッキを利用した解体方法等を利用して、上部橋脚柱14を撤去するとともに既設下部橋脚梁13も撤去する。
なお、既設下部橋脚梁13の解体には、可搬式昇降装置1を用いて上述する第1から第3の工程に従い、既設上部橋脚梁15と同様の手順で撤去することも可能である。この場合には、対をなす新設橋脚18の下部橋脚梁の天端に吊持架台21を掛け渡し、吊持架台21に吊治具22を設置する。
このように、本発明における水平部材の解体方法では、可搬式昇降装置11をトレーラーよりなる走行体10に据え付けて作業を行うから、建築限界高さの低い、既設下部橋脚梁13にて支持した上部構造16上の道路を利用することができる。これにより、既設上部橋脚梁15の切断から搬出までの一連の作業を連続して実施することができるため、作業効率が大幅に向上し、作業時間の大幅な短縮が可能となる。
また、可搬式昇降装置1をトレーラーよりなる走行体10に据え付けて作業を行うから、走行体10にドーリー等の特殊車両を採用する場合のように道路幅を広く占有することがない。このため、既設下部橋脚梁13にて支持した上部構造16上の道路を利用して作業をする場合にも、この道路の一部を供用路線25として確保しつつ作業を行うことが可能となる。
本発明の可搬式昇降装置1および可搬式昇降装置1を用いた水平部材の解体方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、可搬式昇降装置1を用いた水平部材の解体方法において、水平部材として既設橋脚11の既設上部橋脚梁15及び既設下部橋脚梁13を事例とし解体方法を詳述した。しかし、水平部材は必ずしもこれに限定されるものではなく、柱脚に支持される水平部材であれば、例えば既設橋脚11の上部構造16、17等にも適用することが可能である。
1 可搬式昇降装置
2 ベッド
3 昇降機構
4 支持架台
5 ブレース材
6 横揺れ防止部材
7 固定部材
8 被昇降体
9 収納空間
10 走行体
11 既設橋脚
12 既設橋脚柱
13 既設下部橋脚梁
14 既設上部橋脚柱
15 既設上部橋脚梁
151 分割片
16 上部構造
17 上部構造
18 新設橋脚
21 吊持架台
22 吊治具
221 ボルト
222 受け台
23 あと施工アンカ
24 サポート
25 供用路線
26 緩衝材
2 ベッド
3 昇降機構
4 支持架台
5 ブレース材
6 横揺れ防止部材
7 固定部材
8 被昇降体
9 収納空間
10 走行体
11 既設橋脚
12 既設橋脚柱
13 既設下部橋脚梁
14 既設上部橋脚柱
15 既設上部橋脚梁
151 分割片
16 上部構造
17 上部構造
18 新設橋脚
21 吊持架台
22 吊治具
221 ボルト
222 受け台
23 あと施工アンカ
24 サポート
25 供用路線
26 緩衝材
Claims (6)
- 走行体に着脱自在に据え付けられる可搬式昇降装置であって、
被昇降体が載置されるベッドと、該ベッドを上昇または下降させる昇降機構と、該昇降機構が設置される支持架台とを備え、
前記昇降機構に、ロープが掛けられた滑車をロッド先端に備えた油圧式ジャッキを適用し、該ロープの一端を前記ベッドに連結するとともに他端を不動部に固定し、該ロープを介して前記油圧式ジャッキの伸縮を前記ベッドに伝達することを特徴とする可搬式昇降装置。 - 請求項1に記載の可搬式昇降装置において、
前記ベッドが、横揺れ防止手段を介して前記支持架台に連結されてなり、
該横揺れ防止手段が、前記昇降機構の昇降動作に追従して伸縮する蛇腹体よりなることを特徴とする可搬式昇降装置。 - 請求項2に記載の可搬式昇降装置において、
前記ベッドの下面外縁に下方へ突出する突出部を備えてなり、
該ベッドの突出部と前記支持架台の上面とを当接させた際に形成される、ベッドの下面と支持架台の上面との隙間が、前記横揺れ防止手段の収納空間となることを特徴とする可搬式昇降装置。 - 柱脚に支持される水平部材を解体する、水平部材の解体方法であって、
請求項1から3のいずれか1項に記載の可搬式昇降装置を走行体に据え付け、前記水平部材の下方に移動させる第1の工程と、
前記昇降機構にて前記ベッドを上昇させて該ベッドの上面を前記水平部材の下面に当接させた後、前記水平部材を切断して前記ベッドに載置させる第2の工程と、
前記昇降機構にて前記ベッドを下降させた後、前記昇降装置に載置された前記水平部材を前記走行体にて搬出する第3の工程と、
を備えることを特徴とする水平部材の解体方法。 - 請求項4に記載の水平部材の解体方法において、
前記柱脚に支持される水平部材が、橋脚柱部に支持される橋脚梁であることを特徴とする水平部材の解体方法。 - 請求項4に記載の水平部材の解体方法において、
前記柱脚に支持される水平部材が、上層橋脚梁と下層橋脚梁を備えるラケット型橋脚の橋脚柱部に支持される上層橋脚梁であることを特徴とする水平部材の解体方法。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107700373A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-02-16 | 青岛林川工程技术咨询有限公司 | 一种高效拆除公路天桥的设备 |
CN110255394A (zh) * | 2019-07-02 | 2019-09-20 | 中建八局第二建设有限公司 | 一种用于跨海大桥桥梁建设用的桥墩起吊机 |
CN114960674A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-08-30 | 中国一冶集团有限公司 | 支撑梁及围檩拆除支撑装置及其工作方法 |
KR102833724B1 (ko) | 2024-08-06 | 2025-07-14 | 주식회사 대하하이드로릭 | 스택업 리프팅 시스템을 활용한 교량의 설치 및 해체공법 |
-
2015
- 2015-02-04 JP JP2015020338A patent/JP2016142097A/ja active Pending
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