JP2016141729A - シクロヘキサンジカルボン酸ジエステルからなる塩化ビニル系樹脂用可塑剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 特定の脂肪族飽和アルコールとベンゼンジカルボン酸若しくはその誘導体を反応させて得られるベンゼンジカルボン酸ジエステルを、更に核水素化することによって得られるシクロヘキサンジカルボン酸ジエステルを塩化ビニル系樹脂用可塑剤として使用することにより、耐寒性および耐熱性に優れ、かつ柔軟性が良好な塩化ビニル系樹脂組成物が得られる。
【選択図】なし
Description
前記脂肪族飽和アルコール混合物が、その脂肪族飽和アルコール混合物中の含有量が60〜95重量%の炭素数9の直鎖状の脂肪族飽和アルコールと、5〜40重量%の炭素数9の分岐鎖状の脂肪族飽和アルコールを含み、かつ該飽和脂肪族アルコール混合物の直鎖率が60〜95%であることを特徴とする塩化ビニル系樹脂用可塑剤。
前記脂肪族飽和アルコール混合物が、(1)1−オクテン、一酸化炭素と水素とのヒドロホルミル化反応による炭素数9のアルデヒドを製造する工程及び(2)炭素数9のアルデヒドを水素添加してアルコールに還元する工程を具備する製造方法により製造された直鎖構造及び分岐鎖構造を有する脂肪族飽和アルコールを含むことを特徴とする塩化ビニル系樹脂用可塑剤。
本発明の塩化ビニル系樹脂用可塑剤は、特定の脂肪族飽和アルコール(アルコール成分)とベンゼンジカルボン酸又はその誘導体(酸成分)とをエステル化反応又はエステル交換反応して得られるベンゼンジカルボン酸ジエステルを、更に核水素化して得られるシクロヘキサンジカルボン酸ジエステルを含むことを最大の特徴としている。
本発明で用いる脂肪族飽和アルコール混合物は、炭素数9の脂肪族飽和アルコールを主成分とする脂肪族飽和アルコールの混合物であり、主成分である炭素数9の脂肪族飽和アルコールの割合が、本発明で用いる脂肪族飽和アルコール混合物中に、好ましくは65重量%以上、より好ましくは80重量%以上が推奨される。
本発明に係るエステル化反応とは、上記アルコール成分と酸成分であるベンゼンジカルボン酸またはその誘導体である酸無水物とのエステル化反応を意味し、そのエステル化反応を行うに際し、該アルコール成分は、例えば、ベンゼンジカルボン酸またはその酸無水物1モルに対して、好ましくは2.00〜5.00モル、より好ましくは2.01〜3.00モル、特に2.02〜2.50モルを使用することが推奨される。
本発明に係るエステル交換反応とは、上記アルコール成分と酸成分であるベンゼンジカルボン酸の低級アルキルエステル(ベンゼンジカルボン酸の誘導体に該当)とのエステル交換反応を意味し、そのエステル交換反応を行うに際し、該アルコール成分は、例えば、ベンゼンジカルボン酸の低級アルキルエステル1モルに対して、好ましくは2.00モル〜5.00モル、より好ましくは2.01モル〜3.00モル、特に2.02モル〜2.50モルを使用することが推奨される。
通常、引き続き、後処理を行うことで精製される。例えば、触媒の不活性化処理(中和処理、塩基処理、酸処理等)、水洗処理、液液抽出、蒸留(減圧、脱水処理)、吸着精製処理等の本技術分野で採用される処理方法を単独で又は適宜組み合わせることにより精製することができる。
本発明に係る核水素化反応とは、前記エステル化反応またはエステル交換反応で得られたベンゼンジカルボン酸ジエステル中のベンゼン環の水素化反応を意味し、その水素化反応を行う方法としては、核水素化できる方法であれば特に制約はないが、選択性等の面から、貴金属系水素化触媒を用いた水素化反応などが推奨される。
本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、上述した本エステルを可塑剤として塩化ビニル系樹脂に配合することにより得られる。
本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニルあるいは塩化ビニリデンの単独重合体及び塩化ビニルあるいは塩化ビニリデンの共重合体であり、その製造方法は、従来公知の重合方法で行われる。例えば、汎用塩化ビニル樹脂の場合は、油溶性重合触媒の存在下に懸濁重合する方法などが挙げられる。また、塩化ビニルペースト樹脂では水性媒体中で水溶性重合触媒の存在下に乳化重合する方法などが挙げられる。これらの塩化ビニル系樹脂の重合度は、通常300から5000であり、好ましくは400〜3500、さらに好ましくは700〜3000である。この重合度が低すぎると耐熱性等が低下し、高すぎると成形加工性が低下する傾向がある。
塩化ビニル系樹脂組成物における本エステルの含有量としては、その用途に応じて適宜選択されるが、通常、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、1〜100重量部であり、好ましくは5〜50重量部である。1重量部未満では所定の可塑化効果が得られにくく、100重量部を越えて配合した場合には、成形品表面へのブリードが激しく、いずれの場合も好ましくない。但し、上記の塩化ビニル系樹脂組成物に対して充填剤などを添加する場合は、充填剤自身が吸油するために上記の範囲を超えて当該可塑剤を配合することができる。例えば、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、充填剤として炭酸カルシウムを100重量部配合した場合には、当該可塑剤を1〜500重量部程度配合することができる。
本発明に係る塩化ビニル系樹脂組成物(配合粉状やペレット状)を、真空成型、圧縮成形、押出成形、射出成形、カレンダー成形、プレス成形、ブロー成形、粉体成形等の従来公知の方法を用いて溶融成形加工することにより、所望の形状に成形することができる。
本発明の実施例及び比較例で用いる脂肪族飽和アルコール混合物(原料アルコール)の直鎖率はガスクロマトグラフィー(以下GCと略記)によって測定した。GCによる原料アルコールの測定方法は次のとおりである。
《GCの測定条件》
機種:ガスクロマトグラフ GC−17A(島津製作所製)
検出器:FID
カラム:キャピラリーカラム DB−1 30m
カラム温度:60℃から290℃まで昇温。昇温速度=13℃/分
キャリアガス:ヘリウム
試料:50%アセトン溶液
注入量:1μl
定量方法:1−ヘキサノールを内部標準物質として用い定量した。
なお内部標準物質の選定に当たっては、原料アルコールに1−ヘキサノールがGCで検出限界以下であったことを予め確認した。
下記の製造例で得られたエステルは次の方法で分析を行った。
エステル価:JIS K−0070(1992)に準拠して測定した。
酸価:JIS K−0070(1992)に準拠して測定した。
色相:JIS K−4101(1993)の色数試験方法(ハーゼン)に準拠してハーゼン単位色数を求めた。当該色数を以て色相の評価とした。
塩化ビニル樹脂(ストレート、重合度1050、商品名「Zest1000Z」、新第一塩ビ(株)製)100重量部に、安定剤としてカルシウムステアレート(ナカライテスク(株)製)及びジンクステアレート(ナカライテスク(株)製)を各々0.3重量部及び0.2重量部を配合し、モルタルミキサーで攪拌混合した後、可塑剤50重量部を加え、均一になるまでハンドリング混合し塩化ビニル系樹脂組成物とした。この樹脂組成物を5×12インチの二本ロールを用いて160〜166℃で4分間溶融混練しロールシートを作製した。また引き続いて、162〜168℃×10分間プレス成形を行い、厚さ約1mmのプレスシートを作製した。
(4)引張試験:JIS K−6723(1995)に準拠し、プレスシートの100%モジュラス、破断強度、破断伸びを測定した。100%モジュラスの値が小さいほど柔軟性が良好であることを示し、破断強度及び破断伸びはその材料の実用的な強度の目安であり、一般的にはその値が大きいほど実用的な強度に優れると言うことができる。
a)揮発減量:ギヤーオーブン中、上記ロールシートを170℃で60分及び120分加熱した後のそれぞれのロールシートの重量変化を測定し、重量減少率(重量%)を算出した。重量減少率の数値が小さいほど、耐熱性が高い。
揮発減量(重量%)=((試験前の重量―試験後の重量)/試験前の重量)×100
b)シート着色 :ギヤーオーブン中、上記ロールシートを170℃で30分及び60分間加熱した後のそれぞれの着色度の強弱を目視により6段階で評価した。
◎:着色なし、 ○:僅かに着色、 ○△:少し着色、
△:着色、 ×:強い着色、 ××:著しい着色
温度計、デカンター、攪拌羽、還流冷却管を備えた2L四ツ口フラスコに、フタル酸二無水物444g(3.0モル)、炭素数9の直鎖状の脂肪族飽和アルコール重量87.2%と炭素数9の分岐状の脂肪族飽和アルコール11.7重量%を含む脂肪族飽和アルコール混合物(シェル社製:リネボール9)1045g(7.2モル)及びエステル化触媒としてテトライソピロピルチタネート0.6gを加え、反応温度を185℃としてエステル化反応を実施した。減圧下アルコールを還流させ生成水を系外へ除去しながら、反応溶液の酸価が0.1mgKOH/gになるまで6時間反応を行った。反応終了後、未反応アルコールを減圧下で系外へ留去した後、常法に従って中和、水洗、脱水してフタル酸ジエステル1149gを得た。
続いて、得られたフタル酸ジエステル175gをオートクレーブに仕込み、ルテニウム触媒(N.E.ケムキャット社製ER−50)2.6gの存在下、120℃にて、水素圧力3MPaの条件下で1.2時間水素化を行い、触媒を濾別した。核水添したエステルを、撹拌棒、温度計、蒸気吹き込み管、デカンターを取り付けた500mlの四つ口フラスコに加え、170℃で1時間、水蒸気を吹き込み、残存アルコールを除去した。水蒸気トッピング時の真空度は、60mmHgとした。水蒸気吹き込みを停止後、温度を維持したまま30分間で徐々に減圧にしてエステルを乾燥した。減圧下室温まで冷却後常圧に戻し、活性炭と活性アルミナで精製することにより、目的とする1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(以下、「エステル1」という)150.3gを得た。
得られたエステル1は、エステル価:261mgKOH/g、酸価:0.01mgKOH/g、色相:5であった。
ルテニウム触媒(N.E.ケムキャット社製ER−50)2.6gの代わりにニッケル触媒(日揮触媒化成社製、N103)2.6gを使った以外は、製造例1と同様に実施して、目的とする1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(以下、「エステル2」という)142.5gを得た。
得られたエステル2は、エステル価:261mgKOH/g、酸価:0.01mgKOH/g、色相:5であった。
脂肪族飽和アルコール(シェルケミカルズ社製:リネボール9)1045gの代わりにn−ノニルアルコール707g(4.9モル)とイソノニルアルコール317g(2.2モル)を加えた以外は製造例1と同様に実施して、目的とする1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(以下、「エステル3」という)144gを得た。
得られたエステル3は、エステル価:262mgKOH/g、酸価:0.01mgKOH/g、色相:10であった。
温度計、デカンター、攪拌羽、還流冷却管を備えた1L四ツ口フラスコに、テレフタル酸ジメチル116g(0.6モル)、原料アルコールとして炭素数9の直鎖状の脂肪族飽和アルコールを85.1重量%と炭素数9の分岐鎖状の脂肪族飽和アルコールを11.7重量%含む脂肪族飽和アルコール混合物(シェルケミカルズ社製:商品名「リネボール9」)242g(1.7モル)、及びエステル交換触媒としてテトライソプロピルチタネート0.24gを加え、反応温度を220℃としてエステル交換反応を実施した。減圧下原料アルコールを還流させて生成水を系外へ除去しながら、ガスクロマトグラフィー上で原料、中間体のピークが検出限界以下になるまで反応を行った。反応終了後、未反応アルコールを減圧下で系外へ留去した後、常法に従って中和(塩基処理)、水洗、脱水して、テレフタル酸ジエステル204gを得た。
続いて、得られたテレフタル酸ジエステル175gを製造例1と同様に核水素化して、目的とする1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(以下、「エステル4」という)148gを得た。
得られたエステル4は、エステル価:261mgKOH/g、酸価:0.01mgKOH/g、色相:10であった。
テレフタル酸ジメチル116gの代わりにイソフタル酸ジメチル116gを用いた以外は製造例4等同様に実施して、目的とする1,3−シクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(以下、「エステル5」という)201gを得た。
得られたエステル5は、エステル価:283mgKOH/g、酸価:0.01mgKOH/g、色相:15であった。
脂肪族飽和アルコール(シェルケミカルズ社製:リネボール9)1045gの代わりにn−ノニルアルコール1045gを加えた以外は製造例1と同様に実施して、目的とする1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(以下、「エステル6」という)149gを得た。
得られたエステル6は、エステル価:262mgKOH/g、酸価:0.01mgKOH/g、色相:10であった。
脂肪族飽和アルコール(シェルケミカルズ社製:リネボール9)1045gの代わりにn−ノニルアルコール483g(3.35モル)とイソノニルアルコール520g(3.6モル)を加えた以外は製造例1と同様に実施して、目的とする1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(以下、「エステル7」という)146gを得た。
得られたエステル7は、エステル価:261mgKOH/g、酸価:0.01mgKOH/g、色相:10であった。
製造例1で得られたエステル1を用いて、上記調製方法にて、本発明の塩化ビニル系樹脂組成物を調製した。引き続いて、得られた塩化ビニル系樹脂組成物を用いて、上記作製方法にてロールシート及びプレスシートを作製し、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果を表1に示した。
エステル1の代わりに製造例2で得られたエステル2を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
エステル1の代わりに製造例3で得られたエステル3を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
エステル1の代わりに製造例4で得られたエステル4を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
エステル1の代わりに製造例5で得られたエステル5を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
エステル1の代わりに製造例6で得られたエステル6を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
エステル1の代わりに製造例7で得られたエステル7を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
エステル1の代わりに市販の1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジイソノニル(hexamoll DINCH、BASF社製)を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
エステル1の代わりに市販のジー2−エチルヘキシルフタレート(新日本理化(株)製、サンソサイザーDOP)を用いた以外は実施例1と同様に実施して、本発明外の塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、その樹脂組成物を用いてロールシート及びプレスシートを作製して、引張試験、耐寒性試験及び耐熱性試験を行なった。得られた結果をまとめて表1に示した。
Claims (4)
- ベンゼンジカルボン酸またはその誘導体と、炭素数9の脂肪族飽和アルコールを主成分とする脂肪族飽和アルコール混合物とをエステル化反応またはエステル交換反応して得られるベンゼンジカルボン酸ジエステルを、更に核水素化することによって得られるシクロヘキサンジカルボン酸ジエステルからなる塩化ビニル系樹脂用可塑剤であって、
前記脂肪族飽和アルコールの混合物が、その脂肪族飽和アルコール混合物中の含有量が60〜95重量%の炭素数9の直鎖状の脂肪族飽和アルコールと、5〜40重量%の炭素数9の分岐鎖状の脂肪族飽和アルコールを含み、かつ該飽和脂肪族アルコール混合物の直鎖率が60〜95%であることを特徴とする塩化ビニル系樹脂用可塑剤。 - 前記脂肪族飽和アルコール混合物が、その脂肪族飽和アルコール混合物中の含有量が70〜90重量%の炭素数9の直鎖状の脂肪族飽和アルコールと10〜30重量%の炭素数9の分岐鎖状の脂肪族飽和アルコールを含み、かつ該飽和脂肪族飽和アルコール混合物の直鎖率が70〜90%である請求項1に記載の塩化ビニル系樹脂用可塑剤。
- ベンゼンジカルボン酸またはその誘導体と、炭素数9の脂肪族飽和アルコールを主成分とする脂肪族飽和アルコール混合物とをエステル化反応またはエステル交換反応して得られるベンゼンジカルボン酸ジエステルを、更に核水素化することによって得られるシクロヘキサンジカルボン酸ジエステルを含有する塩化ビニル系樹脂用可塑剤であって、
前記脂肪族飽和アルコール混合物が、(1)1−オクテン、一酸化炭素と水素とのヒドロホルミル化反応による炭素数9のアルデヒドを製造する工程及び(2)炭素数9のアルデヒドを水素添加してアルコールに還元する工程を具備する製造方法により製造された直鎖構造及び分岐鎖構造を有する脂肪族飽和アルコールを含むことを特徴とする塩化ビニル系樹脂用可塑剤。 - 塩化ビニル系樹脂と請求項1〜請求項3のいずれかに記載の塩化ビニル系樹脂用可塑剤を含有することを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
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