[go: up one dir, main page]

JP2016111751A - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016111751A
JP2016111751A JP2014244752A JP2014244752A JP2016111751A JP 2016111751 A JP2016111751 A JP 2016111751A JP 2014244752 A JP2014244752 A JP 2014244752A JP 2014244752 A JP2014244752 A JP 2014244752A JP 2016111751 A JP2016111751 A JP 2016111751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
rotor
stator
winding
poles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014244752A
Other languages
English (en)
Inventor
真大 青山
Masahiro Aoyama
真大 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2014244752A priority Critical patent/JP2016111751A/ja
Publication of JP2016111751A publication Critical patent/JP2016111751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】銅損の少ない、小型化が可能なフラックススイッチングモータ構造の回転電機を提供すること。【解決手段】回転軸101側に延伸して配置された複数の磁極121を有するステータ120と、磁極側に延伸して配置された複数の突極111を有するロータ110と、を備える回転電機100であって、ステータには、磁極に集中巻きされた電機子巻線125と界磁巻線126が交互に配置され、ロータは、非磁性体からなる複数の突極と、その突極の間に保持される磁性体からなるロータコア115を有する。ロータコアは、隣接する磁極の少なくとも2つ分の幅の外周面111aを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、フラックススイッチングモータとして機能する回転電機に関する。
ロータの表面に永久磁石を設けた表面磁石型の同期モータ(SPMSM:Surface Permanent Magnet Synchronous Motor)が知られているが、この表面磁石型の同期モータの永久磁石をステータ側に配置し、鉄心のみのロータにして堅牢性を向上させたフラックススイッチングモータが提案されている。
さらに、このフラックススイッチングモータの永久磁石を電磁石に置き換えて界磁調整可能にした巻線界磁型のフラックススイッチングモータが提案されている。この巻線界磁型のフラックススイッチングモータは、直流電流を供給されて直流励磁される界磁巻線と、交流電流を供給されて交流励磁される電機子巻線と、をステータの突極に配置してそれぞれに電力供給することにより、ロータを回転駆動させるようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−201869号公報
しかしながら、この特許文献1に記載のような回転電機にあっては、特に、電機子巻線が複数の突極を跨ぐように巻き付けられる分布巻き構造を採用することから、コイル長が長くなって銅損が増加する、という不都合が発生していた。
また、このような巻線コイルの分布巻き構造では、回転軸方向のコア材の両端面側に巻き付けられているコイルエンドが重なって高く(回転軸方向に厚く)なってしまい小型化の妨げになる、という不都合が発生していた。
そこで、本発明は、銅損の少ない、小型化が可能なフラックススイッチングモータ構造の回転電機を提供することを目的としている。
上記課題を解決する回転電機の発明の一態様は、回転軸側に延伸して配置された複数の磁極を有するステータと、前記磁極側に延伸して配置された複数の突極を有するロータと、を備える回転電機であって、前記ステータには、前記磁極に集中巻きされた電機子巻線と界磁巻線が交互に配置され、前記ロータは、非磁性体からなる前記複数の突極と、前記突極の間に保持される磁性体からなるロータコアと、を有するものである。
このように本発明の一態様によれば、ステータ側の電機子巻線と界磁巻線は集中巻きにされ、ロータコアはロータ側の非磁性体の突極間に保持される構造を採用するので、コイル長を短くするとともに、コイルエンドを小さくすることができる。
したがって、銅損の少ない、小型化が可能なフラックススイッチングモータ構造の回転電機を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る回転電機を示す図であり、その全体構成を示す回転軸に直交する断面図である。 図2は、電機子巻線と界磁巻線に電力供給する電源の回路図である。 図3は、ロータとステータとの間で形成される磁気回路を示す一部拡大概念モデル図である。 図4は、ロータとステータとが図3の状態から相対回転したときに形成される磁気回路を示す一部拡大概念モデル図である。 図5は、ロータとステータとの間で受け渡される磁束により形成される磁束密度分布を示す磁束線図である。 図6は、電機子巻線と界磁巻線への電力供給時に発生するトルクを説明するグラフである。 図7は、本実施形態の回転電機と比較する比較例の回転電機を示す図であり、その全体構成を示す回転軸に直交する断面図である。 図8は、図3に対応する、図7の回転電機のロータとステータとの間で形成される磁気回路を示す一部拡大概念モデル図である。 図9は、図4に対応する、図7の回転電機のロータとステータとが図8の状態から相対回転したときに形成される磁気回路を示す一部拡大概念モデル図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図6は本発明の一実施形態に係る回転電機を示す図である。
図1において、回転電機100は、回転軸101を中心にして一体回転する円筒形状のロータ110と、このロータ110を回転自在に収容する概略円筒形状のステータ120と、を備えている。回転電機100は、例えば、コストダウンや小型化と共に大出力を要求されるハイブリッド自動車や電気自動車に駆動源として好適に搭載される。
回転電機100は、所謂、フラックススイッチングモータと同様に、ステータ120側に配置する電機子巻線125および界磁巻線126に電力供給してロータ110側を経由する磁気回路を形成することにより電磁石トルクを発生させて回転駆動させるようになっている。
ここで、フラックススイッチングモータは、モータ駆動用周波数の2倍の周波数で励磁させるため、リラクタンストルク、すなわち、所謂、d軸インダクタンスやq軸インダクタンスと同期させることができない。このことから、フラックススイッチングモータは、リラクタンストルクで駆動するのではなく、ステータ側から励磁させる直流磁界(静止磁界)を利用した電磁石(マグネット)トルクで駆動する。すなわち、フラックススイッチングモータは、永久磁石モータとして駆動する構造としては、SPM(表面磁石型)モータと対比する同等の構造となっている。
ロータ110は、回転軸101を固定するハブ119と、ハブ119と一緒の同一部材に形成されて回転軸101の軸心から離隔する方向に延伸されている複数の突極111と、隣接する突極111間に嵌め込まれて保持されている複数のロータコア115と、を備えて構築されている。
このロータ110は、突極111とロータコア115が回転軸101を中心にするハブ119周りの10箇所に均等配置された10極の形態で作製されており、その突極111とロータコア115の外周面側が滑らかに連続する円筒形状に外形を形成されて回転軸101と一体回転するようになっている。
ロータコア115は、例えば、磁性体の電磁鋼板を回転軸101の延長方向に積層して作製されている。突極111およびハブ119は、例えば、非磁性体のアルミ材料を切削加工または成型加工して、あるいは、アルミ板を回転軸101の延長方向に積層して一体形状に作製されている。
ステータ120は、ロータ110の円筒形状の外周面に向かう突極形状に延伸されて電機子巻線125と界磁巻線126とを配置される複数の磁極121を備えている。このステータ120は、例えば、ロータコア115と同様に、磁性体の電磁鋼板を回転軸101の延長方向に積層して作製されている。
磁極121は、円筒形状の外周面側のヨーク129と一緒の同一部材に形成されている。この磁極121は、ロータ110の突極111やロータコア115の外周面111a、115aに対して内周面側の端面121aが微小のギャップGを介して対面するように形成されており、ヨーク129からロータ110の外周面側に向かって延伸されている突極形状に形成されて並列されている。
この磁極121は、ヨーク129の内周面側の24箇所に均等配置されており、ロータコア115が回転軸101周りの10極を構成するのに対して、電機子巻線125や界磁巻線126として機能する巻線コイルを巻き付ける際に利用する24箇所のスロット122を磁極121間に形成している。
電機子巻線125と界磁巻線126とは、1つ置きの磁極121にそれぞれが位置するように、巻線コイルを集中巻きになるように巻き付けて設置されており、相対回転するロータ110のロータコア115に対して交互に対面するように構築されている。
電機子巻線125は、3相の交流電力を供給して交流励磁させるようになっており、界磁巻線126は、直流電流を供給して直流励磁させるようになっている。このため、ステータ120では、U相用電機子巻線125uと、V相用電機子巻線125vと、W相用電機子巻線125wと、が1つ置きの磁極121に順次に配置されて、それぞれの間の磁極121に界磁巻線126が位置するように配置されている。
これに対して、ロータ110は、回転軸101と直交する断面形状において、突極111の外周面111a側とハブ119側とが同一幅に形成されて、その突極111の側面111bのハブ119側に近接する箇所を突出させることにより、ハブ119側に近接する側面111b間を狭くする突出形状部112が形成されている。
そして、ロータコア115は、突極111間の空間に一致する形状に形成されており、突極111の側面111bの突出形状部112を嵌め込み可能な窪み形状の受け形状部116が形成されている。
この結果、ロータコア115は、外周面115a側から回転軸101に向かって、突極111の側面111b間の幅が狭くなるのに合わせて、回転方向の厚さが徐々に薄くなる形状に形成されており、受け形状部116の最深部116aを越えた箇所からハブ119側に至るまでは反対に徐々に厚くなる形状に形成することによりクサビとして機能するクサビ部117が設けられている。
この構造により、ロータ110は、ロータコア115を回転軸101の延長方向の一端側から突極111間の空間に差し込んでスライドさせ嵌め込むことにより、外周面111a、115aが滑らかに連続する円筒形状にすることができる。また、ロータ110は、回転時に突極111間から離脱させようとする遠心力がロータコア115に掛かったとしても、そのロータコア115のクサビ部117が突極111の突出形状部112の頂部112aまでの斜面112bに突き当たって保持されるように形成されている。
また、ロータコア115は、ステータ120側に開口する突極111間の開口幅に一致する外周面115aがステータ120の隣接する磁極121の2つに同時に対面することができる幅(厚さ)を有するように形成されている。このロータコア115は、外周面115aの外側のエッジ間距離と、その外周面115aに対面する2つの磁極121の端面121aの外側のエッジ間距離とが一致するように、回転軸101側よりも外周面115a側を厚く形成されている。
ここで、電機子巻線125および界磁巻線126に電力供給する電源として、例えば、車両に搭載する回転電機100の場合には、図2に示すように、車載されている直流バッテリ301にインバータ302とコンバータ303とがそれぞれに電力供給可能に並列接続されている。
具体的には、インバータ302には、U相用電機子巻線125uと、V相用電機子巻線125vと、W相用電機子巻線125wとを、それぞれ各相毎に直列接続することにより、直流バッテリ301に蓄電されている直流電力を、直流(DC)/交流(AC)変換した交流電力として供給し、それぞれ交流励磁するようになっている。また、コンバータ303には、界磁巻線126を直列接続することにより、直流バッテリ301の直流電力を、直流(DC)/直流(DC)変換して電圧調整をした後に供給し、それぞれ直流励磁するようになっている。
この構造により、回転電機100は、ステータ120の電機子巻線125に交流電力を供給して回転駆動させつつ界磁巻線126にその回転駆動を補助するタイミングに直流電力を供給することにより、所謂、フラックススイッチングモータと同様にロータ110を回転させることができる。
このとき、図3に示すように、電機子巻線125や界磁巻線126に電力供給することにより発生させる磁束(図中には直流励磁により発生させる直流磁束φdcを図示)は、1つの磁極121からロータコア115の外周面115aの端辺側から鎖交した後にはその外周面115aの反対側端辺側から隣接する磁極121に鎖交してステータ120のヨーク129側を迂回する磁気回路を形成することができる。
このため、磁極121毎に電機子巻線125と界磁巻線126とを交互に集中巻きして電力供給する回転電機100でも、図4に示すように、ステータ120に対してロータ110が相対回転した場合にも、隣接する磁極121に磁束の通過する磁路を形成して磁気回路を維持することができる。
したがって、回転電機100は、図5の磁束線図に示すように、トルク発生面Tとして図示する箇所において、ロータコア115内で磁束線FLが集中する磁束線密度に差を生じさせて回転力として機能する電磁石トルクを発生させることができ、図6のグラフに示すように、その回転力として機能する電磁石トルクを途切れることなく発生させることができる。なお、図6に示すトルク波形は、電機子巻線125や界磁巻線126への電力供給のタイミング等を調整することにより滑らかに連続する高品質な特性にして出力させることができる。
(比較例)
これに対して、図7に示すような回転電機200では、ロータ210とステータ220とを、それぞれ磁性体の電磁鋼板を回転軸201の延長方向に積層して作製されている。ステータ220には、24箇所のスロット222を形成する複数の磁極221が形成されている。また、ロータ210は、回転軸201を固定するハブ219と一体に軸心から離隔する方向に延伸される突極211を備えており、その突極211は均等配置される10極として機能するように構築されている。
ロータ210の突極211は、回転軸201と直交する断面形状において、回転電機100のように突出形状部112が形成されることなく、外周面211a側からハブ219側まで同一幅(厚さ)に形成されている。この突極211は、外周面211aがステータ220の磁極221の端面221aに一致する幅で対面するように形成されている。
このため、ロータ210は、ステータ220の隣接する2つの磁極221の端面221aに、隣接する2つの突極211の外周面211aを同時に対面させることができない形状に形成されている。
このことから、回転電機200のステータ220は、電機子巻線225および界磁巻線226が1つのスロット222を挟む2つの磁極221に巻線コイルを巻き掛ける分布巻きをすることによりそれぞれ配置されている。すなわち、電機子巻線225および界磁巻線226は、1つの磁極221だけずらして重なる状態となる分布巻きにして周方向に交互に位置するように配置されている。
このため、ステータ220は、1つ置きの磁極221が、言い換えると、1つの磁極221を挟む両側の2つの磁極221が、ロータ210の隣接する突極211に同時に対面するように形成されており、ロータ210は、2つの突極211とハブ219とを介して1つ置きの磁極221との間で磁束を鎖交させて磁気回路を形成するように構築されている。
ここで、回転電機200でも、回転電機100と同様に、電機子巻線225に3相の交流電力を供給して交流励磁させるとともに、界磁巻線226に直流電流を供給して直流励磁させるようになっている。
このため、ステータ220では、U相用電機子巻線225uと、V相用電機子巻線225vと、W相用電機子巻線225wと、が1つ置きのスロット222を共通使用して巻線コイルを隣接する2つの磁極221に巻き掛ける分布巻きとして順次に周方向に連続するように配置されている。また、界磁巻線226は、空いているスロット222を利用して隣接する2つの磁極221に巻線コイルを巻き掛ける分布巻きとして周方向に連続するように配置されている。
この構造では、図8に示すように、電機子巻線225や界磁巻線226に電力供給することにより発生させる磁束(図中には直流励磁により発生させる直流磁束φdcを図示)は、1つの磁極221からロータ210の突極211に鎖交した後にはハブ219をヨークとして迂回して隣の突極211から1つ飛ばした磁極221に鎖交させてステータ220のヨーク229側を迂回する磁気回路を形成することができる。
このため、電機子巻線225と界磁巻線226とを分布巻きして電力供給する回転電機200でも、図9に示すように、ステータ220に対してロータ210が相対回転した場合でも、1つ置きの磁極221に磁束の通過する磁路を形成して磁気回路を維持することができ、回転力として機能する電磁石トルクを発生させることができる。
(比較結果)
このように、回転電機100と回転電機200とでは、フラックススイッチングモータとして同様に、交流電力と直流電力を電機子巻線125、225と界磁巻線126、226とに供給することによりそれぞれ回転駆動させることができる。
しかしながら、回転電機200は、電機子巻線225と界磁巻線226のいずれも隣接する2つの磁極221を跨ぐように巻線コイルを分布巻きにして形成している。これに対して、回転電機100は、電機子巻線125と界磁巻線126を磁極121毎に巻線コイルを集中巻きにして形成している。
このため、回転電機100は、回転電機200よりも使用するコイル長を短くすることができ、銅損が大きくなることを抑えることができている。また、回転電機100は、磁極121毎の集中巻きにするため巻線コイルを重ねる必要がないことから、回転電機200の分布巻きのように重なる巻線コイルが存在することによって、ステータ220の回転軸201の両端側端面に露出するコイルエンドが高く(回転軸方向に厚く)なり、小型化を妨げる形態になってしまうといったことを回避することができる。
このため、回転電機100は、回転電機200よりも使用するコイル長を短くすることができ、銅損が大きくなることを抑えることができている。また、回転電機100は、磁極121毎の集中巻きするため巻線コイルを重ねる必要がないことから、回転電機200の分布巻きのように重なる巻線コイルが存在することによってステータ220の回転軸201の両端側端面に露出するコイルエンドが高く(回転軸方向に厚く)なり、小型化を妨げる形態になってしまうといったことを回避することができる。
さらに、回転電機200では、ロータ210の突極211とハブ129とを経由する磁路により磁気回路を形成している。これに対して、回転電機100では、ロータ110の突極111で保持させているロータコア115内に磁路を形成させることにより磁気回路を形成している。
このため、回転電機100は、ステータ120の磁極121との間で受け渡す磁束をロータ110側の1つのロータコア115内の磁路を経由させて鎖交させることができる。これにより、回転電機100は、回転電機200のようにロータ210の1つの突極211に鎖交させて進入させた磁束がハブ219を経由することにより複数の突極211に分散してしまうことがなく、効果的に磁束をロータコア115のトルク発生面T(図5)に集中させて効率よく電磁石トルクを発生させることができる。
また、このロータコア115は、ハブ119や突極111と別部材として電磁鋼板などを打ち抜くことで作製することができ、無駄になってしまう面積をできるだけ小さくするように並列させて打ち抜いくことができ、安価な材料費で作製することができる。
すなわち、本実施形態においては、ステータ120の磁極121毎に電機子巻線125と界磁巻線126とを集中巻きにして交互に配置するとともに、ロータ110の非磁性体の突極111に保持させるロータコア115をステータ120の隣接する2つの磁極121に対面させている。このため、回転電機100は、銅損の少ない電機子巻線125と界磁巻線126とにより磁極121毎に磁気回路を形成して、フラックススイッチングモータと同様に、効率よく稼動することができ、小型化の妨げにならない安価な構造で作製することができる。
ここで、本実施形態の他の態様としては、ラジアルギャップ構造に限らすに、アキシャルギャップ構造のフラックススイッチングモータにも適用して、同様の作用効果を得ることができる。
また、ロータコア115やステータ120は、電磁鋼板の積層構造で作製するばかりでなく、例えば、鉄粉などの磁性を有する粒子の表面を絶縁被覆処理した軟磁性複合粉材(Soft Magnetic Composites)をさらに鉄粉圧縮成形および熱処理製造した圧粉磁心、所謂、SMCコアを採用してもよい。このSMCコアは、成形が容易であることからアキシャルギャップ構造にも好適である。また、アルミ導体を用いてロータ110やステータ120を作製しても同様に機能させることができる。
回転電機100は、車載用に限定されるものではなく、例えば、風力発電や、工作機械などの駆動源として好適に採用することができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
100 回転電機
101 回転軸
110 ロータ
111 突極
111a 外周面
112 突出形状部
115 ロータコア
116 受け形状部
117 クサビ部
120 ステータ
121 磁極
121a 端面
125 電機子巻線
126 界磁巻線

Claims (2)

  1. 回転軸側に延伸して配置された複数の磁極を有するステータと、
    前記磁極側に延伸して配置された複数の突極を有するロータと、を備える回転電機であって、
    前記ステータには、前記磁極に集中巻きされた電機子巻線と界磁巻線が交互に配置され、
    前記ロータは、非磁性体からなる前記複数の突極と、前記突極の間に保持される磁性体からなるロータコアと、を有する回転電機。
  2. 前記ロータコアは、少なくとも隣接する2つの前記磁極の双方に対面する幅の外周面を有する請求項1に記載の回転電機。
JP2014244752A 2014-12-03 2014-12-03 回転電機 Pending JP2016111751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014244752A JP2016111751A (ja) 2014-12-03 2014-12-03 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014244752A JP2016111751A (ja) 2014-12-03 2014-12-03 回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016111751A true JP2016111751A (ja) 2016-06-20

Family

ID=56125084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014244752A Pending JP2016111751A (ja) 2014-12-03 2014-12-03 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016111751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018201278A1 (zh) * 2017-05-02 2018-11-08 深圳配天智能技术研究院有限公司 开关磁阻电机及应用开关磁阻电机的装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0348984A1 (en) * 1988-06-30 1990-01-03 Benjamin Brenneman Binary brushless alternator and motor
JPH08308192A (ja) * 1995-04-27 1996-11-22 Nippondenso Co Ltd 交流発電機
JP2001327135A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Mitsubishi Electric Corp 回転電機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0348984A1 (en) * 1988-06-30 1990-01-03 Benjamin Brenneman Binary brushless alternator and motor
JPH08308192A (ja) * 1995-04-27 1996-11-22 Nippondenso Co Ltd 交流発電機
JP2001327135A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
US6495941B1 (en) * 2000-05-18 2002-12-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dynamo-electric machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018201278A1 (zh) * 2017-05-02 2018-11-08 深圳配天智能技术研究院有限公司 开关磁阻电机及应用开关磁阻电机的装置
CN109643943A (zh) * 2017-05-02 2019-04-16 深圳配天智能技术研究院有限公司 开关磁阻电机及应用开关磁阻电机的装置
CN109643943B (zh) * 2017-05-02 2021-08-10 深圳配天智能技术研究院有限公司 开关磁阻电机及应用开关磁阻电机的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4926107B2 (ja) 回転電機
US10348174B2 (en) Electric motor
Afinowi et al. A novel brushless AC doubly salient stator slot permanent magnet machine
JP5860782B2 (ja) 回転電機及びその製造方法
JP5542849B2 (ja) スイッチドリラクタンスモータ
JP6097024B2 (ja) 電気機械
KR101826126B1 (ko) 3상 전자 모터
JP5665660B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP6388611B2 (ja) ハイブリッド界磁式ダブルギャップ同期機
US20120086288A1 (en) Electric rotating machine
US20210006112A1 (en) Rotary electric machine
US20110248582A1 (en) Switched reluctance machine
JP2014533086A (ja) 厚さが異なる永久磁石を有する回転子及びそれを含むモータ
JP2014036448A (ja) 回転電機のロータ
WO2016060232A1 (ja) ダブルステータ型回転機
JP2013197275A (ja) 回転電機の励磁装置
JP2009284626A (ja) 回転機器のステータ及びモータ
JP2018061379A (ja) 回転電機
JP2012182942A (ja) 回転電機
JP2006174551A (ja) アキシャルギャップ型回転電機のコイル結線構造
JP6483300B1 (ja) シンクロナスリラクタンスモータ
JP2012244726A (ja) 回転電機の電機子および回転電機
JP2016111751A (ja) 回転電機
JP2010045870A (ja) 回転機
JP2010045872A (ja) 永久磁石式回転機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180417

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181009