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JP2016096269A - インプリント装置及び物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モールドと基板との位置合わせの点で有利なインプリント装置を提供する。
【解決手段】基板上のインプリント材にモールドを用いてパターンを形成するインプリント処理を行うインプリント装置であって、前記モールド及び前記基板のそれぞれに設けられたマークを検出して前記モールドと前記基板との相対的な位置を計測する計測部と、前記計測部の計測結果に基づいて、前記モールドと前記基板との位置合わせを行う処理部と、を有し、前記処理部は、前記計測部によるマークの検出に異常がある場合に、前記インプリント処理において前記位置合わせを行うことが可能な時間に応じて、予め設定された複数のリカバリー処理から1つのリカバリー処理を選択し、当該1つのリカバリー処理を行うことを特徴とするインプリント装置を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、インプリント装置及び物品の製造方法に関する。
インプリント技術は、ナノスケールの微細なパターンの転写を可能にする技術であり、ナノリソグラフィ技術の1つとして注目されている。インプリント技術を用いたインプリント装置は、パターン(凹凸)が形成されたモールド(型)と基板上の樹脂(インプリント材)とを接触させた状態で樹脂を硬化させ、硬化した樹脂からモールドを引き離すことで基板上にパターンを形成する。
インプリント装置では、用途に応じて多様な樹脂硬化法が実現されているが、半導体デバイスなどの量産用技術としては、一般に、紫外(UV)光などの光の照射によって基板上の樹脂を硬化させる光硬化法が採用されている(特許文献1参照)。また、インプリント装置では、モールドと基板とのアライメント(位置合わせ)方式として、ダイバイダイアライメント方式が採用されている。ダイバイダイアライメント方式とは、基板上のショット領域ごとに、モールド側のアライメントマーク及び基板側のアライメントマークを光学的に同時に検出してモールドと基板との位置関係のずれを補正するアライメント方式である。
モールドと基板とのアライメントは、モールドと基板上の樹脂とを接触させてから基板上の樹脂を硬化させるまでの時間(期間)、即ち、モールドのパターンに樹脂を充填させる充填時間に行われる。かかる充填時間は、樹脂の特性やモールドのパターンなどから充填性を考慮して、スループットが向上するように設定されている。
特許第4185941号公報
しかしながら、インプリント装置においては、モールドのパターンへの樹脂の充填時間にモールドと基板とのアライメントが正常に行われず、オーバーレイ(重ね合わせ)精度が低下してパターンの転写不良(製品不良)を招いてしまうことがある。アライメントが正常に行われない原因としては、モールド側のアライメントマークと基板側のアライメントマークとの間に異物が混入していることやモールドのパターンに樹脂が充填されていないことなどが挙げられる。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、モールドと基板との位置合わせの点で有利なインプリント装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのインプリント装置は、基板上のインプリント材にモールドを用いてパターンを形成するインプリント処理を行うインプリント装置であって、前記モールド及び前記基板のそれぞれに設けられたマークを検出して前記モールドと前記基板との相対的な位置を計測する計測部と、前記計測部の計測結果に基づいて、前記モールドと前記基板との位置合わせを行う処理部と、を有し、前記処理部は、前記計測部によるマークの検出に異常がある場合に、前記インプリント処理において前記位置合わせを行うことが可能な時間に応じて、予め設定された複数のリカバリー処理から1つのリカバリー処理を選択し、当該1つのリカバリー処理を行うことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、モールドと基板との位置合わせの点で有利なインプリント装置を提供することができる。
本発明の一側面としてのインプリント装置の構成を示す概略図である。 形状補正部の構成の一例を示す概略図である。 インプリント処理を説明するためのフローチャートである。 インプリント動作の各工程を説明するための図である。 アライメント動作を説明するための図である。 アライメント動作を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としてのインプリント装置100の構成を示す概略図である。インプリント装置100は、半導体デバイスなどの製造プロセスで使用されるリソグラフィ装置である。インプリント装置100は、基板上のインプリント材にモールドを用いてパターンを形成するインプリント処理を行う。インプリント装置100は、インプリント処理を繰り返すことで、基板の複数のショット領域にパターンを形成する。ここで、1回のインプリント処理とは、基板上のインプリント材とモールドとを接触させた状態でインプリント材を硬化させ、硬化したインプリント材からモールドを引き離す(離型する)ことで基板の1つのショット領域にパターンを形成する処理である。
本実施形態では、インプリント材として、樹脂を使用し、樹脂硬化法として、紫外(UV)光の照射によって樹脂を硬化させる光硬化法を採用する。但し、本発明は、樹脂硬化法を限定するものではなく、他のエネルギー、例えば、熱によって樹脂を硬化させる熱硬化法を採用してもよい。
インプリント装置100は、硬化部120と、モールド駆動部130と、形状補正部140と、基板駆動部160と、計測部170と、樹脂供給部180と、観察部190と、制御部200とを有する。また、インプリント装置100は、モールド駆動部130を保持するためのブリッジ定盤や基板駆動部160を保持するためのベース定盤なども有する。
硬化部120は、例えば、光源部110と、光学系112とを含む。硬化部120は、モールドMを介して、基板上の樹脂Rに紫外光を照射して樹脂Rを硬化させる。樹脂Rは、本実施形態では、紫外光硬化樹脂である。光源部110は、紫外光(例えば、i線やg線)を発するハロゲンランプなどの光源と、かかる光源からの光を集光する楕円ミラーとを含む。光学系112は、紫外光を基板Sのショット領域上の樹脂Rに照射するためのレンズやアパーチャなどを含む。また、光学系112は、モールドMを均一に照明するためのオプティカルインテグレータを含んでいてもよい。アパーチャは、インプリント処理の対象となるショット領域のみを照明するための画角制御や紫外光が基板Sの外形を超えて照射されることを制限するための外周遮光制御に用いられる。アパーチャによって範囲が規定された紫外光は、モールドMを介して、基板上の樹脂Rに照射される。
モールド駆動部130は、例えば、モールドMを保持するモールドチャック132と、モールドチャック132を駆動する(移動させる)ことでモールドMを駆動する駆動機構134と、駆動機構134を支持するベース136とを含む。駆動機構134は、モールドMの位置を6軸に関して制御する機能、及び、モールドMを基板上の樹脂Rに接触させたり、基板上の硬化した樹脂RからモールドMを引き離したりする機能を有する。ここで、6軸とは、モールドチャック132の保持面(モールドMを保持する面)をXY平面、それに直交する方向をX軸とするXYZ座標系におけるX軸、Y軸、Z軸及びそれらの各軸周りの回転である。
形状補正部140は、モールドチャック132に配置されている。形状補正部140は、例えば、図2に示すように、モールドMの側面に接触する接触部141を介して、空気や油などの流体で作動するシリンダを用いてモールドMを外周方向から加圧することで、モールドMのパターンの形状を補正する。また、形状補正部140は、モールドMの温度を制御する温度制御部を含み、モールドMの温度を制御することでモールドMのパターンの形状を補正してもよい。基板Sは、熱処理などのプロセスを経ることで変形(典型的には、膨張又は収縮)することがある。このような基板Sの変形に応じて、形状補正部140は、オーバーレイ(重ね合わせ)精度が許容範囲に収まるように、モールドMのパターンの形状を補正する。
基板駆動部160は、例えば、基板Sを保持(吸着)する基板チャック162と、基板チャック162を駆動する(移動させる)ことで基板Sを駆動する基板ステージ164とを含む。基板ステージ164は、基板Sの位置を6軸に関して制御する機能を有する。
計測部170は、モールドM及び基板Sのそれぞれに設けられたアライメントマークを検出してモールドMと基板Sとの相対的な位置を計測する。計測部170は、例えば、アライメントスコープ172と、スコープ駆動部174と、光学系175とを含む。アライメントスコープ172は、フォーカスレンズなどを含み、モールドM(のパターン)と基板S(のショット領域)とを位置合わせする自動調節スコープ(Automatic Adjustment Scope:AAS)を含む。アライメントスコープ172は、モールドMに設けられたアライメントマークと、基板Sに設けられたアライメントマークとを検出してアライメント信号を生成する。スコープ駆動部174は、アライメントスコープ172を駆動して(移動させて)アライメントスコープ172を位置決めする。光学系175は、アライメントスコープ172の光路を調整するためのレンズ、アパーチャ、ミラーなどを含む。
樹脂供給部180は、例えば、樹脂Rを収容するタンクと、タンクか供給される樹脂Rを基板Sに対して吐出するノズルと、タンクとノズルとの間に設けられたバルブと、供給量制御部とを含む。供給量制御部は、典型的には、ノズルによる1回の樹脂Rの吐出によって1つのショット領域に樹脂Rが供給されるようにバブルを制御する(即ち、基板Wへの樹脂Rの供給量を制御する)。
樹脂供給部180は、制御部200によって設定されたマップに従って、基板上に樹脂Rを供給(塗布)する。ここで、マップとは、樹脂Rの液滴の基板上における供給位置や供給量を示すものであって、樹脂塗布パターン、インプリントレシピ、ドロップレシピなどとも呼ばれる。マップは、インプリント処理に用いられるモールドMのパターンや残膜厚(RLT)を考慮して決定される。例えば、RLTを厚くする場合には、液滴と液滴との間隔を狭くして高密度に液滴が供給されるように、マップを決定する。なお、RLTとは、硬化した樹脂Rで形成されるパターンの凹部の表面(底面)と、基板Sの表面との間の樹脂Rの厚さである。
観察部190は、例えば、カメラを含み、基板Sのショット領域の全体を観察する。観察部190は、モールドMと基板上の樹脂Rとの接触状態、モールドMのパターンへの樹脂Rの充填状態、基板上の硬化した樹脂RからのモールドMの離型状態などを観察することが可能である。
制御部200は、CPUやメモリなどを含み、インプリント装置100の全体(各部)を制御する。制御部200は、インプリント処理及びそれに関連する処理を制御する。例えば、制御部200は、計測部170の計測結果に基づいて、モールドMと基板Sとの位置合わせを行う(処理部として機能する)。
図3及び図4(a)乃至図4(c)を参照して、インプリント装置100におけるインプリント処理について説明する。図3は、インプリント処理を説明するためのフローチャートである。インプリント処理は、上述したように、制御部200がインプリント装置100の各部を統括的に制御することで行われる。図3では、1回のインプリント処理、即ち、1つのショット領域に対するインプリント処理を示している。従って、基板Sの複数のショット領域のそれぞれにパターンを形成する際には、各ショット領域に対して、図3に示すインプリント処理を繰り返す必要がある。また、図3では、インプリント処理において、基板上にパターンを形成するための主にモールドMの動作に関するインプリント動作と、モールドMと基板Sとの位置合わせに関するアライメント動作とを分けて示している。図4(a)乃至図4(c)は、インプリント動作の各工程を説明するための図であって、モールドM及び基板Sを側面から見た状態を示している。
まず、インプリント動作について説明する。S1では、基板上に樹脂Rを供給する。具体的には、図4(a)に示すように、モールドMを基板上の樹脂Rに接触させる前に、樹脂供給部180を用いて、基板Sのショット領域5に樹脂Rを供給する。樹脂Rは、一般的に、揮発性が高いため、モールドMを押印する直前に基板Wに供給される。揮発性が低い樹脂であれば、スピンコートなどで予め基板Sの全面(複数のショット領域)に樹脂を供給してもよい。なお、基板Sのショット領域5のそれぞれには、アライメントマーク19が設けられている。
S2では、モールドMと基板上の樹脂Rとを接触させる。具体的には、S1で樹脂Rが供給された基板S(のショット領域5)とモールドM(のパターンMa)とが対向するように、基板ステージ164を駆動する。基板SとモールドMとを対向させたら、モールドMと基板Sとが互いに近づくように駆動機構134を駆動することで、モールドMのパターンMaと基板上の樹脂Rとを接触させる。モールドMのパターンMaと基板上の樹脂Rとが接触する前に、アライメントスコープ172がアライメントマークを検出することが可能であれば、モールドMと基板Sとの位置合わせ、即ち、アライメント動作を開始することができる。
S3では、モールドMのパターンMaに樹脂Rを充填させる。具体的には、図4(b)に示すように、モールドMと基板上の樹脂Rとを接触させた状態を維持することで、モールドMのパターンMaに樹脂Rを充填させる。この際、モールドMと基板Sとの相対的な位置を調整するとともに、樹脂Rを硬化させる際にモールドMのパターンMaに樹脂Rの未充填が発生しないようにする必要がある。そこで、モールドMのパターンMaへの樹脂Rの充填には、一定の時間(充填時間)を確保し、樹脂RがモールドMのパターンMaに十分に充填させるようにしている。モールドMのパターンMaに樹脂Rを充填させるための充填時間を適切に設定することで、モールドMのパターンMaに対する樹脂Rの未充填を低減することができる。モールドMと基板上の樹脂Rとを接触させた後も、モールドMと樹脂Rとの接触によって発生するモールドMと基板Sとの位置ずれを補正するために、モールドMと基板Sとの位置合わせ、即ち、アライメント動作を行う。
S4では、モールドMと基板上の樹脂Rとを接触させた状態で樹脂Rを硬化させる。具体的には、硬化部120からの紫外光を、モールドMを介して、基板上の樹脂Rに照射する。一般的に、硬化部120からの紫外光が基板上の樹脂Rに到達したときから樹脂Rの硬化が開始すると考えられるため、樹脂Rの硬化が開始されるタイミングは、紫外光の照射を開始するタイミングとみなすことができる。基板上の樹脂Rの硬化を開始した後では、パターンの破損の原因となるため、モールドMと基板Sとの位置合わせ、即ち、アライメント動作は行わない。また、樹脂Rを硬化させる際には、アライメントスコープ172でアライメントマークを検出しようとしても、硬化部120からの紫外光がノイズとなるため、アライメントマークを検出できず、モールドMと基板Sとの相対的な位置を計測できないことがある。
S5では、基板上の硬化した樹脂RからモールドMを引き離す(離型する)。具体的には、図4(c)に示すように、S4で基板上の樹脂Rを硬化させた後、モールドMと基板Sとが互いに遠ざかるように駆動機構134を駆動することで、基板上の硬化した樹脂RからモールドMを引き離す。但し、駆動機構134と基板ステージ164の双方を同時又は順次駆動することで、基板上の硬化した樹脂RからモールドMを引き離してもよい。これにより、基板上の樹脂Rには、モールドMのパターンMaに対応するパターンが形成される。また、モールドMに設けられたアライメントマーク18に対応するマークも基板上の樹脂Rに形成される。
次に、アライメント動作について説明する。アライメント動作は、インプリント動作におけるモールドMのパターンMaに樹脂Rを充填させる工程(S3)と並行して行われる。アライメント動作では、まず、モールドMに設けられたアライメントマーク18と基板Sに設けられたアライメントマーク19とを検出してモールドMと基板Sとの相対的な位置を計測する。そして、モールドMのパターンMaと基板Sのショット領域5との位置ずれや形状差を求め、オーバーレイ精度が許容範囲に収まるように、パターンMaとショット領域5との相対的な位置やパターンMaの形状を補正する。
S11では、モールドMに設けられたアライメントマーク18と基板Sに設けられたアライメントマーク19とを検出する。具体的には、アライメントスコープ172でアライメントマーク18及び19を検出してアライメント信号を生成し、かかるアライメント信号に基づいて、モールドMと基板Sとの相対的な位置を求める。この際、アライメントスコープ172の数に応じて、検出対象となるアライメントマークの数が変動する。
本実施形態では、図5に示すように、モールドMには、基板Sのショット領域5に対応するパターン面Mbの四隅に、アライメントマーク18aが設けられている。また、モールドMのパターン面Mbには、6つのチップ領域4が配置され、チップ領域4とチップ領域4との間には、アライメントマーク18bが設けられている。一方、基板Sには、ショット領域5の四隅に、アライメントマーク18aに対応して、アライメントマーク19aが設けられている。また、基板Sには、アライメントマーク18bに対応して、アライメントマーク19bが設けられている。モールドMと基板上の樹脂Rとを接触させた状態で、アライメントマーク18aとアライメントマーク19aとを同時に検出することで、モールドMと基板Sとの相対的な位置を計測することが可能である。
なお、本実施形態では、モールドMのパターン面Maの四隅及び基板Sのショット領域Sの四隅にアライメントマークを設け、チップ領域間(スクライブライン内)に別のアライメントマークを設けているが、これに限定されるものではない。また、モールドMのパターン面Maに形成されるチップ領域の数も6つに限定されるものではない。
アライメントスコープ172からの検出光は、モールドM及び樹脂Rを透過するため、アライメントスコープ172でアライメントマーク19a及び19bを検出することができる。一方、モールドMと基板上の樹脂Rとが接触し、モールドMのパターンMaに樹脂Rが充填されると、アライメントマーク18a及び18bが検出できなくなることがある。これは、モールドMと樹脂Rとが接触する前と比較して、モールドMと樹脂Rとが接触した後では、アライメントマーク18a及び18bとモールドMとの屈折率差が小さくなるからである。そこで、アライメントマーク18a及び18bに、モールドMの屈折率や透過率と異なる物質を塗布したり、イオン照射などによって屈折率を変えたりしてもよい。これにより、モールドMと基板上の樹脂Rとが接触した状態であっても、アライメントマーク18a及び18bを検出することが可能となる。
S15では、S11での検出結果、即ち、S11で求められたモールドMと基板Sとの相対的な位置に基づいて、モールドMのパターンMaと基板Sのショット領域5との位置ずれ及び形状差を算出する。S11で検出されるアライメントマークの数が増加するにつれて、S15において、倍率や回転誤差だけではなく、ディストーションなども算出することが可能となる。
S16では、S15で算出された位置ずれ及び形状差に基づいて、オーバーレイ精度が許容範囲に収まるように、モールドM(パターンMa)と基板S(ショット領域5)との相対的な位置やパターンMaの形状を補正する。例えば、モールドMと基板Sとの相対的な位置は、基板駆動部160を用いて補正し、モールドMのパターンMaの形状は、形状補正部140を用いて補正する。
S11、S15及びS16の工程は、モールドMと基板上の樹脂Rを接触させてから樹脂Rの硬化を開始する直前まで繰り返され、モールドMと基板Sとの位置ずれが徐々に低減される。そして、モールドMと基板Sとの位置ずれが十分に低減され、オーバーレイ精度が許容範囲に収まったら、アライメント動作を停止する。
但し、S11におけるアライメントマークの検出に異常がある場合、例えば、モールドMと基板Sとの相対的な位置を求めるために必要な光量やコントラストが得られない場合がある。そこで、本実施形態では、アライメントマークの検出(S11)を行ったら、モールドMのパターンMaと基板Sのショット領域5との位置ずれ及び形状差の算出(S15)を行う前に、S12において、アライメントマークの検出に異常があるかどうかを判定する。かかる判定は、制御部200で行われ、S11でアライメントマークを検出して生成されたアライメント信号の指標と閾値とを比較し、アライメント信号の指標が閾値を満たしていない場合に、アライメントマークの検出に異常があると判定する。アライメント信号の指標とは、アライメントマークの検出の信頼性を示すもの、即ち、モールドMと基板Sとの相対的な位置を求めるために必要となる要件である。アライメント信号の指標は、代表的には、アライメント信号の強度、コントラスト及びパターンマッチングの相関度のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されるものではない。アライメントマークの検出に異常があるかどうかの判定に用いられる閾値は、アライメント信号の指標ごとに設定可能であり、例えば、制御部200のメモリなどの記憶部に記憶されている。また、アライメントマークの検出に異常があるかどうかの判定は、上述したような指標のうち、1つの指標で行ってもよいし、複数の指標を組み合わせて行ってもよい。アライメントマークの検出に異常がある場合には、S13に移行する。一方、アライメントマークの検出に異常がない、即ち、正常である場合には、S15に移行する。
S13では、モールドMと基板Sとの位置合わせを行うことが可能な時間(位置合わせ可能時間)を算出する。上述したように、モールドMのパターンMaに基板上の樹脂Rを充填させるための充填時間は予め設定されている。従って、かかる充填時間と、モールドMと基板上の樹脂Rとが接触してからの経過時間との差分を、位置合わせ可能時間として求めることができる。モールドMと基板上の樹脂Rとが接触した時刻は、観察部190で観察されたモールドMと基板上の樹脂Rとの接触状態から求めることが可能である。また、モールドMと基板上の樹脂Rとの接触させるためにモールド駆動部130を駆動させてからの経過時間からも求めることが可能である。但し、この場合には、モールド駆動部130を駆動させてからモールドMと基板上の樹脂Rとが接触するまでに要する時間を予め求めておく必要がある。また、観察部190で観察されたモールドMと基板上の樹脂Rとの接触状態から位置合わせ可能時間を求めることも可能である。
S14では、アライメントマークを正常に検出するためのリカバリー処理を行う。具体的には、S13で算出された位置合わせ可能時間に応じて、予め設定された複数のリカバリー処理から1つのリカバリー処理を選択し、かかる1つのリカバリー処理を行う。リカバリー処理は、上述したように、アライメントマークを正常に検出するための処理であれば、特に限定されるものではない。本実施形態では、複数のリカバリー処理として、以下の第1処理、第2処理及び第3処理が予め設定されている。
第1処理:計測部170が計測対象とするアライメントマークを変更する処理
第2処理:計測部170でアライメントマークを検出する際のフォーカス状態を変更する処理
第3処理:計測部170でアライメントマークを検出する際の検出条件を変更する処理
第1処理では、スコープ駆動部174によってアライメントスコープ172を駆動することで(即ち、アライメントスコープの検出視野を移動させることで)、計測対象とするアライメントマークを変更する。例えば、図6に示すように、スコープ駆動部174によってアライメントスコープ172をXY方向に駆動することで、アライメントスコープ172の検出視野は、視野172aから視野172bに移動する。これにより、アライメントマーク18a及び19aとは異なるアライメントマーク18b及び19bをアライメントスコープ172で再検出することが可能となる。図6では、4つのアライメントスコープ172の全てを駆動して検出視野を移動させているが、これに限定されるものではない。少なくとも、アライメントマークの検出が異常であると判定されたアライメントマークを検出したアライメントスコープ172を駆動させればよい。
第2処理では、アライメントスコープ172に含まれるフォーカスレンズを駆動することでフォーカス状態、例えば、ベストフォーカス位置を変更する。
第3処理では、アライメントマークを検出する際の検出条件として、例えば、アライメントマークを照明する光の光量及びアライメントマークを照明する光の波長の少なくとも一方を変更するが、これに限定されるものではない。
アライメントマークの検出に異常がある場合でも、その異常の原因が特定できないことがある。このような場合、アライメントマークを正常に検出するためには、上述したような様々なリカバリー処理を行えばよいが、モールドMと基板Sとの位置合わせを行うことが可能な時間、即ち、位置合わせ可能時間は限られている。換言すれば、モールドMのパターンMaに基板上の樹脂Rを充填させるための充填時間は予め設定されており、アライメント動作は、その充填時間内に終了させなければならない。アライメント動作の繰り返しの工程によっては、リカバリー処理にかけられる時間が限定されるため、その時間に応じたリカバリー処理を行う必要がある。
そこで、本実施形態では、モールドMと基板Sとの位置合わせを行うことが可能な位置合わせ可能時間に応じて、第1処理、第2処理及び第3処理から1つの処理をリカバリー処理として選択する。具体的には、位置合わせ可能時間が2秒以上(第1時間以上)である場合には、第1処理を選択する。位置合わせ可能時間が1秒以上(第2時間以上)、且つ、2秒未満(第1時間未満)である場合には、第2処理を選択する。位置合わせ可能時間が1秒未満(第2時間未満)である場合には、第3処理を選択する。但し、位置合わせ可能時間と選択するリカバリー処理との関係(第1時間及び第2時間などの設定)は一例であり、インプリント処理のレシピごとに適宜設定される。
なお、モールドMのパターンMaに樹脂Rが充填される過程によっては、アライメントマーク18とアライメントマーク19との間に樹脂Rが満たされておらず、アライメントマーク18及び19を検出できないことがある。このような場合には、リカバリー処理(S14)を行わずに、アライメントマーク18及び19の再検出(S11)を行うこともある。具体的には、位置合わせ可能時間が3秒以上である場合には、アライメントマーク18とアライメントマーク19との間に樹脂Rが満たされていないとみなし、リカバリー処理を行わずに、アライメントマーク18及び19の再検出を行う。再検出を行った結果、アライメントマーク検出に異常があることも考えられる。この場合には、位置合わせ可能時間が2秒以上、且つ、3秒未満である場合に、第1処理を選択すればよい。
このように、本実施形態のアライメント動作では、アライメントマークの検出に異常がある場合には、モールドMと基板Sとの位置合わせを行うことが可能な位置合わせ可能時間に応じて、アライメントマークを正常に検出するためのリカバリー処理を行う。従って、モールドMのパターンMaへの樹脂Rの充填時間内にアライメント動作を終了させることができる。
また、本実施形態では、アライメントマークの検出に異常がある場合には、その検出結果を用いたモールドMのパターンMaと基板Sのショット領域5との位置ずれ及び形状差の算出(S15)及び補正(S16)を行わない。これにより、誤ったアライメント動作を回避することが可能となり、アライメント動作に要する時間を短縮することができる。
また、S14で行われたリカバリー処理は、インプリント装置100のコンソール画面などの通知部を介して、ユーザに通知するとよい。また、リカバリー処理だけではなく、S11で行われたアライメントマークの検出の結果やS12で行われたアライメントマークの検出に異常があるかどうかの判定の結果も通知するとよい。これらの情報は、後工程、例えば、検査工程などで参照され、品質管理で有利な情報となる。
また、アライメント動作は、モールドMのパターンMaに樹脂Rを充填させる工程(S3)と並行して行われるため、リカバリー処理を行う場合には、充填時間を延長することも考えられる。但し、充填時間の延長は、樹脂Rの残膜厚に影響を与えることが知られている。樹脂Rの残膜厚を適切な厚さにするためには、充填時間を適切に制御する必要があるため、充填時間が許容範囲を超えないように延長する必要がある。
インプリント装置100では、モールドMのパターンMaへの樹脂Rの充填時間内にアライメント動作を正常に終了させることが可能であるため、オーバーレイ精度の低下を抑制して、パターンの転写不良(製品不良)を低減することができる。従って、インプリント装置100は、高いスループットで経済性よく高品位な半導体デバイスなどの物品を提供することができる。
物品としてのデバイス(半導体デバイス、磁気記憶媒体、液晶表示素子等)の製造方法について説明する。かかる製造方法は、インプリント装置100を用いてパターンを基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等)に形成する工程を含む。かかる製造方法は、パターンを形成された基板を処理する工程を更に含む。当該処理ステップは、当該パターンの残膜を除去するステップを含みうる。また、当該パターンをマスクとして基板をエッチングするステップなどの周知の他のステップを含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性及び生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100:インプリント装置 170:計測部 172:アライメントスコープ 200:制御部 M:モールド S:基板

Claims (13)

  1. 基板上のインプリント材にモールドを用いてパターンを形成するインプリント処理を行うインプリント装置であって、
    前記モールド及び前記基板のそれぞれに設けられたマークを検出して前記モールドと前記基板との相対的な位置を計測する計測部と、
    前記計測部の計測結果に基づいて、前記モールドと前記基板との位置合わせを行う処理部と、を有し、
    前記処理部は、前記計測部によるマークの検出に異常がある場合に、前記インプリント処理において前記位置合わせを行うことが可能な時間に応じて、予め設定された複数のリカバリー処理から1つのリカバリー処理を選択し、当該1つのリカバリー処理を行うことを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記モールドのパターンに前記基板上のインプリント材を充填させるための充填時間は予め設定されており、
    前記処理部は、前記充填時間と、前記モールドと前記基板上のインプリント材とが接触してからの経過時間との差分を、前記位置合わせを行うことが可能な時間として求めることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記モールドと前記基板上のインプリント材との接触状態を観察する観察部を更に有し、
    前記処理部は、前記観察部で観察された前記接触状態に基づいて、前記位置合わせを行うことが可能な時間を求めることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  4. 前記複数のリカバリー処理は、前記計測部が計測対象とするマークを変更する第1処理、前記計測部で前記マークを検出する際のフォーカス状態を変更する第2処理、及び、前記計測部で前記マークを検出する際の検出条件を変更する第3処理を含むことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  5. 前記計測部を駆動する駆動部を更に有し、
    前記第1処理では、前記駆動部によって前記計測部を駆動することで前記計測対象とするマークを変更することを特徴とする請求項4に記載のインプリント装置。
  6. 前記計測部は、フォーカスレンズを含み、
    前記第2処理では、前記フォーカスレンズを駆動することで前記フォーカス状態を変更することを特徴とする請求項4に記載のインプリント装置。
  7. 前記検出条件は、前記マークを照明する光の光量及び前記マークを照明する光の波長の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項4に記載のインプリント装置。
  8. 前記処理部は、
    前記位置合わせを行うことが可能な時間が第1時間以上である場合には、前記複数のリカバリー処理から前記第1処理を選択し、
    前記位置合わせを行うことが可能な時間が第2時間以上、且つ、前記第1時間未満である場合には、前記複数のリカバリー処理から前記第2処理を選択し、
    前記位置合わせを行うことが可能な時間が前記第2時間未満である場合には
    前記複数のリカバリー処理から前記第3処理を選択することを特徴とする請求項4乃至7のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  9. 前記第1時間及び前記第2時間は、前記インプリント処理のレシピごとに設定されていることを特徴とする請求項8に記載のインプリント装置。
  10. 前記計測部は、前記マークを検出してアライメント信号を生成し、
    前記処理部は、前記計測部で生成されたアライメント信号の指標が閾値を満たしていない場合に、前記計測部によるマークの検出に異常があると判定することを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  11. 前記指標は、前記アライメント信号の強度、コントラスト及びパターンマッチングの相関度のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10に記載のインプリント装置。
  12. 前記処理部で行われたリカバリー処理を通知する通知部を更に有することを特徴とする請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  13. 請求項1乃至12のうちいずれか1項に記載のインプリント装置を用いてパターンを基板に形成する工程と、
    前記工程で前記パターンを形成された前記基板を処理する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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