JP2016094375A - フォーマー容器用液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、しかもすすぎ時のさっぱり感、タオルドライ後のしっとり感に優れるフォーマー容器用液体洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とするフォーマー容器用液体洗浄剤組成物。
(A)高級脂肪酸塩 1〜20質量%
(B)アルキルポリグリコシド 1〜20質量%
(C)平均分子量950〜12500のポリエチレングリコール 0.1〜10質量%
【選択図】なし
【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とするフォーマー容器用液体洗浄剤組成物。
(A)高級脂肪酸塩 1〜20質量%
(B)アルキルポリグリコシド 1〜20質量%
(C)平均分子量950〜12500のポリエチレングリコール 0.1〜10質量%
【選択図】なし
Description
本発明は、フォーマー容器用液体洗浄剤組成物に関する。
ノンガスタイプの泡吐出容器に充填され、使用時にこの容器から泡沫状に吐出される液体洗浄剤組成物については、これまで種々提案されている(例えば、特許文献1〜5参照。)。このような液体洗浄剤組成物は、泡吐出容器内部の多孔質膜を通過させることで、組成物と空気を混合して泡沫状とする。
ノンガスタイプの吐出容器としては、例えばスクイズフォーマーやポンプフォーマー等のフォーマー容器が挙げられる。
しかし、泡質(泡のクリーミーさ、泡の細かさ、等)に優れた泡形成ができる一方で、多孔質膜を通過させる必要があることから、組成物が多孔質膜で目詰まりを起すという問題がある。
特に界面活性剤として脂肪酸石鹸を用いた場合、低温保存時における高級脂肪酸の析出により、目詰まりが生じ易いといった問題がある。さらに近年、消費者の使用性等に対する要求も従来に比べ高まる傾向がみられ、泡質のより一層の向上、洗浄後の使用感の向上、目詰まり防止等について、従来にもましてより一層の技術の向上が求められている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填されている液体洗浄剤組成物において、目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、しかもすすぎ時のさっぱり感、タオルドライ後のしっとり感に優れる液体洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、高級脂肪酸塩と、アルキルポリグリコシドと特定のポリエチレングリコールを組み合わせて泡吐出容器に充填することにより、目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、低温下においても泡の形成性に優れ、しかもすすぎ時のさっぱり感、タオルドライ後のしっとり感に優れる液体洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とするフォーマー容器用液体洗浄剤組成物である。
(A)高級脂肪酸塩 1〜20質量%
(B)アルキルポリグリコシド 1〜20質量%
(C)平均分子量950〜12500のポリエチレングリコール 0.1〜10質量%
(A)高級脂肪酸塩 1〜20質量%
(B)アルキルポリグリコシド 1〜20質量%
(C)平均分子量950〜12500のポリエチレングリコール 0.1〜10質量%
本発明によれば、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填されている液体洗浄剤組成物において、目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、低温下においても泡の形成性に優れ、しかもすすぎ時のさっぱり感、タオルドライ後のしっとり感に優れる液体洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の洗浄剤組成物について詳細に説明する。
本発明の洗浄剤組成物で用いられる成分(A)は高級脂肪酸塩である。高級脂肪酸塩を構成する脂肪酸としては、好ましくは炭素数8〜22の飽和の脂肪酸である。例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの単一の脂肪酸や、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸などから誘導される脂肪酸、又はそれらの混合物が挙げられる。高級脂肪酸塩を構成する塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、低級アルカノールアミン塩などが挙げられるが、好ましくは、ナトリウム塩、カリウム塩である。
高級脂肪酸塩を具体的に例示すれば、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、イソステアリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、パルミチン酸カリウム、ステアリン酸カリウム、イソステアリン酸カリウム、オレイン酸カリウム、ラウリン酸トリエタノ―ルアミン、ミリスチン酸トリエタノ―ルアミン、パルミチン酸トリエタノ―ルアミン、ステアリン酸トリエタノ―ルアミン、イソステアリン酸トリエタノ―ルアミン、オレイン酸トリエタノ―ルアミン、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、牛脂脂肪酸ナトリウム、ヒマシ油脂肪酸ナトリウム、オリーブ油脂肪酸ナトリウム、パーム油脂肪酸ナトリウム、パーム核油脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸カリウム、牛脂脂肪酸カリウム、ヒマシ油脂肪酸カリウム、オリーブ油脂肪酸カリウム、パーム油脂肪酸カリウム、パーム核油脂肪酸カリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノ―ルアミン、牛脂脂肪酸トリエタノ―ルアミン、ヒマシ油脂肪酸トリエタノ―ルアミン、オリーブ油脂肪酸トリエタノ―ルアミン、パーム油脂肪酸トリエタノ―ルアミン、パーム核油脂肪酸トリエタノ―ルアミン等が挙げられる。本発明の洗浄剤組成物には、これら高級脂肪酸塩を1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物において、成分(A)の配合量は全組成中1〜20質量%(以下、単に「%」と記す。)が必要であり、好ましくは1〜15%である。配合量が1%未満では泡質(クリーミー性)が悪くなる場合があり、20%を超えると泡の形成性が悪く、目詰まりが起こる場合がある。
本発明の洗浄剤組成物で用いられる成分(B)は、アルキルポリグルコシドである。アルキルポリグルコシドを具体的に例示すれば、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ミリスチルグルコシド、ココイルグルコシド等が挙げられる。これらアルキルポリグルコシドは市販品を使用することができ、具体的に例示すれば、マイドール10、マイドール12(いずれも花王社製)、プランタケア2000UP、プランタケア1200UP、プランタケア818UP、プランタケア800UP等のプランタケアシリーズ(いずれもBASF社製)等が挙げられる。本発明の洗浄剤組成物には、これらアルキルポリグルコシドを1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物において、成分(B)の配合量は全組成中1〜20%が必要であり、好ましくは2〜10%である。配合量が1%未満では十分な泡量を得られない場合があ
り、20%を超えるとアルキルポリグルコシド特有のべたつき感が残り、感触上好ましくない場合がある。
り、20%を超えるとアルキルポリグルコシド特有のべたつき感が残り、感触上好ましくない場合がある。
本発明の洗浄剤組成物で用いられる成分(C)は、ポリエチレングリコールである。ポリエチレングリコールの分子量は、950〜12500の範囲にあることが必要であり、好ましくは2600〜9300である。950未満では、十分な泡のクリーミー性を得られない場合があり、12500を超えると泡の形成性が悪く、目詰まりが起こる場合がある。
本発明の洗浄剤組成物において、成分(C)の配合量は全組成中0.1〜10%が必要であり、好ましくは1〜5%である。0.1%未満では十分なクリーミー性を得られない場合があり、5%を超えるとすすぎ時にぬるつき感が生じ、感触上好ましくない場合がある。
本発明の洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、水溶性高分子化合物(ノニオン性、アニオン性等を含む)、粉体(顔料、色素、樹脂等)、生理活性成分、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤、紫外線吸収剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、中和剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
上記アニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではなく、例えばラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、Β−アミノプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記ノニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記水溶性高分子としては、特に限定されるものではないが、例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、高重合ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリグルタミン酸、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸アルキル共重合体等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
また、上記粉体としては、例えば赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の
色素、黄色4号ALレーキ、黄色203号BAレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状など)に特に制限はない。
色素、黄色4号ALレーキ、黄色203号BAレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状など)に特に制限はない。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、サルビアエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ブクリョウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マドンナリリー花エキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、Ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、Β−グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、Α−ヒドロキシ酸、Β−ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、Γ−オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオ
ール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、L−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
ール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、L−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物は、洗顔、クレンジング、ボディシャンプー、ハンドソープ、シェービング料、マッサージ料等の皮膚用洗浄剤として好適に使用できる。またそれぞれ、粘性液体、クリーム状等の形態として用いることができ、特に洗顔フォーム、液状ボディシャンプーとして好適に用いられる。
次に本発明の洗浄剤組成物について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。まず、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
実施例1〜6及び比較例1〜7
表1に示す組成の洗浄剤組成物を常法に準じて調製し、容量200MLのポンプフォーマー型容器(200メッシュ2枚使用)に200ML充填し、ノンガスタイプの液体皮膚洗浄剤組成物を得た。得られた皮膚洗浄剤組成物について下記評価を行い、その結果を表1に併せて示す。
表1に示す組成の洗浄剤組成物を常法に準じて調製し、容量200MLのポンプフォーマー型容器(200メッシュ2枚使用)に200ML充填し、ノンガスタイプの液体皮膚洗浄剤組成物を得た。得られた皮膚洗浄剤組成物について下記評価を行い、その結果を表1に併せて示す。
(1)泡立ちのよさ
室温にてパネラー10名がそれぞれ通常のスクイズ動作を行い、内容物を吐出させて手に取り、泡立ちのよさを下記評価基準に従って室温にて官能評価した。
<評価基準>
◎:泡がキメ細かく、泡立ちがとても良好
○:泡がややキメ細かく、泡立ちが良好
△:泡が粗く、泡立ちが悪い
×:泡にならない
室温にてパネラー10名がそれぞれ通常のスクイズ動作を行い、内容物を吐出させて手に取り、泡立ちのよさを下記評価基準に従って室温にて官能評価した。
<評価基準>
◎:泡がキメ細かく、泡立ちがとても良好
○:泡がややキメ細かく、泡立ちが良好
△:泡が粗く、泡立ちが悪い
×:泡にならない
(1)泡のクリーミー性
室温にてパネラー10名がそれぞれ通常のスクイズ動作を行い、内容物を吐出させて手に取り、泡吐出時に泡の見た目と感触により、泡のクリーミー性を下記評価基準に従って室温にて官能評価した。
<評価基準>
◎:泡がかなりクリーミーで弾力が良好
○:泡がクリーミーで弾力がある
△:泡が柔らかい
×:泡が水っぽい
室温にてパネラー10名がそれぞれ通常のスクイズ動作を行い、内容物を吐出させて手に取り、泡吐出時に泡の見た目と感触により、泡のクリーミー性を下記評価基準に従って室温にて官能評価した。
<評価基準>
◎:泡がかなりクリーミーで弾力が良好
○:泡がクリーミーで弾力がある
△:泡が柔らかい
×:泡が水っぽい
(2)すすぎ時の感触及び仕上がり感試験法
10名の専門パネルにより、実施例及び比較例の皮膚洗浄剤組成物を使用し、すすぎ時のさっぱり感、タオルドライ後のしっとり感の各項目について官能評価により評価を行った。尚、評価基準は以下の通りである。
[すすぎ時のさっぱり感]
<評価基準>
◎:極めて良好 (さっぱりすると答えた被験者の数が8人以上)
○:良好 (さっぱりすると答えた被験者の数が6人以上、8人未満)
△:やや悪い (さっぱりすると答えた被験者の数が4人以上、6人未満)
×:悪い (さっぱりすると答えた被験者の数が4人未満)
[タオルドライ後のしっとり感]
<評価基準>
◎:極めて良好 (しっとりすると答えた被験者の数が8人以上)
○:良好 (しっとりすると答えた被験者の数が6人以上、8人未満)
△:やや悪い (しっとりすると答えた被験者の数が4人以上、6人未満)
×:悪い (しっとりすると答えた被験者の数が4人未満)
10名の専門パネルにより、実施例及び比較例の皮膚洗浄剤組成物を使用し、すすぎ時のさっぱり感、タオルドライ後のしっとり感の各項目について官能評価により評価を行った。尚、評価基準は以下の通りである。
[すすぎ時のさっぱり感]
<評価基準>
◎:極めて良好 (さっぱりすると答えた被験者の数が8人以上)
○:良好 (さっぱりすると答えた被験者の数が6人以上、8人未満)
△:やや悪い (さっぱりすると答えた被験者の数が4人以上、6人未満)
×:悪い (さっぱりすると答えた被験者の数が4人未満)
[タオルドライ後のしっとり感]
<評価基準>
◎:極めて良好 (しっとりすると答えた被験者の数が8人以上)
○:良好 (しっとりすると答えた被験者の数が6人以上、8人未満)
△:やや悪い (しっとりすると答えた被験者の数が4人以上、6人未満)
×:悪い (しっとりすると答えた被験者の数が4人未満)
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜6の洗浄剤組成物は比較例1〜7の組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。
以下、本発明のフォーマー容器用液体洗浄剤組成物のその他の処方例を実施例7〜9として挙げる。なお、これらの実施例の洗浄剤組成物についても、上記の洗い流し時の使用感、使用時の泡量、泡質(クリーミィ性)の各項目を評価した。
実施例7 洗顔剤
(1)ラウリン酸カリウム 2.0
(2)ミリスチン酸カリウム 10.0
(3)パルミチン酸カリウム 1.0
(4)ステアリン酸カリウム 0.5
(5)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.5
(6)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 3.5
(7)ポリエチレングリコール11000 1.0
(8)シア脂 0.5
(9)バラエキス 0.5
(10)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(11)モモ葉エキス 0.5
(12)アロエベラ葉エキス 0.5
(13)N−アセチルグルコサミン 0.5
(14)カミツレ花エキス 0.5
(15)ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ナトリウム 0.5
(16)フェノキシエタノール 0.5
(17)DPG 20.0
(18)グリセリン 5.0
(19)ラウリルグルコシド 3.0
(20)香料 0.2
(21)精製水 残余
(1)ラウリン酸カリウム 2.0
(2)ミリスチン酸カリウム 10.0
(3)パルミチン酸カリウム 1.0
(4)ステアリン酸カリウム 0.5
(5)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.5
(6)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 3.5
(7)ポリエチレングリコール11000 1.0
(8)シア脂 0.5
(9)バラエキス 0.5
(10)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(11)モモ葉エキス 0.5
(12)アロエベラ葉エキス 0.5
(13)N−アセチルグルコサミン 0.5
(14)カミツレ花エキス 0.5
(15)ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ナトリウム 0.5
(16)フェノキシエタノール 0.5
(17)DPG 20.0
(18)グリセリン 5.0
(19)ラウリルグルコシド 3.0
(20)香料 0.2
(21)精製水 残余
実施例8 ボディソープ
(1)ラウリン酸カリウム 10.0
(2)ミリスチン酸カリウム 2.0
(5)ココイルトレオニンNA 2.0
(6)ラウロイルグルタミン酸NA 2.0
(7)PEG6000 3.0
(8)シア脂 0.5
(9)ホホバ油 0.01(10)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(11)モモ葉エキス 0.5
(12)アロエベラ葉エキス 0.5
(13)N−アセチルグルコサミン 0.5
(14)カニナバラ果実エキス 0.5
(15)オリーブ油 0.01(16)エデト酸二ナトリウム 0.5
(17)フェノキシエタノール 0.5
(18)DPG 5.0
(19)グリセリン 10.0
(20)デシルグルコシド 4.0
(21)香料 0.2
(22)精製水 残余
(1)ラウリン酸カリウム 10.0
(2)ミリスチン酸カリウム 2.0
(5)ココイルトレオニンNA 2.0
(6)ラウロイルグルタミン酸NA 2.0
(7)PEG6000 3.0
(8)シア脂 0.5
(9)ホホバ油 0.01(10)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(11)モモ葉エキス 0.5
(12)アロエベラ葉エキス 0.5
(13)N−アセチルグルコサミン 0.5
(14)カニナバラ果実エキス 0.5
(15)オリーブ油 0.01(16)エデト酸二ナトリウム 0.5
(17)フェノキシエタノール 0.5
(18)DPG 5.0
(19)グリセリン 10.0
(20)デシルグルコシド 4.0
(21)香料 0.2
(22)精製水 残余
実施例9 ハンドソープ
(1)ラウリン酸トリエタノールアミン 3.0
(2)ミリスチン酸トリエタノールアミン 2.5
(3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 0.5
(4)尿素 0.5
(5)トリクロサン 0.1
(6)イソプロピルメチルフェノール 0.23(7)チャエキス 0.5
(8)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(9)モモ葉エキス 0.5
(10)アロエベラ葉エキス 0.5
(11)N−アセチルグルコサミン 0.5
(12)PG 1.0
(13)エデト酸二ナトリウム 0.5
(14)フェノキシエタノール 0.5
(15)DPG 0.5
(16)グリセリン 3.0
(17)デシルグルコシド 1.0
(17)ラウリルグルコシド 1.0
(19)ポリエチレングリコール4000 2.0
(20)香料 0.2
(21)精製水 残余
(1)ラウリン酸トリエタノールアミン 3.0
(2)ミリスチン酸トリエタノールアミン 2.5
(3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 0.5
(4)尿素 0.5
(5)トリクロサン 0.1
(6)イソプロピルメチルフェノール 0.23(7)チャエキス 0.5
(8)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(9)モモ葉エキス 0.5
(10)アロエベラ葉エキス 0.5
(11)N−アセチルグルコサミン 0.5
(12)PG 1.0
(13)エデト酸二ナトリウム 0.5
(14)フェノキシエタノール 0.5
(15)DPG 0.5
(16)グリセリン 3.0
(17)デシルグルコシド 1.0
(17)ラウリルグルコシド 1.0
(19)ポリエチレングリコール4000 2.0
(20)香料 0.2
(21)精製水 残余
常法により上記組成の洗浄剤組成物を調製し、泡立ち、泡質(クリーミィ性)、洗い流し時の感触を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
Claims (1)
- 下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とするフォーマー容器用液体洗浄剤組成物。
(A)高級脂肪酸塩 1〜20質量%
(B)アルキルポリグリコシド 1〜20質量%
(C)平均分子量950〜12500のポリエチレングリコール 0.1〜10質量%
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2014
- 2014-11-17 JP JP2014232514A patent/JP2016094375A/ja active Pending
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