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JP2016086283A - 可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン - Google Patents

可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン Download PDF

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【課題】指向性を切替えても感度を含むマイクロホンの特性が変化しない可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンを提供すること。
【解決手段】単一指向性の第1マイクロホンユニットUfと第2マイクロホンユニットUbとが背中合わせに配置される。第1マイクロホンユニットは、振動板12fにエレクトレット誘電体膜16fが成膜されると共に、前記第2マイクロホンユニットは、固定極14bにエレクトレット誘電体膜16bが成膜され、かつ前記第1と第2のマイクロホンユニットの各固定極14f,14bは、それぞれ回路の基準電位点に直流接続される。無指向性を選択した時には、前記第1マイクロホンユニットUfの振動板電極と、第2マイクロホンユニットUbの振動板電極の各信号が平衡出力される。単一指向性を選択した時には、前記第1マイクロホンユニットUfの振動板電極の信号のみが平衡出力される。
【選択図】図2

Description

この発明は、二つの単一指向性マイクロホンユニットを背中合わせに配置した可変指向性コンデンサマイクロホンに関し、特に指向性を切替えた際に感度ならびにS/Nなどの特性が変化しない可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンに関する。
指向性を可変できるマイクロホンとして、二つのコンデンサマイクロホンユニットを前後に背中合わせに配置したものが知られている。
その一つの例においては、前記二つのマイクロホンユニットはそれぞれ単一指向性(カージオイド特性)を有している。正面側に指向軸を有する第1マイクロホンユニットと背面側に指向軸を有する第2マイクロホンユニットのそれぞれの振動板電極は、カップリングコンデンサによって交流的に並列接続されている。
そして、第2マイクロホンユニットの振動板あるいは固定極に加える成極電圧の極性と電圧値を可変することで、従来のマイクロホンは可変指向性を実現している。これは特許文献1の図4などに開示されている。
この場合、マイクロホンの指向性は無指向性から双指向性まで段階的にあるいは連続的に可変させることができ、無指向性と双指向性の間で単一指向性を得ることができる。
この構成による可変指向性コンデンサマイクロホンを単一指向性として使用した場合には、第2マイクロホンユニットの振動板電極からの音声信号が利用されない、もしくは出力されない状態となる。しかしながら第1と第2マイクロホンユニットの振動板電極は交流的に並列接続されているために、第1マイクロホンユニット側で発生した音声信号は、第2マイクロホンユニット側の静電容量によって減衰することになる。
したがって、第1と第2マイクロホンユニットの静電容量がほぼ同一である場合には、マイクロホンから出力される音声信号レベルは6dB減衰することになり、S/Nもこれに応じて劣化することになる。
前記した6dBの減衰を補うために、例えばDC/DCコンバータで成極電圧を2倍に昇圧させる手段も考えられるが、成極電圧の値を増加させた場合には、エレメントの耐電圧の問題や消費電流が増加するなど、別の問題が発生する。
この場合、成極電圧源を用いずにエレクトレットを利用した場合には、前記DC/DCコンバータを不要にすることができる。しかし、前後の振動板電極を交流的に並列接続したことによる音声信号の減衰については同様に課題として残される。
一方、二つのコンデンサマイクロホンユニットを前後に背中合わせに配置し、各マイクロホンユニットの出力を可変容量コンデンサ(バリコン)によって結合し、連続的に指向性を変化させる可変指向性コンデンサマイクロホンが特許文献2に開示されている。
この可変指向性コンデンサマイクロホンによると、第1マイクロホンユニットの固定極と、第2マイクロホンユニットの固定極は、背中合わせに近接した状態で配置される。
しかも第1マイクロホンユニットの固定極は、前記バリコンの一方の極に接続され、第2マイクロホンユニットの固定極は、前記バリコンの他方の極に接続される。
そして、前記バリコンの容量を順次変化させることによって、第2マイクロホンユニット側からの出力レベルと極性が変化し、結果として指向性が連続的に変化する。
前記した特許文献2に開示された可変指向性コンデンサマイクロホンによると、第1および第2マイクロホンユニットの各固定極は、バリコンのいずれかの極に接続されるために、いずれの固定極も回路の基準電位点(グランド)から浮いた状態、言い換えれば各固定極の電位が不安定な状態になされる。
このために、第1および第2マイクロホンユニットの各固定極間の静電容量(固定極間のストレー容量)によって、音声信号が漏洩して常に混合される現象が発生する。そのため、特許文献2の可変指向性マイクロホンには、指向性の切替えが正常になし得ないという課題がある。
特開昭54−133320号公報 特許第4828375号公報
この発明は、従来の可変指向性コンデンサマイクロホンの前記した課題を解消するためになされたものであり、指向性を切替えても感度ならびにS/Nの変化が発生せず、またマイクロホンユニットの各固定極間の静電容量(ストレー容量)による影響を受けることのない可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンを提供することを目的とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンは、振動板と固定極とが対向して配置された単一指向性の第1マイクロホンユニットと第2マイクロホンユニットとが背中合わせに配置されることで、それぞれの集音軸が互いに前後に向くように構成された可変指向性コンデンサマイクロホンであって、前記第1マイクロホンユニットは、振動板にエレクトレット誘電体膜が成膜されると共に、前記第2マイクロホンユニットは、固定極にエレクトレット誘電体膜が成膜され、かつ前記第1と第2のマイクロホンユニットの各固定極は、それぞれ回路の基準電位点に直流接続されることを特徴とする。
この場合、好ましくは第1指向性モードと第2指向性モードのいずれかを選択可能にする指向性選択スイッチを備え、前記第1指向性モードを選択した時、前記第1マイクロホンユニットの振動板電極と、第2マイクロホンユニットの振動板電極からの各信号が平衡出力されると共に、前記指向性選択スイッチによって、第2指向性モードを選択した時、前記第1マイクロホンユニットの振動板電極からの信号と、回路の基準電位点の信号とが平衡出力される構成が採用される。
より好ましくは、前記第1マイクロホンユニットの振動板電極からの信号を、第1インピーダンス変換器と、当該第1インピーダンス変換器に接続された第1バッファ回路を介して、一方の平衡出力信号にすると共に、前記指向性選択スイッチによって選択された前記第2マイクロホンユニットの振動板電極からの信号、もしくは直流カットコンデンサを介した回路の基準電位点の信号を、第2インピーダンス変換器と、当該第2インピーダンス変換器に接続された第2バッファ回路を介して、他方の平衡出力信号にする構成が採用される。
加えて、前記平衡出力される信号を減算する減算回路が備えられ、当該減算回路によって音声信号を得る構成が採用される。
この発明に係る前記した構成のエレクトレットコンデンサマイクロホンによると、第1マイクロホンユニットは膜エレクトレット方式を採用し、第2マイクロホンユニットはバックエレクトレット方式が採用される。これにより、第1と第2マイクロホンユニットの各振動板電極から得られる信号は、互いに逆相の関係で得ることができる。
したがって、第1と第2マイクロホンユニットの各振動板電極から得られる信号を平衡出力信号とすることで、無指向性による音声信号を得ることができる。また、第1マイクロホンユニットの振動板電極から得られる信号と、基準電位点の無信号とを平衡出力信号とすることで、単一指向性による音声信号を得ることができる。
この場合、指向性が切替えられた際に、特許文献1に示したように一方のマイクロホンユニットが他方のマイクロホンユニットの振動板電極から得られる信号の負荷となって、音声信号を減衰させる要素が生じない。したがって感度ならびにS/Nの変化を発生させることのない可変指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。
さらに、第1と第2のマイクロホンユニットの各固定極は、それぞれ回路の基準電位点に直流接続された構成が採用されている。そのため、特許文献2に示したように固定極間の静電容量(ストレー容量)の影響を受けることのない可変指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。
この発明に係る可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図である。 図1に示すコンデンサマイクロホンの回路接続例である。
この発明に係る可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1は、二つのエレクトレットコンデンサマイクロホンユニットを背中合わせの状態で組み合わせた全体構成を示した断面図である。
なお、この図1に示す全体構成を説明の便宜上、複合ユニット1と称呼する。そして前記複合ユニット1における矢印0degで示す集音軸側に配置された単一指向性の第1マイクロホンユニットを前側ユニットUfと称呼し、反対側に配置された単一指向性の第2マイクロホンユニットを後側ユニットUbと称呼する。
この複合ユニット1には、その中央部に円環状に形成された絶縁座2が配置されている。この絶縁座2に対して、その前後に押さえリング3f,3bが嵌合されて取り付けられている。
そして、前記絶縁座2と前側の押さえリング3fとの間で、前記した前側ユニットUfが装着され、また前記絶縁座2と後側の押さえリング3bとの間で、前記した後側ユニットUbが装着されて、複合ユニット1が構成されている。
前側ユニットUfには、振動板保持リング11fによって保持された振動板12fが配置される。この振動板12fの背面にリング状のスペーサ13fを介して固定極14fが配置される。このとき、固定極14fの周縁は前記絶縁座2に当接した状態になる。
前記振動板12fの前面には、図示せぬ振動板電極が成膜されている。この振動板電極の一部が、導電性の振動板保持リング11fを介して、当該振動板保持リング11fに重ね合わされた振動板電極端子15fに電気的に接続されている。
また、この前側ユニットUfの振動板12fにおける前記固定極14fに対向する面には、エレクトレット誘電体膜16fが貼着されている。
すなわち、この実施の形態における前側ユニットUfは、膜エレクトレット方式の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを構成している。
後側ユニットUbは前記した前側ユニットUfの構成とほぼ同様である。後側ユニットUbには、振動板保持リング11bによって保持された振動板12bが配置されている。この振動板12bの背面には、リング状のスペーサ13bを介して固定極14bが配置されている。このとき、固定極14bの周縁は前記絶縁座2に当接した状態になる。
前記振動板12bの前面には、図示せぬ振動板電極が成膜されている。この振動板電極の一部が、導電性の振動板保持リング11bを介して、当該振動板保持リング11bに重ね合わされた振動板電極端子15bに電気的に接続されている。
この後側ユニットUbの前記固定極14bにおける前記振動板12bに対向する面には、エレクトレット誘電体膜16bが貼着されている。
すなわち、この実施の形態における後側ユニットUbは、バックエレクトレット方式の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを構成している。
なお、前記した絶縁座2の中央部付近には、音響抵抗として機能するダンパー4が絶縁座2に取り付けられて配置されている。このダンパー4によって、前側ユニットUfの固定極14fと後側ユニットUbの固定極14bの間に背部空気室5f,5bがそれぞれ形成されている。
図2は、前記した図1に示す複合ユニット1を用いて可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンを構成する回路接続の例を示したものである。
なお図2には、図1に示した複合ユニット1の主要な部材を同一符号で示しており、したがって、その詳細な説明は省略する。
図2におけるM1は、前記した複合ユニット1を含むエレクトレットコンデンサマイクロホン側の回路構成を示している。このエレクトレットコンデンサマイクロホンM1には、平衡シールドケーブルCaを介してミキサーM2が接続される。そして、ミキサーM2側において、エレクトレットコンデンサマイクロホンM1からの音声信号を得るように回路が構成されている。
図2に示すように、前記した複合ユニット1の固定極14f,14bは共通接続され、回路の基準電位点(グランド)に直流接続されている。
そして、前記した複合ユニット1における前側ユニットUfの振動板電極端子15fは、インピーダンス変換器F1に接続されている。この第1インピーダンス変換器F1は、FET(電界効果トランジスタ)を搭載しており、例えばソースフォロア回路によって構成されている。
この第1インピーダンス変換器F1からの出力信号は、第1バッファ回路E1に供給される。この第1バッファ回路E1は、例えばバイポーラトランジスタを用いたエミッタフォロア回路によって構成されており、この第1バッファ回路E1による出力信号は、エレクトレットコンデンサマイクロホンM1の端子ピンP2に、ホット側出力信号として出力される。
一方、複合ユニット1における後側ユニットUbの振動板電極端子15bは指向性選択スイッチSWの一方の被選択端子に接続されている。また、指向性選択スイッチSWの他方の被選択端子は、直流カットコンデンサC1を介して回路の基準電位点(グランド)に接続されている。
図2に示す指向性選択スイッチSWの状態は、後側ユニットUbの振動板電極を選択した状態(第1指向性モード)を示している。指向性選択スイッチSWの選択端子(共通端子)は、第2インピーダンス変換器F2に接続されている。
この第2インピーダンス変換器F2は、前記した第1インピーダンス変換器F1と回路構成が同一である。この第2インピーダンス変換器F2からの出力信号は、第2バッファ回路E2に供給される。この第2バッファ回路E2も、前記した第1バッファ回路E1と回路構成が同一である。第2バッファ回路E2の出力信号は、エレクトレットコンデンサマイクロホンM1の端子ピンP3に、コールド側出力信号として出力される。
そして、前記端子ピンP2およびP3にもたらされる出力信号のそれぞれは、複合ユニット1からの音声信号として端子ピンP1をグランドラインとした平衡シールドケーブルCaを介して、前記したミキサーM2に対して平衡出力される。
平衡シールドケーブルCaを介して平衡出力信号を受けるミキサーM2には、オペレーショナルアンプによる減算回路OP1が搭載されている。端子ピンP2を経由するホット側信号は減算回路OP1の非反転入力端子に供給され、また端子ピンP3を経由するコールド側信号は減算回路OP1の反転入力端子に供給される。
そして、減算回路OP1による減算出力は、前記エレクトレットコンデンサマイクロホンM1による音声信号として、出力端子Outにもたらされる。
図1に示した複合ユニット1は、前側ユニットUfが膜エレクトレット方式を採用し、後側ユニットUbがバックエレクトレット方式を採用している。そのため、前記指向性選択スイッチSWが図2に示す第1指向性モードの状態においては、端子ピンP2およびP3には逆相の信号がもたらされる。したがって、ミキサーM2における出力端子Outには、その減算出力として無指向性による音声信号がもたらされる。
また、前記指向性選択スイッチSWを図2に示す状態から切替えて第2指向性モードを選択した場合には、図2に示す直流カットコンデンサC1を介した回路の基準電位点(グランド)が選択されることになる。この実施の形態においては、端子ピンP3は無信号の状態となる。
そして、端子ピンP2には、前側ユニットUfの振動板電極からの音声信号が供給される。したがって、ミキサーM2における出力端子Outには、その減算出力として、前側ユニットUfからの音声信号がそのままもたらされる。その結果、第2指向性モードにおける指向性は単一指向性を示す。
以上のとおり、前記した実施の形態による可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンは、指向性選択スイッチSWにより無指向性および単一指向性に切替えられる。そして、指向性が切替えられた際に、前側ユニットUfもしくは後側ユニットUbからの音声出力の負荷となるようなコンデンサ等の要素が生じない。したがって指向性の切替えに伴い、感度ならびにS/Nが変化することのない可変指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。
さらに、前側ユニットUfと後側ユニットUbの各固定極は、それぞれ回路の基準電位点に直流接続された構成が採用されている。そのため、固定極間の静電容量(ストレー容量)の影響を受けることのない可変指向性コンデンサマイクロホンを提供することができるなど、前記した発明の効果の欄に記載したとおりの作用効果を得ることができる。
1 複合ユニット
2 絶縁座
3f,3b 押さえリング
12f,12b 振動板
14f,14b 固定極
15f,15b 振動板電極端子
16f,16b エレクトレット誘電体膜
C1 直流カットコンデンサ
Ca 平衡シールドケーブル
E1,E2 バッファ回路
F1,F2 インピーダンス変換器
M1 エレクトレットコンデンサマイクロホン
M2 ミキサー
OP1 減算回路
P1 端子ピン(グランドライン)
P2 端子ピン(ホット側出力)
P3 端子ピン(コールド側出力)
SW 指向性選択スイッチ
Uf 第1マイクロホンユニット(前側ユニット)
Ub 第2マイクロホンユニット(後側ユニット)

Claims (4)

  1. 振動板と固定極とが対向して配置された単一指向性の第1マイクロホンユニットと第2マイクロホンユニットとが背中合わせに配置されることで、それぞれの集音軸が互いに前後に向くように構成された可変指向性コンデンサマイクロホンであって、
    前記第1マイクロホンユニットは、振動板にエレクトレット誘電体膜が成膜されると共に、前記第2マイクロホンユニットは、固定極にエレクトレット誘電体膜が成膜され、かつ前記第1と第2のマイクロホンユニットの各固定極は、それぞれ回路の基準電位点に直流接続されることを特徴とする可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン。
  2. 第1指向性モードと第2指向性モードのいずれかを選択可能にする指向性選択スイッチを備え、前記第1指向性モードが選択された時、前記第1マイクロホンユニットの振動板電極と第2マイクロホンユニットの振動板電極からの各信号が平衡出力され、前記第2指向性モードが選択された時、前記第1マイクロホンユニットの振動板電極からの信号と回路の基準電位点の信号とが平衡出力されることを特徴とする請求項1に記載された可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン。
  3. 前記第1マイクロホンユニットの振動板電極からの信号を第1インピーダンス変換器と当該第1インピーダンス変換器に接続された第1バッファ回路とを介して平衡出力の一方の信号にすると共に、前記指向性選択スイッチによって選択された、前記第2マイクロホンユニットの振動板電極からの信号もしくは直流カットコンデンサを介した回路の基準電位点の信号を、第2インピーダンス変換器と当該第2インピーダンス変換器に接続された第2バッファ回路とを介して平衡出力の他方の信号にしたことを特徴とする請求項2に記載された可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン。
  4. 前記平衡出力される信号を減算する減算回路が備えられ、当該減算回路からの減算出力を音声信号とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された可変指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン。
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