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JP2016078934A - 紙容器 - Google Patents

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JP2016078934A
JP2016078934A JP2014215567A JP2014215567A JP2016078934A JP 2016078934 A JP2016078934 A JP 2016078934A JP 2014215567 A JP2014215567 A JP 2014215567A JP 2014215567 A JP2014215567 A JP 2014215567A JP 2016078934 A JP2016078934 A JP 2016078934A
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拓 哉 小柳津
Takuya Koyanazu
拓 哉 小柳津
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】上方から表示部を容易に目視できる紙容器を提供する。
【解決手段】紙容器1は胴部2を有し、胴部2の一つの稜線8bに三角形状の第1部分21aと、長方形状の第2部分21bと、三角形状の第3部分21cとを有し、折罫23により形成された凹部20が設けられている。凹部20のうち、少なくとも第2部分21bに、数字、文字、図形、絵柄又はコードからなる表示部25が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、頂部と、胴部と、底部とを有する紙容器に係り、とりわけ外方から容易に表示部を目視することができる紙容器に関する。
従来より頂部と、稜線により区画された4つの側面を有する胴部と、底部とを有する縦長状紙容器が知られている。この紙容器の稜線には、意匠性を考慮して凹部が形成されることがある。
また紙容器の意匠性を高めるために凹部を設けるとともに、更に購買者の視覚を引き付けることが考えられているが、このような紙容器は未だ開発されていない。
特開2012−197082号公報 特表2010−527866号公報 特表2000−506821号公報 特表2013−502349号公報 特許第4915091号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、外方から容易に表示部を目視することができる紙容器を提供することを目的とする。
本発明は、頂部と、稜線により区画された4つの側面を有する胴部と、底部とを備えた縦長状紙容器において、前記胴部の一つの稜線に、三角形状の第1部分と、この第1部分の下方に連接された長方形状の第2部分の下方に連接された三角形状の第2部分とを有し、する折罫により形成された凹部が設けられ、前記凹部の上端と下端は前記稜線の中心線上に配置されるとともに、前記凹部の第2部分の上下方向の長さは前記胴部の高さの50%以上となり、前記凹部の少なくとも前記第2部分に、数字、文字、図形、絵柄又はコードからなり前記側面の表示と独立した情報を含む表示部が設けられていることを特徴とする紙容器である。
本発明は、頂部と、稜線により区画された4つの側面を有する胴部と、底部とを備えた縦長状紙容器において、前記胴部の対向する2つの稜線に、三角形状の第1部分と、この第1の下方に連接された長方形状の第2部分の下方に連接された三角形状の第2部分とを有する折罫により形成された凹部が各々設けられ、各凹部の上端と下端は前記稜線の中心線上に配置されるとともに、前記凹部の第2部分の上下方向の長さは前記胴部の高さの50%以上となり、各凹部の少なくとも前記第2部分に、数字、文字、図形、絵柄又はコードからなり前記側面の表示と独立した情報を含む表示部が設けられていることを特徴とする紙容器である。
本発明は、前記表示部は前記凹部内に収まることを特徴とする紙容器である。
本発明は、前記表示部は複数の表示要素を含み、この表示要素は縦方向に並ぶことを特徴とする紙容器である。
本発明は、前記凹部の前記第1部分と前第2部分は第1折罫により区画され、前記第2部分と前記第3部分は第2折罫により区画されて、第1部分および第3部分は傾斜面となり、第2部分は平坦面となることを特徴とする紙容器である。
本発明は、前記凹部を形成する折罫のうち第1部分と第2部分との間の角部、および第2部分と第3部分との間の角部は、円弧状となっていることを特徴とする紙容器である。
本発明は、前記凹部は、前記稜線の中心線に対して左右対称となっていることを特徴とする紙容器である。
以上のように、本発明によれば容易に外方から紙容器の表示部を目視することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態による紙容器を示す斜視図。 図2は本発明の第1の実施の形態による紙容器のブランク材を示す平面図。 図3は本発明の第2の実施の形態による紙容器のブランク材を示す平面図。 図4は本発明の第3の実施の形態による紙容器のブランク材を示す平面図。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本発明による紙容器を示す図である。
図1に示すように、本発明による紙容器はゲーベルトップ型紙容器1となっており、内部に飲料等の液体や紛体や顆粒状の個体等を収納する紙容器からなる。
すなわち、ゲーベルトップ型の紙容器1は、四角筒状の胴部2と、四角板状の底部5と、ゲーベルトップ型の頂部7とを有している。
このうちゲーベルトップ型の頂部7は対向する一対の傾斜板3、3と、傾斜板3、3間に位置するとともに傾斜板3、3間に折込まれる一対の折込部6、6とを有している。そして一対の傾斜板3、3には各々の上端にのりしろ4、4が設けられ、一対の傾斜板3、3の各々の上端に設けられたのりしろ4、4は、後述する一対の折込部パネル16,16に設けられたのりしろ14,14を介して互いに接着され、このようにして頂部7が密閉される。
また紙容器1の四角筒状の胴部2は、4つの稜線8a、8b、8c、8dにより区画された4つの側面2a、2b、2c、2dを有し、4つの稜線8a、8b、8c、8dのうち一つの稜線、例えば稜線8bに凹部形成用の折罫23により凹部20が形成されている。折罫23により形成された凹部20は、上方に位置する三角形状の第1部分21aと、第1部分21aの下方に連接された長方形状の第2部分21bと、第2部分21bの下方に連接され第1部分21aと逆向きの三角形状をもつ第3部分21cとを有する。
上述のように凹部20は、六角形状の折罫23、つまり、三角形状の第1部分21aと、長方形状の第2部分21bと、三角形状の第3部分とを有する折罫23により形成され、この折罫23は上端26と、下端27とを有する。さらにまた、凹部20を形成する折罫23のうち、第1部分21aと第2部分21bとの間には左側角部28aおよび右側角部29aが形成され、第2部分21bと第3部分21cとの間には左側角部28bおよび右側角部29bが形成されている。つまり凹部20は、六角形状をもつ折罫23により形成され、この折罫23は上端26と、左側角部28aと、左側角部28bと、下端27と、左側角部28bと、右側角部29aと、上端26を順に結んだ直線からなっている。また凹部20の第1部分21aと第2部分21bは左側角部28aと右側角部29aを結ぶ直線状の第1折罫30aにより区画され、第2部分21bと第3部分21cは左側角部28bと右側角部29bを結ぶ直線状の第2折罫30bにより区画されている。そして、これら第1折罫30aおよび第2折罫30bによって、凹部20の第1部分21aおよび第3部分21cはいずれも傾斜面となり、第2部分は平坦面となっている。
下端27と、また、折罫23の上端26と下端27は、稜線8bの中心線L上にあり、第2部分21の上下方向の長さ、すなわち第1折罫30aと第2折罫30bとの間の距離は、胴部2の高さに対して少なくとも50%以上、好ましくは80%以上となっている。このように第2部分21bの上下方向の長さを胴部2の高さに対して少なくとも50%以上とすることにより、後述する凹部20内の表示部25を外方により明確に現わすことができる。
上述のように凹部20内は第1折罫30aと第2折罫30bとにより、第1部分21aと、第2部分21bと、第3部分21cとに区画され、このうち長方形状の第2部分21bには、数字、文字、図形、絵柄又はコードからなる表示部25が設けられている。コードは、JANコードなどの1次元コードやQRコード(登録商標)などの2次元コードを含むバーコードであってもよく、カラーマトリックスであってもよい。この表示部25は、胴部2の側面、例えば側面2a上に設けられた表示35と独立した異なる情報を含む複数の表示要素25a、例えば「A」「B」「C」を有する。情報は、紙容器に収納される製品に関係する情報であってもよいし、紙容器に収納される製品に関係しない情報であってもよい。例えば、情報としては、紙容器に収納される製品、製品を製造するメーカー、キャンペーンなどが挙げられる。また表示部25の各表示要素25aは凹部20の第2部分21b内に収まっており、表示要素25aが凹部20の第2部分21bから外方へ食み出すことはない。
また一方の傾斜板3には注出口10aと、この注出口10aを密封する蓋体10が設けられている。
このようなゲーベルトップ型の紙容器1において、注出口10aから蓋体10を外した後、注出口10aを介して紙容器1内から飲料等の内容物を取出すことができる。
ところでゲーベルトップ型の紙容器1は、図2に示すようなブランク材11を準備し、このブランク材11を胴部2の稜線8a、8b、8c、8dおよび後述する折罫19に沿って組立てることにより作製される。
ブランク材11は、所望の層構成をもつ包装材料を打抜くことにより得られる。このブランク材11は、胴部2の各側面2a、2b、2c、2dに対応する側面パネル12a、12b、12c、12dと、底部5に対応する底部パネル15と、一対の傾斜板3、3に対応する傾斜板パネル13、13と、一対の傾斜板3、3間に折込まれる一対の折込部6、6に対応する折込部パネル16、16とを有している。
また図2に示すブランク材11において、各傾斜板パネル13、13および各折込部パネル16、16に、各々のりしろ4、4およびのりしろ14,14が設けられている。さらに側面パネル12cに、のりしろ9が取付けられている。また側面パネル12a、12b、12c、12d間には稜線8a、8b、8c、8dが形成され、またブランク材11には折畳み用の水平方向折罫19が設けられている。
また、図2に示すように、ブランク材11の側面パネル12aと側面パネル12bとの間の稜線8bには、凹部20を形成するための折罫23が形成され、折罫23により形成された凹部20のうち第1折罫30aと第2折罫30bにより区画された長方形状の第2部分21bに、縦長方向に延びる表示部25が設けられている。そして表示部25の表示要素25aは縦長方向に延びるとともに、凹部20の第2部分21bから食み出すことなく第2部分21b内に収まっている。
さらに折罫23の上端26および下端27は、稜線8bの上端および下端に一致している。さらにまた、折罫23により形成される凹部20は、稜線8bの中心線Lに対して左右対称となっている。
以上のように、本実施の形態によれば、胴部2の側面2aと側面2bとの間の稜線8bに沿って六角形状の折罫23、つまり、三角形状の第1部分21aと、長方形状の第2部分21bと、三角形状の第2部分21cとを有する折罫23により凹部20が形成され、凹部20のうち第1折罫30aと第2折罫30bとにより区画された第2部分21bに、縦長方向に並ぶ複数の表示要素25aを含む表示部25が設けられている。折罫23により形成された凹部20の長方形状の第2部分21bは、平坦面となっており、この第2部分21bに表示部25が設けられているため、紙容器1を購入する購買者はこの表示部25を容易に確認することができる。また第2部分21bに設けられた表示部25は、胴部2の側面2a上に設けられた表示35と独立した異なる情報を含むため、第2部分21bの表示部25により独自の情報を購買者に示して購買者の注意を引き付けることができる。さらに、第1折罫30aと第2折罫30bを設けない場合に比べて、第2部分21bの面積を大きくすることができるため、第2部分21bにより多くの情報を表示することができる。
<第2の実施の形態>
次に本発明の第2の実施の形態について、図3により説明する。
図3に示す第2の実施の形態は、胴部2の側面2aと側面2bとの間の稜線8b、およびこの稜線8bに対向する側面2cと側面2dとの間の稜線8dに凹部20を設けたものであり、他の構成は図1および図2に示す第1の実施の形態と略同一である。
図3に示す第2の実施の形態において、図1および図2に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
ゲーベルトップ型の紙容器1は、図3に示すようなブランク材11を準備し、このブランク材11を胴部2の稜線8a、8b、8c、8dおよび後述する水平方向折罫19に沿って組立てることにより作製される。
ブランク材11は、所望の層構成をもつ包装材料を打抜くことにより得られる。このブランク材11は、胴部2の各側面2a、2b、2c、2dに対応する側面パネル12a、12b、12c、12dと、底部5に対応する底部パネル15と、一対の傾斜板3、3に対応する傾斜板パネル13、13と、一対の傾斜板3、3間に折込まれる一対の折込部6、6に対応する折込部パネル16、16とを有している。
また図3に示すブランク材11において、各傾斜板パネル13、13および各折込部パネル16、16に、各々のりしろ4、4およびのりしろ14,14が設けられている。さらに側面パネル12cに、のりしろ9が取付けられている。また側面パネル12a、12b、12c、12d間には稜線8a、8b、8c、8dが形成され、またブランク材11には折畳み用の水平方向折罫19が設けられている。
また、図3に示すように、ブランク材11の側面パネル12aと側面パネル12bとの間の稜線8bおよびこの稜線8bに対向する側面パネル12cと側面パネル12dとの間の稜線8dには、凹部20を形成するための折罫23が各々形成されている。また各折罫23により形成された凹部20のうち、第1折罫30aと第2折罫30bにより区画された長方形状の第2部分21bに縦長方向に延びる表示部25が設けられている。そして表示部25の表示要素25aは縦長方向に延びるとともに、凹部20の第2部分21bから食み出すことなく第2部分21b内に収まっている。
さらに各々の折罫23の上端26および下端27は、稜線8bおよび稜線8dの上端および下端に一致している。さらにまた折罫23により形成される凹部20は、稜線8bおよび稜線8dの中心線Lに対して左右対称となっている。
以上のように、本実施の形態によれば、胴部2の側面2aと側面2bとの間の稜線8bおよび側面2cと側面2dとの間の稜線8dに沿って六角形状の折罫23、つまり、三角形状の第1部分21aと、長方形状の第2部分21bと、三角形状の第3部分21cとを有する折罫23により凹部20が各々形成され、各凹部20のうち第1折罫30aと第2折罫30bとにより区画された第2部分21bに、縦長方向に並ぶ複数の表示要素25aを含む表示部25が設けられている。各々の折罫23により形成された凹部20の第2部分21bは、平坦面となっており、この第2部分21bに表示部25が設けられているため、紙容器1を購入する購買者はこの表示部25を容易に確認することができる。また第2部分21bに設けられた表示部25は、胴部2の側面2a上に設けられた表示35と独立した異なる情報を含むため、第2部分21bの表示部25により独自の情報を購買者に示して購買者の注意を引き付けることができる。さらに、第1折罫30aと第2折罫30bを設けない場合に比べて、第2部分21bの面積を大きくすることができるため、第2部分21bにより多くの情報を表示することができる。
さらにまた胴部2の互いに対向する2つの稜線8b、8dに沿って折罫23により2つの凹部20が形成されている。一般に店頭には互いに隣接した複数の紙容器1が並べられて配置されるため、紙容器1の配置方向によらず少なくとも一方の凹部20が購買者側を向くことになり、凹部20に設けられた表示部25を確実に購買者に示すことができる。
<第3の実施の形態>
次に本発明の第3の実施の形態について、図5により説明する。
図4に示す第3の実施の形態は、凹部20を形成する折罫23のうち第1部分21aと第2部分21bとの間の左側角部28aおよび右側角部29aと、第2部分21bと第3部分21cとの間の左側角部28bおよび右側角部29bは、いずれも外側に向かって凸の円弧状となっている。他の構成は図1および図2に示す第1の実施の形態と略同一である。
図4に示す第3の実施の形態において、図1および図2に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
ゲーベルトップ型の紙容器1は、図5に示すようなブランク材11を準備し、このブランク材11を胴部2の稜線8a、8b、8c、8dおよび後述する水平方向折罫19に沿って組立てることにより作製される。
ブランク材11は、所望の層構成をもつ包装材料を打抜くことにより得られる。このブランク材11は、胴部2の各側面2a、2b、2c、2dに対応する側面パネル12a、12b、12c、12dと、底部5に対応する底部パネル15と、一対の傾斜板3、3に対応する傾斜板パネル13、13と、一対の傾斜板3、3間に折込まれる一対の折込部6、6に対応する折込部パネル16、16とを有している。
また図4に示すブランク材11において、各傾斜板パネル13、13および各折込部パネル16、16に、各々のりしろ4、4およびのりしろ14,14が設けられている。さらに側面パネル12cに、のりしろ9が取付けられている。また側面パネル12a、12b、12c、12d間には稜線8a、8b、8c、8dが形成され、またブランク材11には折畳み用の水平方向折罫19が設けられている。
また、図4に示すように、ブランク材11の側面パネル12aと側面パネル12bとの間の稜線8bには、凹部20を形成するための折罫23が形成され、折罫23により形成された凹部20のうち、第1折罫30aと第2折罫30bにより区画された長方形状の第2部分21bに縦長方向に延びる表示部25が設けられている。そして表示部25の表示要素25aは縦長方向に延びるとともに、凹部20の第2部分21bから食み出すことなく第2部分21b内に収まっている。
さらに折罫23の上端26および下端27は、稜線8bの上端および下端に一致している。さらにまた折罫23により形成される凹部20は稜線8bの中心線Lに対して左右対称となっている。
また凹部20を形成する六角形状の折罫23のうち左側角部28a近傍および右側近傍角部29aと、左側角部28b近傍および右側角部29b近傍は、外側に向かって凸の円弧状となっている。このため、紙容器1を組立てる際、凹部20をスムースに成形することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、胴部2の側面2aと側面2bとの間の稜線8bに沿って六角形状の折罫23、つまり、三角形状の第1部分21aと、長方形状の第2部分21bと、三角形状の第3部分21cとを有する折罫23により凹部20が形成され、凹部20のうち第1折罫30aと第2折罫30bとにより区画された第2部分21bに、縦長方向に並ぶ複数の表示要素25aを含む表示部25が設けられている。折罫23により形成された凹部20の第2部分21bは、平坦面となっており、この第2部分21bに表示部25が設けられているため、紙容器1を購入する購買者はこの表示部25を容易に確認することができる。また第2部分21bに設けられた表示部25は、胴部2の側面2a上に設けられた表示35と独立した異なる情報を含むため、第2部分21bの表示部25により独自の情報を購買者に示して購買者の注意を引き付けることができる。さらに、第1折罫30aと第2折罫30bを設けない場合に比べて、第2部分21bの面積を大きくすることができるため、第2部分21bにより多くの情報を表示することができる。
また紙容器1を組立てる際、凹部20をスムースに成形することができる。
<他の変形例>
なお、上記各実施の形態において、表示部25が凹部20の第2部分21b内に収まる例を示したが、表示部25が凹部20から食み出さない限り、表示部25は第2部分21bから第1部分21a側あるいは第3部分21c側へ延びていてもよい。また、上記各実施の形態において、折罫23の上端26が胴部2の上端に位置し、折罫23の下端27が胴部2の下端に位置する例を示したが、第2部分21bの上下方向の長さが胴部2の高さに対して50%以上である限り、折罫23の上端26は胴部の上端に位置していなくてもよいし、折罫23の下端27は胴部の下端に位置していなくてもよい。
1 紙容器
2 胴部
2a、2b、2c、2d 側面
3 傾斜板
4 のりしろ
5 底部
6 折込部
7 頂部
8a、8b、8c、8d 稜線
9 のりしろ
10 蓋体
10a 注出口
11 ブランク材
12a、12b、12c、12d 側面パネル
13 傾斜板パネル
14 のりしろ
15 底部パネル
16 折込部パネル
19 水平方向折罫
20 凹部
21a 第1部分
21b 第2部分
21c 第3部分
23 凹部用の折罫
25 表示部
25a 表示要素
26 上端
27 下端
28a 左側角部
28b 左側角部
29a 右側角部
29b 右側角部
30a 第1折罫
31b 第2折罫
L 中心線

Claims (7)

  1. 頂部と、稜線により区画された4つの側面を有する胴部と、底部とを備えた縦長状紙容器において、
    前記胴部の一つの稜線に、三角形状の第1部分と、この第1部分の下方に連接された長方形状の第2部分と、この第2部分の下方に連接された三角形状の第2部分とを有する折罫により形成された凹部が設けられ、
    前記凹部の上端と下端は前記稜線の中心線上に配置されるとともに、前記凹部の第2
    部分の上下方向の長さは前記胴部の高さの50%以上となり、
    前記凹部の少なくとも前記第2部分に、数字、文字、図形、絵柄又はコードからなり前記側面の表示と独立した情報を含む表示部が設けられていることを特徴とする紙容器。
  2. 頂部と、稜線により区画された4つの側面を有する胴部と、底部とを備えた縦長状紙容器において、
    前記胴部の対向する2つの稜線に、三角形状の第1部分と、この第1部分の下方に連接された長方形状の第2部分と、この第2部分の下方に連接された三角形状の第2部分とを有する折罫により形成された凹部が各々設けられ、
    各凹部の上端と下端は前記稜線の中心線上に配置されるとともに、前記凹部の第2部分の上下方向の長さは前記胴部の高さの50%以上となり、
    各凹部の少なくとも前記第2部分に、数字、文字、図形、絵柄又はコードからなり前記側面の表示と独立した情報を含む表示部が設けられていることを特徴とする紙容器。
  3. 前記表示部は前記凹部内に収まることを特徴とする請求項1または2記載の紙容器。
  4. 前記表示部は複数の表示要素を含み、この表示要素は縦方向に並ぶことを特徴とする請求項1または2記載の紙容器。
  5. 前記凹部の前記第1部分と前第2部分は第1折罫により区画され、前記第2部分と前記第3部分は第2折罫により区画されて、第1部分および第3部分は傾斜面となり、第2部分は平坦面となることを特徴とする請求項1または2記載の紙容器。
  6. 前記凹部を形成する折罫のうち第1部分と第2部分との間の角部、および第2部分と第3部分との間の角部は、円弧状となっていることを特徴とする請求項1または2記載の紙容器。
  7. 前記凹部は、前記稜線の中心線に対して左右対称となっていることを特徴とする請求項1または2記載の紙容器。
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