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JP2016069711A - 微粒子生成装置 - Google Patents

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JP2016069711A JP2014202885A JP2014202885A JP2016069711A JP 2016069711 A JP2016069711 A JP 2016069711A JP 2014202885 A JP2014202885 A JP 2014202885A JP 2014202885 A JP2014202885 A JP 2014202885A JP 2016069711 A JP2016069711 A JP 2016069711A
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Abstract

【課題】直流プラズマトーチ内に形成されている経路内に、微粒子が付着することを抑制することができる微粒子生成装置の提供。
【解決手段】直流電源による電圧印加により、移行型プラズマ用電極1と母材部85との間に、移行型プラズマP1を生成し、磁石3により、移行型プラズマP1を回転させ、回転している移行型プラズマP1によって、母材部85から生成された微粒子は、微粒子通路部25を通過し、ここで、内筒部2は、内周側面が高透磁率材料110で、構成され、または、内筒2の内周側面部には、高透磁率筒110が、形成されている微粒子生成装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、プラズマトーチを利用した、微粒子生成装置に関するものである。
プラズマトーチを利用した微粒子生成に関する先行文献として、たとえば特許文献1が存在している。
特許文献1に係る技術では、プラズマトーチを、試料である金属上面に対して斜めに配設している。そして、プラズマにより生成された金属からの微粒子を、プラズマトーチとは別に配設された吸引器から取り出している。
また、プラズマトーチを利用した微粒子生成装置において、高エネルギー効率および装置の簡素化を目的として、特許文献2が存在する。
特許文献2に係る技術では、直流プラズマトーチと母材部とが対向配置されている。ここで、母材部は、微粒子生成の原料材料であり、直流プラズマトーチは、リング状の磁石を有している。直流プラズマトーチと母材部との間に電圧を印加させ、直流プラズマトーチと母材部との間にプラズマを発生させると、磁石の磁界により、当該プラズマは回転する。当該回転しているプラズマにより、母材部は効率よく蒸発される。その後、気化物は冷却され、凝結し微粒子が生成され、微粒子を含んだガス流は、直流プラズマトーチの中央部に設けられた経路を経由して、直流プラズマトーチ外へと搬出される。
特開昭58−104103号公報 特開2013−189705号公報
上記のように、特許文献2に係る技術では、微粒子は、直流プラズマトーチ内部に設けられた経路を通り、直流プラズマトーチ外へと搬送される。したがって、母材部がニッケル等の磁性体の場合には、直流プラズマトーチが有する磁石からの当該経路内への磁界の影響により、当該経路の側壁に当該微粒子が付着する。
経路内に微粒子が付着すると、直流プラズマトーチ外での微粒子の回収率が低下する。また、当該経路の目詰まり等が発生し、当該経路のメンテナンスが必要となる。
そこで、本発明は、直流プラズマトーチ内に微粒子が通過する経路が形成されている構成において、当該経路内における微粒子の付着を抑制することができる微粒子生成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る微粒子生成装置は、直流プラズマトーチと、前記直流プラズマトーチから離隔して対向して配置され、微粒子生成の原料となり、導電性を有する母材部とを、備えており、前記直流プラズマトーチは、リング状の磁石と、前記磁石を内部に内蔵されている、円筒形状である内筒と、円筒形状であり、前記磁石が前記円筒の空洞内部に配置され、前記磁石と所定の距離だけ離隔している移行型プラズマ用電極と、当該直流プラズマトーチの略中央部であり、前記内筒の空洞内部に設けられ、前記対向の方向に延設された、微粒子が通る微粒子通路部とを、有し、前記母材部に負極を印加し、前記移行型プラズマ用電極に正極を印加する直流電源を、さらに備えており、前記直流電源による電圧印加により前記移行型プラズマ用電極と前記母材部との間に生成された移行型プラズマは、前記磁石により回転し、回転している前記移行型プラズマによって、前記母材部から生成された微粒子は、前記微粒子通路部を通過し、前記内筒の内周側面部は、前記微粒子通路部内部への前記磁石の磁界漏れを抑制する磁界抑制材料で、構成されている。または、前記内筒の内周側面部には、前記微粒子通路部内部への前記磁石の磁界漏れを抑制する磁界抑制部材が、形成されている。
本発明に係る微粒子生成装置は、直流プラズマトーチと、前記直流プラズマトーチから離隔して対向して配置され、微粒子生成の原料となり、導電性を有する母材部とを、備えており、前記直流プラズマトーチは、リング状の磁石と、前記磁石を内部に内蔵されている、円筒形状である内筒と、円筒形状であり、前記磁石が前記円筒の空洞内部に配置され、前記磁石と所定の距離だけ離隔している移行型プラズマ用電極と、当該直流プラズマトーチの略中央部であり、前記内筒の空洞内部に設けられ、前記対向の方向に延設された、微粒子が通る微粒子通路部とを、有し、前記母材部に負極を印加し、前記移行型プラズマ用電極に正極を印加する直流電源を、さらに備えており、前記直流電源による電圧印加により前記移行型プラズマ用電極と前記母材部との間に生成された移行型プラズマは、前記磁石により回転し、回転している前記移行型プラズマによって、前記母材部から生成された微粒子は、前記微粒子通路部を通過し、前記内筒の内周側面部は、前記微粒子通路部内部への前記磁石の磁界漏れを抑制する磁界抑制材料で、構成されている。または、前記内筒の内周側面部には、前記微粒子通路部内部への前記磁石の磁界漏れを抑制する磁界抑制部材が、形成されている。
したがって、微粒子通路部内への磁石の磁界の漏れを抑制することができる。よって、微粒子通路部内を通過する微粒子が磁石の磁界の影響を受けうることを抑制できる。よって、微粒子通路部の側面に微粒子が付着することを抑制できる。
実施の形態1に係る微粒子生成装置100の全体構成を示す図である。 直流プラズマトーチ50の先端部付近の構成を示す拡大断面図である。 リング形状の磁石3の磁化の方向を示す斜視図である。 移行型プラズマP1が回転する原理を説明するための断面図である。 微粒子通路部25の側面に微粒子が付着する様子を示す図である。 実施の形態2に係る直流プラズマトーチ50の構成を示す拡大断面図である。
まず、本発明の前提となる微粒子生成装置について、詳細に説明する。
図1は、微粒子生成装置100の全体構成を示す図である。図1に示すように、微粒子生成装置100は、直流プラズマトーチ50を具備する。図2は、図1に示す直流プラズマトーチ50の先端部付近(図1の丸で囲まれた領域)の構成を示す拡大断面図である。
図1に示すように、微粒子生成装置100は、直流プラズマトーチ50、真空ポンプ60、プラズマ電源61、冷却水供給部62、プラズマガス供給部63,64、プラズマトーチ昇降機構65、密閉容器70、微粒子捕獲器71、微粒子捕獲フィルター72、熱交換器73、筒部77、循環ポンプ83および母材部85を、備えている。
図2に示すように、直流プラズマトーチ50は、移行型プラズマ用電極1、内筒2、磁石3、外筒4、および複数の絶縁物5,6,7を、備えている。なお、図2に示すように、これらの部材1〜7は全て、プラズマトーチ先端部において配設されている。
<直流プラズマトーチおよびその周辺の構成>
まず、図2を用いて、直流プラズマトーチ50の構成について説明する。
移行型プラズマ用電極1、内筒2および外筒4は各々、円筒形状を有しており、導電性材料から成る(後述するように、内筒2は導電性とは限らない)。移行型プラズマ用電極1は、内筒2を、所定の距離だけ離れて囲繞している。つまり、移行型プラズマ用電極1の円筒形の径は、内筒2の円筒形の径よりも大きい。また、外筒4は、移行型プラズマ用電極1を、所定の距離だけ離れて囲繞している。つまり、外筒4の円筒形の径は、移行型プラズマ用電極1の円筒形の径よりも大きい。
外筒4の空洞内には、内筒2および移行型プラズマ用電極1が配置されており、移行型プラズマ用電極1の空洞内には、内筒2が配置されている。ここで、移行型プラズマ用電極1の円筒形の中心軸と、内筒2の円筒形の中心軸と、外筒4の円筒形の中心軸は、一致している。当該中心軸を、図2において中心軸AXとして図示している。
なお、以下の説明において、当該中心軸AXの方向(換言すると、直流プラズマトーチ50が母材部85と対向している方向)を、「軸方向」と称する。また、各部材1,2,4の円筒形の径の方向(換言すると、前記対向している方向(中心軸AXの方向)に垂直な方向であり、水平方向)を、「径方向」と称する。
内筒2の空洞は、母材部85から生成された微粒子が通る微粒子通路部25として機能し、直流プラズマトーチ50の略中心部に存する。また、内筒2と移行型プラズマ用電極1との間に形成された空間は、プラズマガスが通るガス通路部26として機能する。また、移行型プラズマ用電極1と外筒4との間に形成された空間は、プラズマガスが通るガス通路部27として機能する。
なお、後述するプラズマ電源61による電圧印加により、移行型プラズマ用電極1と母材部85との間に移行型プラズマP1が生成される。当該移行型プラズマP1が母材部85に当たることにより、母材部85から、微粒子が生成される。微粒子通路部25は、図1,2の上方向から下方向(つまり、直流プラズマトーチ50の上部から母材部85に向けて)延設されているが、当該微粒子通路部25内を、当該上記の微粒子が、図1,2の下方向から上方向に向かって通過する。
また、ガス通路部26,27も、図1,2の上方向から下方向(つまり、直流プラズマトーチ50の上部から母材部85に向けて)延設されている。後述するプラズマガス供給部63,64から供給されたプラズマガスは、ガス通路部26,27内を、図1,2の上方向から下方向に向かって通過する。
また、磁石3は、リング形状を有する、永久磁石である。当該磁石3のリング形状の中心軸も、上記中心軸AXと一致している。また、磁石3は、中心軸AX方向に磁化している。具体的に、図3に示しているように、リング状の磁石3において、上部(母材部85と対面していない側)が「N極」であり、下部(母材部85と対面している側)が「S極」である。
また、移行型プラズマ用電極1は、磁石3を、所定の距離だけ離れて囲繞している。つまり、磁石3は、移行型プラズマ用電極1の円筒の空洞内部に配置される。図2に示す形態で、磁石3は、内筒2の内部に配設(内蔵)されている。より具体的には、磁石3は、内筒2の内部において、母材部85配置側(内筒2の底部付近)に、配置されている。
また、図2に示すように、絶縁物5は、内筒2の底面側端部を被覆するように形成されている。さらに、外筒4と対面する移行型プラズマ用電極1の側面部には、絶縁物6が配設され、移行型プラズマ用電極1と対面する外筒4の側面部には、絶縁物7が配設されている。
ここで、上記構成の直流プラズマトーチ50は、図2における上下方向に、移動することができる。換言すれば、直流プラズマトーチ50は、母材部85と対面している方向(中心軸方向AX)に、移動可能である。
さて、上述の構成からも分かるように、図1,2に示すように、直流プラズマトーチ50のプラズマ出力側において、当該直流プラズマトーチ50から上下方向離隔・対向して、母材部85が設けられている。当該母材部85は、微粒子生成の原料となる金属等であり、導電性を有する。当該母材部85としては、たとえば、銅、鉄、ニッケルなどを採用することができる。
図1に示すように、密閉容器70内には、直流プラズマトーチ50の先端部および母材部85が配設されている。そして、直流プラズマトーチ50の先端部および母材部85が配設されている状態において、密閉容器70内は密封される(気密性が保持されている)。
なお、図1に示すように、密閉容器70の上部において、密閉容器70と筒部77とは連接されている。そして、当該連接された、筒部77内の空洞部および密閉容器70の空洞部に渡って、直流プラズマトーチ50が、図1,2の上下方向(中心軸AXの方向)移動可能に、配設されている。
<微粒子生成装置の構成>
次に、図1を用いて、微粒子生成装置100全体の構成を説明する。
プラズマトーチ昇降機構65は、直流プラズマトーチ50の上方に配設されており、当該直流プラズマトーチ50を、図1,2に示す上下方向(中心軸AXの方向)に移動させる。
プラズマ電源(直流電源と把握できる)61は、移行型プラズマ用電極1および母材部85に対して、逆極性の直流電圧を印加する。具体的に、プラズマ電源61は、図1,2に示すように、移行型プラズマ用電極1に正極(陽極、+:プラス)を印加し、母材部85に負極(陰極、−:マイナス)を印加する(逆極性)。
冷却水供給部62は、直流プラズマトーチ50、密閉容器70、母材部85および熱交換機73の各々に対して、冷却水を供給する。また、密閉容器70の壁面内・底面内・上面内には、冷却水が循環する冷却水路が形成されており、冷却水供給部62は、当該冷却水路内を冷却水が循環するように、冷却水を供給している。当該冷却水の循環により、密閉容器70自身および密閉容器70内の冷却が可能となる。冷却部40の上面に、母材部85が載置される。そして、冷却水供給部62は、当該冷却部40内を冷却水が循環するように、冷却水を供給している。当該冷却水の循環により、母材部85の冷却が可能となる。また、熱交換器73においても冷却水が循環できる水路が形成されており、当該水路に対して冷却水供給部62が冷却水を循環供給することにより、当該供給された冷却水は、熱交換器73において熱交換に利用される。
プラズマガス供給部63は、直流プラズマトーチ50内の微粒子通路部25の外側を通って、母材部85の配設方向に向けて、プラズマガスを供給する。具体的に、プラズマガス供給部63は、外筒4と移行型プラズマ用電極1との間に形成されたガス通路部27を通って、母材部85に向けて、プラズマガスを供給する。プラズマガス供給部64は、直流プラズマトーチ50内の微粒子通路部25の外側を通って、母材部85に向けて、プラズマガスを供給する。具体的に、プラズマガス供給部64は、内筒2と移行型プラズマ用電極1との間に形成されたガス通路部26を通って、母材部85に向けて、プラズマガスを供給する。ここで、上述した、プラズマガス供給部63,64が、第一のガス供給部であると把握できる。
プラズマ電源61からの電源供給およびプラズマガス供給部63,64からのプラズマガス供給により、密閉容器70内の移行型プラズマ用電極1と母材部85との間において、移行型プラズマP1が発生する。なお、後述するように、当該移行型プラズマP1は、磁石3からの磁力(より具体的に、径方向の磁力)の影響を受けることにより、移行型プラズマ用電極1と母材部85との間において、中心軸AXの周りを回転する。
微粒子の原材料から成る母材部85は、上記回転状態の移行型プラズマP1により加熱される。そして、当該加熱により、移行型プラズマP1が照射されている母材部85の表面部が気化する。密閉容器70内および直流プラズマトーチ50内の各プラズマガスの流れにより、母材部85から気化した成分は冷却され、微粒子となり、母材部85からの上昇気流に乗り、微粒子通路部25を図1の上方向に通過する。
真空ポンプ60は、密閉容器70、微粒子捕獲器71および熱交換器73内の気圧を減圧させるために、用いられる。
図1,2から分かるように、微粒子通路部25の一方端は、母材部85に面している。他方、図1に示すように、微粒子通路部25の他方端は、微粒子捕獲器71に接続されている。つまり、微粒子通路部25を図1の上方向に通過した微粒子は、微粒子捕獲器71内において捕獲される。
微粒子捕獲器71内には、微粒子捕獲フィルター72が配設されている。微粒子通路部25を通過し微粒子捕獲器71に到達した、微粒子およびプラズマガスは、当該微粒子捕獲フィルター72により分離される。つまり、微粒子捕獲フィルター72により微粒子が捕獲される一方、当該微粒子捕獲フィルター72を通過したプラズマガスは、微粒子捕獲フィルター72を介して微粒子捕獲器71に接続されている、熱交換器73に伝搬される。
ここで、微粒子捕獲器71には、微粒子捕獲フィルター72に対抗するように、当該微粒子捕獲フィルター72より下方向に、捕集容器71aが設けられている。バルブB5から、パルスエアを微粒子捕獲器71に向けて供給する。当該パルスエアの供給により、微粒子捕獲フィルター72において捕獲した微粒子を、捕集容器71aの配設方向に落下させることができる。これにより、図1に示すように、捕集容器71a内において微粒子80が捕集される。
熱交換器73の一方端は、微粒子捕獲器71内の微粒子捕獲フィルター72と接続されており、当該熱交換器73の他方端は、循環ポンプ83に接続されている。なお、循環ポンプ83の一方端は、上記の通り熱交換器73に接続されており、循環ポンプ83の他方端は、密閉容器70およびプラズマガス供給部63,64等に接続されている。
当該循環ポンプ83の循環動作により、微粒子およびプラズマガスは、微粒子通路部25を通過し、微粒子捕獲器71に到達する。そして、当該循環ポンプ83により、微粒子捕獲フィルター72を通過したプラズマガスは、熱交換器73を通過し(当該熱交換器73においてプラズマガスは十分冷却される)、密閉容器70および/またはプラズマガス供給部63,64において再供給される。
上述したように、循環ポンプ83と密閉容器70とは接続されている。具体的には、密閉容器70にはガス供給部(第二のガス供給部と把握できる)90が配設されている。そして、当該ガス供給部90には、バルブB10を介して、循環ポンプ83が接続されている。ガス供給部90は、密閉容器70の側面部に穿設されている。当該ガス供給部90から出力されるプラズマガスは、直流プラズマトーチ50と母材部85との間の空間において、側方から(中心軸AXの外側から当該中心軸AXに向かう方向に)供給される(図2に示す符号PGaを参照)。
また、図1の構成では、循環ポンプ83は、バルブB8を介して、プラズマガス供給部63側と接続されている。さらに、循環ポンプ83は、バルブB9を介して、プラズマガス供給部64側と接続されている。
<微粒子生成装置における微粒子の生成方法>
次に、微粒子生成装置100における動作について説明する。
バルブB11を開き、真空ポンプ60を駆動させることにより、密閉容器70内の減圧処理を行う(真空引き処理)。次に、バルブB1,B2,B3,B4を開き、プラズマガス供給部63,64から、プラズマガスを出力する。
プラズマガス供給部63から出力されたプラズマガスは、直流プラズマトーチ50内のガス通路部27を通って、母材部85に向けて、密閉容器70内に供給される(図2参照)。また、プラズマガス供給部64から出力されたプラズマガスは、直流プラズマトーチ50内のガス通路部26通って、母材部85に向けて、密閉容器70内に供給される(図2参照)。このようにして、上記真空引き後の密閉容器70内に、プラズマガスが供給される。
次に、プラズマトーチ昇降機構65を駆動する。これにより、直流プラズマトーチ50の先端部と母材部85の上面部との間の距離(空間)が小さくなる。さて、上記プラズマガスの供給を行いつつ、プラズマ電源61を用いて、逆極性の直流電源を、移行型プラズマ用電極1と母材部85との間に印加する。つまり、プラズマ電源61は、移行型プラズマ用電極1に陽極を印加し、母材部85に陰極を印加する。
すると、図2に示すように、移行型プラズマ用電極1と母材部85との間において、移行型プラズマP1が発生する。磁石3の磁場の作用により、当該移行型プラズマP1は中心軸AXを中心として回転する。
図2に示すように、リング状の磁石3は内筒2内に内蔵されているが、当該磁石3は、図3に示すように、中心軸AX方向に磁化している。したがって、当該磁石3により、直流プラズマトーチ50の先端部では、図4に示す磁界MFが形成される。一方、移行型プラズマP1の発生に起因して、移行型プラズマ用電極1から母材部85に向かって、移行型プラズマアーク電流Iが流れる(図4参照)。したがって、図4に示すように、フレミングの左手の法則により、移行型プラズマP1は、当該径方向の磁場Bの影響により中心軸AX廻りの力Fが働く。
さて、バルブB6,B10を開放すると共に、循環ポンプ83を駆動する。これにより、密閉容器70→直流プラズマトーチ50→微粒子捕獲器71→熱交換器73→循環ポンプ83→密閉容器70、という循環の流れを発生させることができる。
次に、プラズマトーチ昇降機構65を駆動し、直流プラズマトーチ50の先端部と母材部85の上面部との間の距離(空間)を、大きくしていく。これにより、移行型プラズマP1は、母材部85の表面(上面)に対して斜め方向から当たり、母材部85は加熱され、気化する。そして、母材部85からの上昇気流に乗って、母材部85からの気化物は、微粒子通路部25に向かう。ここで、当該移動中における冷却により、気化物は微粒子となる。そして、当該微粒子は、微粒子通路部25内を図2の下方向から上方向に移動する。なお、循環ポンプ83の駆動により、当該微粒子の移動と冷却は、より促進される。
微粒子通路部25内を通過した、微粒子とプラズマガスとは、微粒子捕獲器71に収容される。そして、微粒子捕獲フィルター72により、微粒子は捕獲される一方、プラズマガスは、微粒子捕獲フィルター72を透過し、熱交換器73へと移動する。
バルブB5からのパルスエアを微粒子捕獲器71に向けて供給することにより、微粒子捕獲フィルター72において捕獲した微粒子を、捕集容器71aへと落下させることができる。これにより、図1に示すように、捕集容器71a内に微粒子80が捕集される。一方、微粒子捕獲フィルター72において分離されたプラズマガスは、熱交換器73内において完全に冷却される。その後、熱交換器73から出力されたプラズマガスは、循環ポンプ83により、ガス供給部90から密閉容器70内に供給されるプラズマガスとして、再利用される。なお、ガス供給部90から密閉容器70内に供給されるプラズマガスは、直流プラズマトーチ50と母材部85との間の空間において側方から供給される(図2の符号PGaを参照)。
さて、上記したように、微粒子は微粒子通路部25内を通過する。一方、内筒2内には磁石3が内蔵されている。つまり、微粒子通路部25の周囲には磁石3が配設されており、当該微粒子通路部25内には磁力線が存在する(つまり、微粒子通路部25内は磁石3の磁界の影響を受ける)。
母材部85がニッケル等の磁性体の場合には、微粒子通路部25内を通過する微粒子は、微粒子通路部25内に漏れた磁石3の磁界の影響を受け、図5に示すように、微粒子通路部25の側面に付着する。そして、当該微粒子の付着は、微粒子通路部25の通路を狭くする。
ここで、図5に示した磁界の様子から分かるように、微粒子は、微粒子通路部25に漏れる径方向の磁束が大きいほど、引き付けられる。したがって、内筒2の磁石3の端面付近で、微粒子は強く引き付けられる。また、微粒子通路部25の入口(母材部85に面する開口部)から、微粒子通路部25内を進むにつれて、ガス流速度が遅くなり、微粒子は冷却される。したがって、図5に示すように、磁石3の上部端面側付近の内筒2において、微粒子が多く付着する。
なお、一旦、微粒子が微粒子通路部25の側面部に付着すると、当該微粒子通路部25の通路が狭くなり、当該狭くなった部分で、ガス流速度がさらに遅くなる。そして、当該狭くなった部分に、さらに微粒子が付着し、微粒子通路部25の通路が、さらに狭くなる。つまり、微粒子の付着が時系列的に増加し、増々微粒子通路部25の通路を狭くしていく。
したがって、微粒子通路部25の側面に付着した微粒子を除去するメンテナンスが必要となり、また当該メンテナンスは手間を要する。本発明では、上記構成において、微粒子通路部25の側面部における微粒子の付着を抑制することが目的であり、以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
本実施の形態では、微粒子通路部25の側面を形成している内筒2は、内周側面(つまり、内筒2の微粒子通路部25に面している側の側面)が高透磁率の材料で構成されている。ここで、高透磁率の材料とは、内筒2に内蔵されている磁石3の磁界が微粒子通路部25内部に漏れることを抑制することができる材料である。
たとえば、微粒子通路部25内部への磁石3の磁界を完全に遮断するためには、高透磁率の材料の比透磁率は、1000以上であることが望ましい。当該高透磁率の材料としては、パーマロイまたはスーパマロイ等を用いることができる。
なお、磁石3の磁力、微粒子通路部25の通路の幅の広さ、ガス流の速さ等に依存して、内筒2の内周側面(つまり、内筒2の微粒子通路部25に面している側の側面)に適用される材料の比透磁率は選択される。比透磁率が大きければ大きいほど、微粒子通路部25内の磁石3の磁界漏れを完全に防止でき、直流プラズマトーチ50の小型化も可能となる。また、微粒子通路部25の側面への微粒子の付着を抑制することができるなら、微粒子通路部25内に磁石3の磁界が多少漏れても良い。
以上のように、本実施の形態では、内筒2は、内周側面(つまり、内筒2の微粒子通路部25に面している側の側面)が高透磁率の材料により構成されている。したがって、磁石3からの磁界の大半は内筒2内を通ることとなり、微粒子通路部25内への磁石3の磁界漏れを抑制することができる。よって、微粒子通路部25内を通る微粒子が、磁石3の磁界の影響を受けることを抑制できる。つまり、微粒子通路部25の側面に微粒子が付着することを抑制することができる。
<実施の形態2>
図6は、本実施の形態に係る直流プラズマトーチ50の構成を示す図である。
図6に示すように、本実施の形態では、内筒2の内周側面(つまり、内筒2の微粒子通路部25に面している側の側面)全体には、高透磁率の材料110が配設(形成)されている。つまり、高透磁率の材料から成る筒部(高透磁率筒部)110があり、内筒2の空洞部内に、高透磁率筒部110が配置されている。ここで、内筒2の内周側面と高透磁率筒部110の外周側面とは接続している。よって、本実施の形態では、高透磁率筒部110の内周側面が、微粒子通路部25の側壁を形成する。
ここで、高透磁率の材料(高透磁率筒部)110とは、内筒2に内蔵されている磁石3の磁界が微粒子通路部25内部に漏れることを抑制することができる材料である。
たとえば、微粒子通路部25内部への磁石3の磁界を完全に遮断するためには、高透磁率の材料(高透磁率筒部)110の比透磁率は、1000以上であることが望ましい。当該高透磁率の材料(高透磁率筒部)110としては、パーマロイまたはスーパマロイ等を用いることができる。
なお、磁石3の磁力、微粒子通路部25の通路の幅の広さ、ガス流の速さ等に依存して、高透磁率の材料(高透磁率筒部)110の比透磁率は選択される。比透磁率が大きければ大きいほど、微粒子通路部25内の磁石3の磁界漏れを完全に防止でき、直流プラズマトーチ50の小型化も可能となる。また、微粒子通路部25の側面への微粒子の付着を抑制することができるなら、微粒子通路部25内に磁石3の磁界が多少漏れても良い。
以上のように、本実施の形態では、内筒2の内周側面には、高透磁率の材料(高透磁率筒部)110が配置されている。したがって、図6に示すように、磁石3からの磁界の大半は高透磁率の材料(高透磁率筒部)110を通ることとなり、微粒子通路部25内への磁石3の磁界漏れを抑制することができる。よって、微粒子通路部25内を通る微粒子が、磁石3の磁界の影響を受けることを抑制できる。つまり、微粒子通路部25の側面に微粒子が付着することも抑制することができる。
1 移行型プラズマ用電極
2 内筒
3 磁石
4 外筒
5,6,7 絶縁物
25 微粒子通路部
26,27 ガス通路部
50 直流プラズマトーチ
61 プラズマ電源
62 冷却水供給部
63,64 プラズマガス供給部
65 プラズマトーチ昇降機構
70 密閉容器
71 微粒子捕獲器
71a 捕集容器
72 微粒子捕獲フィルター
73 熱交換器
77 筒部
80 微粒子
83 循環ポンプ
85 母材部
90 ガス供給部
95 ガス管路
100 微粒子生成装置
110 高透磁率の材料(高透磁率筒部)
AX 中心軸
B1〜B12 バルブ
MF 磁界
P1 移行型プラズマ
PGa プラズマガス

Claims (3)

  1. 直流プラズマトーチと、
    前記直流プラズマトーチから離隔して対向して配置され、微粒子生成の原料となり、導電性を有する母材部とを、備えており、
    前記直流プラズマトーチは、
    リング状の磁石と、
    前記磁石を内部に内蔵されている、円筒形状である内筒と、
    円筒形状であり、前記磁石が前記円筒の空洞内部に配置され、前記磁石と所定の距離だけ離隔している移行型プラズマ用電極と、
    当該直流プラズマトーチの略中央部であり、前記内筒の空洞内部に設けられ、前記対向の方向に延設された、微粒子が通る微粒子通路部とを、有し、
    前記母材部に負極を印加し、前記移行型プラズマ用電極に正極を印加する直流電源を、
    さらに備えており、
    前記直流電源による電圧印加により前記移行型プラズマ用電極と前記母材部との間に生成された移行型プラズマは、
    前記磁石により回転し、
    回転している前記移行型プラズマによって、前記母材部から生成された微粒子は、
    前記微粒子通路部を通過し、
    前記内筒の内周側面部は、
    前記微粒子通路部内部への前記磁石の磁界漏れを抑制する磁界抑制材料で、構成されている、
    ことを特徴とする微粒子生成装置。
  2. 直流プラズマトーチと、
    前記直流プラズマトーチから離隔して対向して配置され、微粒子生成の原料となり、導電性を有する母材部とを、備えており、
    前記直流プラズマトーチは、
    リング状の磁石と、
    前記磁石を内部に内蔵されている、円筒形状である内筒と、
    円筒形状であり、前記磁石が前記円筒の空洞内部に配置され、前記磁石と所定の距離だけ離隔している移行型プラズマ用電極と、
    当該直流プラズマトーチの略中央部であり、前記内筒の空洞内部に設けられ、前記対向の方向に延設された、微粒子が通る微粒子通路部とを、有し、
    前記母材部に負極を印加し、前記移行型プラズマ用電極に正極を印加する直流電源を、
    さらに備えており、
    前記直流電源による電圧印加により前記移行型プラズマ用電極と前記母材部との間に生成された移行型プラズマは、
    前記磁石により回転し、
    回転している前記移行型プラズマによって、前記母材部から生成された微粒子は、
    前記微粒子通路部を通過し、
    前記内筒の内周側面部には、
    前記微粒子通路部内部への前記磁石の磁界漏れを抑制する磁界抑制部材が、形成されている、
    ことを特徴とする微粒子生成装置。
  3. 前記磁界抑制材料の比透磁率または前記磁界抑制部材の比透磁率は、
    1000以上である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の微粒子生成装置。
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