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JP2016065912A - ズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法 - Google Patents

ズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法 Download PDF

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JP2016065912A JP2014193360A JP2014193360A JP2016065912A JP 2016065912 A JP2016065912 A JP 2016065912A JP 2014193360 A JP2014193360 A JP 2014193360A JP 2014193360 A JP2014193360 A JP 2014193360A JP 2016065912 A JP2016065912 A JP 2016065912A
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Abstract

【課題】 高変倍でありながら、良好な光学性能を有するズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法を提供する。
【解決手段】 光軸に沿って物体側より順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とを有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行い、第1レンズ群G1は、3枚以上のレンズで構成され、第5レンズ群G5は、広角端状態から望遠端状態への変倍時に像面側へ移動し、次の条件式(1)を満足する。
0.020 < (−f2)/ft < 0.031 …(1)
但し、
f2:望遠端状態における第2レンズ群G2の焦点距離、
ft:望遠端状態における全系の焦点距離。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法に関する。
従来から、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群とからなり、各レンズ群を移動させて変倍を行うズームレンズが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−164455号公報
しかしながら、従来のズームレンズでは、変倍比50倍程度が限界であり、それ以上の高変倍では良好な性能を保持することが困難である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、高変倍でありながら、良好な光学性能を有するズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明に係るズームレンズは、光軸に沿って物体側より順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、負の屈折力を持つ第4レンズ群と、正の屈折力を持つ第5レンズ群とを有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行い、前記第1レンズ群は、3枚以上のレンズで構成され、前記第5レンズ群は、広角端状態から望遠端状態への変倍時に像面側へ移動し、次の条件式を満足する。
0.020 < (−f2)/ft < 0.031
但し、
f2:望遠端状態における前記第2レンズ群の焦点距離、
ft:望遠端状態における全系の焦点距離。
本発明に係るズームレンズは、次の条件式を満足することが好ましい。
74.00 < AVE1Grpvd < 80.00
36.00 < G1vd < 48.00
但し、
AVE1Grpvd:前記第1レンズ群内のレンズのd線を基準とするアッベ数の平均、
G1vd:前記第1レンズ群内の最も物体側に配置されたレンズのd線を基準とするアッベ数。
本発明に係るズームレンズは、次の条件式を満足することが好ましい。
100.00 < D12t/D12w < 140.00
但し、
D12t:望遠端状態における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔、
D12w:広角端状態における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔。
本発明に係るズームレンズは、次の条件式を満足することが好ましい。
12.34 < β2t/β2w < 14.40
但し、
β2t :望遠端状態における前記第2レンズ群の倍率、
β2w :広角端状態における前記第2レンズ群の倍率。
本発明に係るズームレンズは、次の条件式を満足することが好ましい。
0.04 < f3/ft < 0.06
但し、
f3:望遠端状態における前記第3レンズ群の焦点距離。
本発明に係るズームレンズにおいて、前記第3レンズ群は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正レンズと、負レンズと、負レンズと、正レンズとから構成されることが好ましい。
本発明に係るズームレンズにおいて、前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の非球面レンズを有することが好ましい。
本発明に係る光学機器は、上述のいずれかのズームレンズのいずれかを搭載する。
本発明に係るズームレンズの製造方法は、光軸に沿って物体側より順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、負の屈折力を持つ第4レンズ群と、正の屈折力を持つ第5レンズ群とを有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズの製造方法であって、前記第1レンズ群は、3枚以上のレンズで構成され、前記第5レンズ群は、広角端状態から望遠端状態への変倍時に像面側へ移動し、次の条件式を満足するように、レンズ鏡筒内に各レンズを配置する。
0.020 < (−f2)/ft < 0.031
但し、
f2:望遠端状態における前記第2レンズ群の焦点距離、
ft:望遠端状態における全系の焦点距離。
本発明によれば、高変倍でありながら、良好な光学性能を有するズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法を提供することができる。
第1実施例に係るズームレンズの構成を示す断面図であり、(W)は広角端状態、(M)は中間焦点距離状態、(T)は望遠端状態における各レンズ群の位置を示す。 第1実施例に係るズームレンズの撮影距離無限遠における諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第2実施例に係るズームレンズの構成を示す断面図であり、(W)は広角端状態、(M)は中間焦点距離状態、(T)は望遠端状態における各レンズ群の位置を示す。 第2実施例に係るズームレンズの撮影距離無限遠における諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第3実施例に係るズームレンズの構成を示す断面図であり、(W)は広角端状態、(M)は中間焦点距離状態、(T)は望遠端状態における各レンズ群の位置を示す。 第3実施例に係るズームレンズの撮影距離無限遠における諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第4実施例に係るズームレンズの構成を示す断面図であり、(W)は広角端状態、(M)は中間焦点距離状態、(T)は望遠端状態における各レンズ群の位置を示す。 第4実施例に係るズームレンズの撮影距離無限遠における諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第5実施例に係るズームレンズの構成を示す断面図であり、(W)は広角端状態、(M)は中間焦点距離状態、(T)は望遠端状態における各レンズ群の位置を示す。 第5実施例に係るズームレンズの撮影距離無限遠における諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第6実施例に係るズームレンズの構成を示す断面図であり、(W)は広角端状態、(M)は中間焦点距離状態、(T)は望遠端状態における各レンズ群の位置を示す。 第6実施例に係るズームレンズの撮影距離無限遠における諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 (a)はデジタルスチルカメラの正面図であり、(b)はデジタルスチルカメラの背面図である。 図13(a)中の矢印A−A´に沿った断面図である。 本実施形態に係るズームレンズの製造方法を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るズームレンズZLは、図1に示すように、光軸に沿って物体側より順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とを有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行い、第1レンズ群G1は、3枚以上のレンズで構成され、第5レンズ群G5は、広角端状態から望遠端状態への変倍時に像面側へ移動し、次の条件式(1)を満足する。
0.020 < (−f2)/ft < 0.031 …(1)
但し、
f2:望遠端状態における第2レンズ群G2の焦点距離、
ft:望遠端状態における全系の焦点距離。
条件式(1)は、変倍による球面収差、コマ収差を小さくするための条件式である。
条件式(1)の下限値を下回ると、望遠端状態における第2レンズ群G2の屈折力が強くなり過ぎる。このため、他のレンズ群も同様に屈折力を強くする必要がある。第1レンズ群G1の屈折力を強くすると、望遠端状態における球面収差、コマ収差の補正が困難となる。第3レンズ群G3の屈折力を強くすると、第3レンズ群G3内での球面収差が大きくなり、全変倍領域において球面収差、コマ収差が悪化する。
条件式(1)の上限値を上回ると、望遠端状態における第2レンズ群G2の屈折力が弱くなり過ぎる。このため、他のレンズ群も同様に屈折力を弱くする必要がある。第1レンズ群G1の屈折力を弱くすると、鏡筒全長が長くなり、鏡筒サイズを維持しようとすると、第3レンズ群G3の屈折力を強める必要があり、第3レンズ群G3内での球面収差が大きくなり、全変倍領域において球面収差、コマ収差が悪化する。また、第3レンズ群G3の屈折力を弱くすると、鏡筒全長が長くなり、鏡筒サイズを維持しようとすると、第1レンズ群G1の屈折力を強める必要があり、第1レンズ群G1内での球面収差が大きくなり、望遠端状態における球面収差、コマ収差が悪化する。
本実施形態の効果を確実なものとするために、条件式(1)の下限値を0.024とすることが好ましい。
本実施形態に係るズームレンズZLは、次の条件式(2),(3)を満足することが好ましい。
74.00 < AVE1Grpvd < 80.00 …(2)
36.00 < G1vd < 48.00 …(3)
但し、
AVE1Grpvd:第1レンズ群G1内のレンズのd線を基準とするアッベ数の平均、
G1vd:第1レンズ群G1内の最も物体側に配置されたレンズL11のd線を基準とするアッベ数。
条件式(2)は、軸上色収差、倍率色収差の発生を小さくするための条件式である。条件式(2)の下限値を下回ると、望遠端状態における全系の焦点距離に対して第1レンズ群G1を構成するレンズのアッベ数の平均値が小さくなり、軸上色収差、倍率色収差を抑えるのが困難となる。条件式(2)の上限値を上回ると、望遠端状態における全系の焦点距離に対して第1レンズ群G1を構成するレンズのアッベ数の平均値が大きくなる。これは、第1レンズ群G1を構成するレンズが概して屈折力の弱いことを意味する。第1レンズ群G1の屈折力が弱くなると、鏡筒サイズが長くなり、鏡筒サイズを維持しようと第3レンズ群G3の屈折力を強くすると、球面収差、コマ収差を抑えるのが困難となる。
本実施形態の効果を確実なものとするために、条件式(2)の下限値を74.50とすることが好ましい。
条件式(3)は、軸上色収差、倍率色収差の発生を小さくするための条件式である。条件式(3)の下限値を下回ると、望遠端状態における全系の焦点距離に対して第1レンズ群G1内の最も物体側に配置されたレンズL11のアッベ数が小さくなり、軸上色収差、倍率色収差を抑えるのが困難となる。条件式(3)の上限値を上回ると、望遠端状態における全系の焦点距離に対して第1レンズ群G1内のレンズL11のアッベ数が大きくなり、該レンズは概して屈折力が弱くなる。このように最も物体側に配置されたレンズL11の屈折力が弱くなると、色収差を抑えるのが困難となり、色収差を抑えるためにはレンズL12の屈折力を弱める必要があり、結果として第1レンズ群G1での屈折力が弱くなり、鏡筒サイズが長くなる。鏡筒サイズを維持しようと第3レンズ群G3の屈折力を強くすると、球面収差、コマ収差を抑えるのが困難となる。
本実施形態の効果を確実なものとするために、条件式(3)の下限値を37.00とすることが好ましい。
本実施形態の効果をより確実なものとするために、条件式(3)の上限値を47.50とすることが好ましい。
本実施形態に係るズームレンズZLは、次の条件式(4)を満足することが好ましい。
100.00 < D12t/D12w < 140.00 …(4)
但し、
D12t:望遠端状態における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との空気間隔、
D12w:広角端状態における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との空気間隔。
条件式(4)は、変倍による球面収差、コマ収差、倍率色収差の変動を小さくするための条件式である。条件式(4)の下限値を下回ると、望遠端状態における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が狭くなり過ぎるため、第1レンズ群G1の屈折力を強くする必要がある。そこで、第1レンズ群G1内の正レンズの屈折率を大きくすると、望遠端状態における球面収差、コマ収差、倍率色収差の補正が困難になる。条件式(4)の上限値を上回ると、望遠端状態における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が広くなり過ぎるため、鏡筒全長が長くなる。また、第1レンズ群G1の屈折力を弱くする必要があるが、第2レンズ群G2の屈折力を大きくすることである程度は対応することが可能であるが、変倍による色収差の変動を抑えることが困難になる。
本実施形態の効果を確実なものとするために、条件式(4)の下限値を105.00とすることが好ましい。
本実施形態の効果を確実なものとするために、条件式(4)の上限値を138.00とすることが好ましい。
本実施形態に係るズームレンズZLは、次の条件式(5)を満足することが好ましい。
12.34 < β2t/β2w < 14.40 …(5)
但し、
β2t :望遠端状態における第2レンズ群G2の倍率、
β2w :広角端状態における第2レンズ群G2の倍率。
条件式(5)は、変倍による球面収差、コマ収差の変動を小さくするための条件式である。条件式(5)の下限値を下回ると、変倍時における第2レンズ群G2の寄与が小さくなり過ぎる。すなわち、第3レンズ群G3は、より多くの変倍作用を担う必要がある。鏡筒サイズを維持するために、第3レンズ群G3の屈折力を強くすると、望遠端状態における球面収差の補正や、全変倍領域における球面収差、コマ収差の補正が困難になる。条件式(5)の上限値を上回ると、変倍時における第2レンズ群G2の寄与が大きくなり過ぎる。第2レンズ群G2の移動量が大きい場合は、鏡筒サイズの維持が困難となる。また、第2レンズ群G2の屈折力が強い場合は、全変倍領域において球面収差、コマ収差の補正が困難となる。
本実施形態の効果を確実なものとするために、条件式(5)の上限値を14.35とすることが好ましい。
本実施形態に係るズームレンズZLは、次の条件式(6)を満足することが好ましい。
0.04 < f3/ft < 0.06 …(6)
但し、
f3:望遠端状態における第3レンズ群G3の焦点距離。
条件式(6)は、変倍による球面収差の変動を小さくするための条件式である。条件式(6)の下限値を下回ると、望遠端状態における第3レンズ群G3の屈折力が強くなり過ぎる。すると、第3レンズ群G3での球面収差が大きくなる。全変倍領域における球面収差、コマ収差の補正が困難となる。条件式(6)の上限値を上回ると、望遠端状態における第3レンズ群G3の屈折力が弱くなり過ぎる。その結果、第3レンズ群G3の移動量が大きくなり、鏡筒サイズの維持が困難となる。鏡筒サイズを維持するために、第1レンズ群G1の屈折力を強くすると、全変倍領域において球面収差、コマ収差の補正が困難となる。
本実施形態の効果を確実なものとするために、条件式(6)の下限値を0.045とすることが好ましい。
本実施形態に係るズームレンズZLは、第3レンズ群G3が、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正レンズと、負レンズと、負レンズと、正レンズとから構成されることが好ましい。
この構成により、望遠端状態における波長ごとの球面収差とコマ収差を良好なバランスで補正することができる。
本実施形態に係るズームレンズZLは、第3レンズ群G3が、少なくとも1枚の非球面レンズを有することが好ましい。
この構成により、球面収差、コマ収差を良好に補正することができる。
以上のような構成を備える本実施形態に係るズームレンズZLによれば、高変倍でありながら、良好な光学性能を有するズームレンズを実現することができる。
図13及び図14に、上述のズームレンズZLを備える光学機器として、デジタルスチルカメラCAM(光学機器)の構成を示す。このデジタルスチルカメラCAMは、不図示の電源釦を押すと、撮影レンズ(ズームレンズZL)の不図示のシャッタが開放されて、ズームレンズZLで被写体(物体)からの光が集光され、像面I(図1参照)に配置された撮像素子C(例えば、CCDやCMOS等)に結像される。撮像素子Cに結像された被写体像は、デジタルスチルカメラCAMの背後に配置された液晶モニターMに表示される。撮影者は、液晶モニターMを見ながら被写体像の構図を決めた後、レリーズ釦B1を押し下げて被写体像を撮像素子Cで撮影し、不図示のメモリーに記録保存する。
カメラCAMには、被写体が暗い場合に補助光を発光する補助光発光部EF、デジタルスチルカメラCAMの種々の条件設定等に使用するファンクションボタンB2等が配置されている。ここでは、カメラCAMとズームレンズZLとが一体に成形されたコンパクトタイプのカメラを例示したが、光学機器としては、ズームレンズZLを有するレンズ鏡筒とカメラボディ本体とが着脱可能な一眼レフカメラでも良い。
以上のような構成を備える本実施形態に係るカメラCAMによれば、撮影レンズとして上述のズームレンズZLを搭載することにより、高変倍でありながら、良好な光学性能を有するカメラを実現することができる。
続いて、図15を参照しながら、上述のズームレンズZLの製造方法について説明する。まず、鏡筒内に、光軸に沿って物体側より順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とを有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うように、各レンズを配置する(ステップST10)。このとき、第1レンズ群G1は、3枚以上のレンズで構成されるように、各レンズを配置する(ステップST20)。第5レンズ群G5は、広角端状態から望遠端状態への変倍時に像面側へ移動するように、各レンズを配置する(ステップST30)。また、次の条件式(1)を満足するように、各レンズを配置する(ステップST40)。
0.020 < (−f2)/ft < 0.031 …(1)
但し、
f2:望遠端状態における第2レンズ群G2の焦点距離、
ft:望遠端状態における全系の焦点距離。
本実施形態におけるレンズ配置の一例を挙げると、図1に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12とからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14とを配置して第1レンズ群G1とし、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とを配置して第2レンズ群G2とし、両凸形状の正レンズL31と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL33と両凸形状の正レンズL34とからなる接合レンズとを配置して第3レンズ群G3とし、両凸形状の正レンズL41と両凹形状の負レンズL42とからなる接合レンズを配置して持つ第4レンズ群G4とし、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52とからなる接合レンズを配置して第5レンズ群G5とする。このように準備した各レンズ群を、上述の手順で配置してズームレンズZLを製造する。
上記のズームレンズZLの製造方法によれば、高変倍でありながら、良好な光学性能を有するズームレンズを製造することができる。
これより本実施形態に係る各実施例について、図面に基づいて説明する。以下に、表1〜表6を示すが、これらは第1実施例〜第6実施例における各諸元の表である。
第1実施例に係る図1に対する各参照符号は、参照符号の桁数の増大による説明の煩雑化を避けるため、実施例ごとに独立して用いている。ゆえに、他の実施例に係る図面と共通の参照符号を付していても、それらは他の実施例とは必ずしも共通の構成ではない。
各実施例では収差特性の算出対象として、C線(波長656.3nm)、d線(波長587.6nm)、F線(波長486.1nm)、g線(波長435.8nm)を選んでいる。
表中の[レンズ諸元]において、面番号は光線の進行する方向に沿った物体側からの光学面の順序、Rは各光学面の曲率半径、Dは各光学面から次の光学面(又は像面)までの光軸上の距離である面間隔、ndは光学部材の材質のd線に対する屈折率、νdは光学部材の材質のd線を基準とするアッベ数をそれぞれ示す。物面は物体面、(可変)は可変の面間隔、曲率半径の「∞」は平面又は開口、(絞りS)は開口絞りS、像面は像面Iをそれぞれ示す。空気の屈折率「1.0000」は省略する。光学面が非球面である場合には、面番号に*印を付し、曲率半径Rの欄には近軸曲率半径を示す。
表中の[非球面データ]には、[レンズ諸元]に示した非球面について、その形状を次式(a)で示す。X(y)は非球面の頂点における接平面から高さyにおける非球面上の位置までの光軸方向に沿った距離を、Rは基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)を、κは円錐定数を、Aiは第i次の非球面係数を示す。「E-n」は、「×10-n」を示す。例えば、1.234E-05=1.234×10-5である。なお、2次の非球面係数A2は0であり、記載を省略する。
X(y)=(y2/R)/{1+(1−κ×y2/R21/2}+A4×y4+A6×y6+A8×y8+A10×y10 …(a)
表中の[全体諸元]において、fはレンズ全系の焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角(最大入射角、単位:°)、Yは像高、Bfは光軸上でのレンズ最終面から近軸像面までの距離、TLはレンズ全長(光軸上でのレンズ最前面からレンズ最終面までの距離にBfを加えたもの)を示す。但し、Bf(空気)およびTL(空気)は、フィルタFLを空気換算した値である。
表中の[可変間隔データ]において、広角端、中間焦点距離、望遠端の各状態における可変間隔の値Diを示す。なお、Diは、第i面と第(i+1)面の可変間隔を示す。
表中の[レンズ群データ]において、Gは群番号、群初面は各群の最も物体側の面番号、群焦点距離は各群の焦点距離を示す。
表中の[条件式]には、上記の条件式(1)〜(6)に対応する値を示す。
以下、全ての諸元値において、掲載されている焦点距離f、曲率半径R、面間隔D、その他の長さ等は、特記のない場合一般に「mm」が使われるが、ズームレンズは比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、単位は「mm」に限定されることなく、他の適当な単位を用いることが可能である。
ここまでの表の説明は全ての実施例において共通であり、以下での説明を省略する。
(第1実施例)
第1実施例について、図1、図2及び表1を用いて説明する。第1実施例に係るズームレンズZL(ZL1)は、図1に示すように、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とから構成される。
第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12とからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14とから構成される。
第2レンズ群G2は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とから構成される。
第3レンズ群G3は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL31と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL33と両凸形状の正レンズL34とからなる接合レンズとから構成される。両凸形状の正レンズL31の両面は、非球面である。
第4レンズ群G4は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL41と両凹形状の負レンズL42とからなる接合レンズで構成される。
第5レンズ群G5は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52とからなる接合レンズで構成される。両凸形状の正レンズL51の物体側面は、非球面である。
第3レンズ群G3の物体側には、光量を調節することを目的とした開口絞りSが設けられている。
第5レンズ群G5の像側には、フィルタFLが設けられている。フィルタFLは、像面Iに配設されるCCD等、固体撮像素子の限界解像以上の空間周波数をカットするためのローパスフィルタや赤外カットフィルタ等で構成されている。
本実施例に係るズームレンズZL1は、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、各レンズ群の間隔が変化するように、第1レンズ群G1から第5レンズ群G5までの全てのレンズ群を移動させる。具体的には、第1レンズ群G1を、物体側へ移動させる。第2レンズ群G2を、一旦像面側へ移動させ、その後物体側へ移動させる。第3レンズ群G3を、物体側へ移動させる。第4レンズ群G4を、一旦像面側へ移動させ、その後物体側へ移動させる。第5レンズ群G5を、像面側へ移動させる。開口絞りSを、第3レンズ群G3と一体となって、物体側へ移動させる。
下記の表1に、第1実施例における各諸元の値を示す。表1における面番号1〜33が、図1に示すm1〜m33の各光学面に対応している。
(表1)
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
物面 ∞
1 334.8603 2.3000 1.7859 44.17
2 83.1077 7.0000 1.4370 95.10
3 -772.5727 0.1000
4 87.2537 5.8122 1.4978 82.57
5 1342.4159 0.1000
6 98.7260 4.5143 1.4978 82.57
7 342.9176 D7(可変)
8 41.9147 1.0000 1.8830 40.66
9 11.9219 6.5000
10 -20.7730 0.8000 1.8348 42.73
11 -344.1828 0.1000
12 30.5891 2.6713 1.9459 17.98
13 -83.2782 1.5000
14 -19.1496 0.7000 1.6700 57.35
15 4309.2857 D15(可変)
16 ∞ 0.1000 (絞りS)
*17 11.4711 2.7045 1.5533 71.68
*18 -91.6831 2.9489
19 25.5216 1.0000 1.9037 31.31
20 10.5793 1.8797
21 16.4639 0.5000 1.7859 44.17
22 15.0193 3.0297 1.4978 82.57
23 -25.7395 D23(可変)
24 115.7933 2.6797 1.5317 48.78
25 -25.8235 0.5000 1.4978 82.57
26 15.9526 D26(可変)
*27 19.2159 2.2519 1.5891 61.15
28 -20.0000 0.5000 1.7174 29.57
29 -101.2812 D29(可変)
30 ∞ 0.2100 1.5168 63.88
31 ∞ 0.8500
32 ∞ 0.5000 1.5168 63.88
33 ∞ Bf
像面 ∞

[非球面データ]
面番号 κ A4 A6 A8 A10
17 0.7787 -4.4127E-05 2.5417E-07 6.1315E-09 0.0000E+00
18 1.0000 1.2195E-04 -4.0857E-08 7.2014E-09 -6.1745E-11
27 -34.1326 1.0673E-04 -3.2846E-06 5.1727E-08 0.0000E+00

[全体諸元]
ズーム比 87.00
広角端 中間焦点 望遠端
f 4.430 41.320 385.415
Fno 2.69789 4.62051 7.46514
ω 43.38857 5.48852 0.59127
Bf 0.400 0.400 0.400
Bf(空気) 6.253 1.750 0.942
TL 126.5640 167.9134 209.7638
TL(空気) 126.8060 168.1554 210.0058

[可変間隔データ]
可変間隔 広角端 中間焦点 望遠端
D7 0.75072 67.39058 102.85326
D15 57.5468 15.77846 2.48969
D23 3.10183 20.52426 15.49812
D26 6.64433 10.19066 35.70666
D29 5.61149 1.10796 0.30000

[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離
G1 1 129.99999
G2 8 -10.36057
G3 17 19.81736
G4 24 -40.00000
G5 27 31.99999

[条件式]
条件式(1) (−f2)/ft = 0.027
条件式(2) AVE1Grpvd = 76.10
条件式(3) G1vd = 44.17
条件式(4) D12t/D12w = 137.01
条件式(5) β2t/β2w = 13.50
条件式(6) f3/ft = 0.051
表1から、本実施例に係るズームレンズZL1は、条件式(1)〜(6)を満たすことが分かる。
図2は、第1実施例に係るズームレンズZL1の撮影距離無限遠における諸収差図(球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、コマ収差図及び倍率色収差図)であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態をそれぞれ示す。
各収差図において、FNOはFナンバー、Aは各像高に対する半画角(単位:°)を示す。dはd線、gはg線、CはC線、FはF線における収差を示す。また、これらの記載がないものは、d線における収差を示す。非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。なお、後述する各実施例の収差図においても、本実施例と同様の符号を用いる。
図2に示す各収差図から明らかなように、第1実施例に係るズームレンズZL1は、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第2実施例)
第2実施例について、図3、図4及び表2を用いて説明する。第2実施例に係るズームレンズZL(ZL2)は、図3に示すように、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とから構成される。
第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12とからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14とから構成される。
第2レンズ群G2は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とから構成される。
第3レンズ群G3は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL31と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL33と両凸形状の正レンズL34とからなる接合レンズとから構成される。両凸形状の正レンズL31の両面は、非球面である。
第4レンズ群G4は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL41と両凹形状の負レンズL42とからなる接合レンズで構成される。
第5レンズ群G5は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52とからなる接合レンズで構成される。両凸形状の正レンズL51の物体側面は、非球面である。
第3レンズ群G3の物体側には、光量を調節することを目的とした開口絞りSが設けられている。
第5レンズ群G5の像側には、フィルタFLが設けられている。フィルタFLは、像面Iに配設されるCCD等、固体撮像素子の限界解像以上の空間周波数をカットするためのローパスフィルタや赤外カットフィルタ等で構成されている。
本実施例に係るズームレンズZL2は、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、各レンズ群の間隔が変化するように、第1レンズ群G1から第5レンズ群G5までの全てのレンズ群を移動させる。具体的には、第1レンズ群G1を、物体側へ移動させる。第2レンズ群G2を、像面側へ移動させる。第3レンズ群G3を、一旦物体側へ移動させ、その後像面側へ移動させる。第4レンズ群G4を、一旦像面側へ移動させ、その後物体側へ移動させる。第5レンズ群G5を、像面側へ移動させる。開口絞りSを、第3レンズ群G3と一体となって、物体側へ移動させる。
下記の表2に、第2実施例における各諸元の値を示す。表2における面番号1〜33が、図3に示すm1〜m33の各光学面に対応している。
(表2)
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
物面 ∞
1 332.6865 2.3000 1.7880 47.35
2 68.7077 7.9529 1.4370 95.10
3 -792.4624 0.1000
4 75.9597 6.6000 1.4978 82.57
5 1080.6696 0.1000
6 95.1129 5.2000 1.4978 82.57
7 572.0061 D7(可変)
8 52.5449 1.0000 1.8348 42.73
9 11.4702 5.7000
10 -19.4639 0.8000 1.8160 46.59
11 -138.4066 0.1000
12 25.9493 2.6314 1.9459 17.98
13 -143.3398 1.5000
14 -21.1331 0.7000 1.7130 53.94
15 85.8491 D15(可変)
16 ∞ 0.1000 (絞りS)
*17 9.3923 3.0788 1.5533 71.68
*18 -154.0447 2.1252
19 20.7239 1.0000 1.9108 35.25
20 8.2675 2.0000
21 10.2754 0.5000 1.7859 44.17
22 7.9325 4.0000 1.4875 70.32
23 -26.6811 D23(可変)
24 44.3901 2.2259 1.5317 48.78
25 -233.6852 0.5000 1.4978 82.57
26 12.9802 D26(可変)
*27 17.9809 2.2407 1.5891 61.15
28 -20.0000 0.5000 1.7174 29.57
29 -147.4991 D29(可変)
30 ∞ 0.2100 1.5168 63.88
31 ∞ 0.8500
32 ∞ 0.5000 1.5168 63.88
33 ∞ Bf
像面 ∞

[非球面データ]
面番号 κ A4 A6 A8 A10
17 0.8353 -4.6313E-05 -3.6242E-07 2.9634E-09 0.0000E+00
18 1.0000 6.7198E-05 -4.0471E-07 1.0833E-08 -6.1745E-11
27 -0.5478 2.2570E-05 -1.3489E-06 4.5185E-08 0.0000E+00

[全体諸元]
ズーム比 70.00
広角端 中間焦点 望遠端
f 4.430 37.064 310.100
Fno 2.51999 5.81666 5.6272
ω 43.39058 6.11341 0.72895
Bf 0.400 0.400 0.400
Bf(空気) 5.899 3.357 0.942
TL 116.1281 140.7703 189.7467
TL(空気) 116.3701 141.0123 189.9887

[可変間隔データ]
可変間隔 広角端 中間焦点 望遠端
D7 0.75000 30.71122 94.88378
D15 47.52740 8.76826 1.87939
D23 2.92278 35.90870 20.00918
D26 5.00000 8.00000 18.01274
D29 5.25664 2.71478 0.30000

[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離
G1 1 119.50699
G2 8 -9.30300
G3 17 18.50000
G4 24 -39.35678
G5 27 31.99996

[条件式]
条件式(1) (−f2)/ft = 0.030
条件式(2) AVE1Grpvd = 76.90
条件式(3) G1vd = 47.35
条件式(4) D12t/D12w = 126.51
条件式(5) β2t/β2w = 14.30
条件式(6) f3/ft = 0.060
表2から、本実施例に係るズームレンズZL2は、条件式(1)〜(6)を満たすことが分かる。
図4は、第2実施例に係るズームレンズZL2の撮影距離無限遠における諸収差図(球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、コマ収差図及び倍率色収差図)であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態をそれぞれ示す。
図4に示す各収差図から明らかなように、第2実施例に係るズームレンズZL2は、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第3実施例)
第3実施例について、図5、図6及び表3を用いて説明する。第3実施例に係るズームレンズZL(ZL3)は、図5に示すように、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とから構成される。
第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12とからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14とから構成される。
第2レンズ群G2は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と両凸形状の正レンズL23とからなる接合レンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL24とから構成される。
第3レンズ群G3は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL31と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33と両凸形状の正レンズL34とからなる接合レンズとから構成される。両凸形状の正レンズL31の両面は、非球面である。
第4レンズ群G4は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL41と両凹形状の負レンズL42とからなる接合レンズで構成される。
第5レンズ群G5は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52とからなる接合レンズで構成される。両凸形状の正レンズL51の物体側面は、非球面である。
第3レンズ群G3の物体側には、光量を調節することを目的とした開口絞りSが設けられている。
第5レンズ群G5の像側には、フィルタFLが設けられている。フィルタFLは、像面Iに配設されるCCD等、固体撮像素子の限界解像以上の空間周波数をカットするためのローパスフィルタや赤外カットフィルタ等で構成されている。
本実施例に係るズームレンズZL3は、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、各レンズ群の間隔が変化するように、第1レンズ群G1から第5レンズ群G5までの全てのレンズ群を移動させる。具体的には、第1レンズ群G1を、物体側へ移動させる。第2レンズ群G2を、一旦像面側へ移動させ、その後物体側へ移動させる。第3レンズ群G3を、物体側へ移動させる。第4レンズ群G4を、一旦像面側へ移動させ、その後物体側へ移動させる。第5レンズ群G5を、像面側へ移動させる。開口絞りSを、第3レンズ群G3と一体となって、物体側へ移動させる。
下記の表3に、第3実施例における各諸元の値を示す。表3における面番号1〜32が、図5に示すm1〜m32の各光学面に対応している。
(表3)
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
物面 ∞
1 291.9703 2.3000 1.7859 44.17
2 72.3111 7.4243 1.4370 95.10
3 -1201.3878 0.1000
4 78.8924 6.4219 1.4978 82.57
5 1542.7728 0.1000
6 82.9135 5.2000 1.4978 82.57
7 311.2487 D7(可変)
8 60.7024 1.0000 1.8830 40.66
9 12.9654 5.9446
10 -22.2075 0.8000 1.7440 44.80
11 16.9140 3.7500 1.9229 20.88
12 -64.8769 1.7659
13 -15.7953 0.7000 1.6968 55.52
14 -45.5525 D14(可変)
15 ∞ 0.1000 (絞りS)
16 10.5140 2.9919 1.5533 71.68
*17 -58.4572 2.8910
*18 30.8667 1.0000 1.9037 31.31
19 9.3737 1.7411
20 14.0809 1.0000 1.7859 44.17
21 17.6611 3.0000 1.4978 82.57
22 -23.7336 D22(可変)
23 -558.9081 2.2109 1.5317 48.78
24 -37.3536 0.5000 1.4978 82.57
25 22.4761 D25(可変)
26 37.6571 2.0000 1.5891 61.15
*27 -20.0000 0.5000 1.7174 29.57
28 -30.9522 D28(可変)
29 ∞ 0.2100 1.5168 63.88
30 ∞ 0.8500
31 ∞ 0.5000 1.5168 63.88
32 ∞ Bf
像面 ∞

[非球面データ]
面番号 κ A4 A6 A8 A10
17 0.2984 2.2126E-05 -9.6783E-08 1.0853E-08 0.0000E+00
18 1.0000 7.4554E-05 -4.8732E-07 1.4048E-08 -6.1745E-11
27 15.0166 -8.4847E-05 6.1404E-08 -7.2871E-12 0.0000E+00

[全体諸元]
ズーム比 78.22
広角端 中間焦点 望遠端
f 4.430 39.179 346.505
Fno 2.43455 4.13217 6.96915
ω 43.38805 5.81887 0.66236
Bf 0.400 0.400 0.400
Bf(空気) 8.065 4.492 2.081
TL 115.1645 157.4796 199.5146
TL(空気) 115.4065 157.7216 199.7566

[可変間隔データ]
可変間隔 広角端 中間焦点 望遠端
D7 0.75000 59.34562 89.39655
D14 45.32590 12.31287 1.98552
D22 1.45649 18.75135 8.86102
D25 5.04939 8.04422 42.66202
D28 7.42269 3.84984 1.43902

[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離
G1 1 114.99999
G2 8 -9.35558
G3 16 18.46138
G4 23 -45.00007
G5 26 31.23415

[条件式]
条件式(1) (−f2)/ft = 0.027
条件式(2) AVE1Grpvd = 76.10
条件式(3) G1vd = 44.17
条件式(4) D12t/D12w = 119.20
条件式(5) β2t/β2w = 13.15
条件式(6) f3/ft = 0.053
表3から、本実施例に係るズームレンズZL3は、条件式(1)〜(6)を満たすことが分かる。
図6は、第3実施例に係るズームレンズZL3の撮影距離無限遠における諸収差図(球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、コマ収差図及び倍率色収差図)であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態をそれぞれ示す。
図6に示す各収差図から明らかなように、第3実施例に係るズームレンズZL3は、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第4実施例)
第4実施例について、図7、図8及び表4を用いて説明する。第4実施例に係るズームレンズZL(ZL4)は、図7に示すように、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とから構成される。
第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12とからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14とから構成される。
第2レンズ群G2は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL24とから構成される。
第3レンズ群G3は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL31と、両凹形状の負レンズL32と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33と両凸形状の正レンズL34とからなる接合レンズとから構成される。両凸形状の正レンズL31の両面は、非球面である。
第4レンズ群G4は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL41と物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL42とからなる接合レンズで構成される。
第5レンズ群G5は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52とからなる接合レンズで構成される。両凸形状の正レンズL51の物体側面は、非球面である。
第3レンズ群G3の物体側には、光量を調節することを目的とした開口絞りSが設けられている。
第5レンズ群G5の像側には、フィルタFLが設けられている。フィルタFLは、像面Iに配設されるCCD等、固体撮像素子の限界解像以上の空間周波数をカットするためのローパスフィルタや赤外カットフィルタ等で構成されている。
本実施例に係るズームレンズZL4は、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、各レンズ群の間隔が変化するように、第1レンズ群G1から第5レンズ群G5までの全てのレンズ群を移動させる。具体的には、第1レンズ群G1を、物体側へ移動させる。第2レンズ群G2を、像面側へ移動させる。第3レンズ群G3を、物体側へ移動させる。第4レンズ群G4を、一旦物体側へ移動させ、その後像面側へ移動させる。第5レンズ群G5を、像面側へ移動させる。開口絞りSを、第3レンズ群G3と一体となって、物体側へ移動させる。
下記の表4に、第4実施例における各諸元の値を示す。表4における面番号1〜33が、図7に示すm1〜m33の各光学面に対応している。
(表4)
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
物面 ∞
1 208.3815 2.3000 1.8044 39.61
2 71.5047 7.7255 1.4370 95.10
3 -765.8864 0.1000
4 74.8004 6.0964 1.4978 82.57
5 465.0253 0.1000
6 86.8705 5.2000 1.4978 82.57
7 390.6162 D7(可変)
8 101.8391 1.0000 1.7880 47.35
9 13.9500 5.7000
10 -26.1620 0.8000 1.8348 42.73
11 19.4555 0.1000
12 19.0787 3.2308 1.9229 20.88
13 -66.5101 1.1878
14 -17.6024 0.7000 1.6968 55.52
15 -108.5090 D15(可変)
16 ∞ 0.1000 (絞りS)
*17 10.4010 3.1500 1.5533 71.68
*18 -28.5808 2.0669
19 -293.1983 1.0000 1.8830 40.66
20 10.3933 1.5000
21 16.1238 1.0000 1.7859 44.17
22 34.1322 3.0000 1.4978 82.57
23 -14.4033 D23(可変)
24 743.7882 1.5000 1.5317 48.78
25 8.1699 1.0000 1.4978 82.57
26 16.6750 D26(可変)
*27 28.4599 2.0005 1.5891 61.25
28 -20.0000 0.5000 1.7174 29.57
29 -31.8276 D29(可変)
30 ∞ 0.2100 1.5168 63.88
31 ∞ 0.8500
32 ∞ 0.5000 1.5168 63.88
33 ∞ Bf
像面 ∞

[非球面データ]
面番号 κ A4 A6 A8 A10
17 0.7787 -4.4127E-05 2.5417E-07 6.1315E-09 0.0000E+00
18 1.0000 1.2195E-04 -4.0857E-08 7.2014E-09 -6.1745E-11
27 -34.1326 1.0673E-04 -3.2846E-06 5.1727E-08 0.0000E+00

[全体諸元]
ズーム比 67.15
広角端 中間焦点 望遠端
f 4.430 35.716 297.466
Fno 2.60507 4.87201 5.85857
ω 43.06494 6.33115 0.76345
Bf 0.400 0.400 0.400
Bf(空気) 6.181 1.642 0.950
TL 119.7472 161.2022 174.7740
TL(空気) 119.9892 161.4442 175.0160

[可変間隔データ]
可変間隔 広角端 中間焦点 望遠端
D7 0.75000 53.27134 81.00337
D15 49.83252 21.16730 1.00000
D23 2.84198 6.26878 18.82770
D26 8.01801 26.71375 20.84323
D29 5.53948 1.00000 0.30769

[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離
G1 1 107.05751
G2 8 -8.96757
G3 17 17.52950
G4 24 -30.00001
G5 27 27.53859

[条件式]
条件式(1) (−f2)/ft = 0.030
条件式(2) AVE1Grpvd = 74.96
条件式(3) G1vd = 39.61
条件式(4) D12t/D12w = 108.00
条件式(5) β2t/β2w = 12.35
条件式(6) f3/ft = 0.059
表4から、本実施例に係るズームレンズZL4は、条件式(1)〜(6)を満たすことが分かる。
図8は、第4実施例に係るズームレンズZL4の撮影距離無限遠における諸収差図(球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、コマ収差図及び倍率色収差図)であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態をそれぞれ示す。
図8に示す各収差図から明らかなように、第4実施例に係るズームレンズZL4は、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第5実施例)
第5実施例について、図9、図10及び表5を用いて説明する。第5実施例に係るズームレンズZL(ZL5)は、図9に示すように、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とから構成される。
第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12とからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14とから構成される。
第2レンズ群G2は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とから構成される。
第3レンズ群G3は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた正レンズL31と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL33と両凸形状の正レンズL34とからなる接合レンズとから構成される。両凸形状の正レンズL31の両面は、非球面である。
第4レンズ群G4は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL41と両凹形状の負レンズL42とからなる接合レンズで構成される。
第5レンズ群G5は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52とからなる接合レンズで構成される。両凸形状の正レンズL51の物体側面は、非球面である。
第3レンズ群G3の物体側には、光量を調節することを目的とした開口絞りSが設けられている。
第5レンズ群G5の像側には、フィルタFLが設けられている。フィルタFLは、像面Iに配設されるCCD等、固体撮像素子の限界解像以上の空間周波数をカットするためのローパスフィルタや赤外カットフィルタ等で構成されている。
本実施例に係るズームレンズZL5は、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、各レンズ群の間隔が変化するように、第1レンズ群G1から第5レンズ群G5までの全てのレンズ群を移動させる。具体的には、第1レンズ群G1を、物体側へ移動させる。第2レンズ群G2を、一旦像面側へ移動させ、その後物体側へ移動させる。第3レンズ群G3を、物体側へ移動させる。第4レンズ群G4を、物体側へ移動させる。第5レンズ群G5を、像面側へ移動させる。開口絞りSを、第3レンズ群G3と一体となって、物体側へ移動させる。
下記の表5に、第5実施例における各諸元の値を示す。表5における面番号1〜33が、図9に示すm1〜m33の各光学面に対応している。
(表5)
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
物面 ∞
1 263.0063 2.3000 1.7859 44.17
2 82.7549 7.0000 1.4370 95.10
3 -1109.1351 0.1000
4 85.5748 5.8000 1.4370 95.10
5 520.4380 0.1000
6 84.6851 5.0982 1.4978 82.57
7 302.4541 D7(可変)
8 49.5072 1.0000 1.8830 40.66
9 11.5546 5.7000
10 -21.8668 0.8000 1.8348 42.73
11 -21914.3660 0.1000
12 28.1612 3.7500 1.9229 20.88
13 -46.2757 1.5083
14 -19.3983 0.7000 1.6968 55.46
15 259.7592 D15(可変)
16 ∞ 0.1000 (絞りS)
*17 11.6667 2.7000 1.5533 71.68
*18 8376.3479 2.0436
19 18.0472 1.0000 1.9037 31.31
20 11.0864 2.0000
21 17.1967 0.5000 1.7995 42.09
22 10.6441 3.0000 1.4978 82.57
23 -28.9001 D23(可変)
24 -105.3136 2.4205 1.5317 48.78
25 -17.9207 0.5000 1.4978 82.57
26 22.9810 D26(可変)
*27 29.1256 2.0436 1.5891 61.25
28 -20.0000 0.5000 1.7174 29.57
29 -45.0948 D29(可変)
30 ∞ 0.2100 1.5168 63.88
31 ∞ 0.8500
32 ∞ 0.5000 1.5168 63.88
33 ∞ Bf
像面 ∞

[非球面データ]
面番号 κ A4 A6 A8 A10
17 0.9914 -2.7993E-05 -4.2955E-07 1.1909E-08 0.0000E+00
18 1.0000 5.0164E-05 -4.0760E-07 1.8325E-08 -6.1745E-11
27 -3.5175 1.1021E-05 -2.3098E-07 1.6357E-08 0.0000E+00

[全体諸元]
ズーム比 97.00
広角端 中間焦点 望遠端
f 4.430 43.630 429.712
Fno 2.70160 5.08497 8.28574
ω 43.39124 5.27441 0.53600
Bf 0.400 0.400 0.400
Bf(空気) 10.972 1.642 1.623
TL 130.7843 173.5863 217.4697
TL(空気) 131.0263 173.8283 217.7117

[可変間隔データ]
可変間隔 広角端 中間焦点 望遠端
D7 0.75000 68.26231 102.51459
D15 60.14750 19.05527 3.07934
D23 1.33023 16.10976 11.63827
D26 5.74536 16.66072 46.75849
D29 10.3295 1.00000 0.98126

[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離
G1 1 129.99999
G2 8 -10.74275
G3 17 20.08616
G4 24 -40.00002
G5 27 34.00000

[条件式]
条件式(1) (−f2)/ft = 0.025
条件式(2) AVE1Grpvd = 79.24
条件式(3) G1vd = 44.17
条件式(4) D12t/D12w = 136.69
条件式(5) β2t/β2w = 14.30
条件式(6) f3/ft = 0.047
表5から、本実施例に係るズームレンズZL5は、条件式(1)〜(6)を満たすことが分かる。
図10は、第5実施例に係るズームレンズZL5の撮影距離無限遠における諸収差図(球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、コマ収差図及び倍率色収差図)であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態をそれぞれ示す。
図10に示す各収差図から明らかなように、第5実施例に係るズームレンズZL5は、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第6実施例)
第6実施例について、図11、図12及び表6を用いて説明する。第6実施例に係るズームレンズZL(ZL6)は、図11に示すように、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5と、正の屈折力を持つ第6レンズ群G6とから構成される。
第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12とからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14とから構成される。
第2レンズ群G2は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とから構成される。
第3レンズ群G3は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL33と両凸形状の正レンズL34とからなる接合レンズで構成される。両凸形状の正レンズL31の両面は、非球面である。
第4レンズ群G4は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL41と両凹形状の負レンズL42とからなる接合レンズで構成される。
第5レンズ群G5は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52とからなる接合レンズで構成される。両凸形状の正レンズL51の物体側面は、非球面である。
第6レンズ群G6は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL61で構成される。
第3レンズ群G3の物体側には、光量を調節することを目的とした開口絞りSが設けられている。
第6レンズ群G6の像側には、フィルタFLが設けられている。フィルタFLは、像面Iに配設されるCCD等、固体撮像素子の限界解像以上の空間周波数をカットするためのローパスフィルタや赤外カットフィルタ等で構成されている。
本実施例に係るズームレンズZL6は、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、各レンズ群の間隔が変化するように、第1レンズ群G1から第6レンズ群G6までの全てのレンズ群を移動させる。具体的には、第1レンズ群G1を、物体側へ移動させる。第2レンズ群G2を、像面側へ移動させる。第3レンズ群G3を、物体側へ移動させる。第4レンズ群G4を、物体側へ移動させる。第5レンズ群G5を、像面側へ移動させる。第6レンズ群G6を、物体側へ移動させる。開口絞りSを、第3レンズ群G3と一体となって、物体側へ移動させる。
下記の表6に、第6実施例における各諸元の値を示す。表6における面番号1〜35が、図11に示すm1〜m35の各光学面に対応している。
(表6)
[レンズ諸元]
面番号 R D nd νd
物面 ∞
1 185.9259 2.3000 1.900433 37.37
2 93.7725 7.0058 1.437001 95.10
3 -2966.2960 0.1000
4 90.7425 5.1630 1.437001 95.10
5 576.7002 0.1000
6 91.5818 4.5000 1.497820 82.57
7 271.0724 D7(可変)
8 85.5699 1.0000 1.883000 40.66
9 13.7260 8.0241
10 -25.3126 0.8000 1.834810 42.73
11 100.2702 0.1000
12 32.0359 3.4979 1.922860 20.88
13 -40.2295 1.9112
14 -20.0004 0.7000 1.696802 55.46
15 534.4663 D15(可変)
16 ∞ 0.1000 (絞りS)
*17 11.8578 2.7000 1.553319 71.68
*18 358.4613 2.0000
19 15.5677 1.0000 1.903658 31.31
20 11.2909 1.5000
21 18.2012 0.5000 1.799520 42.09
22 9.1742 3.0523 1.497820 82.57
23 -39.5155 D23(可変)
24 -147.7108 2.5218 1.53172 48.78
25 -28.3514 0.5000 1.49782 82.57
26 21.1401 D26(可変)
*27 38.0765 2.0000 1.58913 61.25
28 -20.0000 0.5000 1.71736 29.57
29 -34.6793 D29(可変)
30 -35.0000 1.1441 1.49782 82.57
31 -30.0000 D31(可変)
32 ∞ 0.2100 1.51680 63.88
33 ∞ 0.8500
34 ∞ 0.5000 1.51680 63.88
35 ∞ Bf
像面 ∞

[非球面データ]
面番号 κ A4 A6 A8 A10
17 1.0048 -2.5489E-05 -3.9473E-07 9.6614E-09 0.0000E+00
18 1.0000 3.9703E-05 -3.5578E-07 1.5790E-08 -6.1745E-11
27 1.0000 -2.7472E-05 6.8463E-07 -1.6469E-08 0.0000E+00

[全体諸元]
ズーム比 97.00
広角端 中間焦点 望遠端
f 4.430 43.631 429.720
Fno 2.92486 5.69847 8.77338
ω 43.21864 5.26157 0.53559
Bf 0.400 0.400 0.400
Bf(空気) 9.938 1.860 0.942
TL 138.4644 180.7524 212.5374
TL(空気) 138.7064 180.9944 212.7794

[可変間隔データ]
可変間隔 広角端 中間焦点 望遠端
D7 0.75000 67.31512 100.20497
D15 65.74525 22.59867 1.00000
D23 2.75173 14.55177 30.65337
D26 5.38192 20.23914 24.82268
D29 9.29589 1.21841 0.30000
D31 0.10000 0.37749 1.09589

[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離
G1 1 129.99999
G2 8 -10.65737
G3 17 21.00000
G4 24 -38.30835
G5 27 33.99853
G6 30 392.02507

[条件式]
条件式(1) (−f2)/ft = 0.025
条件式(2) AVE1Grpvd = 77.54
条件式(3) G1vd = 37.37
条件式(4) D12t/D12w = 133.616
条件式(5) β2t/β2w = 12.35
条件式(6) f3/ft = 0.049
表6から、本実施例に係るズームレンズZL6は、条件式(1)〜(6)を満たすことが分かる。
図12は、第6実施例に係るズームレンズZL6の撮影距離無限遠における諸収差図(球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、コマ収差図及び倍率色収差図)であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態をそれぞれ示す。
図12に示す各収差図から明らかなように、第6実施例に係るズームレンズZL6は、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
ここまで本発明を分かりやすくするために、実施形態の構成要件を付して説明したが、本発明がこれに限定されるものではないことは言うまでもない。
例えば、上記実施例では、5群、6群構成を示したが、他の群構成にも適用可能である。また、最も物体側にレンズまたはレンズ群を追加した構成や、最も像側にレンズまたはレンズ群を追加した構成でも構わない。また、レンズ群とは、変倍時に変化する空気間隔で分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分を示す。
本実施形態に係るズームレンズZLにおいて、単独または複数のレンズ群、または部分レンズ群を光軸方向に移動させて、無限遠物体から近距離物体への合焦を行う合焦レンズ群としてもよい。この合焦レンズ群は、オートフォーカスにも適用することができ、オートフォーカス用の(超音波モーター等を用いた)モーター駆動にも適している。特に、第4レンズ群G4を合焦レンズ群とするのが好ましい。また、第5レンズ群G5を合焦レンズ群としてもよい。あるいは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5とを同時に動かして、合焦を行うことも可能である。
本実施形態に係るズームレンズZLにおいて、レンズ群または部分レンズ群を光軸に垂直な方向の成分を持つように移動させるか、或いは光軸を含む面内方向に回転移動(揺動)させて、手ブレによって生じる像ブレを補正する防振レンズ群としてもよい。特に、第3レンズ群G3を防振レンズ群とするのが好ましい。
本実施形態に係るズームレンズZLにおいて、レンズ面は、球面または平面で形成されても、非球面で形成されても構わない。レンズ面が球面または平面の場合、レンズ加工および組立調整が容易になり、加工および組立調整の誤差による光学性能の劣化を防げるので好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないので好ましい。レンズ面が非球面の場合、非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。また、レンズ面は回折面としてもよく、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)あるいはプラスチックレンズとしてもよい。
本実施形態に係るズームレンズZLにおいて、開口絞りSは、第3レンズ群G3の近傍に配置されるのが好ましいが、開口絞りとしての部材を設けずに、レンズの枠でその役割を代用してもよい。
本実施形態に係るズームレンズZLにおいて、各レンズ面に、フレアやゴーストを軽減し高コントラストの高い光学性能を達成するために、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施してもよい。
ZL(ZL1〜ZL6) ズームレンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G6 第6レンズ群
S 開口絞り
FL フィルタ
I 像面
CAM デジタルスチルカメラ(光学機器)

Claims (9)

  1. 光軸に沿って物体側より順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、負の屈折力を持つ第4レンズ群と、正の屈折力を持つ第5レンズ群とを有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行い、
    前記第1レンズ群は、3枚以上のレンズで構成され、
    前記第5レンズ群は、広角端状態から望遠端状態への変倍時に像面側へ移動し、
    以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    0.020 < (−f2)/ft < 0.031
    但し、
    f2:望遠端状態における前記第2レンズ群の焦点距離、
    ft:望遠端状態における全系の焦点距離。
  2. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    74.00 < AVE1Grpvd < 80.00
    36.00 < G1vd < 48.00
    但し、
    AVE1Grpvd:前記第1レンズ群内のレンズのd線を基準とするアッベ数の平均、
    G1vd:前記第1レンズ群内の最も物体側に配置されたレンズのd線を基準とするアッベ数。
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
    100.00 < D12t/D12w < 140.00
    但し、
    D12t:望遠端状態における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔、
    D12w:広角端状態における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔。
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
    12.34 < β2t/β2w < 14.40
    但し、
    β2t :望遠端状態における前記第2レンズ群の倍率、
    β2w :広角端状態における前記第2レンズ群の倍率。
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のズームレンズ。
    0.04 < f3/ft < 0.06
    但し、
    f3:望遠端状態における前記第3レンズ群の焦点距離。
  6. 前記第3レンズ群は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正レンズと、負レンズと、負レンズと、正レンズとから構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の非球面レンズを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のズームレンズを搭載することを特徴とする光学機器。
  9. 光軸に沿って物体側より順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、負の屈折力を持つ第4レンズ群と、正の屈折力を持つ第5レンズ群とを有し、各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズの製造方法であって、
    前記第1レンズ群は、3枚以上のレンズで構成され、
    前記第5レンズ群は、広角端状態から望遠端状態への変倍時に像面側へ移動し、
    以下の条件式を満足するように、
    レンズ鏡筒内に各レンズを配置することを特徴とするズームレンズの製造方法。
    0.020 < (−f2)/ft < 0.031
    但し、
    f2:望遠端状態における前記第2レンズ群の焦点距離、
    ft:望遠端状態における全系の焦点距離。
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