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JP2016064146A - ペッサリー装置のアレイ - Google Patents

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JP2016064146A
JP2016064146A JP2015235124A JP2015235124A JP2016064146A JP 2016064146 A JP2016064146 A JP 2016064146A JP 2015235124 A JP2015235124 A JP 2015235124A JP 2015235124 A JP2015235124 A JP 2015235124A JP 2016064146 A JP2016064146 A JP 2016064146A
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JP2015235124A
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ナンシー、カラパシャ
Karapasha Nancy
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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Abstract

【課題】小型で有効であり、使用及び特定が容易である失禁防止用ペッサリー装置を提供する。
【解決手段】非膨張式のアレイであり、頂部、底部、長さ、頂部と底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、最小直径を有する第1のペッサリー装置を含み、第1のペッサリー装置500は、尿道に圧力を提供する前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を有し、圧力領域は、25mm未満の最大直径を含む。さらに、アレイは、頂部、底部、長さ、頂部と底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、最小直径を有する第2のペッサリー装置510も含み、第2のペッサリー装置は、膣壁を通じてユーザー尿道に圧力を提供する前膣壁と後膣壁との間に延びる、第1のペッサリー装置の最大直径より大きくてもよい25mm未満の最大直径は圧力領域を有する構成とする。
【選択図】図3

Description

本出願は女性の失禁を軽減するためのペッサリー装置に関する。より具体的には、本発明はペッサリー装置のアレイに関する。
身体の通常の筋肉機能が意図しない尿の漏れを防止できなくなることによって起こる尿失禁は女性、特に高齢の女性における一般的な疾患である。女性の50%までもが不随意的な尿漏れを時折経験しており、女性の約25%がこの問題に対処するためにいずれかの時点で医師の診察を受けているものと推定されている。最も一般的なタイプの尿失禁である腹圧性尿失禁は、運動、咳、くしゃみ、笑いなどによる腹圧の上昇によって引き起こされる不随意的な尿漏れである。腹圧性尿失禁が起きる場合、多くの場合、尿道及び膀胱頸部が骨盤底の高さよりも低い位置に異常に下降することによって尿失禁が引き起こされる。多くの女性が失禁に対処するために生理用ナプキン又はおむつを着用し、外科手術に頼る女性も中にはいる。
ペッサリー装置は女性における不随意的な排尿を軽減することが知られている。こうした装置は、膣内を圧迫し膀胱を支持するような配置に設計されている。典型的なペッサリー装置は、使用時は直径が大きく、弾性的に拡張・膨張し、又は広がり、膣内部に圧迫をもたらす。このようなペッサリー装置は、ユーザーにとっては不快であり得、及び/又は膣内にペッサリー装置を挿入する前若しくは挿入時に、ユーザーが装置を起動又は操作する必要がある。これは、望ましくない使用経験となり得る。
一般的にペッサリー装置は医師により処方される。これは、処方箋を入手し、調剤することをユーザーに要求する場合があり、これは不便である。更に、ユーザーがペッサリー装置を処方箋なく購入する場合、ユーザーがその人の状況に対して正しい装置を購入しているかどうか、容易に判断することが出来ない場合がある。
結果として、使用中に、改善された快適性を備えたペッサリー装置に対する必要性がある。小型であるが、有効なペッサリー装置に対する必要性も残っている。更に、毎日使用することができる使い捨てペッサリー装置に対する必要性が残っている。更に、使用及び特定が容易であるペッサリー装置に関する必要性が残っている。
非膨張式ペッサリー装置のアレイが提供される。このアレイは、頂部、底部、長さ、頂部と底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、最大直径より小さい最小直径を有する第1のペッサリー装置を含む。第1のペッサリー装置は、ユーザーの膣壁を通じてユーザーの尿道に圧力を提供するために、ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を有しており、この圧力領域は最大直径を含んでおり、前記最大直径は25mm未満である。アレイは、頂部、底部、長さ、頂部と底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、最大直径より小さい最小直径を有する第2のペッサリー装置も含む。第2のペッサリー装置は、ユーザーの膣壁を通じてユーザーの尿道に圧力を提供するために、ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を有しており、この圧力領域は最大直径を含み、最大直径は25mm未満である。
第2のペッサリー装置の最大直径は、前記第1のペッサリー装置の最大直径より大きくてもよい。
非膨張式ペッサリー装置のアレイも提供される。このアレイは、頂部、底部、長さ、頂部と底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、最大直径より小さい最小直径を有する第1のペッサリー装置を含む。第1のペッサリー装置は、ユーザーの膣壁を通じてユーザーの尿道に圧力を提供するために、ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を有しており、圧力領域は最大直径を含んでおり、この最大直径は25mm未満である。第1のペッサリー装置ペッサリー装置は、女性の膣内に挿入されたときに、第1の圧力を女性の膣壁の第1の部分に適用する。アレイは、頂部、底部、長さ、頂部と底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、最大直径より小さい最小直径を有する第2のペッサリー装置も含む。第2のペッサリー装置は、ユーザーの膣壁を通じてユーザーの尿道に圧力を提供するために、ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を含んでおり、圧力領域は最大直径を含んでおり、この最大直径は25mm未満である。第2のペッサリー装置ペッサリー装置は、女性の膣内に挿入されたときに、第2の圧力を女性の膣壁の第1の部分に適用し、第2のペッサリー装置の最大直径は第1のペッサリー装置の最大直径より大きい。
女性用衛生製品のアレイが更に提供される。このアレイは、第1の寸法、この第1の寸法よりも大きい第2の寸法を有する第2の非膨張式ペッサリー装置、第1の吸収性を有する第1の吸収性物品、及び、第1の吸収性より大きい第2の吸収性を有する第2の吸収性物品を有する第1の非膨張式ペッサリー装置を含む。
本明細書の末尾には、本発明の主題を具体的に特定すると共に個別に請求する「特許請求の範囲」が添付されているが、本発明は以下の説明を付属の図面と共に参照することで更に容易に理解されると考えられる。
ペッサリー装置の側面図。 図1Aのペッサリー装置の斜視図。 ペッサリー装置の側面図。 図2Aのペッサリー装置の斜視図。 ペッサリー装置のアレイ。 女性用衛生物品のアレイ。
本発明は、女性の膣に挿入されて不随意の尿失禁を抑制するのを助ける、ペッサリー装置のアレイに関する。ペッサリー装置は非膨張式であり、寸法が小さく、使用中に改善された快適性を提供することができる。ペッサリー装置は、ユーザーの膣壁を通じてユーザーの尿道に圧力を提供するために、ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を含むことができる。圧力領域は、ペッサリーの最大直径を含んでおり、この最大直径は25mm未満である。ペッサリー装置は第1の圧力領域から遠位に設けられた第2の圧力領域も含むことができる。更に、ペッサリー装置は、ペッサリー装置の最小直径を含み得る可撓性領域も含んでもよい。可撓性領域は、圧力領域よりも可撓性であり、圧力領域は、例えばユーザーが咳をするときなど、高応力条件下において可撓性領域よりも抵抗性である。これは小型で快適であるにもかかわらず、有効なペッサリー装置を提供することができる。
腹圧性尿失禁症の女性は、例えば、運動、咳、くしゃみ、笑い、又はバルサルバ効果など、腹圧の上昇よる不随意的な尿漏れを経験することがある。この尿漏れは、膀胱及び/又は尿道を支持する筋肉及び結合組織が減退する、又は損傷を受けて、応力が生じたときに膀胱及び/又は尿道を充分に支持することができず、尿漏れにつながると考えられている。出産、更年期、負傷、手術、及び、骨盤内臓器脱による身体的な変化は多くの場合、腹圧性尿失禁を生じさせる場合がある。驚いたことに、本明細書に説明するペッサリー装置は、腹圧の上昇時に尿漏れを防ぐのに充分な耐性を提供しながら、可撓性のままであり続け、かつ、装着中に快適性をもたらすのに充分小さい。
一般的に、店頭では、女性にとって、どのタイプ又は寸法のペッサリー装置が、その人の寸法及び条件に適しているかを特定するのは難しい場合がある。本発明は様々な寸法の非膨張式ペッサリー装置のアレイを提供する。ペッサリー装置は、2つ又はそれ以上の寸法で提供することができ、これは2つ又はそれ以上の寸法の吸収性物品に対応することができる。例えば、様々な寸法のペッサリー装置は、例えば、ライト、レギュラー、スーパー、又はスーパープラスなど、一般的なタンポン吸収性表示器を使用して特定することができる。別の方法としては、様々な寸法のペッサリー装置は、例えば、小、中、大、特大など、一般的な成人用失禁用吸収性表示器を使用して特定することができる。様々な寸法のペッサリー装置は、例えば、ウルトラ、レギュラー、スーパー、夜用等の一般的な生理用ナプキン吸収性表示器を使用して特定することもできる。そのような表示器は、ユーザーの状況に最も適したペッサリー装置の選択を容易にすることができる。
アレイは、ペッサリー装置の任意の適した構成を有することができる。例えば、アレイは、少なくとも約1mm、少なくとも約2mm、少なくとも約3mm、少なくとも約4mm、少なくとも約5mm、少なくとも約6mm、少なくとも約7mm、少なくとも約8mm、少なくとも約9mm、又はそれよりも大きく異なる最大直径の2つ又はそれ以上のペッサリー装置を含んでもよい。更に、又は別の方法としては、アレイは、女性の膣内に挿入されたときに、女性の膣壁の第1の部分に装置が適用する圧力の量が異なる、2つ又はそれ以上のペッサリー装置を含んでもよく、例えば、女性の膣内に挿入されたときに、第2のペッサリー装置は、女性の膣壁の第1の部分に第1のペッサリー装置よりも例えば少なくとも約5%多い圧力を、例えば少なくとも約10%多い圧力を、少なくとも約15%多い圧力を、少なくとも約20%多い圧力を、少なくとも約25%多い圧力を、少なくとも約30%多い圧力を、少なくとも約35%多い圧力を、少なくとも約40%多い圧力を、少なくとも約45%多い圧力を、又は少なくとも約50%多い圧力を提供する。
ペッサリー装置は、別々のパッケージに含まれてもよく、あるいは同一のパッケージに含まれてもよい。例えば、第1のペッサリー装置は第1のパッケージに含まれてもよく、第2のペッサリー装置は第2のパッケージに含まれてもよい。更に、アレイは、例えば、第1の吸収性物品及び第2の吸収性物品を含め、女性衛生デバイスを含んでもよい。第1の吸収性物品は第1のパッケージ内であってもよく、第2の吸収性物品は第2のパッケージ内であってもよい。更に、ペッサリー装置及び吸収性物品はそれぞれ、アプリケータ内で別々に含まれてもよい(例えば、吸収性物品がタンポンであり、アプリケータが包装紙に含むことができる、など)。包装されたアプリケータは、パッケージ内に配置され得る。アレイ内の各製品は、アレイ内の1つ又は2つ以上の他の製品と調製されてもよい。
本明細書で使用するとき、「アプリケータ」とは、哺乳類の外口へのペッサリー装置の挿入を容易にする装置又は器具を指す。代表的なアプリケータとしては、例えばテレスコープ式アプリケータ、チューブ・アンド・プランジャ式アプリケータ、及び、コンパクトアプリケータなどが挙げられる。
本明細書で使用するとき、「接合した」又は「取り付けた」という用語は、第1の要素を第2の要素に直接固着することによって第1の要素を第2の要素に直接固定する構成、第1の要素を中間部材に固着し、次にその中間部材を第2の要素に固着することによって第1の要素を第2の要素に間接的に固定する構成、及び第1の要素が第2の要素と一体化している構成、すなわち第1の要素が本質的に第2の要素の一部分である構成を包含する。
本明細書で使用するとき、「非膨張式」とは、使用前又は使用中に膨張しない装置、例えば使用前又は使用中に実質的に寸法が増加しない装置を指す。例えば、非膨張式装置は実質的に増加しない直径及び/又は容積を有する。対称的に、本明細書で使用するとき、「膨張可能」は、寸法又は容積が使用前又は使用中に増加する装置、例えば、直径及び/又は長さが増加し、繊維性若しくは吸収性ゲル化材料構造体内に流体を給する、ないしは別の方法で、例えば膨張、吸収、機械的、ユーザー操作、又は他の手段によって、第1の寸法又は容積から、第2の寸法又は容積に変化する装置を指す。体温で生じる可能性のあるいずれかの熱膨張による、非膨張式装置へのごくわずかな変化は「膨張」とは考えられない。
本明細書で用いる「ペッサリー装置」、すなわち、より詳細には「失禁用ペッサリー装置」とは、女性の尿失禁の頻度及び/又は程度を低減するために膣内に配置されるように、特に設計、構成、及び/又は適するようにされた装置を指す。「ペッサリー装置」は、尿の漏れの軽減、並びに/又は、子宮脱、及び/若しくは膀胱脱を支持する目的のための、任意の種類の実質的に非吸収性の構造体を含んでもよい。ペッサリー装置は、生理用タンポンは含まない。
本明細書で使用するとき、用語「視覚的しるし」とは、ユーザーにとって視覚的に知覚可能な1つ以上の表示又は合図を指す。「視覚的に知覚可能」とは、標準的な100ワットの白熱電球の照度に少なくとも相当する照明の下で、1メートルの距離から、ヒトの観察者が、肉眼(近視、遠視、若しくは乱視を補正するために適合される標準的な矯正レンズ、又は他の矯正視力を例外とする)によって視覚的な表示器を視覚的に認識できることを意味する。本明細書で使用するとき、用語「色」には、例えば白色、黒色、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色、スミレ色、茶色、及び/又は他の任意の色などの、任意の色が含まれている。
本明細書で使用するとき、「女性衛生物品」は、生理用ナプキン、パンティライナー、陰唇間物品、失禁用パッド、タンポン、及び、ペッサリー装置を含め、女性衛生物品などを指す。女性衛生物品は、生理用ナプキン、パンティライナー、陰唇間物品、失禁用パッド、及び、タンポンを含む、吸収性女性衛生の物品であってもよい。
本明細書で使用するとき、用語「膣管」は、ヒトの女性の体の外陰部内の内生殖器を指す。本明細書で使用するとき、用語「膣管」又は「膣内」は、膣の入口(膣括約筋と呼ばれることもある)と子宮頸管との間に位置する空間を指すことを意図する。
例示のペッサリー装置10が図1A及び1Bに示される。ペッサリー装置10は、上部20、下部30、中央部分40、上部20の圧力領域50、下部30の圧力領域60、最大直径D、最小直径D、上部20から中央部分40まで延びる傾斜部80、中央部分40から下部30まで延びる傾斜部90、長手方向軸線(L)、及び、横方向軸線(T)を含む。図1A及び1Bに示されるように、ペッサリー装置10は、凸状部分110を含む頂部100、凸状部分130を含む底部120、凹状部分150を含む側部140を有することができる。ペッサリー装置は、長手方向軸線を中心に対称的であってもよく、例えば、底部が円形であり、長手方向軸を中心に対称的である実施例を含む。ペッサリー装置は、最小直径Dより大きい第3の直径Dを含んでもよく、凸状部分110は最大直径Dと位置合わせされて圧力領域50を提供することができ、凸状部分130は最大直径Dと位置合わせされて圧力領域60を提供することができる。更に、凹状部分150は、最小直径Dと位置合わせされて可撓性領域160を形成することができる。
図2A及び2Bは、ペッサリー装置10を示す。ペッサリー装置10は、上部20、下部30、中央部分40、上部20の圧力領域50、下部30の圧力領域60、最大直径D、最小直径D、上部20から中央部分40まで延びる傾斜部80、中央部分40から下部30まで延びる傾斜部90、長手方向軸線(L)、及び、横方向軸線(T)を含む。
図2A及び2Bに示されるように、ペッサリー装置10は、凸状部分110を含む頂部100、凸状部分130を含む底部120、凹状部分150を含む側部140を有することができる。図2A及び2Bに示されるペッサリー装置は、図1A及び1Bに示されるペッサリー装置の上方の傾斜部80よりも大きい、上方の傾斜部80を有する。更に、図2A及び2Bに示されるペッサリー装置は、図2A及び2Bに示されるペッサリー装置の下方の傾斜部90よりも大きい、下方の傾斜部90を有する。
図3はペッサリー装置のアレイを示す。このアレイは、第1のペッサリー装置500、第2のペッサリー装置510、第3のペッサリー装置520を含む。第1のペッサリー装置500は、第1のパッケージ530内にパッケージ化されてもよく、第2のペッサリー装置510は、第2のパッケージ540内にパッケージ化されてもよく、第3のペッサリー装置520は、第3のパッケージ550内にパッケージ化されてもよい。ペッサリー装置500、510、及び、520はそれぞれ様々な最大直径を有してもよい。更に、又は別の方法としては、ペッサリー装置500、510、及び、520、女性の膣内に挿入されたときに、様々な量の圧力を女性膣壁に提供することができる。ペッサリー装置500、510、及び、520はまた、様々な長さ及び/又は様々な重量を有してもよい(適している場合)。
図4は吸収性物品のアレイを示す。アレイは第1の吸収性を有する第1のタンポン600、第2の吸収性を有する第2のタンポン610、及び、第3の吸収性を有する第3のタンポン620を含む。第1のタンポン600は、第1のパッケージ630内にパッケージ化されてもよく、第2のタンポン610は、第2のパッケージ640内にパッケージ化されてもよく、第3のペッサリー装置620は、第3のパッケージ650内にパッケージ化されてもよい。
一般的に、ペッサリー装置は使用経験中に寸法が変わらない。すなわち、ペッサリー装置は、ユーザーによる挿入前、並びに使用中及び取り外し中で、寸法及び直径が同じである。例えば、ペッサリー装置は、その最初の寸法から膨張可能でない、又は拡張可能でなく、ペッサリー装置は、ユーザーの身体への挿入のために圧縮もされず、またユーザーの身体からの引き抜きのためにも圧縮されない。ペッサリー装置の一部分又は領域(例えば最小直径を有する領域など)は曲がってもよく、又は変形されてもよいが、ペッサリー装置は拡張せず、変形の後はその最初の形状に戻る。このため、ペッサリー装置は、ユーザーに対して、使用中(例えば、挿入前若しくは後、又は引き抜き前)にペッサリー装置の寸法若しくは形状の変更を要求するいずれかの機械的又は他の手段を含まない。これは、引き抜き時に、使用中と同じ寸法を有するペッサリー装置を提供し、これは使用中及び引き抜き時に、改善された快適性を提供することができる。
ペッサリー装置は、ユーザーの膣壁を通じて尿道に圧力を提供するために、例えば底部又は頂部においてなど、消費者の前膣壁と後膣壁との間に延びて、ペッサリーの最大直径を有する圧力領域を有してもよい。更に、ペッサリー装置は、最小直径と比較して、増加した直径を有している、第2の圧力領域を有してもよく、この第2の圧力領域は、第1の圧力領域から離れた地点において、ユーザーの膣壁を通じて尿道に圧力を提供することができる。第1の圧力領域及び第2の圧力領域は、任意の適した距離によって、例えば少なくとも約5mm、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約20mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、少なくとも約50mm、又はいずれか他の適した距離によって分離されてもよい。
ペッサリー装置は、例えば4つ以下の圧力領域、3つ以下の圧力領域、2つ以下の圧力領域、1つの圧力領域、又はいずれか他の適した数の圧力領域など、任意の適した数の圧力領域を有してもよい。
圧力領域は、ユーザーの膣壁(例えば葉又は他の突出部を含め)に圧力を提供する任意の適した形状(例えば凸状の形など)であってもよい。圧力領域は、実質的に円形の断面を有してもよい。ペッサリー装置は、可撓性領域において曲げ又は移動を可能にすることによって、ペッサリー装置に可撓性をもたらすことができる最小直径領域も含んでもよい。可撓性領域は、例えば凹状(concave)、凹凸(indented)等など、任意の適した形状であってもよく、例えば実質的に円形の断面など、任意の適した断面を有してもよい。
ペッサリー装置は、女性の膣内部に配置されたときに抵抗力をもたらし得る。例えば、ペッサリー装置が、膣内に挿入されるとき、腹圧の上昇は、ユーザーの膣壁を通じてペッサリー装置に力として働く場合がある。ペッサリー装置が膣内に縦方向に配置されたとき、すなわち、ペッサリー装置の頂部が子宮頸管に向けて配置され、ペッサリー装置の底部が膣の入口に向けて配置され、ペッサリー装置の長さが全体的に膣の長さと位置合わせされているとき、腹圧の上昇は、ペッサリー装置の面に、ペッサリー装置の長さに対して垂直に作用し得る。勿論、ペッサリー装置の面への作用に加えて、あるいはその代わりに、腹圧の上昇は、例えば長さ方向以外の方向でペッサリー装置が膣内に挿入されるときなど、ペッサリー装置の他の領域に作用し得る。
その小さな形状にかかわらず、ペッサリー装置は、約2ニュートンの力下で、約68.95kPa(10psi)超の、約103.42kPa(15psi)超の、約137.9kPa(20psi)超の、又は約172.37kPa(25psi)超の抵抗力を提供することができる。例えば、特定の実施形態では、ペッサリー装置は、約2ニュートンの力下において、約137.9kPa(20psi)超の抵抗力、約3ニュートンの力下において、約172.37kPa(25psi)よりも大きい抵抗力を提供することができる。ペッサリー装置は圧力下の圧縮に耐えることもできる。例えば、ペッサリー装置は、約2ニュートンの力下において、約20%未満、約2ニュートンの力下において、約15%未満、約2ニュートンの力下において、約14%未満、約2ニュートンの力下において、約13%未満、約2ニュートンの力下において、約12%未満、約2ニュートンの力下において、約11%未満、約2ニュートンの力下において、約10%未満、約2ニュートンの力下において、約9%未満、約2ニュートンの力下において、約8%未満、約2ニュートンの力下において、約7%未満、約2ニュートンの力下において、約6%未満、約2ニュートンの力下において、約5%未満、約2ニュートンの力下において、約4%未満、約2ニュートンの力下において、約3%未満、約2ニュートンの力下において、約2%未満、約2ニュートンの力下において、約1%未満圧縮し得る。例えば、ペッサリー装置は、約2ニュートンの力下において、約20%未満、約2ニュートンの力下において、約15%未満、約2ニュートンの力下において、約14%未満、約2ニュートンの力下において、約13%未満、約2ニュートンの力下において、約12%未満、約2ニュートンの力下において、約11%未満、約2ニュートンの力下において、約10%未満、約2ニュートンの力下において、約9%未満、約2ニュートンの力下において、約8%未満、約2ニュートンの力下において、約7%未満、約2ニュートンの力下において、約6%未満、約2ニュートンの力下において、約5%未満、約2ニュートンの力下において、約4%未満、約2ニュートンの力下において、約3%未満、約2ニュートンの力下において、約2%未満、約2ニュートンの力下において、約1%未満圧縮し得る。
ペッサリー装置は、ペッサリー装置の長手方向軸に沿って様々な抵抗力を提供することができる。例えば、ペッサリー装置は、最大直径領域におけるものよりも大きく、並びに最小直径領域におけるものよりも小さい抵抗力を提供し得る。更に、ペッサリー装置は、長手方向軸に沿って、異なる領域において様々に圧縮することができる。例えば、力がペッサリーの側部に適用されたとき、最小直径領域は、同じ量の圧力下で(例えば、約1.96N/m(200g/mの力))、最大直径領域よりも少なくとも約5%多く、同じ量の圧力下で、最大直径領域よりも少なくとも約10%多く、同じ量の圧力下で、最大直径領域よりも少なくとも約15%多く、同じ量の圧力下で、最大直径領域よりも少なくとも約20%多く、同じ量の圧力下で、最大直径領域よりも少なくとも25%多く圧縮することができる。任意の適した量の力、例えば約1.96N/m(200g/mの力)〜約14.71N/m(1500g/mの力)、約1.96N/m(200g/mの力)〜約13.73N/m(1400g/mの力)、約2.94N/m(300g/mの力)〜約11.77N/m(1200g/mの力)、又は約3.92N/m(400g/mの力)〜約7.85N/m(800g/mの力)などが適用されてもよい。
ペッサリー装置によって、全体としてもたらされている、又はペッサリー装置の様々な領域によってもたらされる力下において、抵抗力の量及び圧縮の量は、任意の適した方式で測定することができる。例えば、1つの適した方法は、計算機のインターフェースを備えたUniversal Constant Rate Elongation/Tensile Tester(MTS,Eden Prairie,MN)を使用する。この方法は、20mm/分の速度で、0.8mmにおいてその面にあるペッサリー装置を圧縮するのに必要とされる力を測定する。この方法に関して、負荷プロープ先端部は、直径が5mmであり、その先端部は半球状の形状である。更に、静止固定具は、直径が152mm及び厚さ13mmの円筒形のスチールプレートである。ペッサリー装置は、スチールテーブル上に配置され、クロスヘッドは20mm/分で移動する。ペッサリー装置上で2gの力が呈されるとき、クロスヘッドは自動的にゼロ設定となり、更に0.8mm移動する。プローブ周期は戻り、データは100Hzの速度で取得される。この方法は、ピーク力(g)対圧縮量(mm)を測定する。様々な直径又は幅を有するペッサリー装置、例えば最大直径若しくは幅、並びに最小直径若しくは幅を有するペッサリー装置に関して、異なる領域における抵抗力は本方法を使用して測定することができる。例えば、図1A及び1Bに示されるようなペッサリー装置に関して、最大直径D1及びD3における抵抗力は、静止固定具におけるペッサリー装置よりも寸法が大きいスチールプレートを使用して測定することができる。最小直径領域D2における抵抗力は、最小直径領域に接触するが、最大直径領域には接触しない単一ロッドを使用して測定することができる。
概ね、圧力領域は、圧力領域がユーザーの膣壁に対して圧力を提供できるように、抵抗性であり得る。圧力領域は、ヒトの膣では典型的な高圧及び高応力下において、例えば膣壁を通じて、尿道に約34.47kPa(5psi)超の、例えば約68.95kPa(10psi)超の、約103.42kPa(15psi)超の、約137.9kPa(20psi)超の、又は約172.37kPa(25psi)超の最大圧力を提供することによって抵抗をもたらす。更に、圧力領域は約1.0mm超の、例えば、約1.1mm超の、約1.2mm超の、約1.3mm超の、約1.4mm超の、例えば、約1.5mm超のなど、約1.6mm超の、約1.7mm超の、約1.8mm超の、又は約1.9mm超の最大尿道閉鎖を提供してもよい。更に、又は別の方法としては、長手方向軸に垂直な方向において、力が圧力領域の一方の面から、圧力領域の最大直径の領域の他方面まで適用されるとき、3.45kPa(0.5psi)下で測定された場合、圧力領域は約1mm未満圧縮し得る。
尿道に対する最大圧力及び最大尿道閉鎖は、任意の適した方法、例えば米国特許出願公開第2007/0027667号に説明されている計算モデルを使用して測定することができる。例えば、ヒトの骨盤内部の環境をシミュレーションする計算モデルを使用することができる。特定の実施形態おいて、シミュレーションでは、13のノードが、矢状面で膣に向かって後壁上及び身体の中央での両方における尿道上で選択され得る。最初の点が尿道の底面縁部にあり、最後の点が膀胱頸部にある状態で、点は尿道の長さに沿って均等に広がっている必要がある。ノード対時間対ミーゼス応力は、例えばLS−Prepostなど、適したソフトウェアプログラムを使用して選択された全てのノードに関して得る必要がある。次いで、データカラムを一致させて、y位置対時間対ミーゼス応力を決定する。一般的に、シミュレーションの最終点にあるデータのみが選択され、y位置対ミーゼス応力が次いでプロットされる。
他方では、可撓性領域は、圧力領域よりも可撓性であり、かつ圧力領域よりも小さい抵抗を提供する。可撓性領域の追加は、ペッサリー装置が横方向においてと同様に、長手方向軸線においても曲がるのを可能にする。例えば、力が頂部から底面まで長手方向軸線に沿って適用されるとき、3.45kPa(0.5psi)下で測定された場合、ペッサリー装置は約1cm超圧縮し得る。更に、又は別の方法として、可撓性領域は、ペッサリー装置が左右に曲がるのを容易にする曲げ領域を提供することができる。
ペッサリー装置は、一体型の構成体であってもよい。例えば、ペッサリー装置は、ペッサリー装置の外面全体を画定する、連続的な外側シェルを含むことができる。外側シェルは平滑又は非平滑であることができる。外側シェルは、例えば穴、孔、又は他の適した開口部を含むことによるなど、流体に対して透過性であってもよい。あるいは、外側シェルは、流体が装置に入ることができないように、流体に対して不透過性であってもよい。更に、ペッサリー装置は、頂部及び/又は底部における開口部を含んでもよい。特定の実施形態では、ペッサリー装置は頂部及び/又は底部における開口部を含んでもよく、かつ、外側シェルは頂部及び/又は底部における開口部を通じたものは除いて、流体が装置に入ることができないように、不透過性である。
適したペッサリー装置は中実であってもよく、又は中空の内部を有してもよい。中空の装置に関して、ペッサリー装置は装置の合計面積を画定する外周部及び装置の開口面積を画定する内周部を有してもよい。開口面積は任意の適した寸法、例えば合計面積の約5%〜約95%など、例えば、合計面積の約10%〜約90%など、合計面積の約15%〜約85%、合計面積の約20%〜約80%などあってもよい。更に、ペッサリー装置はペッサリーの形状を維持するのに適した壁厚を有してもよい。壁厚は約1mmよりも大きくてもよく、例えば約2mm、約3mm、約4mm、約5mm、又はそれより大きくてもよい。壁厚はペッサリー装置の長さに沿って、及び/又はペッサリー装置の周囲において一定であってもよく、又は様々であってもよい。
ペッサリー装置は、長手方向軸線に沿って様々な直径を有する任意の適した形状、例えば長手方向軸に対して対称である様々な直径を有する形状、例えば涙滴、林檎、梨、砂時計、腰部がくびれた円筒、数字の8の形状、ピーナッツ形状、ハートの形状、電球の形状、ボトル形状、壺の形状、又は任意の他の好適な形状を有してもよい。更に、形状は様々な直径を有してもよく、並びに長手方向軸線及び横方向軸線に対して対称である、例えば砂時計、腰部のくびれた円筒、数字の8の形状、ピーナッツの形状、又は任意の他の適した形状を有してもよい。あるいは、ペッサリー装置は、非対称の形状、例えばB形状又はP形状を有してもよい。例えばペッサリー装置は対称的な圧力領域及び非対称的な可撓性領域を有する場合など、ペッサリー装置は、1つの領域において対称であり、他の領域で非対称であってもよい。概して、ペッサリー装置は、ユーザーの尿道に沿って異なる圧力を提供することができる異なる直径を有してもよい。例えば、ペッサリー装置は、圧力領域に一致し得る凸状部分を有してもよい。更に、ペッサリー装置は凹部領域であり得る最小直径領域を有してもよい。凹部領域は、可撓性領域に一致してもよい。
ペッサリー装置は砂時計の形状であってもよい。例えば、図1〜2に示されるように、ペッサリー装置は、ウエストライン部分によって一緒に結合された上方部分及び下方部分を有してもよく、上方部分及び下方部分は、両方ともウエストライン部分の直径よりも大きい直径を有しており、これによりペッサリー装置は概して砂時計の形状を有する。この形状において、ペッサリー装置の上方部分は頂部を有することができ、ペッサリー装置の下方部分は底部を有することができ、ペッサリー装置は、ウエストライン部分で頂部及び底部を結合する、傾斜した上方壁区分及び下方壁区分を有してもよい。更に、ウエストライン部分は、ペッサリー装置の最小直径を含むことができる。例えば、上方部分が下方部分よりも大きい最大直径を有する場合、又は下方部分が、上方部分よりも大きい最大直径を有する場合など、上方及び下方部分は、概して同等の最大直径を有してもよく、又は上方部分及び下方部分は異なる最大直径を有してもよい。
概して、ペッサリー装置は少なくとも1つの最大直径及び少なくとも1つの最小直径を含んでおり、ここでは最小直径は、最大直径よりも小さい。ペッサリー装置は、最大直径を有する第1の部分、最大直径を有する第2の部分、及び、最小直径を有する第3の部分を含んでもよい。第1の部分の最大直径及び第2の部分の最大直径は、ペッサリー装置の長さの約10%よりも大きい距離、例えば約5mm超の、約10mm超の、約15mm超の、約20mm超の、約25mm超の、約30mm超の、約35mm超の、約40mm超の、約45mm超の、又はこれよりも大きい距離によって分離されている。特定の実施形態では、ペッサリー装置は尿道壁、膀胱頸部、又は両方において圧力を提供する。更に、特定の実施形態では、ペッサリー装置は、尿道壁、膀胱頸部、又は両方において、より高い圧力を提供し、あるいは尿道壁と膀胱頸部との間の領域において、より低い圧力を提供する。例えば、圧力領域は、可撓性領域によって提供される圧力よりも約25%高いレベルおいて、例えば約30%高い、約35%高い、約40%高い、約45%高い、約50%高い、約55%高い、約60%高い、又はそれよりも高いレベルで圧力を提供することができる。
ペッサリー装置は、最大直径から最小直径までの傾斜部を有してもよい。例えば、約0.25mm、約0.5mm、約0.75mm、約1mm、約1.5mm、約2mm、約2.5mm、約3mm、約4mm、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、又はそれよりも大きい、例えば、約0.25mm〜約5mmの傾斜、又は約0.5mm〜約4mmの傾斜、又は任意の他の適した範囲を含め、任意の適した傾斜が使用されてもよい。
適したペッサリー装置は典型的に、従来のペッサリー装置よりも寸法が小さい。例えば、ペッサリー装置は最大直径、長さ、及び/又は従来のペッサリー装置のものよりも小さい若しくは少ない容積を有する。
ペッサリー装置は、例えば、35mm未満の最大直径など、例えば、34mm未満、33mm未満、32mm未満、31mm未満、30mm未満、29mm未満、28mm未満、27mm未満、26mm未満、25mm未満、24mm未満、23mm未満、22mm未満、21mm未満、20mm未満、19mm未満、18mm未満、17mm未満、16mm未満、15mm未満、14mm未満、13mm未満、12mm未満、11mm未満、10mm未満など、例えば、最大直径約10mm〜約35mm、約10mm〜約25mm、約13mm〜約25mm、又は約15mm〜約22mmの最大直径を含め、任意の適した最大直径を有してもよい。最大直径、すなわち幅は典型的に、長手方向軸に実質的に垂直なペッサリー装置の最大幅部分において測定される。
ペッサリー装置は、最大直径の約40%〜約95%小さい最少直径、最大直径の約40%〜約90%、最大直径の約40%〜約85%、最大直径の約40%〜約80%、最大直径の約45%〜約75%、又は最大直径の約50%〜約70%、例えば、最大直径の約45%小さい最少直径、最大直径の約50%、最大直径の約55%、最大直径の約60%、最大直径の約65%、最大直径の約70%小さい最少直径を含め、最大直径よりも小さい任意の適した最小直径を有してもよい。
ペッサリー装置は、約4mm〜約28mm、約5mm〜約20mm、約8mm〜約20mm、約8mm〜約18mm、又は約8mm〜約15mm、例えば、約8mm、約8.5mm、約9mm、約9.5mm、約10mm、約10.5mm、約11mm、約11.5mm、約12mm、約12.5mm、約13mm、約13.5mm、約14mm、約14.5mm、約15mm、約15.5mm、約16mm、約16.5mm、約17mm、約17.5mm、約18mm、約18.5mm、約19mm、約19.5mm、又は約20mmの最小直径、あるいは任意の他の適した最小直径を有してもよい。最小直径、すなわち幅は典型的に、長手方向軸に実質的に垂直なペッサリー装置の最も狭い部分において測定される。
最大直径及び最小直径は、任意の適した距離によって例えば約5mm、約10mm、約15mm、約20mm、約25mm、約30mm、約35mm、約40mm、約45mm、約50mmなど、又は任意の他の適した距離によって分離されてもよい。
ペッサリー装置は、例えば約35mm〜約60mm、約40mm〜約55mm、又は約40mm〜約50mm、例えば、約35mm、約36mm、約37mm、約38mm、約39mm、約40mm、約41mm、約42mm、約43mm、約44mm、約45mm、約46mm、約47mm、約48mm、約49mm、又は約50mmなど任意の適した長さを有してもよい。長さは典型的に、ペッサリー装置の長手方向軸線に実質的に並行に測定される。
一般的に、ペッサリー装置は、約10グラム未満、約9グラム未満、約8グラム未満、約7グラム未満、約6グラム未満、約5グラム未満、約4グラム未満、約3グラム未満、約2グラム未満又は約1グラム未満の重量を有してもよく、例えば、約1グラム〜約7グラム、又は約2グラム〜約6グラム、約3グラム〜約5グラムの重量を含む。
ペッサリー装置は、任意の適した材料及び方法を使用して作製することができる。例えば、ペッサリーは、高分子材料、例えば、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエチレン、ポリアクリルアミド、ポリホルムアルデヒド、ポリメチルメタクリレート、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリトリフルオロクロロエテン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ナイロン、シリコ−ン、又はそれらの混合物若しくはブレンド、又は金属材料から形成されてもよい。特定の実施形態では、ペッサリー装置は、吸収性材料、例えば、ファイバー材料又は吸収性フォームから形成されない。
ペッサリー装置は、任意の適した方式で、例えば射出成形又はペッサリー装置を形成する他の任意の方法を使用して形成されてもよい。
ペッサリー装置は、オーバーラップによって被覆されてもよい。オーバーラップは、非吸収性又は吸収性であってもよく、任意の適した材料、例えば天然繊維、合成繊維、又は天然繊維及び合成繊維のブレンドを含む、繊維性不織布材料などを含むことができる。適した合成繊維は、ポリエステル、ポリオレフィン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリル、酢酸セルロース、ポリヒドロキシアルカノエート、脂肪族エステル重縮合物、バイコンポーネント繊維、及び/又はそれらの混合物を含むことができる。天然繊維は、例えばレーヨン、並びに非合成及であると一般的に既知であるもの、及び、コットンなどの天然由来のものを含むことができる。繊維は任意の適した断面形状、例えば円形、三葉、多葉、デルタ、中空、リポン形状、及び/又は任意の他の適した形状、あるいはこれらの混合物を有することができる。任意の適した直径、例えば約0.5〜約50マイクロメートルなど、例えば約1〜約30マイクロメートルなど、例えば約10マイクロメートル〜約25マイクロメートルなどを備えた繊維が使用されてもよい。繊維直径は、任意の適した手段を使用して測定されてもよい。しかしながら、非円形繊維に関しては、直径は典型的に、非円形繊維として同じ断面積を備えた繊維の直径を参考にすることにより決定され得る。
オーバーラップは、任意の数の適した技法によって作製されてもよく、任意の適した坪量を有してもよい。適した技法には、例えばカード、メルトブローイング、スパンボンディング、スパンレーシング、エアレイイング等が挙げられる。例えば、オーバーラップは、例えば、熱接合、超音波接合、樹脂接合、又はスルーエア接合、水流交絡、及び/又は穿刺を使用して形成されてもよい。オーバーラップの坪量は任意の適した重量、例えば平方メートル当たり約10〜約60グラム(gsm)、例えば約15〜約30gsmなどであってもよい。更に、オーバーラップは親水性又は疎水性であってもよい。
オーバーラップは、任意の様々な手段によってペッサリー装置に結合されてもよい。オーバーラップは、それ自体に結合されても、又はペッサリー装置に結合されてもよい。例えば、オーバーラップの1つの部分は、オーバーラップの対向する部分に又はペッサリー装置に、任意の適した接着剤若しくは熱圧力接着手段を使用して結合されてもよい。このような接着剤は、取り付けの長さに沿って連続的に延びてもよく、又は接着剤は、非連続的な方式で個々のインターバルにおいて適用されてもよい。熱接合は、熱接着、溶融結合、又はこのような材料を結合するための任意の他の好適な手段を含む。
ペッサリー装置は、例えば、コットン、セルロース、レーヨン、例えばポリエチレン若しくはポリプロピレンなどのポリオレフィン、ナイロン、絹、ポリテトラフルオロエチレン、ワックス、又は任意の他の適した材料を含め、任意の適した材料を含むことができる引き抜き部材を含むことができる。
引き抜き部材は、任意の適した形成方法によって、並びに任意の適した形状、例えば1つ以上のコード、糸、指用カバー、リボン、装置の材料の延長部、又はこれらの組み合わせにおいて形成されてもよい。
ペッサリー装置は、挿入部材及びプランジャを含むことができるアプリケータを使用して挿入されてもよい。挿入部材は、挿入端部、及び、挿入端部とは反対側の引き抜き端部を有することができる。挿入部材はまた、ペッサリー装置を含むように適合されたバレル領域、及び、把持部領域を含むこともでき、この把持部領域は、特定の実施形態では、挿入端部とは反対側に設けられた、例えば引き抜き端部に近接した窪み領域であり得る。
挿入部材及び/又はプランジャは任意の適した材料から作製されてもよい。適した材料には、例えば、紙、板紙、厚紙、成形セルロースなどのセルロース、又はこれらの任意の組み合わせ、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリアクリルアミド、ポリアミド、ナイロン、ポリイミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ乳酸、ポリヒドロキシアルカノエート、エチレンビニルアセテート、ポリウレタン、シリコーン、これらの誘導体、これらのコポリマー、これらの混合物、又は任意の適した平滑なプラスチック材料が挙げられる。適したな材料の例は、例えば、米国特許第5,346,468号及び同第5,558,631号に開示される。特定の材料特性を変化又は向上させるために、材料内に添加剤を含ませることができる。適した添加物には、例えば金型離型剤、スリップ剤、表面エネルギー変性剤、パールエッセンス剤及び/又は任意のその他の適した添加剤が挙げられる。挿入部材はまた、あるいは別の方法として、挿入部材に高いスリップ特性を付与する物質、例えば、ワックス、ポリエチレン、ワックスとポリエチレンとの組み合わせ、セロハン、粘土、雲母及び快適な挿入を容易にすることができるその他の潤滑剤などでコーティングすることができる。あるいは、又は追加で、挿入部材は非平滑化表面を含むことができる。テクスチャは、任意の適した方式で、例えばテクスチャを内部にデザインすることによって、又は挿入部材にテクスチャを追加することによって提供されてもよい。
挿入部材は、把持部領域、例えば窪み領域を含んでもよい。把持部領域は複数の三次元の表面要素、例えば突起、リング、隆起部、リブ、エンボス加工、凹部、溝、及び/又は他の把持構造体を有してもよい。三次元表面要素は、例えば材料の添加によって、及び/又は刻印によって、例えば表面のエンボス加工若しくは圧縮によってなど、任意の適した方式で提供されてもよい。例えば、窪み領域は、1つ又は2つ以上の平坦化された面、及び/又は装飾的なマーク若しくはキャラクターのための1つ又は2つ以上のスペース(例えばエンボス加工された及び/又は印刷されたマーク若しくはキャラクターなど)を含んでもよい。加えて、又は別の方法として、窪み領域の表面は、アプリケータを体内へ挿入する間に、ユーザーの指のために、摩擦抵抗をもたらし得る材料を含み得る。摩擦をもたらし得る適切な材料としては、例えば、研磨材、高湿潤摩擦係数材料、感圧性接着剤、又はこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
ペッサリー装置及びアプリケータは、個々の包装紙に含まれてもよく、個々の包装紙は外側パックに含まれてもよい。アレイは調整された要素を含んでもよい。例えば、ペッサリー装置、アプリケータ、包装紙、及び/又は外側パッケージのうちの1つ又は2つ以上は、視覚的特徴において互いに一致する、又はアレイ内の様々なペッサリー装置、アプリケータ、包装紙、及び/又は外側パッケージに対応する、1つ又は2つ以上の視覚的信号若しくはしるしを有してもよい。更に、ペッサリー装置、アプリケータ、包装紙、及び/又は外側パッケージのうちの1つ又は2つ以上は、視覚的特徴においてはアレイ内の吸収性物品、アプリケータ、包装紙、及び/又は外側パッケージに対応する、1つ又は2つ以上の視覚的信号若しくはしるしを有してもよい。アレイ内のそれぞれ異なる製品は、アレイ内の全ての製品を調整する1つ又は2つ以上の要素、例えばブランド名若しくはしるしを有してもよく、並びに、アレイ内の他の製品と調整するが、アレイ内の全ての製品とは調整しない1つ又は2つ以上の要素、例えば製品識別(例えば、「ペッサリー」若しくは「タンポン」若しくは「生理用ナプキン」)又は寸法若しくは吸収度(例えば「ライト」若しくは「レギュラー」若しくは「スーパー」)、又はしるし(例えば花、星、渦、模様、パターン、又は他のしるし)も有してもよい。
視覚的信号又はしるしが色合いである場合、様々な製品又は製品要素上の視覚的しるしは、色合いと一致してもよく、又は実質的に適合してもよい。「実質的に適合する」とは、人が製品と包装を比べると、要素及び/又は製品が容易に十分に調和し得る程、色が近いことを意味する。例えば、実質的に適合する陰影は、インク、染料、若しくは色を生じる他の媒体のロットからロットへの色の通常の相違の範囲内において、又はフィルム対紙などにおいて知覚される僅かな差違による通常の相違内において適合することができる。
実質的に適合する色を有することに加えて、又は別の方法として、2つ又はそれ以上の視覚的信号又はしるしが、それらが適合する形状、図形、又は他のしるしを含む場合は、2つ又はそれ以上の信号又はしるしは「一致」し得る。このように、ペッサリー装置のユーザーは、包装紙及び/又はパッケージの内部の、並びに/又はアレイ内の他の製品上の特徴部の確認若しくは補強を備えた包装紙及び/又はパッケージに基づいて、望ましい特徴を有するペッサリー装置を、より容易に選ぶことができる。更に、ペッサリー装置は、1つ又は2つ以上の女性用衛生物品(例えばライナー、生理用ナプキン、陰唇間パッド、ワイプ、又は他の適した物品)と共に梱包されてもよく、及び/又は共に販売されてもよい。1つ又は2つ以上の女性衛生物品は1つ又は2つ以上のしるしを有してもよく、このしるしは、ペッサリー装置上の1つ又は2つ以上のしるしと調整することができる、又は実質的に適合することができる。
ペッサリー装置は毎日使用することができる。例えば、特定の実施形態では、ユーザーはペッサリー装置を挿入し、適した着用時間(例えば4時間まで、5時間まで、6時間まで、7時間まで、8時間まで、9時間まで、10時間まで、11時間まで、12時間まで、又はそれよりも長く)にペッサリー装置を着用し、ペッサリー装置を取り除き、ペッサリー装置を廃棄し、新しいペッサリー装置を挿入することができる。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断りがない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40ミリメートル」として開示される寸法は、「約40ミリメートル」を意味するものである。
本発明の「発明を実施するための形態」の中で引用された全ての文献は、関連部分において、本明細書に参考として組み込まれる。いかなる文書の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを認めるものとして解釈されるべきではない。本書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献における同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいては、本書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (11)

  1. 非膨張式ペッサリー装置のアレイであって、
    a.頂部、底部、長さ、前記頂部と前記底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、前記最大直径より小さい最小直径を有しており、かつ、ユーザーの膣壁を通じて前記ユーザーの尿道に圧力を提供するために、前記ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を含んでおり、前記圧力領域は前記最大直径を含んでおり、前記最大直径は25mm未満である、第1のペッサリー装置と、
    b.頂部、底部、長さ、前記頂部と前記底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、前記最大直径より小さい最小直径を有しており、かつ、ユーザーの膣壁を通じて前記ユーザーの尿道に圧力を提供するために、前記ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を含んでおり、前記圧力領域は前記最大直径を含んでおり、前記最大直径は25mm未満である、第2のペッサリー装置と、
    を備え、
    前記第2のペッサリー装置の前記最大直径は、前記第1のペッサリー装置の前記最大直径より大きい、アレイ。
  2. 前記第1のペッサリー装置は、女性の膣内に挿入されたときに、第1の圧力を女性の膣壁の第1の部分に適用し、
    前記第2のペッサリー装置は、前記女性の膣内に挿入されたときに、第2の圧力を前記女性の膣壁の第1の部分に適用する、請求項1に記載のアレイ。
  3. 前記第2のペッサリー装置の前記最大直径は、前記第1のペッサリー装置の前記最大直径よりも約2mm超大きい、請求項1又は2に記載のアレイ。
  4. 頂部、底部、長さ、前記頂部と前記底部との間に延びる側壁、長手方向軸線、最大直径、及び、前記最大直径より小さい最小直径を有しており、かつ、ユーザーの膣壁を通じて前記ユーザーの尿道に圧力を提供するために、前記ユーザーの前膣壁と後膣壁との間に延びるように適合された圧力領域を含んでおり、前記圧力領域は前記最大直径を含んでおり、前記最大直径は25mm未満である、第3のペッサリー装置
    を更に備え、
    前記第3のペッサリー装置の前記最大直径は、前記第2のペッサリー装置の前記最大直径よりも大きい、請求項1又は2に記載のアレイ。
  5. 前記第3のペッサリー装置の前記最大直径は、前記第2のペッサリー装置の前記最大直径よりも約2mm超大きい、請求項4に記載のアレイ。
  6. 前記第1のペッサリー装置の前記側壁及び前記第2のペッサリー装置の前記側壁は、曲線状である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアレイ。
  7. 前記第1のペッサリー装置の前記圧力領域は、凸状である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のアレイ。
  8. 前記第1のペッサリー装置及び前記第2のペッサリー装置は、別々のパッケージに含まれている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のアレイ。
  9. 当該アレイは、第1の吸収性物品及び第2の吸収性物品を更に備えた、請求項1〜8のいずれか一項に記載のアレイ。
  10. 前記第1の吸収性物品は、第1の吸収性を有しており、
    前記第2の吸収性物品は、前記第1の吸収性より大きい第2の吸収性を有している、請求項1〜9のいずれか一項に記載のアレイ。
  11. 前記第1の吸収性物品及び前記第2の吸収性物品は、タンポンであり、
    前記第1のペッサリー装置、前記第2のペッサリー装置、前記第1の吸収性物品、及び、前記第2の吸収性物品は、挿入部材及びプランジャを含むアプリケータ内部に配置されている、請求項9又は10に記載のアレイ。
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