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JP2016058192A - 照明システム、及び照明用光源 - Google Patents

照明システム、及び照明用光源 Download PDF

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JP2016058192A JP2014182433A JP2014182433A JP2016058192A JP 2016058192 A JP2016058192 A JP 2016058192A JP 2014182433 A JP2014182433 A JP 2014182433A JP 2014182433 A JP2014182433 A JP 2014182433A JP 2016058192 A JP2016058192 A JP 2016058192A
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智彦 吉田
Tomohiko Yoshida
智彦 吉田
和生 合田
Kazuo Aida
和生 合田
康輔 菅原
Kosuke Sugahara
康輔 菅原
次弘 松田
Tsuguhiro Matsuda
次弘 松田
信一 北岡
Shinichi Kitaoka
信一 北岡
雅人 松本
Masahito Matsumoto
雅人 松本
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Abstract

【課題】インターホンシステムに連動した照明を容易に実現することができる照明システムを提供する。
【解決手段】呼び出しボタン23を有するインターホン子機20を含むインターホンシステム200と、呼び出しボタン23の押下に応じてインターホンシステム200から出力される信号を取得する信号取得部13と、信号取得部13の信号の取得に応じて発光し、屋外用の照明器具5に取り付けられる照明用光源10とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、インターホンシステムと連動する照明システム及びこれに用いられる照明用光源に関する。
近年、照明装置には、LED(Light Emitting Diode)が光源として用いられ、中でもLEDランプは、従来から知られる蛍光灯や白熱電球の代替照明用光源として注目されている。
一方、住戸の屋外に設置されるインターホン子機と、住戸の屋内に設置されるインターホン親機とを備えるインターホンシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−168997号公報
ところで、住宅などに既に設置された既存のインターホンシステムに連動して照明装置を動作させるためには、インターホンシステムと照明装置とを電気的に接続するための工事などが必要である。したがって、一般ユーザにとっては、既存のインターホンシステムに連動した照明を実現することは難しい。
そこで、本発明は、インターホンシステムに連動した照明を容易に実現することができる照明システムを提供する。
本発明の一態様に係る照明システムは、呼び出しボタンを有するインターホン子機を含むインターホンシステムと、前記呼び出しボタンの押下に応じて前記インターホンシステムから出力される信号を取得する信号取得部と、前記信号取得部の前記信号の取得に応じて発光し、屋外用の照明器具に取り付けられる照明用光源とを備える。
本発明の一態様に係る照明用光源は、呼び出しボタンを有するインターホン子機を含むインターホンシステムから前記呼び出しボタンの押下に応じて出力される信号を取得する信号取得部を備え、前記信号取得部の前記信号の取得に応じて発光し、屋外用の照明器具に取り付けられる。
本発明の一態様に係る照明システム及び照明用光源によれば、インターホンシステムに連動した照明を容易に実現することができる。
図1は、実施の形態1に係る照明システムの概要を説明するための図である。 図2は、実施の形態1に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、インターホン子機の外観図である。 図4は、インターホン親機の外観図である。 図5は、照明用光源の外観を示す図である。 図6は、第一光源部及び第二光源部の照明エリアを示す模式図である。 図7は、実施の形態1に係る照明システム100の動作の概要を説明するためのシーケンス図である。 図8は、照明用光源の照明範囲を説明するための模式図である。 図9は、実施の形態2に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図10は、実施の形態2に係る照明システムの動作の概要を説明するためのシーケンス図である。 図11は、顔認識処理に基づく発光態様の変更制御のフローチャートである。 図12は、第一エリア及び第二エリアの別の例を示す模式図である。
以下、実施の形態に係る照明システム及び照明用光源について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[照明システムの概要]
まず、実施の形態1に係る照明システムの概要について説明する。図1は、実施の形態1に係る照明システムの概要を説明するための図である。
実施の形態1に係る照明システムは、照明用光源10を住宅の入り口等に設けられる屋外用の照明器具5に照明用光源10を取り付けることにより、住宅等の既存のインターホンシステムに連動させて照明用光源10の発光を制御する。
これにより、例えば、訪問者がインターホン子機20の呼び出しボタンを押すことにより、照明用光源10が点灯し、訪問者の周囲を照明するような制御が可能となる。また、例えば、通常通りの照明を行っている状態でインターホン子機20の呼び出しボタンが押された場合に、発光態様を変更する(訪問者に向けて照明を行うなど)制御も可能となる。
このように、実施の形態1に係る照明システムにおいては、住宅において照明器具5の既存の照明用光源を照明用光源10に交換することで、インターホンシステムに連動した照明システムを容易に実現することができる。
[照明システムの構成]
以下、実施の形態1に係る照明システムの詳細構成について説明する。図2は、実施の形態1に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
照明システム100は、照明用光源10と、インターホンシステム200とを備える。インターホンシステム200は、インターホン子機20と、インターホン親機30とを備える。
まず、インターホンシステム200について、図2に加えて図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、インターホン子機20の外観図である。図4は、インターホン親機の外観図である。
インターホン子機20は、図1で説明したように、住宅の屋外に取り付けられる、インターホンシステム200における子機である。インターホン子機20は、撮像部21と、呼び出しボタン23と、子機制御部22と、子機通信部24とを備える。
呼び出しボタン23は、来訪者が押すボタンである。呼び出しボタンが押されることにより、インターホン親機30が有する出音部33から呼出音が鳴るため、住宅内のユーザに来訪者の存在が通知される。なお、呼び出しボタン23は、例えば、ハードウェアキーであるが、インターホン子機20にタッチパネルが設けられるような場合は、ソフトウェアキーであってもよい。
撮像部21は、呼び出しボタン23を押下した来訪者を含む画像を撮像する撮像装置(カメラ)である。撮像部21は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを用いた撮像装置であってもよいし、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを用いた撮像装置であってもよい。
子機制御部22は、呼び出しボタン23の押下を検出し、検出結果に応じた制御を行う。撮像部21の起動、及び子機通信部24を通じた呼出信号の送信などの制御を行う制御部である。子機制御部22は、具体的には、マイクロコンピュータ、プロセッサ、または専用回路などによって実現される。
子機通信部24は、子機制御部22の制御に基づいて、照明通信部13及び親機通信部34に呼出信号を送信する。子機通信部24は、第一無線通信部の一例である。また、子機通信部24は、子機制御部22の制御に基づいて、撮像部21が撮像した画像を映像信号として親機通信部34に送信する。子機通信部24は、具体的には、無線通信モジュールである。なお、子機通信部24の通信には、Wi−Fi(登録商標)、Blutooth(登録商標)、またはZigbee(登録商標)などの各種通信規格が用いられる。
なお、上記呼出信号の送信には、ユニキャスト送信、マルチキャスト送信、及びブロードキャスト送信のいずれの方法が用いられてもよい。
また、図2においては図示されないが、インターホン子機20は、来訪者の音声を取得するマイクロホン、及び、宅内のユーザの音声を出力するためのスピーカ等も有する。このような構成要素の説明については省略される。
インターホン親機30は、住宅の屋内に設けられる、インターホンシステム200における親機である。インターホン親機30は、表示部31と、親機制御部32と、出音部33と、親機通信部34と、マイクロホン35と、記憶部36と、応答ボタン37とを備える。
表示部31は、子機通信部24から送信される映像信号に応じた画像が表示される表示部である。表示部31は、具体的には、LCDパネル、有機ELパネルなどによって実現される。なお、実施の形態1では、表示部31は、タッチパネルを有することにより入力インターフェースとしても機能する。
親機制御部32は、親機通信部34の呼出情報の受信に応じた制御を行う。例えば、親機制御部32は、親機通信部34の呼出情報の受信に応じて出音部33に音(例えば、チャイム音)を出力させる。また、親機制御部32は、親機通信部34の呼出情報の受信に応じて表示部31を起動し、親機通信部34が子機通信部24から受信した映像信号に応じた画像を表示部31に表示させる。親機制御部32は、具体的には、マイクロコンピュータ、プロセッサ、または専用回路などによって実現される。
出音部33は、親機制御部32の制御に基づいて呼び出しボタン23の押下に応じて音を出力する。より具体的には、呼び出しボタンの押下に応じて子機通信部24から送信される呼出信号を親機通信部34が受信した場合に、住宅内のユーザに来訪者の存在を通知するための音(例えば、チャイム音など)を出力する。出音部33は、具体的には、スピーカなどで実現される。
親機通信部34は、子機通信部24から送信される呼出信号を受信する。また、マイクロホン35に入力された宅内のユーザの音声を音声信号として子機通信部24に送信する。親機通信部34は、具体的には、無線通信モジュールである。なお、親機通信部34の通信には、子機通信部24と同様に各種通信規格が用いられる。
マイクロホン35は、宅内のユーザの音声を取得する。なお、宅内のユーザは、応答ボタン37を押すことで、マイクロホン35に入力された音声の、インターホン子機20への出力をオンまたはオフすることができる。
記憶部36は、1以上の顔画像データが記憶される記憶装置である。記憶部36としては、具体的には、フラッシュメモリなどの半導体メモリ、またはSDカード(登録商標)記録媒体などが例示される。記憶部36に記憶された顔画像データは、上述の親機制御部32が、画像処理部として行う来訪者の顔認証に用いられる。顔認証に基づく制御の詳細については後述する。
次に、照明用光源10について、図2に加えて図5を参照しながら説明する。図5は、照明用光源の外観を示す図である。
図2及び図5に示されるように、照明用光源10は、発光部11と、照明制御部12と、照明通信部13と、口金14と、グローブ15とを備える。
照明用光源10は、照明通信部13の呼出信号の取得に応じて発光し、インターホン子機20とは別に設けられる電球形のランプである。
発光部11は、発光素子としてLEDが用いられた発光モジュールである。発光素子としては、LEDに代えて半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の固体発光素子が用いられてもよい。また、発光部11は、基板にLEDのベアチップが直接実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールであってもよいし、SMD(Surface Mount Device)型の発光素子が用いられた発光モジュールであってもよい。
発光部11は、第一光源部11a及び第二光源部11bを有する。第一光源部11a及び第二光源部11bは、それぞれが互いに異なるエリアを照明するための光源部である。図6は、第一光源部11a及び第二光源部11bの照明エリアを示す模式図である。
第一光源部11aから発せられる光は、ほぼ全方向に向けて配光される(図6の(a))。これに対し、第二光源部11bから発せられる光は、主として照明用光源10の下方に向けて配光される(図6の(b))。
なお、発光部11の構成はこのような構成に限定されるものではなく、どのように構成されてもよい。
照明制御部12は、発光部11の点灯及び消灯制御を行う制御部である。照明制御部12は、例えば、照明通信部13の呼出信号の受信に応じて、発光させる光源の切替(第一光源部11aと第二光源部11bとの切替)制御を行う。照明制御部12は、具体的には、マイクロコンピュータ、プロセッサ、または専用回路などによって実現される。
照明通信部13は、信号取得部及び第二無線通信部の一例であり、子機通信部24から送信される呼出信号を受信する。言い換えれば、照明通信部13は、呼び出しボタン23の押下に応じてインターホンシステム200から出力される呼出信号を取得する。照明通信部13は、具体的には、無線通信モジュールである。なお、照明通信部13の通信には、子機通信部24及び親機通信部34と同様に各種通信規格が用いられる。
口金14は、発光部11を発光させるための電力を外部から受電する受電部である。口金14は、照明器具5のソケットに着脱自在に取り付けられることにより、照明器具5のソケットから商用の交流電力を受電する。口金14の種類は、特に限定されるものではないが、例えば、ねじ込み式のエジソンタイプ(E型)の口金が用いられる。
グローブ15は、発光部11から発せられた光を透過させる部材である。グローブ15としては、一般的な電球形蛍光灯や白熱電球と同様の形状のガラスバルブを用いることができる。なお、グローブ15は、必ずしも可視光に対して透明である必要はない。実施の形態1では、グローブ15は、発光部11から発せられた光を拡散する機能を有し、乳白色である。
[照明システムの動作]
次に、このような構成の照明システム100の動作について説明する。図7は、照明システム100の動作の概要を説明するためのシーケンス図である。図8は、照明用光源の照明範囲を説明するための模式図である。なお、図7のシーケンス図は、必ずしも正確な動作タイミングを図示したものではない。
図7のフローチャートにおいて、照明用光源10は、まず、第一エリア61を照明する(S11)。ここで、図8の(a)に示されるように、第一エリア61は、照明制御部12が配光角の広い第一光源部11aを選択して発光させることにより照明されるエリアであって、インターホン子機20に対向する領域を含むエリアである。なお、インターホン子機20に対向する領域とは、より詳細には、インターホン子機20が壁に設置された状態におけるインターホン子機20の正面に位置する領域である。
第一エリア61が照明されている状態で、来訪者がインターホン子機20の呼び出しボタン23を押下した場合、インターホン子機20の子機制御部22は、呼び出しボタンの押下を検出する(S12)。そして、子機制御部22は、子機通信部24を制御することにより、呼出信号を照明用光源10の照明通信部13及びインターホン親機30の親機通信部34に送信する(S13)。
照明用光源10においては、照明通信部13が呼出信号を受信し(S14)、照明用光源10は、第二エリア62を照明する(S15)。つまり、照明制御部12による光源部の切替が行われる。ここで、図8の(b)に示されるように、第二エリア62は、照明制御部12が配光角の狭い第二光源部11bを選択して発光させることにより照明されるエリアであって、インターホン子機20に対向する領域を含むエリアである。インターホン子機20に対向する領域にいる来訪者は、スポットライトが当たるように照らされる。なお、第二エリア62は、第一エリア61よりも狭い。
一方で、ステップS13の後、子機制御部22は、撮像部21を起動し(S16)、撮像部21が撮影した画像の映像信号を子機通信部24を通じて親機通信部34に送信する(S17)。
また、ステップS13の後、インターホン親機30においては、親機制御部32は、親機通信部34の呼出信号の受信に応じて出音部33にチャイム音を出力させ(S18)、宅内のユーザに来訪者の存在を知らせる。そして、親機制御部32は、表示部31を起動し(S19)、表示部31は、ステップS16において送信された映像信号に基づいて来訪者を含む映像(画像)を表示する(S20)。これにより、宅内のユーザは、インターホン親機30を通じて来訪者を視認することができる。
[効果]
照明システム100は、住宅において照明器具5に取り付けられた既存の照明用光源を照明用光源10に交換することで、実現可能である。つまり、照明システム100は、既に設置された状態のインターホンシステム200を利用して容易に実現可能である。
例えば、インターホン子機20のように光源を有しないインターホン子機20の周囲を、呼び出しボタン23の押下に応じて照明するシステムが容易に実現できる。
(実施の形態2)
[照明システムの概要]
実施の形態1では、インターホンシステム200において、インターホン子機20及びインターホン親機30の間の通信は、無線通信であった。しかしながら、インターホン子機20及びインターホン親機30の間の通信は、有線通信であってもよい。実施の形態2では、インターホン子機20及びインターホン親機30の間の通信が有線通信である場合の照明システムについて説明する。
なお、以下の実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1において既に説明した構成要素については説明が省略される場合がある。
[照明システムの動作]
まず、実施の形態2に係る照明システムの機能構成について説明する。図9は、実施の形態2に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
照明システム100aは、照明用光源10と、インターホンシステム200aとを備える。インターホンシステム200aは、インターホン子機20aと、インターホン親機30aと、音センサ40とを備える。
まず、インターホンシステム200aにおいては、インターホン子機20aの子機通信部24aと、インターホン親機30aの親機通信部34aとが有線通信を行う点が、インターホンシステム200と異なる。なお、通信の方式は、電力搬送線通信または有線LAN(Local Area Network)などが例示されるが、どのような方式であってもよい。
このように、子機通信部24aと親機通信部34aとが有線通信を行う場合、照明用光源10と、インターホンシステム200aとを通信させることは難しい。そこで、照明システム100aでは、音センサ40が用いられる。
音センサ40は、信号取得部の一例であり、出音部33から出力される音を信号として取得する。音センサ40は、センサ部41と、センサ通信部42とを備える。
音センサ40は、出音部33付近に固定機構によって取り付けられる。固定機構は、クリップ式の固定機構、または、ネジを用いた固定機構など、どのような機構であってもよいが、既に設置されたインターホン親機30aに事後的に取り付け可能な機構であることが望ましい。
センサ部41は、呼び出しボタン23の押下に応じて出音部33から出力されるチャイム音を検出する。上述のように、音センサ40が出音部33付近に固定機構によって取り付けられれば、センサ部41は、チャイム音の有無を高い精度で検出できる。
センサ通信部42は、センサ部41が音を検出した場合に、制御信号を照明通信部13に無線送信する。センサ通信部42は、例えば、無線通信モジュールであり、センサ通信部42の通信には、各種通信規格が用いられる。
[照明システムの動作]
次に、照明システム100aの動作について説明する。図10は、照明システム100aの動作の概要を説明するためのシーケンス図である。
図10のフローチャートでは、照明用光源10によって第一エリア61が照明されている状態で(S11)、子機制御部22は、呼び出しボタンの押下を検出する(S12)。そして、子機通信部24は、呼出信号を親機通信部34に送信する(S13)。その後、子機制御部22は、撮像部21を起動し(S16)、撮像部21が撮影した画像の映像信号を子機通信部24を通じて親機通信部34に送信する(S17)。
また、ステップS13の後、インターホン親機30においては、親機制御部32は、出音部33にチャイム音を出力させ(S18)、表示部31を起動し(S19)、表示部31は、来訪者を含む映像を表示する(S20)。
音センサ40のセンサ部41は、ステップS18において出音から出力されたチャイム音を検出し(S21)、センサ通信部42は、センサ部41の音の検出に応じて制御信号を照明通信部13に送信する(S22)。
この結果、照明用光源10においては、照明通信部13が制御信号を受信し(S23)、照明用光源10は、制御信号の受信に応じて第二エリア62を照明する(S15)。
[効果]
以上のように、照明システム100aは、インターホン子機20aとインターホン親機30aとの通信が有線通信である。このため、インターホンシステム200aに連動した照明システムを実現することは特に難しい。
しかしながら、音センサ40を用いることで、照明用光源10とインターホンシステム200aとを容易に連動させることができる。
(実施の形態3)
照明システム100において、インターホン親機30の親機制御部32は、画像処理部としても機能する。ここで、照明システム100においては、来訪者の顔認識処理を行い、来訪者に応じて発光部11の発光態様を変更する制御も可能である。以下、このような制御について説明する。図11は、顔認識処理に基づく発光態様の変更制御のフローチャートである。なお、顔認識処理は、既存のどのような手法が用いられてもよく、詳細については説明が省略される。
まず、親機制御部32は、親機通信部34を通じて撮像部21が撮像した画像の映像信号を受信する(S31)。上述のように、映像信号は、子機通信部24から送信される。
次に、親機制御部32は、撮像部21が撮像した画像から来訪者の顔画像データを生成する(S32)。具体的には、まず、画像内の来訪者の顔を検出し、検出した顔の特徴点位置を検出し、検出した特徴点位置における特徴量を用いて顔画像データを生成する。なお、顔画像データは、具体的には、例えば、顔の各特徴点位置の特徴量をGabor Wavelet変換により算出した特徴量であるが、他の方法で算出された特徴量や、その他の既存の顔認識技術で用いられるデータであってもよい。
ここで、実施の形態1で説明したように、記憶部36には、1以上の顔画像データが記憶されている。親機制御部32は、生成した顔画像データを記憶部36に記憶された1以上の顔画像データと照合する(S33)。そして、照合結果に応じた制御信号を親機通信部34を通じて照明通信部13に送信する。ここでの制御信号には、例えば、生成した顔画像データと記憶部36に記憶された顔画像データとの一致を示す制御信号と、不一致を示す制御信号との2種類が含まれる。なお、送信には無線通信が用いられる。
例えば、照明通信部13が受信した制御信号が上記一致を示す制御信号である場合、照明制御部12は、第一光源部11aを発光させる。照明通信部13が受信した制御信号が上記不一致を示す制御信号である場合、照明制御部12は、第二光源部11bを発光させる。すなわち、照明制御部12は、照合結果に応じて発光態様を変更して発光部11(照明用光源10)を発光させる(S34)。
なお、上記のように第一光源部11aと第二光源部11bとを選択的に発光させる制御は、発光態様の変更の一例である。発光態様の変更には、発光部11の色温度の変更、明るさの変更、配光角の変更、及び点滅周期の変更などが含まれる。
顔認識処理に基づく発光態様の変更は、例えば、以下のような使用方法が考えられる。
例えば、ストーカーなどの不審者の顔が分かっている場合、ユーザは、記憶部36に、不審者の顔画像データを登録しておく。そして、撮像部21が撮像した画像から生成された来訪者の顔画像データと、不審者の顔画像データとが一致すると判断される場合には、照明制御部12は、発光部11の明るさ及び指向性を高め、かつ、点滅させる。これにより、不審者を追い払う(撃退する)ことができる。
一方で、撮像部21が撮像した画像から生成された来訪者の顔画像データと、不審者の顔画像データとが一致しないと判断される場合には、照明制御部12は、通常通りの照明用の発光態様で発光部11を発光させる。
このように、照明システム100おいては、顔認識技術を用いて自動的に不審者を撃退することも可能である。
なお、上記の例とは反対に、家族、知人、及び友人の顔画像データが記憶部36に記憶され、顔画像データが一致しないと判断される場合に、来訪者を追い払うような態様で発光部11が発光してもよい。
また、照明システム100においてマニュアルモードが設けられてもよい。マニュアルモードにおいては、宅内のユーザが表示部31を通じて視認した来訪者が不審者である場合に、当該ユーザがインターホン親機30に設けられたボタンを押すことで、来訪者を追い払うような態様で発光部11が発光する。
なお、上記実施の形態3では、親機制御部32が画像処理部として機能するとしたが、画像処理部は、照明用光源10内に設けられてもよいし、インターホン子機20内に設けられてもよい。また、照明用光源10及びインターホンシステム200とは別の装置が画像処理部として機能し、画像処理を行ってもよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、インターホン子機20から送信される呼出信号をトリガとして照明用光源10が動作する例について説明されたが、照明用光源10は、インターホンシステム200から出力される信号に基づいて動作すればよい。例えば、インターホン親機30が、呼出信号を受信したことに応じて別の信号を照明用光源10に送信し、照明用光源10は、この信号をトリガに動作してもよい。
また、第一エリア61及び第二エリア62は、一例であり、必ずしもこのように設定される必要はない。図12は、第一エリア及び第二エリアの別の例を示す模式図である。
図12の(a)に示される第一エリア71は、インターホン子機に対向する領域を含まないエリアである。照明用光源10は、このような第一エリア71を照明している状態において、照明通信部13が呼出信号を取得した場合、インターホン子機に対向する領域を含む第二エリア72を照明してもよい。つまり、照明用光源10は、光の照射方向を変更してもよい。
また、照明エリアの切り替えは、インターホンシステムに連動した照明制御の一例である。最もシンプルな例としては、照明制御部12が呼び出しボタン23の押下に応じて発光部11を点灯または消灯させる例が挙げられる。また、第一光源部11a及び第二光源部11bに、互いに色温度が異なる光源が採用されれば、呼び出しボタン23の押下に応じて色温度を変更することも可能であるし、明るさ(調光比)または点滅周期などが変更されてもよい。
また、上記実施の形態においては、電球形の照明用光源について例示したが、本発明の照明システムは、直管形の照明用光源など、他の形態の照明用光源を用いても実現可能である。また、照明器具の形態についても上記実施の形態に限定されるものではない。
なお、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、上記実施の形態に係る照明システムの構成要素は、どのように配置されてもよい。例えば、記憶部36は、インターホン親機30の外部に設けられたクラウドサーバに設けられてもよい。
なお、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、照明用光源10とインターホンシステム200とを連動させるための、インターホンシステム200のバージョンアップ用のプログラムとして実現されてもよい。
なお、本発明は、これらの実施の形態またはその変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態またはその変形例に施したもの、あるいは異なる実施の形態またはその変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
5 照明器具
10 照明用光源
12 照明制御部(制御部)
13 照明通信部(信号取得部、第二無線通信部)
20、20a インターホン子機
21 撮像部
23 呼び出しボタン
24、24a 子機通信部(第一無線通信部)
30、30a インターホン親機
32 親機制御部(画像処理部)
33 出音部
36 記憶部
40 音センサ
61、71 第一エリア
62、72 第二エリア
100、100a 照明システム
200、200a インターホンシステム

Claims (9)

  1. 呼び出しボタンを有するインターホン子機を含むインターホンシステムと、
    前記呼び出しボタンの押下に応じて前記インターホンシステムから出力される信号を取得する信号取得部と、
    前記信号取得部の前記信号の取得に応じて発光し、屋外用の照明器具に取り付けられる照明用光源とを備える
    照明システム。
  2. 前記照明用光源は、前記信号の取得に応じて発光することにより前記インターホン子機に対向する領域を照明する
    請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記照明用光源が前記インターホン子機に対向する領域を含まない第一エリアを照明している状態において、前記信号取得部が前記信号を取得した場合、前記照明用光源は、前記インターホン子機に対向する領域を含む第二エリアを照明する
    請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記照明用光源が前記インターホン子機に対向する領域を含む第一エリアを照明している状態において、前記信号取得部が前記信号を取得した場合、前記照明用光源は、前記インターホン子機に対向する領域を含む、前記第一エリアよりも狭い第二エリアを照明する
    請求項2に記載の照明システム。
  5. 前記インターホンシステムは、さらに、前記呼び出しボタンの押下に応じて音を出力する出音部を備え、
    前記信号取得部は、前記出音部から出力される音を前記信号として取得する音センサである
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明システム。
  6. 前記インターホン子機は、さらに、前記信号を無線送信する第一無線通信部を備え、
    前記信号取得部は、前記第一無線通信部から無線送信される前記信号を受信する第二無線通信部であり、
    前記照明用光源は、前記第二無線通信部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明システム。
  7. さらに、
    前記呼び出しボタンを押下した来訪者を含む画像を撮像する撮像部と、
    1以上の顔画像データが記憶される記憶部と、
    前記撮像部が撮像した前記画像から前記来訪者の顔画像データを生成し、生成した前記顔画像データを前記記憶部に記憶された前記1以上の顔画像データと照合する画像処理部と、
    前記画像処理部の照合結果に応じて発光態様を変更して前記照明用光源を発光させる制御部とを備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明システム。
  8. 前記発光態様の変更には、色温度の変更、明るさの変更、配光角の変更、及び点滅周期の変更の少なくとも1つが含まれる
    請求項7に記載の照明システム。
  9. 呼び出しボタンを有するインターホン子機を含むインターホンシステムから前記呼び出しボタンの押下に応じて出力される信号を取得する信号取得部を備え、
    前記信号取得部の前記信号の取得に応じて発光し、屋外用の照明器具に取り付けられる
    照明用光源。
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