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JP2016048642A - ガイド装置およびコネクタ - Google Patents

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JP2016048642A
JP2016048642A JP2014173472A JP2014173472A JP2016048642A JP 2016048642 A JP2016048642 A JP 2016048642A JP 2014173472 A JP2014173472 A JP 2014173472A JP 2014173472 A JP2014173472 A JP 2014173472A JP 2016048642 A JP2016048642 A JP 2016048642A
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藤原 孝之
Takayuki Fujiwara
孝之 藤原
恵一郎 中上
Keiichiro Nakagami
恵一郎 中上
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】汎用的なコネクタについても適用され得る、コンタクト部の変形を防止することが可能なガイド装置およびコネクタを提供する。【解決手段】コンタクト部を有するコネクタに連結される基部と、前記基部の形成面から突出する突出部と、を備える、ガイド装置。【選択図】図11

Description

本発明は、ガイド装置およびコネクタに関する。
近日、複数の機器を電気的に接続する役割を担うコネクタが広く普及している。例えば、コンタクトピンのようなコンタクト部を収納するジャックコネクタ、およびプラグコネクタからなる一対の同軸コネクタにおいては、プラグコネクタがジャックコネクタに挿入され、コンタクト部とプラグコネクタの孔とが嵌合することにより、プラグコネクタ側の機器とジャックコネクタ側の機器が電気的に接続される。
上述のコネクタに関し、プラグコネクタをジャックコネクタに挿入する際に、コンタクト部がプラグコネクタに押されて変形してしまうことがある。特許文献1には、コンタクト部の変形を防止するためのコネクタ構造が開示されている。具体的には、特許文献1には、コンタクト部がコネクタの先端から所定の長さ(コネクタの内径の1/2)以上引っ込んだ位置に配置されるコネクタ構造が開示されている。
特開2005−243584号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、コンタクト部をコネクタの先端から所定の長さ以上引っ込めるために、コネクタ自体を特殊な構造とする必要があった。このため、特許文献1に記載のコネクタとして、汎用的なコネクタを用いることができなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、汎用的なコネクタについても適用され得る、コンタクト部の変形を防止することが可能な、新規かつ改良されたガイド装置およびコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、コンタクト部を有するコネクタに連結される基部と、前記基部の形成面から突出する突出部と、を備える、ガイド装置が提供される。
前記コネクタは、前記コンタクト部を収納する筒状のハウジングを有し、前記ガイド装置が前記コネクタに連結された状態において、前記ハウジングの内径をd、前記ハウジングの中心軸から前記突出部までの長さをxとすると、前記突出部の前記コネクタからの突出長さPは(x−d/2)を上回ってもよい。
前記コンタクト部の先端から前記ハウジングの開口までの長さQは(d(sin45°)/2)を下回ってもよい。
前記ハウジングの中心軸から前記突出部までの長さxは、前記ハウジングの内径dを上回ってもよい。
前記突出部は、前記基部の形成面から突出する1または2以上の板状領域からなってもよい。
前記基部は、前記コネクタが嵌挿される孔、および前記孔に繋がる切欠きをさらに含んでもよい。
前記ガイド装置は、前記基部および前記突出部を含む複数組のガイド部材からなってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収納されるコンタクト部と、前記コンタクト部の先端方向に前記ハウジングより突出する突出部と、を備えるコネクタが提供される。
以上説明したように本発明によれば、汎用的なコネクタについても適用され得る、コンタクト部の変形を防止することが可能なガイド装置およびコネクタを提供することが可能である。
本発明の実施形態による一対のコネクタを示す説明図である。 ジャックの斜視図である。 ジャックの正面図および断面図である。 プラグの斜視図である。 プラグの正面図および断面図である。 ジャックへのプラグの挿入過程を示す説明図である。 ジャックへのプラグの挿入過程を示す説明図である。 本実施形態の比較例による構造を示す説明図である。 本実施形態によるガイド装置の構成を示す斜視図である。 ガイド装置の連結過程を示す説明図である。 ガイド装置がジャックに装着された状態を示す斜視図である。 ジャックへのプラグの挿入過程を示す説明図である。 ジャックおよびガイド装置の断面を示す説明図である。 ガイド装置の第1の変形例を示す説明図である。 ガイド装置の第2の変形例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<1.本発明の実施形態によるコネクタ構造>
まず、図1〜図5を参照し、本実施形態によるコネクタ構造について説明する。
図1は、本発明の実施形態による一対のコネクタを示す説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による一対のコネクタは、挿入側のコネクタであるプラグコネクタ20(以下、単にプラグ20と称する。)と、ジャックが挿入される受け側のジャックコネクタ10(以下、単にジャック10と称する。)からなる。
ジャック10およびプラグ20は導電体を有し、ジャック10へのプラグ20の挿入によりジャック10とプラグ20が接続されると、ジャック10が有する導電体(例えば、コンタクトピン)と、プラグ20が有する導電体(例えば、レセプター)が接触する。また、ジャック10はケーブル18の一端に連結されており、ケーブル18の他端には任意の機器が連結される。同様に、プラグ20はケーブル28の一端に連結されており、ケーブル28の他端には任意の機器が連結される。このため、ジャック10とプラグ20が接続されると、ジャック10およびプラグ20の各々が有する導電体の接触に基づき、複数の機器が電気的に接続される。
また、本実施形態によるジャック10には、図1に示したようにガイド装置30が装着される。ガイド装置30は、ジャック10とプラグ20との接続を支援するための構成であり、例えば、ジャック10へのプラグ20の挿入時に、ジャック10が有するコンタクトピンがプラグ20に押されて変形してしまうことを防止する役割を担う部材である。このガイド装置30については、「3.ガイド装置の構成」以降でより詳細に説明する。
以上、本実施形態によるコネクタ構造の概要を説明した。続いて、ジャック10およびプラグ20の詳細な構造を順次詳細に説明する。
(ジャックの構成)
図2は、ジャック10の斜視図を示す。図3は、ジャック10の正面図およびA−A断面図を示す。図2および図3に示したように、ジャック10は、フランジ12を一部に有する筒状のハウジング11を備える。このハウジング11は、複数のコンタクトピン13および絶縁体ベース16を収納する。コンタクトピン13は、導電性を有し、プラグ20と電気的に連結されるコンタクト部として機能する。このコンタクトピン13は、図3の断面図に示したように絶縁体ベース16を貫通し、絶縁体ベース16によりハウジング11内に支持、固定される。
フランジ12は、図2に示したように、ハウジングエッジ14およびネジ孔15を備える、矩形状の領域である。ハウジングエッジ14は、フランジ12の開口とフランジ12の表面との境界を形成する円周領域である。ネジ孔15は、ネジを取り付けるための孔であり、例えば後述するガイド装置30が当該ネジ孔15を通じてジャック10に連結される。
なお、図2および図3においては、コンタクト部の一例として7本のコンタクトピンを示したが、コンタクトピンの本数および位置関係は図示した例に限定されない。また、図2および図3においては、フランジ12の2隅にネジ孔15が設けられる例を示したが、ネジ孔15が設けられる位置および数はかかる例に限定されない。
(プラグの構成)
図4は、プラグ20の斜視図を示す。図5は、プラグ20の正面図およびB−B断面図を示す。図4および図5に示したように、プラグ20は、ハウジング21およびプラグ接続部22を備える。
プラグ接続部22は、複数のピン孔23、先端部24および絶縁体25を有する。複数のピン孔23は、図3などを参照して説明したジャック10の複数のコンタクトピン13と嵌合する孔であり、コンタクトピン13と同数かつ同一の位置関係で設けられる。また、ピン孔23の内径面には、弾性および導電性を有するレセプター(図示せず。)が形成されている。このため、ピン孔23とジャック10のコンタクトピン13が嵌合すると、ジャック10のコンタクトピン13とレセプターとが弾性接触により電気的に接続される。先端部24は、プラグ20の先端を形成する部分である。
なお、ハウジング21の外径は、ジャック10のフランジ12の各辺の長さ未満である。このため、ハウジング21は、図1に示したように、プラグ20とジャック10が接続された状態においてジャック10のフランジ12から径方向に突出しない。
<2.背景>
以上、本実施形態によるジャック10およびプラグ20の構成を説明した。続いて、本実施形態の背景を説明する。
図6は、ジャック10へのプラグ20の挿入過程を示す説明図である。より詳細には、図6は、本実施形態による後述のガイド装置30が装着されていないジャック10にプラグ20が挿入される過程を示す。
図6に示したように、プラグ20は、まず、プラグ20とジャック10との位置合わせのために、可能な限りジャック10の奥へ入り込むように操作され得る。ここで、プラグ20の軸線L2とジャック10の軸線L1との成す角度が45°である状態でプラグ20がジャック10のハウジングエッジ14に押し付けられた場合に、プラグ20の先端部24が最もジャック10の奥へ入り込む。結果、図6にA領域として示したように、プラグ20の先端部24がジャック10のコンタクトピン13に接触し得る。
その後、プラグ20の軸線L2とジャック10の軸線L1を合わせ、プラグ20をジャック10に押し込むことにより、プラグ20がジャック10へ挿入される。しかし、図6に示したようにプラグ20の先端部24とコンタクトピン13が接触した状態でプラグ20の軸線L2がジャック10の軸線L1に近づけられると(いわゆる、こじり動作)、図7のB領域のように、コンタクトピン13がプラグ20の先端部24によって押曲げられ、変形してしまう。
上記の変形問題は、例えば以下に本実施形態の比較例として説明する構造により防止され得る。
図8は、本実施形態の比較例による構造を示す説明図である。図8に示したように、比較例による構造は、第1のコネクタ81と、第2のコネクタ87からなる。第1のコネクタ81は、中心コンタクト82、中心コンタクト82の周囲に絶縁部材83を介して設けられた筒状の外部コンタクト84からなるコネクタ部材85と、導電性の筒状体であるガイド部材86を備える。
ここで、第2のコネクタ87がガイド部材86のエッジ86aに押し付けられた状態で第1のコネクタ81に入り込む長さTは、ガイド部材86の内径Uの1/2に達し得る。一方、コネクタ部材85の先端85aとガイド部材86のエッジ86aの間の長さSは、U/2を上回るように設計される。このため、ガイド部材86のエッジ86aに押し付けられた第2のコネクタ87がコネクタ部材85に接触すること、およびこじり動作によるコネクタ部材85の変形が防止される。
しかし、比較例による構造では、コネクタ部材85が第1のコネクタ81(ガイド部材86)の先端からU/2の長さ以上引っ込んでいるため、当該コネクタ部材85と第2のコネクタ87との嵌合長さが不足することが懸念された。嵌合長さが不足すると、コネクタ間の接続が外れやすくなるので、連続動作という観点からのコネクタとしての品質が低下し得る。
また、運用中の機器などのコネクタに比較例による構造を適用するためには、コネクタの脱着のために、当該機器の運用を一時的に停止する必要があった。また、利用中のコネクタを第1のコネクタ81に交換する場合、他方のコネクタも第1のコネクタ81と接続可能な第2のコネクタ87に交換する必要があった。
そこで、上記事情を一着眼点にして本実施形態によるガイド装置30を創作するに至った。本実施形態によるガイド装置30は、コンタクトピン13の変形を防止しつつ、コネクタ間の接続性を改善することが可能である。また、機器の運用を停止することなく、当該機器に利用されているコネクタに本実施形態によるガイド装置30を装着することが可能である。また、本実施形態は、汎用的なコネクタに適用することも可能である。以下、このような本実施形態によるガイド装置30について詳細に説明する。
<3.ガイド装置の構成>
図9は、本実施形態によるガイド装置30の構成を示す斜視図である。図9に示したように、ガイド装置30は、基部40と、突出壁(突出部)50を備える。なお、ガイド装置30の素材は、金属や樹脂等の、プラグ20が斜め方向に挿入するのを防ぐ程度の硬質さを持つものとする。
基部40は、平板状の部材であり、孔42、切欠き44およびネジ孔45を有する。孔42は、ジャック10のハウジング11の外径以上の径を有する。切欠き44は、孔42に繋がる溝であり、ジャック10のケーブル18の外径以上の幅を有する。ネジ孔45は、ネジを取り付けるための孔であり、ジャック10のネジ孔15に対応する位置に設けられる。このネジ孔45は、ジャック10のネジ孔15を通じてジャック10に連結される連結部として機能する。
上記の基部40の構成に基づき、ジャック10に接続されている機器の運用を停止することなく、本実施形態のガイド装置30をジャック10に装着することが可能となる。具体的には、図10に示したように、ジャック10のケーブル18が基部40の切欠き44を通じて孔42の内部に位置付けられる。その後、孔42がジャック10のハウジング11に嵌挿され、ネジ孔45を通じてガイド装置30がジャック10と連結されることで、ガイド装置30がジャック10に装着される。
図11は、ガイド装置30がジャック10に装着された状態を示す斜視図である。図11に示したように、ガイド装置30の突出壁50は、基部40の形成面から突出し、かつ、ジャック10のフランジ12からコンタクトピン13の先端方向に突出する板状領域である。突出壁50の当該構成により、ジャック10のコンタクトピン13の変形を防止することが可能である。以下、この点について図12を参照して具体的に説明する。
図12は、ジャック10へのプラグ20の挿入過程を示す説明図である。図12に示したように、プラグ20は、プラグ20とジャック10との位置合わせのために、可能な限りジャック10の奥へ入り込むように操作され得る。ここで、プラグ20の軸線L2とジャック10の軸線L1との成す角度が45°である場合、プラグ20の先端部24が最もジャック10の奥へ入り込み得る。例えば、プラグ接続部22の外径≒ジャック10の内径であり、ジャック10(ハウジング11)の内径をdと仮定すると、プラグ20の先端部24がジャック10に入り込む長さは、最大で(d(sin45°)/2)に達する。
一方、本実施形態においては、ガイド装置30の突出壁50とプラグ20の外面との当接により、プラグ20の軸線L2とジャック10の軸線L1との成す角度は45°未満に制限される。すなわち、プラグ20の先端部24がジャック10に入り込む長さは、(d(sin45°)/2)未満に制限される。
従って、本実施形態においては、ジャック10のハウジング11の開口からコンタクトピン13の先端までの長さQが(d(sin45°)/2)以上確保されなくても、すなわち、Qが(d(sin45°)/2)未満に設計されても、プラグ20の先端部24とコンタクトピン13との接触、および、こじり動作に基づくコンタクトピン13の変形を防止し得る。また、上記のようにジャック10のハウジング11の開口からコンタクトピン13の先端までの長さQを短縮できるので、コンタクトピン13とプラグ20との嵌合長さが不足することの抑制により、ジャック10とプラグ20の接続性を改善することが可能である。なお、突出壁50は、ジャック10のフランジ12の外側から突出するので、図1に示したように、ジャック10とプラグ20とのコネクタ接続を阻害しない。また、本実施形態によれば、ジャック10およびプラグ20として汎用的なコネクタを利用可能であり、プラグ20側の変更が不要という利点もある。
続いて、図13を参照し、プラグ20の軸線L2とジャック10の軸線L1との成す角度は45°未満に制限し得る突出壁50の具体的な設計について検討する。
図13は、ジャック10およびガイド装置30の断面を示す説明図である。プラグ20がジャック10に対して45°の角度で挿入された場合に突出壁50がプラグ20の外面に当接する設計では、ハウジング11の内径をd、ハウジング11の中心軸(軸線L1)から突出壁50までの長さをxとすると、突出壁50のフランジ12からの突出長さPは(x−d/2)と表現される。ここで、突出壁50の突出長さPが長くなるほど、プラグ20の軸線L2とジャック10の軸線L1とが成し得る角度は制限される。従って、本実施形態では、突出壁50の突出長さPが(x−d/2)を上回るようにガイド装置30が設計される。かかる構成により、プラグ20の軸線L2とジャック10の軸線L1とが成し得る角度を45°未満に制限することが可能となる。
<4.変形例>
以上、本実施形態によるガイド装置30の構成を説明した。続いて、本実施形態によるガイド装置30の変形例を説明する。
(第1の変形例)
図14は、ガイド装置30の第1の変形例を示す説明図である。図14に示したように、第1の変形例によるガイド装置30は、基部40と、複数の突出壁50を有する。具体的には、複数の突出壁50は、フランジ12の一辺に沿う底壁部51と、フランジ12の他辺に沿う一対の側壁部52からなる。
かかる構成によれば、底壁部51側からのプラグ20の挿入だけでなく、他の2方向(側壁部52側)からのプラグ20の挿入についても、プラグ20とコンタクトピン13との接触、およびこじり動作に基づくコンタクトピン13の変形を防止しすることが可能である。
(第2の変形例)
図15は、ガイド装置30の第2の変形例を示す説明図である。第2の変形例によるガイド装置30は、図15に示したように、第1のガイド部材30−1および第2のガイド部材30−2からなる。これら第1のガイド部材30−1および第2のガイド部材30−2は、各々、孔42およびネジ孔45を有する基部40と、底壁部51および側壁部52を備える。
かかる構成においては、ジャック10に接続されている機器の運用を維持した状態で第1のガイド部材30−1および第2のガイド部材30−2を順次にジャック10に装着することが可能である。
(第3の変形例)
上記では、ジャック10とガイド装置30を連結するための連結部の一例としてネジ孔45を説明したが、ジャック10とガイド装置30とを連結するための手段はかかる例に限定されない。例えば、ジャック10とガイド装置30は、溶接によって連結されてもよいし、対になる形状の係合により連結されてもよい。
(第4の変形例)
上記では、ガイド装置30が切欠き44を有する例を説明したが、ガイド装置30は切欠き44を有さなくてもよい。ガイド装置30が切欠き44を有さない場合であっても、ジャック10に接続されている機器の運用を一時的に停止すれば、孔42にケーブル18およびハウジング11を順次に嵌挿することによりガイド装置30をジャック10に装着することが可能である。なお、ガイド装置30は、ジャック10の製造時においてジャック10と一体的に形成されてもよい。
<5.むすび>
以上説明したように、本実施形態によれば、プラグ20の先端部24とコンタクトピン13との接触、および、こじり動作に基づくコンタクトピン13の変形を防止することが可能である。また、ジャック10のハウジング11の開口からコンタクトピン13の先端までの長さQを短縮できるので、コンタクトピン13とプラグ20との嵌合長さが不足することの抑制により、ジャック10とプラグ20の接続性を改善することが可能である。また、突出壁50は、ジャック10のフランジ12の外側から突出するので、図1に示したように、ジャック10とプラグ20とのコネクタ接続を阻害しない。また、本実施形態によれば、プラグ20側の変更が不要という利点もある。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、図9においては、切欠き44が突出壁50と対向する辺上に形成される例を示したが、切欠き44は、基部40の他の辺上に形成されてもよい。
また、図9〜図15などでは、突出壁50が基部40から垂直に突出する例を示したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、突出壁50は、基部40と鈍角を成すように基部40から突出してもよい。また、突出壁50の形状は湾曲形状であってもよい。
10 ジャック
11 ハウジング
12 フランジ
13 コンタクトピン
14 ハウジングエッジ
15 ネジ孔
16 絶縁体ベース
18 ケーブル
20 プラグ
21 ハウジング
22 プラグ接続部
23 ピン孔
24 先端部
25 絶縁体
28 ケーブル
30 ガイド装置
40 基部
42 孔
45 ネジ孔
50 突出壁
51 底壁部
52 側壁部

Claims (8)

  1. コンタクト部を有するコネクタに連結される基部と、
    前記基部の形成面から突出する突出部と、
    を備える、ガイド装置。
  2. 前記コネクタは、前記コンタクト部を収納する筒状のハウジングを有し、
    前記ガイド装置が前記コネクタに連結された状態において、前記ハウジングの内径をd、前記ハウジングの中心軸から前記突出部までの長さをxとすると、前記突出部の前記コネクタからの突出長さPは(x−d/2)を上回る、請求項1に記載のガイド装置。
  3. 前記コンタクト部の先端から前記ハウジングの開口までの長さQは(d(sin45°)/2)を下回る、請求項2に記載のガイド装置。
  4. 前記ハウジングの中心軸から前記突出部までの長さxは、前記ハウジングの内径dを上回る、請求項2に記載のガイド装置。
  5. 前記突出部は、前記基部の形成面から突出する1または2以上の板状領域からなる、請求項2〜4のいずれか一項に記載のガイド装置。
  6. 前記基部は、前記コネクタが嵌挿される孔、および前記孔に繋がる切欠きをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のガイド装置。
  7. 前記ガイド装置は、前記基部および前記突出部を含む複数組のガイド部材からなる、請求項6に記載のガイド装置。
  8. ハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収納されるコンタクト部と、
    前記コンタクト部の先端方向に前記ハウジングより突出する突出部と、
    を備えるコネクタ。
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