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JP2016048431A - 監視装置、監視装置の機器管理方法、及びプログラム - Google Patents

監視装置、監視装置の機器管理方法、及びプログラム Download PDF

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JP2016048431A JP2014172785A JP2014172785A JP2016048431A JP 2016048431 A JP2016048431 A JP 2016048431A JP 2014172785 A JP2014172785 A JP 2014172785A JP 2014172785 A JP2014172785 A JP 2014172785A JP 2016048431 A JP2016048431 A JP 2016048431A
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Abstract

【課題】管理装置から取得するネットワーク機器の情報に基づいて、ネットワーク機器を監視する監視装置の処理負荷、通信負荷、及びこれらに起因する処理遅延を軽減する監視装置、監視装置の機器管理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】監視装置101、111は、中央管理装置121から監視対象となるネットワーク機器を含むリストを取得し、リストに含まれるネットワーク機器から機器情報を取得して、監視処理を行い、監視処理に際して取得した機器情報の少なくとも一部を中央管理装置121に送信する。監視装置101、111は、監視処理の結果、所定の条件を満たすネットワーク機器を特定した場合に、ネットワーク機器の障害として、障害情報を生成し、中央管理装置121に送信し、障害情報に対応するネットワーク機器の監視処理を停止する。【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク機器を監視する監視装置の制御に関する。
従来、プリンタや複合機等の画像形成装置等の機器の稼働状況をリモートで監視する機器管理システムがある。この機器管理システムは、顧客側に設置する監視装置と、中央管理装置がインターネットを経由して接続されている。監視装置が収集した機器のデータを、HTTPS,SMTP等のネットワークプロトコルを使用して、中央管理装置に送信し、中央管理装置で集中管理している。中央管理装置では、メンテナンス契約を締結した顧客情報、監視装置情報、監視機器情報等が一元的に管理されており、登録された監視装置から監視情報が送信された時に送信データを保存する。
監視装置には、各種形態/タイプがあり、この中で、中央管理装置から自装置に登録された機器リスト、及び機器情報を取得して、監視を開始する監視装置がある。この形態においては、通常、定期的に監視装置が、中央管理装置から、自装置に登録された機器リスト、及び機器情報を取得する。機器情報には、IPアドレス、或いはホスト名、機器のシリアル番号、MACアドレス等、機器との通信に必要な情報や機器特定に必要な情報等が含まれる。
なお、顧客側に設置される機器はリプレース等により撤去される場合がある。しかし、中央管理装置側では、通常、撤去した機器でも、履歴参照のため、数か月、登録を抹消しない。そのため、監視装置の登録機器を中央管理装置の登録機器と同期する場合、撤去/リプレース等で監視不要の機器に対しても通信を実行してしまう。
この通信は無駄であるだけでなく、ネットワーク負荷を増大し、処理負荷、タイムアウトによる処理遅延を引き起こす可能性がある。特に大規模なリプレースを行う場合は、撤去等される機器も多数となる。よって、上述のような無駄な監視処理による処理負荷はかなり大きくなってしまい、該処理不可による処理遅延により、監視装置による監視が遅延する状態にもなり得る。
この無駄な監視処理を中止するための対策として、機器情報として、監視フラグのON/OFF、撤去日時等をユーザに入力させ、監視装置がその値で監視処理の中止を判断する方法が考えられる。しかし、この方法では、ユーザによる手入力が必要であり、完全な効果は期待できない。また、その他、特許文献1では、機器の通信状態が恒久的に通信不能な場合、機器登録の解除を行う提案がなされている。
特許4973516号公報
しかし、特許文献1では、撤去された機器に対する、中央管理装置の登録が抹消され、消えてしまうため、その後、その機器の機器情報/履歴を参照することができなくなってしまうという問題がある。
また、中央管理装置側での登録を前条件として、監視装置側での機器監視を行うケースにおいては、中央管理装置側での登録ミスにより通信不能であるケースもあり得る。このような場合、顧客/サービスマンが適切な設定変更ができることが望ましいが、特許文献1では、そのようなケースは想定されていないため、適用できない。
このように、撤去された機器等の監視不要な機器の中央管理装置側での登録を保持したまま、監視不要な機器の監視装置における監視を停止可能であり、中央管理装置側での設定ミスにも柔軟に対応可能な監視装置の提案が望まれていた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、監視不要な機器の管理装置側での登録を保持したまま、監視不要な機器の監視装置における監視を停止して、監視装置における通信負荷、処理負荷を軽減し、通信負荷/処理負荷に起因する処理遅延を軽減することができ、また、管理装置側でのネットワーク機器の登録ミス等にも柔軟に対応することができる仕組みを提供することである。
本発明は、管理対象となるネットワーク機器の登録情報を管理する管理装置から、監視対象となるネットワーク機器を含むリストを取得する取得手段と、前記リストに含まれるネットワーク機器から機器情報を取得して、監視処理を行う監視手段と、前記監視処理に際して取得した機器情報の少なくとも一部を前記管理装置に送信する第1の送信手段と、前記監視処理の結果、所定の条件を満たすネットワーク機器を特定した場合に、当該ネットワーク機器の障害として、障害情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された障害情報を前記管理装置に送信する第2の送信手段と、前記障害情報に対応するネットワーク機器の監視処理を停止する停止手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、監視不要な機器の管理装置側での登録を保持したまま、監視不要な機器の監視装置における監視を停止して、監視装置における通信負荷、処理負荷を軽減し、通信負荷/処理負荷に起因する処理遅延を軽減することができる。
また、管理装置側でのネットワーク機器の登録ミス等にも柔軟に対応することができる。
本実施例の機器管理システムの概略構成図 中央管理装置,監視装置,プロキシサーバのハードウェア構成図 画像形成装置のハードウェア構成図 監視装置のソフトウェア構成図 画像形成装置のソフトウェア構成図 中央管理装置のソフトウェア構成図 監視装置の動作を例示するフローチャート 監視装置の機器情報更新処理を例示するフローチャート 監視装置側の機器リストを例示する図 監視装置側で保持する監視停止条件リストを例示する図 監視機器リスト画面を例示する図 機器情報編集画面を例示する図 監視装置のUI処理を例示するフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す機器管理システム全体の概略構成を例示するブロック図である。
図1に示すように、本実施例の機器管理システムには、顧客システム100、110をはじめとする複数の顧客システム、及び、中央管理装置121が接続されている。なお、中央管理装置121に接続される顧客システムは、2つに限定されるものではなく、1つでも、3つ以上であってもよい。他に、通常販売会社システムなども機器管理システムに接続されているが、本発明とは直接関係しないため、ここでは図示していない。
各顧客システムから取得された情報は、中央管理装置121に送信され、データベース122に保存される。データベース122は、監視のための情報や、顧客側から収集した画像形成装置のカウンタ、障害履歴情報、障害パターンテーブルなどの各種情報を蓄積する履歴記憶部としてのデータベースである。
中央管理装置121とデータベース122は、LAN123で接続されており、LAN123は、インターネット150に接続可能となっている。なお、データベース122は、物理的に中央管理装置121内に存在してもよいし、中央管理装置121からアクセス可能であれば、中央管理装置121からインターネット150を経由した別の場所に存在しても構わない。
中央管理装置121は、後述する監視装置101、111から監視対象としての画像形成装置(102、112等)の情報、稼働状態を示す情報(障害情報などもを含む)を収集、蓄積、加工し、警告等を外部に提供する機能を有する。また、中央管理装置121は、これらの情報を、例えば販売会社のシステムへ配信する機能なども有する。
画像形成装置の稼働状態としては、例えば、トナー切れ、ドアオープン、ドラム交換、カートリッジなし、冷却ファン異常、基板異常、原稿台ガラス汚れ、ステイプル切れ、給紙センサ光量不足などを例として挙げることができる。また、画像形成装置の稼働状態として、フォントメモリオーバーフロー、レンダリングエラー、定着器異常、カウンタ異常、両面ユニット異常、紙詰まりなどを挙げることもできる。さらに、カウンタ情報として、販売会社の課金対象となる課金カウンタ、顧客の部門別に集計された部門カウンタ、用紙サイズ別に集計されたサイズ別カウンタ、画像形成装置内の部品の消耗度を示す部品カウンタなどが挙げられる。
さらに、中央管理装置121に、中央管理装置121が管理対象とする画像形成装置の情報や監視に関する設定を登録することができ、該登録情報を管理する。中央管理装置121では、登録された管理対象の画像形成装置や、監視に関する設定をマージして一括管理できる。また、中央管理装置121では、監視装置101、111に対し、監視に関わる設定を行うこともできる。中央管理装置121は、監視装置からの要求等に応じて、管理対象の機器の登録情報から、該監視装置の監視対象の機器のリストを提供する。
本実施例の機器管理システムによるサービスは、例えば、販売会社と顧客との保守契約等に基づき提供されるものである。従って、販売会社が契約等に基づき監視対象と決定した画像形成装置のみを、本機器管理システムの監視対象としている。
なお、図1の例では、中央管理装置121及びデータベース122が1つずつしか示されていない。しかし、実際には、多くの画像形成装置及び監視装置からの情報収集や、ファームウェア配信の負荷分散を行うために、複数の中央管理装置、データベースに分散処理をさせるケースもある。
次に、顧客側のシステム構成について説明する。
顧客側環境としては異なる複数の環境がある。図1中では、一例として、顧客システム100、110が示されている。
顧客システム100、110は夫々、異なる顧客であり、異なる構成例である。顧客システム100では、紙面の都合上、3台しか図示していないが、実際は大規模環境で数百〜数千台の機器を、監視装置101によって、監視している。
顧客システム110では、比較的少ない台数(数十台規模)を監視する遠隔監視の例であり、データベースを別途設けず、監視データ等を監視装置111に内蔵の記憶装置に保存するシステム構成である。なお、監視装置101、111は、例えば汎用のパーソナルコンピュータ(PC)に機器管理プログラムがインストールされたものとする。以下、本質的に顧客システム100と110の違いはないため、顧客システム100について詳述するが、顧客システム110も同様である。
顧客システム100においては、インターネット150に接続されたLAN103に接続された画像形成装置102a,102b,102cが、監視装置101により監視されている。監視装置101は、プロキシサーバ105を介して、インターネット150経由で中央管理装置121と通信している。
なお、上述した監視装置101、中央管理装置121、画像形成装置102それぞれの間の通信には、HTTP(S)/SOAPプロトコルが利用可能である。SOAPは、Simple Object Access Protocolの略称である。SOAPは、XML(eXtended Markup Language)をベースとして、あるコンピュータから他のコンピュータのデータやサービスを呼び出すためのプロトコルである。本例では、SOAPはHTTP(S)の上に実装される。SOAPによる通信は、XML文書に付帯情報を付けたSOAPメッセージを交換する。したがって、SOAPをサポートするコンピュータには、SOAPメッセージを生成するSOAPメッセージ生成部と、SOAPメッセージを解釈するSOAPメッセージ解釈部とが備えられている。画像形成装置の状態情報は、本実施例ではSOAPメッセージによって中央管理装置121に送信される。また、本実施例ではSOAPを使用しているが、REST等、他のIF/プロトコルでも同様に実施することが可能であることは言うまでもない。
監視装置101は、画像形成装置102a,102b,102cから収集した情報、収集データの処理結果をデータベース104に保存する。また、画像形成装置の監視に関わる設定もデータベース104、若しくは監視装置101に内蔵等する記憶装置内に保存する。監視装置101は、画像形成装置の状態情報(例えば、障害等の発生)を、画像形成装置102a,102b,102cから受信するたびに、データベース104に保存し、中央管理装置121に送信する。
図2は、中央管理装置121、監視装置101,111、プロキシサーバ105,115等として適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。なお、図示しないバックエンドに設置される情報処理装置の構成にも相当させることができる。
図2において、201はCPUで、情報処理装置の制御部である。CPU201は、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、オペレーティングシステム(OS)や本発明の機器管理プログラムなどを実行する。なお、本構成例ではCPUを一つとしたが、複数の場合もありえる。
202は書き換え不能な記憶部であるROMであり、内部には、基本I/Oプログラム、本装置上の各処理を司るプログラム、データを記憶する。203はRAMであり、RAM203には、プログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行い、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。なお、後述する各フローチャートにおける監視装置101、111の各ステップの処理は、CPU201が、202,205等の記憶装置や後述する記憶媒体に格納されたプログラムコードに基づく処理を実行することによって、実現されるものとする。
204は外部機器I/Fであり、各種外部機器を接続可能である。外部機器I/F204を介してハードディスクドライブ等の記憶装置や記憶媒体のリーダ装置を接続することにより、記憶媒体に記憶されたプログラム等を本情報処理装置にロードすることができる。なお、記憶媒体は、FD、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
205はハードディスク(HD)であり、本装置の各処理に関わるプログラムやデータ、一時的なデータ、本発明に関わる監視対象の画像形成装置に関する情報、及び画像形成装置から収集したデータ等の各種データを記憶する。また、本構成例ではHDを一つとしたが、複数の場合もありえる。また、SSD(ソリッドステートドライブ)を設ける構成であってもよい。
206は指示入力部である入力装置であり、キーボードやポインティングデバイスである。入力装置206は、サービスマン、オペレータ、管理者等の本システムのユーザが情報処理装置に対して、設定、操作等の入力指示を行うものである。
207は表示部であるディスプレイであり、入力装置206から入力した指示や、管理対象の画像形成装置の状態や設定を表示するものである。なお、実際にはアプリケーションがOSの仕組みを介して発行した描画コマンドを、グラフィックカードが解釈し、アナログ信号、或いはデジタル信号に変換した情報がディスプレイ207に表示される場合等がある。本実施例における表示制御とは、情報をディスプレイ207等の表示部に表示させるべくOSを介して、描画コマンドの発生を行わせる処理を含むものとする。
208はNetwork I/F(ネットワークインタフェース)であり、ネットワーク経由でLAN及びインターネットに接続し、外部と情報交換を行う。該ネットワークインターフェース208を介して情報処理装置は、外部装置とのデータのやり取りを行う。
209はシステムバスであり、情報処理装置内のこれらの要素(201〜208)のデータの流れを司るものである。
図3は、画像形成装置102、112のプリンタ制御部とその周辺部分のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図において、301はプリンタコントローラである。
プリンタコントローラ301において、通信部316は、ホストコンピュータなどの外部装置323(例えば図1の監視装置101,111等)と、各種データの送受信を所定のプロトコルで実行する。ビデオI/F317は、通信と画像データの受信、及び受信した画像データをプリンタが印字可能な情報に展開すると共に、後述のエンジン制御部302との間で信号のやり取り及びシリアル通信を行うためのものである。
画像形成装置のCPU312は、ROM314或いはHD(外部メモリ)319に記憶された制御プログラムなどに基づいて、システムバス322に接続される各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。さらに、CPU312は、ビデオI/F317を介して接続されるプリンタエンジンに出力情報としての画像信号を出力する。
RAM313は、CPU312の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ディスクコントローラ(DKC)315は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、設定ファイル等を記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ319とのアクセスを制御する。なお、外部メモリとしてSSD(ソリッドステートドライブ)を設ける構成であってもよい。
操作部320は、表示部321やキーボード等の入力部を含んでおり、入出力I/F318を介してオペレータへの情報提供や、オペレータからの入力指示を行わせるものである。
302はエンジン制御部で、プリンタコントローラ301との間で信号のやり取り、シリアル通信を介してプリンタエンジンの各ユニットの制御を行う。ここで、303は用紙搬送制御部であり、プリントする用紙を給紙搬送し、プリント後の排紙までの紙搬送を、エンジン制御部302の指示に基づき実行する。304は光学制御部で、スキャナモータの駆動及びレーザのON/OFF制御を、エンジン制御部302の指示に基づき実行する。
305は高圧系制御部で、帯電、現像、転写などの電子写真プロセスに必要な高圧出力を、エンジン制御部302の指示に基づき実行する。306は定着温度制御で、エンジン制御部302の指示に基づき、定着器の温度制御を行うと共に、定着器以上検出等を行う。
307はジャム検出部で、用紙搬送中の搬送不良を検出する。308は故障検出部で、プリンタ内の機能部の故障を検出する。309は印刷完了通知部で、印刷が正常に行われたことを検出して、エンジン制御部302やカウンタ制御部310に通知する。カウンタ制御部310は、課金カウンタ、部品カウンタ等の各種カウンタ情報を保持し、印刷完了後、各種カウンタ情報を更新する。
なお、エンジン制御部302には、プリンタエンジンの各ユニットの情報を管理する機器情報管理部311がある。機器情報管理部311では、外部装置323からの要求に応じて、例えば、カウンタ制御部310から各種カウンタを取得し、ビデオI/F317に渡す。これにより、カウンタ情報は、ビデオI/F317、通信部316を介して外部装置323に送信される。その他、外部装置323から情報取得要求があった場合も、機器情報管理部311は、適宜、各ユニットから情報を取得する。
さらに、機器情報管理部311は、ジャム検出部307から通知されたジャム情報、故障検出部309から通知されたアラームやエラー情報等も管理する。なお、機器情報管理部311は、アラームやエラー情報について、外部装置323から予めイベント通知依頼がなされていた場合、アラームやエラー情報を、外部装置323にビデオI/F317等を介し、プリンタコントローラ301に送信する。
また、本発明における画像形成装置として上述の電子写真方式を利用したレーザビームプリンタ、インクジェット方式を利用したインクジェットプリンタ、或は熱転写方式を採用したサーマルヘッドプリンタ、或は複写機等に適用可能であることはいうまでもない。
図4は、監視装置101、111内のソフトウェア構成を例示するブロック図である。なお、図4に示す各部はソフトウェアとして実装されるものであり、監視装置101、111のCPU201が、HD205等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
401は受信データ解析部であり、通信部403を介して、中央管理装置121、画像形成装置102、112から受信した受信データを解析し、データ毎に適切な処理部に受信データを渡す。
402は送信データ生成部であり、各処理部からの依頼により、通信プロトコルに応じた送信データを生成する。生成された送信データは、通信部403を介して、中央管理装置121、画像形成装置102、112等に送信される。
403は通信部であり、中央管理装置121、画像形成装置102、112等の外部の情報処理装置と、LAN及びインターネット等のネットワークを介して、データの送受信を行う。
404はデータベースアクセス部であり、データベース104への入出力を司る。また、データベースアクセス部404は、内蔵の記憶装置等に監視データ、設定データ等の必要データを保存している場合、この記憶装置への入出力を司る。
405は機器情報取得部であり、画像形成装置102,112の状態や能力情報等の各種の機器情報を取得する。
406は機器情報管理部であり、中央管理装置121に登録されている監視対象の画像形成装置に対応する、機器情報取得部405から取得した機器情報を管理する。各種情報は、機器情報管理部406により、データベースアクセス部404を介して、データベース104に保存される。
407は機器監視部であり、監視機器の監視処理を行う。機器監視部407は、中央管理装置121より指示された送信スケジュールに従って、機器情報取得部405により、監視情報を収集する。収集された監視情報は、機器情報管理部406で管理され、前記送信スケジュールに従って、送信データ生成部402により送信データに加工され、収集された監視情報の少なくとも一部が、通信部403により、中央管理装置121に送信される。さらに、機器監視部407は、監視機器の追加、ジャムやトナー切れ等の機器イベントデータも処理する。機器監視部407は、機器イベント検出時や、機器のシリアル番号不一致等、特定のエラーが発生した時、適宜、送信データ生成部402により擬似アラームを生成し、通信部403により、中央管理装置121に送信する。
408は管理情報取得部であり、中央管理装置121から、自装置に関する定期送信スケジュールや、指示等の管理情報を取得する。管理情報取得部408は、自装置が監視する監視機器のリストを取得するための要求を送信データ生成部402で生成し、通信部403を介して、中央管理装置121へ送信し、中央管理装置121から監視機器リストを取得する。本実施例では、機器監視部407からの指示により、監視機器リストの取得を行う例について説明するが、管理情報取得部408単独で動作してもよく、構成に依存しない。
図5は、画像形成装置102、112内のソフトウェア構成を例示するブロック図である。なお、図5に示す各部はソフトウェアとして実装されるものであり、画像形成装置102、112のCPU312が、ROM314やHD319等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
501は受信データ解析部であり、通信部503を介して、中央管理装置121、監視装置101,111から受信した受信データを解析し、データ毎に適切な処理部に受信データを渡す。
502は送信データ生成部であり、各処理部からの依頼により、通信プロトコルに応じた送信データを生成する。生成された送信データは、通信部503を介して、中央管理装置121、監視装置101,111に送信される。
503は通信部であり、中央管理装置121、監視装置101、111等の外部装置と、LAN及びインターネット等のネットワークを介して、データの送受信を行う。
504は機器情報取得部であり、本画像形成装置内で発生したサービスコールやジャム等の状態情報を取得する。さらに、機器情報取得部504は、監視装置101,111からの指示により、画像形成装置内部に保持するカウンタ情報等の各種情報を取得する。機器情報取得部504が取得したデータは、送信データ生成部502により、送信データに加工され、通信部503により、監視装置101,111等の取得要求元に送信される。
505は機器情報管理部であり、機器情報取得部504が収集した機器情報を管理、制御する。
506は機器監視部であり、機器内の監視機能が有効化された時に、外部の監視装置と同様に、機器内部で本機器の監視を行う。機器監視部506は、中央管理装置121より指示された送信スケジュール、或いは、外部アプリケーションからの指示に従って、機器情報取得部504により、監視情報を収集する。監視情報は、機器情報管理部505で管理され、前記送信スケジュール、或いは外部指示に従って、送信データに加工、通信部503により、中央管理装置121に送信される。また、機器監視部506は、外部の監視装置と同様に、機器のイベントデータも処理し、適宜、中央管理装置121、或いは監視装置101,111に送信する。
図6は、中央管理装置121内のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、図6に示す各部はソフトウェアとして実装されるものであり、中央管理装置121のCPU201が、HD205等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
601は受信データ解析部であり、通信部603を介して、監視装置101,111、画像形成装置102、112から受信した受信データを解析し、データ毎に適切な処理部に受信データを渡す。
602は送信データ生成部であり、各処理部からの依頼により、通信プロトコルに応じた送信データを生成する。生成された送信データは、通信部603を介して、監視装置101,111、画像形成装置102、112に送信される。
603は通信部であり、監視装置101,111、画像形成装置102、112等の外部の情報処理装置と、LAN及びインターネット等のネットワークを介して、データの送受信を行う。
604はデータベースアクセス部であり、データベース122への入出力を司る。
605は監視制御部であり、全ての監視装置から監視情報、課金情報等を取得するスケジュールの管理や、監視内容、方法の制御を行う。さらに、監視制御部605は、必要に応じて、管理下にある監視装置101,111へ、送信データ生成部602、通信部603を介して、指示、応答を送信する。
606は取得情報処理部であり、管理下にある監視装置101,111から受信した情報をそのまま、あるいは加工して、データベースアクセス部604を介して、データベース122に格納する。また、取得情報処理部606は、監視装置101,111等から受信した情報及びデータベース122の保存データを元に、カウンタ情報の集計、擬似アラームを含むエラー情報等を担当サービスマンや顧客側へ通知する。
図7は、監視装置101、111の動作を例示するメイン処理のフローチャートである。説明を簡略化するために、顧客システム100の監視装置101について説明を行うが、顧客システム110の監視装置111の動作も同様である。また、本フローチャートでは、本発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については、本発明の本質とは異なるため、説明を省略する。さらに、以降の説明においては、監視対象の画像形成装置のことを監視機器、或いは単に機器と表記する。また、特に断らない限り、本処理は機器監視部407が主体となって動作するものとする。
なお、図7、及び、後述する図8、図13のフローチャートの各ステップの処理は、監視装置111(監視装置101)に設けられたCPU201がROM202,HD205等の不揮発性の記憶装置に記憶された本発明の制御プログラムを読み込み実行することに応じて実現されるものとする。
先ず、ステップS701において、監視装置111では、電源投入に伴うシステムの初期化を行う。具体的には、初期設定情報の読み込み、各動作部の初期化処理等を行う。例えば、機器情報管理部406は、データベースアクセス部404を介して、監視対象となっている全ての画像形成装置に関する監視装置101内の情報テーブルを、監視装置内機器リストLcとしてRAM203やHD205に読み込む等の処理を行う。機器監視部407は、この監視装置内機器リストLcに対し、機器監視のための初期化処理を行う。例えば、機器へのイベント登録等も実施する。
図9は、監視装置内機器リストLcを例示する図である。
図9に示すように、監視装置内機器リストLcは、デバイスID、IPアドレス、ホスト名、登録状態、監視状態、エラー原因、エラー発生日時、最終処理日時等を項目として保持する。
デバイスIDは、デバイスを唯一に特定するID(識別情報)である。IPアドレスとホスト名は、デバイスのアドレスを特定する項目で、通常、何れかが指定され、名前解決によりもう一方が導出される。
登録状態は、以下に示す登録処理の状態を表す。監視装置側では、機器の監視を開始する前に、機器の製品名、シリアル番号、MACアドレス等の機器固有の情報に加え、能力情報等を取得し、能力に応じた監視が行われる。これら一連の作業を、本実施例では機器の登録処理と呼び、機器リスト内の登録状態とは、前記登録処理の状態を表す。登録状態には、登録中(REGISTERING)、登録済(REGISTERED)等がある。
監視状態は、監視処理の一環で機器と通信を試行した時の状態を表す。監視状態には、監視中(WATCHING)、監視準備中(READY)、エラー(ERROR)、監視停止(STOPPED)等がある。
エラー原因は、監視状態がエラー、或いは、監視停止に至ったエラーの原因を表す。エラーでない場合は、NO_ERRと表す。
エラー発生日時は、前記エラーの発生日時を表す。
最終処理日時は、機器との通信を最後に試行した日時を表す。
以下、図7のフローチャートの説明に戻る。
上記S701で初期化処理が完了した後、機器監視部407は、通常処理に入る。ステップS702において、機器監視部407は、定期監視処理時刻になったか否かを判定する。そして、定期監視処理時刻になったと判定した場合(S702でYesの場合)、機器監視部407は、S703に処理を進める。
ステップS703では、機器監視部407は、監視装置内機器リストLcに含まれる、各定期監視処理の処理対象機器の機器情報を参照し、監視状態が「監視停止(STOPPED)」の機器を除外し、処理変数Nを処理対象機器の数、処理変数nを「0」で初期化し、S704に処理を進める。
ステップS704では、機器監視部407は、処理変数Resultを「NO_ERR(エラーなし)」で初期化し、処理対象機器のn番目の要素をDn(n:0〜N−1)とし、Dnと通信して、Dnの監視処理を実施する。この監視処理には、課金データの収集や、各種カウンタの取得等も含まれるが、本発明の本質とは関係しないため、説明を省略する。
次に、ステップS705において、機器監視部407は、上記S704で実施した監視処理の通信が成功したか否かを判定する。
そして、監視処理の通信が成功したと判定した場合(S705でYesの場合)、機器監視部407は、S706に処理を進める。
ステップS706では、機器監視部407は、上記S704の監視処理で取得した取得データが正常(期待値通り)であるか否かを判定する。
そして、取得データが正常であると判定した場合(S706でYesの場合)、機器監視部407は、S707に処理を進める。
ステップS707では、機器監視部407は、DnのデバイスID,Result=NO_ERR,エラー発生日時=NULLを、入力パラメータとして、機器情報更新処理を実行する。なお、機器情報更新処理は、機器監視部407の依頼により、機器情報管理部406が主体で行うものとする。機器情報更新処理の詳細は、図8のフローチャートを用いて後述する。
また、上記S705において、監視処理の通信が失敗した(通信結果がエラー)と判定した場合(S705でNoの場合)、機器監視部407は、S709に処理を進める。
また、上記S706において、取得データが正常でない(取得結果がエラーである)と判定した場合(S706でNoの場合)にも、機器監視部407は、S709に処理を進める。
ステップS709では、機器監視部407は、上記S705又はS706で判定されたエラーに対応するエラー値(即ち、監視処理における通信結果或いは取得結果がエラーである場合のエラーの原因)を、Resultに適宜セットする。上記S705で判定されるエラーは、通信系のエラーであり、例えば、名前解決が出来ない(本実施例ではERR_NAME_RESOLUTION)、通信のタイムアウト(同ERR_TIMEOUT)等がある。また、上記S706で判定されるエラーは、通信には成功したが取得データが期待値と異なる場合のエラーであり、例えば、シリアル番号不一致(本実施例ではERR_MISMATCH_SN)等がある。これらのエラー値を、Resultにセットする。
上記S709の処理を完了すると、機器監視部407は、ステップS710において、DnのデバイスID,上記S709でセットしたResult値、エラー発生日時=現日時を、入力パラメータとして、機器情報更新処理(図8)を実行する。
上記S707又はS710の機器情報更新処理の後、ステップS708において、機器監視部407は、nを1インクリメントし、nがNに等しいか、即ち全監視対象機器の処理を完了したか否かを判定する。
そして、nがNに等しくない(未だ全監視対象機器の処理を完了していない)と判定した場合(S708でNoの場合)、機器監視部407は、S704に処理を戻し、次の監視対象機器の処理に移行する。
一方、nがNに等しい(全監視対象機器の処理を完了した)と判定した場合(S708でYesの場合)、機器監視部407は、S702に処理を戻し、定期監視処理時刻の判定を行う。
また、上記S702において、機器監視部407が、定期監視処理時刻になっていないと判定した場合(S702でNoの場合)、機器監視部407は、S711に処理を進める。
ステップS711では、機器監視部407は、中央管理装置121からの機器情報の取得時刻になったか否かを判定する。
そして、中央管理装置121からの機器情報の取得時刻になっていないと判定した場合(S711でNoの場合)、機器監視部407は、その他の処理を適宜処理する(S730)。例えば、監視処理により取得した情報の中央管理装置121への送信タイミングとなった場合には、監視処理により取得した情報を中央管理装置121に送信する。なお、S730の処理については、本発明の本質とは関係しないため、詳細な説明を省略する。
一方、上記S711において、中央管理装置121からの機器情報の取得時刻になったと判定した場合(S711でYesの場合)、機器監視部407は、S712に処理を進める。中央管理装置121からの機器情報の取得処理は、本実施例では、定期的な処理、例えば数時間に一度の定期処理として記載しているが、これに限定されるものではない。
ステップS712では、機器監視部407は、管理情報取得部408に依頼して、中央管理装置121から監視対象機器リストLsを取得する。詳細には、管理情報取得部408は、監視対象機器リスト取得要求を送信データ生成部402により生成し、通信部403を介して、中央管理装置121へ送信する。中央管理装置121は、通信部603を介して、受信した要求を、受信データ解析部601が解析し、監視対象機器リスト取得要求を検出する。そして、監視制御部605が、この監視対象機器リスト取得要求を受けて、応答として、当該監視装置の監視対象機器リスト情報を送信データ生成部602により生成し、通信部603を介して、当該監視装置へ応答する。監視装置101では、通信部403を介して、管理情報取得部408が、上記応答を受信し、機器監視部407へ応答を渡す。機器監視部407は、これを監視対象機器リストLsとして取得する。
次に、ステップS713において、機器監視部407は、機器情報管理部406に、上記S712で取得した監視対象機器リストLsと、監視装置内機器リストLcの比較を依頼し、該比較結果としての差異機器リストDを取得する。合わせて、機器監視部407は、差異機器数をN、処理変数nを「0」で初期化する。差異機器リストDは、比較処理用の一時的なリストであり、RAM203等のメモリ上に保持するのみで、本処理完了後には破棄される。この差異機器リストDには、上記比較処理により、機器が新規/更新/削除の3種類が区別されて登録される。さらに、機器情報として、他に少なくとも機器を特定するデバイスID,各機器情報の実体へのポインタ等も保持する。新規機器は、Lsに登録があってLcに未登録の機器である。更新機器は、LsとLcの双方に登録されているが、ホスト名、IPアドレス等の通信情報に変更がある機器や、機器を特定する情報、例えばMACアドレス等に変更がある機器である。削除機器は、Lcに登録があるが、Lsに登録がない機器である。差異機器リストDには各機器の情報として、この機器の種別が登録されている。
上記S713の処理の後、機器監視部407は、ステップS714において、nがNに等しくないか否かを判定する。
そして、nがNに等しくないと判定した場合(S714でYesの場合)、機器監視部407は、S715に処理を進める。
ステップS715では、機器監視部407は、差異機器リストDのn番目の要素Dnが新規機器であるか否かを判定する。
そして、差異機器リストDのn番目の要素Dnが新規機器であると判定した場合(S715でYesの場合)、機器監視部407は、S716に処理を進める。
ステップS716では、機器監視部407は、機器情報管理部406に指示し、要素Dnの監視装置内機器リストLc及びデータベース104への登録等、新規機器の登録に必要な処理を行う。
次に、ステップS717において、機器監視部407は、新規機器から登録時に必要な情報を取得する。取得する情報は、機器の特定情報であるシリアルNo.やMACアドレス等の情報や、能力情報等である。
次に、ステップS718において、機器監視部407は、上記S705と同様に、上記S717で実施した取得処理の通信が成功したか否かを判定する。
そして、上記取得処理の通信が成功したと判定した場合(S718でYesの場合)、機器監視部407は、S719に処理を進める。
ステップS719では、機器監視部407は、上記S717の取得処理で取得した取得データが正常(期待値通り)であるか否かを判定する。
そして、取得データが正常であると判定した場合(S719でYesの場合)、機器監視部407は、S720に処理を進める。
ステップS720では、機器監視部407は、機器へのイベント登録等、機器に関する初期設定を行い、S721に処理を進める。
ステップS721では、機器監視部407は、新規機器の機器情報更新処理を行う。機器監視部407は、上記S707同様、DnのデバイスID,Result=NO_ERR,エラー発生日時=NULLを、入力パラメータとして、機器情報更新処理を実行し、S722に処理を進める。
また、上記S718において、取得処理の通信が失敗したと判定した場合(S718でNoの場合)、機器監視部407は、S723に処理を進める。
また、上記S719において、取得データが正常(期待値通り)でないと判定した場合(S719でNoの場合)にも、機器監視部407は、S723に処理を進める。
ステップS723では、機器監視部407は、上記S709と同様に、Resultに適宜エラー値をセットする。
次に、S724において、機器監視部407は、新規機器のデバイスID,S721でセットしたResult値、エラー発生日時=現日時を、入力パラメータとして、機器情報更新処理を実行し、S722に処理を進める。
また、上記S715において、差異機器リストDのn番目の要素Dnが新規機器でないと判定した場合(S715でNoの場合)、機器監視部407は、S725に処理を進める。
ステップS725では、機器監視部407は、差異機器リストDのn番目の要素Dnが更新機器であるか否かを判定する。
そして、差異機器リストDのn番目の要素Dnが更新機器であると判定した場合(S725でYesの場合)、機器監視部407は、S726に処理を進める。
ステップS726では、機器監視部407は、変更のあった情報と監視状態、エラー原因、エラー発生日時、最終処理日時をリセットする。本例では、監視状態はREADY(監視準備中)、エラー原因はNO_ERR(エラーなし)、エラー発生日時及び最終処理日時をNULLにセットすることにより、エラー継続期間がリセットされる。そして、上記S726の後は、S717に遷移することにより、新規登録の場合と同じ処理を実施することで、機器情報を更新することができる。即ち、中央管理装置121から取得された情報に、監視処理が停止された機器の情報の更新情報が含まれている場合、この機器は、次回S703において処理対象機器から除外されることがなくなり、機器監視部407は、該機器の監視処理を再開することになる。
また、上記S725において、差異機器リストDのn番目の要素Dnが更新機器でないと判定した場合(S725でNoの場合)、機器監視部407は、S727に処理を進める。
ステップS727では、機器監視部407は、差異機器リストDのn番目の要素Dnが削除機器であるか否かを判定する。
そして、差異機器リストDのn番目の要素Dnが削除機器であると判定した場合(S727でYesの場合)、機器監視部407は、S728に処理を進める。
ステップS728では、機器監視部407は、機器の登録解除のために必要な処理、例えばイベント登録解除等を実行する。その後、ステップS729において、機器監視部407は、機器情報管理部406に指示し、要素Dnを、監視装置内機器リストLcおよびデータベース104から削除し、S722へ遷移する。
一方、上記S727において、差異機器リストDのn番目の要素Dnが削除機器でないと判定した場合(S727でNoの場合)、機器監視部407は、そのままS722へ処理を遷移する。
上記S721、S724、S729の後、又はS727でNoと判定された場合、機器監視部407は、ステップS722において、nを1インクリメントし、S714に処理を戻す。
また、上記S714において、nがNに等しいと判定した場合(S714でNoの場合)、機器監視部407は、未処理の処理対象機器がないと判断し、S702に処理を戻す。
次に、図7のS707,S710,S721,S724の機器情報更新処理について、図8を用いて説明する。
図8は、機器情報更新処理を例示するフローチャートである。なお、機器情報更新は、機器監視部407の依頼により、機器情報管理部406が主体で行う。
まず、ステップS801において、機器情報管理部406は、INPUT引数(入力パラメータ)について、デバイスIDをX,エラー原因(Result)をR、エラー発生日時をTとする。
次に、ステップS802において、機器情報管理部406は、監視装置内機器リストLc内の機器情報で、デバイスIDがXである機器情報Dを取得する。
次に、ステップS803において、機器情報管理部406は、RがNO_ERR(エラーなし)であるか否かを判定する。
そして、RがNO_ERR(エラーなし)であると判定した場合(S803でYesの場合)、機器情報管理部406は、S804に処理を進める。
ステップS804では、機器情報管理部406は、機器情報Dの監視状態をWATCHING(監視中)に、エラー原因をRに、エラー発生日時をNULLに、最終処理日時を現在の日時にセットして、機器情報Dにより監視装置内機器リストLcおよびデータベース104を更新し、本フローチャートの処理(機器情報更新処理)を終了する。
一方、上記S803において、RがNO_ERR(エラーなし)でないと判定した場合(S803でNoの場合)、機器情報管理部406は、S805に処理を進める。
ステップS805では、機器情報管理部406は、機器情報Dのエラー原因がRと等しいか否かを判定する。
そして、機器情報Dのエラー原因がRと等しいと判定した場合(S805でYesの場合)、機器情報管理部406は、機器情報Dがエラー継続の状態であると判断し、S806に処理を進める。
ステップS806では、機器情報管理部406は、機器情報Dの最終処理日時のみ現在の日時で更新し、機器情報Dにより監視装置内機器リストLcおよびデータベース104を更新する。そして、S806の処理の後、S807に処理を遷移する。
一方、上記S805において、機器情報Dのエラー原因がRと等しくない判定した場合(S805でNoの場合)、機器情報管理部406は、S812に処理を進める。
ステップS812では、機器情報管理部406は、図10に示すような監視停止条件リストからエラー原因がR、及び機器情報Dのエラー原因の重要度を取得する。
図10は、監視停止条件リストを例示する図である。なお、監視停止条件リストは、例えば、予め監視装置101、111のHD205に格納されているものとするが、中央管理装置121から取得するように構成してもよい。
図10に示す例では、エラー原因、エラー継続期間、重要度を項目として持ち、例えば、ERR_NAME_RESOLUTION(名前解決エラー)の重要度は「4」で、監視停止とするエラー継続期間は「2日間(2Days)」としている。
また、ERR_MISMATCH_SN(シリアル番号不一致エラー)は、通信先の機器が変更になっているため、重要度は「5」で、エラー継続期間は「1日間(1Days)」としている。
また、ERR_TIMEOUT(タイムアウトエラー)は、デバイスの電源断だけで発生するため、重要度は「1」で、エラー継続期間は「14日間(14Days)」である。本設定値は、顧客先のネットワーク環境に応じて、特にエラー継続期間は変更することを想定している。例えば、デバイス電源を殆ど落とさない顧客では、タイムアウトエラーのエラー継続期間はもっと短く出来る。
以上のように、実施例における、エラーの原因に対応する継続期間は、エラーの原因の重要度に応じて決定された継続期間となっている。
以下、図8のフローチャートの説明に戻る。
上記S812の後、機器情報管理部406は、ステップS813において、機器情報Dの元のエラーの重要度と、新規のエラー原因であるRの重要度を比較し、機器情報Dのエラー原因の重要度よりRの重要度の方が大きい(Dのエラー原因の重要度<Rの重要度)か否かを判定する。
そして、機器情報Dのエラー原因の重要度よりRの重要度の方が大きい(Dのエラー原因の重要度<Rの重要度)と判定した場合(S813でYesの場合)、機器情報管理部406は、S814に処理を進める。
ステップS814では、機器情報管理部406は、重要度が高いエラーで、機器情報Dを更新する。具体的には、機器情報管理部406は、機器情報Dのエラー原因をR、エラー発生日時をT、最終処理日時を現在の日時で更新し、機器情報Dにより監視装置内機器リストLcおよびデータベース104を更新する。そして、S814の処理の後、S807に処理を遷移する。即ち、前回の監視処理におけるエラー原因よりも重要度が高いエラー原因のエラーが発生した機器については、該発生したエラーの原因および発生日時を用いて、後述するS807、S808の処理(監視処理の停止を判定するための処理)を行うように制御する。
一方、機器情報Dのエラー原因の重要度よりRの重要度が大きくないと判定した場合(S813でNoの場合)、機器情報管理部406は、S815に処理を進める。
ステップS815では、機器情報管理部406は、元のエラーの重要度が高いため、機器情報Dの最終処理日時のみ現在の日時で更新し、機器情報Dにより監視装置内機器リストLcおよびデータベース104を更新する。そして、S815の処理の後、S807に処理を遷移する。
上記S806、S814、又はS815の後、機器情報管理部406は、ステップS807において、監視停止条件リストからエラー原因が機器Dのエラー原因であるエラーのエラー継続期間Cを取得する。
次に、ステップS808において、機器情報管理部406は、機器情報Dの最終処理日時からエラー発生日時を減算することで、エラー継続期間を算出し、そのエラー継続期間がCを超過している(機器情報Dの最終処理日時−エラー発生日時>C)か否かを判定する。
そして、エラー継続期間がCを超過している(機器情報Dの最終処理日時−エラー発生日時>C)と判定した場合(S808でYesの場合)、機器情報管理部406は、S809に処理を進める。
ステップS809では、機器情報管理部406は、機器情報Dの監視状態を「STOPPED」にセットし、機器情報Dにより監視装置内機器リストLcおよびデータベース104を更新する。なお、監視状態が「STOPPED」となった機器は、図7のS703において、監視対処から除外される。即ち、監視装置は、これ以降、この機器の監視処理を停止し、この機器との通信を行わないように制御する。
次に、ステップS810において、機器情報管理部406は、監視が停止したことを中央管理装置121へ通知するために、擬似アラームを生成する。擬似アラームには、障害情報の一つであり、少なくとも監視装置情報、機器情報、エラー情報を含む。
次に、ステップS811において、機器情報管理部406は、上記S810で生成した擬似アラームを中央管理装置121へ送信し、本フローチャートの処理(機器情報更新処理)を終了する。即ち、監視装置は、監視処理の結果、エラー状態と該エラーの継続期間等に基づく所定の条件を満たす画像形成装置を特定した場合に、当該画像形成装置の障害として、障害情報(疑似アラーム)を生成し、中央管理装置121に送信する。
また、上記S808において、エラー継続期間がCを超過していないと判定した場合(S808でNoの場合)、機器情報管理部406は、そのまま本フローチャートの処理(機器情報更新処理)を終了する。
また、本実施例では、中央管理装置121への擬似アラーム送信を行っているが、管理者等の登録ユーザへのメール通知、UI表示でも効果は同様である。また、疑似アラームの送信と、管理者等の登録ユーザへのメール通知、UI表示を合わせて行ってもよい。
以上示したように、実施例1によれば、監視装置は、画像形成装置等の機器監視において、エラー状態と該エラーの継続期間により、監視停止を判断し、監視停止と判断した機器との通信を行わないように制御する。これにより、監視装置が中央管理装置121から監視対象の機器を所得して機器の監視を行う場合であっても、中央管理装置121には登録された状態のままで監視不要な機器に対する無駄な通信を抑えることができる。よって、監視装置において、監視不要な機器に対する無駄な通信に起因するネットワーク負荷の増大、処理負荷、タイムアウトによる処理遅延を引き起こす可能性を抑え、処理遅延等により機器の監視が遅延する状態の発生を抑えることができる。
また、中央管理装置121側での登録ミスにより通信不能であるケースについても、疑似アラームや管理者等への通知により、登録を修正することができるようになる。このように、中央管理装置121側でのネットワーク機器の登録ミス等にも柔軟に対応することができる。
よって、監視装置の通信負荷、処理負荷を軽減でき、通信負荷/処理負荷に起因する処理遅延を軽減することができる。
上記実施例1では、中央管理装置121から監視対象の機器情報を取得することにより、監視装置101、111側の機器情報を更新する例について説明した。この構成では、サービスマンや管理者がエラー原因を取り除くために中央管理装置121に設定変更を行った後、最大取得間隔分だけ、監視装置による機器の監視が停止する場合がある。しかし、サービスマンや管理者がエラー原因を取り除いた後、直ちに監視が再開できる方が利便性がよい。そのため、実施例2では、監視装置側にユーザインタフェース(UI)を設け、機器情報の編集や機器との通信テストで監視を再開するための構成を設ける。
図11は、監視装置101、111が提供するUIとしての監視機器リスト画面の一例を示す図である。この監視機器リスト画面は、監視装置内機器リストLcから取得した機器情報に基づいて、機器監視部407により、監視装置101、111のディスプレイ207に表示される。
監視機器リスト画面では、監視対象機器が、その情報と共に表示されており、各機器の変更可能な情報の編集、及び機器との通信テストが実施できる。
具体的には、対象機器の左のチェックボックス1101をチェックして、[編集]ボタン1102押下により機器情報の編集を行う。また、対象機器の左のチェックボックス1101をチェックして、[通信テスト]ボタン1103押下により、監視装置101、111が対象機器との通信テストを行う。
例えば、機器の故障等により、一定期間通信出来なかった機器も監視停止となるが、監視/通信可能な状態に復帰した場合、[通信テスト]ボタン1103を押下することにより実行される通信テストに成功すれば、監視を再開できる。
図12は、[編集]ボタン1102押下により表示される機器情報編集画面を例示する図である。この機器情報編集画面は、監視装置101、111のディスプレイ207に表示される。
図12に示す機器情報編集画面の例では、[IPアドレス/ホスト名]欄1201,[MACアドレス]欄1202で[IPアドレス/ホスト名],[MACアドレス]の変更が可能である。即ち、機器情報編集画面は、機器情報管理部505が管理する機器情報をユーザ入力により更新するための画面である。例えば、ホスト名のタイプミスにより監視が停止した場合、機器情報編集画面の[IPアドレス/ホスト名]欄1201を正しいホスト名に変更し、[更新]ボタン1203を押下することにより、監視装置内機器リストLc、および、機器情報管理部505が管理する機器情報(データベース104内の情報)を更新し、成功すれば、対応する機器の監視処理を再開できる。
このような処理を図13のフローチャートを用いて、以下に説明する。
図13は、監視装置101、111のUI処理を例示するフローチャートである。説明を簡略化するために、顧客システム100の監視装置101について説明を行うが、顧客システム110の監視装置111の動作も同様である。本フローチャートでは、本発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については、本発明の本質とは異なるため、説明を省略する。また、本フローチャートでは、図7と異なる処理のみ説明し、同様の処理については説明を省略する。
先ず、ステップS1301において、機器監視部407は、プログラム初期化、UIの初期化を行う。具体的には図11のような監視機器リストを表示する。
次に、ステップS1302において、機器監視部407は、更新指示があったか否かを判定する。具体的には、入力装置206による図12の[更新]ボタン1203の押下を検出する。
そして、更新指示があったと判定した場合(S1302でYes)、機器監視部407は、S1303に処理を進める。
ステップS1303では、機器監視部407は、更新指示があった機器(対象機器)の機器情報をリセットする。図7のS726同様、更新情報と監視状態、エラー原因、エラー発生日時、最終処理日時をリセットし、S1304に処理を進める。
また、上記S1302において、機器監視部407は、更新指示がなかったと判定した場合(S1302でNoの場合)、機器監視部407は、S1312に処理を進める。
ステップS1312では、機器監視部407は、通信テスト指示があったか判定する。具体的には、図11の[通信テスト]ボタン1103の押下を検出する。
そして、通信テスト指示があったと判定した場合(S1312でYesの場合)、機器監視部407は、通信テスト指示があった機器を対象機器とし、S1304に処理を進める。
上記S1303、又は、上記S1312の後、機器監視部407は、ステップS1304において、対象機器から機器特定情報を取得する。機器特定情報とは、S717同様、シリアルNo.やMACアドレス等の情報や、能力情報等である。なお、上記対象機器とは、上記S1302の更新対象の機器、又は、後述のS1312の通信テスト対象の機器である。
次に、ステップS1305において、機器監視部407は、上記S1304の取得処理において、機器との通信が成功したか否かを判定する。
そして、機器との通信が成功したと判定した場合(S1305でYesの場合)、機器監視部407は、S1306に処理を進める。
ステップS1306では、機器監視部407は、図7のS719と同様に、取得データが正常か否かを判定する。
そして、取得データが正常であると判定した場合(S1306でYesの場合)、機器監視部407は、S1307に処理を進める。
ステップS1307では、機器監視部407は、機器へのイベント登録等、機器に関する初期設定を行う。
次に、ステップS1308において、機器監視部407は、対象機器の機器情報更新処理(図8)を行う。機器情報更新処理は、図7のS721と同様に、対象機器のデバイスID,Result=NO_ERR,エラー発生日時=NULLを、入力パラメータとして実行する。
また、上記S1305において、機器との通信が失敗したと判定した場合(S1305でNoの場合)、機器監視部407は、S1310に処理を進める。
また、上記S1306において、取得データが正常でないと判定した場合(S1306でNoの場合)にも、機器監視部407は、S1310に処理を進める。
ステップS1310では、機器監視部407は、Resultに適宜エラー値をセットする。
次に、ステップS1311において、機器監視部407は、対象機器の機器情報更新処理(図8)を行う。機器情報更新処理は、対象機器のデバイスID,上記S1310でセットしたResult値、エラー発生日時=現在の日時を、入力パラメータとして実行する。
上記S1308、又は、S1311の後、機器監視部407は、ステップS1309において、UI表示を更新する。機器情報編集画面(図12)を表示している場合は、クローズして、監視機器リスト画面(図11)に戻る。監視機器リスト画面も表示内容を更新する。そして、上記S1309の後、機器監視部407は、S1302に処理を遷移する。
また、上記S1312において、通信テスト指示がなかったと判定した場合(S1312でNoの場合)、機器監視部407は、S1313に処理を進める。
ステップS1313では、機器監視部407は、編集指示があったか、即ち、図11の[編集]ボタン1102押下を検出したか否かを判定する。
そして、編集指示があった、即ち[編集]ボタン押下を検出したと判定した場合(S1313でYesの場合)、機器監視部407は、S1314に処理を進める。
ステップS1314では、機器監視部407は、図12のような機器情報編集画面を表示し、S1302に処理を進める。
一方、上記S1313において、編集指示がなかったと判定した場合(S1313でNoの場合)、機器監視部407は、S1315に処理を進める。
ステップS1315では、機器監視部407は、その他の処理を適宜実行し、S1302に処理を進める。上記S1315の処理については、本発明の本質とは関係しないため、説明を省略する。
なお、上記更新指示があった場合は、監視装置側で管理されている機器情報のみでなく、中央管理装置121側で管理されている機器情報について更新するようにしてもよい。
以上示したように、実施例2によれば、実施例1の効果に加え、サービスマンや管理者がエラー原因を取り除くために設定変更を行った後、該設定変更に関連する機器の監視を即時再開することが可能となり、監視処理遅延の軽減、及び、操作性を更に向上することができる。
以上のように、顧客環境に設置される監視装置において、エラー状態と各エラーの継続期間により、機器監視を中央管理装置121からの指示なしで、監視装置側で暫定的に停止する判断を行い、監視停止と判断した機器との通信を行わないことにより、監視不要な機器の中央管理装置121側での登録を保持したまま、監視不要な機器の監視装置における監視を停止して、監視装置における通信負荷、処理負荷を軽減し、通信負荷/処理負荷に起因する処理遅延を軽減することができる。なお、監視中止時には、擬似アラームを生成し、中央管理装置121に送信し、監視を停止することにより、管理者やサービスマン等は、監視装置が特定の機器の監視を停止したことを認識することができる。よって、中央管理装置121側でのネットワーク機器の登録ミス等にも柔軟に対応することができる。
なお、上記各実施例では、監視装置側の機器情報を更新する際に、監視装置内機器リストLcと、データベース104の情報を更新する構成を説明した。しかし、監視装置内機器リストLcと、データベース104の情報は、同時に更新される必要はなく、監視装置内機器リストLcとは別のタイミングで、監視装置内機器リストLcに基づいてデータベース104の情報を更新するようにしてもよい。
なお、上記各実施例では、監視装置の監視対象として画像形成装置(例えば印刷装置)として説明したが、監視装置の監視対象はネットワーク機器であればどのような機器であってもよい。例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置や、ネットワーク家電等の他のネットワーク機器であってもよい。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施例について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

Claims (11)

  1. 管理対象となるネットワーク機器の登録情報を管理する管理装置から、監視対象となるネットワーク機器を含むリストを取得する取得手段と、
    前記リストに含まれるネットワーク機器から機器情報を取得して、監視処理を行う監視手段と、
    前記監視処理に際して取得した機器情報の少なくとも一部を前記管理装置に送信する第1の送信手段と、
    前記監視処理の結果、所定の条件を満たすネットワーク機器を特定した場合に、当該ネットワーク機器の障害として、障害情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された障害情報を前記管理装置に送信する第2の送信手段と、
    前記障害情報に対応するネットワーク機器の監視処理を停止する停止手段と、
    を有することを特徴とする監視装置。
  2. 前記所定の条件を満たすネットワーク機器とは、前記監視処理におけるエラーが該エラーの原因に対応する継続期間を超過して継続しているネットワーク機器を示すことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記エラーの原因に対応する継続期間は、該エラーの原因の重要度に応じた継続期間であることを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記機器情報は、前記監視処理における通信結果或いは取得結果がエラーである場合の前記エラーの原因、エラー発生日時、最終処理日時の情報を含み、
    前記生成手段は、前記機器情報、及び、該機器情報に含まれるエラーの原因に対応する継続期間の情報に基づいて、所定の条件を満たすネットワーク機器を特定することを特徴とする請求項2又は3に記載の監視装置。
  5. 前記生成手段は、前回の監視処理におけるエラーの原因よりも重要度が高いエラーが発生したネットワーク機器については、該発生したエラーの原因および発生日時を用いて、前記所定の条件を判断することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の監視装置。
  6. 前記取得手段により取得された情報に、前記監視処理が停止されたネットワーク機器の情報の更新情報が含まれている場合に、前記監視手段は、該ネットワーク機器の監視処理を再開することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の監視装置。
  7. 前記リストに含まれるネットワーク機器の情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段が管理する情報をユーザ入力に応じて更新する更新手段と、を有し、
    前記更新手段により、前記監視処理が停止されたネットワーク機器の情報が更新された場合に、前記監視手段は、該ネットワーク機器の監視処理を再開することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の監視装置。
  8. ユーザの指示に応じて前記監視処理が停止されているネットワーク機器に対する通信を行うテスト手段を設け、
    前記テスト手段による前記監視処理が停止されたネットワーク機器に対する通信が成功した場合、前記監視手段は、該ネットワーク機器の監視処理を再開することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の監視装置。
  9. 前記ネットワーク機器は、画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の監視装置。
  10. ネットワーク機器を監視する監視装置の制御方法であって、
    管理対象となるネットワーク機器の登録情報を管理する管理装置から、監視対象となるネットワーク機器を含むリストを取得する取得ステップと、
    前記リストに含まれるネットワーク機器から機器情報を取得して、監視処理を行う監視ステップと、
    前記監視処理に際して取得した機器情報の少なくとも一部を前記管理装置に送信する第1の送信ステップと、
    前記監視処理の結果、所定の条件を満たすネットワーク機器を特定した場合に、当該ネットワーク機器の障害として、障害情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成された障害情報を前記管理装置に送信する送信ステップと、
    前記障害情報に対応するネットワーク機器の監視処理を停止する停止ステップと、
    を有することを特徴とする監視装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載される手段として機能させるためのプログラム。
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