JP2016048098A - 偏心揺動型歯車装置及びそのトルク調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】要求トルクの変更に容易に対処可能であり、かつ在庫負担の軽減に寄与し得る偏心揺動型歯車装置を提供する。
【解決手段】偏心揺動型歯車装置1は、外筒部2と、複数のモータ取付け部38が設けられたキャリア4と、外筒部2とキャリア4との間の相対回転を許容する主軸受6と、複数のモータ取付け部38のうちの一部のモータ取付け部38に取り付けられた複数のモータ12と、外筒部2とキャリア4との間で相対回転が生じるように、モータ12からの駆動力を受けて回転するクランク軸10と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】偏心揺動型歯車装置1は、外筒部2と、複数のモータ取付け部38が設けられたキャリア4と、外筒部2とキャリア4との間の相対回転を許容する主軸受6と、複数のモータ取付け部38のうちの一部のモータ取付け部38に取り付けられた複数のモータ12と、外筒部2とキャリア4との間で相対回転が生じるように、モータ12からの駆動力を受けて回転するクランク軸10と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、偏心揺動型歯車装置及びそのトルク調整方法に関するものである。
従来、下記特許文献1及び2に開示されているように、複数のモータでそれぞれクランク軸を駆動するように構成された偏心揺動型歯車装置が知られている。例えば、特許文献1に開示された偏心揺動型歯車装置では、図9に示すように、外筒部91とキャリア92とは軸受93によって相対回転可能となっている。そして、キャリア92には、複数のクランク軸94が回転自在に支持されており、各クランク軸94にはそれぞれモータ95が取り付けられている。各モータ95によってそれぞれクランク軸94を回転させることにより、クランク軸94に嵌められた揺動歯車96を回転させ、これにより、キャリア92が外筒部91に対して相対的に回転する。
前記特許文献1及び2に開示された偏心揺動型歯車装置では、複数のモータが発生する駆動力によってクランク軸を回転させるため、1つのモータのみが用いられる偏心揺動型歯車装置に比べて、クランク軸すなわちキャリア又は外筒部を回転させるトルクを大きくすることができる。
歯車装置を製造するには、要求トルクに応じたモータが選定され、それに合わせてキャリア等が選定される。要求トルクが決定されてからモータ等を選定して歯車装置を製造していては納期が遅くなることがあるため、短納期で歯車装置を納品できるようにするには、予めある程度の在庫を確保しておくことが必要である。しかしながら、要求トルクが初期の仕様から変更されることもあるため、このような場合にも対処できるようにするには、各仕様のモータが取り付けられた歯車装置それぞれについて在庫を確保しておく必要がある。このため、保管スペースの問題、管理上の問題が生ずる。
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、要求トルクの変更に容易に対処可能であり、かつ在庫負担の軽減に寄与し得る偏心揺動型歯車装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、外筒部と、複数のモータ取付け部が設けられたキャリアと、前記外筒部と前記キャリアとの間の相対回転を許容する主軸受と、前記複数のモータ取付け部のうちの一部のモータ取付け部に取り付けられた1又は複数のモータと、前記外筒部と前記キャリアとの間で相対回転が生じるように、前記モータからの駆動力を受けて回転するクランク軸と、を備えている偏心揺動型歯車装置である。
本発明では、キャリアのモータ取付け部に取り付けられたモータによってクランク軸が駆動されると、キャリアと外筒部との間に相対回転が生ずる。このとき、キャリアと外筒部との間の相対回転を起こさせるトルクの大きさは、クランク軸を駆動するモータの数に応じて決まる。本発明では、キャリアに設けられた複数のモータ取付け部のうちの一部のモータ取付け部のみにモータが取り付けられていて、その他のモータ取付け部にはモータが取り付けられていない。このため、モータの取り付けられていないモータ取付け部にモータを追加的に取り付けることができる。したがって、要求トルクが変更になった場合、トルクが足りない場合等に、モータを増やすことにより、より大きなトルクを発生する歯車装置とすることができる。したがって、要求トルクが変更になった場合にも、容易に対処可能となっている。この場合、キャリアに特別な加工を施すことなく、モータ数を増やすことができる。換言すれば、トルクの異なる歯車装置に対して、外筒部、キャリア及び主軸受を同じ部品で共通化することができる。したがって、在庫負担の軽減にも寄与し得る。
前記キャリアには、複数のブレーキ取付け部が設けられていてもよい。この場合、前記複数のブレーキ取付け部のうちの一部のブレーキ取付け部に、前記クランク軸が回転しないように作動可能なブレーキが取り付けられていてもよい。
この態様では、ブレーキを作動させることにより、クランク軸が回転しない状態に維持することができる。ブレーキは、複数のブレーキ取付け部のうちの一部のブレーキ取付け部のみに取り付けられていて、その他のブレーキ取付け部にはブレーキが取り付けられていない。このため、ブレーキ力を大きくしたい場合などにより、ブレーキを追加的に設けることができる。この場合、キャリアに特別な加工を施すことなく、ブレーキの数を増やすことができる。換言すれば、ブレーキ力の異なる歯車装置に対して、外筒部、キャリア及び主軸受を同じ部品で共通化することができる。
前記モータ取付け部は、内側空間を有する形状であってもよい。この場合、前記モータは、前記モータ取付け部の前記内側空間に挿入されており、前記モータ取付け部と前記モータとの間の間隙を埋めるスペーサが設けられていてもよい。
この態様では、モータ取付け部とモータとの間の間隙がスペーサによって埋められている。換言すれば、モータの寸法よりも大きな取付寸法を有するモータ取付け部がキャリアに設けられている。このため、モータをより大きな寸法を有するモータに変更することが可能となっている。したがって、寸法の大きなモータに変更することより、より大きなトルクを発生する歯車装置とすることができる。この場合、キャリアに特別な加工を施すことなく、モータを変更することができる。換言すれば、トルクの異なる歯車装置に対して、外筒部、キャリア及び主軸受を同じ部品で共通化することができる。
本発明は、外筒部と、複数のモータ取付け部が設けられたキャリアと、前記外筒部と前記キャリアとの間の相対回転を許容する主軸受と、前記複数のモータ取付け部のうちの少なくとも一部のモータ取付け部に取り付けられた1又は複数のモータと、前記外筒部と前記キャリアとの間で相対回転が生じるように、前記モータからの駆動力を受けて回転するクランク軸と、を備えている偏心揺動型歯車装置におけるトルクの調整方法であって、前記複数のモータ取付け部の数の範囲内で、要求トルクに応じて選定された数のモータをモータ取付け部に取り付けて、前記外筒部と前記キャリアとの間で生ずる相対回転のトルクを調整する偏心揺動型歯車装置のトルク調整方法である。
以上説明したように、本発明によれば、要求トルクの変更に容易に対処可能であり、かつ在庫負担の軽減にも寄与することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係る歯車装置1は、例えばロボットの旋回胴や腕関節等の旋回部または各種工作機械の旋回部に減速機として適用される歯車装置である。歯車装置1は、例えばベースとそれに対して相対的に旋回する旋回体との間に設けられて、入力された回転数に対して所定の比で減速された回転数の駆動力を出力する歯車伝動装置である。
図1に示すように、本実施形態の歯車装置1は、外筒部2と、内歯ピン3と、キャリア4と、主軸受6と、クランク軸10と、モータ12と、揺動歯車14と、ブレーキ16とを備えている。
外筒部2は、一方の相手部材(例えば、ロボットのベース)に固定可能に構成されており、歯車装置1のケースとしても機能する。この外筒部2は、内周面を有する略円筒状に形成されている。外筒部2は、ロボットのベースにボルト等によって締結される。
外筒部2の内周面には、多数の内歯ピン3が周方向に等間隔で配設されている。内歯ピン3は、外歯歯車からなる揺動歯車14の歯部14aが噛み合う内歯として機能する。揺動歯車14の歯部14aの数は、内歯ピン3の数よりも若干少なくなっている。なお、本実施形態では、複数(例えば2つ)の揺動歯車14が用いられている。
キャリア4は、他方の相手部材(例えば、ロボットの旋回体)に固定可能に構成されている。すなわち、キャリア4は、図略のボルト等によってロボットの旋回体に締結される。キャリア4は、外筒部2と同軸上に配置された状態で外筒部2内に収容されている。キャリア4は、軸方向に離間して一対に設けられた主軸受6により外筒部2に対して相対回転可能に支持されている。したがって、キャリア4は、外筒部2に対して同じ軸回りに相対回転可能となっている。キャリア4が外筒部2に対して相対回転すると、ロボットの旋回体は、ベースに対して旋回する。
なお、図1では、主軸受6のアウターレースが外筒部2と別体に構成される一方でインナーレースがキャリア4の一部位によって構成された例を示しているが、これに限られない。主軸受6のアウターレースが外筒部2と別体に構成され、かつインナーレースがキャリア4と別体に構成されていてもよい。あるいは、主軸受6のアウターレースが外筒部2の一部位によって構成される一方、インナーレースがキャリア4と別体に構成されていてもよい。
また、本実施形態ではキャリア4を旋回体に締結して旋回するようにし、外筒部2をベースに固定して不動にしている例が示されているが、その逆の配置でもよい。すなわち、外筒部2が旋回体に締結され、キャリア4がベースに締結されていてもよい。この場合には、外筒部2がキャリア4に対して相対回転することにより、ロボットの旋回体は、ベースに対して旋回することになる。なお、外筒部2とキャリア4との間にはオイルシール8が設けられている。
キャリア4は、基板部21と端板部22とシャフト部23とカバー部24とを備えている。基板部21は、外筒部2内において回転軸方向の端部近傍に配置されている。シャフト部23は、基板部21から端板部22に向かって軸方向に延びている。シャフト部23は、複数(本実施形態では6つ)設けられており、各シャフト部23は、周方向に等間隔に配置されている。なお、本実施形態では、キャリア4が、基板部21とシャフト部23とが一体的に形成された基部を備えた構成となっているが、これに限られない。すなわち、シャフト部23は、基板部21と一体的に形成されていなくてもよい。シャフト部23は、基板部21と別体に形成されるとともに、ボルト等の締結具によって基板部21に締結されてもよい。
基板部21における端板部22とは反対側の面には、複数(本実施形態では6つ)の凹部21aが形成されている。凹部21aは、キャリア4の径方向中央部の周囲に等間隔に設けられている。各凹部21aは、シャフト部23が設けられた面とは反対側の面に設けられており、周方向において、隣り合うシャフト部23間の位置に配置されている。
端板部22は、基板部21と同径の板状に形成されており、基板部21とは間隔をおいて配置されている。端板部22には、基板部21とは反対側の面には、複数(本実施形態では6つ)の凹部22aが形成されている。凹部22aは、キャリア4の径方向中央部の周囲に等間隔に設けられている。
シャフト部23は、ボルト5によって端板部22に締結されている。これにより、基板部21と端板部22とが一体化されている。そして、基板部21と端板部22との間には、揺動歯車14を収納する収容空間が形成されている。
カバー部24は、端板部22に対して基板部21と反対側に配置されて、端板部22の外側端面を覆っている。カバー部24は、本体部24aと、この本体部24aの周囲に形成され端板部22に締結されるフランジ部24bと、を有する。
本体部24aは、底部24cと、底部24cの外周部からキャリア4の回転軸方向に延出した側部24dとを有する。したがって、本体部24aは、軸方向の一端が開放された有底筒状に形成されている。
フランジ部24bは、側部24dの軸方向端部から径方向の外側に張り出した部位である。フランジ部24bには、ボルト26を挿通させる挿通孔が形成されている。フランジ部24bは、外筒部2の軸方向端面を覆う大きさに形成されているが、これに限られるものではない。
キャリア4の径方向中央部には、基板部21、端板部22及びカバー部24に亘って軸方向に貫通する貫通孔4aが設けられている。貫通孔4aには、キャリア4を軸方向に貫通するように筒体30が嵌め込まれている。なお、筒体30を省略することもできる。また、貫通孔4aも省略することができる。
筒体30の一端部は、基板部21における貫通孔4aの内周面に密着し、筒体30の他端部は、カバー部24における貫通孔4aの内周面に密着している。さらに、筒体30の中間部と端板部22との間にはオイルシール35が設けられている。これにより、基板部21及び端板部22間の空間と、端板部22及びカバー部24間の空間とが塞がれている。
キャリア4における貫通孔4aの周囲には、複数(本実施形態では6つ)のクランク軸孔4bが設けられている。クランク軸孔4bは、隣り合うシャフト部23間にそれぞれ形成されており、周方向に等間隔に配置されている。クランク軸孔4bは、クランク軸10を挿通可能な大きさに形成されており、基板部21及び端板部22をキャリア4の軸方向に貫通している。
クランク軸孔4bにおける基板部側の部位は、基板部21の凹部21aの底部を貫通している。したがって、基板部21の凹部21aは、クランク軸孔4bの周囲に形成されている。クランク軸孔4bにおける端板部側の部位は、端板部22の凹部22aの底部を貫通している。したがって、端板部22の凹部22aは、クランク軸孔4bの周囲に形成されている。凹部21a及び凹部22aは、回転軸方向に見たときの形状が円形状となっている。
クランク軸10は、キャリア4のクランク軸孔4bにそれぞれ挿通されている。したがって、クランク軸10は、複数(本実施形態では、例えば6本)設けられていて、各クランク軸10はキャリア4の径方向中央部の周囲に等間隔に配置されている。クランク軸10は、キャリア4の軸方向長さよりも短く、キャリア4の内部に収まっている。
各クランク軸10は、一対のクランク軸受32を介してキャリア4に回転自在に支持されており、この状態でキャリア4の回転軸心に平行になる姿勢で配設されている。一方のクランク軸受32は、クランク軸孔4bにおける端板部側の部位に嵌め込まれている。他方のクランク軸受32は、クランク軸孔4bにおける基板部側の部位に嵌め込まれている。
各クランク軸10は、軸本体10cと、軸本体10cに一体的に形成された複数(本実施形態では2つ)の偏心部10aと、を有している。複数の偏心部10aは、クランク軸受32がそれぞれ装着される一対のジャーナル部10dの間の位置で、軸方向に並ぶように配置されている。各偏心部10aは、それぞれ軸本体10cの軸心から所定の偏心量で偏心した円柱状に形成されている。そして、各偏心部10aは、互いに所定角度の位相差を有するようにクランク軸10に形成されている。なお、偏心部10aは、1つ又は3つ以上設けられていてもよい。
クランク軸10は、両ジャーナル部10dから延出されている両端の部位にそれぞれスプライン加工が施されている。
揺動歯車14は、外周部に多数の歯部14aが形成された外歯歯車からなり、外筒部2の内径よりも少し小さく形成されている。揺動歯車14は、クランク軸10の各偏心部10aにそれぞれころ軸受34を介して取り付けられている。揺動歯車14は、クランク軸10が回転するときに偏心部10aの回転に連動して、歯部14aと外筒部2内面の内歯ピン3との噛み合い位置を順次変えながら回転する。
揺動歯車14は、中央部貫通孔14bと、複数の偏心部挿通孔14cと、複数のシャフト部挿通孔14dとを有する。中央部貫通孔14bは揺動歯車14の径方向中央部に形成されている。筒体30が省略される場合には、中央部貫通孔14bは省略することができる。
偏心部挿通孔14cは、揺動歯車14において中央部貫通孔14bの周囲に周方向に等間隔で設けられている。各偏心部挿通孔14cには、ころ軸受34を介装した状態で各クランク軸10の偏心部10aがそれぞれ挿通されている。なお、図2では、ころ軸受34は省略されている。
シャフト部挿通孔14dは、揺動歯車14において中央部貫通孔14bの周囲に周方向に等間隔で設けられている。各シャフト部挿通孔14dは、周方向に隣り合う偏心部挿通孔14c間の位置にそれぞれ形成されている。各シャフト部挿通孔14dには、キャリア4の各シャフト部23が遊びを有した状態で挿通されている。
キャリア4には、複数(本実施形態では6つ)のモータ取付け部38が設けられている。各モータ取付け部38は、それぞれモータ12を保持するための部位であり、キャリア4の径方向中央部の周囲に等間隔に配置されている。
モータ取付け部38には、カバー部24に設けられた外側部38aと、端板部22に設けられた内側部38bとが含まれている。
各外側部38aは、カバー部24の本体部24aにおいて、端板部22の凹部22aに対向する位置に設けられており、各外側部38aは、本体部24aの底部24cの内面に本体部24aと一体的に形成されている。各外側部38aは、底部24cから端板部22(又は基板部21)側に向かって軸方向に突出している。そして、各外側部38aは、クランク軸孔4bと同心状の円環状に形成されている。
内側部38bは、クランク軸孔4bの周囲において、端板部22に形成された凹部22aの底面からカバー部24に向かってキャリア4の軸方向に延びるように形成されている。そして、内側部38bは、クランク軸孔4bと同心状でかつクランク軸10が貫通する円環状に形成されている。
モータ12は、キャリア4の内部に配置されている。モータ12は、クランク軸10の一端部(モータ取付け部38側の端部)に取り付けられた回転子(ロータ)41と、キャリア4に固定された固定子(ステータ)42とを備えている。回転子41は、中央部においてクランク軸10の一端部にスプライン結合されており、外側の部位に磁石41aが固定されている。固定子42は、コイル42a及び鉄心42bを備えている。このモータ12は、固定子42と回転子41が軸方向に対向するアキシャルギャップモータによって構成されている。
モータ12は、モータ取付け部38に取り付けられる。具体的には、モータ12は、固定子42の軸方向の一端部(カバー部24側の端部)がモータ取付け部38の外側部38aにおける径方向内側に嵌り込み、固定子42の軸方向の他端部(端板部側の端部)がモータ取付け部38の内側部38bに外嵌されている。固定子42は、外側部38aに圧入されることによって、外側部38aに固定されている。また、内側部38bが、固定子42の軸方向端面に形成された開口に圧入されることにより、固定子42は端板部22にも固定されている。なお、固定子42の固定は圧入に限られず、図略のボルトによって固定してもよい。内側部38bには、クランク軸受32が嵌め込まれているので、クランク軸10の支持部としても機能している。なお、モータ12は、端板部22における基板部21とは反対側に配置されているため、シャフト部23と干渉することはない。
固定子42には、クランク軸10の回転量を検出するためのエンコーダ45が取り付けられている。
ブレーキ16は、クランク軸10の他端部(基板部側の端部)に取り付けられた回転プレート16aと、基板部21(キャリア4)に固定された電磁石16bと、往復動可能に電磁石16bに支持された制動プレート16cとを備えている。回転プレート16aは、中央部においてクランク軸10の一端部にスプライン結合されており、クランク軸10に垂直な姿勢となっている。制動プレート16cは、磁性体によって構成されており、電磁石16bのオンオフ制御によって回転プレート16aに押し付けられる制動状態と、回転プレート16aから離間した通常状態とを取り得る。
電磁石16bは、円環状に形成されると共に、基板部21の凹部21a内に配置されている。凹部21aは、ブレーキ16を保持するための部位であるブレーキ取付け部として機能する。すなわち、本実施形態では、複数(本実施形態では6つ)のブレーキ取付け部が設けられていることになる。凹部21aは、キャリア4の径方向中央部の周囲に等間隔に配置されている。凹部21aは、クランク軸孔4bと同心状でかつクランク軸10が貫通する円環状に形成されている。凹部21aは、揺動歯車14に対してモータ取付け部38と反対側に配置されている。そして、各モータ取付け部38と各凹部21aとは、キャリア4の周方向において同じ位置に設けられている。
凹部21aには、クランク軸孔4bの周縁部において、凹部21aの底面からキャリア4の軸方向に延びるように形成されたブレーキ位置決め部21bが形成されている。ブレーキ位置決め部21bは、クランク軸孔4bと同心状の円筒状に形成されている。電磁石16bの内縁部にはブレーキ位置決め部21bの形状に対応した形状の凹部が形成されている。電磁石16bの凹部にブレーキ位置決め部21bが嵌合することにより、電磁石16bは基板部21に対して位置決めされている。そして、電磁石16bは、ボルト47によって基板部21に固定されている。
ブレーキ位置決め部21bの内側には、クランク軸受32が装着されている。したがって、ブレーキ位置決め部21bは、クランク軸10の支持部としても機能している。
キャリア4には、基板部21に設けられた凹部21aによって形成される開口を塞ぐ閉塞部材49が設けられている。具体的に、基板部21の軸方向外側の面に凹部21aが形成されていて、この凹部21aによって形成される空間は、クランク軸孔4bと連通している。閉塞部材49は、該空間の軸方向端部の開口を塞いでいる。
図2に示すように、本実施形態では、モータ12は、6つのモータ取付け部38のうち、2つのモータ取付け部38に取り付けられている。図2では、モータ12は、キャリア4の回転中心周りにおいて180度の間隔をおいて等間隔に配置されている。
図3は、閉塞部材49を取り外した状態で、図1の左側から見た図を示している。図3に示すように、本実施形態では、ブレーキ16は、6つの凹部21a(ブレーキ取付け部)のうち、2つの凹部21aに取り付けられている。モータ12とブレーキ16とは、周方向の同じ位置に配置されている。言い換えると、モータ12及びブレーキ16は、同じクランク軸10に取り付けられている。すなわち、ブレーキ16は、モータ取付け部38に取り付けられたモータ12から直接駆動力を受けるクランク軸10が回転しないように作動する。これ以外のクランク軸10には、図4に示すように、モータ12及びブレーキ16のいずれも取り付けられていない。なお、モータ12及びブレーキ16が取り付けられていないクランク軸10は、取り外しておいてもよい。
次に、本実施形態による歯車装置1の動作について説明する。
モータ12が駆動されると、該モータ12が取り付けられた2つのクランク軸10は、それぞれの軸回りに回転する。そして、これらのクランク軸10の回転に伴って、該クランク軸10の偏心部10aが偏心回転する。これにより、揺動歯車14は、偏心部10aの偏心回転に連動して歯部14aと外筒部2の内歯ピン3とに噛み合い位置を順次変えながら回転する。これにより、外筒部2とキャリア4との間で相対回転が生じる。本実施形態では、外筒部2はベースに固定されて不動であるので、揺動歯車14の揺動回転によって、キャリア4が軸回りに回転する。それによって、キャリア4および旋回体は、モータ12の回転数から減速された回転数で外筒部2及びベースに対して相対回転する。
ここで、歯車装置1が発生するトルクを調整する方法について説明する。この歯車装置1には、モータ12が2つ取り付けられた状態となっている。このとき発生するトルクが要求トルクを満たせばこのままでよいが、要求トルクを満足できない場合に、モータ12の数を増やす必要がある。すなわち、歯車装置1において、装着されるモータ12及びブレーキ16の数を変更することができる。本実施形態では、モータ取付け部38及び凹部21a(ブレーキ取付け部)がそれぞれ6つずつ形成されているため、その数の範囲内でモータ12の数及びブレーキ16の数を変更することができる。この場合において、モータ12及びブレーキ16は、それぞれ周方向に等間隔に設けられるのが好ましい。
モータ12及びブレーキ16の数を変更するには、まず、ボルト26を外してカバー部24を端板部22から取り外す。このとき、モータ12は、端板部22側に残り、モータ取付け部38の外側部38aはモータ12から外れる。また、閉塞部材49を基板部21から取り外す。
モータ12を例えば3つにする場合には、図5に示すように、6つのクランク軸10のうちの3つのクランク軸10にモータ12が装着された状態となる。このため、クランク軸10に取り付けられていた1つのモータ12を取り外した上で、残りの2つのモータ12をクランク軸10に取り付ける。このとき、6つのモータ取付け部38の内側部38bにおいて、1つおきにモータ12が取り付けられるのが好ましい。一方、ブレーキ16は、図6に示すように、モータ12が取り付けられた3つのクランク軸10とは別のクランク軸10に取り付けられていてもよい。すなわち、モータ12が取り付けられる一方でブレーキ16が取り付けられていないクランク軸10と、ブレーキ16が取り付けられる一方でモータ12が取り付けられていないクランク軸10とが交互に配置される構成であってもよい。これにより、周方向の重量バランスをより良くすることができる。この場合、ブレーキ16は、モータ取付け部38に取り付けられたモータ12から直接駆動力を受けるクランク軸10とは別のクランク軸10が回転しないように作動する。なお、ブレーキ16は、モータ12が装着されたクランク軸10に装着されてもよい。モータ12及びブレーキ16の取り付けが終われば、カバー部24及び閉塞部材49を端板部22及び基板部21にそれぞれ取り付ける。これにより、歯車装置1が発生するトルクの調整方法が完了する。
以上説明したように、本実施形態では、キャリア4のモータ取付け部38に取り付けられたモータ12によってクランク軸10が駆動されると、キャリア4と外筒部2との間に相対回転が生ずる。このとき、キャリア4と外筒部2との間の相対回転を起こさせるトルクの大きさは、クランク軸10を駆動するモータ12の数に応じて決まる。本実施形態では、キャリア4に設けられた複数のモータ取付け部38のうちの一部のモータ取付け部38のみにモータ12が取り付けられていて、その他のモータ取付け部38にはモータ12が取り付けられていない。このため、モータ12の取り付けられていないモータ取付け部38にモータ12を追加的に取り付けることができる。したがって、要求トルクが変更になった場合、トルクが足りない場合等に、モータ12を増やすことにより、より大きなトルクを発生する歯車装置1とすることができる。したがって、要求トルクが変更になった場合にも、容易に対処可能となっている。この場合、キャリア4に特別な加工を施すことなく、モータ12の数を増やすことができる。換言すれば、トルクの異なる歯車装置1に対して、外筒部2、キャリア4及び主軸受6を同じ部品で共通化することができる。したがって、在庫負担の軽減にも寄与し得る。
また本実施形態では、凹部21a(ブレーキ取付け部)に取り付けられたブレーキ16を作動させることにより、クランク軸10が回転しない状態に維持することができる。ブレーキ16は、複数の凹部21aのうちの一部の凹部21aのみに取り付けられていて、その他の凹部21aにはブレーキ16が取り付けられていない。このため、ブレーキ16力を大きくしたい場合などにより、ブレーキ16を追加的に設けることができる。この場合、キャリア4に特別な加工を施すことなく、ブレーキ16の数を増やすことができる。換言すれば、ブレーキ力の異なる歯車装置1に対して、外筒部2、キャリア4及び主軸受6を同じ部品で共通化することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、前記実施形態では、クランク軸10、モータ取付け部38及び凹部21a(ブレーキ取付け部)がそれぞれ6つ設けられた構成となっているが、これに限られない。例えば、クランク軸10、モータ取付け部38及び凹部21aがそれぞれ2つ以上設けられていればよく、好ましくはそれぞれ4つ又は8つ設けられていてもよい。
図1では、左側に配置された板部が基板部21として構成され、右側に配置された板部が端板部22として構成された例を示しているが、これと逆の構成としてもよい。すなわち、左側に配置された板部が端板部22として構成され、右側に配置された板部が基板部21として構成されていてもよい。この構成の場合、右側に配置された板部にシャフト部が一体的に形成された基板部21となり、カバー部24が基板部21に締結される構成となる。この場合、モータ取付け部38が基板部21に設けられた部位とカバー部24に設けられた部位とを含み、凹部(ブレーキ取付け部)が端板部22に設けられた構成となる。そして、モータ12が基板部21とカバー部24との間に配置され、ブレーキ16が端板部22に取り付けられた構成となる。
モータ取付け部38は、外側部38aと内側部38bとを含む構成に限られない。モータ取付け部38は、外側部38aのみを有する構成であってもよく、内側部38bのみを有する構成であってもよい。
前記実施形態では、モータ12がアキシャルギャップモータによって構成された例を示したが、これに限られない。図7に示すように、モータ12が、固定子42と回転子41が径方向に対向するラジアルギャップモータによって構成されていてもよい。具体的に、回転子41は、クランク軸10と同心状の円筒状に形成されてクランク軸10に固定されている。磁石41aは回転子41の外周面に固定されている。固定子42は、内周面が回転子41の外周面に対向するように、回転子41の径方向外側に配置されている。固定子42は、カバー部24に設けられたモータ取付け部38の内側に嵌め込まれている。なお、このモータ取付け部38は、カバー部24に設けられた外側部38aのみで形成されていて、端板部22に設けられた内側部38bを有していない。なお、モータ取付け部38が、端板部22に設けられた内側部38bを有していてもよい。
図8に示すように、モータ取付け部38は、モータ12の固定子42との間に間隙ができる程度の内周を有する大きさに形成されていてもよい。この場合、モータ取付け部38と固定子42との間の間隙を埋めるスペーサ52が設けられていてもよい。すなわち、モータ取付け部38は環状に形成されており、モータ取付け部38の内側には空間が形成されている。この内側空間内にモータ12を挿入できるようになっている。このモータ取付け部38の内側空間に、筒状のスペーサ52が嵌め込まれている。そして、モータ12の固定子42は、スペーサ52の内側に嵌め込まれている。言い換えると、モータ12がモータ取付け部38の内側空間に挿入されていて、スペーサ52は、モータ取付け部38とモータ12との間の間隙を埋めるように構成されている。なお、図8は、モータ12がラジアルギャップモータによって構成された例を示しているが、モータ12がアキシャルギャップモータによって構成される場合にもスペーサ52を用いることができる。
この形態では、モータ取付け部38とモータ12との間の間隙がスペーサ52によって埋められている。換言すれば、モータ12の寸法よりも大きな取付寸法を有するモータ取付け部38がキャリア4に設けられている。このため、モータ12をより大きな寸法を有するモータ12に変更することが可能となっている。したがって、寸法の大きなモータ12に変更することより、より大きなトルクを発生する歯車装置1とすることができる。この場合、キャリア4に特別な加工を施すことなく、モータ12を変更することができる。換言すれば、トルクの異なる歯車装置1に対して、外筒部2、キャリア4及び主軸受6を同じ部品で共通化することができる。
1 偏心揺動型歯車装置
2 外筒部
3 内歯ピン
4 キャリア
6 主軸受
10 クランク軸
12 モータ
14 揺動歯車
14a 歯部
16 ブレーキ
21 基板部
21a 凹部
21b ブレーキ位置決め部
22 端板部
22a 凹部
23 シャフト部
24 カバー部
32 クランク軸受
38 モータ取付け部
38a 外側部
38b 内側部
52 スペーサ
2 外筒部
3 内歯ピン
4 キャリア
6 主軸受
10 クランク軸
12 モータ
14 揺動歯車
14a 歯部
16 ブレーキ
21 基板部
21a 凹部
21b ブレーキ位置決め部
22 端板部
22a 凹部
23 シャフト部
24 カバー部
32 クランク軸受
38 モータ取付け部
38a 外側部
38b 内側部
52 スペーサ
Claims (4)
- 外筒部と、
複数のモータ取付け部が設けられたキャリアと、
前記外筒部と前記キャリアとの間の相対回転を許容する主軸受と、
前記複数のモータ取付け部のうちの一部のモータ取付け部に取り付けられた1又は複数のモータと、
前記外筒部と前記キャリアとの間で相対回転が生じるように、前記モータからの駆動力を受けて回転するクランク軸と、を備えている偏心揺動型歯車装置。 - 前記キャリアには、複数のブレーキ取付け部が設けられており、
前記複数のブレーキ取付け部のうちの一部のブレーキ取付け部に、前記クランク軸が回転しないように作動可能なブレーキが取り付けられている請求項1に記載の偏心揺動型歯車装置。 - 前記モータ取付け部は、内側空間を有する形状であり、
前記モータは、前記モータ取付け部の前記内側空間に挿入されており、
前記モータ取付け部と前記モータとの間の間隙を埋めるスペーサが設けられている請求項1又は2に記載の偏心揺動型歯車装置。 - 外筒部と、複数のモータ取付け部が設けられたキャリアと、前記外筒部と前記キャリアとの間の相対回転を許容する主軸受と、前記複数のモータ取付け部のうちの少なくとも一部のモータ取付け部に取り付けられた1又は複数のモータと、前記外筒部と前記キャリアとの間で相対回転が生じるように、前記モータからの駆動力を受けて回転するクランク軸と、を備えている偏心揺動型歯車装置におけるトルクの調整方法であって、
前記複数のモータ取付け部の数の範囲内で、要求トルクに応じて選定された数のモータをモータ取付け部に取り付けて、前記外筒部と前記キャリアとの間で生ずる相対回転のトルクを調整する偏心揺動型歯車装置のトルク調整方法。
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