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JP2016046430A - 回路基板、および電子装置 - Google Patents

回路基板、および電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 剥離が生じにくく冷却効果を向上させることができる回路基板および電子装置を提供することにある。【解決手段】 第1絶縁基板1aと、第2絶縁基板1bと、第1絶縁基板1aと第2絶縁基板1bとで挟まれており、流路2を有する第1金属板3と、第1絶縁基板1aの上面に設けられた第2金属板4aと、第2絶縁基板1bの下面に設けられた第3金属板4bと、を有しており、流路2は、第1絶縁基板1aの下面と、第2絶縁基板1bの上面と、第1金属板3の内壁とで囲まれている。【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板、および電子装置に関するものである。
従来、パワーモジュールまたはスイッチングモジュール等の例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの電子部品が搭載された電子装置に用いられる回路基板として、例えば、流路が設けられた第1金属板が2つの絶縁基板で挟まれており、これらの絶縁基板にそれぞれ回路層となる金属板が形成されたものが用いられる。
特開2003−86747号公報
しかしながら、上述した従来の回路基板では、第1金属板の流路は中空状に第1金属板内に設けられていたので、第1金属板の上下面と、絶縁基板との接合面積が広かった。よって、第1金属板と絶縁基板との熱膨張差に起因する応力により剥がれが発生しやすかった。
また、中空状の流路では、流路の断面積の大きさが十分ではないので、第1金属板の冷却効果が不十分であった。
本発明の目的は、前記の問題を鑑みて、第1金属板が絶縁基板から剥離することを抑制しつつ、冷却効果を向上させることができる回路基板、および電子装置を提供することにある。
本発明の一つの態様の回路基板は、第1絶縁基板と、第2絶縁基板と、前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板とで挟まれており、流路を有する第1金属板と、前記第1絶縁基板の上面に設けられた第2金属板と、前記第2絶縁基板の下面に設けられた第3金属板と、を有しており、前記流路は、前記第1絶縁基板の下面と、前記第2絶縁基板の上面と、前記第1金属板の内壁とで囲まれていることを特徴とする。
本発明の一つの態様の電子装置は、上記の回路基板と、該回路基板に搭載された電子部品とを含んでいる。
本発明の回路基板によれば、流路は、第1絶縁基板の下面と、第2絶縁基板の上面と、第1金属板の内壁とで囲まれているので、流路の分だけ第1金属板の上下面の表面積を減ずることができる。よって、第1金属板と、第1絶縁基板および第2絶縁基板との熱膨張差を抑制することができる。従って、剥がれの発生を抑制できる。
また、流路が中空である場合と比較して、流路の断面積を大きくできるので、冷却効果が向上する。
本発明の電子装置によれば、上述の回路基板を有することから、第1金属板の第1絶縁
基板および第2絶縁基板からの剥離を抑制することができるとともに、冷却効率を向上させることができる。
(a)は本発明の実施形態の回路基板および電子装置の上面図であり、(b)は(a)のA−A線での断面図である。 (a)は、図1の回路基板の下面図であり、(b)は、図1の回路基板の側面図であり、(c)は、(b)のB−B線での断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施形態の回路基板の他の例を示す断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の実施形態の回路基板の製造工程の例を示す断面図である。 (a)は本発明の実施形態の回路基板の他の例を示す上面図であり、(b)は(a)のA−A線での断面図であり、(c)は下面図である。 図5(b)のB−B線での断面図である。 本発明の実施形態の回路基板および電子装置の他の例を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態における回路基板および電子装置について説明する。なお、図面において、回路基板および電子装置は、仮想のxyz空間内に設けられており、xy平面上に載置されている。また、本実施形態における上方、上面、上部とは仮想のz軸の正方向を示しており、下方、下面、下部とは仮想のz軸の負方向を示している。
図1、2に示す例においては、回路基板は、第1絶縁基板1aと、第2絶縁基板1bと、第1金属板3と、第2金属板4aと、第3金属板4bとを備えている。また、図1、2に示す例において、電子装置は、回路基板と、電子部品8とを備えている。
第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bは、電気絶縁材料からなり、例えば、酸化アルミニウム質セラミックス,ムライト質セラミックス,炭化ケイ素質セラミックス,窒化アルミニウム質セラミックス,または窒化ケイ素質セラミックス等のセラミックスからなる。これらセラミック材料の中では放熱性に影響する熱伝導性の点に関して、炭化ケイ素質セラミックス,窒化アルミニウム質セラミックス,または窒化ケイ素質セラミックスが好ましく、強度の点に関して、窒化ケイ素質セラミックスまたは炭化ケイ素質セラミックスが好ましい。
第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bが窒化ケイ素質セラミックスのように比較的強度の高いセラミック材料からなる場合、第1〜第3金属板と第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bとの熱膨張率差に起因する熱応力により第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bにクラックが入る可能性が低減されるので、小型化を図りつつより大きな電流を流すことができる回路基板を実現することができる。
第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bの厚みは、薄い方が熱伝導性の点ではよく、例えば約0.1mm〜1mmであり、回路基板の大きさまたは用いる材料の熱伝導率または強度
に応じて選択すればよい。
第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bは、例えば窒化ケイ素質セラミックスからなる場合であれば、窒化ケイ素,酸化アルミニウム,酸化マグネシウム,および酸化イットリウム等の原料粉末に適当な有機バインダー,可塑剤,および溶剤を添加混合して泥漿物に従来周知のドクターブレード法またはカレンダーロール法を採用することによってセラミッ
クグリーンシート(セラミック生シート)を形成し、次にこのセラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加工等を施して所定形状となすとともに、必要に応じて複数枚を積層して成形体となし、しかる後、これを窒化雰囲気等の非酸化性雰囲気にて1600〜2000℃の温度で焼成することによって製作される。
図1、2に示す例においては、第1金属板3は、第1絶縁基板1aと第2絶縁基板1bとで挟まれており、流路2を有する。また、第2金属板4aは、第1絶縁基板1aの上面に設けられており、第3金属板4bは、第2絶縁基板1bの下面に設けられている。
図1(b)に示す例のように、流路2は、第1絶縁基板1aの下面と、第2絶縁基板1bの上面と、第1金属板3の内壁とで囲まれているので、流路2の分だけ第1金属板3の上下面の表面積を減ずることができる。従って、第1金属板3と、第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bとの接合面積を減ずることができる。よって、第1金属板3と、第1絶縁基板1aおよび第2絶縁基板1bとの間で熱応力が発生することを抑制することができる。従って、剥がれの発生を抑制できる。また、流路2が中空である場合と比較して、第1金属板3の厚み方向に流路2の断面積を大きくできるので、冷却効果が向上する。
図1、図2に示す例では、流路2が蛇行している。この場合には、広範囲にわたって冷却効果を発揮できるので好ましい。
また、図1(a)に示す例では、流路2が電子部品8と重なっている。この場合には、流路2が、第1絶縁基板1aを挟んで、電子部品8の直下に位置することとなる。よって、電子部品8で発生した熱を効率的に放熱することができる。
また、同様に、回路層である第2金属板4a、第3金属板4bで発生した熱を放熱する観点から、流路2は第2金属板4a、第3金属板4bと重なっていることが好ましい。
図2(b)に示す例のように、流路2の出入り口は、開口7である。図2(b)に示す例において、開口7は上下の第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bまで達していない。開口7は、第1金属板1の側面に中空状に設けられている。これにより、第1金属板1の側面における開口7の周辺を接合領域として、口金等を接合しやすくなる。この口金により、流路2への流体の流入、又は流路2からの流体の流出を容易とすることができる。
第1金属板3、第2金属板4a、第3金属板4bは平板形状であり、その厚みは、例えば、20〜600μmである。第1金属板3、第2金属板4a、第3金属板4bは、銅板であ
れば、電気抵抗が低く高熱伝導性を有するので、回路基板を構成する部材として好ましい。
第1金属板3、第2金属板4a、第3金属板4bが銅板である場合、銅板は例えば無酸素銅であることが好ましい。銅板として無酸素銅を用いた場合には、銅板と第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bとを接合材5で接合する際に、銅板表面が銅中に存在する酸素によって酸化されることが低減されるとともに、接合材5との濡れ性が良好となるので、第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bとの接合強度が向上する。
図1、2に示す例においては、第1金属板3、第2金属板4a、第3金属板4bは、接合材5を介して第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bの主面に設けられている。
例えば、接合材5は、Ag−Cu系のものが用いられる。この接合材5は、第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bに対して濡れることにより強固に接合させるために、例えば、チタン、ハフニウムおよびジルコニウムのうち少なくとも1種の活性金属材料を含有して
いる。また、この接合材5は、例えば、In、Snのうち少なくとも1つを有していてもよい。なお、この接合材5の厚みは、例えば約5〜100μm程度であればよい。
また、第1金属板3、第2金属板4a、第3金属板4bが銅板であり、接合材5が銅成分を有する場合には、接合材5および第1金属板3、第2金属板4a、第3金属板4bの両部材の接合部において互いの部材中の銅成分が拡散し合うことによって拡散層が形成されるので、接合材5および第1金属板3、第2金属板4a、第3金属板4bが互いに強固に接合されることとなり好ましい。
また、図1、2に示す例において、中央部の第2金属板4a、第3金属板4bの上面には接合材9を介して電子部品8が実装されており、この電子部品8は、他の第2金属板4a、第3金属板4bに、ボンディングワイヤ10等の導電性接続材によって接続される。このように、図1、2に示す例において、第2金属板4a、第3金属板4bは、回路導体として機能している。また、第2金属板4a、第3金属板4bは、回路基板に搭載される電子部品8のマウント用の金属部材、接地導体用の金属部材としても用いることができる。
また、図1、2に示している、第1絶縁基板1aと第2絶縁基板1bとで挟まれた第1金属板3は、流路2を有しており、主に放熱板として用いられる。この流路2には、開口7から出入りする流体(例えば、水、空気など)が流れており、これによって放熱効果が発揮される。
電子部品8は、例えば、トランジスタ、CPU(Central Processing Unit)用のLS
I(Large Scale Integrated circuit)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、またはMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor - Field Effect Transistor)等の半導体素子である。
電子部品8を第2金属板4a、第3金属板4bに接合する接合材9は、例えば、金属または導電性樹脂等からなる。金属から成る接合材9は、例えば、半田、金−スズ(Au−Sn)合金、またはスズ−銀−銅(Sn−Ag−Cu)合金等である。導電性樹脂から成る接合材9は、例えば、Agエポキシ樹脂等の熱伝導率の高い接着剤等である。
なお、第2金属板4a、第3金属板4b表面に、めっき法によってめっき膜を形成しても良い。この構成によれば、接合材9との濡れ性が良好となるので電子部品8を第2金属板4a、第3金属板4bの表面に強固に接合することができる。めっき膜は、導電性および耐食性が高い金属を用いれば良く、例えば、ニッケル、コバルト、銅、若しくは金、またはこれらの金属材料を主成分とする合金材料が挙げられる。めっき膜の厚みは、例えば1.5〜10μmであれば良い。
また、めっき膜は内部にリンを含有することが好ましい。例えば、ニッケル−リンのアモルファス合金のめっき膜であれば、ニッケルめっき膜の表面酸化を抑制して接合材等の濡れ性等を長く維持することができるので好ましい。また、ニッケルに対するリンの含有量が8〜15質量%程度であると、ニッケル−リンのアモルファス合金が形成されやすくなって、めっき膜に対する接合材等の接着強度を更に向上させることができる。
次に、本発明の図1に示す例の実施形態に係る回路基板の製造方法について説明をする。
まず、例えば、第1金属板3、第2金属板4aとなる金属板母材を、それぞれ第1絶縁基板1aの上下面に配置し、第3金属板4bとなる金属板母材を、第2絶縁基板1bの下
面に配置する。なお、金属板母材の配置前に、第1絶縁基板1aの両主面に、また、第2絶縁基板1bの下面に、接合材5を予め所定の位置に例えばスクリーン印刷等の方法で所定の形状に塗布する。
次に、加熱処理によって、第1金属板3、第2金属板4aとなる金属板母材を第1絶縁基板1aに接合させ、第3金属板4bとなる金属板母材を第2絶縁基板1bに接合させる。この工程では、積層体を、真空炉内に載置し、真空状態において830℃程度で熱処理を行う。
次に、エッチング処理によって、各金属板母材に、回路層や流路2を形成する。金属板として残したい領域にレジストを形成し、例えば、塩化第二鉄をエッチング液としてエッチング処理を行えばよい。
次に、第1金属板3、第2金属板4aが形成された第1絶縁基板1aを、上述した方法と同様に、接合材5によって、第3金属板4bが形成された第2絶縁基板1bに接合させる。なお、金属板母材の配置前に、第2絶縁基板1bの上面に、接合材5を予め所定の位置に例えばスクリーン印刷等の方法で所定の形状に塗布する。
以上のようにして、図1、図2に示す例の回路基板を形成することができる。
次に、図3(a)〜(c)を用いて、本発明の他の実施形態の例を説明する。図3(a)〜(c)は、それぞれ本発明の実施形態の回路基板の他の例を示す断面図である。
図3(a)に示す例においては、第1金属板3は、第1金属層3aと、第2金属層3bと、第1金属層3aと第2金属層3bとで挟まれた第3金属層3cと、を有している。この構成によって、図1に示す例に比較して、流路2の形成時に設計の自由度が高まる。
また、第1金属層3a、第2金属層3bは、例えば銅層であり、第3金属層3cは、銀、銅を主成分とするろう材層である。この第3金属層3cは、第1金属層3a、第2金属層3bを互いに接合させる機能を有する。
図3(b)に示す例においては、第1金属層3aに形成された流路2と第2金属層3bに形成された流路2とは、上下で位置がずれている。これによって、全体の流路2の表面積を増大させることができ、冷却効果を向上させることができる。
図3(c)に示す例においては、第1金属層3a、第2金属層3bにおいて、流路2の幅が絶縁基板から離れるに従って狭くなっている。これにより、第1金属板3において、厚み方向中央部は流路2の幅が狭くなり、第1絶縁基板1aおよび第2絶縁基板1b側では流路2の幅が広くなる。よって、流路2の絶縁基板側の表面積が増大するので、冷却効果が向上する。また、中央部は流路2の幅が狭いので、第1金属層3aと第2金属層3bの接合面積を十分大きく確保できるので接合強度が向上する。
次に、図4を用いて、本発明の図3(a)に示す例の実施形態に係る回路基板の製造方法について説明する。
(1)まず、第1工程として、図4(a)に示すように、第2金属板4a、第1金属層3aとなる金属板母材3a´、4a´の主面を第1絶縁基板1aの主面上に配置する。なお、本工程においては、金属板母材の配置前に、第1絶縁基板1aの両主面に接合材5を予め所定の位置に例えばスクリーン印刷等の方法で所定の形状に塗布する。この接合材5は、例えば、銀、銅を主成分とし、さらにTiを含み、In、又はSnによって融点を7
90℃程度に調整したものが用いられる。
また、図示しないが、第3金属板4b、第2金属層3bとなる金属板母材もまた、その主面を第2絶縁基板1bの主面上に配置しておく。
(2)次に、第2工程として、加熱処理によって、金属板母材3a´、4a´を第1絶縁基板1aに接合させる。この工程では、第1工程で得られた積層体を、真空炉内に載置し、真空状態において830℃程度で熱処理を行う。これにより、接合材5が溶融し、冷却することで接合材5が固化し、金属板母材3a´、4a´が第1絶縁基板1aに接合される。
また、第3金属板4b、第2金属層3bとなる金属板母材もまた、第2絶縁基板1bに接合させる。
(3)次に、第3工程として、図4(a)、(b)に示すように、エッチング処理によって、金属板母材3a´、4a´における金属板非形成領域を除去し、金属板3a、4aを残すようにする。
具体的には、図4(a)に示すように、金属板3a、4aとして残したい銅板形成領域にレジスト11を形成する。なお、エッチング液としては、例えば、塩化第二鉄を使用すればよい。なお、エッチングを行った後、レジスト11を除去するようにする。以上の工程によって、図4(b)に示すように、金属板3a、4aが接合された第1絶縁基板1aを得ることができる。
また、同様の工程によって、第3金属板4b、第2金属層3bが接合された第2絶縁基板1bを得る。
(4)次に、第4工程として、図4(c)に示すように、金属板3a、4aが接合された第1絶縁基板1aを、金属板3b、4bが接合された第2絶縁基板1bに、第3金属層3cを介して配置する。
なお、本工程においては、配置前に、第2金属層3b上に第3金属層3cとなるペーストを予め所定の位置に例えばスクリーン印刷等の方法で所定の形状に塗布する。第3金属層3cとなるペーストは、接合材5よりも融点を低く設定したものを用いる。
(5)次に、第5工程として、図4(c)に示すように、金属板3a、4aが接合された第1絶縁基板1aを、金属板3b、4bが接合された第2絶縁基板1bに、第3金属層3cを介して配置する。
以上のようにして、図4(d)に示す例の回路基板を形成することができる。
次に、図5を用いて、本発明の他の実施形態の例を説明する。図5は、本発明の実施形態の回路基板の他の例を示す図である。
図5に示す例において、流路2中に柱12が形成されている。この構成により、図5に示す例のように流路2の幅を大きくした場合であっても、絶縁基板1a、1b間を柱12が支えているため、回路基板の強度を維持することができる。よって、安全に流路2の幅を大きくすることができるので、冷却効果がさらに向上する。
なお、本発明の銅板等は上記実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨
の範囲内であれば種々の変更は可能である。
例えば、図1,図2では、開口7は中空状であったが、図7に示す例のように、開口7は上下の第1絶縁基板1a、第2絶縁基板1bに達していてもよい。この場合には、開口7から流出又は流入する流体の量を増大させることができる。
1a・・・第1絶縁基板
1b・・・第2絶縁基板
2・・・流路
3・・・第1金属板
3a・・・第1金属層
3b・・・第2金属層
3c・・・第3金属層
4a・・・第2金属板
4b・・・第3金属板
5・・・接合材
7・・・開口
8・・・電子部品
9・・・接合材
10・・・ボンディングワイヤ
11・・・レジスト
12・・・柱

Claims (4)

  1. 第1絶縁基板と、
    第2絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板と前記第2絶縁基板とで挟まれており、流路を有する第1金属板と、
    前記第1絶縁基板の上面に設けられた第2金属板と、
    前記第2絶縁基板の下面に設けられた第3金属板と、
    を有しており、
    前記流路は、前記第1絶縁基板の下面と、前記第2絶縁基板の上面と、前記第1金属板の内壁とで囲まれている
    ことを特徴とする回路基板。
  2. 前記第1金属板は、
    第1金属層と、
    第2金属層と、
    前記第1金属層と前記第2金属層とで挟まれた第3金属層と、を有しており、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記流路中に柱が形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回路基板。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回路基板と、
    該回路基板に搭載された電子部品と、
    を含んでいる電子装置。
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