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JP2016041871A - 建物基礎構造 - Google Patents

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勇介 江原
Yusuke Ehara
勇介 江原
和雄 青木
Kazuo Aoki
和雄 青木
哲也 枡井
Tetsuya Masui
哲也 枡井
順子 須賀
Junko Suga
順子 須賀
藍 山田
Ai Yamada
藍 山田
中村 亮太
Ryota Nakamura
亮太 中村
和範 若松
Kazunori Wakamatsu
和範 若松
鬼丸 貞友
Sadatomo Onimaru
貞友 鬼丸
馨 大谷
Kaoru Otani
馨 大谷
寛之 増田
Hiroyuki Masuda
寛之 増田
信吾 浅原
Shingo Asahara
信吾 浅原
昭宏 金杉
Akihiro Kanasugi
昭宏 金杉
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Abstract

【課題】杭を用いずに、建物基礎の支持力を向上させる。【解決手段】地盤上に載置された建物基礎と、前記地盤を取り囲むように設けられ、前記建物基礎に連結されて前記建物基礎を支持する第1シートパイルと、前記地盤中に設けられ、前記建物基礎に連結されて前記建物基礎を支持する第2シートパイルと、を有する建物基礎構造。【選択図】図1

Description

本発明は、建物を支持する建物基礎構造に関する。
建物を直接基礎で支持する地盤強度が得られない場合、この直接基礎に杭を併用して建物基礎の支持力を大きくすることがある。例えば、特許文献1には、地盤中に打設された支持杭に支持された独立フーチング基礎が開示されている。
しかし、杭の施工には多くの施工手間や施工コストが掛かり、また、杭の施工により発生する多量の掘削土を処分しなければならない。
特開平7−238557号公報
本発明は係る事実を考慮し、杭を用いずに、建物基礎の支持力を向上させることを課題とする。
第1態様の発明は、地盤上に載置された建物基礎と、前記地盤を取り囲むように設けられ、前記建物基礎に連結されて前記建物基礎を支持する第1シートパイルと、前記地盤中に設けられ、前記建物基礎に連結されて前記建物基礎を支持する第2シートパイルと、を有する建物基礎構造である。
第1態様の発明では、直接基礎による建物基礎の支持力と、第1シートパイルの鉛直摩擦力と、第2シートパイルの鉛直摩擦力とにより、建物基礎の支持力を大きくすることができる。すなわち、建物基礎にかかる鉛直荷重を第1シートパイルと第2シートパイルに負担させることにより、杭を用いずに、建物基礎の支持力を向上させることができる。また、地盤中に第2シートパイルを設けることにより、建物基礎の底面積が大きい場合においても、地盤上に建物基礎を確実に支持することができる。
第2態様の発明は、地盤上に載置された複数のフーチング基礎によって構成されたフーチング基礎群と、前記地盤を取り囲むように設けられ、前記フーチング基礎群の外周に沿って配置された前記フーチング基礎に連結されて当該フーチング基礎を支持するシートパイルと、を有する建物基礎構造である。
第2態様の発明では、直接基礎によるフーチング基礎の支持力と、シートパイルの鉛直摩擦力とにより、フーチング基礎の支持力を大きくすることができる。すなわち、フーチング基礎にかかる荷重をシートパイルに負担させることにより、フーチング基礎の支持力を向上させることができる。これにより、複数のフーチング基礎によって構成される建物基礎の支持力を、杭を用いずに向上させることができる。
本発明は上記構成としたので、杭を用いずに、建物基礎の支持力を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る建物基礎構造を示す側断面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシートパイルが交差している部分を示す平断面図である。 本発明の第1実施形態に係る建物基礎構造の施工手順を示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る建物基礎構造の作用を示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシートパイルの平面配置のバリエーションを示す平断面図である。 本発明の第2実施形態に係る建物基礎構造を示す側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る建物基礎構造の作用を示す側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る建物基礎構造のバリエーションを示す側断面図である。
図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る建物基礎構造について説明する。
図1の側断面図には、鉄筋コンクリート造の建物10を支持する建物基礎構造12が示されている。建物10は、建物基礎構造12を介して軟弱地盤14上に支持されている。
図1、及び図1のA−A断面図である図2に示すように、建物基礎構造12は、べた基礎によって構成され建物10の底版となる建物基礎16と、第1シートパイルとしてのシートパイル18と、第2シートパイルとしてのシートパイル20と、を有して構成されている。
建物基礎16は、地盤としての軟弱地盤14Aの上に載置されている。軟弱地盤14Aは、軟弱地盤14のうちの建物基礎16の直下に位置する地盤を意味する。すなわち、建物基礎16は、直接基礎により軟弱地盤14A上に支持されている。
シートパイル18は、軟弱地盤14Aを取り囲むように設けられている。シートパイル18は、上端部を建物基礎16に連結することにより建物基礎16を支持している。
シートパイル18の上端部と建物基礎16とは、建物基礎16に生じる鉛直荷重、せん断力、及び回転モーメントに対して軟弱地盤14中のシートパイル18が抵抗できるように連結されていればよい。例えば、シートパイル18の上端部内面にスタッドを取り付け、建物基礎16をコンクリート打設によって形成する際に、スタッドをコンクリート中に埋設してこのコンクリートを硬化させることにより、シートパイル18の上端部を建物基礎16に固定してもよい。
シートパイル20は、軟弱地盤14A中に設けられている。すなわち、シートパイル20は、建物基礎16の直下に配置されている。シートパイル20は、上端部を建物基礎16に連結することにより建物基礎16を支持している。
シートパイル20の上端部と建物基礎16とは、建物基礎16に生じる鉛直荷重、せん断力、及び回転モーメントに対して軟弱地盤14A中のシートパイル20が抵抗できるように連結されていればよい。例えば、建物基礎16をコンクリート打設によって形成する際に、シートパイル20の上端部をコンクリート中に埋設することにより、シートパイル20の上端部を建物基礎16に固定してもよい。
図2に示すように、シートパイル20は、平面視にて格子状に配置されている。また、図3(a)〜(c)の平断面図に示すように、交差するシートパイル20とシートパイル20、シートパイル18とシートパイル20、及びシートパイル18とシートパイル18は、連続するように(接触して)配置されている。なお、シートパイル18同士、シートパイル20同士、及びシートパイル18とシートパイル20は、施工可能な範囲で近接して配置すれば、離れていてもよい。
次に、本発明の第1実施形態に係る建物基礎構造の施工手順の一例を示す。
まず、図4(a)の側断面図に示すように、軟弱地盤14Aを取り囲むように、軟弱地盤14中にシートパイル18を打設する。
次に、図4(b)の側断面図に示すように、シートパイル18に取り囲まれた軟弱地盤14Aを所定の深さまで掘削する。そして、軟弱地盤14Aの掘削により露出したシートパイル18の上端部内面に複数のスタッド(不図示)を取り付ける。
次に、図4(c)の側断面図に示すように、軟弱地盤14A中にシートパイル20を打設する。シートパイル20の上端部は、シートパイル20の打設を完了した状態で、掘削底面22から突出させておく。
次に、図4(d)の側断面図に示すように、掘削底面22上に鉄筋コンクリート造の建物基礎16を形成する。シートパイル18、20は、建物基礎16を形成するために打設したコンクリート中に、シートパイル18の上端部内面に取り付けられたスタッド、及びシートパイル20の上端部を埋設し、このコンクリートを硬化させることにより、建物基礎16に連結されて一体化される。
次に、本発明の第1実施形態に係る建物基礎構造の作用と効果について説明する。
第1実施形態の建物基礎構造12では、図5(a)の側断面図に示すように、直接基礎による建物基礎16の支持力Nと、シートパイル18の軟弱地盤14に対する鉛直摩擦力Nと、シートパイル20の軟弱地盤14Aに対する鉛直摩擦力Nとにより、軟弱地盤14に対する建物基礎16の支持力を大きくすることができる。すなわち、建物基礎16に生じる鉛直荷重Nをシートパイル18とシートパイル20に負担させることにより、杭を用いずに、建物基礎16の支持力を向上させることができる。また、軟弱地盤14A中にシートパイル20を設けることにより、建物基礎16の底面積が大きい場合においても、軟弱地盤14A上に建物基礎16を確実に支持することができる。
また、第1実施形態の建物基礎構造12では、図1に示すように、地震時に軟弱地盤14Aに発生したせん断応力をシートパイル18とシートパイル20が負担することによって低減し、軟弱地盤14Aがせん断変形するのを抑制することができる。これにより、地震時に軟弱地盤14Aが液状化するのを抑制することができる。また、地震時にシートパイル18の外側にある軟弱地盤14に過剰間隙水圧が発生して液状化したときに、シートパイル18の内側にある軟弱地盤14Aへこの過剰間隙水圧が侵入するのをシートパイル18により抑制し、シートパイル18の内側にある軟弱地盤14Aが液状化するのを抑制することができる。これらにより、地震時における直接基礎による建物基礎16の支持力を向上させることができる。
さらに、第1実施形態の建物基礎構造12では、図5(b)の側断面図に示すように、建物基礎16に生じるせん断力Qに対して、シートパイル18とシートパイル20が抵抗し(シートパイル18が軟弱地盤14から受ける受働抵抗力Qと、シートパイル20が軟弱地盤14Aから受ける受働抵抗力Qとによるせん断抵抗力Qで抵抗)、建物基礎16に生じるせん断力Qを低減することができる。
また、第1実施形態の建物基礎構造12では、図5(c)の側断面図に示すように、建物基礎16に生じる回転モーメントMに対して、シートパイル18とシートパイル20が抵抗し(シートパイル18の軟弱地盤14に対する鉛直摩擦力Nと、シートパイル20の軟弱地盤14Aに対する鉛直摩擦力Nとによる曲げ抵抗力Mで抵抗)、建物基礎16に生じる回転モーメントMを低減することができる。
さらに、第1実施形態の建物基礎構造12では、フーチング直接基礎に杭を併用する従来の基礎構造の施工において必要とされていた、フーチング直接基礎を取り囲む土留め用シートパイルの撤去が不要であり、建物基礎16を形成するためのコンクリート打設用の側型枠としてシートパイル18を利用することができる。
また、本実施形態の建物基礎構造12には杭が用いられないので、杭の施工により発生する多量の掘削土を処分する必要がない。すなわち、建設発生土を低減することができる。
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
なお、第1実施形態では、シートパイル20を平面視にて格子状に配置した例を示したが、シートパイル20は、他の配置にしてもよい。例えば、図6の平断面図に示すように、複数のシートパイル20を平面視にて平行に配置してもよい。
また、第1実施形態では、建物基礎16を建物10の底版とした例を示したが、建物基礎16は、他の形式の直接基礎であってもよい。例えば、建物基礎16をフーチング直接基礎にしてもよい。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構成のものは、同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。
図7の側断面図には、鉄筋コンクリート造の建物24を支持する建物基礎構造26が示されている。建物24は、建物基礎構造26を介して軟弱地盤14上に支持されている。建物基礎構造26は、フーチング基礎群28と、シートパイル30と、を有して構成されている。
フーチング基礎群28は、地盤としての軟弱地盤14Bの上に載置された複数のフーチング基礎32によって構成されている(図7の例では、平面視にて軟弱地盤14Bのコーナー部に配置された4つのフーチング基礎32によってフーチング基礎群28を構成している)。軟弱地盤14Bは、軟弱地盤14のうちの建物24の底版直下に位置する地盤を意味する。すなわち、複数のフーチング基礎32は、直接基礎により軟弱地盤14B上に支持されている。
シートパイル30は、軟弱地盤14Bを取り囲むように設けられている。シートパイル30は、フーチング基礎群28の外周に沿って配置されたフーチング基礎32(図7の例では、フーチング基礎群28を構成する全てのフーチング基礎32)に上端部を連結することによりフーチング基礎32を支持している。
シートパイル30の上端部とフーチング基礎32とは、フーチング基礎32に生じる鉛直荷重、せん断力、及び回転モーメントに対して軟弱地盤14中のシートパイル30が抵抗できるように連結されていればよい。例えば、シートパイル30の上端部内面にスタッドを取り付け、フーチング基礎32をコンクリート打設によって形成する際に、スタッドをコンクリート中に埋設してこのコンクリートを硬化させることにより、シートパイル30の上端部をフーチング基礎32に固定してもよい。
シートパイル30同士が交差するコーナー部においては、第1実施形態の図3(c)と同様に、シートパイル30同士は、連続するように(接触して)配置されている。なお、シートパイル30同士は、施工可能な範囲で近接して配置すれば、離れていてもよい。
建物基礎構造26は、例えば、第1実施形態の図4(a)〜(d)で説明した建物基礎構造12の施工手順とほぼ同じ方法で構築することができる。
まず、軟弱地盤14Bを取り囲むように、軟弱地盤14中にシートパイル30を打設する。
次に、シートパイル30に取り囲まれた軟弱地盤14Bを所定の深さまで掘削する。そして、軟弱地盤14Bの掘削により露出したシートパイル30の上端部内面に複数のスタッド(不図示)を取り付ける。
次に、掘削底面上に鉄筋コンクリート造のフーチング基礎32を形成する。シートパイル30は、フーチング基礎32を形成するために打設したコンクリート中に、シートパイル30の上端部内面に取り付けられたスタッドを埋設し、このコンクリートを硬化させることにより、フーチング基礎32に連結されて一体化される。
次に、本発明の第2実施形態に係る建物基礎構造の作用と効果について説明する。
第2実施形態の建物基礎構造12では、図8(a)の側断面図に示すように、直接基礎によるフーチング基礎32の支持力Nと、シートパイル30の軟弱地盤14に対する鉛直摩擦力Nとにより、軟弱地盤14に対するフーチング基礎32の支持力を大きくすることができる。すなわち、フーチング基礎32に生じる鉛直荷重Nをシートパイル30に負担させることにより、杭を用いずに、フーチング基礎32の支持力を向上させることができる。これにより、複数のフーチング基礎32によって構成される建物基礎の支持力を、杭を用いずに向上させることができる。
また、第2実施形態の建物基礎構造26では、図7に示すように、地震時に軟弱地盤14Bに発生したせん断応力をシートパイル30が負担することによって低減し、軟弱地盤14Bがせん断変形するのを抑制することができる。これにより、地震時に軟弱地盤14Bが液状化するのを抑制することができる。また、地震時にシートパイル30の外側にある軟弱地盤14に過剰間隙水圧が発生して液状化したときに、シートパイル30の内側にある軟弱地盤14Bへこの過剰間隙水圧が侵入するのをシートパイル30により抑制し、シートパイル30の内側にある軟弱地盤14Bが液状化するのを抑制することができる。これらにより、地震時における直接基礎によるフーチング基礎32の支持力を向上させることができる。
さらに、第2実施形態の建物基礎構造26では、図8(b)の側断面図に示すように、フーチング基礎32に生じるせん断力Qに対して、シートパイル30が抵抗し(シートパイル30が軟弱地盤14から受ける受働抵抗力Qによるせん断抵抗力Qで抵抗)、フーチング基礎32に生じるせん断力Qを低減することができる。
また、第2実施形態の建物基礎構造26では、図8(c)の側断面図に示すように、フーチング基礎32に生じる回転モーメントMに対して、シートパイル30が抵抗し(シートパイル30の軟弱地盤14に対する鉛直摩擦力Nによる曲げ抵抗力Mで抵抗)、フーチング基礎32に生じる回転モーメントMを低減することができる。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
なお、第2実施形態では、図7に示すように、4つのフーチング基礎32によってフーチング基礎群28を構成した例を示したが、フーチング基礎群28は、複数であれば幾つでもよい。例えば、図9の側断面図に示すように、9つのフーチング基礎32(平面視にて軟弱地盤14Bの外周部に配置された8つのフーチング基礎32と、平面視にて軟弱地盤14Bの中央部に配置された1つのフーチング基礎32)よってフーチング基礎群28を構成してもよい。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明した。
なお、第1及び第2実施形態では、建物基礎16及びフーチング基礎32を直接基礎とした例を示したが、建物基礎16及びフーチング基礎32をパイルドラフト基礎としてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、シートパイル18、30により取り囲まれた軟弱地盤14A、14Bを所定の深さまで掘削し、この掘削底面上に建物基礎16やフーチング基礎32を構築した例を示したが、所定の深さがある程度深い(例えば、3mを超える深さ)場合には、切梁を適宜設置して土留め対策を施した後に、建物基礎16やフーチング基礎32を構築するのが好ましい。
さらに、第1及び第2実施形態では、建物10、24を鉄筋コンクリート造とした例を示したが、第1及び第2実施形態の建物基礎構造12、26によって支持される建物は、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造(Concrete-Filled Steel Tube:充填形鋼管コンクリート構造)、それらの混合構造など、さまざまな構造や規模の建物であってもよいし、新築建物又は改修建物であってもよい。第1及び第2実施形態の建物基礎構造12、26は、中規模の建物の基礎構造に適用するのが有効である。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものでなく、第1及び第2実施形態を組み合わせて用いてもよいし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
12、26 建物基礎構造
14A、14B 軟弱地盤(地盤)
16 建物基礎
18 シートパイル(第1シートパイル)
20 シートパイル(第2シートパイル)
28 フーチング基礎群
30 シートパイル
32 フーチング基礎

Claims (2)

  1. 地盤上に載置された建物基礎と、
    前記地盤を取り囲むように設けられ、前記建物基礎に連結されて前記建物基礎を支持する第1シートパイルと、
    前記地盤中に設けられ、前記建物基礎に連結されて前記建物基礎を支持する第2シートパイルと、
    を有する建物基礎構造。
  2. 地盤上に載置された複数のフーチング基礎によって構成されたフーチング基礎群と、
    前記地盤を取り囲むように設けられ、前記フーチング基礎群の外周に沿って配置された前記フーチング基礎に連結されて当該フーチング基礎を支持するシートパイルと、
    を有する建物基礎構造。
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