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JP2016033116A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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JP2016033116A
JP2016033116A JP2014156222A JP2014156222A JP2016033116A JP 2016033116 A JP2016033116 A JP 2016033116A JP 2014156222 A JP2014156222 A JP 2014156222A JP 2014156222 A JP2014156222 A JP 2014156222A JP 2016033116 A JP2016033116 A JP 2016033116A
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skin
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manufactured
acid
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JP2014156222A
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English (en)
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金澤 克彦
Katsuhiko Kanazawa
克彦 金澤
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Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
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Abstract

【課題】サラシノールを含有する新規な皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】下記式(1)で表される化合物と、
【化1】

抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する皮膚外用剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚外用剤に関する。
サラシア属植物から発見されたサラシノールは、特異な構造を持つチオ糖誘導体であり、後述する式(1)で表される構造を有する。本発明においては、式(1)で表される化合物を含むサラシア属植物抽出物から得られる成分をサラシノールと称する。
サラシノールは、小腸α−グルコシダーゼ阻害能を有し、炭水化物の吸収を遅くする作用があることから、新しい抗糖尿病剤の候補として研究が進められている(特許文献1)。
サラシノールの生理活性としては、小腸α−グルコシダーゼ阻害能以外にも、メラニン産生抑制能(特許文献2)、プロセシンググルコシダーゼ活性阻害能(特許文献3)が報告され、サラシノールの美白作用について注目が集まっている。
特許第3030008号公報 特開2011−88886号公報 特開2012−206982号公報
しかしながら、従来の製剤技術ではサラシノールの薬効が十分に発揮されない場合が多く、サラシノールに関する製剤技術の開発が望まれていた。本発明は、サラシノールを含有する新規な皮膚外用剤を提供することを解決すべき課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、サラシノールと、抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群から選択される少なくとも1種と、を組み合わせることで、サラシノールの有する薬効が十分に発揮されることを見出し、本発明を完成した。
本発明は以下のとおりである。
[1] 下記式(1)で表される化合物と、

抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する皮膚外用剤。
[2] 抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種が抗酸化剤である、[1]に記載の皮膚外用剤。
[3] 抗酸化剤が、シスチン、プテロスチルベン、レスベラトロール、α−リポ酸、トコトリエノールからなる群より選択される少なくとも1種である、[1]又は[2]に記載の皮膚外用剤。
[4] 抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種が抗炎症剤である、[1]に記載の皮膚外用剤。
[5] 抗炎症剤が、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリルからなる群より選択される少なくとも1種である、[1]又は[4]に記載の皮膚外用剤。
[6] 美白用皮膚外用剤である、[1]〜[5]のいずれか1つに記載の皮膚外用剤。
[7] [1]〜[6]のいずれか1つに記載の皮膚外用剤を皮膚に適用することを含む、皮膚の美白方法。
本発明によれば、抗酸化剤および抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種をサラシノールと組み合わせることで、サラシノールの有する薬効を十分に発揮させることのできる皮膚外用剤を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について具体的に説明する。
本発明の皮膚外用剤は、式(1)で表される化合物と、

抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する
[式(1)で表される化合物]
本発明の皮膚外用剤、式(1)で表される化合物を含有する。式(1)で表される化合物は、サラシノール(Salacinol)と称され、1,4−Dideoxy−1,4−[(S)−[(2S,3S)−2,4−dihydroxy−3−(sulfooxy)butyl]episulfoniumylidene]−D−arabinitol Inner Salt(IUPAC名)、CAS番号;200399−47−9、と同一の化合物である。
サラシノールは、生合成、化学合成、植物からの抽出精製のいずれの方法により得られた化合物でも、本発明に用いることができる。
サラシノールを植物からの抽出精製により得る場合には、サラシア属植物又はその抽出物から既知の方法、例えば、分取クロマトグラフィーを用いて単離精製して得ることができる。
サラシア属植物とは、主としてインドや東南アジア地域に自生するデチンムル科の植物で、より具体的には、サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)、サラシア・オブロンガ(Salacia oblonga)、サラシア・プリノイデス(Salacia prinoides)、サラシア・キネンシス(Salacia chinensis)、サラシア・ラティフォリア(Salacia latifolia)、サラシア・ブルノニアーナ(Salacia burunoniana)、サラシア・グランディフローラ(Salacia grandiflora)、サラシア・マクロスペルマ(Salacia macrosperma)から選ばれる1種以上の植物が用いられる。
サラシア属植物の抽出物には、有効成分としてサラシノールが含まれる。
本明細書において、「サラシア属植物の抽出物」とは、サラシア属植物の根、幹、葉、花、果実など可食部の粉砕物、乾燥物、抽出物、及びこれらの乾燥粉末(エキス末)などを包含する意味で用いられる。粉砕物、乾燥物、又は抽出物を調製する際には、サラシア属植物の1種類以上の部位を混合して使用してもよい。
また、サラシノールを合成により得る場合、公知の合成法、例えば、特開2009−528299号公報(国際公開WO2007/098567号)に記載の方法等を用いて合成することができる。
本発明の皮膚外用剤におけるサラシノールの含有量は、皮膚外用剤全量に対して、0.001質量%以上10質量%以下であることが好ましく、0.01質量%以上5質量%以下であることがより好ましい。
[抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種]
本発明の皮膚外用剤は、抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種を含有する。
本発明の皮膚外用剤に含有される抗酸化剤としては、シスチン、プテロスチルベン、レスベラトロール、α−リポ酸、及びトコトリエノールからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の皮膚外用剤に含有される抗酸化剤は、オイルの状態で添加してもよく、乳化剤又は可溶化剤を使用して、乳化系又は可溶化系の状態で添加してもよい。
本発明の皮膚外用剤に含有される抗炎症剤としては、グリチルレチン酸、及びグリチルレチン酸ステアリルからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の皮膚外用剤に含有される抗炎症剤は、オイルの状態で添加してもよく、乳化剤又は可溶化剤を使用して、乳化系又は可溶化系の状態で添加してもよい。
本発明の皮膚外用剤における、抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種の含有量は、皮膚外用剤全量に対して、0.001質量%以上5質量%以下であることが好ましく、0.01質量%以上3質量%以下であることがより好ましい。
本発明の皮膚外用剤は、皮膚外用剤として通常用いることのできる他の成分を配合することができる。
本発明の皮膚外用剤は、常法に従い、式(1)で表される化合物と、抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種と、を通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に配合することで得られる。
本発明の皮膚外用剤としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、分散液、洗浄液、メーキャップ化粧料、頭皮・毛髪用品等の化粧品、又は、軟膏剤、クリーム剤、外用液剤等の医薬品などの形態とすることができる。皮膚外用剤の基剤としては、これら皮膚外用剤の形態に応じた基剤、例えば、精製水、低級アルコール、多価アルコール、油脂、界面活性剤、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、防腐剤、香料等を用いることができる。
本発明の皮膚外用剤の投与方法は特に限定されないが、好ましくは経皮的に皮膚に投与することができる。本発明の皮膚外用剤の投与量は、使用者の疾患の状態などに応じて適宜設定することができるが、一般的には、1回の投与につき、有効成分である式(1)で表される化合物の投与量として1μg〜50mg/cm2程度を投与することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら限定されるものではない。
以下、特に断らない限り、「%」は、「質量%」を表す。
<シスチン含有乳化組成物の調製>
下記の成分を、70℃で1時間攪拌、溶解して、L−シスチン、及びイソステアリン酸を含有するアルカリ性のアミノ酸含有液を得た。
L−シスチン 1.00g
イソステアリン酸 2.37g
1mol/L NaOH 8.33g
純水 8.33g
(中和)
上記で得たシスチン含有液を攪拌しながら、1mol/L HCl 8.33gを添加し、シスチン含有液を中和した。中和されたシスチン含有液を、以下、L−シスチン含有液とする。
(界面活性剤水溶液の調製)
下記の成分を、70℃で1時間攪拌し、溶解して、界面活性剤水溶液を得た。
イソステアリン酸デカグリセリンエステル 2.00g
ラウロイルカルバミン酸イヌリン 1.00g
グリセリン 56.40g
純水 12.24g
L−シスチン含有液を攪拌しながら、界面活性剤水溶液を添加して、十分混合するまで攪拌を継続した。
さらに、ホモジナイザー(機種名:HP93、(株)エスエムテー社製)を用いて、10,000rpmで1分間撹拌して、予備分散を行い、予備分散物を得た。
続いて、得られた予備分散物を、分散装置:スターバーストミニHJP−25001(商品名、(株)スギノマシン社製)を用いて、200MPaの圧力で高圧分散を行い、シスチン含有乳化組成物を得た。
<グリチルレチン酸含有乳化組成物の調製>
βグリチルレチン酸(丸善製薬製)1.00g、N−ラウロイルサルコシンイソプロピル(味の素製;エルデュウSL−205)20.00g、高純度大豆レシチン(辻製油製;SLP−ホワイト)2.00gを混合し、70℃にて撹拌しながら溶解し、これを油相組成物とした。
一方、イソステアリン酸ポリグリセリル−10(Hydrophile-Lipophile Balance(HLB)=12)(日光ケミカル製)6.00gを、グリセリン(和光純薬製)100.00gと精製水の混合液中に70℃にて溶解させたものを水相組成物とした。精製水の使用量は、調製後のエマルション組成物の合計質量が200gとなるよう適宜調整した。
各々溶解した水相組成物と油相組成物を、TKホモミキサー(プライムミックス製)で60℃にて、500rpmの回転数で15分間粗乳化した。この粗乳化物を、超高圧分散装置であるスターバーストミニ機(スギノマシン製)で、60℃に保ちながら、圧力200MPaで2回通過させて微細乳化物(水中油型エマルション組成物)を調製した。これを、グリチルレチン酸含有乳化組成物とした。
<グリチルレチン酸ステアリル含有乳化組成物の調製>
下記の成分を、70℃で加熱しながら1時間溶解して、水相組成物を得た。
・ショ糖モノステアリン酸エステル(HLB=16) 9.3g
・モノオレイン酸デカグリセリル(HLB=12) 18.9g
・グリセリン 125.97g
・純水 83.97g
また、下記成分を、70℃で加熱しながら1時間溶解して、油相組成物を得た。
・グリチルレチン酸ステアリル 2.76g
・トコフェロール 13.90g
・酢酸トコフェロール 13.90g
・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 27.69g
・精製レシチン(大豆由来) 3.6g
水相組成物を攪拌した状態に維持しながら、油相組成物を加えた後、高圧ホモジナイザーを用いて4分間分散することで予備乳化物を得た。
続いて、得られた予備乳化物を約60℃まで冷却し、アルティマイザーHJP−25005((株)スギノマシン製)を用いて、245MPaの圧力で高圧乳化を行った。
その後、得られた乳化組成物を平均孔径1μmのミクロフィルターでろ過し、80℃で30分加熱滅菌することでグリチルレチン酸ステアリル含有乳化組成物を調製した。
以下、アスタキサンチン含有乳化組成物は、特開2008−154577に記載の手法にて、リコピン含有乳化組成物は、特開2012−214462に記載の手法にて、トコトリエノール含有乳化組成物は、WO2013/145870に記載の手法にて、セラミド含有組成物は特開2009−269882記載の手法にて、調整した。
[実施例1:美白化粧水]
下記組成1を有する化粧水を、常法により調製しpH5.5の製剤を得た(全量100質量%)。
〔組成1〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 0.3
シスチン含有乳化組成物 0.2
[既述の方法で調製した組成物]
セラミド含有組成物 0.5
アルブチン 2.0
グリチルリチン酸ジカリウム 1.0
ジプロピレングリコール 4.0
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
ポリエチレングリコール 1.0
エタノール 2.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
フェノキシエタノール 0.3
グリセリンモノ−2−エチルヘキシルエーテル 0.2
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20、日光ケミカルズ社製) 0.03
N−アセチル−L−ヒドロキシプロリン 1.0
水溶性コラーゲン 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
海藻エキス(1) 1.0
アスタキサンチン含有乳化組成物 0.2
リコピン含有乳化組成物 0.1
リン酸−L−アスコルビルマグネシウム 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.2
クエン酸 1.5
水酸化ナトリウム 適量
塩化マグネシウム 0.5
水 残量
[実施例2:美白美容液]
下記組成2を有する美容液を、常法により調製した(全量100質量%)。
〔組成3〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 1.0
プテロスチルベン 0.2
グリチルレチン酸含有乳化組成物
[既述の方法で調製した組成物] 0.2
リン酸−L−アスコルビルマグネシウム 2.0
グリチルリチン酸ジカリウム 1.0
ジプロピレングリコール 4.0
グリセリン 5.0
ジグリセリン 2.0
1,2−ペンタンジオール 2.0
フェノキシエタノール 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
アルカリネゲス レータスB−16ポリマー 0.05
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20:日光ケミカルズ社製) 0.03
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
ツボクサエキス 0.01
レシチン 0.05
クエン酸 0.7
クエン酸ナトリウム 適量
塩化マグネシウム 0.5
N−アセチル−L−ヒドロキシプロリン 1.0
水溶性コラーゲン 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
酵母エキス(1) 1.0
アスタキサンチン含有乳化組成物(オキアミ抽出物)
[既述の方法で調製した組成物] 0.2
リコピン含有乳化組成物[既述の方法で調製した組成物] 0.2
水 残量
[実施例3:美白クリーム]
下記組成3を有するクリームを、常法により調製した(全量100質量%)。
〔組成3〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 0.1
レスベラトロール 1.0
セラミド含有組成物 0.5
アルブチン 2.0
グリチルリチン酸ジカリウム 1.0
リン酸−L−アスコルビルマグネシウム 0.1
1,2−ペンタンジオール 3.0
ジプロピレングリコール 7.0
濃グリセリン 5.0
ポリエチレングリコール6000[重量平均分子量:6000] 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.5
トリメチルグリシン 0.5
1,3−ブチレングリコール 3.0
キサンタンガム 0.5
アクリル酸/メタアクリル酸アルキル共重合体 0.7
スクワラン 0.5
シア脂 1.0
サラシミツロウ 1.0
ベヘニルアルコール 1.0
モノステアリン酸グリセリル 2.0
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 1.0
トコフェロール 0.5
アスタキサンチン 0.2
水溶性コラーゲン 1.0
加水分解コラーゲン溶液(魚由来) 1.0
N−アセチル−L−ヒドロキシプロリン 1.0
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20:日光ケミカルズ社製) 0.03
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
ツボクサエキス 0.01
レシチン 0.1
ショ糖脂肪酸エステル 0.1
モノオレイン酸ポリグリセリル 0.1
クエン酸 0.7
クエン酸ナトリウム 適量
フェノキシエタノール 0.3
硫酸マグネシウム 0.2
精製水 残量
[実施例4:サンスクリーン剤]
下記組成4を有するサンスクリーン剤を常法により調製した(全量100質量%)。
〔組成5〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 0.3
α−リポ酸 0.2
シクロペンタシロキサン 20.0
ジメチコン 10.0
酸化チタン 5.0
t−ブチルメトキシベンゾイルメタン 1.0
HXMT−100ZA(テイカ社、平均一次粒径15nm) 6.0
水酸化アルミニウム 1.0
イソステアリン酸 0.5
セスキオレイン酸ソルビタン 1.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
リン酸−L−アスコルビルマグネシウム 0.1
オキアミ抽出物 0.5
水溶性コラーゲン 1.0
クエン酸 0.7
クエン酸ナトリウム 適量
ヒドロキシプロピル―β―シクロデキストリン 0.5
塩化マグネシウム 0.5
トコフェロール 0.5
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20:日光ケミカルズ社製) 0.03
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
ツボクサエキス 0.01
レシチン 0.1
香料 微量
パラオキシ安息香酸メチル 0.15
精製水 残量
[実施例5:美白乳液]
下記組成5を有する乳液を、常法により調製した(全量100質量%)。
〔組成5〕 〔含有量(質量%)〕
≪油相成分≫
トコトリエノール含有乳化組成物
[既述の方法で調製した組成物] 0.4
ヘマトコッカス藻抽出物 0.2
スクワラン 8.0
ホホバ油 7.0
セチルアルコール 1.5
≪水相成分≫
サラシノール 1.0
グリセリンモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル 3.0
ポリオキシエチレンソオルビタンモノオレート 2.0
1,3−ブチレングリコール 1.0
グリセリン 2.0
ステアリン酸スクロース 0.1
オレイン酸ポリグリセリル−10 0.1
ステアリン酸ポリグリセリル−2 0.1
フェノキシエタノール 0.2
コラーゲン 1.0
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20:日光ケミカルズ社製) 0.03
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
ツボクサエキス 0.01
レシチン 0.05
アルブチン 0.5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
クエン酸 1.0
クエン酸ナトリウム 適量
硫酸マグネシウム 0.2
香料 微量
精製水 残量
[実施例6:ジェリー様美容液]
下記組成6を有するジェリー様美容液を、常法により調製した(全量100質量%)。
〔組成6〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 1.0
α−リポ酸 0.1
アスタキサンチン含有乳化組成物 0.2
セラミドIII、VI混合物 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
アセチルヒドロキシプロリン 1.0
エチルヘキシルグリセリン 0.1
オレイン酸 0.5
1,3−ブチレングリコール 1.0
グリセリン 2.0
スクロース 0.1
ヒドロキシプロピル―β―シクロデキストリン 0.5
オレイン酸ポリグリセリル−10 0.1
ステアリン酸ポリグリセリル−2 0.1
フェノキシエタノール 0.2
コラーゲン 1.0
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20:日光ケミカルズ社製) 0.03
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
ツボクサエキス 0.01
レシチン 0.1
クエン酸 2.0
クエン酸ナトリウム 適量
塩化マグネシウム 1.0
(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー 0.3
ダマスクバラ花油 微量
香料 微量
精製水 残量
[実施例7:湿式ファンデーション]
下記組成7のスラリーを作製し、所定の容器に充填し、乾燥することで、固形粉末化粧料(湿式ファンデーション)を作製した(全量100質量%)。
〔組成7〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 0.3
グリチルレチン酸含有乳化組成物
[既述の方法で調製した組成物] 0.2
タルク(OTS−2 TALK JA−46R:大東化成社製) 18.0
酸化チタン(OTS−2 TiO2 CR−5:大東化成社製) 9.0
酸化鉄黄色(OTS−2 YELLOW LLXLO:大東化成社製) 2.3
酸化鉄赤(OTS−2 RED R−516L:大東化成社製) 0.15
酸化鉄黒(OTS−2 BLACK BL−100:大東化成社製 0.3
パール顔料(金)(ロナフレアバランス ゴールド:メルク社製) 13.0
パール顔料(赤)(トランスプリズマーレッド:メルク社製) 7.0
複合粉体顔料(HNB RED7:大東化成工業社製) 1.0
ジメチコン・トリメチルシロキシシリケート
(DC593:東レ・ダウコーニング社製) 3.0
ジメチコン(SH200C−20cs:東レ・ダウコーニング社製) 7.0
フェノキシエタノール 0.5
クエン酸 0.4
塩化マグネシウム 0.2
セリサイト(OTS−2 SERICITE FSE:大東化成社製) 残量
[実施例8:リキッドファンデーション]
下記組成8を有するリキッドファンデーション(W/O乳化物)を、常法により調製した(全量100質量%)。
〔組成8〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 0.5
グリチルレチン酸含有乳化組成物
[既述の方法で調製した組成物] 0.2
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
特定赤色複合顔料*1 0.5
体質顔料*2 15.0
色材顔料*3 2.0
パール顔料*4 3.0
シクロメチコン 25.0
ジメチコンポリオール 5.0
ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.0
PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1.2
スクワラン 0.1
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
ジステアルジモニウムヘクトライト 0.8
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 2.5
ヘマトコッカスプルビアリス油 0.1
トコフェロール 0.1
ダマスクバラ花油 微量
香料 適量
フェノキシエタノール 0.3
グリセリン 10.0
ジプロピレングリコール 4.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
水溶性コラーゲン 0.1
ローヤルゼリーエキス 0.1
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20:日光ケミカルズ社製) 0.03
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
ツボクサエキス 0.01
レシチン 0.1
塩化Ca 1.0
クエン酸 1.0
クエン酸ナトリウム[クエン酸化合物] 適量
塩化マグネシウム[マグネシウム塩化合物] 1.0
イオン交換水 残量
実施例8において、上記顔料*1〜*4は下記ものを使用した。
*1 HNB RED7(大東化成(株)製)
*2 OTS−2 SERICITE PSEと、OTS−2 TALK JA−46R(いずれも大東化成(株)製)と、を7:3の割合で混合したもの
*3 OTS−2 TiO2 CR−50と、OTS−2 YELLOW LLXLOと、OTS−2 RED R−516Lと、OTS−2 BLACK BL−100 (いずれも大東化成(株)製)と、を78:19:1:2の割合で混合したもの
*4 ロナフレアバランスゴールドと、トランスプリズマ−レッド(いずれもMERCK社製)と、を7:3の割合で混合したもの
[実施例9:洗顔料]
下記組成9を有する洗顔料を、常法により調製した(全量100質量%)。
〔組成9〕 〔含有量(質量%)〕
サラシノール 1.0
グリチルレチン酸ステアリル含有乳化組成物
[既述の方法で調製した組成物] 0.2
ミリスチン酸K 2.0
パルミチン酸K 0.5
ステアリン酸K 0.5
(ラウラミド/ミリスタミド)DEA 1.0
ココイルグリシンNa 10.0
ラウロアンホNa 13.0
PEG−32 3.0
ブチレングリコール 15.0
グリセリン 10.0
ソルビトール 5.0
水酸化カリウム 適量
ステアリン酸グリセリル 1.5
ヘマトコッカスプルビアリス油 0.05
アスタキサンチン含有乳化組成物 0.05
リコピン含有乳化組成物 0.1
水溶性コラーゲン 1.0
トコフェロール 0.5
クエン酸 1.0
クエン酸ナトリウム 適量
硫酸マグネシウム 0.2
シア脂 1.0
ポリクオタニウム−7 0.5
ポリクオタニウム−39 0.5
ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 1.0
オリザノール 0.01
ポリオキシエチレンフィトステロール
(NIKKOL BPS−20:日光ケミカルズ社製) 0.03
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
ツボクサエキス 0.01
フェノキシエタノール 0.5
ダマスクバラ花油 適量
香料 適量

Claims (6)

  1. 下記式(1)で表される化合物と、

    抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する皮膚外用剤。
  2. 抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種が抗酸化剤である、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 抗酸化剤が、シスチン、プテロスチルベン、レスベラトロール、α−リポ酸、及びトコトリエノールからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1又は請求項2に記載の皮膚外用剤。
  4. 抗酸化剤及び抗炎症剤からなる群より選択される少なくとも1種が抗炎症剤である、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  5. 抗炎症剤が、グリチルレチン酸、及びグリチルレチン酸ステアリルからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1又は請求項4に記載の皮膚外用剤。
  6. 美白用皮膚外用剤である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
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