[go: up one dir, main page]

JP2016029438A - 画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラム - Google Patents

画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016029438A
JP2016029438A JP2014151744A JP2014151744A JP2016029438A JP 2016029438 A JP2016029438 A JP 2016029438A JP 2014151744 A JP2014151744 A JP 2014151744A JP 2014151744 A JP2014151744 A JP 2014151744A JP 2016029438 A JP2016029438 A JP 2016029438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
unit
image forming
forming apparatus
option unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014151744A
Other languages
English (en)
Inventor
中島 竜一
Ryuichi Nakajima
竜一 中島
真史 豊田
Masashi Toyoda
真史 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014151744A priority Critical patent/JP2016029438A/ja
Publication of JP2016029438A publication Critical patent/JP2016029438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置自体の冷却のみならず、画像形成装置に装着されることがあるオプションユニットの冷却も考慮した排気を行う。
【解決手段】ファンと、画像形成装置により印刷処理が行われた記録紙に施す後処理に関連したオプションユニットが該画像形成装置に装着されているか否かを検知するオプションユニット検知手段と、前記オプションユニット検知手段が前記オプションユニットの装着を検知した場合に、前記画像形成装置の内部の空気が前記オプションユニットの内部を通って排出されるように前記ファンの送風方向を切り替える送風方向切替手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラムに関する。
複写機などの画像形成装置では、スキャナで原稿画像を読み取り、その原稿画像のトナー像を記録紙に転写し、トナー像が転写された記録紙に熱を加えてトナーを定着させることにより、記録紙への原稿画像の印刷処理を行っている。主にこの定着の過程で発生する熱が、画像形成装置の内部に蓄積されて、内部の温度が上昇すると、画像形成装置の構成部品の性能低下や損傷を引き起こすので、内部を冷却する必要がある。そのために、通常は冷却用の送風ファンが用いられ、定着に必要な熱量は保持しつつ画像形成装置内部の空気を排気することで冷却を行っている。このための排気部が、通常は定着部の上方に設けられ、定着部周辺の暖められた空気を外部に排出している。この排気部は、送風ファン、吸気口及び排気口を備え、送風ファンによって吸気口から外気を取り入れると共に、装置内部の空気を排気口から外部に排出している。
また、画像形成装置には、印刷処理済みの記録紙に対してステープル止めや穴開けなどの後処理を行う様々な種類のオプションユニットが、必要とされる後処理に応じて、単独で又は複数組み合わされて装着される。これらのオプションユニットでは、画像形成装置の本体とは別に、独自に送風ファンによる冷却が行われている。
ファンを制御する技術としては、特許文献1に、電子機器の筐体を縦置き姿勢で設置するか横置き姿勢で設置するかによって、空冷用のファンの回転方向を変えて送風方向を変える技術が開示されている。送風方向を変えるのは、CPUで発せられる熱によって温められた空気を迅速に筐体外に放出する際に、縦置きと横置きのどちらの姿勢であっても、下側から上側に向けて空気を流通させるためである。
また、ファンを制御する別の技術として、特許文献2には、ファクシミリなどの電子機器の本体に、両面プリントユニットが装着されているか否かに基づいて、電子機器の筐体内の熱を外部に排出するためのファンの動作時間を制御する技術が記載されている。両面プリントユニットが装着されている場合は、ファンを長時間動作させている。
特開2005−190316号公報 特開2003−208079号公報
上述したように、オプションユニットは、様々な組合せで用いられる上、オプションユニットにおける冷却は、画像形成装置本体とは別に独自に行われていた。そのため、画像形成装置の冷却とオプションユニットの冷却が、全体として必ずしも効率的に行われていないという問題があった。
また、画像形成装置では、排気部における排気口は、通常、画像形成装置の側面に設けられている。画像形成装置を操作する人は、画像形成装置の前方に位置しているので、排気口から排出される排気を受けない。しかし、画像形成装置の側面の排気口近くに人がいれば、排気口から排出される熱を帯びた排気がその人に当たり、不快な感じを与えていた。
特許文献1に記載の技術では、電子機器の設置姿勢によらず、筐体から上方に排気されるようにする。しかしながら、電子機器の上側にスキャナや操作パネルなどが設置されている画像形成装置の場合には、電子機器の上側に排気口を設けるのは難しい。
また、特許文献2に記載の技術は、両面プリントユニットが装着された場合に排気時間を長くするものであり、排気方向を切り替えて冷却効率を高めるものではない。
そこで、本発明は、画像形成装置自体の冷却のみならず、画像形成装置に装着されることがあるオプションユニットの冷却も考慮した排気をする画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、画像形成装置自体の冷却のみならず、画像形成装置の近傍にいる人へ与える不快感も考慮した排気をする画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明による画像形成装置は、ファンと、画像形成装置により印刷処理が行われた記録紙に施す後処理に関連したオプションユニットが該画像形成装置に装着されているか否かを検知するオプションユニット検知手段と、前記オプションユニット検知手段が前記オプションユニットの装着を検知した場合に、前記画像形成装置の内部の空気が前記オプションユニットの内部を通って排出されるように前記ファンの送風方向を切り替える送風方向切替手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による画像形成装置のファン制御方法は、画像形成装置により印刷処理が行われた記録紙に施す後処理に関連したオプションユニットが該画像形成装置に装着されているか否かを検知するオプションユニット検知ステップと、前記オプションユニット検知ステップが前記オプションユニットの装着を検知した場合に、前記画像形成装置の内部の空気が前記オプションユニットの内部を通って排出されるように前記ファンの送風方向を切り替える送風方向切替ステップと、を含むことを特徴とする。
更に、本発明による画像形成装置のファン制御プログラムは、コンピュータに、上記画像形成装置のファン制御方法を行わせるものである。
本発明によれば、画像形成装置自体の冷却のみならず、画像形成装置に装着されることがあるオプションユニットの冷却も考慮した排気をすることができる。
また、本発明によれば、画像形成装置自体の冷却のみならず、画像形成装置の近傍にいる人へ与える不快感も考慮した排気をすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置にオプションユニットが装着されている場合の構成を示す縦断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置にオプションユニットが装着されていない場合の排気方向及び記録紙搬送経路を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置にオプションユニットが装着されている場合の排気方向及び記録紙搬送経路を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る冷却部の拡大図である。 図5に示す冷却部におけるファンの送風方向を切り替えるための機構を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のファン制御方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態においてファンの送風方向を切り替えるための機構を示す説明図である。 図8に示す機構の詳細な説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要部構成例を示すブロック図である。第1の実施形態では、画像形成装置として複写機を例に説明するが、画像形成装置は、複写機の他にも、例えば、プリンタや複合機などであってもよい。ここで、複合機とは、複写機に、例えば、ファクシミリ機能部、インターネット通信部などの他の機能部を加えたものである。
図1において、複写機100は、制御部102、画像形成部104、スキャナ110、記録紙搬送部112、冷却部116、オプションユニットセンサ121、記録紙センサ122、及び記憶部123を含む。
制御部102は、例えば、内部にCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有するマイクロコンピュータであり、複写機100の各機能部を制御する。制御部102の制御に従って、記録紙(シート)上に画像データに基づいた画像形成を行う。記録紙搬送部112は、画像形成部104において記録紙を搬送するための複数のローラを含む。
また、制御部102は、オプションユニット検知部124、記録紙検知部125、送風方向切替部126、及び回転数変更部127を含む。オプションユニット検知部124は、オプションユニットセンサ121からその検知結果を示す信号を受け取り、オプションユニット114の装着の有無、オプションユニット114の種類、及びその組合せなどを調べ、調べた結果を表す信号を送風方向切替部126及び回転数変更部127に出力する。記録紙検知部125は、記録紙センサ122からその検知結果を示す信号を受け取り、排紙トレイに印刷済みの記録紙が存在するか否かを調べ、調べた結果を表す信号を送風方向切替部126及び回転数変更部127に出力する。送風方向切替部126は、オプションユニット検知部124からの信号、記録紙検知部125からの信号に基づき、オプションユニット114の装着の有無、排紙トレイにおける記録紙の存否などを検知し、検知した内容に基づき、ファン118の送風方向を決定し、その決定に基づいてソレノイドなどのアクチュエータ119に指令を送る。アクチュエータ119は、その指令に基づいて、ファン支持部120の配置方向を変更することにより、ファン支持部120に支持されたファン118の送風方向を変更する。回転数変更部127は、オプションユニット検知部124からの信号、及び記録紙検知部125からの信号に基づき、オプションユニット114の装着の有無、種類、その組合せ、排紙トレイにおける記録紙の存否などを検知し、検知した内容に基づき、ファン118の回転数を決定する。ファン118は、決定した回転数で回転することにより、その回転数に対応した風量で送風をする。
複写機100には、オプションユニット114を装着することができる。オプションユニット114は、画像形成部104により印刷処理が施された記録紙に対して、ステープル止めや穴開けなどの後処理を行う装置や、後処理を行う装置まで記録紙を搬送する中継装置など、後処理に関連した装置である。
画像形成部104は、転写部106及び定着部108を含む。転写部106では、スキャナ110で読み取られた原稿画像を基に、記録紙にトナー像が転写される。定着部108では、記録紙に転写されたトナー像を構成するトナーに熱を加えて溶融させ、記録紙上に熱圧着して定着させる。この定着処理において発生する熱が複写機100内部の空気の温度を上昇させたままだと、感光体などの他の機能部に悪影響を及ぼす。これを避けるために、定着部108の周辺の排熱をする必要がある。例えば、定着部108の上方に設けられた排紙部132(図3参照)において排気をすることにより定着部108の周辺の排熱をする。冷却部116は、この排気を行う。
冷却部116は、ファン118、ファン支持部120、及び送風方向切替用のアクチュエータ119を含む。ファン118は、定着部108周辺の排熱を行うために、定着部108の上方に取り付けられ、複写機100内の暖められた空気が外部に排出されるような向きに送風を行う。ファン118は、回転駆動用モータ(図示せず)を一体的に含んでおり、ファン支持部120により支持される。ファン支持部120は、アクチュエータ119により、所定の固定軸を中心に所定角度旋回できるようになっている。ファン支持部120がファン118を支持した状態で、アクチュエータ119がファン支持部120を旋回させることにより、ファン118の送風方向を切り替える。
オプションユニットセンサ121は、オプションユニット114が複写機100に装着されているか否かを検知する。記録紙センサ122は、排紙トレイ134(図3参照)に印刷済みの記録紙が存在するか否かを検知する。記憶部123は、各種データやファン制御プログラムを記憶し、制御部102はその制御プログラムを記憶部123から読み出して実行し、また、実行中に各種データを記憶部123に対して読み書きする。
図2は、本発明の第1の実施形態による複写機100の構成を示す縦断面図である。この複写機100には、オプションユニット114−1とオプションユニット114−2が装着されている。オプションユニット114−1は、複写機本体130から印刷済み記録紙を受け取り、オプションユニット114−2に搬送する中継用の中間ユニットである。オプションユニット114−2は、印刷済み記録紙にステープル止めや穴開けなどの後処理を施すフィニッシャである。なお、オプションユニット114−1とオプションユニット114−2は、複写機100に対して着脱可能である。
複写機100は、スキャナ110で読み取った画像データ、もしくは外部から伝送された画像データを記録紙に画像形成するものであり、スキャナ110を構成要素として含む複写機本体130と、スキャナ110に読取原稿を搬送するための自動原稿処理装置30を含む。
複写機本体130は、スキャナ110の他に、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81等を含む。
スキャナ110は、光源及び第1ミラーを保持する光源ユニット93と、第2及び第3ミラーを保持するミラーユニット94と、レンズ及びCCDを含む受光ユニット95とから構成された縮小光学系の画像読取手段である。
複写機100において扱われる画像データは、例えば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の最大で4色の混合によるフルカラー、2色カラー又はモノクロのものなどである。従って、現像器2、感光体ドラム(像担持体)3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、これらにより4つの画像ステーションが構成されている。
露光ユニット1は、帯電器5によって帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。それぞれの現像器2は、それに対応する感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(Y、M、C、K)のうちのそれに対応する色のトナーにより顕像化するものである。また、それぞれのクリーナユニット4は、現像・画像転写後における、それに対応した感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
4つの感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。中間転写ローラ64は、Y、M、C、Kの各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、それぞれの感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する。中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
上述の様に各感光体ドラム3上で各色に応じて顕像化された静電像は、中間転写ベルト61で積層される。このように積層された静電像は、中間転写ベルト61の回転によって、後述の記録紙と中間転写ベルト61の接触位置に配置される二次転写機構部である転写ローラ10によって記録紙に転写される。上記の中間転写ベルトユニット6や転写ローラ10が、図1の転写部106に対応する。
給紙カセット81は、画像形成に使用する記録紙(シート)を蓄積しておくためのトレイであり、複写機本体130の露光ユニット1の下側に設けられている。また、手差し給紙カセット82にも画像形成に使用する記録紙を置くことができる。複写機本体130の上方に設けられている排紙トレイ134(図3参照)は、印刷済みの記録紙をフェイスダウンで集積するためのトレイである。
定着ユニット7は、図1の定着部108に相当するものであり、ヒートローラ71及び加圧ローラ72を備えている。ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、記録紙を挟んで回転するようになっている。また、ヒートローラ71は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御手段によって所定の定着温度を維持するように設定されており、加圧ローラ72と協働してトナーを記録紙に熱圧着することにより、記録紙に転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、記録紙に対して熱定着させる機能を有している。また、ヒートローラ71を外部から加熱するための外部加熱ベルト73が設けられている。
次に、記録紙の搬送経路を説明する。上述のように、複写機100には、予め記録紙を収納する給紙カセット81、及び手差し給紙カセット82が設けられている。これら給紙カセット81、82から記録紙を給紙するために、各々ピックアップローラ11a、11bが配置され、記録紙を1枚ずつ記録紙搬送路S1に導くようになっている。
各給紙カセット81、82から搬送される記録紙は、記録紙搬送路S1の搬送ローラ12aによってレジストローラ13まで搬送され、記録紙の先端と中間転写ベルト61上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ10に搬送され、記録紙上に画像情報が書き込まれる。その後、記録紙は定着ユニット7を通過することによって記録紙上の未定着トナーが熱で溶融・固着され、その後に配置された搬送ローラ12bを経てオプションユニット114−1に送り込まれる。
オプションユニット114−1は、複写機100から排出された印刷済みの記録紙をオプションユニット114−2に搬送する中継機能を有し、そのための搬送ローラ40a、40b、40c、40dを含む。オプションユニット114−1内を搬送された印刷済みの記録紙は、搬送ローラ40dを経てオプションユニット114−2に送られる。
オプションユニット114−1から送られた印刷済みの記録紙は、オプションユニット114−2において、搬送ローラ50a、50b及び50cにより後処理装置52に送られ、後処理装置52において後処理が施され、搬送ローラ50dを経て排紙トレイ56に排出される。オプションユニット114−2において後処理を施さない場合には、オプションユニット114−1から送られた印刷済みの記録紙は、搬送ローラ50a、50b及び50eを経て排紙トレイ54に排出される。
定着器7の上方には、ファン118が取り付けられており、定着器7周囲の空気を通気口142bからオプションユニット114−1に排出すると共に、通気口142aから外気を取り込む。オプションユニット114−1に取り込まれた排気は、その内部を通って通気口142cからオプションユニット114−2に排出される。オプションユニット114−2に取り込まれた排気は、その内部を通って通気口142dから外部に排出される。通気口142bは、複写機本体130側に設けられた通気口142b−1(図示せず)と、オプションユニット114−1側に設けられた通気口142b−2(図示せず)の位置を合わせることによって形成される。同様に、通気口142cは、オプションユニット114−1側に設けられた通気口142c−1(図示せず)と、オプションユニット114−2側に設けられた通気口142c−2(図示せず)の位置を合わせることによって形成される。
(オプションユニットが装着されていない場合の排気方向)
図3は、本発明の第1の実施形態に係る複写機100において、オプションユニット114が装着されていない場合の排気方向及び記録紙搬送経路を示す説明図である。複写機本体130に含まれる転写部106において記録紙にトナー像が転写されて、定着部108に送られる。定着部108で定着処理が施された記録紙は排紙部132を通って、排紙トレイ134上に送り出される。排紙トレイ134は、図3に示すように、複写機本体130に形成された凹部空間136に設けられる。
図3において、冷却部116が、排紙部132の上方に設けられる。冷却部116は、ファン118、ファン支持部120、及びファン支持部120の配置方向を変更するためのアクチュエータ119を含む。主に定着部108で暖められた複写機本体130内部の空気は、排気方向A又は排気方向Bで示す矢印の方向にて、ファン118が生成する気流によって機外に排出される。記録紙センサ122により、排紙トレイ134に印刷済みの記録紙が存在することが検知された場合には、排気方向Aに排気し、排紙トレイ134に記録紙が存在しないことが検知された場合には、排気方向Bに排気する。
(オプションユニットが装着されている場合の排気方向)
図4は、本発明の第1の実施形態に係る複写機100において、オプションユニット114が装着されている場合の排気方向及び記録紙搬送経路を示す説明図である。図4では、中間のオプションユニット114−1が、排紙トレイ134のある凹部空間136に嵌め込まれている。また、オプションユニット114−2が、中間のオプションユニット114−1に連結されている。複写機本体130に含まれる転写部106において記録紙にトナー像が転写されて、定着部108に送られる。定着部108で定着処理が施された記録紙は排紙部132を通って、中間のオプションユニット114−1に送られる。中間のオプションユニット114−1は、記録紙の中継機能を有し、排紙部132から送られた印刷済み記録紙を搬送してオプションユニット114−2に送る。オプションユニット114−2では、中間のオプションユニット114−1から送られてきた印刷済み記録紙に対して、ステープル止めや穴開けなどの後処理を行って、排紙トレイ56に排出する。
図4において、定着部108で暖められた複写機本体130内部の空気は、排紙部132の上方に設けられた冷却部116のファン118により、排気方向Bで示す矢印の方向にて、中間のオプションユニット114−1及びオプションユニット114−2を通って機外に排出される。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る冷却部116の拡大図である。排紙部132の下部空間では、定着部108から送られてきた印刷済み記録紙が、排紙部132を通って排紙トレイ134又はオプションユニット114に搬送される。排紙部132の上部空間には、冷却部116が設けられている。冷却部116には、ファン支持部120により支持されたファン118が取り付けられ、配置方向変更用のアクチュエータ119(図示せず)により、その送風方向を切り替えることができる。排紙部132において、その側面には外部に通じる通気口142aが設けられ、排紙トレイ134の側の側面にも通気口142bが設けられている。ファン118の上側には、ダクト壁146が設けられている。ダクト壁146は、図5に示すように、中央部で所定の角度にて折り曲げられた形状をしている。このようにすることで、ファン118により生成される気流に対する抵抗が小さくなる。ファン118の下側には、スリット壁148が設けられている。ダクト壁146とスリット壁148とで、排気ダクトを形成している。定着部108の周辺の熱せられた空気は、スリット壁148に設けられたスリットを通って通気口142a又は142bから機外に排出される。
図5(A)は、複写機100にオプションユニット114が装着されているか、又はオプションユニット114が非装着で且つ排紙トレイ134に記録紙が存在しない場合の排気方向を示している。このような場合には、複写機本体130内の暖められた空気がファン118により吸引されて通気口142bから排気されるように、ファン118の送風方向が切り替えられる。図5(A)において、空気の流れの方向を太矢印で示す。複写機本体130内の暖められた空気は、自身の上昇力及びファン118の吸引力により、スリット壁148のスリットを通って上昇していき、ファン118に吸い込まれる。ファン118に吸い込まれた空気は、ファン118の反対側に送り出され、ダクト壁146に当たってその方向を変えて通気口142bに向かい、通気口142bから排出される。一方、通気口142aからは外気が機内に取り込まれる。
図5(B)は、オプションユニット114が非装着で且つ排紙トレイ134に記録紙が存在している場合の排気方向を示している。このような場合には、複写機本体130内の暖められた空気がファン118により吸引されて通気口142aから排気されるように、ファン118の送風方向が切り替えられる。なお、この排気方向Aは、初期設定の排気方向である。図5(B)において、空気の流れの方向を太矢印で示す。複写機本体130内の暖められた空気は、自身の上昇力及びファン118の吸引力により、スリット壁148のスリットを通って上昇していき、ファン118に吸い込まれる。ファン118に吸い込まれた空気は、ファン118の反対側に送り出され、ダクト壁146に当たってその方向を変えて通気口142aに向かい、通気口142aから排出される。一方、通気口142bからは外気が機内に取り込まれる。
図6は、図5に示す冷却部116におけるファン118の送風方向を切り替えるための方向切替機構部154Aの詳細な説明図である。図6(A)は、オプションユニット114が複写機100に装着されていない場合において、排紙トレイ134に記録紙が存在するときの方向切替機構部154Aの状態を示す。図6(B)は、オプションユニット114が複写機100に装着されている場合、又はオプションユニット114が複写機100に装着されておらず、排紙トレイ134に記録紙が存在しない場合の方向切替機構部154Aの状態を示す。方向切替機構部154Aは、アーム156、ソレノイド170、及びバネ172を含む。旋回部材であるアーム156は、複写機100側に固定された軸部162を中心に所定の角度だけ旋回できる。旋回可能な角度は、例えば、アーム156の時計回りの旋回を制限するストッパ(図示せず)と反時計回りの旋回を制限するストッパ(図示せず)を設けることにより設定できる。アーム156の一方の端部には、バネ172の一端が固定されている。バネ172の他端は、複写機100側に固定されている。図6(A)に示す状態では、バネ172の長さは自然長より少し長く、バネ172の収縮力により、アーム156が軸部162を中心に時計回りに旋回するよう作用している。一方、ストッパ(図示せず)により、アーム156は、図6(A)の状態から更に時計回りに旋回することが制限されている。
アクチュエータ119であるソレノイド170は、そのプランジャ171がアーム156の端部に連結され、ソレノイド170のオン・オフ制御の下で、プランジャ171を移動させることで、アーム156を軸部162を中心に旋回させることができる。図6(A)は、ソレノイド170がオフの状態であり、プランジャ171はアーム156に力を作用させておらず、バネ172の収縮力によってアーム156は初期設定の方向を向いている。図6(B)は、ソレノイド170がオンの状態であり、バネ172の収縮力に抗してプランジャ171がアーム156を引っ張り、軸部162を中心として所定の角度だけ旋回させている。アーム156は、ストッパ(図示せず)により、図6(B)の状態から更に反時計回りに旋回することが制限されている。アーム156の一方の端部には、ファン支持部120が取り付けられており、アーム156の旋回によってファン118の方向が切り替えられる。このようにして、排気方向Aと排気方向Bを切り替える(図5参照)。図6(A)及び図6(B)は、それぞれ排気方向A及び排気方向Bに対応する。上述した排気方向とソレノイド170及びアーム156の状態を表1にまとめる。
[ファンの制御方法]
次に、ファン118の制御方法を説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る複写機100のファン制御方法のフローチャートである。複写機100の電源をオンにすると(S11)、制御部102は、オプションユニット114が装着されているか否かを検知する(S12)。通常、オプションユニット114を複写機100に装着する際には、複写機100の制御部102がオプションユニット114の構成要素を制御できるように、制御部102とオプションユニット114の間で信号線が接続コネクタを介して接続される(図示せず)。この信号線には、オプションユニット114の構成要素の状態を示す信号や駆動を指示する信号が送られる。制御部102のオプションユニット検知部124は、例えば、オプションユニット114の状態を示す信号から、制御部102とオプションユニット114の間で信号線が接続コネクタを介して接続されているか否かを調べる。信号線が接続されていれば、オプションユニット114が装着されていると判断し、信号線が接続されていなければ、オプションユニット114は装着されていないと判断する。別法として、オプションユニット114の装着を光学的、電気的、又は機械的に検知するオプションユニットセンサ121を設けることもできる。
オプションユニット114が装着されている場合には(S13でYES)、ファン118の向きを以下に説明するように切り替える(S14)。初期設定では、図5(B)の排気方向Aに排気されるように、ファン118の向きが設定されている。すなわち、複写機本体130内部の空気が複写機100の側面に設けられた通気口142aから機外に排出されるように設定されている。この状態から、オプションユニット114−1とオプションユニット114−2を通って外部に排出されるように、図5(A)の排気方向Bに排気方向を切り替える。排気方向の切り替えは、ファン118を支持しているファン支持部120の向きを、ソレノイド170などのアクチュエータ119により変更することによって行う。
次に、ファン118の風量、すなわち回転数を設定する(S15)。回転数は、複写機100に装着したオプションユニット114の種類、複写機本体130内部の温度などを考慮して決定する。複写機本体130内部の温度は、複写機本体130内部の所定の箇所に設置された温度センサ(図示せず)により測定できる。
表2は、装着したオプションユニット114の種類に基づいてファン118の回転数を設定する例を示す。表2では、オプションユニット114の種類として、a、b、cの3種類があるとしている。オプションユニット114に必要とされる排気量は、その種類毎に異なる。ファン118の回転数は、オプションユニット114の種類毎の必要排気量を考慮して決定する。表2では、必要排気量が、a>c>bであると仮定し、それに応じて各回転数が設定されている。なお、表2では、ファン118の回転数の大小関係を明確にするため、オプションユニット114がbの場合のファン118の回転数を1とおき、その他の場合のファン118の回転数は、bの回転数に対する比で表している。簡単のため、回転数の相対比を整数で例示しているが、回転数の相対比は、任意の実数をとり得る。
加えて、複写機本体130内部の温度が、許容範囲内にあることを確認しつつ回転数の設定を行ってもよい。例えば、複写機本体130内部の温度が所定の閾値を超えて許容範囲の最大値に近づくと、回転数を上げ、温度がその閾値以下になれば、回転数を元の設定値に戻す閾値制御を行うこともできる。また、オプションユニット114にも温度センサ(図示せず)を設けて、オプションユニット114内部の温度が、許容範囲内にあることを確認しつつ回転数の設定を行ってもよい。例えば、オプションユニット114内部の温度が所定の閾値を超えて許容範囲の最大値に近づくと、回転数を上げ、温度がその閾値以下になれば、回転数を元の設定値に戻す閾値制御を、上記の複写機本体130内部の温度に関する閾値制御に追加してもよいし、上記の複写機本体130内部の温度に関する閾値制御をしなくても行うようにしてもよい。
次に、制御部102の制御下でファン駆動用モータ(図示せず)によりステップS15で設定した回転数にてファン118を駆動し、オプションユニット114が装着された側に排気を行う(S16)。図5(A)に示す通気口142bから排出された空気は、図4に示すように、オプションユニット114−1及びオプションユニット114−2を通って外部に排出される。このようにすることで、オプションユニット114−1及び114−2内の排気も同時に行うことができる。また、複写機100の通気口142bから排出された熱風が、オプションユニット114−1及び114−2を通る間に冷やされるので、外部に排出されても、その周辺にいる人が不快な感じを持つのを回避できる。
次に、制御部102は、複写機100が継続して使用されるか否かを判断する(S17)。例えば、複写機100の電源スイッチ(図示せず)がオフにされたか否かを調べる。複写機100が継続して使用されない場合には、複写機の電源がオフにされる(S28)。複写機100が継続して使用される場合(S17でYES)には、ステップ15に戻る。
一方、ステップS13において、オプションユニット114が装着されていないことを検知した場合には(S13でNO)、記録紙センサ122を用いて排紙トレイ134に印刷済みの記録紙が存在するか否かを検知する(S18)。記録紙センサ122は、発光素子と受光素子を有する光学的センサであり、発光素子から発せられる光を受光素子で受光するようになっている。記録紙が存在すれば、発光素子から発せられた光が、記録紙に遮られて受光素子に達しないので、受光素子での受光の有無を調べることにより記録紙の有無を検知できる。なお、記録紙センサ122は、光学的センサに限定されるものではなく、どのような方式であってもよい。
排紙トレイ134に記録紙が存在していれば(S19でYES)、ファン118の向きを以下に説明するように設定する(S20)。初期設定では、図5(B)の排気方向Aに排気されるように、ファン118の向きが設定されている。すなわち、複写機本体130内部の空気が複写機100の側面に設けられた通気口142aから外部に排出されるよう設定されている。現在のファン118の向きが初期設定と同じ方向になっていれば、その方向を維持する。現在のファン118の向きが図5(A)の排気方向Bに設定されていれば、初期設定の排気方向Aに切り換える。排気方向の切り替えは、ファン118を支持しているファン支持部120の向きを、ソレノイド170などのアクチュエータ119により変更することによって行う。
次に、ファン118の風量、すなわち回転数を設定する(S21)。回転数は、装着したオプションユニット114の有無、ファン118の向き、複写機本体130内部の温度などを考慮して決定する。したがって、ステップS21では、オプションユニット114は装着されておらず、ファン118は排気方向Aの向きに設定されているという条件下で回転数を決定することになる。複写機本体130内部の温度は、複写機本体130内部の所定の箇所に設置された温度センサ(図示せず)により測定できる。
次に、制御部102の制御下でファン駆動用モータ(図示せず)によりステップS21で設定した回転数にてファン118を駆動し、初期設定の排気方向Aにて通気口142aから外部に排気を行う(S22)。
次に、制御部102は、複写機100が継続して使用されるか否かを判断する(S23)。例えば、複写機100の電源スイッチ(図示せず)がオフにされたか否かを調べる。複写機100が継続して使用されない場合(S23でNO)には、複写機の電源がオフにされる(S28)。複写機100が継続して使用される場合(S23でYES)には、ステップ18に戻る。
一方、ステップS19において排紙トレイ134に記録紙が存在していなければ(S19でNO)、ファン118の向きを以下に説明するように設定する(S24)。初期設定では、図5(B)の排気方向Aに排気されるように、ファン118の向きが設定されている。すなわち、複写機本体130内部の空気が複写機100の側面に設けられた通気口142aから外部に排出されるよう設定されている。現在のファン118の向きが初期設定と同じ方向になっていれば、排紙トレイ134側に切り換える、すなわち排気方向Bに切り換える。排気方向の切り替えは、ファン118を支持しているファン支持部120の向きを、ソレノイド170などのアクチュエータ119により変更することによって行う。現在のファン118の向きが、排気方向Bに設定されていれば、その方向を維持する。
次に、ファン118の風量、すなわち回転数を設定する(S25)。回転数は、装着したオプションユニット114の有無、ファン118の向き、複写機本体130内部の温度などを考慮して決定する。したがって、ステップS25では、オプションユニット114は装着されておらず、ファン118は排気方向Bの向きに設定されているという条件下で回転数を決定することになる。複写機本体130内部の温度は、複写機本体130の内部の所定の箇所に設置された温度センサ(図示せず)により測定できる。
次に、制御部102の制御下でファン駆動用モータ(図示せず)によりステップS25で設定した回転数にてファン118を駆動し、排紙トレイ134の側、すなわち排気方向Bに排気を行う(S26)。このようにすることで、複写機100の通気口142aから熱風が排出されなくなるので、その周囲にいる人が熱風により不快な感じを持つことを回避できる。
次に、制御部102は、複写機100が継続して使用されるか否かを判断する(S27)。例えば、複写機100の電源スイッチ(図示せず)がオフにされたか否かを調べる。複写機100が継続して使用されない場合(S27でNO)には、複写機の電源がオフにされる(S28)。複写機100が継続して使用される場合(S27でYES)には、ステップ18に戻る。
(ファン118の回転数)
第1の実施形態においてファン118の回転数の設定に際して考慮すべき事項を表3にまとめる。表3は、オプションユニット114の装着の有無、装着されている場合にはそのオプションユニット114の種類、及びファン118の向きに基づいてファン118の回転数を設定する例を示す。まず、オプションユニット114が装着されていなく、排紙トレイ134側(排気方向B)に送風する場合には、複写機本体130内部を冷却するために必要な風量が得られるようにファン118の回転数を設定する(S25)。この回転数を2とおく。オプションユニット114が装着され、オプション側に送風する場合には、オプションユニット114の内部の排気も同時に行うので、ファン118の回転数(相対比)を2よりも高くする(S15)。ただし、この場合には、オプションユニット114の種類をも考慮してファン118の回転数を設定する。例えば、オプションユニット114の種類が、表2に示すようにa、b、cの3種類あるとし、bの場合の回転数を2よりも高くする。この例では、3とする。表2から、a、b、cの回転数は3:1:2の比であるので、bの回転数が3の場合には、a及びcの回転数は9及び6となる。オプションユニット114が装着されていなく、初期設定方向(排気方向A)に送風する場合には、人に当たる可能性がある熱風を弱めるために、ファン118の回転数を2よりも低くする(S21)。なお、ステップS21では、複写機本体130内部の温度が、許容範囲内にあることを確認しつつ行うのが好ましい。例えば、温度が所定の閾値を超えて許容範囲の最大値に近づくと、回転数を上げ、温度がその閾値以下になれば、回転数を元の設定値に戻す閾値制御を行ってもよい。また、簡易な構成にするために、オプションユニットの種類は考慮せず、オプションユニット114の装着の有無、及びファン118の向きに基づいてファン118の回転数を設定するようにしてもよい。
[第1の実施形態の効果]
オプションユニット114が装着された場合には、装着されたオプションユニット114を通して排気を行うように自動的にファン118の向きを切り替えることにより、次のような効果を奏することができる。
第1の効果は、複写機100からの排気が、外部に向かう通気口142aから出ないので、熱風により人に不快な感じを与えることがないことである。
第2の効果は、排紙トレイ134に排紙が積載されないので、排気により排紙が乱される懸念がないことである。
第3の効果は、オプションユニット114内部の排気も同時に行うことができるので、オプションユニット114内部に設ける送風ファンの個数を削減でき、或いは、オプションユニット114内部の送風ファンを設けたとしても、その送風ファンのスペックを落とすことができることである。
第4の効果は、複写機100からの排気が、オプションユニット114を通して排気される過程で冷やされるので、オプションユニット114からの排気が人に与える不快な感じを緩和できることである。
第5の効果は、複写機100側のファン118の回転数を調整することにより、オプションユニット114を含めた全体の風量を調整できるので、風量調整を効率的に行うことができることである。
オプションユニット114が装着されていない場合において、排紙トレイ134に排紙が積載されているときに、ファン118の向きを外部に向かう通気口142a側に設定することにより、次のような効果を奏することができる。
第1の効果は、複写機100からの排気が、外部に向かう通気口142aから出るので、排気により排紙が乱される懸念がないことである。
第2の効果は、ファン118の回転数を下げることで、複写機100からの排気が人に与える不快な感じを緩和できることである。
オプションユニット114が装着されていない場合において、排紙トレイ134に排紙が積載されていないときに、ファン118の向きを排紙トレイ134側に設定することにより、次のような効果を奏することができる。
第1の効果は、複写機100からの排気が、外部に向かう通気口142aから出ないので、熱風により人に不快な感じを与えることがないことである。
第2の効果は、排紙トレイ134に排紙が積載されていないので、排気により排紙が乱される懸念がないことである。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図8及び図9を基に説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態においてファン118の送風方向を切り替えるための機構を示す説明図である。図8(A)は、オプションユニット114−1を複写機100に装着する前の状態を示し、図8(B)は、装着後の状態を示す。オプションユニット114−1は、複写機100の排紙トレイ134の上部の凹部空間136(図3参照)にスライドさせて装着する。このため、複写機100側に対して位置がずれることがないように、オプションユニット114−1には、位置決め用ボス150が設けられている。複写機100の側には、この位置決め用ボス150を受け入れる孔部152が設けられている。オプションユニット114−1の位置決め用ボス150を、複写機100側の孔部152に嵌入させることで、オプションユニット114−1の位置決めを行っている。この位置決め用ボス150を利用してファン118の送風方向を切り替える。
図8(A)に示すように、オプションユニット114−1が複写機100に装着されていない状態では、ファン支持部120及びそれにより支持されているファン118は、方向切替機構部154Bによって初期設定の方向に向けられており、排気方向は図5(B)に示す排気方向Aである。この状態において、図8(B)に示すように、オプションユニット114−1を複写機100に装着すると、位置決め用ボス150が、方向切替機構部154Bに当接して方向切替機構部154Bを動かすことで、ファン118の方向を図8(A)に示す初期設定の方向から切り替える。切替後のファン118による排気方向は、図5(A)に示す排気方向Bである。
図9は、図8に示す方向切替機構部154Bの詳細な説明図である。図9(A)は、オプションユニット114−1が複写機100に装着されていない状態での方向切替機構部154Bを示し、図9(B)は、オプションユニット114−1が複写機100に装着されている状態での方向切替機構部154Bを示す。方向切替機構部154Bは、図6に示す第1の実施形態の方向切替機構部154Aの構成に加えて、アーム158及び連結アーム160を含む。アーム158は、複写機100側に固定された軸部164を中心に旋回できる。連結アーム160の一方の端部は、アーム158の一方の端部に軸部168を中心に旋回自在に取り付けられ、連結アーム160のもう一方の端部は、アーム156の端部に軸部166を中心に旋回自在に取り付けられている。軸部168と軸部166は、複写機100側に固定されていない。アーム158と連結アーム160とが連携機構を構成し、オプションユニット114−1に設けられた位置決め用ボス150と連携してアーム156を軸部162を中心に所定角度旋回させる。具体的には、図9(B)に示すように、オプションユニット114−1の位置決め用ボス150がアーム158の端部に当接して軸部164を中心にアーム158を押して旋回させることで、連結アーム160を介してアーム156を旋回させる。このとき、ソレノイド170はオフ(非通電)になっており、プランジャ171はフリーな状態にある。アーム156の一方の端部には、ファン支持部120が取り付けられており、アーム156の旋回によってファン118の方向が切り替えられる。また、方向切替機構部154Bは、オプションユニット114−1が複写機100に装着されていない場合には、図6と同様にソレノイド170の駆動によりアーム156を旋回させることにより、ファン118の方向を切り替える。
第2の実施形態では、位置決め用ボス150を利用してファン118の送風方向を機構的に自動で切り替えるので、状況に応じて、オプションユニット114の装着を検知するオプションユニットセンサ121を省くこともできる。また、オプションユニット114の装着の有無だけに基づいてファン118の向きを切り替える簡素な構成にした場合には、ファン118の向きを切り替えるためソレノイド170等の電気部品が不要になる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、図7のステップS15において、複数のオプションユニット114が複写機100に装着されている場合に、その組合せに応じてファン118の回転数を設定する。オプションユニット114には、印刷済みの記録紙を搬送する機能を有する中間のオプションユニット114−1や、ステープル止め、穴あけなどの後処理を行うオプションユニット(フィニッシャ)114−2などがあり、必要に応じて複数のオプションユニット114を組み合わせて使用する。例えば、表4に示すように、オプションユニット(114)a、b、c、d、e、fがあり、(a,c,f)、(a,d)、(b,c,f)、(b,d)、(b,e)の5通りの組合せが可能であると仮定する。その夫々の組合せについて、組み合わせられる各オプションユニット114に必要とされる風量と、複写機100に必要とされる風量とから、ファン118の風量、すなわちファン118の回転数を適切な値に設定する。なお、表4では、ファン118の回転数の大小関係を明確にするため、オプションユニット114の組合せが(a,d)の場合のファン118の回転数を1とおき、その他の組合せにおけるファン118の回転数は、それに対する比で表している。表4では、簡単のため、回転数の相対比を整数で例示しているが、回転数の相対比は、オプションユニット114の組合せに応じて任意の実数をとり得る。
上記表4に示すテーブルを、記憶部123に格納しておき、制御部102のオプションユニット検知部124により装着されているオプションユニット114の組合せが検知されると、該テーブルから設定すべきファン118の回転数が決まる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
複写機100の冷却部116に設けられた通気口142aの周囲に人が存在するか否かを検知する人感センサー(図示せず)を、例えば、複写機100の右側面(図2参照)に取り付ける。人検知手段である人感センサーは、例えば、人体から放射される熱線を検出する焦電型の赤外線センサーであるが、これに限定されるものではない。人感センサーが通気口142aの周囲に人が存在していることを検知すると、検知信号を制御部102に出力する。
オプションユニット114が装着されておらず、排紙トレイ134に記録紙が存在する場合には、初期設定方向である排気方向Aに排気する。その場合のファン118の風量は、排気が排出される通気口142aの周囲に人が存在しているか否かの情報と、画像形成部104の稼働状況に基づいて変更する。具体的には、排紙トレイ134に記録紙が存在していても、画像形成部104が印刷処理を実行しておらず、かつ、通気口142aの周囲に人が存在している場合には、ファン118の風量を可能な範囲内で抑制する。ここで、印刷処理を実行していないとは、判断時に実行していないことも含むし、判断時を基準として以前の所定期間に全く実行していないことも含むし、判断時を基準として以前の所定期間に所定頻度内しか実行していないことも含む。これらの場合には、複写機本体130内部の温度が上限温度未満であることが推定される。また、通気口142aの周囲に人が存在している場合に、画像形成部104が印刷処理を実行していても、複写機本体130内部の所定の箇所に設置された温度センサにより検出された温度が所定の上限温度未満であれば、ファン118の風量を抑圧するようにしてもよい。つまり、このようにすることで、通気口142aの周囲にいる人が、通気口142aから排出される熱風により受ける不快な感じを緩和できる。
なお、上記の複写機100の制御部102は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。また、上記のファン制御方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組合せにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明は、画像形成装置などから排熱をするために利用することができる。
100 複写機(画像形成装置)
102 制御部
104 画像形成部
106 転写部
108 定着部
110 スキャナ
112 記録紙搬送部
114 オプションユニット
114−1 中間ユニット
114−2 フィニッシャ
116 冷却部
118 ファン
119 アクチュエータ
120 ファン支持部
121 オプションユニットセンサ
122 記録紙センサ
123 記憶部
130 複写機本体
134 排紙トレイ
142 通気口
150 位置決め用ボス(位置決め部材)
154 方向切替機構部

Claims (29)

  1. ファンと、
    画像形成装置により印刷処理が行われた記録紙に施す後処理に関連したオプションユニットが該画像形成装置に装着されているか否かを検知するオプションユニット検知手段と、
    前記オプションユニット検知手段が前記オプションユニットの装着を検知した場合に、前記画像形成装置の内部の空気が前記オプションユニットの内部を通って排出されるように前記ファンの送風方向を切り替える送風方向切替手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の排紙トレイに記録紙が存在するか否かを検知する記録紙検知手段を更に備え、
    前記送風方向切替手段は、更に、前記オプションユニット検知手段が前記オプションユニットの非装着を検知した場合において、前記記録紙検知手段により検知された前記排紙トレイにおける記録紙の存否に基づいて前記ファンの送風方向を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記送風方向切替手段は、更に、前記オプションユニット検知手段が前記オプションユニットの非装着を検知した場合において、前記記録紙検知手段が前記排紙トレイに記録紙が存在しないことを検知すると、前記ファンの送風方向を排紙トレイ側に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記送風方向切替手段は、更に、前記オプションユニット検知手段が前記オプションユニットの非装着を検知した場合において、前記記録紙検知手段が前記排紙トレイに記録紙が存在することを検知すると、前記ファンの送風方向を外部に向かう通気口側に切り替えることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記外部に向かう通気口の周囲に存在する人を検知する人検知手段を更に備え、
    前記ファンの送風方向が前記通気口側に設定されている場合において、前記人検知手段が前記通気口の周囲に存在する人を検知し、画像形成装置内部の温度が所定上限未満であることが推定され又は測定された場合には、前記ファンの回転数を下げることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記オプションユニットの装着の有無若しくは前記ファンの送風方向、又はその両方に応じて前記ファンの回転数を変更する回転数変更手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記回転数変更手段は、更に、前記オプションユニットが装着されている場合の前記ファンの回転数を、前記オプションユニットが装着されていない場合の前記ファンの回転数よりも高くすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記オプションユニット検知手段は、更に、前記画像形成装置に装着されている前記オプションユニットの種類を検知し、前記回転数変更手段は、更に、前記オプションユニットが装着されている場合に、前記オプションユニット検知手段により検知された該オプションユニットの種類に応じて前記ファンの回転数を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記オプションユニット検知手段は、更に、前記画像形成装置に装着されている前記オプションユニットの組合せを検知し、前記回転数変更手段は、更に、前記オプションユニットが複数台装着されている場合に、装着されている前記複数台のオプションユニットの組合せに応じて前記ファンの回転数を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 前記回転数変更手段は、更に、画像形成装置内部の温度が所定の閾値以下であれば、前記ファンの回転数を設定値に維持し、前記温度が前記閾値を超えると、前記ファンの回転数を上げることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記回転数変更手段は、更に、前記オプションユニット検知手段が前記オプションユニットの装着を検知した場合において、オプションユニット内部の温度が所定の閾値以下であれば、前記ファンの回転数を設定値に維持し、前記温度が前記閾値を超えると、前記ファンの回転数を上げることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記送風方向切替手段は、前記ファンを支持するファン支持手段が取り付けられると共に所定の固定軸を中心に旋回自在な旋回部材と、前記旋回部材を前記固定軸を中心に所定角度旋回させるアクチュエータとを備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記送風方向切替手段は、前記ファンを支持するファン支持手段が取り付けられると共に所定の固定軸を中心に旋回自在な旋回部材と、前記オプションユニットが装着された場合に前記オプションユニットに設けられた位置決め部材と連携して前記旋回部材を前記固定軸を中心に所定角度旋回させる連携機構と、前記オプションユニットが装着されていない場合には前記旋回部材を前記固定軸を中心に所定角度旋回させるアクチュエータとを備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記送風方向切替手段は、前記ファンを支持するファン支持手段が取り付けられると共に所定の固定軸を中心に旋回自在な旋回部材と、前記オプションユニットが装着された場合に前記オプションユニットに設けられた位置決め部材と連携して前記旋回部材を前記固定軸を中心に所定角度旋回させる連携機構とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  15. 画像形成装置により印刷処理が行われた記録紙に施す後処理に関連したオプションユニットが該画像形成装置に装着されているか否かを検知するオプションユニット検知ステップと、
    前記オプションユニット検知ステップが前記オプションユニットの装着を検知した場合に、前記画像形成装置の内部の空気が前記オプションユニットの内部を通って排出されるようにファンの送風方向を切り替える送風方向切替ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成装置のファン制御方法。
  16. 前記画像形成装置の排紙トレイに記録紙が存在するか否かを検知する記録紙検知ステップを更に備え、
    前記送風方向切替ステップは、更に、前記オプションユニット検知ステップが前記オプションユニットの非装着を検知した場合において、前記記録紙検知ステップにより検知された前記排紙トレイにおける記録紙の存否に基づいて前記ファンの送風方向を切り替えることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  17. 前記送風方向切替ステップは、更に、前記オプションユニット検知ステップが前記オプションユニットの非装着を検知した場合において、前記記録紙検知ステップが前記排紙トレイに記録紙が存在しないことを検知すると、前記ファンの送風方向を排紙トレイ側に切り替えることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  18. 前記送風方向切替ステップは、更に、前記オプションユニット検知ステップが前記オプションユニットの非装着を検知した場合において、前記記録紙検知ステップが前記排紙トレイに記録紙が存在することを検知すると、前記ファンの送風方向を外部に向かう通気口側に切り替えることを特徴とする請求項16又は17に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  19. 前記外部に向かう通気口の周囲に存在する人を検知する人検知ステップを更に備え、
    前記ファンの送風方向が前記通気口側に設定されている場合において、前記人検知ステップが前記通気口の周囲に存在する人を検知し、前記画像形成装置内部の温度が所定上限未満であることが推定され又は測定された場合には、前記ファンの回転数を下げることを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  20. 前記オプションユニットの装着の有無若しくは前記ファンの送風方向、又はその両方に応じて前記ファンの回転数を変更する回転数変更ステップを更に備えることを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1項に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  21. 前記回転数変更ステップは、更に、前記オプションユニットが装着されている場合の前記ファンの回転数を、前記オプションユニットが装着されていない場合の前記ファンの回転数よりも高くすることを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  22. 前記オプションユニット検知ステップは、更に、前記画像形成装置に装着されている前記オプションユニットの種類を検知し、前記回転数変更ステップは、更に、前記オプションユニットが装着されている場合に、前記オプションユニット検知ステップにより検知された該オプションユニットの種類に応じて前記ファンの回転数を変更することを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  23. 前記オプションユニット検知ステップは、更に、前記画像形成装置に装着されている前記オプションユニットの組合せを検知し、前記回転数変更ステップは、更に、前記オプションユニットが複数台装着されている場合に、装着されている前記複数台のオプションユニットの組合せに応じて前記ファンの回転数を変更することを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  24. 前記回転数変更ステップは、更に、画像形成装置内部の温度が所定の閾値以下であれば、前記ファンの回転数を設定値に維持し、前記温度が前記閾値を超えると、前記ファンの回転数を上げることを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  25. 前記回転数変更ステップは、更に、前記オプションユニット検知ステップが前記オプションユニットの装着を検知した場合において、オプションユニット内部の温度が所定の閾値以下であれば、前記ファンの回転数を設定値に維持し、前記温度が前記閾値を超えると、前記ファンの回転数を上げることを特徴とする請求項20乃至24のいずれか1項に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  26. 前記送風方向切替ステップは、前記ファンを支持するファン支持手段が取り付けられると共に所定の固定軸を中心に旋回自在な旋回部材を、アクチュエータにより前記固定軸を中心に所定角度旋回させることを特徴とする請求項15乃至25のいずれか1項に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  27. 前記送風方向切替ステップは、前記ファンを支持するファン支持手段が取り付けられると共に所定の固定軸を中心に旋回自在な旋回部材を、前記オプションユニットが装着された場合には前記オプションユニットに設けられた位置決め部材と連携して前記固定軸を中心に所定角度旋回させ、前記オプションユニットが装着されていない場合にはアクチュエータにより前記固定軸を中心に所定角度旋回させることを特徴とする請求項15乃至25のいずれか1項に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  28. 前記送風方向切替ステップは、前記ファンを支持するファン支持手段が取り付けられると共に所定の固定軸を中心に旋回自在な旋回部材を、前記オプションユニットが装着された場合に前記オプションユニットに設けられた位置決め部材と連携して前記固定軸を中心に所定角度旋回させることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置のファン制御方法。
  29. コンピュータに、請求項15乃至27のいずれか1項に記載の画像形成装置のファン制御方法を行わせるための画像形成装置のファン制御プログラム。
JP2014151744A 2014-07-25 2014-07-25 画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラム Pending JP2016029438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014151744A JP2016029438A (ja) 2014-07-25 2014-07-25 画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014151744A JP2016029438A (ja) 2014-07-25 2014-07-25 画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016029438A true JP2016029438A (ja) 2016-03-03

Family

ID=55435346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014151744A Pending JP2016029438A (ja) 2014-07-25 2014-07-25 画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016029438A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207533A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018025602A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 キヤノン株式会社 画像形成装置、冷却制御方法
JP7537999B2 (ja) 2020-11-09 2024-08-21 シャープ株式会社 画像形成装置、オプション装置および画像形成システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207533A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018025602A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 キヤノン株式会社 画像形成装置、冷却制御方法
JP7537999B2 (ja) 2020-11-09 2024-08-21 シャープ株式会社 画像形成装置、オプション装置および画像形成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5521765B2 (ja) 画像形成装置
JP6172977B2 (ja) 画像形成装置
JP2016218333A (ja) 画像形成装置、冷却装置、クロスフローファン
JP5470226B2 (ja) 定着装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2008015198A (ja) 送風システム
JP2016029438A (ja) 画像形成装置並びにそのファン制御方法及びそのファン制御プログラム
US9291995B2 (en) Image forming apparatus for cooling a surface of a recording medium
JP2015124078A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP5640579B2 (ja) 画像形成装置の放熱手段及び画像形成装置
JP5843096B2 (ja) 画像形成装置
JP2005255386A (ja) 画像形成装置
JP2005077565A (ja) 画像形成装置
JP4960671B2 (ja) 定着装置及びこれを搭載した画像形成装置
CN104977832B (zh) 定影装置及具备该定影装置的图像形成装置
JP2008233262A (ja) 画像形成装置
JP6021749B2 (ja) 電装ボックス及びそれを備えた被駆動ユニット並びに画像形成装置
JP2010006560A (ja) シート積載装置及び画像形成装置
JP2010070362A (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2017156487A (ja) 定着装置およびこれを備える画像形成装置
JP2021051255A (ja) 画像形成装置
JP4006958B2 (ja) 画像形成装置
JP2010052851A (ja) 温風発生装置、給紙装置及びこれらを備えた画像形成装置
JP2008065059A (ja) 画像形成装置
JP2025029951A (ja) 画像形成装置
JP2024098851A (ja) 画像形成装置、シート供給装置及び画像形成システム