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JP2016018474A - 車両制御システム、車両制御プログラム及び車両情報提供サーバ - Google Patents

車両制御システム、車両制御プログラム及び車両情報提供サーバ Download PDF

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JP2016018474A
JP2016018474A JP2014142230A JP2014142230A JP2016018474A JP 2016018474 A JP2016018474 A JP 2016018474A JP 2014142230 A JP2014142230 A JP 2014142230A JP 2014142230 A JP2014142230 A JP 2014142230A JP 2016018474 A JP2016018474 A JP 2016018474A
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雄介 盛田
Yusuke Morita
雄介 盛田
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Abstract

【課題】運転者の健康状態を考慮して車両を制御する車両制御システム、車両制御プログラム及び車両情報提供サーバを提供する。【解決手段】車両制御システム100は、通信部13を有し、運転者Dの身体に装着して運転者Dの生体情報を取得する身体装着デバイス1と、通信部33を有し、車両5に搭載して車両5を制御する車載装置2と、備え、車載装置2は、生体情報が平常であるか否かを判断するための許容情報を記憶する許容情報記憶部32と、身体装着デバイス1から生体情報を取得する生体情報受信部23と、許容情報記憶部32に記憶された許容情報を用いて、生体情報受信部23が受信した生体情報が、許容範囲内にあるか否かを判定する基準判定部24と、基準判定部24により生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、走行中の車両5を減速させて停止させる車両制御部21とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両制御システム、車両制御プログラム及び車両情報提供サーバに関する。
従来、自動運転技術によって、運転車が操作せずに緊急自動ブレーキをかけて車両を停止させる技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、ユーザの健康状態を把握する身体装着型生活支援装置が開示されている(例えば、特許文献2)。そして、ユーザの身体に装着する、いわゆる「ウェアラブルコンピュータ」が身近にものになりつつある。
特開平10−338111号公報 特開2001−327472号公報
近年、運転者が病気や居眠り等により運転できない状態になって事故を起こすことが、社会問題になっている。
そこで、本発明は、運転者の健康状態を考慮して車両を制御する車両制御システム、車両制御プログラム及び車両情報提供サーバを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、通信部(13)を有し、運転者(D)の身体に装着して前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得装置(1)と、通信部(33)を有し、車両(5)に搭載して前記車両を制御する車載装置(2)と、を備える車両制御システム(100)において、前記車載装置は、生体情報が平常であるか否かを判断するための許容情報を記憶する許容情報記憶部(32)と、前記生体情報取得装置から前記生体情報を取得する生体情報受信部(23)と、前記許容情報記憶部に記憶された許容情報を用いて、前記生体情報受信部が受信した前記生体情報が、許容範囲内にあるか否かを判定する基準判定部(24)と、前記基準判定部により前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、走行中の前記車両を減速させて停止させる車両制御部(21)と、を備えること、を特徴とする車両制御システムである。
第2の発明は、第1の発明の車両制御システム(100)において、前記車載装置(2)に対して通信可能に接続された車両情報提供サーバ(7)を備え、前記車載装置は、位置情報取得部(44)により取得されたこの車両(5)の位置情報を、前記車両情報提供サーバに対して送信する位置情報送信部(22)と、前記基準判定部(24)により前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、運転者(D)が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、前記車両情報提供サーバに対して送信する運転不能情報送信部(25)と、を備え、前記車両情報提供サーバは、各車両(5,C)からその車両の位置情報を受信する位置情報受信部(71)と、前記車載装置から前記運転不能情報を受信する運転不能情報受信部(72)と、前記運転不能情報受信部が前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記運転不能情報を送信した前記車両(5)の位置情報から周辺に位置する車両(C)を特定し、特定された車両に対して注意喚起情報を送信する注意喚起情報送信部(73)と、を備えること、を特徴とする車両制御システムである。
第3の発明は、第2の発明の車両制御システム(100)において、前記車載装置(2)の前記位置情報送信部(22)は、その車両(5)に搭載されたカーナビゲーションシステム(4)から取得した位置属性情報を含む位置情報を、前記車両情報提供サーバ(7)に対して送信し、前記車両情報提供サーバは、地図情報を記憶する地図情報記憶部(42a)と、前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記位置情報受信部(71)が受信した前記位置情報に基づきその車両の走行位置を特定し、特定されたその車両の走行位置によりその車両の徐行及び停止が可能であるか否かを判定する走行位置判定部(74)と、前記走行位置判定部により車両の徐行及び停止が可能ではないと判定された場合に、前記地図情報記憶部に記憶された地図情報を参照してその車両の進行方向にある車両停止可能位置を取得する停止可能位置取得部(75)と、前記停止可能位置取得部が取得した前記車両停止可能位置を含む車両停止指令を、前記車載装置に送信する車両停止指令送信部(76)と、を備え、前記車載装置は、前記車両停止指令を受信する車両停止指令受信部(26)を備え、前記車載装置の前記車両制御部(21)は、前記車両停止指令受信部が受信した前記車両停止指令に含む車両停止可能位置で前記車両を停止させるように、前記車両の走行を制御すること、を特徴とする車両制御システムである。
第4の発明は、第3の発明の車両制御システム(100)において、前記車両情報提供サーバ(7)の前記車両停止指令送信部(76)は、前記走行位置判定部(74)により車両(5)の徐行及び停止が可能であると判定された場合に、すぐに徐行及び停止をさせる指令である車両停止指令を、前記車載装置(2)に送信し、前記車載装置の前記車両制御部(21)は、前記車両停止指令受信部(26)が受信した前記車両停止指令に基づいて、走行中の前記車両を減速させて停止させるように制御すること、を特徴とする車両制御システムある。
第5の発明は、第2の発明から第4の発明までのいずれかの車両制御システム(100)において、前記車載装置(2)の前記運転不能情報送信部(25)は、運転者(D)を識別する情報と共に、前記運転不能情報を前記車両情報提供サーバ(7)に対して送信し、前記車両情報提供サーバ(7)は、運転者を救護する救急センタに通報するための緊急通報サーバ(9)に対して通信可能に接続されており、前記車両(5)の運転者の個人情報を記憶する個人情報記憶部(81)と、前記車載装置から運転者を識別する情報と共に前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して前記運転者の個人情報を抽出する個人情報抽出部(77)と、前記位置情報受信部(71)が受信した前記車両の位置情報から算出した前記車両の停止位置情報と、前記個人情報抽出部が抽出した前記運転者の個人情報とを、前記緊急通報サーバに対して送信する通報送信部(78)と、を備えること、を特徴とする車両制御システムである。
第6の発明は、第1の発明の車両制御システム(100)において、前記車載装置(2)に対して通信可能に接続された車両情報提供サーバ(7)を備え、前記車載装置は、位置情報取得部(44)により取得されたこの車両(5)の位置情報を、前記車両情報提供サーバに対して送信する位置情報送信部(22)と、前記基準判定部(24)により前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、運転者(D)が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、運転者を識別する情報と共に前記車両情報提供サーバに対して送信する運転不能情報送信部(25)と、を備え、前記車両情報提供サーバは、運転者を救護する救急センタに通報するための緊急通報サーバ(9)に対して通信可能に接続されており、前記車両の運転者の個人情報を記憶する個人情報記憶部(81)と、前記車両の位置情報を受信する位置情報受信部(71)と、前記車載装置から運転者を識別する情報と共に前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して前記運転者の個人情報を抽出する個人情報抽出部(77)と、前記位置情報受信部が受信した前記車両の位置情報から算出した前記車両の停止位置情報と、前記個人情報抽出部が抽出した前記運転者の個人情報とを、前記緊急通報サーバに対して送信する通報送信部(78)と、を備えること、を特徴とする車両制御システムである。
第7の発明は、第5の発明又は第6の発明の車両制御システム(100)において、前記生体情報取得装置(1)は、生体情報取得装置を識別する端末識別情報を記憶する識別情報記憶部(12)を備え、前記車載装置(2)は、運転者(D)の平常時の生体情報である基準生体情報を、前記端末識別情報に対応付けて記憶する平常生体情報記憶部(31)を備え、前記車載装置の前記基準判定部(24)は、前記許容情報記憶部(32)に記憶された許容情報と、前記平常生体情報記憶部に記憶された前記基準生体情報とを用いて、前記生体情報受信部(23)が受信した前記生体情報が、許容範囲内にあるか否かを判定し、前記車載装置の前記運転不能情報送信部(25)は、前記端末識別情報と共に前記運転不能情報を前記車両情報提供サーバ(7)に対して送信し、前記車両情報提供サーバの前記個人情報記憶部(81)は、前記端末識別情報に対応付けて運転者の個人情報を記憶し、前記車両情報提供サーバの前記個人情報抽出部(77)は、前記車載装置から前記端末識別情報と共に前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して運転者の個人情報を抽出すること、を特徴とする車両制御システムである。
第8の発明は、通信部(13)を有し、運転者(D)の身体に装着して前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得装置(1)に対して通信可能に接続され、車両(5)に搭載して前記車両を制御する車載装置(2)であるコンピュータが、生体情報が平常であるか否かを判断するための許容情報を記憶する許容情報記憶部(32)を備え、前記コンピュータを、前記生体情報取得装置から前記生体情報を取得する生体情報受信手段と、前記許容情報記憶部に記憶された許容情報を用いて、受信した前記生体情報が、許容範囲内にあるか否かを判定する基準判定手段と、前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、走行中の前記車両を減速させて停止させる車両制御手段と、して機能させること、を特徴とする車両制御プログラムである。
第9の発明は、車両(5)に搭載して前記車両を制御する車載装置(2)に対して通信可能に接続された車両情報提供サーバ(7)において、位置情報を取得可能な各車両(5,C)から送信された位置情報を受信する位置情報受信部(71)と、前記車両の運転者(D)が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、前記車載装置から受信したことに応じて、前記運転不能情報を送信した前記車両の位置情報から周辺に位置する車両を特定し、特定された車両に対して注意喚起情報を送信する注意喚起情報送信部(73)と、を備えること、を特徴とする車両情報提供サーバである。
第10の発明は、車両(5)に搭載して前記車両を制御する車載装置(2)と、運転者(D)を救護する救急センタに通報するための緊急通報サーバ(9)とに対して通信可能に接続された車両情報提供サーバ(7)において、生体情報取得装置(1)を使用する運転者の個人情報を、生体情報取得装置を識別する端末識別情報に対応付けて記憶する個人情報記憶部(81)と、前記車載装置から送信されたその車両の位置情報を受信する位置情報受信部(71)と、前記車両の運転者が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、前記端末識別情報と共に前記車載装置から受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して前記運転者の個人情報を抽出する個人情報抽出部(77)と、前記位置情報受信部が受信した前記車両の位置情報から算出した前記車両の停止位置情報と、前記個人情報抽出部が抽出した前記運転者の個人情報とを、前記緊急通報サーバに対して送信する通報送信部(78)と、を備えること、を特徴とする車両情報提供サーバである。
本発明によれば、運転者の健康状態を考慮して車両を制御する車両制御システム、車両制御プログラム及び車両情報提供サーバを提供することができる。
本実施形態に係る車両制御システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係る身体装着デバイスの例を示す図である。 本実施形態に係る車両の各装置の機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る車両情報提供サーバの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る車両情報提供サーバの個人情報記憶部の例を示す図である。 本実施形態に係る車両制御システムのメイン処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る車両制御システムの生体情報取得処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る車両及び他車両での具体例を示す図である。 本実施形態に係る車両制御システムの注意喚起情報送信処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る車両制御システムの車両誘導処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る車両制御システムの緊急通報処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る車両制御システムでの具体例を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る車両制御システム100の全体構成を示す図である。
図2は、本実施形態に係る身体装着デバイス1の例を示す図である。
図3は、本実施形態に係る車両5の各装置の機能ブロックを示す図である。
図4は、本実施形態に係る車両情報提供サーバ7の機能ブロックを示す図である。
図5は、本実施形態に係る車両情報提供サーバ7の個人情報記憶部81の例を示す図である。
図1に示す車両制御システム100は、車両5を運転する運転者Dが運転できない状態になったことを、生体情報によって把握する。そして、車両制御システム100は、車載装置2を制御して、車両5を安全な場所に停止させる。また、車両制御システム100は、車両情報提供サーバ7によって車両5の後続に位置する他車両Cに対して注意喚起を行い、さらに、救急車を手配するための緊急通報を、緊急通報サーバ9に対して行うシステムである。
車両制御システム100は、身体装着デバイス1(生体情報取得装置)と、車載装置2及びカーナビゲーションシステム4を有する車両5と、他車両Cと、車両情報提供サーバ7と、緊急通報サーバ9とを備えている。
車両5は、例えば、自動車である。この例では、車両5は、運転者Dにより運転されている。運転者Dは、身体装着デバイス1を装着した状態で運転操作を行う。
図2に示すように、身体装着デバイス1は、例えば、運転者Dの腕に装着する装置である。身体装着デバイス1は、装着している運転者Dの体温、発汗量、脈拍等を計測する装置である。
図3に示す身体装着デバイス1は、制御部10と、センサ部11と、記憶部12と、通信部13とを備える。
制御部10は、身体装着デバイス1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部12に記憶されているアプリケーションプログラム等を適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
また、制御部10は、所定の時間間隔を計測するための計時部(図示せず)を備える。
センサ部11は、運転者Dの生体情報を取得するための各種センサである。センサ部11は、運転者Dとの接触面(この場合は、手首の皮膚)にセンサ接触面を接して、運転者Dの生体情報を測定することができる。
センサ部11は、温度センサ11aと、発汗量センサ11bと、脈波センサ11cとを備える。
温度センサ11aは、運転者Dの体温を検出するセンサである。温度センサ11aは、サーミスタ等、電子体温計に使用される周知の温度検知素子を使用することができる。
発汗量センサ11bは、運転者Dの発汗度を測定するためのセンサである。
脈波センサ11cは、運転者Dの脈拍を検出するセンサである。脈波センサ11cは、運転者Dの皮膚に伝播する心臓の鼓動に同期した振動を脈波として検出することで、心拍数を計測できる。
なお、センサ部11は、その他の生体情報を取得可能なものであれば、これらに限定されず、他のセンサであってもよい。
制御部10は、例えば、所定の時間間隔(例えば、30秒おき)にセンサ部11から生体情報を取得し、通信部13を介して送出する。生体情報は、センサ部11の各センサにより検出された数値である。
記憶部12は、制御部10を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部12は、端末ID(IDentifier)12aを記憶している。端末ID12aは、この身体装着デバイス1を識別するための識別情報である。
通信部13は、車載装置2との間で通信を行うためのインタフェースである。通信部13は、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に基づいて、車載装置2との間で短距離無線通信を行う。
次に、車載装置2について説明する。
図1に示すように、車載装置2は、車両5に搭載されて車両5を制御するための装置である。
図3に示す車載装置2は、制御部20と、記憶部30と、通信部33とを備える。
制御部20は、車載装置2の全体を制御するCPUである。制御部20は、記憶部30に記憶されているOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部20は、車両制御部21と、位置情報送信部22と、生体情報受信部23と、基準判定部24と、運転不能情報送信部25と、車両停止指令受信部26とを備える。
車両制御部21は、走行中の車両5を減速させて停止させるように、車両5を制御する。また、車両制御部21は、自動運転モードが起動された場合に、走行中の車両5の運転操作の支援を行う。
位置情報送信部22は、車両5の位置情報を、車両情報提供サーバ7に対して送信する。
生体情報受信部23は、身体装着デバイス1から生体情報を受信する。
基準判定部24は、生体情報受信部23が受信した生体情報が、平常生体情報記憶部31に記憶された基準生体情報に対して許容範囲内であるか否かを判定する。
運転不能情報送信部25は、運転者Dが運転できない状態であることを示す運転不能情報を、車両情報提供サーバ7に対して送信する。
車両停止指令受信部26は、車両情報提供サーバ7から車両停止指令を受信する。
記憶部30は、制御部20を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、平常生体情報記憶部31と、許容情報記憶部32とを備える。
平常生体情報記憶部31は、平常時の運転者Dの生体情報を予め記憶する。
許容情報記憶部32は、生体情報の許容情報を予め記憶する。許容情報とは、平常であると判断する指標となる範囲をいう。許容情報は、例えば、脈拍であれば、平常時の生体情報から±20の範囲である。
なお、本発明でいうコンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、車載装置2は、制御部20、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
通信部33は、身体装着デバイス1や、車両情報提供サーバ7等との間で通信を行うためのインタフェースである。通信部33は、例えば、Bluetooth規格に基づいて、身体装着デバイス1との間及びカーナビゲーションシステム4との間で短距離無線通信が可能である。また、通信部33は、例えば、LTE(Long Term Evolution)規格等の無線通信規格に基づいて、車両情報提供サーバ7との間で無線移動体通信が可能である。
図1に示すように、カーナビゲーションシステム4は、運転者Dが運転中に見ることができる位置にタッチパネルディスプレイ45が載置され、道案内等を行う装置である。
図3に示すカーナビゲーションシステム4は、制御部40と、記憶部42と、通信部43と、GPS(Global Positioning System)受信部44と、タッチパネルディスプレイ45と、音声出力部46とを備える。
制御部40は、カーナビゲーションシステム4の全体を制御するCPUである。
記憶部42は、制御部40を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。記憶部42は、地図情報を記憶する地図情報記憶部42aを有する。
通信部43は、車載装置2との間で通信を行うためのインタフェースである。
GPS受信部44は、例えば、衛星から受信した電波を利用して、車両5の現在の位置情報(緯度、経度)を計測するものである。
タッチパネルディスプレイ45は、LCD(液晶ディスプレイ)等で構成される表示部としての機能と、運転者Dからの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
音声出力部46は、音声を出力するための装置であり、例えば、スピーカである。
次に、車両情報提供サーバ7について説明する。
図1に示す車両情報提供サーバ7は、車両5に関する車両情報を、他車両Cに提供したり、緊急通報サーバ9に提供したりする。また、車両情報提供サーバ7は、車載装置2に対して車両停止指令を送信することで、車載装置2が搭載された車両5を、安全な場所に停止させる。
図4に示す車両情報提供サーバ7は、制御部70と、記憶部80と、通信部83とを備える。
制御部70は、車両情報提供サーバ7の全体を制御するCPUである。制御部70は、記憶部80に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部70は、位置情報受信部71と、運転不能情報受信部72と、注意喚起情報送信部73と、走行位置判定部74と、停止可能位置取得部75と、車両停止指令送信部76と、個人情報抽出部77と、通報送信部78とを備える。
位置情報受信部71は、車載装置2から車両5の位置情報を受信する。また、位置情報受信部71は、他車両Cから他車両Cの位置情報を受信する。
運転不能情報受信部72は、運転者Dが運転できない状態であることを示す運転不能情報を、車載装置2から受信する。
注意喚起情報送信部73は、注意喚起情報を、他車両Cに対して送信する。
走行位置判定部74は、特定した車両5の走行位置により、すぐにその車両5の徐行及び停止が可能であるか否かを判定する。
走行位置判定部74は、走行位置特定部74aを備える。
走行位置特定部74aは、位置情報に基づき、車両5の走行位置を特定する。
停止可能位置取得部75は、走行位置判定部74により、すぐに車両5の徐行及び停止が可能ではないと判定されたことに応じて、車両5の進行方向にある停止可能位置を取得する。
車両停止指令送信部76は、車載装置2に対して車両停止指令を送信する。
個人情報抽出部77は、個人情報記憶部81を参照して、運転者Dの個人情報を抽出する。
通報送信部78は、緊急通報サーバ9に対して通報する。
記憶部80は、制御部70を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードウェア、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部80は、個人情報記憶部81と、地図情報記憶部82とを備える。
ここで、個人情報記憶部81について、図5に基づき説明する。
個人情報記憶部81は、車両制御システム100の使用を開始するにあたり、運転者Dが運転を始める前にPC(パーソナルコンピュータ)や、スマートフォン等の装置(図示せず)を使用して、事前登録をすることで記憶される。具体的には、運転者D等がPC等を用いて車両情報提供サーバ7のWebサイトにある利用者登録ページ(図示せず)にアクセスすることで、事前登録できる。
個人情報記憶部81は、端末特定情報81aと、個人属性情報81bと、車両特定情報81cとを備える。
端末特定情報81aは、端末IDの項目を有する。端末IDは、身体装着デバイス1の記憶部12に記憶された端末ID12aである。例えば、身体装着デバイス1と、Webサイトにアクセス中のPCとの間で近距離無線通信が確立されることで、PCは、身体装着デバイス1から端末IDを受信できる。そして、PCは、車両情報提供サーバ7に対して端末IDを送信する。このようにすることで、運転者DがPCで端末IDを直接手入力することなく、PCから車両情報提供サーバ7に、端末IDを送信できる。
個人属性情報81bは、氏名と、生年月日と、性別と、血液型との各項目からなる。
個人属性情報81bに記憶する各項目は、運転者Dの属性情報である。運転者Dは、利用者登録ページのこれらの項目に対して、自身の情報を入力する。ここで入力した個人属性情報81bは、運転者Dが運転不能状態になった際には、緊急通報サーバ9に対して送信されるので、緊急通報サーバ9側では、運転者Dの氏名、年齢、性別等を知ることができる。
車両特定情報81cは、車種と、車両番号との各項目からなる。
車両特定情報81cに記憶する車種及び車両番号は、運転者Dが運転する車両5を特定するための情報である。運転者Dは、利用者登録ページのこれらの項目に対して、自身の運転する車両5の情報を入力する。ここで入力した車両特定情報81cは、運転者Dが運転不能状態になった際には、緊急通報サーバ9に対して送信されるので、緊急通報サーバ9側では、救護を必要とする車両5を特定でき、車両5を発見しやすくできる。なお、運転者Dが複数台の車両5を運転する場合には、個人情報記憶部81は、車両特定情報81cに複数台の車両5に関する情報を登録してもよい。
図4に戻り、地図情報記憶部82は、地図情報を記憶する。地図情報は、例えば、車両5の位置の特定に用いる。
通信部83は、通信ネットワークNとの間の通信を行うためのインタフェースである。通信部83によって、車両情報提供サーバ7は、車載装置2、他車両C、緊急通報サーバ9等に対して通信可能に接続される。
なお、本発明でいうコンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、車両情報提供サーバ7は、制御部70、記憶部80等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
図1に示す緊急通報サーバ9は、救急車を手配する救急センタに対して、救急車を要請する緊急通報を行うためのサーバである。
他車両Cは、本実施形態で説明する車両5を除いた車両である。他車両Cは、例えば、カーナビゲーションシステム(図示せず)を備える。そのため、他車両Cは、各々の自身の車両の位置情報を、車両情報提供サーバ7に対して送信可能であり、注意喚起情報を受信可能であって、注意喚起情報を表示させたり、音声として出力させたりすることができる。なお、他車両Cは、車両5と同じように車載装置2を有していてもよい。
基地局Bは、無線通信の基地局であり、例えば、無線LAN(Local Area Network)の基地局や、通信事業者の携帯端末通信網用の基地局等である。基地局Bは、車両5や他車両Cと、車両情報提供サーバ7との間の通信をするための中継を行う。
通信ネットワークNは、車両情報提供サーバ7と基地局Bとの間や、車両情報提供サーバ7と緊急通報サーバ9との間のネットワークであり、例えば、インターネット回線や携帯端末通信網等である。
次に、車両制御システム100の処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る車両制御システム100のメイン処理を示すフローチャートである。
図7は、本実施形態に係る車両制御システム100の生体情報取得処理を示すフローチャートである。
図8は、本実施形態に係る車両5及び他車両Cでの具体例を示す図である。
運転者Dは、車両5を運転する際には、身体装着デバイス1を自身の腕に装着する(図2参照)。
そして、図6のステップS(以下、「S」という。)1において、車載装置2の制御部20は、生体情報取得処理を行う。
ここで、生体情報取得処理について、図7に基づき説明する。
図7のS20において、身体装着デバイス1の電源をONすることにより、S21及びS21aにおいて、身体装着デバイス1の制御部10と、車載装置2と制御部20とにより、身体装着デバイス1と、車載装置2との間で通信が確立する。
ここで、身体装着デバイス1の処理を先に説明する。
S22において、身体装着デバイス1の制御部10は、センサ部11から生体情報を取得する。
S23において、制御部10は、取得した生体情報と、端末IDとを送信する。
S24において、制御部10は、計時を開始する。
S25において、制御部10は、電源がOFFであるか否かを判断する。例えば、運転者Dが身体装着デバイス1の電源をOFFにする操作をした場合には、電源がOFFであると判断する。電源がOFFである場合(S25:YES)には、制御部10は、本処理を終了する。他方、電源がOFFではない場合(S25:NO)には、制御部10は、処理をS26に移す。
S26において、制御部10は、所定時間(例えば、30秒)が経過したか否かを判断する。所定時間が経過した場合(S26:YES)には、制御部10は、処理をS27に移す。他方、所定時間が経過していない場合(S26:NO)には、制御部10は、処理をS25に移す。
S27において、制御部10は、計時を終了し、時間をクリアにする。その後、制御部10は、処理をS22に移す。
次に、車載装置2の処理について説明する。
S30において、車載装置2の制御部20は、身体装着デバイス1との間での通信が確立中であるか否かを判断する。身体装着デバイス1との間での通信が確立中である場合(S30:YES)には、制御部20は、処理をS31に移す。他方、身体装着デバイス1との間での通信が確立中ではない場合(S30:NO)には、制御部20は、本処理を終了し、処理を図6に移す。なお、身体装着デバイス1との間での通信が確立中ではない場合とは、例えば、身体装着デバイス1の電源がOFFになった場合や、運転者Dが運転操作を終えて車両5から離れた場合をいう。
S31において、制御部20(生体情報受信部23)は、身体装着デバイス1が送信した生体情報と、端末IDとを受信する。
S32において、制御部20は、平常生体情報記憶部31を参照して、受信した端末IDに関する平常生体情報が登録済であるか否かを判断する。例えば、運転者Dが身体装着デバイス1を初めて装着して、運転を始めようとしている場合には、平常生体情報が登録されていない。平常生体情報が登録済である場合(S32:YES)には、制御部20は、本処理を終了し、処理を図6に移す。他方、平常生体情報が登録されていない場合(S32:NO)には、制御部20は、処理をS33に移す。
S33において、制御部20は、平常生体情報の登録処理を行う。具体的には、制御部20は、例えば、所定回数分(例えば、5回分)の生体情報を収集して、その平均値を算出し、平均値を、端末IDに対応付けて平常生体情報記憶部に登録する。その後、制御部20は、本処理を終了し、処理を図6に移す。
図6に戻り、S2において、車載装置2の制御部20(位置情報送信部22)は、車両5の位置情報を、車両情報提供サーバ7に対して送信する。制御部20は、車両5の位置情報を、カーナビゲーションシステム4から取得する。カーナビゲーションシステム4から取得する位置情報は、GPS受信部44が計測した位置情報(緯度、経度)と、地図情報記憶部42aに記憶された地図情報とに基づき、例えば、一般道路を走行中か、高速道路を走行中か、といった位置属性情報を含んだものである。
S2aにおいて、車両情報提供サーバ7の制御部70(位置情報受信部71)は、車載装置2から送信された位置情報を、逐次受信する。
S3において、車載装置2の制御部20(基準判定部24)は、S1で取得した生体情報が許容範囲内であるか否かを判断する。車載装置2の記憶部30には、平常生体情報記憶部31と、許容情報記憶部32とを備える。そこで、制御部20は、取得した生体情報が、平常生体情報記憶部31に記憶されているその端末IDの平常生体情報に、許容情報記憶部32に記憶されている許容情報(例えば、脈拍の場合、±20の範囲)を考慮した範囲内であるか否かを判断する。生体情報が許容範囲内である場合(S3:YES)には、制御部20は、処理をS1に移す。そして、この場合には、車載装置2は、既に身体装着デバイス1との間で通信を確立した後であるので、制御部20は、S30(図7参照)から処理を行う。他方、生体情報が許容範囲内ではない場合(S3:NO)には、制御部20は、処理をS4に移す。
S4において、車載装置2の制御部20は、警告情報を送出する。具体的には、制御部20は、カーナビゲーションシステム4に対して警告情報を送信する。これにより、カーナビゲーションシステム4の制御部40は、タッチパネルディスプレイ45に文字による警告を表示したり、音声出力部46により警告音を出力したりする(図8(A)参照)。
S5において、車載装置2の制御部20は、警告が解除されたか否かを判断する。運転者Dが、例えば、居眠り運転をしていた場合には、警告音によって目を覚まし、以降は、安全運転をすることが期待できる。その場合には、運転者Dは、カーナビゲーションシステム4のタッチパネルディスプレイ45に表示された警告に対して、タッチ操作を行って、警告を解除する。図8(A)の例では、運転者Dがタッチパネルディスプレイ45に表示された警告画面50のボタン50aをタッチ操作することで、警告を解除できる。そうすることで、カーナビゲーションシステム4の制御部40は、車載装置2に対して警告を解除する操作を受け付けた旨を送信する。よって、制御部20は、警告を解除する操作を受け付けた旨を受信することで、警告が解除されたか否かを判断できる。他方、運転者Dが、例えば、心筋梗塞になり、心停止の状態に陥った場合には、警告音によっても反応できる状態になく、その場合には、警告が解除されない。警告が解除された場合(S5:YES)には、制御部20は、処理をS1に移す。他方、警告が解除されていない場合(S5:NO)には、制御部20は、処理をS6に移す。
S6において、制御部20(車両制御部21)は、自動運転モードを起動する。これにより、制御部20は、車両5を制御して、ハンドル操作やアクセル、ブレーキ操作等の運転操作を支援する。
S7において、制御部20(運転不能情報送信部25)は、運転不能情報を含む通報情報を、車両情報提供サーバ7に対して送信する。運転不能情報とは、運転者Dが運転できない状態になったことを示す情報である。通報情報は、運転不能情報の他、車両5の位置情報と、身体装着デバイス1の端末IDとを含む。
S7aにおいて、車両情報提供サーバ7の制御部70(運転不能情報受信部72)は、運転不能情報を含む通報情報を受信する。
S8において、車両情報提供サーバ7の制御部70(走行位置特定部74a)は、車載装置2から受信した通報情報に含まれる位置情報を、地図情報記憶部82に記憶されている地図情報に反映させて、車両5の走行位置を特定する。
S9において、車両情報提供サーバ7の制御部70は、注意喚起情報送信処理(後述する)を行う。
S10とS10aにおいて、車両情報提供サーバ7の制御部70と、車載装置2の制御部20とは、車両誘導処理(後述する)を行う。その後、制御部20は、本処理を終了する。
S11において、車両情報提供サーバ7の制御部70は、緊急通報処理(後述する)を行う。その後、制御部70は、本処理を終了する。
なお、車載装置2の制御部20は、自動運転モードの起動(S6)をした後も、生体情報取得処理(S1)と、位置情報の送信(S2)とを行ってよい。そのようにすることで、車両情報提供サーバ7では、車両5の位置情報を逐次把握できる。
次に、注意喚起情報送信処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る車両制御システム100の注意喚起情報送信処理を示すフローチャートである。
S40において、車両情報提供サーバ7の制御部70は、車両5の周辺に位置する後続の他車両Cを特定する。制御部70(位置情報受信部71)は、他車両Cからも、その他車両Cの位置情報を逐次受信している。よって、制御部70は、通報情報の送信元である車載装置2を搭載した車両5と、他車両Cとの位置関係から、車両5の周辺に位置する後続の他車両Cを特定できる。
S41において、制御部70(注意喚起情報送信部73)は、特定した他車両Cに対して注意喚起情報を送信する。その後、制御部70は、処理を図6に移す。
この処理により、注意喚起情報を受信した他車両Cでは、カーナビゲーションシステムの表示部に注意喚起情報を表示したり(図8(B)参照)、音声による出力をしたりして、他車両Cの運転者に注意を促すことができる。よって、他車両Cの運転者は、前方に注意を要する車両5があることを把握でき、徐行運転をしたり、車線を変更したりして、安全走行を行うことができる。
次に、車両誘導処理について説明する。
図10は、本実施形態に係る車両制御システム100の車両誘導処理を示すフローチャートである。
S50において、車両情報提供サーバ7の制御部70(走行位置判定部74)は、特定した車両5の走行位置から、すぐにその車両5の徐行及び停止が可能であるか否かを判定する。車両5が、例えば、高速道路を走行中である場合には、その場で徐行及び停止をすると危険であり、サービスエリア等に停止させることが望ましい。また、車両5が、例えば、路肩のない道路を走行中である場合にも、路肩がある場所まで走行してから停止させるのが望ましい。車両5から送信される位置情報には位置属性情報が含まれるため、車両情報提供サーバ7の制御部70は、位置属性情報によって高速道路か一般道路かを判定できる。すぐに車両5の徐行及び停止が可能である場合(S50:YES)には、制御部70は、処理をS52に移す。他方、すぐに車両5の徐行及び停止が可能ではない場合(S50:NO)には、制御部70は、処理をS51に移す。
なお、制御部70(走行位置判定部74)は、車両5の走行位置を、地図情報記憶部82に記憶された地図情報に照らし合わせて、すぐに車両5の徐行及び停止が可能であるか否かを判断してもよい。
S51において、車両情報提供サーバ7の制御部70(停止可能位置取得部75)は、地図情報記憶部82に記憶された地図情報を参照して、車両5の進行方向に位置する車両停止可能位置を取得する。
S52において、車両情報提供サーバ7の制御部70(車両停止指令送信部76)は、車両停止指令を、車両5の車載装置2に対して送信する。車両停止指令は、S50において、車両5の徐行及び停止が可能であると判断された場合には、すぐに停止する旨の指令である。また、車両停止指令は、S50において、車両5の徐行及び停止が可能ではないと判断された場合には、S51で取得した車両停止可能位置で停止する旨の指令である。その後、制御部70は、本処理を終了し、処理を図6に移す。
S52aにおいて、車載装置2の制御部20(車両停止指令受信部26)は、車両停止指令を受信する。
S53において、車載装置2の制御部20(車両制御部21)は、車両停止指令にしたがって車両5を徐行させて停止させる。その後、制御部20は、本処理を終了し、処理を図6に移す。
このようにすることで、車両制御システム100は、車両5を、安全な場所に停止させることができる。
次に、緊急通報処理について説明する。
図11は、本実施形態に係る車両制御システム100の緊急通報処理を示すフローチャートである。
S60において、車両情報提供サーバ7の制御部70(個人情報抽出部77)は、個人情報記憶部81を参照して、通報情報に含む身体装着デバイス1の端末IDに対応して記憶されている個人情報を抽出する。ここで抽出する個人情報とは、個人属性情報81b及び車両特定情報81cをいう(図5参照)。
S61において、車両情報提供サーバ7の制御部70は、受信した車両5の位置情報からその車両5の停止位置を算出する。なお、制御部70は、上述した車両誘導処理(図10)で取得した車両停止可能位置を使用してもよい。
S62において、車両情報提供サーバ7の制御部70(通報送信部78)は、停止位置と、個人情報とを、緊急通報サーバ9に対して送信することで、緊急通報サーバ9に対して通報する。その後、制御部70は、本処理を終了し、処理を図6に移す。
このようにすることで、車両制御システム100は、緊急通報サーバ9に、車両5の停止位置と、車両5を運転する運転者Dの個人情報とを送信するので、緊急通報サーバ9側では、受信した情報によって、運転者Dの救護活動を迅速に行うように指示ができる。特に、個人情報のうち車両特定情報によって、緊急通報サーバ9側では、どのような車両であるかを特定できるので、その車両を見つけやすくできる。また、個人情報のうち個人属性情報によって、緊急通報サーバ9側では、運転者Dの性別や年齢がわかるので、対処しやすくできる。
次に、車両制御システム100の具体例を説明する。
図12は、本実施形態に係る車両制御システム100での具体例を説明するための図である。
図12(A)は、道路Rを走行中の車両5の例を示す。車両5の運転者Dが運転不能になった場合には、車両情報提供サーバ7の制御部70は、車両5の周囲に位置し、車両5に後続する他車両Ca及びCbを特定する(図9のS40参照)。なお、車両5の周囲に位置しても、車両5の前方に位置する他車両Cdは、車両5が徐行及び停止しても影響を受けることがないので、特定の対象にしなくてよい。また、車両5の周囲に位置しても、反対車線を走行している他車両Ce〜Cgも、車両5が徐行及び停止しても影響を受けることがないので、特定の対象にしなくてよい。
図12(B)に示すように、車両5を徐行させ、路肩Rsに停車させるように、車載装置2の制御部20(車両制御部21)は、車両5を制御する。その際、制御部20は、車両5に対してハザードランプを点滅させる制御をしてもよい。
このように、本実施形態によれば、車両制御システム100は、以下のような効果がある。
(1)運転者Dが装着した身体装着デバイス1から生体情報を取得し、平常時の生体情報の値から許容範囲を外れることで、車両5を制御して、車両5を減速させて停止させることができる。よって、運転者Dが運転不能な状態、つまり、車両5の運転ができない状態になったことを、生体情報により判断できる。また、運転者Dが運転できない状態になった場合であっても、車両5を自動的に停止させることで、安全性を確保できる。
身体装着デバイス1から生体情報を取得するので、運転者Dは、運転中に身体装着デバイス1を装着するだけでよく、難しい操作等が不要である。
(2)運転者Dが運転不能になった場合に、車両情報提供サーバ7に運転不能情報を送信することで、車両情報提供サーバ7からその車両5の周辺の他車両Cに対して注意喚起情報を送信する。よって、他車両Cは、注意喚起情報を受信して、表示や警告音等を出力することによって、注意喚起の要因である車両5が近辺にいることを、その運転者に喚起できる。これにより、注意喚起情報を受信した他車両Cの運転者を、注意力をよりはらって運転をさせるようにでき、安全性を確保できる。
(3)車両5の位置情報に位置属性情報を含むので、車両5の走行位置が、例えば、高速道路等のすぐには停止できない場所を走行中であるか否かを判断できる。また、車両5がすぐに停止できない場所を走行中であっても、地図情報から最善の停止可能位置を導き出して、車両5に送信できる。よって、車載装置2は、車両5を停止可能位置で停止させるように自動運転をさせることができる。よって、二次的な事故等の発生を防止できる。
他方、車両5の走行位置が、すぐに停止可能な場所である場合には、車載装置2は、走行中の車両5をすぐに減速させて停止させる自動運転ができる。よって、運転者Dが運転不能な状態になった場合に、すぐにその車両5を停車させることができる。
(4)運転不能情報を車両情報提供サーバ7に送信することで、車両情報提供サーバ7では、緊急通報サーバ9に車両5の位置情報及び車両5を特定する情報を送信する。よって、車両5の停車位置に、迅速に救急車等を行かせるようにでき、運転者Dの生命にかかわる緊急状態を改善できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、生体情報が許容範囲内であるか否かを、平常生体情報と、許容情報とを用いて判定を行うもので説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、身体装着デバイスから取得した生体情報に急激な変化があった場合に、許容範囲外であると判定してもよい。そのような場合には、車載装置に予め平常生体情報を記憶させる必要はなく、例えば、直近の生体情報(数回分あっても可)を履歴として記憶しておけばよい。
(2)本実施形態では、生体情報が許容範囲外である場合に、警告情報を送出するものとして説明した。しかし、これに限定されるものではない。生体情報が許容範囲外になっても生体情報を取得し続け、それでも許容範囲内にならない場合に、警告情報を送出するようにしてもよい。そのようにすることで、運転者が運転不能状態に陥った状態を精緻に把握できる。
(3)本実施形態では、身体装着デバイスが所定の時間間隔で生体情報を車載装置に送信するものとして説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、車載装置が定期的に身体装着デバイスに対して生体情報を要求するようにしてもよい。
(4)本実施形態では、生体情報が許容範囲外である場合を、脈拍を例に説明した。しかし、脈拍と、発汗量と、体温との関係で、許容範囲であるか否かを判断してもよい。例えば、居眠り運転の場合には、脈拍と、体温とに変化があると考えられるので、それらの変化が許容範囲であるか否かを判断してもよい。
(5)本実施形態では、車両には、車載装置とは別に、カーナビゲーションシステムを有し、車載装置と、カーナビゲーションシステムとが連携して処理を行うものとして説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、車載装置の機能を、カーナビゲーションシステムが備えることで、1つの装置で行うことができる。
また、車載装置が車両を制御するものとして説明したが、車両制御装置を別に有して、車両制御装置に対して車両の制御の指令を送信してもよい。
(6)本実施形態では、身体装着デバイスは、運転者の腕に装着するものとして説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、運転者の頭に装着するもの等であってもよい。
(7)本実施形態では、車両5が自動車であるものとして説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、電車等であってもよい。
(8)本実施形態では、車両制御システムの使用を開始するにあたり、事前登録をPC等で行うものとして説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、カーナビゲーションシステムを使用して行ってもよい。
1 身体装着デバイス
2 車載装置
4 カーナビゲーションシステム
5 車両
7 車両情報提供サーバ
9 緊急通報サーバ
10 制御部
11 センサ部
12a 端末ID
20 制御部
21 車両制御部
22 位置情報送信部
23 生体情報受信部
24 基準判定部
25 運転不能情報送信部
26 車両停止指令受信部
31 平常生体情報記憶部
32 許容情報記憶部
40 制御部
42a 地図情報記憶部
44 GPS受信部
45 タッチパネルディスプレイ
46 音声出力部
70 制御部
71 位置情報受信部
72 運転不能情報受信部
73 注意喚起情報送信部
74 走行位置判定部
75 停止可能位置取得部
76 車両停止指令送信部
77 個人情報抽出部
78 通報送信部
81 個人情報記憶部
82 地図情報記憶部
100 車両制御システム
B 基地局
C 他車両
N 通信ネットワーク

Claims (10)

  1. 通信部を有し、運転者の身体に装着して前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得装置と、
    通信部を有し、車両に搭載して前記車両を制御する車載装置と、
    を備える車両制御システムにおいて、
    前記車載装置は、
    生体情報が平常であるか否かを判断するための許容情報を記憶する許容情報記憶部と、
    前記生体情報取得装置から前記生体情報を取得する生体情報受信部と、
    前記許容情報記憶部に記憶された許容情報を用いて、前記生体情報受信部が受信した前記生体情報が、許容範囲内にあるか否かを判定する基準判定部と、
    前記基準判定部により前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、走行中の前記車両を減速させて停止させる車両制御部と、
    を備えること、
    を特徴とする車両制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車載装置に対して通信可能に接続された車両情報提供サーバを備え、
    前記車載装置は、
    位置情報取得部により取得されたこの車両の位置情報を、前記車両情報提供サーバに対して送信する位置情報送信部と、
    前記基準判定部により前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、運転者が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、前記車両情報提供サーバに対して送信する運転不能情報送信部と、
    を備え、
    前記車両情報提供サーバは、
    各車両からその車両の位置情報を受信する位置情報受信部と、
    前記車載装置から前記運転不能情報を受信する運転不能情報受信部と、
    前記運転不能情報受信部が前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記運転不能情報を送信した前記車両の位置情報から周辺に位置する車両を特定し、特定された車両に対して注意喚起情報を送信する注意喚起情報送信部と、
    を備えること、
    を特徴とする車両制御システム。
  3. 請求項2に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車載装置の前記位置情報送信部は、その車両に搭載されたカーナビゲーションシステムから取得した位置属性情報を含む位置情報を、前記車両情報提供サーバに対して送信し、
    前記車両情報提供サーバは、
    地図情報を記憶する地図情報記憶部と、
    前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記位置情報受信部が受信した前記位置情報に基づきその車両の走行位置を特定し、特定されたその車両の走行位置によりその車両の徐行及び停止が可能であるか否かを判定する走行位置判定部と、
    前記走行位置判定部により車両の徐行及び停止が可能ではないと判定された場合に、前記地図情報記憶部に記憶された地図情報を参照してその車両の進行方向にある車両停止可能位置を取得する停止可能位置取得部と、
    前記停止可能位置取得部が取得した前記車両停止可能位置を含む車両停止指令を、前記車載装置に送信する車両停止指令送信部と、
    を備え、
    前記車載装置は、前記車両停止指令を受信する車両停止指令受信部を備え、
    前記車載装置の前記車両制御部は、前記車両停止指令受信部が受信した前記車両停止指令に含む車両停止可能位置で前記車両を停止させるように、前記車両の走行を制御すること、
    を特徴とする車両制御システム。
  4. 請求項3に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車両情報提供サーバの前記車両停止指令送信部は、前記走行位置判定部により車両の徐行及び停止が可能であると判定された場合に、すぐに徐行及び停止をさせる指令である車両停止指令を、前記車載装置に送信し、
    前記車載装置の前記車両制御部は、前記車両停止指令受信部が受信した前記車両停止指令に基づいて、走行中の前記車両を減速させて停止させるように制御すること、
    を特徴とする車両制御システム。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれかに記載の車両制御システムにおいて、
    前記車載装置の前記運転不能情報送信部は、運転者を識別する情報と共に、前記運転不能情報を前記車両情報提供サーバに対して送信し、
    前記車両情報提供サーバは、
    運転者を救護する救急センタに通報するための緊急通報サーバに対して通信可能に接続されており、
    前記車両の運転者の個人情報を記憶する個人情報記憶部と、
    前記車載装置から運転者を識別する情報と共に前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して前記運転者の個人情報を抽出する個人情報抽出部と、
    前記位置情報受信部が受信した前記車両の位置情報から算出した前記車両の停止位置情報と、前記個人情報抽出部が抽出した前記運転者の個人情報とを、前記緊急通報サーバに対して送信する通報送信部と、
    を備えること、
    を特徴とする車両制御システム。
  6. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車載装置に対して通信可能に接続された車両情報提供サーバを備え、
    前記車載装置は、
    位置情報取得部により取得されたこの車両の位置情報を、前記車両情報提供サーバに対して送信する位置情報送信部と、
    前記基準判定部により前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、運転者が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、運転者を識別する情報と共に前記車両情報提供サーバに対して送信する運転不能情報送信部と、
    を備え、
    前記車両情報提供サーバは、
    運転者を救護する救急センタに通報するための緊急通報サーバに対して通信可能に接続されており、
    前記車両の運転者の個人情報を記憶する個人情報記憶部と、
    前記車両の位置情報を受信する位置情報受信部と、
    前記車載装置から運転者を識別する情報と共に前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して前記運転者の個人情報を抽出する個人情報抽出部と、
    前記位置情報受信部が受信した前記車両の位置情報から算出した前記車両の停止位置情報と、前記個人情報抽出部が抽出した前記運転者の個人情報とを、前記緊急通報サーバに対して送信する通報送信部と、
    を備えること、
    を特徴とする車両制御システム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の車両制御システムにおいて、
    前記生体情報取得装置は、生体情報取得装置を識別する端末識別情報を記憶する識別情報記憶部を備え、
    前記車載装置は、運転者の平常時の生体情報である基準生体情報を、前記端末識別情報に対応付けて記憶する平常生体情報記憶部を備え、
    前記車載装置の前記基準判定部は、前記許容情報記憶部に記憶された許容情報と、前記平常生体情報記憶部に記憶された前記基準生体情報とを用いて、前記生体情報受信部が受信した前記生体情報が、許容範囲内にあるか否かを判定し、
    前記車載装置の前記運転不能情報送信部は、前記端末識別情報と共に前記運転不能情報を前記車両情報提供サーバに対して送信し、
    前記車両情報提供サーバの前記個人情報記憶部は、前記端末識別情報に対応付けて運転者の個人情報を記憶し、
    前記車両情報提供サーバの前記個人情報抽出部は、前記車載装置から前記端末識別情報と共に前記運転不能情報を受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して運転者の個人情報を抽出すること、
    を特徴とする車両制御システム。
  8. 通信部を有し、運転者の身体に装着して前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得装置に対して通信可能に接続され、車両に搭載して前記車両を制御する車載装置であるコンピュータが、生体情報が平常であるか否かを判断するための許容情報を記憶する許容情報記憶部を備え、
    前記コンピュータを、
    前記生体情報取得装置から前記生体情報を取得する生体情報受信手段と、
    前記許容情報記憶部に記憶された許容情報を用いて、受信した前記生体情報が、許容範囲内にあるか否かを判定する基準判定手段と、
    前記生体情報が許容範囲外であると判定されたことに応じて、走行中の前記車両を減速させて停止させる車両制御手段と、
    して機能させること、
    を特徴とする車両制御プログラム。
  9. 車両に搭載して前記車両を制御する車載装置に対して通信可能に接続された車両情報提供サーバにおいて、
    位置情報を取得可能な各車両から送信された位置情報を受信する位置情報受信部と、
    前記車両の運転者が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、前記車載装置から受信したことに応じて、前記運転不能情報を送信した前記車両の位置情報から周辺に位置する車両を特定し、特定された車両に対して注意喚起情報を送信する注意喚起情報送信部と、
    を備えること、
    を特徴とする車両情報提供サーバ。
  10. 車両に搭載して前記車両を制御する車載装置と、運転者を救護する救急センタに通報するための緊急通報サーバとに対して通信可能に接続された車両情報提供サーバにおいて、
    生体情報取得装置を使用する運転者の個人情報を、生体情報取得装置を識別する端末識別情報に対応付けて記憶する個人情報記憶部と、
    前記車載装置から送信されたその車両の位置情報を受信する位置情報受信部と、
    前記車両の運転者が運転できない状態であることを示す運転不能情報を、前記端末識別情報と共に前記車載装置から受信したことに応じて、前記個人情報記憶部を参照して前記運転者の個人情報を抽出する個人情報抽出部と、
    前記位置情報受信部が受信した前記車両の位置情報から算出した前記車両の停止位置情報と、前記個人情報抽出部が抽出した前記運転者の個人情報とを、前記緊急通報サーバに対して送信する通報送信部と、
    を備えること、
    を特徴とする車両情報提供サーバ。
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