JP2016006574A - 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ジョブが実行されるまでの待機時間を抑制する。【解決手段】画像形成装置100は、携帯端末101と無線通信により接続されている接続時間が第1の予め定められた時間だけ経過すると、携帯端末101との通信を切断し、AP104と無線通信により接続し(ステップS411〜416)、AP104と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間だけ経過するまでに、AP104からジョブの実行が依頼された場合に、ジョブを実行する(ステップS423〜ステップS419)。【選択図】図6
Description
本発明は、通信装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年、無線通信機能を有する画像形成装置が普及している。画像形成装置の無線通信の例として、アクセスポイント(以下、「AP」という)に接続する無線通信と、画像形成装置が通信したい他の機器とWi-Fi Direct(登録商標)で直接接続する無線通信とがある。
APに接続する無線通信は、APを介して他の複数の機器と通信することを想定している場合に用いられ、例えばPCから印刷などジョブの依頼を受信するためなどに用いられる。一方、他の機器と直接接続する無線通信は、画像形成装置と1つの機器とが通信する場合に用いられ、例えば点検や修理などの保守サービスを行うサービスマンの携帯端末との通信で用いられる。
画像形成装置は、携帯端末と直接接続する無線通信及びAPと接続する無線通信のいずれか一方の無線通信を行っている間は、他方の無線通信を行うことができない。従って、例えば保守サービスを行う場合、サービスマンはAPと接続する無線通信から、携帯端末と直接接続する無線通信に切り替え、保守サービスが終了すると、再びAPと接続する無線通信に切り替えることとなる。
こうした通信の切り替えに関して、一定時間毎にアクセスの集中していないAPを選択し、選択したAPへ接続先を切り替える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
上述した保守サービスには、画像形成装置の動作履歴情報をサービスマンの携帯端末に転送するような比較的時間を要するものがある。こうしたサービスの実行中、画像形成装置は、APと接続する無線通信を行うことができないので、PCから印刷の依頼を受信することができない。
この場合、PCのプリンタドライバはジョブの依頼を画像形成装置に送信することができないので、ジョブを実行するまでの待機時間が増大する。また、PCがLPRコマンドにより印刷データを送信する場合は、何回か送信を失敗すると、それ以降印刷データは送信されないため、待機時間の増大にとどまらず、印刷が実行されない可能性もある。
本発明の目的は、ジョブが実行されるまでの待機時間を抑制した通信装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の通信装置は、外部機器と無線通信により接続されている接続時間が第1の予め定められた時間だけ経過すると、前記外部機器との通信を切断し、他の外部機器と無線通信により接続する接続手段と、前記接続手段により前記他の外部機器と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間だけ経過するまでに、前記他の外部機器からジョブの実行が依頼された場合に、前記ジョブを実行する実行手段と、前記他の外部機器と接続されている接続時間、または前記実行手段により前記ジョブが実行されてから前記他の外部機器と接続されている接続時間が、前記第2の予め定められた時間だけ経過すると、前記他の外部機器との通信を切断し、前記外部機器と再接続する再接続手段とを有する。
本発明によれば、外部機器との接続時間が第1の予め定められた時間だけ経過すると、外部機器との通信を切断し、他の外部機器と無線通信により接続し、他の外部機器と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間だけ経過するまでに、他の外部機器からジョブの実行が依頼された場合にジョブを実行するので、ジョブが実行されるまでの待機時間を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信装置としての画像形成装置100を含む通信システム1の概略構成を示す図である。
図1において、通信システム1は、画像形成装置100、携帯端末101、PC103、及びアクセスポイント104(以下、「AP」という)で構成される。
同図に示されるように、各装置は無線通信で接続されており、画像形成装置100と携帯端末101は、Wi-Fi Direct(登録商標)(以下、「WFD」という)を用いるWFD通信により接続される。また、画像形成装置100は、PC103とAP104を介して接続される。従って、画像形成装置100は、PC103のジョブの実行の依頼をAP104から受信することとなる。
PC103は、画像形成装置100がAP104と接続されている場合、ジョブの実行を依頼することができる。一方、画像形成装置100がAP104と接続されていない場合、PC103のプリンタドライバはジョブをスプールする。そして、画像形成装置100がAP104と接続されると、スプーラはジョブの実行を画像形成装置100に依頼する。なお、本実施の形態に係るジョブとして、印刷処理、ファックス送信処理、画像処理、及びデータを転送する処理などが挙げられる。
また、PC103がLPRコマンドにより印刷データを送信する場合は、送信を数回失敗すると、それ以降印刷データは送信されない。送信するリトライ回数はPC103のOSに依存し、例えばOSがWindows7(登録商標)の場合、リトライ回数は4回、リトライ間隔は1秒、3秒、6秒、12秒となっている。
図2は、図1における画像形成装置100の概略構成を示す図である。
図2において、画像形成装置100は、制御部201、プリンタ213、スキャナ214、及び操作パネル215で構成される。
制御部201は、CPU202、RAM203、ROM204、HDD205、カウンタ206、プリンタインタフェース207、スキャナインタフェース208、操作パネルインタフェース209、無線LANインタフェース210、及び有線LANインタフェース211で構成される。制御部201を構成する各デバイスは、システムバス212を介して相互に接続されている。
CPU202を含む制御部201は、画像形成装置100全体の動作を制御する。CPU202は、ROM204に記憶された制御プログラムを読み出して実行することで、通信制御などの各種制御を行う。後述するフローチャートは、CPU202がROM204に記憶されたプログラムを読み出して実行する処理の手順を示している。
RAM203は、CPU202の主メモリであり、CPU202のワークエリアなど、一時記憶領域として用いられる。ROM204は、各種プログラム、画像形成装置100の各種設定値などを記憶する。HDD205は、各種データ、各種プログラム、及び各種情報テーブルを記憶する。
カウンタ206は、携帯端末101との接続時間などを計測する。カウンタ206は、計測が終了するとCPU202により初期化される。プリンタインタフェース207は、プリンタ213と制御部201とを接続する。プリンタ213は、プリンタインタフェース207を介して入力された印刷データに基づいて、図示しない給紙カセットから給紙されたシートに画像を印刷する。
スキャナインタフェース208は、スキャナ214と制御部201とを接続する。スキャナ214は、原稿を読み取り、原稿画像を示す画像データを生成し、制御部201に出力する。スキャナ214から出力された画像データは、印刷データとしてプリンタ213に転送され、プリンタ213で印刷されたり、HDD205に記憶されたり、無線LANインタフェース210や有線LANインタフェース211を介して外部装置に送信されたりする。
操作パネルインタフェース209は、操作パネル215と制御部201とを接続する。操作パネル215は、ユーザの操作入力を受け付けたり、ユーザに各種情報を表示する。この操作パネル215の構成については後述する。
無線LANインタフェース210は、携帯端末101やPC103などの外部装置と無線通信を実行する。また、有線LANインタフェース211は、不図示のLANケーブルが接続され、外部装置と有線通信を実行する。
画像形成装置100は、無線通信または有線通信によって、外部装置に各種情報を送信し、また各種情報を外部装置から受信することができる。例えば、画像形成装置100は、外部装置から印刷データを受信し、受信した印刷データに基づいてプリンタ213に印刷処理を実行させることができる。また、画像形成装置100は、上述したようにスキャナ214が生成した画像データを外部装置に送信することもできる。
以上説明した画像形成装置100の構成は一例であり、本実施の形態に係る通信装置は外部装置との通信機能を有する装置であればよく、本実施の形態に係る通信装置においてスキャナ214やプリンタ213などは必ずしも必要なものではない。
図3は、図2における操作パネル215の概略構成を示す図である。
図3において、操作パネル215は、液晶表示部403、コピー機能ボタン301、スキャン機能ボタン302、表示部303、矢印キー304、OKキー305、テンキー306、白黒スタートキー307、カラースタートキー308、及びストップキー309で構成される。
コピー機能ボタン301は、ユーザがコピー機能を使用する場合に押下されるボタンである。スキャン機能ボタン302は、ユーザがスキャン機能を使用する場合に押下されるボタンである。
表示部303は、ユーザに、画像形成装置100の設定状態や機器状態などの各種情報を表示する。また、表示部303は、例えば上記コピー機能ボタン301がユーザに押下されると、コピーに関する画面を表示する。
矢印キー304は、上下左右の4方向に対応するボタンを含み、表示部303に表示されたカーソルなどを移動させるためのボタンである。OKキーは、表示部303に表示された設定内容をユーザが承認する場合や、表示部303に表示された問い合わせに対してユーザが肯定応答をする場合に押下されるボタンである。
図3に示されるように、表示部303にジョブ優先機能を設定するための画面が表示されている場合に、ユーザが矢印キー304やOKキー305などを操作して、ジョブ優先機能をONまたはOFFに設定できる。
テンキー306は、コピー部数などの数値をユーザが入力するためのキーである。白黒スタートキー307は、画像形成装置100に白黒でコピーまたはスキャンの実行を開始させるためのキーである。カラースタートキー308は、画像形成装置100にカラーでコピーまたはスキャンの実行を開始させるためのキーである。
ストップキー309は、画像形成装置100の動作を停止または中止させるためのキーである。状態確認/中止キー410は、画像形成装置100が実行している処理や動作に関する状態を確認するための画面を表示部303に表示させるためのキーである。
ユーザは、状態確認/中止キー410を押下したことより表示された状態確認画面で、実行を停止または中止すべき処理を矢印キー304とOKキー305を用いて選択することにより、実行中の処理を停止または中止させることができる。
以上説明した構成において、例えば、ユーザがコピー機能を使用する場合に、コピーシートの用紙サイズを変更したいときは、まずコピー機能ボタン301を押下して、表示部303にコピー機能画面を表示させる。
コピー機能画面において、表示された種々の設定項目のうち、ユーザが変更したい設定項目である用紙サイズ設定を矢印キー304で選択してOKキー305を押下すると、ユーザが用紙サイズを設定するための用紙サイズ設定画面が表示部303に表示される。
表示された用紙サイズ設定画面において、ユーザが矢印キー304で所望の用紙サイズ選択してOKキー305を押下すると、選択した用紙サイズが設定される。用紙サイズなど各種設定内容は、その設定項目に応じてRAM203またはROM204に記憶される。
また、上述したジョブ優先機能とは、携帯端末101とWFD通信を開始してから予め定められた時間が経過すると通信先をAP104に切り替え、PC103から印刷などジョブの実行依頼があればジョブを実行し、その後再びWSD通信に切り替える機能である。
ユーザは、この機能をONに設定することにより、画像形成装置100の動作履歴情報を携帯端末101に転送するような比較的時間を要する保守サービス中であっても、ジョブを実行するまでの待機時間を短縮することができる。
図4は、図2におけるCPU202により実行される携帯端末101との接続処理の手順を示すフローチャートである。
図4において、画像形成装置100は、WFD通信で接続を試みている外部機器を探索する機器探索を行うことで、同じく機器探索を行っている携帯端末101を検出する(ステップS501)。
外部機器を探索した双方の機器は、オーナーとクライアントとを決定するが、ここでは画像形成装置100がオーナーとなり、携帯端末101がクライアントとなったとする(ステップS502)。
次いで、Wi-Fi Allianceにより制定されたWPS(Wi-FiProtected Setup)を用いて、オーナーである画像形成装置100は、クライアントである携帯端末101へ通信を行うためパラメータを提供する(ステップS503)。これにより、画像形成装置100と携帯端末101との間でパラメータが共有される。
このパラメータを用いて、画像形成装置100は、携帯端末101とセキュア接続し(ステップS504)、携帯端末101にIPアドレスを付与することで、携帯端末101とIP接続して(ステップS505)、本処理を終了する。
図5,6は、図2におけるCPU202により実行される切り替え処理の手順を示すフローチャートである。
この切り替え処理は、一例として画像形成装置100がHDD205に記憶された画像形成装置100の動作履歴情報などのデータを携帯端末101に転送するためにWSD通信を行う場合の処理となっている。
図5において、CPU202は、ネットワーク名、及びパスワードなどのAP設定情報をRAM203へ記憶する(ステップS401)。このAP設定情報は、AP104と接続するために必要な情報である。
次いで、CPU202は、図4の接続処理で説明したように、携帯端末101とWFD通信を行うために、携帯端末101との接続を試み、携帯端末101と接続されると(ステップS402でYES)、携帯端末情報をRAM203へ記憶する(ステップS403)。この携帯端末接続情報は、携帯端末101と接続するために必要な情報である。
次いで、ジョブ優先機能がONに設定されているか否か判別する(ステップS404)。ステップS404の判別の結果、ジョブ優先機能がOFFに設定されている場合には(ステップS404でNO)、CPU202は、データを携帯端末101に転送する(ステップS410)。
具体的にこのステップS410では、CPU202は、携帯端末101へ転送するデータの先頭アドレスをRAM203から読み出し、その先頭アドレスからデータを取得し、取得したデータを携帯端末101に転送する処理を実行している。
データの転送が完了すると、データの転送が完了したことを携帯端末101へ通知し(ステップS409)、本処理を終了する。
一方、ステップS404の判別の結果、ジョブ優先機能がONに設定されている場合には(ステップS404でYES)、CPU202の指示により、カウンタ206は携帯端末101との接続時間の計測を開始する(ステップS405)。
そして、CPU202は、携帯端末101へ転送するデータの先頭アドレスをRAM203から読み出し(ステップS406)、その先頭アドレスからデータを取得し、取得したデータを携帯端末101に転送する(ステップS407)。
次いで、携帯端末101へのデータの転送が完了したか否か判別する(ステップS408)。ステップS408の判別の結果、携帯端末101へのデータの転送が完了した場合には(ステップS408でYES)、上記ステップS409に進む。
一方、ステップS408の判別の結果、携帯端末101へのデータの転送が完了していない場合には(ステップS408でNO)、図6に進み、携帯端末101との接続時間が予め定められた時間だけ経過したか否か判別する(ステップS411)。
ステップS411の判別の結果、接続時間が予め定められた時間だけ経過していない場合には(ステップS411でNO)、ステップS407に戻る。
一方、ステップS411の判別の結果、接続時間が予め定められた時間だけ経過した場合には(ステップS411でYES)、データ転送を中断し、携帯端末101に次回転送するデータの先頭アドレスをRAM203に記憶する(ステップS412)。そして、カウンタ206で計測された経過時間をクリアし(ステップS413)、携帯端末101との通信を切断する(ステップS414)。
次いで、ステップS401で記憶したAP設定情報をRAM203から読み出し(ステップS415)、読み出したAP設定情報を用いてAP104と接続する(ステップS416)。
上記ステップS411でYESと判別されてからステップS416までの処理は、接続手段に対応する。具体的には、外部機器は携帯端末101に対応し、他の外部機器はAP104に対応している。そして、ステップS411の予め定められた時間は、第1の予め定められた時間に対応している。
そして、CPU202の指示により、カウンタ206はAP104との接続時間の計測を開始し(ステップS417)、AP104との接続時間が予め定められた時間だけ経過したか否か判別する(ステップS423)。
ステップS423の判別の結果、接続時間が予め定められた時間だけ経過していない場合には(ステップS423でNO)、PC103からジョブの実行が依頼されたか否か判別する(ステップS418)。
ステップS418の判別の結果、ジョブの実行が依頼されていない場合には(ステップS418でNO)、ステップS423に戻る。一方、ステップS418の判別の結果、ジョブの実行が依頼された場合には(ステップS418でYES)、依頼されたジョブを実行し(ステップS419)、計測時間をクリアして(ステップS420)、ステップS417に戻る。
上記ステップS423でNOと判別されてから、ステップS419までの処理は実行手段に対応する。また、第2の予め定められた時間は、ステップS423の予め定められた時間に対応している。
一方、ステップS423の判別の結果、接続時間が予め定められた時間だけ経過した場合には(ステップS423でYES)、AP104との通信を切断し、計測時間をクリアする(ステップS421)。
そして、ステップS403で記憶した携帯端末接続情報をRAM203から読み出し(ステップS422)、読み出した携帯端末接続情報を用いて携帯端末101と接続し(ステップS424)、ステップS405に戻る。
上記ステップS424は、再接続手段に対応する。具体的に、他の外部機器であるPC103と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間が経過した場合には、ステップS423で肯定判別されるので、ステップS424で携帯端末101に接続される。
また、ジョブが実行されてから(ステップS419)、他の外部機器であるAP104と接続されている接続時間が、第2の予め定められた時間だけ経過した場合に、同じくステップS423で肯定判別されるので、ステップS424で携帯端末101に接続される。
ステップS405に戻り、ステップS406に進むと、先頭アドレスがRAM203から読み出されるが、この先頭アドレスはステップS412で記憶された先頭アドレスである。
上述した切り替え処理では、ステップS409でデータの転送が完了したことを携帯端末101へ通知して終了するが、その後AP104に接続する処理を行うようにしてもよい。
また切り替え処理において、プリンタドライバが、ジョブの実行の依頼を第3の予め定められた時間ごとに行うとする。この場合、第2の予め定められた時間であるステップS423の予め定められた時間を第3の予め定められた時間と等しくしておくことで、ジョブを実行するまでの待機時間を抑制できる。
さらに、LPRコマンドにより実行される制御により、ジョブの実行の依頼が第4の予め定められた時間内に複数回に渡り行われるとする。この場合、第1の予め定められた時間であるステップS411の予め定められた時間と、第2の予め定められた時間であるステップS423の予め定められた時間との和を、第4の予め定められた時間より短い時間としておくことで、ジョブを実行するまでの待機時間を抑制できる。なお、ジョブの実行を依頼する間隔は、第4の予め定められた時間内であれば、等間隔であってもそうでなくともよい。
また、PC103がジョブの実行の依頼を、先ほどと同じく第4の予め定められた時間内に複数回に渡り行うとする。この場合、第1の予め定められた時間であるステップS411の予め定められた時間を、第4の予め定められた時間より短い時間としておくことで、ジョブを実行するまでの待機時間を抑制できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置100は、携帯端末101と無線通信により接続されている接続時間が第1の予め定められた時間だけ経過すると、携帯端末101との通信を切断し、AP104と無線通信により接続する(ステップS411〜416)。
そして、画像形成装置100は、AP104と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間だけ経過するまでに、AP104からジョブの実行が依頼された場合に、ジョブを実行する(ステップS423〜ステップS419)。
また、画像形成装置100は、AP104と接続されている接続時間、またはジョブが実行されてからAP104と接続されている接続時間が、第2の予め定められた時間だけ経過すると、AP104との通信を切断し、携帯端末101と再接続する(ステップS423〜ステップS424)。
このように、本実施の形態に係る画像形成装置100は、携帯端末101との通信が終わるまでジョブを受け付けない従来技術と比較して、予め定められた時間が経過すると、AP104に接続してジョブを受け付けることができるので、ジョブが実行されるまでの待機時間を抑制することができる。
なお、以上説明した実施の形態では、通信装置の例として画像形成装置を用いているが、本実施の形態は、ジョブを画像形成に係るジョブ以外のジョブとしても実施可能であるので、ジョブを実行可能な通信装置であれば本発明を適用することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
1 通信システム
100 画像形成装置
101 携帯端末
104 AP
202 CPU
203 RAM
204 ROM
205 HDD
206 カウンタ
210 無線LANインタフェース
215 操作パネル
100 画像形成装置
101 携帯端末
104 AP
202 CPU
203 RAM
204 ROM
205 HDD
206 カウンタ
210 無線LANインタフェース
215 操作パネル
Claims (6)
- 外部機器と無線通信により接続されている接続時間が第1の予め定められた時間だけ経過すると、前記外部機器との通信を切断し、他の外部機器と無線通信により接続する接続手段と、
前記接続手段により前記他の外部機器と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間だけ経過するまでに、前記他の外部機器からジョブの実行が依頼された場合に、前記ジョブを実行する実行手段と、
前記他の外部機器と接続されている接続時間、または前記実行手段により前記ジョブが実行されてから前記他の外部機器と接続されている接続時間が、前記第2の予め定められた時間だけ経過すると、前記他の外部機器との通信を切断し、前記外部機器と再接続する再接続手段と
を有することを特徴とする通信装置。 - 前記ジョブの実行の依頼が、第3の予め定められた時間ごとに行われる場合には、前記第2の予め定められた時間は前記第3の予め定められた時間と等しいことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記ジョブの実行の依頼が、第4の予め定められた時間内に複数回に渡り行われる場合には、前記第1の予め定められた時間と前記第2の予め定められた時間との和が前記第4の予め定められた時間より短い時間であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記ジョブの実行の依頼が、第4の予め定められた時間内に複数回に渡り行われる場合には、前記第1の予め定められた時間が前記第4の予め定められた時間より短い時間であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 通信装置の制御方法であって、
外部機器と無線通信により接続されている接続時間が第1の予め定められた時間だけ経過すると、前記外部機器との通信を切断し、他の外部機器と無線通信により接続する接続ステップと、
前記接続ステップにより前記他の外部機器と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間だけ経過するまでに、前記他の外部機器からジョブの実行が依頼された場合に、前記ジョブを実行する実行ステップと、
前記他の外部機器と接続されている接続時間、または前記実行ステップにより前記ジョブが実行されてから前記他の外部機器と接続されている接続時間が、前記第2の予め定められた時間だけ経過すると、前記他の外部機器との通信を切断し、前記外部機器と再接続する再接続ステップと
を有することを特徴とする制御方法。 - 通信装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記制御方法は、
外部機器と無線通信により接続されている接続時間が第1の予め定められた時間だけ経過すると、前記外部機器との通信を切断し、他の外部機器と無線通信により接続する接続ステップと、
前記接続ステップにより前記他の外部機器と接続されている接続時間が第2の予め定められた時間だけ経過するまでに、前記他の外部機器からジョブの実行が依頼された場合に、前記ジョブを実行する実行ステップと、
前記他の外部機器と接続されている接続時間、または前記実行ステップにより前記ジョブが実行されてから前記他の外部機器と接続されている接続時間が、前記第2の予め定められた時間だけ経過すると、前記他の外部機器との通信を切断し、前記外部機器と再接続する再接続ステップと
を有することを特徴とするプログラム。
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