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JP2016005050A - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents

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JP2016005050A JP2014123084A JP2014123084A JP2016005050A JP 2016005050 A JP2016005050 A JP 2016005050A JP 2014123084 A JP2014123084 A JP 2014123084A JP 2014123084 A JP2014123084 A JP 2014123084A JP 2016005050 A JP2016005050 A JP 2016005050A
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一也 樋熊
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樋熊  一也
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Abstract

【課題】記憶容量の増大を抑えつつ、撮像装置の撮像素子に応じた適切な焦点検出結果の補正を可能なレンズ装置を実現する。
【解決手段】レンズ装置200は、撮影光学系204〜206と、撮像装置100において撮像素子103からの信号を用いて検出された撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を記憶した記憶手段212と、撮像装置から受信した撮像素子に関する情報を用いて第1の補正情報に対する補間処理を行うことで、該撮像素子に関する情報に対応する第2の補正情報を生成することが可能なレンズ演算手段210とを有する。レンズ演算手段は、該レンズ演算手段が補間処理を行った場合は第2の補正情報を撮像装置に送信し、撮像装置が補間処理を行う場合は第1の補正情報を該撮像装置に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子から出力される信号を用いて検出された撮影光学系に関する情報を補正する機能を有する交換タイプのレンズ装置および撮像装置に関する。
レンズ交換型の撮像装置には、撮像素子からの信号を用いて、レンズ装置(交換レンズ)の撮影光学系に関する情報を検出できるものがある。例えば、撮影画像を得るために被写体像の光電変換を行う撮像素子に複数の焦点検出画素を含ませ、該焦点検出画素からの信号を用いた位相差検出方式(以下、撮像面位相差検出方式という)による撮影光学系の焦点状態の検出が可能なものがある。
撮像面位相差検出方式では、焦点検出に用いられる焦点検出信号(像信号)を生成する焦点検出画素が受光する光束と、撮影画像または撮影映像を得るための撮像信号を生成する撮像画素が受光する光束とが異なる。このため、撮影光学系の諸収差(球面収差、非点収差、コマ収差等)の焦点検出信号への影響と撮像信号への影響とが異なり、焦点検出信号から算出される合焦位置と撮像信号の最良な合焦位置とが一致しない場合がある。さらに、撮像素子における焦点検出画素ごとに設けられているマイクロレンズの設定瞳距離や各画素のサイズ等に応じて、焦点検出信号に対する収差ごとの影響度が異なる。
焦点検出信号に対する収差ごとの影響度の相違に対して、特許文献1には、倍率色収差に関するデータをレンズ装置に記憶し、該データを撮像装置側で撮像素子の画素数および画素ピッチを反映したデータに変換して倍率色収差補正を行う方法が開示されている。また、この特許文献1には、レンズ状態(焦点距離、撮影距離、絞り値等)によって変化する倍率色収差に関するデータのレンズ装置での記憶容量を少なくするために内挿補間を前提として間引いたデータとすることも開示されている。この場合、レンズ装置または撮像装置において内挿演算を行うことで、様々なレンズ状態に応じた倍率色収差のデータを得ることができる。
さらに、特許文献2には、像高をパラメータとする周辺減光の度合いを算出する式をROMに記憶し、該式を用いて算出した各像高の周辺減光の情報を撮像装置に送信し、周辺減光の補正を行わせる方法が開示されている。
特開2010−263255号公報 特開2013−042424号公報
特許文献1,2にて開示された倍率色収差や周辺減光に関するデータは、撮影光学系の焦点距離や撮影距離等の撮影条件によって一義的に決まるデータである。このため、撮像素子が異なる場合でも、倍率色収差や周辺減光の補正量は、上記一義的に決まるデータからの算出により求めることができる。
しかしながら、焦点検出信号から得られる結果と撮像信号から得られる合焦位置との差分に相当する補正量は、撮像素子が異なると、演算によって求めることが難しい。このため、レンズ装置は撮像装置ごと(つまりは撮像素子ごと)の補正値をそれぞれ個別に持つ必要があるが、これでは補正値を保存する記憶媒体に求められる記憶容量が増大する。
本発明は、記憶容量の増大を抑えつつ、撮像素子に応じた適切な撮影光学系に関する情報の補正を可能とするレンズ装置および撮像装置を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ装置は、撮像素子を有する撮像装置に対して取り外し可能に装着され、前記撮像装置との通信が可能である。該レンズ装置は、撮像素子によって光電変換される被写体像を形成する撮影光学系と、撮像装置において撮像素子からの信号を用いて検出された撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を記憶した記憶手段と、撮像装置から受信した撮像素子に関する情報を用いて第1の補正情報に対する補間処理を行うことで、該撮像素子に関する情報に対応する第2の補正情報を生成することが可能なレンズ演算手段とを有する。そして、レンズ演算手段は、該レンズ演算手段が補間処理を行った場合は第2の補正情報を撮像装置に送信し、撮像装置が補間処理を行う場合は第1の補正情報を該撮像装置に送信することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての撮像装置は、被写体像を形成する撮影光学系を有するレンズ装置が取り外し可能に装着され、レンズ装置との通信が可能である。該撮像装置は、被写体像を光電変換する撮像素子と、撮像素子からの信号を用いて撮影光学系に関する情報を検出する検出手段と、レンズ装置から撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を受信して、撮像素子に関する情報を用いて第1の補正情報に対する補間処理を行うことで第2の補正情報を生成することが可能なカメラ演算手段とを有する。そして、カメラ演算手段は、レンズ装置が補間処理を行った場合は第2の補正情報をレンズ装置から受信し、該カメラ演算手段が補間処理を行う場合は第1の補正情報をレンズ装置から受信することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての処理プログラムは、撮像素子を有する撮像装置に対して取り外し可能に装着され、撮像装置との通信が可能なレンズ装置であり、撮像素子によって光電変換される被写体像を形成する撮影光学系を有するとともに、撮像装置において撮像素子からの信号を用いて検出された撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を記憶したレンズ装置のコンピュータに、撮像装置から受信した撮像素子に関する情報を用いて第1の補正情報に対する補間処理を行わせて該撮像素子に関する情報に対応する第2の補正情報を生成させることが可能なコンピュータプログラムである。そして、該処理プログラムは、上記コンピュータに、該コンピュータが補間処理を行った場合は第2の補正情報を撮像装置に送信させ、補間処理を撮像装置が行う場合は第1の補正情報を該撮像装置に送信させることを特徴とする。
さらに、本発明の他の一側面としての処理プログラムは、被写体像を形成する撮影光学系を有するレンズ装置が取り外し可能に装着され、レンズ装置との通信が可能な撮像装置であり、被写体像を光電変換する撮像素子を有するとともに、撮像素子からの信号を用いて撮影光学系に関する情報を検出する撮像装置のコンピュータに、レンズ装置から撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を受信させ、撮像素子に関する情報を用いて第1の補正情報に対する補間処理を行わせることで第2の補正情報を生成させることが可能なコンピュータプログラムである。該処理プログラムは、上記コンピュータに、レンズ装置が補間処理を行った場合は第2の補正情報をレンズ装置から受信させ、該コンピュータが補間処理を行う場合は第1の補正情報をレンズ装置から受信させることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ装置に求められる記憶容量の増大を抑えつつ、該レンズ装置が装着される撮像装置の撮像素子に応じた適切な撮影光学系に関する情報の補正が可能となる。
本発明の実施例である交換レンズとカメラにより構成される撮像システムの構成を示すブロック図。 実施例におけるオートフォーカス動作を示すフローチャート。 実施例におけるカメラの補正値算出処理を示すフローチャート。 実施例における交換レンズの補正値算出処理を示すフローチャート。 実施例における第1の補正情報の配列を示す図。 実施例における第1の補正情報の配列を示す別の図。 実施例における補間処理を説明する図。 上記カメラの撮像素子の設定瞳距離を説明する図。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1には、本発明の実施例であるレンズ装置(以下、交換レンズという)200と、この交換レンズ200が取り外し可能に装着される撮像装置(以下、カメラ本体という)100とを含む撮像システムの構成を示している。
カメラ本体100内に設けられた電気回路部101は、シャッター102と、撮像素子103と、焦点検出部(焦点検出手段)104と、測光部105と、画像処理部(画像生成手段)106と、画像記録部107とを含む。さらに、電気回路部101は、カメラCPU(カメラ演算手段)108と、表示部109と、カメラ通信部110とを含む。
シャッター102は、撮像素子103の露光量を制御するために開閉動作を行う。撮像素子103は、交換レンズ200を通過した光により形成された被写体像を光電変換する光電変換素子であり、CCDセンサやCMOSセンサにより構成される。
焦点検出部104は、撮像素子103に設けられた複数の焦点検出画素からの出力である焦点検出信号を用いて、交換レンズ200内の撮影光学系に関する情報としての該撮影光学系の焦点状態(デフォーカス量)を検出する。ここでの焦点状態の検出(以下、焦点検出ともいう)は、以下のような位相差検出方式によって行われる。まず撮影画面において、使用者により任意に又は自動選択アルゴリズムにより自動的に焦点検出領域が選択される。焦点検出領域には、それぞれ一対の光電変換部を有する2以上の焦点検出画素が含まれている。そして、これら焦点検出画素からは一対の焦点検出信号(像信号)が得られ、これら像信号に対する相関演算を行うことで該像信号の位相差が算出される。この位相差から焦点状態の検出結果としてのデフォーカス量が算出される。
図8には、撮像素子103において焦点検出画素1031ごとに設けられたマイクロレンズ1032を示している。撮像素子103には、前述したように複数の焦点検出画素1031(マイクロレンズ1032)が所定のピッチSで配置されている。以下の説明において、このピッチSを画素サイズSという。なお、図8には、撮像素子103上の焦点検出画素1031のみを示しているが、実際には後述する撮像画素も焦点検出画素1031と混在するように配置されている。
各焦点検出画素1031には、一対の光電変換部1031a,1031bが設けられている。撮影光学系(光軸AXL)の射出瞳1033は、該撮影光学系の予定結像面に配置されたマイクロレンズ1032から被写体側に距離PDの位置に設定されている。この距離PDは、マイクロレンズ1032の曲率や屈折率、マイクロレンズ1032と焦点検出画素1031間の距離等に応じて設定される距離である。以下の説明において、この設定距離PDを(撮像素子またはマイクロレンズの)設定瞳距離PDという。マイクロレンズ1032は、射出瞳1033内の互いに異なる一対の領域1033a,1033bからの光束1034a,1034bをそれぞれ、各焦点検出画素1031における一対の光電変換部1031a,1031bに入射させる。つまり、マイクロレンズ1032によって瞳分割が行われ、これにより位相差検出方式での焦点検出が可能となる。
測光部105は、撮像素子103からの出力(後述する撮像信号)を用いて、交換レンズ200を通過した光量(輝度)を測定する。
画像処理部106は、撮像素子103に設けられた所定画素数の撮像画素からの出力である撮像信号に対して各種処理を行うことで画像を生成する。各種処理には、交換レンズ200に搭載された画像処理情報とカメラ本体100に搭載された画像処理情報とを用いる処理が含まれる。
カメラCPU108は、撮像素子103や上述した各部(102〜109)の動作を制御する。カメラCPU108は、カメラ通信部110と交換レンズ200に設けられたレンズ通信部211を介してレンズCPU(レンズ演算手段)210との通信が可能である。表示部109は、撮影に関する情報や生成された画像の表示等を行う。
カメラCPU108は、測光部105により得られた輝度に基づいて、撮影時の絞り値やシャッター秒時を算出し、該絞り値を含む絞り駆動命令をレンズCPU210に送信する。
また、カメラCPU108は、焦点検出部104にて算出されたデフォーカス量を取得し、該デフォーカス量に基づいて撮影光学系に含まれるフォーカスレンズ204の合焦位置、すなわち被写体に対して合焦状態が得られる位置への駆動方向と駆動量を算出する。そして、これら駆動方向と駆動量の情報を含むフォーカス駆動命令をレンズCPU210に送信する。レンズCPU210は、フォーカス駆動命令に応じてフォーカスレンズ204を合焦位置に移動させるようフォーカス駆動部208を制御する。これにより、オートフォーカス(AF)制御が行われる。
カメラCPU108が行うAF制御のための処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。この処理は、コンピュータとしてのカメラCPU108が、コンピュータプログラムであるAF制御プログラムに従って実行する。STEP001にて処理を開始したカメラCPU108は、STEP002へ進む。
STEP002では、カメラCPU108は、焦点検出部104に焦点検出動作を行わせてデフォーカス量Defを算出させ、そのデフォーカス量Defを取得する。
次に、STEP003(補正値算出ステップ)では、カメラCPU108は、デフォーカス量Defを補正するための補正値ΔDefを算出する。補正値ΔDefの具体的な算出方法については後述する。
次に、STEP004では、カメラCPU108は、補正値ΔDefを用いてデフォーカス量Defを補正する。具体的には、Def−ΔDefを計算して補正後デフォーカス量Def1を算出する。
続いてSTEP005では、カメラCPU108は、補正後デフォーカス量Def1の絶対値と所定値とを比較する。そして、補正後デフォーカス量Def1の絶対値が所定値よりも大きい場合はSTEP006に進み、補正後デフォーカス量Def1の絶対値が所定値以下の場合は合焦状態が得られたとみなしてSTEP007に進んで本処理を終了する。
STEP006では、カメラCPU108は、補正後デフォーカス量Def1に基づいてフォーカスレンズ204の駆動方向と駆動量を算出し、これら駆動方向と駆動量を含むフォーカス駆動命令をレンズCPU210に送信する。フォーカス駆動命令を受信したレンズCPU210は、フォーカス駆動部208を制御してフォーカスレンズ204をフォーカス駆動命令により指定された駆動方向に指定された駆動量だけ駆動する。その後、カメラCPU108はSTEP002に戻り、STEP005で補正後デフォーカス量Def1が所定値以下となるまで処理を繰り返す。
また、カメラ本体100内には、電源111と、撮像準備スイッチ(SW1)112と、撮像開始スイッチ(SW2)113と、画像記録部107とが設けられている。電源111は、カメラ本体100内の電気回路部101および交換レンズ200内の電気回路部213に電源電力を供給する。撮像準備スイッチ(SW1)112が使用者によってオンされることにより、カメラCPU108は、測光部105に測光動作を行わせるとともに、焦点検出部104に焦点検出動作を行わせる。
撮像開始スイッチ(SW2)113が使用者によってオンされると、カメラCPU108は、撮像指示が入力されたものとして、以下の動作を行う。まず、カメラCPU108は、レンズCPU210に対して絞り206を撮影時の絞り値に駆動させる絞り駆動命令を送信するとともに、シャッター102にシャッター駆動を行わせて所定のシャッター秒時で撮像素子103を露光する。また、カメラCPU108は、画像処理部106に、このときに撮像素子103の撮像画素から得られた撮像信号を用いて記録用画像(撮影画像)を生成させる。
つまり、本実施例では、撮像素子103は記録用画像を取得するために用いられるとともに、前述したようにデフォーカス量の算出のためにも用いられる。このように、記録用画像を取得するための撮像素子を用いて行う位相差検出方式のAFを撮像面位相差AFともいう。さらに、カメラCPU108は、画像記録部107に、半導体メモリ等の記録媒体(図示せず)に記録用画像を記録させる。これらの露光、画像生成および記録を含めた一連の撮像動作を、レリーズ処理ともいう。
交換レンズ200は、フォーカスレンズ204、変倍レンズ205および絞り206により構成される撮影光学系と、フォーカスブラシ201と、ズームブラシ202と、開放検知スイッチ203とを有する。また、交換レンズ200は、フォーカスエンコーダ207と、電気回路部213と、A/Mスイッチ214とを有する。
フォーカスレンズ204は、光軸方向に移動して焦点調節を行う。変倍レンズ205は、光軸方向に移動して撮像レンズ系の焦点距離を変化させる。絞り206は、その開口径(絞り値)が可変であり、開口径を変換させることで光量を調節する。
フォーカスブラシ201は、グレーコードが配された不図示のコード板上を移動して、その位置に応じた電気信号を出力する。これにより、フォーカスレンズ204の位置を検出することができる。ズームブラシ202は、同様にグレーコードが配された不図示のコード板上を移動して、その位置に応じた電気信号を出力する。これにより、変倍レンズ205の位置を検出することができる。
開放検知スイッチ203は、絞り206が開放状態か否かを判定するためのスイッチである。フォーカスエンコーダ207は、フォーカスブラシ201よりも高い分解能でフォーカスレンズ204の位置を検出するためのエンコーダである。A/Mスイッチ214はフォーカスモードをオートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードとの間で切り換えるためのスイッチである。
電気回路部213は、前述したレンズ通信部211およびレンズCPU210と、フォーカス駆動部208と、絞り駆動部209とを含む。レンズCPU210は、カメラ通信部110およびレンズ通信部211を介してカメラCPU108から受信したフォーカス駆動命令に応じて、フォーカス駆動部208にフォーカス駆動信号を出力する。フォーカス駆動部208は、ステッピングモータ、振動型モータまたはボイスコイルモータ等のアクチュエータを含み、レンズCPU210からのフォーカス駆動信号に応じてフォーカスレンズ204を駆動する。これによりフォーカスレンズ204が合焦位置に移動する。フォーカス駆動命令の受信からフォーカスレンズ204の合焦位置への駆動を、交換レンズ200側でのAF処理という。
また、レンズCPU210は、絞り駆動命令に応じて、絞り駆動部209に絞り駆動信号を出力する。絞り駆動部209は、ステッピングモータ等のアクチュエータを含み、レンズCPU210からの絞り駆動信号に応じて絞り206を駆動する。
さらに、レンズCPU210は、その内部に設けられた記憶部212に、焦点検出結果としてのデフォーカス量を補正するために用いられる補正情報(第1の補正情報)である焦点位置ずれ情報を記憶している。この焦点位置ずれ情報は、交換レンズ200(撮影光学系)に固有の情報である。なお、記憶部212は、レンズCPU210の外部に設けられていてもよい。そして、レンズCPU210は、焦点位置ずれ情報をレンズ通信部211とカメラ通信部110を介してカメラCPU108に送信する。
カメラCPU108は、焦点検出部104から取得したデフォーカス量をこの焦点位置ずれ情報を用いて補正する。これにより、AFによってフォーカスレンズ204が合焦位置に駆動された撮影光学系の最良像面位置が撮像素子103の撮像面に一致し、ベストピント状態が得られる。
撮影光学系の最良像面位置は、該撮影光学系の収差(特に球面収差)に応じて変化し、該収差は変倍レンズ205およびフォーカスレンズ204の位置と絞り206の絞り値によって変動する。したがって、焦点位置ずれ情報も、フォーカスレンズ204および変倍レンズ205の位置と絞り206の絞り値によって異なる値となる。さらに、撮影光学系の収差の影響度は、カメラ本体側の撮像素子の構成によっても異なる。このため、デフォーカス量の補正に用いる焦点位置ずれ情報を、交換レンズ200が装着可能なカメラ本体の撮像素子ごとに異ならせる必要がある。
本実施例において、焦点位置ずれ情報は、図5(a)に示すように、撮像素子の画素サイズSと設定瞳距離PDによる2次元の配列(データ構造)として記憶部212に記憶されており、4つの要素A,B,C,Dを有する。なお、本実施例では記憶部212に必要な記憶容量を小さくするために、2次元配列としては最も少ない4要素を記憶させる場合について説明するが、より多くの要素数としてもよい。
各要素(焦点位置ずれ情報)は、フォーカスレンズ204の位置(フォーカス状態)FS、変倍レンズ205の位置(ズーム状態)ZS、絞り値F、撮像素子の設定瞳距離PDおよび撮像素子の画素サイズSの組み合わせに応じた6つの補正係数:
C0(FS,ZS,F,PD,S)
Cx2(FS,ZS,F,PD,S)
Cy2(FS,ZS,F,PD,S)
Cx4(FS,ZS,F,PD,S)
Cx2y2(FS,ZS,F,PD,S)
Cy4(FS,ZS,F,PD,S)
を含む。つまり、C0〜Cy4の6つの補正係数が、図5(b)に示すようにフォーカス状態FSとズーム状態ZSによる2次元の配列として用意され、さらにその2次元配列が図6(a)に示すように絞り値Fが取り得る数だけ(つまりは3次元配列として)用意されている。そして、この3次元配列が図6(b)に示すようにA,B,C,Dの4つ要素(つまりは2次元配列)として記憶部212に記憶されている。
次に、図3および図4のフローチャートを用いて、デフォーカス量Defを補正するための補正値ΔDefの算出処理について説明する。図3はカメラCPU108が行う処理を、図4はレンズCPU210が行う処理をそれぞれ示している。この処理は、コンピュータとしてのカメラCPU108およびレンズCPU210が、コンピュータプログラムである補正値算出処理プログラムに従って実行する。なお、カメラCPU108とレンズCPU210との間の通信は、上述したようにカメラ通信部110とレンズ通信部211を介して行われるが、以下の説明ではその記述は省略する。
図1のSTEP003に示した補正値算出処理ステップに入ったカメラCPU108は、図3のSTEP101から処理を開始し、STEP102に進む。
STEP102にて、カメラCPU108は、撮影時に設定する絞り値Fに対応した絞り指定情報をレンズCPU210に送信する。一方、レンズCPU210は、図4のSTEP201から処理を開始し、STEP202にてカメラCPU108からの絞り指定情報を受信する。受信した絞り指定情報はデータテーブルから情報を読み出す際に、テーブル選択の情報の1つとして使用される。
続いて、レンズCPU210は、STEP203にて補間演算(補間処理)の可否判定を行う。すなわち、レンズCPU210は、後述する補間演算を交換レンズ200(レンズCPU210)とカメラ本体100(カメラCPU108)のうちいずれか行うかを判断する。
本実施例では、この判断の方法として、レンズCPU210は、レンズCPU210にて補間演算を行うのに要する時間と、カメラCPU108にて補間演算を行うのに要する時間とを比較する。そして、レンズCPU210にて要する時間がカメラCPU108にて要する時間よりも短いという比較結果が得られた場合には、レンズCPU210での補間演算が可能と判断する。一方、カメラCPU108にて要する時間がレンズCPU210にて要する時間よりも短いという比較結果が得られた場合には、レンズCPU210での補間演算は不可能と判断する。この判断をレンズCPU210が行うに際して、カメラCPU108にて補間演算に要する時間を予めレンズCPU210内の記憶部212に記憶させておいてもよいし、通信によってカメラCPU108から受信してもよい。
なお、この判断方法に代えて、レンズCPU210の演算能力に基づく情報として、補間処理が可能か否かの情報(補間処理可否情報)を予め記憶部212に記憶させておき、この情報に基づいて補間演算の可否を判定してもよい。
レンズCPU210は、STEP204において、STEP203で行った補間演算の可否判定の結果をカメラCPU108に送信する。カメラCPU108は、STEP103において、レンズCPU210からの補間演算の可否判定結果を受信する。そして、カメラCPU108は、STEP104において、受信した可否判定結果が交換レンズ200(レンズCPU210)にて補間演算が可能であることを示す場合にはSTEP110に進み、不可能であることを示す場合にはSTEP105に進む。一方、レンズCPU210は、STEP205において、可否判定結果がレンズCPU210にて補間演算が可能であることを示す場合にはSTEP206に進み、不可能であることを示す場合はSTEP211に進む。
STEP203での補間演算の可否判定の結果がレンズCPU210での補間演算が不可能であることを示す場合の処理について説明する。
レンズCPU210は、STEP211において、記憶部212に記憶されている第1の補正情報としての焦点位置ずれ情報の配列に関する情報をカメラCPU108に送信する。ここにいう配列に関する情報とは、該配列が対応している撮像素子の画素サイズ(第1の撮像素子情報)Sと設定瞳距離(第2の撮像素子情報)PDである。具体的には、図5(a)に示した4つの3次元配列(以下、単に配列という)A〜Dのうち、記憶部212に記憶されている3次元配列に対応する撮像素子の画素サイズSと設定瞳距離PDを送信する。これは、交換レンズ200としてカメラ本体100に装着可能な複数の交換レンズがいずれも4つの配列A〜Dを全て記憶しているとは限らず、例えばAとCのみを記憶している交換レンズも含むためである。
一方、カメラCPU108は、STEP105において、レンズCPU210からの上記配列に関する情報を受信する。そして、カメラCPU108は、STEP106において、レンズCPU210に対して配列指定情報を送信する。この配列指定情報は、図5(a)に示した4つの配列A〜DのうちレンズCPU210からの送信を要求する配列を指定する情報である。
カメラCPU108内には、撮像素子103に関する情報として、撮像素子103の画素サイズと設定瞳距離の情報が記憶されている。カメラCPU108は、それら画素サイズと設定瞳距離の情報から、配列A〜Dのうちどの配列のデータがあれば上述した補間演算を行えるかを導き出して配列指定情報を作成する。もし、配列A〜D中に撮像素子103の設定瞳距離と画素サイズに一致している配列があれば、その配列のデータのみを指定する配列指定情報を作成する。
レンズCPU210は、STEP212において、カメラCPU108からの配列指定情報を受信する。
そして、レンズCPU210は、STEP213において配列指定情報により指定された配列としての焦点位置ずれ情報を記憶部212から読み出し、STEP214において該読み出した焦点位置ずれ情報をカメラCPU108に送信する。その後、STEP215にてレンズCPU210の処理を終了する。
カメラCPU108は、STEP107において、レンズCPU210からの焦点位置ずれ情報(図には第1の補正情報と記す)を受信する。そして、カメラCPU108は、STEP108において、STEP105にて受信した配列に関する情報(配列に対応する設定瞳距離と画素サイズ)が、撮像素子103の設定瞳距離と画素サイズに一致しているか否かを判断する。一致していれば、カメラCPU108は、STEP112に進み、受信した焦点位置ずれ情報から補正値ΔDefを計算する。一方、一致していない場合は、カメラCPU108は、受信した焦点位置ずれ情報を用いた補間演算により第2の補正情報としての補間焦点位置ずれ情報(図には第2の補正情報と記す)を算出するため、STEP109に進む。
以下、STEP109にてカメラCPU108が行う補間焦点位置ずれ情報の算出、すなわち補間演算について説明する。カメラCPU108は、補間演算を行うために用いる焦点位置ずれ情報を示す複数の配列(ここではA〜Dとする)をレンズCPU210から受信する。
図7には、配列A〜Dを用いて補間配列を算出するための補間演算を概念的に示している。図7の横軸は画素サイズを、縦軸は設定瞳距離を示しており、配列A,B,C,Dのそれぞれに含まれる1つの補正係数を、
γ=(Smin,PDmin
γ=(Smax,PDmin
γ=(Smax,PDmax
γ=(Smin,PDmax
として示している。
ここで、
(Smin,PD)=X,(Smax,PD)=Y
とおくと、設定瞳距離の比より、
となり、この結果、
となる。
同様に、
となる。
求めたい値(補正係数)をAnsとすると、画素サイズの比より、
となり、これにより、
として値Ansを求めることができる。
これらの計算を、6つの補正係数C0,Cx2,Cy2,Cx4,Cx2y2,Cy4のそれぞれについて行うことで、補間配列としての補間焦点位置ずれ情報を得ることができる。
次に、STEP203にてレンズCPU210が自らによる補間演算が可能と判断した場合の処理について説明する。この場合、カメラCPU108は、STEP104において、レンズCPU210から補間演算の可否判定結果としてレンズCPU210が補間演算可能であることを示す情報を受信するので、STEP111に進む。
STEP111では、カメラCPU108は、撮像素子103の画素サイズS(図には第1の撮像素子情報と記す)と、撮像素子103の設定瞳距離PD(図2は第2の撮像素子情報と記す)をレンズCPU210に送信する。
レンズCPU210は、STEP206において、カメラCPU108から撮像素子103の画素サイズSと設定瞳距離PDを受信する。
そして、レンズCPU210は、STEP207において、STEP206にて受信した画素サイズSと設定瞳距離PDが、記憶部212に記憶している配列(焦点位置ずれ情報)A〜Dのいずれかに対応する画素サイズと設定瞳距離に一致しているか否かを判定する。一致している場合はSTEP213に進み、レンズCPU210は、記憶部212から対応する配列を読み出す。一致していない場合はSTEP208に進み、レンズCPU210は、受信した画素サイズSと設定瞳距離PDに隣接する画素サイズと設定瞳距離に対応する少なくとも2つの配列(ここでは4つの配列A〜Dとする)を選択して読み出す。
次に、レンズCPU210は、STEP209において、STEP208にて読み出した配列A〜Dを用いた補間演算により、受信した画素サイズSと設定瞳距離PDに対応する第2の補正情報としての補間配列(補間焦点位置ずれ情報)を算出する。この補間演算については、STEP109にてカメラCPU108が行うものと同じであるので、説明は省略する。
その後、レンズCPU210は、STEP210において、STEP209で算出した補間焦点位置ずれ情報をカメラCPU108に送信し、STEP215にて処理を終了する。
カメラCPU108は、STEP111において、レンズCPU210から補間焦点位置ずれ情報を受信する。そして、STEP112に進む。
STEP112では、カメラCPU108は、受信した補間焦点位置ずれ情報から補正値ΔDefを算出する。具体的には、撮影画面内での合焦目標位置(座標)を(x,y)として、STEP109にて求めた補正係数C0,Cx2,Cy2,Cx4,Cx2y2,Cy4を用いた以下の計算により補正値ΔDefを求める。
ΔDef=C0+Cx2・x+Cy2・y+Cx4・x+Cy4・y+Cx2y2・x・y
そして、カメラCPU108は、STEP113にて処理を終了する。
本実施例によれば、交換レンズ側において焦点位置ずれ情報の記憶に必要な記憶容量の増加を抑えつつ、カメラ本体側の撮像素子の違い(設定瞳距離や画素サイズ等の違い)によって異なる補正値ΔDefとして適切な値を算出することができる。これにより、交換レンズが装着されたカメラ本体の撮像素子が異なる場合でも、焦点検出結果を良好に補正することができ、この結果、高精度な合焦状態が得られる。
また、焦点位置ずれ情報の補間演算を交換レンズ側とカメラ本体側のいずれで行うのが適切かを判定し、その判定結果に応じた側で補間演算を行うことで、補間演算に要する時間を短縮したり演算負荷を軽減したりすることができる。
なお、上記実施例では、補間演算の可否判定をレンズCPU210が行い、その判定結果をカメラCPU108に送信する場合について説明した。しかし、該可否判定をカメラCPU108が行い、その判定結果をレンズCPU210に送信するようにしてもよい。この場合の判定結果に応じたレンズCPU210およびカメラCPU108の処理は、上記実施例にて説明したのと同様である。
また、上記実施例では、撮像装置において撮影光学系に関する情報として撮影光学系の焦点状態を示す情報を検出する場合について説明した。しかし、撮影光学系に関する情報は、撮像素子からの信号を用いて検出できるものであれば、焦点状態に限られない。例えば、画像回復に用いられるレンズの収差情報であってもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 カメラ本体
103 撮像素子
200 交換レンズ
204 フォーカスレンズ
210 レンズCPU
212 記憶部

Claims (18)

  1. 撮像素子を有する撮像装置に対して取り外し可能に装着され、前記撮像装置との通信が可能なレンズ装置であって、
    前記撮像素子によって光電変換される被写体像を形成する撮影光学系と、
    前記撮像装置において前記撮像素子からの信号を用いて検出された前記撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を記憶した記憶手段と、
    前記撮像装置から受信した前記撮像素子に関する情報を用いて前記第1の補正情報に対する補間処理を行うことで、該撮像素子に関する情報に対応する第2の補正情報を生成することが可能なレンズ演算手段とを有し、
    前記レンズ演算手段は、該レンズ演算手段が前記補間処理を行った場合は前記第2の補正情報を前記撮像装置に送信し、前記撮像装置が前記補間処理を行う場合は前記第1の補正情報を該撮像装置に送信することを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記撮影光学系に関する情報は、該撮影光学系の焦点状態を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記レンズ演算手段は、
    該レンズ演算手段と前記撮像装置のうちいずれが前記補間処理を行うかを判定する処理を行い、
    前記レンズ演算手段が前記補間処理を行うとの判定結果が得られた場合に前記補間処理を行って前記第2の補正情報を前記撮像装置に送信し、
    前記撮像装置が前記補間処理を行うとの判定結果が得られた場合に該撮像装置に前記第1の補正情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記レンズ演算手段は、該レンズ演算手段が前記補間処理を行うのに要する時間と前記撮像装置が前記補間処理を行うのに要する時間とを比較し、その比較結果に応じて前記判定の処理を行うことを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
  5. 該レンズ装置は、前記レンズ演算手段が前記補間処理を行うことが可能か否かを示す補間処理可否情報を有しており、
    前記レンズ演算手段は、前記補間処理可否情報を用いて前記判定の処理を行うことを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
  6. 前記レンズ演算手段は、前記判定結果を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のレンズ装置。
  7. 前記第1の補正情報は、それぞれ異なる前記撮像素子に関する情報に対応した複数の配列を含み、
    前記レンズ演算手段は、前記複数の配列のうち、前記撮像装置から受信した前記撮像素子に関する情報とは異なる前記撮像素子に関する情報に対応した少なくとも2つの配列を選択し、該選択した配列の前記第1の補正情報を用いて前記補間処理を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のレンズ装置。
  8. 前記複数の配列は、それぞれ前記撮像素子に関する情報としての前記撮像素子の画素サイズに関する第1の撮像素子情報と前記撮像素子から前記撮影光学系の射出瞳までの設定距離である設定瞳距離に関する第2の撮像素子情報とに応じた配列であることを特徴とする請求項7に記載のレンズ装置。
  9. 前記レンズ演算手段は、前記第1の補正情報に含まれる前記配列に関する情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項7または8に記載のレンズ装置。
  10. 前記レンズ演算手段は、
    前記撮像装置から前記配列を指定する配列指定情報を受信し、
    前記複数の配列のうち前記配列指定情報によって指定された配列の前記第1の補正情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記載のレンズ装置。
  11. 前記撮像装置は、前記補間処理を前記レンズ装置と前記撮像装置のうちいずれで行うかを判定し、
    その判定結果を前記撮像装置から受信することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  12. 被写体像を形成する撮影光学系を有するレンズ装置が取り外し可能に装着され、前記レンズ装置との通信が可能な撮像装置であって、
    前記被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子からの信号を用いて前記撮影光学系に関する情報を検出する検出手段と、
    前記レンズ装置から前記撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を受信して、前記撮像素子に関する情報を用いて前記第1の補正情報に対する補間処理を行うことで第2の補正情報を生成することが可能なカメラ演算手段とを有し、
    前記カメラ演算手段は、前記レンズ装置が前記補間処理を行った場合は前記第2の補正情報を前記レンズ装置から受信し、該カメラ演算手段が前記補間処理を行う場合は前記第1の補正情報を前記レンズ装置から受信することを特徴とする撮像装置。
  13. 前記撮影光学系に関する情報は、該撮影光学系の焦点状態を示す情報であることを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 該撮像装置は、前記撮像素子に関する情報として、前記撮像素子の画素サイズに関する第1の撮像素子情報と前記撮像素子から前記撮影光学系の射出瞳までの設定距離である設定瞳距離に関する第2の撮像素子情報とを有しており、
    前記カメラ演算手段は、前記レンズ装置に対して、前記第1および第2の撮像素子情報を送信することを特徴とする請求項12または13に記載の撮像装置。
  15. 前記レンズ装置において記憶されている前記第1の補正情報は、それぞれ異なる前記撮像素子に関する情報に対応した複数の配列を含んでおり、
    前記カメラ演算手段は、前記レンズ装置から受信した前記配列に関する情報と前記第1および第2の撮像素子情報とから、前記レンズ装置からの送信を受ける前記配列を指定する配列指定情報を生成し、該配列指定情報を前記レンズ装置に送信することを特徴とする請求項12から13のいずれか一項に記載の撮像装置。
  16. 前記カメラ演算手段は、
    前記レンズ装置から、該レンズ装置と該撮像装置のうちいずれが前記補間処理を行うかの判定結果を受信し、
    前記撮像装置が前記補間処理を行うとの判定結果を受信した場合は、前記配列指定情報を前記レンズ装置に送信し、前記複数の配列のうち該配列指定情報にて指定された配列の前記第1の補正情報を前記レンズ装置から受信し、
    前記レンズ装置が前記補間処理を行うとの判定結果を受信した場合は、前記第1および第2の撮像素子情報を前記レンズ装置に送信し、前記第2の補正情報を前記レンズ装置から受信することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  17. 撮像素子を有する撮像装置に対して取り外し可能に装着され、前記撮像装置との通信が可能なレンズ装置であり、前記撮像素子によって光電変換される被写体像を形成する撮影光学系を有するとともに、前記撮像装置において前記撮像素子からの信号を用いて検出された前記撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を記憶したレンズ装置のコンピュータに、
    前記撮像装置から受信した前記撮像素子に関する情報を用いて前記第1の補正情報に対する補間処理を行わせて該撮像素子に関する情報に対応する第2の補正情報を生成させることが可能なコンピュータプログラムとしての処理プログラムであって、
    前記コンピュータに、該コンピュータが前記補間処理を行った場合は前記第2の補正情報を前記撮像装置に送信させ、前記補間処理を前記撮像装置が行う場合は前記第1の補正情報を該撮像装置に送信させることを特徴とするレンズ装置の処理プログラム。
  18. 被写体像を形成する撮影光学系を有するレンズ装置が取り外し可能に装着され、前記レンズ装置との通信が可能な撮像装置であり、前記被写体像を光電変換する撮像素子を有するとともに、前記撮像素子からの信号を用いて前記撮影光学系に関する情報を検出する撮像装置のコンピュータに、
    前記レンズ装置から前記撮影光学系に関する情報を補正するために用いられる第1の補正情報を受信させ、前記撮像素子に関する情報を用いて前記第1の補正情報に対する補間処理を行わせることで第2の補正情報を生成させることが可能なコンピュータプログラムとしての処理プログラムであって、
    前記コンピュータに、前記レンズ装置が前記補間処理を行った場合は前記第2の補正情報を前記レンズ装置から受信させ、該コンピュータが前記補間処理を行う場合は前記第1の補正情報を前記レンズ装置から受信させることを特徴とする撮像装置の処理プログラム。
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