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JP2015221158A - マッサージ機 - Google Patents

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JP2015221158A
JP2015221158A JP2014107226A JP2014107226A JP2015221158A JP 2015221158 A JP2015221158 A JP 2015221158A JP 2014107226 A JP2014107226 A JP 2014107226A JP 2014107226 A JP2014107226 A JP 2014107226A JP 2015221158 A JP2015221158 A JP 2015221158A
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footrest
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JP2014107226A
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稲田 二千武
Nichimu Inada
二千武 稲田
新吾 黒山
Shingo Kuroyama
新吾 黒山
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Abstract

【課題】下肢における同一箇所を連続的にマッサージ可能であって、機械式のマッサージ機構によるマッサージの強さを変更可能としつつも、快適に使用することができるマッサージ機を提供する。
【解決手段】下肢を支持する支持面を有する身体支持部4と、下肢をマッサージする機械式のマッサージ機構9と、を備えたマッサージ機1である。マッサージ機構9は、左右の下肢に対応して対をなす施療部72と、該施療部72を動作させて下肢における同一箇所を連続的にマッサージする駆動手段70と、を有し、マッサージ機構9を下肢に対して近接離反させる駆動部79を有する進退機構78を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明はマッサージ機に関する。
従来、床に載置して、左右方向の回転軸を駆動モータで回転させることにより、左右一対のマッサージ手段を回転させて左右の足裏やふとももをマッサージするマッサージ装置が知られている。このマッサージ装置は、足の甲の上方に位置させたエアバッグによって、マッサージ部位をマッサージ手段に押し付けることができる(例えば、特許文献1の図1及び図7参照)。
また、椅子式のマッサージ器において、脚載置部材の脹脛に対向する位置にローラーを設けたマッサージ器が知られている。このマッサージ器は、ローラーを取り付けた基板を脹脛の長手方向に沿って移動させることにより、脹脛をマッサージすることができる。また、空気袋の膨張収縮によってローラーを脹脛に対して突出可能であり、一様な押圧力でマッサージすることができる(例えば、特許文献2の図5参照)。
特開平11−239597号公報 特開2005−143828号公報
しかし、上記特許文献1に記載のマッサージ装置は、足の甲の上方においてエアバッグを支持する支持部材が必要となり、マッサージ装置を使用する際に支持部材が邪魔になるという問題がある。また、上記特許文献2に記載のマッサージ器は、ローラーを脹脛の長手方向に沿って移動させなければマッサージを行うことができず、下肢における同一箇所を連続的にマッサージすることができないという問題がある。そこで本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、下肢における同一箇所を連続的にマッサージ可能であって、機械式のマッサージ機構によるマッサージの強さを変更可能としつつも、快適に使用することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、下肢を支持する支持面を有する身体支持部と、下肢をマッサージする機械式のマッサージ機構と、を備えたマッサージ機において、前記マッサージ機構は、左右の下肢に対応して対をなす施療部と、該施療部を動作させて下肢における同一箇所を連続的にマッサージする駆動手段と、を有し、前記マッサージ機構を下肢に対して近接離反させる駆動部を有する進退機構を備えていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、下肢における同一箇所を連続的にマッサージ可能であって、マッサージ機構によるマッサージの強さを変更可能としつつも、快適にマッサージ機を使用することができる。
また、前記マッサージ機構は、足裏又は脹脛後面に対向して設けられており、足部又は脚部を保持する保持機構を備えていることが好ましい。
このような構成とすることにより、マッサージ機構の動作によって足部又は脚部が身体支持部から押し出されることを防止でき、マッサージ機構によるマッサージ効果が高まる。
また、前記マッサージ機構は、左右方向の揺動軸を中心として揺動可能に支持されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、下肢に対して足首を支点としたストレッチ作用を与えることができる。
また、前記進退機構は、ヒンジ部と、該ヒンジ部を開閉する前記駆動部としての駆動用エアセルと、を備えていることが好ましい。
このような構成とすることにより、進退機構を薄型化することができる。
また、前記進退機構は、対をなす前記施療部の間に設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、施療部の動作を阻害しない。
また、前記身体支持部は、左右の下肢を振り分ける中間壁を有し、前記中間壁には、前記マッサージ機構の下肢に対する近接離反を許容する切欠部が設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、足部又は脚部を身体支持部に安定して支持しつつも、マッサージ機構の下肢に対する近接離反を阻害しない。
前記マッサージ機構は、移動可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、マッサージの範囲を拡大することができる。また、ローリングマッサージが可能となる。
本発明によれば、下肢における同一箇所を連続的にマッサージ可能であって、機械式のマッサージ機構によるマッサージの強さを変更可能としつつも、快適にマッサージ機を使用することができる。
本発明の一実施形態に係るマッサージ機の斜視図である。 フットレストの斜視図である。 フットレストの正面図である。 フットレストの平面図である。 マッサージ機構を省略したフットレストの斜視図である。 座部及び脚フレームの斜視図である。 座部及び脚フレームの側面図である。 座部及び脚フレームの平面図である。 マッサージ機構及び進退機構の斜視図である。 ギヤケースを省略したマッサージ機構及び進退機構の斜視図である。 マッサージ機構及び進退機構の平面図である。 マッサージ機構及び進退機構の側面図であり、被施療部から離反した状態を示している。 マッサージ機構及び進退機構の側面図であり、被施療部に近接した状態を示している。 他の実施形態に係るフットレストの正面図である。 他の実施形態に係るマッサージ機構の平面図である。
[全体構成]
以下、本発明のマッサージ機1の全体構成について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の斜視図である。図2はフットレスト4の斜視図である。図3はフットレスト4の正面図である。図4はフットレスト4の平面図である。図5はマッサージ機構9を省略したフットレスト4の斜視図である。図6は座部2及び脚フレーム6の斜視図である。図7は座部2及び脚フレーム6の側面図である。図8は座部2及び脚フレーム6の平面図である。なお、視認性を考慮して、図4及び図5においてはエアセルA3〜A9を省略し、図6〜図8においては左側の側壁部64を省略して図示している。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示す起立姿勢のマッサージ機1に着座した使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1に示すとおり、本発明のマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部2と、座部2の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部3と、座部2の前部に上下揺動可能に設けられた使用者の下肢を支持するフットレスト4と、座部2の左右両側に設けられた使用者が腕部を載置する肘掛け部5と、座部2を支持するとともに床面に設置される脚フレーム6と、を有している。座部2、背凭れ部3、フットレスト4及び肘掛け部5は、使用者の身体を支持する身体支持部として機能する。
図1に示すとおり、背凭れ部3内には、身長方向に沿って昇降可能に構成されて使用者の背部をマッサージするマッサージ手段としてマッサージユニット7が設けられている。マッサージユニット7は、左右で対をなす施療子7aを有している。この対の施療子7aが近接離反して揉みマッサージを行い、対の施療子7aが交互に進退して叩きマッサージを行うことができる。
図1に示すとおり、座部2には、被施療部として臀部又は大腿部をマッサージするマッサージ手段としての機械式のマッサージ機構8が設けられている。このマッサージ機構8は、臀部又は大腿部の外側に対応して設けられた左右で対をなす施療部材30を有している。これらの施療部材30が左右方向へ動作して揉み動作を行うことができる。また、座部2には、臀部及び大腿部を下方から押圧するマッサージ手段としてのエアセルA1,A2が設けられており、特に大腿部のエアセルA2は左右で対をなして設けられている。
図1〜図5に示すとおり、フットレスト4は、被施療部としての下肢(本実施形態では脚部及び足部)を支持可能であり、足裏に対向する足裏ステップ4aと、足裏ステップ4aの後部から立設された脹脛の後面に対向する底壁4bと、足裏ステップ4aの左右両側から立設された下肢の外側面に対向する側壁4cと、足裏ステップ4aの左右中央から立設された下肢の内側面に対向する中間壁4dと、によりブロー成型等により構成されている。各壁4a〜4dには、エアの給排気により膨張収縮し、対応する部位をそれぞれマッサージするマッサージ手段としてのエアセルA3〜A9と、駆動手段としてのモータ70の駆動により動作する機械式のマッサージ機構9と、が設けられている。
底壁4bには、脚部である脹脛の後面を押圧するエアセルA3が設けられている。側壁4cには、脚部である脹脛の外側面を押圧するエアセルA4と、足部である足首の外側面を押圧するエアセルA5と、足部である足先(つま先や足の甲)の外側面又は上面を押圧するエアセルA6と、が設けられている。中間壁4dには、脚部である脹脛の内側面を押圧するエアセルA7と、足部である足首又は踵の内側面を押圧するエアセルA8と、足部である足先(つま先や足の甲)の内側面又は上面を押圧するエアセルA9と、が設けられている。足裏ステップ4aには、足部である足裏をマッサージする機械式のマッサージ機構9が設けられている。また、図5に示すとおり、足裏ステップ4aには、マッサージ機構9を収容する下方に凹んだ凹部21が設けられ、中間壁4dには、マッサージ機構9の下肢に対する近接離反を許容する切欠部22が設けられ、側壁4cには、マッサージ機構9の下肢に対する近接離反の動作をガイドするガイド溝23が設けられている。
図6〜図8に示すとおり、脚フレーム6には、エアセルA1〜A9に対してエアを給排気するポンプ及びバルブ等からなるエアユニット10が設けられている。エアユニット10は、エアセルA1〜A9を任意の膨張量で維持可能に構成することが好ましく、この場合はエアセルA1〜A9の膨張量を調節することができる。
図6〜図8に示すとおり、座部2の下方に設けられ前後方向に伸縮する直動式のアクチュエータ11により、背凭れ部3は座部2に対して回動軸C1を中心として前後方向にリクライニング可能に構成されており、フットレスト4は座部2に対して回動軸C2を中心として上下方向に揺動可能に構成されている。背凭れ部3とフットレスト4は、リンク部材13により連動して移動するよう構成されており、背凭れ部3が起立してフットレスト4が下降した起立姿勢(図1参照)と、背凭れ部3がリクライニングしてフットレスト4が上昇したリクライニング姿勢と、の間における任意の位置で停止できるようになっている。
図8に示すとおり、このマッサージ機1には、プログラマブルなマイコン等よりなる制御部14が設けられており、使用者による操作器(図示せず)からの指示や予め定められたプログラムに従って、前述したマッサージユニット7、マッサージ機構8、マッサージ機構9、エアユニット10及びアクチュエータ11の各動作を制御するよう構成されている。
[脚フレームの構成]
以下、脚フレーム6の構成について説明する。図6〜図8に示すとおり、脚フレーム6は、床面に載置された底壁部63と、底壁部63の左右両側から立設された側壁部64と、底壁部63の前部から立設された前壁部65と、底壁部63から上下方向に所定距離を存して設けられた上壁部66と、により構成されている。これら各壁部63〜66は、ブロー成型によって板状に成型された樹脂により構成されている。また、マッサージ機構8を上方から覆うように、ウレタン等よりなるクッション材12(図1参照)が載置されている。この上壁部66及びクッション材12により座部2が構成されている。
図6及び図7に示すとおり、脚フレーム6は、背凭れ部3をリクライニング可能に支持する左右で対をなす側部フレーム80を有している。この側部フレーム80は、プレート状の金属よりなる部材であり、前壁部65よりも後方に設けられている。なお、側部フレーム80は、底壁部63、側壁部64、及び前壁部65にビス等により固定されている。そして、側部フレーム80は、上部に背凭れ部3を枢支する軸受け部81を有している。
脚フレーム6は、その前部上方においてフットレスト4を上下揺動可能に支持する上部フレーム90を有している。この上部フレーム90は、金属よりなる部材であり、前壁部65の後方において左右の側壁部64を連結する左右方向に延設された連結部91と、連結部91の左右両端に設けられたフットレスト4を枢支するブラケット92と、連結部91の左右略中央に設けられたアクチュエータ11を枢支するブラケット93と、を有している。上部フレーム90は、左右の側壁部64にビス等により固定されている。
[フットレストのマッサージ機構の構成]
以下、フットレスト4に設けられたマッサージ機構9の構成について説明する。図9はマッサージ機構9及び進退機構78の斜視図である。図10はギヤケース73を省略したマッサージ機構9及び進退機構78の斜視図である。図11はマッサージ機構9及び進退機構78の平面図である。図12はマッサージ機構9及び進退機構78の側面図であり、被施療部から離反した状態を示している。図13はマッサージ機構9及び進退機構78の側面図であり、被施療部に近接した状態を示している。
図9〜図13に示すとおり、マッサージ機構9は、主として、モータ70と、モータ70の駆動により回転する駆動軸71と、駆動軸71に設けられた左右の下肢に対応して対をなす施療部72と、により構成されており、フットレスト4の足裏ステップ4aに設けられている。駆動軸71は、左右方向を軸方向としており、ギヤケース73に収容された減速器74を介してモータ70に連結されている。
マッサージ機構9は、モータ70を固定する板状のブラケット75を有しており、モータ70の出力軸70aが左右方向を向くようにモータ70が固定されている。また、このブラケット75は、駆動軸71を回転可能に支持する軸受としても機能している。ギヤケース73には、モータ70の動力を減速して駆動軸71に伝達する減速器74が収容されている。この減速器74は、出力軸70aに噛合する第1中間歯車74aと、第1中間歯車74aと同軸上に設けられて一体的に回転する第2中間歯車74bと、第2中間歯車74bに噛合する駆動軸71に設けられたウォームホイール74cと、により構成されている。
駆動軸71には、所定距離を存して施療部72が設けられている。施療部72は、左右方向に複数の突起76aを有した突起群76と、突起群76を支持する支持部77と、により構成されている。そして、突起群76は、支持部77によって駆動軸71から所定距離を存して駆動軸71の周方向に複数設けられている。また、突起群76は、支持部77に対して左右方向の軸周りに回転可能に取り付けられている。また、図11に示すとおり、隣り合う突起群76の各突起76aは、左右方向にずれて位置しており、施療部72全体として平面視で突起76aが千鳥配列となっている。このように構成されたマッサージ機構9は、モータ70の駆動により駆動軸71が回転すると、施療部72が回転して足裏にマッサージを行う。しかも、突起76aが千鳥配列されているため、足裏に隈なく指圧作用を与えることができる。
また、このマッサージ機9は、マッサージ機構9を下肢に対して近接離反させる駆動部79を有する進退機構78を備えている。以下、この進退機構78について詳述する。進退機構78は、足裏ステップ4aに取り付けられたヒンジ部80と、ヒンジ部80を開閉する駆動部としての駆動用エアセル79と、により構成されている。このヒンジ部80は、下板80aと、下板80aの後側に左右方向の揺動軸80cを介して連結された上板80bと、を有しており、下板80aと上板80bの間に駆動用エアセル79が設けられている。そして、ヒンジ部80を構成する上板80aにマッサージ機構9が取り付けられている。より具体的には、マッサージ機構9を構成するブラケット75とギヤケース73が上板80aに固定されている。
駆動用エアセル79は、前述したエアユニット10からエアが給排気されることにより膨張収縮し、収縮時は略平坦である。このように進退機構78をヒンジ部80と駆動用エアセル79により構成しているため、進退機構78を薄型化することができる。また、進退機構78は、左右方向略中央であって、対をなす施療部72の間に設けられている。従って、進退機構78の存在が施療部72の動作を阻害しないようになっている。
図12及び図13に示すとおり、駆動用エアセル79にエアが給気されると、ヒンジ部80が開いていき、ヒンジ部80に取り付けられたマッサージ機構9は、後側を支点として上方へ揺動する。一方、駆動用エアセル79からエアが排気されると、ヒンジ部80が閉じていき、ヒンジ部80に取り付けられたマッサージ機構9は、その自重や使用者からの荷重により後側を支点として下方へ揺動する。なお、中間壁4dには、前後方向におけるマッサージ機構9に対応する位置に切欠部22(図2参照)が設けられているため、側壁4c及び中間壁4dによって下肢をフットレスト4(身体支持部)に安定して支持しつつも、マッサージ機構9の下肢に対する近接離反を阻害しないようになっている。また、駆動軸71の両端は、側壁に設けられたガイド溝23(図2参照)に挿通されており、マッサージ機構9の下肢に対する近接離反を安定して行うことができる。
このように進退機構78が作動することにより、マッサージ機構9によるマッサージの強さを変更することができる。また、本実施形態では、後側を支点としてマッサージ機構9を上下揺動させる構成であるため、下肢に対して足首を支点としたストレッチ作用を与えることができる。なお、マッサージの強さを変更できるという観点では、マッサージ機構9を足裏ステップ4aに対して略垂直に上昇させてもよいし、前側を支点として上下揺動させてもよい。
また、マッサージ機構9は、他のマッサージ手段と協働させることも可能である。すなわち、フットレスト4に設けられた各エアセルA4〜A9(図1参照)のうち一つ若しくは複数を膨張状態として、又は膨張させながら、進退機構78を作動させれば、マッサージ機構9によるマッサージ効果が高まる。例えば、エアセルA5,A8又はエアセルA6,A9を膨張状態として足部を保持すれば、マッサージ機構9を上昇させたり施療部72を動作させたりしても、足部の逃げを阻止して十分なマッサージ効果を得ることができる。又は、エアセルA4,A7を膨張状態として脚部を保持すれば、マッサージ機構9の上昇による足首を支点としたストレッチ作用が高まる。このように、フットレスト4の各エアセルA4〜A9は、足部又は脚部を保持する保持機構として機能する。
[他の実施形態に係るフットレストの構成]
以下、本発明の他の実施形態に係るフットレスト4について説明する。図14は他の実施形態に係るフットレスト4の正面図である。なお、他の実施形態に係るフットレスト4において、前述した実施形態に係るフットレスト4と本質的に異なる点は、マッサージ機構9を底壁4bにも設けている点である。その他の構成はフットレスト4と同一であるため、以下では同一符号を付してその説明を省略する。
図14に示すとおり、フットレスト4の底壁4bには、エアセルA3に代えて脚部である脹脛の後面をマッサージするマッサージ機構9と、このマッサージ機構9を下肢(脹脛)に対して近接離反させる進退機構78と、が設けられている。このマッサージ機構9及び進退機構78は、前述の足裏ステップ4aに設けたマッサージ機構9及び進退機構78と同一の構成であり、フットレスト4に配置する角度を約90度異ならせている。底壁4bに設けた進退機構78は、マッサージ機構9の下側を支点として上側が前後揺動するよう配置することが好ましいが、底壁4bに対して略垂直に進退させてもよいし、上側を支点として前後揺動させてもよい。また、足裏に対応するマッサージ機構9は省略してもよく、マッサージ機構9に代えて足裏を押圧するエアセルを足裏ステップ4aに設けてもよい。
また、底壁4bに設けられたマッサージ機構9は、他のマッサージ手段と協働させることも可能である。すなわち、フットレスト4に設けられた各エアセルA4〜A9のうち一つ若しくは複数を膨張状態として、又は膨張させながら、進退機構78を作動させれば、マッサージ機構9によるマッサージ効果が高まる。例えば、エアセルA4,A7を膨張状態として脚部を保持すれば、マッサージ機構9を前進させたり施療部72を動作させたりしても、脚部の逃げを阻止して十分なマッサージ効果を得ることができる。又は、エアセルA5,A8又はエアセルA6,A9を膨張状態として足部を保持すれば、マッサージ機構9の前進によって大腿部の筋肉を伸ばすことができる。このように、フットレスト4の各エアセルA4〜A9は、足部又は脚部を保持する保持機構として機能する。
[他の実施形態に係るマッサージ機構の構成]
以下、本発明の他の実施形態に係るマッサージ機構15について説明する。図15は他の実施形態に係るマッサージ機構15の平面図である。なお、他の実施形態に係るマッサージ機構15において、前述した実施形態に係るマッサージ機構9と本質的に異なる点は、マッサージ機構15を下肢に沿って移動可能に構成している点である。その他の構成はマッサージ機構9と同一であるため、以下では同一符号を付してその説明を省略する。
図15に示すとおり、マッサージ機構15は、主として、モータ70と、モータ70の駆動により回転する駆動軸71と、駆動軸71に設けられた左右の下肢に対応して対をなす施療部72と、下肢に沿って移動可能とする移動機構16と、を有している。すなわち、マッサージ機構15は、足裏ステップ4aに設けた場合は足裏に沿って前後方向へ移動し、底壁4bに設けた場合は脹脛後面に沿って上下方向へ移動する。
移動機構16は、モータ70と、モータ70の駆動により回転する左右方向のピニオン軸17と、ピニオン軸17に設けられた左右で対をなすピニオン18と、フットレスト4側に設けられたピニオン18に噛合する左右で対をなすラック19と、により構成されている。このモータ70は、駆動軸71を回転させるための出力軸70aと、ピニオン軸18を回転させるための出力軸70bを有しており、単一のモータ70で施療部72の駆動とマッサージ機構15の移動を両立できる。モータ70とピニオン軸17の間には、モータ70の動力を減速してピニオン軸17に伝達する減速器20が設けられている。ラック19は、マッサージ機構15を足裏ステップ4aに設ける場合は前後方向に延設し、マッサージ機構15を底壁4bに設ける場合は上下方向に延設すればよい。
このようにマッサージ機構15を下肢に沿って移動可能とすることにより、マッサージの範囲を拡大することができるとともに、ローリングマッサージが可能となる。なお、前述した実施形態では、単一のモータ70で施療部72の駆動とマッサージ機構15の移動を両立する構成としたが、これに限られない。施療部72の駆動とマッサージ機構15の移動を、別個のモータにより独立して行えるようにしてもよい。また、単一のモータ70であっても、クラッチを設けることにより、モータ70を一方へ回転させると施療部72の駆動とマッサージ機構15の移動が行われ、モータ70を他方へ回転させるとマッサージ機構15の移動が解除されるようにしてもよい。また、図15では進退機構78を省略したが、当然設けることも可能である。
本発明のマッサージ機構9又はマッサージ機構15は、座部2、背凭れ部3又は肘掛け部5に配置してもよい。座部2に配置した場合は、被施療部として臀部又は大腿部に対してマッサージ機構を近接離反させてマッサージすることができ、背凭れ部3に配置した場合は、被施療部として背部に対してマッサージ機構を近接離反させてマッサージすることができ、肘掛け部5に配置した場合は、被施療部として腕部に対してマッサージ機構を近接離反させてマッサージすることができる。
本発明は、下肢における同一箇所を連続的にマッサージ可能であって、機械式のマッサージ機構によるマッサージの強さを変更可能としつつも、快適にマッサージ機を使用することができるマッサージ機に適用することができる。
1 マッサージ機
2 座部(身体支持部)
3 背凭れ部(身体支持部)
4 フットレスト(身体支持部)
4d 中間壁
5 肘掛け部(身体支持部)
9 マッサージ機構
15 マッサージ機構
16 移動機構
22 切欠部
70 モータ(駆動手段)
72 施療部
78 進退機構
79 駆動用エアセル(駆動部)
80 ヒンジ部
80c 揺動軸
A4〜A9 エアセル(保持機構)

Claims (7)

  1. 下肢を支持する支持面を有する身体支持部と、下肢をマッサージする機械式のマッサージ機構と、を備えたマッサージ機において、
    前記マッサージ機構は、左右の下肢に対応して対をなす施療部と、該施療部を動作させて下肢における同一箇所を連続的にマッサージする駆動手段と、を有し、
    前記マッサージ機構を下肢に対して近接離反させる駆動部を有する進退機構を備えていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記マッサージ機構は、足裏又は脹脛後面に対向して設けられており、
    足部又は脚部を保持する保持機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記マッサージ機構は、左右方向の揺動軸を中心として揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
  4. 前記進退機構は、ヒンジ部と、該ヒンジ部を開閉する前記駆動部としての駆動用エアセルと、を備えていることを特徴とする請求項3に記載のマッサージ機。
  5. 前記進退機構は、対をなす前記施療部の間に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ機。
  6. 前記身体支持部は、左右の下肢を振り分ける中間壁を有し、
    前記中間壁には、前記マッサージ機構の下肢に対する近接離反を許容する切欠部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のマッサージ機。
  7. 前記マッサージ機構は、移動可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマッサージ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023176495A1 (ja) * 2022-03-14 2023-09-21 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
WO2023233730A1 (ja) * 2022-06-03 2023-12-07 大東電機工業株式会社 下肢用マッサージ機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023176495A1 (ja) * 2022-03-14 2023-09-21 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
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