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JP2015220124A - コネクタ - Google Patents

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JP2015220124A
JP2015220124A JP2014103380A JP2014103380A JP2015220124A JP 2015220124 A JP2015220124 A JP 2015220124A JP 2014103380 A JP2014103380 A JP 2014103380A JP 2014103380 A JP2014103380 A JP 2014103380A JP 2015220124 A JP2015220124 A JP 2015220124A
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一茂 塩田
Kazushige Shiota
一茂 塩田
史憲 杉山
Fuminori Sugiyama
史憲 杉山
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】部品点数を削減でき、端子とハウジングとの間の防水性を保持することができるコネクタを提供する。【解決手段】電線3の端末部に接続される電線接続部5が設けられた端子7と、この端子7の電線接続部5と反対側に設けられた電気接続部9を外部に露出させて端子7を収容するハウジング11とを備えたコネクタ1において、端子7に、電線接続部5と電気接続部9との間でハウジング11に収容される部分の少なくとも一部に複数の屈曲部13を設け、ハウジング11を、屈曲部13を覆うように端子7と一体成形した。【選択図】図1

Description

本発明は、防水機能を有するコネクタに関する。
従来、コネクタとしては、電線の端末部に接続される電線接続部としての舌状端子部が設けられた端子と、この端子の舌状端子部と反対側に設けられた電気接続部としての回路接続部を外部に露出させて端子を収容するハウジングとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタでは、舌状端子部の外周に端子用シールリングが嵌合され、この端子用シールリングが端子の外周面とハウジングの内周面とに密着して配置されることにより、端子とハウジングとの間を防水している。
特開2012−216336号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、端子とハウジングとの間の防水性を確保するために、シール部材としての端子用シールリングが必要であるので、部品点数が多くなっていた。
この端子とハウジングとの間の防水性を確保するシール部材を削減するためには、端子を内部に収容するようにハウジングを一体成形するモールド成形が考えられる。
しかしながら、端子とハウジングとを一体成形させたとしても、端子とハウジングとの間を確実に防水することは難しく、端子の電気接続部側から端子に沿ってハウジングの内部に水などが侵入してしまう恐れがあった。
そこで、この発明は、部品点数を削減でき、端子とハウジングとの間の防水性を保持することができるコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、電線の端末部に接続される電線接続部が設けられた端子と、この端子の前記電線接続部と反対側に設けられた電気接続部を外部に露出させて前記端子を収容するハウジングとを備えたコネクタであって、前記端子は、前記電線接続部と前記電気接続部との間で前記ハウジングに収容される部分の少なくとも一部に複数の屈曲部が設けられ、前記ハウジングは、前記屈曲部を覆うように前記端子と一体成形されていることを特徴とする。
このコネクタでは、ハウジングが、屈曲部を覆うように端子と一体成形されているので、端子とハウジングとの間の経路を屈曲部によって複雑化することができ、端子の電気接続部に沿ってハウジングの内部に水などが侵入することを防止することができる。
また、端子とハウジングとの間の経路は、屈曲部によって屈曲されているので、電気接続部側から奥に進もうとする水などと、電気接続部側に戻ろうとする水などとの間に対流が生じ、ハウジングの内部に侵入しようとする水などの圧力損失が大きくなり、水などの侵入を確実に防止することができる。
従って、このようなコネクタでは、端子とハウジングとを一体成形させても屈曲部によって防水機能を有することができるので、シール部材などを必要とせず、部品点数を削減でき、端子とハウジングとの間の防水性を保持することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記屈曲部は、前記電線接続部と前記電気接続部とを連結する部分の周方向の全域に設けられていることを特徴とする。
このコネクタでは、屈曲部が、電線接続部と電気接続部とを連結する部分の周方向の全域に設けられているので、端子の電気接続部に沿ってハウジングの内部に侵入しようとする水などがどの経路をたどろうとしても、端子の周方向の全ての経路で屈曲部が存在し、確実に端子とハウジングとの間の防水性を保持することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のコネクタであって、隣り合う異なる方向に屈曲された前記屈曲部間には、前記屈曲部が設けられていることを特徴とする。
このコネクタでは、隣り合う異なる方向に屈曲された屈曲部間に、屈曲部が設けられているので、端子の屈曲部が設けられた範囲内でさらに水などの圧力損失を大きくさせる経路を設けることができ、大型化を抑制しつつ、確実に端子とハウジングとの間の防水性を保持することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタであって、前記端子は、平板状に形成されていることを特徴とする。
このコネクタでは、端子が、平板状に形成されているので、水などが端子の平面に沿ってハウジングの内部に侵入しようとしても、屈曲部によって水などが侵入することを防止でき、端子とハウジングとの間の防水性を保持することができる。
本発明によれば、部品点数を削減でき、端子とハウジングとの間の防水性を保持することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係るコネクタの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタの端子の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタの他例の端子の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタの電線と端子とを接続したときの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタの電線の端末部にシール部を設けたときの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタにシールドシェルを組付けたときの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るコネクタの断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るコネクタの端子の斜視図である。(b)は図9(a)の要部拡大図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るコネクタの他例の端子の母材の斜視図である。(b)は本発明の第2実施形態に係るコネクタの他例の端子の母材に切り欠きを設けたときの斜視図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るコネクタの他例の端子の斜視図である。(b)は本発明の第2実施形態に係るコネクタの他例の端子の断面図である。 本発明の第3実施形態に係るコネクタの端子の斜視図である。 (a)は本発明の第3実施形態に係るコネクタの端子の断面図である。(b)は図13(a)の要部拡大図である。
図1〜図13を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係るコネクタ1は、電線3の端末部に接続される電線接続部5が設けられた端子7と、この端子7の電線接続部5と反対側に設けられた電気接続部9を外部に露出させて端子7を収容するハウジング11とを備えている。
そして、端子7は、電線接続部5と電気接続部9との間でハウジング11に収容される部分の少なくとも一部に複数の屈曲部13が設けられ、ハウジング11は、屈曲部13を覆うように端子7と一体成形されている。
また、屈曲部13は、電線接続部5と電気接続部9とを連結する部分の周方向の全域に設けられている。
さらに、端子は、平板状に形成されている。
ここで、コネクタ1は、機器などを収容するケーシング(不図示)に組付けられ、ケーシングの内部に収容された機器などに端子7を電気的に接続させ、電線3をケーシングから引き出した構造とする。
このケーシングから引き出された電線3の外周をシールドシェル15やシールド部材(不図示)で覆うことにより、ノイズなどの侵入や漏洩を防止することができる。以下、このようなコネクタ1について説明する。
図1〜図7に示すように、コネクタ1は、電線3と、端子7と、ハウジング11と、シールドシェル15などを備えている。
電線3は、導電性材料からなる導体部の外周を絶縁被覆で覆われた被覆電線からなり、一端側がハウジング11の外部に引き出され、電源や機器などに電気的に接続されている。
この電線3は、ハウジング11から引き出された外周を編組や金属泊などの導電性材料からなるシールド部材(不図示)で覆うことにより、ノイズなどの侵入や漏洩を防止することができる。このような電線3の他端側には、端子7が設けられている。
端子7は、導電性材料からなり、薄板状に形成され、一端側に電線接続部5が設けられ、他端側に電気接続部9が設けられている。
電線接続部5は、電線3の端末部で絶縁被覆が剥がされ、外部に露出された導体部に溶接などによって電気的に接続されている。この電線接続部5の外周には、エラストマーなどからなるシール部17が一体成形され、電線3の端末部が防水されている。
なお、電線3の端末部側の防水は、シール部17を一体成形させなくともよく、例えば、電線3の端末部に組付けられる別体のシール部材、或いはハウジング11の電線3の引出側に組付けられるリヤホルダなどであってもよい。
電気接続部9は、電線接続部5と反対側に設けられ、ハウジング11の外部に露出するように配置される。この電気接続部9は、ハウジング11をケーシング(不図示)に組付けることにより、ケーシングの内部に配置され、ケーシングに収容された機器などに電気的に接続される。
ハウジング11は、合成樹脂或いはエラストマーなどの絶縁性材料からなり、端子7の電気接続部9を外部に露出させ、端子7の他の部分を内部に収容するように一体成形されている。
このハウジング11の外周には、ケーシングに固定するためのフランジ部19が形成され、フランジ部19のケーシングと当接する部分にはパッキンなどのシール部材21が配置され、ハウジング11とケーシングとの間が防水される。このフランジ部19の外周には、シールドシェル15が配置される。
シールドシェル15は、導電性材料からなり、環状に形成され、フランジ部19の外周に嵌合される。このシールドシェル15には、加締めリング(不図示)などによってシールド部材が電気的に接続される。
このようなシールドシェル15は、孔部からなる複数の固定部23にボルトなどの固定手段(不図示)を介してケーシングに固定することによりシールド回路が形成され、ハウジング11の外部に引き出された電線3に対するノイズなどの侵入や漏洩を防止する。
このようなコネクタ1では、電気接続部9がハウジング11の外部に露出するように端子7がハウジング11にモールド成形されているので、電気接続部9側の端子7とハウジング11との間から電気接続部9に沿って水などが侵入する恐れがある。加えて、端子7は、平板状に形成されているので、平面に沿って水などが侵入し易くなっている。そこで、端子7には、複数の屈曲部13が設けられている。
複数の屈曲部13は、電線接続部5と電気接続部9との間で、ハウジング11の内部に配置される部分に端子7の厚さ方向の異なる方向(図1における上下方向)に複数回折り曲げられることによって連続して形成された凹凸部のそれぞれの隅部となっている。
加えて、端子7の幅方向の両側に位置する角部も、複数の屈曲部13となっている。このため、複数の屈曲部13は、電線接続部5と電気接続部9とを連結する部分の周方向の全域に設けられていることになる。
このように端子7に複数の屈曲部13を設けることにより、ハウジング11を成形する際に、ハウジング11の材料が流動して屈曲部13を覆うように凹凸部の内部に入り込み、ハウジング11が成形された状態で、端子7とハウジング11との間が複雑なラビリンス形状となる。
このため、端子7とハウジング11との間の水などが侵入する経路が非常に長くなり、端子7の表面に沿って水などがハウジング11の内部に侵入し難くなる。
ここで、端子7とハウジング11との間の水などが侵入する経路において、屈曲部13が位置する部分では、ほぼ直角に経路が曲がっている。この部分では、電気接続部9側から奥に進もうとする水などと、電気接続部9側からある程度奥に進んだが奥に配置された屈曲部13によって電気接続部9側に戻ろうとする水などとの間に対流が生じる。
このため、端子7とハウジング11との間の水などが侵入する経路における屈曲部13が位置する部分では、ハウジング11の内部に侵入しようとする水などの圧力損失が大きくなり、水などの侵入を防止することができる。
加えて、このようなハウジング11の内部に侵入しようとする水などの圧力損失を大きくする屈曲部13は、電線接続部5と電気接続部9との間に複数設けられているので、水などの侵入を確実に防止することができる。
従って、端子7とハウジング11とを一体成形したとしても、端子7とハウジング11との間の防水性を保持することができ、端子7とハウジング11との間のシール部材を削減でき、部品点数や組付工数を削減することができる。
なお、屈曲部13の形状としては、図2に示すようなほぼ直角の折り曲げの繰り返しによって形成された凹凸部の隅部などに限らず、図3に示すように、鋭角な折り曲げの繰り返しによって形成される凹凸部の隅部などである屈曲部13aであってもよい。
このように構成されたコネクタ1の組付方法は、まず、電線3と端子7とを電気的に接続させ、次に、電線3の端末部にシール部17を一体成形させる。このシール部17により、電線3の端末部と端子7との間が防水される。
次に、電気接続部9を外部に露出させ、端子7を内部に収容するようにハウジング11をモールド成形する。このハウジング11のモールド成形により、端子7とハウジング11との間が防水される。
そして、ハウジング11のフランジ部19にシール部材21を組付け、フランジ部19の外周にシールドシェル15を嵌合させ、コネクタ1の組付けを完了する。
このようなコネクタ1では、ハウジング11が、屈曲部13を覆うように端子7と一体成形されているので、端子7とハウジング11との間の経路を屈曲部13によって複雑化することができ、端子7の電気接続部9に沿ってハウジング11の内部に水などが侵入することを防止することができる。
また、端子7とハウジング11との間の経路は、屈曲部13によって屈曲されているので、電気接続部9側から奥に進もうとする水などと、電気接続部9側に戻ろうとする水などとの間に対流が生じ、ハウジング11の内部に侵入しようとする水などの圧力損失が大きくなり、水などの侵入を確実に防止することができる。
従って、このようなコネクタ1では、端子7とハウジング11とを一体成形させても屈曲部13によって防水機能を有することができるので、シール部材などを必要とせず、部品点数を削減でき、端子7とハウジング11との間の防水性を保持することができる。
また、屈曲部13は、電線接続部5と電気接続部9とを連結する部分の周方向の全域に設けられているので、端子7の電気接続部9に沿ってハウジング11の内部に侵入しようとする水などがどの経路をたどろうとしても、端子7の周方向の全ての経路で屈曲部13が存在し、確実に端子7とハウジング11との間の防水性を保持することができる。
さらに、端子7は、平板状に形成されているので、水などが端子7の平面に沿ってハウジング11の内部に侵入しようとしても、屈曲部13によって水などが侵入することを防止でき、端子7とハウジング11との間の防水性を保持することができる。
(第2実施形態)
図8〜図11を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係るコネクタ101は、屈曲部103は、電線接続部5と電気接続部9とを連結する部分の周方向の全域に設けられている。
なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図8,図9に示すように、屈曲部103は、電線接続部5と電気接続部9との間で、ハウジング11の内部に配置される部分に複数設けられている。
この複数の屈曲部103は、端子7の長さ方向に沿って等間隔に配置され端子7の全周にわたって連続して設けられた複数の凹部のそれぞれの隅部と複数の凸部のそれぞれの角部となっている。
このため、複数の屈曲部103は、電線接続部5と電気接続部9とを連結する部分の周方向の全域に設けられていることになる。
ここで、屈曲部103が設けられた凹部内は、端子7の両側面がR加工などによって曲面状に形成された曲面部105となっている。このように曲面部105を設けることにより、ハウジング11のモールド成形時に、ハウジング11の材料が凹部内に流動しやすくなり、ハウジング11の成形性を向上することができる。
ここで、図9に示すような端子7の全周にわたって設けられた均一な凹部の隅部と凸部の角部である屈曲部103に限らず、図11に示すような端子7の厚さ方向のそれぞれの面に形成された凹部の隅部と凸部の角部と、この凹部と凸部とが設けられた位置の端子7の幅方向の両側に切り欠かれた切欠部の隅部及び角部である屈曲部103aであってもよい。
この屈曲部103aが設けられた凹部と凸部と切欠部とは、図10,図11に示すように、端子7の薄板状の母材に対して打ち抜き加工時に両側面に複数の切り欠きを設け、プレス加工或いは曲げ加工により端子7の表裏面に凹凸を設けて形成される。
このように屈曲部103,103aを端子7の周方向の全域に設けることにより、ハウジング11が成形された状態で、端子7とハウジング11との間の水などが侵入する経路において、端子7の周方向のどの経路であっても、屈曲部103,103aが存在する。
このため、端子7の電気接続部9に沿ってハウジング11の内部に侵入しようとする水などがどの経路をたどろうとしても、端子7の周方向の全ての経路で屈曲部103,103aによって水などの圧力損失を大きくすることができ、水などの侵入を確実に防止することができる。
このようなコネクタ101では、屈曲部103が、電線接続部5と電気接続部9とを連結する部分の周方向の全域に設けられているので、端子7の電気接続部9に沿ってハウジング11の内部に侵入しようとする水などがどの経路をたどろうとしても、端子7の周方向の全ての経路で屈曲部103が存在し、確実に端子7とハウジング11との間の防水性を保持することができる。
(第3実施形態)
図12,図13を用いて第3実施形態について説明する。
本実施の形態に係るコネクタは、隣り合う異なる方向に屈曲された屈曲部201,201間には、屈曲部201が設けられている。
なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図12,図13に示すように、屈曲部201は、電線接続部5と電気接続部9との間で、ハウジング11の内部に配置される部分に複数設けられている。
この複数の屈曲部201は、端子7の厚さ方向のそれぞれの面に形成された2つの凹部の隅部及び角部と、この2つの凹部が設けられた位置の端子7の幅方向の両側に切り欠かれた切欠部の隅部及び角部となっている。
このため、複数の屈曲部201は、電線接続部5と電気接続部9とを連結する部分の周方向の全域に設けられていることになる。
この複数の屈曲部201のうち凹部の角部と隅部である隣り合う異なる方向に屈曲された屈曲部201a,201b間には、段差状に屈曲された屈曲部201c,201cが設けられている。この屈曲部201c,201cは、凹部の底部側に形成された凹部の角部及び隅部となっている。
このように隣り合う異なる方向に屈曲された屈曲部201a,201b間に屈曲部201cを設けることにより、端子7に形成された2つの凹部のように、端子7に形成される凹凸部の数が少なくても、端子7とハウジング11との間の水などが侵入する経路に対して複数の屈曲部201を存在させることができ、端子7の省スペース化を可能とすることができる。
このようなコネクタでは、隣り合う異なる方向に屈曲された屈曲部201,201間に、屈曲部201が設けられているので、端子7の屈曲部201が設けられた範囲内でさらに水などの圧力損失を大きくさせる経路を設けることができ、大型化を抑制しつつ、確実に端子7とハウジング11との間の防水性を保持することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るコネクタでは、屈曲部が設けられた凹凸部が複数本の突条と、複数本の溝部とで構成されているが、これに限らず、例えば、不連続な複数の凸部と、不連続な複数の凹部とで構成してもよく、端子とハウジングとの間の経路を複雑化できる形状であれば、凹凸部の形状はどのようなものであってもよい。
また、隣り合う異なる方向に屈曲された屈曲部間に屈曲部が設けられた凹部は、端子の長さ方向に2本設けられているが、これに限らず、この凹部を端子の長さ方向に2本以上設けてもよい。
さらに、端子は、平板状に形成されているが、これに限らず、円柱状や角柱状など、どのような形状であってもよい。
1,101…コネクタ
3…電線
5…電線接続部
7…端子
9…電気接続部
11…ハウジング
13,13a,103,103a,201,201a,201b,201c…屈曲部

Claims (4)

  1. 電線の端末部に接続される電線接続部が設けられた端子と、この端子の前記電線接続部と反対側に設けられた電気接続部を外部に露出させて前記端子を収容するハウジングとを備えたコネクタであって、
    前記端子は、前記電線接続部と前記電気接続部との間で前記ハウジングに収容される部分の少なくとも一部に複数の屈曲部が設けられ、
    前記ハウジングは、前記屈曲部を覆うように前記端子と一体成形されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記屈曲部は、前記電線接続部と前記電気接続部とを連結する部分の周方向の全域に設けられていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2記載のコネクタであって、
    隣り合う異なる方向に屈曲された前記屈曲部間には、前記屈曲部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記端子は、平板状に形成されていることを特徴とするコネクタ。
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