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JP2015206152A - 透湿防水性布帛 - Google Patents

透湿防水性布帛 Download PDF

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JP2015206152A
JP2015206152A JP2014089336A JP2014089336A JP2015206152A JP 2015206152 A JP2015206152 A JP 2015206152A JP 2014089336 A JP2014089336 A JP 2014089336A JP 2014089336 A JP2014089336 A JP 2014089336A JP 2015206152 A JP2015206152 A JP 2015206152A
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JP2014089336A
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中川 清
Kiyoshi Nakagawa
清 中川
大輔 北阪
Daisuke Kitasaka
大輔 北阪
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Unitika Trading Co Ltd
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Abstract

【課題】耐揉性、耐摩耗性に優れる透湿防水性布帛を提供すること。
【解決手段】ポリテトラフルオロエチレン微粒子を5〜50質量%含有するポリウレタン樹脂層を繊維布帛の少なくとも片面に備えていることを特徴とする透湿防水性布帛。本発明では、樹脂層が有孔層、無孔層もしくは有孔層と無孔層とをこの順で積層したものであることが好ましい。本発明では、ポリテトラフルオロエチレン微粒子を所定量使用することで、布帛に耐揉性、耐摩耗性を付与することができるが、これに留まらず、ポリテトラフルオロエチレン微粒子が疎水性の粒子であるがゆえに樹脂層全体が疎水性の強いものとなり、結果、防水性能(耐水圧)に洗濯耐久性が付与されるという効果も奏される。
【選択図】なし

Description

本発明は、透湿防水性布帛に関するものである。
透湿性と防水性とを併せ持つ透湿防水性布帛は、身体からの発汗による水蒸気を衣服外へ放出する機能と、雨が衣服内に侵入するのを防ぐ機能とを有するものであり、スポーツ衣料や防寒衣料などに好適に用いられている。
このような透湿防水性布帛としては、糸を高密度に織り込んだ高密度織物や、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド又はポリテトラフルオロエチレンなどの樹脂からなる樹脂層を、繊維布帛の片面に形成した透湿防水性布帛がよく知られている。中でも、汎用性、コスト及び性能の面からポリウレタン樹脂が好ましく用いられている。
樹脂層を備える透湿防水性布帛は、通常、繊維布帛上に有孔層又は無孔層として樹脂層を直接形成させるコーティング法や、一旦、離型紙などの離型基材上に樹脂層を形成してから繊維布帛と貼合させるラミネート法などにより製造される。
近年、コスト削減の観点から、裏地を装着せずに透湿防水性布帛を単独で使用する所謂一枚ものとして使用されるケースが増えており、これに伴い、樹脂層の耐摩耗性が重視される傾向にある。
そこで、特許文献1〜3において、樹脂層の耐摩耗性を向上させる手段が開示されている。
特開平2−281942号公報 特開平3−213582号公報 特開平4−194082号公報
特許文献1〜3記載の発明では、樹脂層において耐摩耗性の改善効果がある程度認められる。しかしながら、これらの発明では、平板状紛体を使用することで耐摩耗性を向上させているため、樹脂層の表面上を擦るような単方向の摩耗には耐久性を示すが、複数の方向から同時に樹脂層全体を揉むような摩耗については十分な耐久性が得られていない。
本発明はこのような現状に鑑みて行われたもので、耐揉性、耐摩耗性に優れる透湿防水性布帛を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究した結果、樹脂層中にポリテトラフルオロエチレン微粒子を所定量含有させると、摩擦係数が軽減することを見出し、これにより優れた耐揉性、耐摩耗性が発現することを知見し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、以下の構成よりなるものである。
(1)ポリテトラフルオロエチレン微粒子を5〜50質量%含有するポリウレタン樹脂層を繊維布帛の少なくとも片面に備えていることを特徴とする透湿防水性布帛。
(2)前記樹脂層が有孔層であることを特徴とする(1)記載の透湿防水性布帛。
(3)前記樹脂層が無孔層であることを特徴とする(1)記載の透湿防水性布帛。
(4)前記樹脂層が繊維布帛上において有孔層と無孔層とをこの順で積層する構造をなしていることを特徴とする(1)記載の透湿防水性布帛。
本発明の透湿防水性布帛は、透湿防水性能に優れていることは無論のこと、耐揉性、耐摩耗性にも優れている。このため、裏地を設けない一枚ものとして使用しても、十分に使用に耐えうるだけのものが提供できる。
本発明では、ポリテトラフルオロエチレン微粒子を所定量使用することで、布帛に耐揉性、耐摩耗性を付与することができるが、これに留まらず、ポリテトラフルオロエチレン微粒子が疎水性の粒子であるがゆえに樹脂層全体が疎水性の強いものとなり、結果、防水性能(耐水圧)に洗濯耐久性が付与されるという効果も奏される。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の透湿防水性布帛は、繊維布帛の少なくとも片面にポリウレタン樹脂層を備えている。
本発明における繊維布帛は基布として使用するものである。繊維布帛としては、ナイロン6、ナイロン66に代表されるポリアミド系合成繊維、ポリエチレンテレフタレートに代表されるポリエステル系合成繊維、ポリアクリルニトリル系合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊維などの合成繊維、トリアセテートなどの半合成繊維又はナイロン6/綿、ポリエチレンテレフタレート/綿などの混合糸などからなる織物、編物又は不織布などがあげられる。
本発明の透湿防水性布帛を得るには、用意しておいた繊維布帛の上にポリウレタン樹脂層を形成するが、樹脂層を形成する前に、予め繊維布帛を撥水加工しておくとよい。これにより、樹脂層形成の際、後述する樹脂溶液が繊維布帛内部へ浸透し難くなる。
撥水加工は、製織編の後であれば任意の段階で行うことが可能であるが、通常は精練、染色後に行うとよい。また、撥水加工は、パディング法、コーティング法、グラビアコーティング法又はスプレー法などに基づいて行えばよい。同加工に使用する撥水剤としては、パラフィン系撥水剤、ポリシロキサン系撥水剤、フッ素系撥水剤などがあげられる。中でも撥水耐久性の点から、フッ素系撥水剤が好ましい。フッ素系撥水剤としては、例えば、旭硝子株式会社製「アサヒガードAG−E081(商品名)」、「アサヒガードAG−E082(商品名)」、「アサヒガードAG−E500D(商品名)」、ダイキン工業株式会社製「ユニダインTG−5521(商品名)」、「ユニダインTG−5541(商品名)」、ユニダインTG−5601(商品名)」クラリアントジャパン株式会社製「NUVAN2114 LIQ(商品名)」、「NUVAN2116 LIQ(商品名)」などがあげられる。
さらに、本発明では、撥水耐久性を向上させる目的で、撥水加工時に、トリアジン化合物、イソシアネート化合物などを併用してもよい。特にイソシアネート化合物が環境保護の点から好適であり、ブロックイソシアネート化合物が特に好適である。ブロックイソシアネート化合物としては、イソシアネート基をアセトオキシム、フェノール又はカプロラクタムなどでブロックした熱解離タイプのブロックイソシアネート化合物があげられ、これを使用することで、撥水剤水分散液の加工安定性を向上することができる。
繊維布帛に対する撥水剤の付与量としては、固形分換算で0.1〜3質量%が好ましく、0.3〜2質量%がより好ましい。付与量が0.1質量%未満になると、繊維布帛に対して十分な撥水性能を付与し難く、一方、3質量%を超えると、透湿防水性布帛の風合いが硬くなり易く、さらには樹脂層との接着性もしくは透湿性能に悪影響を及ぼすこともあるので好ましくない。
また、繊維布帛内部への樹脂溶液浸透をさらに抑える目的で、繊維布帛を目潰し(カレンダー)加工してもよい。目潰し加工としては、特に限定されるものでないが、一般的に、温度コントロール機能を持つ鏡面ロールと、コットンロールもしくはプラスチックロールとの間に織編物を走行させ、鏡面ロールに接した面を目潰しする。通常、目潰し面上に樹脂層を形成する。目潰し加工は、公知のカレンダー機を用いて行えばよい。
本発明では、ポリウレタン樹脂を使用して樹脂層を形成する。ポリウレタン樹脂としては、ポリイソシアネート成分とポリオール成分とを反応させて得たものが好適である。ポリイソシアネート成分としては、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネートなどが単独で又は混合して用いられる。具体的には、トリレン−2,4−ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート又は3官能以上のポリイソシアネートなどが単独で又は混合して用いられる。一方、ポリオール成分としては、例えば、ポリエーテルポリオールやポリエステルポリオールなどが用いられる。ポリエーテルポリオールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール又はポリテトラエチレングリコールなどが用いられる。ポリエステルポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコールなどのジオールと、アジピン酸、セバチン酸といった二塩基酸との反応生成物、又はカプロラクトンなどの開環重合物を用いることができ、また、オキシ酸モノマー又はそのプレポリマーの重合物も用いることができる。本発明では、特に樹脂層を無孔層としたとき、樹脂層の安定性やタッグ感などに影響しない範囲で、ポリエチレングリコールやポリオキシプロピレンポリオキシエチレン共重合体などに由来するポリオキシエチレン基を相対的に多く含有するポリウレタン樹脂を使用することが好ましく、これにより透湿性能のさらなる向上が期待できる。
本発明では、このように樹脂層を形成する樹脂としてポリウレタン樹脂を使用するが、本発明の効果を損なわない範囲で他の樹脂を併用してもよい。他の樹脂としては、例えばポリアクリル酸、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリアミノ酸、ポリカーボネートなどがあげられ、これらの共重合体又はフッ素やシリコンなどで変成したものも使用できる。他の樹脂の含有量としては、樹脂層100質量%に対して20質量%以下とすることが好ましい。
また、樹脂層の形態としては特に限定されず、透湿防水性能の具現に資するものであればどのようなものでもよい。例えば、有孔層、無孔層、有孔層と無孔層との積層形態などがあげられる。
有孔層とする場合、50〜3000μm径の雨水を防ぎ、0.0004μm径の汗水蒸気を通す層であればよく、製法は特に限定されないが、一般には湿式法により得られるものが好ましい。具体的には、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性溶媒を含むポリウレタン樹脂溶液を繊維布帛に塗布した後、5〜30℃の水もしくは水とN,N−ジメチルホルムアミドとの混合液に30秒〜5分間浸漬し、樹脂固形分を凝固皮膜化する。その後、必要に応じて30〜80℃で1〜10分間湯洗し、乾燥することにより有孔層とすることができる。
湿式法以外の製膜方法としては、ポリウレタン樹脂をメチルエチルケトンなどの有機溶媒へ溶解又は分散して油相となし、後に乳化剤を用いて水を撹拌、分散することで油中水型ポリウレタン系エマルジョンを調製し、その後、エマルジョンを繊維布帛に塗布して乾燥皮膜化してもよい。また、水溶性ポリウレタン樹脂、自己乳化性ポリウレタン樹脂又は水中油型ポリウレタン系エマルジョンなどを主剤とし、温水で溶出可能な易溶性ポリウレタン樹脂、糊剤又は澱粉等を副剤として両者の混合樹脂溶液を調製後、これを塗布、乾燥して樹脂皮膜を形成し、後に、洗濯機、染色機などを使用して30〜80℃の温水で5〜15分間程度ソーピングして副剤を溶出してもよい。さらに、ガス発泡剤を混入した水溶性又は溶剤型ポリウレタン系樹脂を塗布し、機械的又は化学的に発泡させるなどして有孔層としてもよい。
有孔層とする場合、その形成量としては、樹脂性状や各種性能を考慮して適宜決定すればよいが、通常は固形分換算で3〜50g/m程度でよく、10〜40g/mが好ましい。形成量が3g/m未満では、適度な防水性能を得ることが困難となる傾向にあり、一方、50g/mを超えると、透湿性能の低下や風合い硬化を招き易いため好ましくない。
また、本発明においては、樹脂層を無孔層としてもよい。無孔層とすることで防水性能の向上が期待できる。
無孔層の場合もその製法は特に限定さない。例えば、溶剤型ポリウレタン樹脂、水溶性ポリウレタン樹脂又は自己乳化性ポリウレタン樹脂などを繊維布帛に塗布し、乾燥皮膜化してもよいし、樹脂溶液を離型紙などの離型材に一旦塗布し、乾燥して皮膜を形成した後、接着剤層を介して繊維布帛と貼合し、離型材を剥離してもよい。
無孔層を形成する場合、ポリマー中にポリアルキレングリコールに由来するエーテル成分を多く導入したポリウレタン樹脂を使用すると、透湿性能が向上するため好ましい。
無孔層の形成量としては、固形分換算で1〜20g/mが好ましく5〜15g/mがより好ましい。塗布量が1g/m未満では、適度な防水性能を得ることが困難となる傾向にあり、一方、20g/mを超えると、透湿性能が大きく低下する傾向にあり好ましくない。
無孔層を形成するためのコータとしては、形成量が固形分換算で10g/m未満の場合には、製膜性の観点から、グラビアコータ、リバースコータ又はナイフコータなどを用いることが好ましく、10g/m以上の場合には、コンマコータなどが好ましい。乾燥及びキュアーの条件は、繊維布帛、樹脂溶液の固形分濃度及び形成量などを勘案し適宜設定すればよい。
この他、本発明おける樹脂層は、形態の異なる層を複数積層したものでもよく、各層の組成は同一でも異なっていてもよい。特に本発明では、透湿防水性能や風合いなどの観点から、有孔層と無孔層とを積層した形態が好ましい。中でも、繊維布帛上において有孔層及び無孔層をこの順で積層する形態が好ましく、この場合には、湿式法により当該有孔層を形成すると共に、溶剤型ポリウレタン樹脂又は水溶性ポリウレタン樹脂無孔層を使用して透湿性能があまり低下しないよう当該無孔層を可能な限り薄く形成することが好ましい。
また、繊維布帛が、例えば33dtex以下の細繊度糸から構成される薄地布帛である場合には、樹脂層形成の過程で樹脂溶液が繊維布帛内に深く浸透することがあるので、目止め加工として繊維布帛上に有孔層又は無孔層からなる薄い層を一旦形成しておいてから、樹脂層全体の厚みが所定範囲を満たすように樹脂溶液を塗布することが好ましい。
本発明の透湿防水性布帛は、以上のような樹脂層を繊維布帛の少なくとも片面に備えているが、樹脂層には、耐揉性及び耐摩耗性を向上させる目的でポリテトラフルオロエチレン微粒子が含有されている。ポリテトラフルオロエチレン微粒子としては、結果的として樹脂層の摩擦係数を軽減させうるものであれば、どのような種類、製法によるものでもよく、形状としても、球状、粒状、繊維状などいずれのものでもよい。一般には、乳化重合法により得られるものであって、平均一次粒子径が好ましくは0.05〜10μm、より好ましくは0.1〜5.0μm、さらに好ましくは0.1〜1.0μmのものが用いられる。平均粒子径が0.05μmより小さくなると、機械的物性すなわち樹脂層の耐揉性、耐摩耗性がほとんど向上しない傾向にあり、一方、平均粒子径が10μmを超えると、防水性能が低下し易くするだけでなく、樹脂溶液中で微粒子が沈降し易くなることにより樹脂層中で微粒子が偏在する傾向にあるため好ましくない。
ポリテトラフルオロエチレンの平均分子量としては、50万〜3000万程度が好ましく、300万〜2500万程度がより好ましい。50万より小さいと、耐揉性、耐摩耗性がほとんど向上しない傾向にある。一方、3000万より大きいものは、製造するのが困難な傾向にあり、たとえ製造できたとしてもコスト面で不利となる。
なお、平均分子量は、示差走査熱量計を用いて下記式から求める。
Mn=2.1×1010×DHc−5.16
ここで、Mnは数平均分子量、DHcは結晶化熱(cal/g)であり、測定に用いる試料は5mgである。
ポリテトラフルオロエチレン微粒子は、ポリウレタン樹脂層中に均一に5〜50質量%含有している必要があり、7〜40質量%含有していることが好ましい。なお、樹脂層が複数の層からなる場合には、少なくとも最外層にポリテトラフルオロエチレン微粒子が所定量含有されていればよい。
ここで、ポリテトラフルオロエチレン微粒子の含有量が5質量%未満になると、所望の耐揉性、耐摩耗性が発現しなくなり、50質量%を超えると、透湿性能が低下しやすくなり、かつ樹脂溶液の粘性が不安定なものとなり、樹脂層の品位低下ひいては透湿防水性布帛の品位低下を招くことになる。
さらに、ポリテトラフルオロエチレン微粒子は疎水性の粒子であるため、これを使用することで、樹脂層全体に疎水性が付与され、洗濯耐久性に優れる防水性能が具現する。
また、本発明における樹脂層には、必要に応じて他の微粒子を含有させてもよい。他の微粒子としては、二酸化珪素、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタンなどの無機微粒子、架橋アクリル、架橋ポリスチレン、L−リジンなどの耐熱性有機微粒子、界面活性剤、撥水剤、各種充填剤などがあげられ、これらを使用することで品位等を向上させることができる。他の微粒子は単独で又は混合して使用され、その使用量としては、ポリテトラフルオロエチレン微粒子の使用量を超えない範囲に留めることが好ましい。また、他の微粒子を併用するときは、粒径や形状が互いに異なるものを使用することで、樹脂溶液中における沈降を抑えることができ、樹脂層の多方向における耐揉性、耐摩耗性をより向上させることもできる。
本発明では、他の微粒子としてL−リジンを併用することが好ましい。L−リジンは薄片状物質の一種で、樹脂層中であたかも強化材のような働きをするため、これを併用することで、樹脂層が摩擦を受けた際、塊状となって剥がれ落ちるのを抑えることができる。
本発明では、樹脂層を形成した後、ポリジメチルシロキサンなどのシリコン系化合物やフッ素系撥水剤、フッ素系界面活性剤などのフッ素系化合物などを樹脂層表面に付着させることで、滑性を向上させてもよい。
さらに、本発明の基本的な効果である透湿防水性能については、防水性能の指標たる耐水圧としては10kPa以上が、透湿性能の指標たる透湿度としては4000g/m・24hrs以上が各々好ましい。特に、50kPa以上の耐水圧を有しかつ6000g/m・24hrs以上の透湿度を有していることが好ましい。なお、耐水圧の測定は、JIS L1092(高水圧法)に、透湿度の測定は、JIS L1099A−1法(塩化カルシウム法)にそれぞれ準ずるものとする。
以下、実施例及び比較例をあげてさらに詳細に本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されない。
布帛の性能の測定、評価は、次の方法で行った。
(1)洗濯耐久性
JIS L0217(103法)に準じた洗濯を100回繰り返した後の布帛の耐水圧を測定した。
(2)耐揉性(揉み後の耐水圧)
JIS K6722の記載を参考に測定した。すなわち、15cm四方の試験片を用意した後、樹脂層が重なり合うように経方向に2つ折りしてスコット型耐揉試験機に装着し、9.8N荷重下で200回揉み処理した後の試験片の耐水圧を測定した。
(3)耐摩耗性(摩耗後の耐水圧)
JIS L0849の記載を参考に測定した。すなわち、大きさ15cm×30cmの試験片を用意し、樹脂層を上に向けながら摩擦試験機2型の試験片台上に試験片を平行に取り付け、4辺をガムテープで固定した。そして、質量1.96Nの摩擦子に綿布(JIS L−0803規定の3号綿布)を装着し、500回の摩耗を繰り返した後の試験片の耐水圧を測定した。
(実施例1)
経糸、緯糸の双方に、ナイロン6マルチフィラメント78dtex/68fを用いて、経糸密度115本/2.54cm、緯糸密度95本/2.54cmの平組織織物を製織した。得られた織物を精練した後、酸性染料(日本化薬(株)製「Kayanol Blue N2G」)1.0%omfを用いて染色した。その後、下記処方1に示す5%水分散液を調製し、これを織物にパディング法(ウェットピックアップ率40%)により付与した後、乾燥し、170℃で40秒間熱処理した。続いて、鏡面ロールを有するカレンダー加工機を用いて、温度170℃、圧力300kPa、速度30m/分なる条件で織物を目潰し加工した。
<処方1>
アサヒガードAG−E082 50質量部
(旭硝子(株)製、フッ素系撥水剤エマルジョン)
メイカネート WEB 10質量部
(明成化学工業(株)製、架橋剤、ブロックタイプイソシアネート)
イソプロピルアルコール 10質量部
水 930質量部
次に、Fluon L173JE(旭硝子(株)製、ポリテトラフルオロエチレン微粒子)5質量部と、レザミンCU4555(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)50質量部と、N,N−ジメチルホルムアミド10質量部とを粗練り後、3本ロールミル機を用いて均一に練り込み、樹脂組成物Aを得た。
続いて、下記処方2に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度23質量%、ポリテトラフルオロエチレン微粒子を15質量%含有、粘度10000mPa・s/25℃)を調液した。脱泡後、コンマコータを用いて目潰し面に樹脂溶液を100g/m塗布し、直ちに20℃の水浴に2分間浸漬して固形分を凝固した。次いで50℃で5分間湯洗した後、130℃で2分間乾燥し、有孔層を形成した。そして、170℃で1分間キュアリングし、透湿防水性布帛とした。
<処方2>
レザミンCU4555 50質量部
(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)
レザミンX 1質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
樹脂組成物A 65質量部
N,N−ジメチルホルムアミド 25質量部
(実施例2)
Fluon L173JE(旭硝子(株)製、ポリテトラフルオロエチレン微粒子)5質量部と、ハイムレンY237NS(大日精化工業(株)製、固形分25質量%、無孔層形成のための乾式ポリウレタン樹脂)50質量部と、N,N−ジメチルホルムアミド10質量部とを粗練り後、3本ロールミル機を用いて均一に練り込み、樹脂組成物Bを得た。
続いて、下記処方3に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度21質量%、ポリテトラフルオロエチレン微粒子を16質量%含有、粘度8500mPa・s/25℃)を調液し、脱泡した。その後、実施例1で使用した目潰し加工上がりの織物を用意し、ナイフコータを用いて目潰し面に樹脂溶液を50g/m塗布し、100℃で3分間乾燥して無孔層を形成した。そして、170℃で1分間キュアリングし、透湿防水性布帛とした。
<処方3>
ハイムレンY237NS 50質量部
(大日精化工業(株)製、固形分25質量%、無孔層形成のための乾式ポリウレタン樹脂)
樹脂組成物B 65質量部
レザミンX 0.5質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
メチルエチルケトン 30質量部
(実施例3)
Fluon L173JE(旭硝子(株)製、ポリテトラフルオロエチレン微粒子)2質量部と、レザミンCU4555(大日精化工業(株)製、固形分27質量、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)50質量部と、N,N−ジメチルホルムアミド8質量部とを粗練り後、3本ロールミル機を用いて均一に練り込み、樹脂組成物Cを得た。
続いて、下記処方4に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度21質量%、ポリテトラフルオロエチレン微粒子を7質量%含有、粘度10500mPa・s/25℃)を調液し、脱泡した。その後、実施例1で使用した目潰し加工上がりの織物を用意し、コンマコータを用いて目潰し面に樹脂溶液を塗布量80g/m塗布し、直ちに20℃の水浴に2分間浸漬して固形分を凝固した。次いで50℃で5分間湯洗した後、130℃で2分間乾燥し、有孔層を形成した。
<処方4>
レザミンCU4555 50質量部
(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)
レザミンX 1質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
樹脂組成物C 60質量部
N,N−ジメチルホルムアミド 30質量部
次に、Fluon L173JE(旭硝子(株)製、ポリテトラフルオロエチレン微粒子)2質量部と、ハイムレンY237NS(大日精化工業(株)製、固形分25質量%、無孔層形成のための乾式ポリウレタン樹脂)50質量部と、メチルエチルケトン8質量部とを粗練り後、3本ロールミル機を用いて均一に練り込み、樹脂組成物Dを得た。
続いて、下記処方5に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度18質量%、ポリテトラフルオロエチレン微粒子が7質量%含有、粘度3500mPa・s/25℃)を調液し、脱泡した。その後、ナイフコータを用いて有孔層表面に樹脂溶液を20g/m塗布し、100℃で2分間乾燥することで無孔層を積層した。そして、布帛全体を170℃で1分間キュアリングし、透湿防水性布帛とした。
<処方5>
ハイムレンY237NS 50質量部
(大日精化工業(株)製、固形分25質量%、無孔層形成のための乾式ポリウレタン樹脂)
樹脂組成物D 60質量部
メチルエチルケトン 50質量部
(実施例4)
Fluon L173JE(旭硝子(株)製、ポリテトラフルオロエチレン微粒子)18質量部と、レザミンCU4555(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)50質量部と、N,N−ジメチルホルムアミド20質量部とを粗練り後、3本ロールミル機を用いて均一に練り込み、樹脂組成物Eを得た。
続いて、下記処方6に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度28質量%、ポリテトラフルオロエチレン微粒子を39質量%含有、粘度10000mPa・s/25℃)を調液し、脱泡した。その後、実施例1で使用した目潰し加工上がりの織物を用意し、コンマコータを用いて目潰し面に樹脂溶液を100g/m塗布し、直ちに20℃の水浴に2分間浸漬して固形分を凝固した。そして、以降は実施例1の場合と同様に行って、有孔層を備えた透湿防水性布帛とした。
<処方6>
レザミンCU4555 50質量部
(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)
レザミンX 1質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
樹脂組成物E 88質量部
N,N−ジメチルホルムアミド 25質量部
(実施例5)
Fluon L173JE(旭硝子(株)製、ポリテトラフルオロエチレン微粒子)5質量部と、アミホープLL(味の素(株)製、L−リジン系誘導体)3質量部と、レザミンCU4555(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)50質量部と、N,N−ジメチルホルムアミド20質量部とを粗練り後、3本ロールミル機を用いて均一に練り込み、樹脂組成物Fを得た。
続いて、下記処方7に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度23質量%、ポリテトラフルオロエチレン微粒子を14質量%含有、L−リジン系誘導体を8質量%含有、粘度10000mPa・s/25℃)を調液し、脱泡した。その後、実施例1で使用した目潰し加工上がりの織物を用意し、コンマコータを用いて目潰し面に樹脂溶液を100g/m塗布し、直ちに20℃の水浴に2分間浸漬して固形分を凝固した。そして、以降は実施例1の場合と同様に行って、有孔層を備えた透湿防水性布帛とした。
<処方7>
レザミンCU4555 50質量部
(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)
レザミンX 1質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
樹脂組成物F 78質量部
N,N−ジメチルホルムアミド 25質量部
(比較例1)
処方2から樹脂組成物Aを省くことで下記処方8に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度21質量%、粘度10500mPa・s/25℃)とすると共に、この樹脂溶液を使用する以外は、実施例1と同一の方法により、比較用の透湿防水性布帛を得た。
<処方8>
レザミンCU4555 100質量部
(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)
レザミンX 1質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
N,N−ジメチルホルムアミド 35質量部
(比較例2)
処方3から樹脂組成物Bを省くことで下記処方9に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度18質量%、粘度9500mPa・s/25℃)とすると共に、この樹脂溶液を使用する以外は、実施例2と同一の方法により、比較用の透湿防水性布帛を得た。
<処方9>
ハイムレンY237NS 100質量部
(大日精化工業(株)製、固形分25質量%、無孔層形成のための乾式ポリウレタン樹脂)
レザミンX 0.5質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
メチルエチルケトン 30質量部
N,N−ジメチルホルムアミド 10質量部
(比較例3)
処方4から樹脂組成物Cを省くことで下記処方10に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度20質量%、粘度9500mPa・s/25℃)とし、処方5から樹脂組成物Dを省くことで下記処方11に示す組成のポリウレタン樹脂溶液(固形分濃度18質量%、粘度3300mPa・s/25℃)とした。
<処方10>
レザミンCU4555 100質量部
(大日精化工業(株)製、固形分27質量%、有孔層形成のための湿式ポリウレタン樹脂)
レザミンX 1質量部
(大日精化工業(株)製、架橋剤、イソシアネート化合物)
N,N−ジメチルホルムアミド 40質量部
<処方11>
ハイムレンY237NS 100質量部
(大日精化工業(株)製、固形分25質量%、無孔層形成のための乾式ポリウレタン樹脂)
メチルエチルケトン 58質量部
以降は、処方4に示す樹脂溶液に代えて処方10に示す樹脂溶液を使用すること、及び処方5に示す樹脂溶液に代えて処方11に示す樹脂溶液を使用すること以外は、実施例3と同様に行い、比較用の透湿防水性布帛を得た。
上記実施例1〜5及び比較例1〜3で得られた各布帛の性能を下記表1に示す。
表1から明らかなように、本発明の透湿防水性布帛は透湿防水性能に優れるものであり、比較例で得た布帛と比べ、耐揉性や耐摩耗性だけでなく、防水性能の洗濯耐久性にも優れていた。

Claims (4)

  1. ポリテトラフルオロエチレン微粒子を5〜50質量%含有するポリウレタン樹脂層を繊維布帛の少なくとも片面に備えていることを特徴とする透湿防水性布帛。
  2. 前記樹脂層が有孔層であることを特徴とする請求項1記載の透湿防水性布帛。
  3. 前記樹脂層が無孔層であることを特徴とする請求項1記載の透湿防水性布帛。
  4. 前記樹脂層が繊維布帛上において有孔層と無孔層とをこの順で積層する構造をなしていることを特徴とする請求項1記載の透湿防水性布帛。
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