JP2015191522A - ネットワークシステム及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザに対してより効率的な出力先の画像形成装置を選択させるネットワークシステムを提供する。【解決手段】 本発明は、複数の画像形成装置と管理端末と情報端末とを備えるネットワークシステムに関する。そして、画像形成装置は、自装置のステータス情報を管理端末に送信し、ユーザの操作に応じて、管理端末に画像形成データを要求して受信して画像形成する。管理端末は、情報端末から画像形成データを受信し、それぞれの画像形成装置からステータス情報とスケジュール情報とを受信し、ステータス情報に基づいて画像形成装置を選択し、選択内容を情報端末に通知する。情報端末は、管理端末に画像形成データを送信し、管理端末の通知データに基づいて表示出力する。【選択図】 図1
Description
本発明は、ネットワークシステム及び画像形成方法に関し、例えば、ネットワークを介して接続されたサーバを経由してプリンタに印刷を行うことができるネットワークプリントシステムに関する。
従来、複数のコンピュータ端末と、複数の複合機と、サーバがネットワークを介して接続されるシステムとして、特許文献1に記載されたシステムがある。特許文献1に記載されたシステムでは、コンピュータ等で形成された画像データを、ネットワークを介して接続されたサーバに一旦蓄積し、ユーザが所持する端末操作に基づいて、ユーザが所望する出力先のプリンタで出力する構成となっている。
しかしながら、従来のシステムでは、ユーザが出力先のプリンタを選択した後出力しようとする際に、当該プリンタが省電力状態で復帰するまでに時間がかかったりする等、効率的な出力先が選択できない場合があった。
そこで、ユーザに対してより効率的な出力先の画像形成装置を選択させることができるネットワークシステム及び画像形成方法が望まれている。
第1の本発明は、複数の動作モードのいずれかで動作する複数の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワーク接続された管理端末と、ユーザが使用する情報端末とを備えるネットワークシステムにおいて、(1)前記画像形成装置は、(1−1)自装置のステータス情報を前記管理端末に送信する装置情報送信手段と、(1−2)ユーザの操作に応じて、前記管理端末に画像形成データを要求して受信する画像形成データ要求手段と、(1−3)前記画像形成データ要求手段で受信した画像形成データに基づいて媒体に画像形成処理を行う画像形成手段とを有し、(2)前記管理端末は、(2−1)前記情報端末から、画像形成データを受信する管理端末側画像形成データ受信手段と、(2−2)それぞれの前記画像形成装置からステータス情報を受信する画像形成装置情報受信手段と、(2−3)ステータス情報に基づいて、前記画像形成装置を選択する選択手段と、(2−4)前記選択手段が選択した前記画像形成装置の情報を含む通知データを生成する通知データ生成手段と、(2−5)前記画像形成装置の要求に応じて、受信した画像形成データを送信する管理端末側画像形成データ送信手段とを有し、(3)前記情報端末は、(3−1)前記管理端末に画像形成データを送信する情報端末側画像形成データ送信手段と、(3−2)前記管理端末の通知データに基づいて表示出力する表示手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、複数の動作モードのいずれかで動作する複数の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワーク接続された管理端末と、ユーザが使用する情報端末とを備えるネットワークシステムにおける画像形成方法において、(1)前記画像形成装置が、自装置のステータス情報を前記管理端末に送信する装置情報送信工程と、(2)前記画像形成装置が、ユーザの操作に応じて、前記管理端末に画像形成データを要求して受信する画像形成データ要求工程と、(3)前記画像形成装置が、前記画像形成データ要求工程で受信した画像形成データに基づいて媒体に画像形成処理を行う画像形成工程と、(4)前記管理端末が、前記情報端末から、画像形成データを受信する管理端末側画像形成データ受信工程と、(5)前記管理端末が、それぞれの前記画像形成装置からステータス情報とスケジュール情報とを受信する画像形成装置情報受信工程と、(6)前記管理端末が、ステータス情報とスケジュール情報に基づいて、前記画像形成装置を選択する選択工程と、(7)前記管理端末が、前記選択工程が選択した前記画像形成装置の情報を含む通知データを生成する通知データ生成工程と、(8)前記管理端末が、前記画像形成装置の要求に応じて、受信した画像形成データを送信する管理端末側画像形成データ送信工程と、(9)前記情報端末が、前記管理端末に画像形成データを送信する情報端末側画像形成データ送信工程と、(10)前記情報端末が、前記管理端末の通知データに基づいて表示出力する表示工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに対してより効率的な出力先の画像形成装置を選択させるネットワークシステムを提供することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明によるネットワークシステム及び画像形成方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明のネットワークシステムをネットワームプリントシステムに適用した例について説明する。
以下、本発明によるネットワークシステム及び画像形成方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明のネットワークシステムをネットワームプリントシステムに適用した例について説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、この実施形態のネットワークプリントシステム1の全体構成を示すブロック図である。
図2は、この実施形態のネットワークプリントシステム1の全体構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ネットワークプリントシステム1は、制御装置であって管理端末としてのサーバ2、画像形成装置としての複合機3、及び情報端末としてのコンピュータ4で構成されている。なお、ネットワークプリントシステム1に配置される各装置の台数は限定されないものである。この実施形態では、ネットワークプリントシステム1には、1台のサーバ2、3台の複合機3(3−1〜3−3)、及び3台のコンピュータ4(4−1〜4−3)が配置されているものとする。
コンピュータ4は、ユーザの操作に応じて、内蔵するソフトウェアで生成した印刷画像に基づく印刷ジョブのデータを生成し、サーバ2に送信するものである。
サーバ2は、コンピュータ4から受信した印刷ジョブデータを蓄積および解析し、さらに、複合機3の要求に基づいて、蓄積する印刷ジョブデータを送信するものである。
複合機3は、ユーザの操作に応じた印刷ジョブデータを、サーバ2に要求して取得し、取得した印刷ジョブデータに基づいた印刷出力(印刷用紙への印刷)を行う。
この実施形態では、ネットワークプリントシステム1を構成する各装置(サーバ2、複合機3、コンピュータ4)は同じネットワークNに接続され、相互に通信可能であるものとする。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)等のIPネットワークの構成としてもよい。
図4は、複合機3(3−1〜3−3)の機能的構成の例について示したブロック図である。ここでは、全ての複合機3は、図4に示す構成図で示すことができる構成であるものとして説明する。
複合機3は、メイン制御部301、インターフェース制御部302、ファクス制御部303、画像処理部304、スキャナ部305、プリンタ部306、外部メモリ制御部307、メモリ308、操作表示部309、モード制御部310、及び通知部311を有している。メイン制御部301は、一例を挙げれば、CPU(中央演算処理部装置)で構成することができる。
メイン制御部301は、メモリ308に格納された制御プログラムに基づいて、インターフェース制御部302、ファクス制御部303、画像処理部304、スキャナ部305、プリンタ部306、外部メモリ制御部307、操作表示部309、モード制御部310の動作を制御する。
モード制御部310は、内蔵するタイマ310aで計測した時間情報に基づいて、自装置の動作モード(待機中の動作モード)を決定し、動作モードの変更があった場合には、その内容をメイン制御部301に通知するものである。
この実施形態では、複合機3(モード制御部310)は、待機モード(通常モード)又は、待機モード(通常モード)よりも省電力で待機する省電力モードのいずれかの動作モードのいずれかで待機可能であるものとする。なお、複合機3(モード制御部310)が対応する動作モードの数や種類は限定されないものである。また、以下では、各複合機3(プリンタ部306)が印刷動作中となっている状態の動作モードを「稼働モード」と呼ぶものとする。
そして、メイン制御部301は、モード制御部310の通知に基づいて、メイン制御部301に接続された各制御部に対し、省電力モードヘの移行および省電力モードからの復帰を指示する。
複合機3(メイン制御部301)は、待機モードで動作する場合、動作要求(例えば、印刷ジョブデータの受信等のイベント)があれば、即座に印刷処理を開始することが可能な状態となるように自装置を制御する。複合機3が、待機モードで動作する場合、例えば、プリンタ部306における図示しない定着器を暖気する等比較的電力を消費した状態となる。
複合機3(メイン制御部301)は、省電力モードで動作する場合は、待機モード(通常モード)よりも省電力で動作するように、各制御部を制御する。例えば、複合機3(メイン制御部301)は、省電力モードで動作する場合、動作要求(例えば、印刷ジョブデータの受信等のイベント)を受付可能となるように最低限の機能に係る構成要素のみ(例えば、メイン制御部301、メモリ308及びインターフェース制御部302のみ)に給電することで消費電力を抑えるように制御する。
インターフェース制御部302は、メイン制御部301の制御命令に基づいて、ネットワークNを介したデータ送受信(例えば、サーバ2からの印刷ジョブデータの受信、および読取データおよび通知データの送受信)を行い、メモリ308に格納する等の処理を行う。
ファクス制御部303は、メイン制御部301の制御命令に基づいて、公衆交換電話網と回線接続してファクス送受信を行う。詳細を述べれば、公衆交換電話網から受信した通信データを復調しながら復号化し、画像データとしてメモリ308に格納する。更に、メイン制御部301の制御命令に基づいて、メモリ308に格納された画像データを符号化して送信レートに応じて変調しながら、発呼先のファックス受信機に通信データを送信する。
画像処理部304は、メモリ308に格納された画像データに対して、拡大、縮小、回転、ノイズ除去といった画像処理を行う。
スキャナ部305は、メイン制御部301の制御命令に基づいて原稿を読み取ることで画像データを生成し、メモリ308に格納するものである。
プリンタ部021は、メイン制御部301の制御命令に基づいて、メモリ308に格納された画像データを受信して電子写真プロセスにより、トナー像を用紙(媒体)上に転写形成したのち、図示しない熱定着器により用紙にトナーを定着することで印刷(画像形成処理)を行う。
外部メモリ制御部307は、USBメモリといった着脱可能な外部メモリが装着されたことを検出し、メイン制御部301の制御命令に基づいて、外部メモリに画像データを書き込み、あるいは、外部メモリから画像データを読み出す、といった制御をする。
メモリ308は、図示しないROM部とRAMから構成され、ROM部には各制御部を動作させる制御プログラムを記憶し、RAM部にはインターフェース制御018、ファクス制御部303、スキャナ部305が出力する画像データを記憶する。
操作表示部309は、筐体の一部にユーザが操作可能なように設けられており、例えば、図示しないハードキーやディスプレイ等により構成することができる。複合機3では、ユーザが操作表示部309にある設置されたキーを押下することで、使用機能の選択や各種設定操作を受付けることができるとともに、複合機3の状態等を示すメッセージを表示画面に表示することができる。
通知部311は、自装置の状態(自装置の動作モード、及び消耗品の残量等を含む情報)、及び自装置が対応する機能の情報(以下、「印刷機能情報」と呼ぶ)を含むステータス情報と、自装置の今後の動作を示すスケジュール情報を生成して、サーバ2に送信するものである。ここでは、通知部311は、サーバ2からの問い合わせに応じてステータス情報及びスケジュール情報を送信するものとする。通知部311は、例えば、メイン制御部301に各情報の問い合わせを行って取得するようにしてもよい。メイン制御部301では、スケジュール情報及び印刷機能情報については予め登録(ユーザ操作又は自動設定により登録)しておくようにしてもよい。
この実施形態では、通知部311は、スケジュール情報として、例えば、自装置が待機モードで動作している場合の省電力モードに移行するまでの移行時間(仮に、ユーザ操作や印刷ジョブデータの受信が発生しない場合の時間)や、自装置が稼働モードで動作している場合の待機モードへ移行するまでの移行時間(仮に、印刷ジョブデータの受信があらたに発生しない場合の時間)等の情報を生成するものとする。
通知部311は、印刷機能情報として、例えば、用紙サイズ、用紙厚、ページ数、部数、印刷色モード(カラーあるいはモノクロ)、両面印刷の指定、印刷解像度といった、自装置の印刷機能情報を示す項目を含む情報を生成するようにしてもよいが、この実施形態の印刷機能情報は印刷色モードの項目のみで構成されるものとして説明する。すなわち、この実施形態では、通知部311は、印刷機能情報として、自装置のプリンタ部306がモノクロ印刷のみに対応していることを示すモノクロ、又は、自装置のプリンタ部306がカラー印刷にも対応していることを示すカラーのいずれかの値を生成するものとして説明する。
この実施形態において、通知部311は、自装置が現時点で、印刷動作中(モード制御部310の制御状態が稼働中)であれば、動作モードは「稼動モード」であることと、印刷ジョブデータの印刷枚数から推定できる稼動モードから待機モードに切り替わるまでの移行時間と印刷機能情報と、消耗品の残量情報とを返信するものとする。また、通知部311は、自装置が待機モードで動作している場合、動作モードは「待機モード」であることと、モード制御部310が内蔵するタイマから推定できる待機モードから省電力モードに切り替わるまでの「移行時間」と、印刷機能情報と消耗品の残量情報を返信するものとする。さらに、通知部311は、自装置が省電力モードで動作中である場合、動作モードは「省電力モード」であることと印刷機能情報と消耗品の残量情報を返信するものとする。
図7は、コンピュータ4(4−1〜4−3)の機能的構成の例について示したブロック図である。ここでは、全てのコンピュータ4は、図7に示す構成図で示すことができる構成であるものとして説明する。
図7に示すように、コンピュータ4は、CPUやメモリ等により構成されプログラムの実行構成として機能する制御部41、ネットワークNに接続するためのインターフェースとしての通信部42、及びユーザインターフェース部43を備えている。
また、ここでは、制御部41にはアプリケーションとして、印刷対象となる印刷ジョブデータを生成する印刷ジョブデータ生成部41aと、サーバ2にアクセスするためのアプリケーションとしてWebブラウザ41bを有しているものとする。
印刷ジョブデータ生成部41aとしては、例えば、種々の文書編集アプリケーションとプリンタドライバの組合せ等を適用することができる。
コンピュータ4において、サーバ2にアクセスするためのアプリケーションとしては、ユーザ操作に基づいてサーバ2に印刷ジョブデータのアップロードを行うと共にサーバ2からのメッセージ(情報)をユーザに表示出力することができればWebブラウザ以外のものに置き換えるようにしてもよい。例えば、コンピュータ4がスマートホンであれば、当該スマートホン上で動作する専用アプリケーションを適用するようにしてもよい。
ユーザインターフェース部43に適用されるデバイスについては限定されないものであるが、例えば、図示しないマウス、キーボード、ディスプレイにより構成されるデバイスや、図示しないタッチパネルディスプレイ等のデバイスを適用することができる。
次に、サーバ2の内部構成について説明する。
サーバ2は、メイン制御部21、メモリ22、操作表示部23、インターフェース制御部24、大容量ストレージ25、ジョブ解析部26、判別部27、及び通知部28を有している。サーバ2は、例えば、サーバ用のコンピュータ(例えば、PCやワークステーション)に、制御プログラムをインストールして実現するようにしてもよい。
メイン制御部21は、メモリ22に格納された制御プログラムに基づいて、操作表示部23、インターフェース制御部24、大容量ストレージ25、ジョブ解析部26、判別部27、通知部28の動作を制御する。メイン制御部21は、一例を挙げれば、CPU(中央演算処理部装置)で構成することができる。なお、図2では、ジョブ解析部26、判別部26、及び通知部27については、メイン制御部21(CPU)で動作するプログラム(制御プログラムの一部)として実現するようにしてもよい。
メモリ22は、メイン制御部21が実行する制御プログラムを記憶するものである。
操作表示部23は、当該サーバ2のユーザインターフェースである。操作表示部23は、例えば、サーバ2の筐体の一部に設置され、操作者が本操作表示部23に具備されたキーを押下することで、使用機能の選択や各種設定操作を行うことができるとともに、サーバ2の状態等を示すメッセージを表示画面に表示する構成としてもよい。また、操作表示部23としては、例えば、サーバ用のコンピュータに搭載されるディスプレイ、キーボードマウス等を適用するようにしてもよい。
インターフェース制御部24は、メイン制御部21の制御命令と判別部27と通知部28の要求に基づいて、ネットワークNに接続されたコンピュータ4あるいは複合機3と印刷ジョブデータ等の各種データを送受信する通信インターフェースである。
サーバ2で受付け可能な印刷ジョブデータの形式については限定されないものであるが、この実施形態ではPDL(Page Description Language)で記述されたデータであるものとして説明する。
インターフェース制御部24がコンピュータ4から印刷ジョブデータのアップロードを受付ける具体的構成については限定されないものであるが、この実施形態ではインターフェース制御部24がWebサーバとして動作し、印刷ジョブデータのアップロード用のWeb画面を用いてコンピュータ4から印刷ジョブデータのアップロードを受付けるものとして説明する。
図8は、サーバ2(インターフェース制御部24)が、コンピュータ4から印刷ジョブデータのアップロードを受付ける際のWeb画面(操作画面)の例である。図8に示すWeb画面では、印刷ジョブデータのファイルを選択させるためのフィールドF01と、選択されたファイルのアップロードを実行するためのボタンB01が配置されている。
大容量ストレージ25は、少なくともコンピュータ4あるいは複合機3から受信する印刷ジョブデータまたは読取データを記憶する記憶手段である。
大容量ストレージ25には、コンピュータ4から受信した印刷ジョブデータを管理する印刷ジョブ管理テーブル25a、及び各プリンタ(各複合機3)の情報を管理するプリンタ管理テーブル25bを記憶している。
図5は印刷ジョブ管理テーブル25aの構成例について示した説明図である。
図5に示すように印刷ジョブ管理テーブル25aは、各印刷ジョブの識別子(以下、「ジョブID」と表す)と、印刷ジョブデータのファイル(図5では、印刷ジョブデータファイル名)が対応付けて管理されている。図5では、各印刷ジョブのジョブIDと、印刷ジョブデータのリンク先として印刷ジョブデータファイル名が対応づけて管理されている。大容量ストレージ25では、当該印刷ジョブデータの実体が、そのリンク先の印刷ジョブデータとして格納されているものとする。なお、印刷ジョブ管理テーブル25aにおける印刷ジョブデータの管理構成は、図5の構成に限定されないものである。例えば、印刷ジョブ管理テーブル25a自体に印刷ジョブデータ(バイナリーデータ)を格納するようにしてもよい。
図6は、印刷ジョブ管理テーブル25aの構成例について示した説明図である。
印刷ジョブ管理テーブル25aは、複合機3ごと(プリンタごと)に、当該複合機3のシステム上の識別子としての「プリンタID」、通称(少なくともユーザが位置を識別可能な位置情報としても機能する名称)としての「プリンタ名」、「状態」、「スケジュール情報」、及び「印刷機能情報」の項目の情報が管理されている。
「状態」の項目は、当該複合機3の状態を示している。この実施形態では、印刷ジョブ管理テーブル25aの状態の項目は、例として、動作モード(待機モード、省電力モード、又は稼働モード)、及び消耗品残量の項目で構成されるものとする。
「消耗品残量」の項目のデータ形式は限定されないものであるが、当該複合機3で残量が所定以下の消耗品が無い場合には「OK」が登録され、残量が所定以下の消耗品が有る場合にはその消耗品の名称と残量が登録されるものとして説明する。例えば、カラー印刷可能な複合機3において、シアンのトナーのみ残量が0%の場合には、「シアントナー残量0%」等のデータが登録される。
スケジュール情報の項目は、当該複合機3からステータス情報を取得した時点でのスケジュール情報を示しているものとする。また、メイン制御部21は、各複合機3から取得したステータス情報に基づいて、プリンタ管理テーブル25bの内容を更新する。
ジョブ解析部26は、受信した印刷ジョブデータの印刷条件を解析するものである。この実施形態において、ジョブ解析部26は、印刷ジョブデータについて、印刷色モードの項目のみを解析するものとして説明するが、解析する対象となる印刷条件の項目の組合せや数は限定されないものである。
判別部27は、メイン制御部21の制御命令とジョブ解析部26の解析結果と、プリンタ管理テーブル25bの情報(複合機3から受信するステータス情報)に基づいて、印刷ジョブデータを印刷可能な複合機3のうち、ネットワークプリントシステム1として最も効率的に印刷可能な複合機3をユーザに推奨する複合機3として選択する。この実施形態では、判別部27は、ネットワークプリントシステム1として最も低消費電力で印刷することができる複合機3をユーザに推奨する複合機として選択する。具体的には、判別部27は、当該印刷ジョブデータについて機能上印刷可能な複合機3が複数ある場合、省電力モードで動作している複合機3の優先度を低くして選択するものとする。例えば、待機モードで動作している複合機3と、省電力モードで動作している複合機3があった場合、待機モードで動作している複合機3に印刷をさせれば、省電力モードで動作する複合機3を復帰させずに済むため、ネットワークプリントシステム1全体としては消費電力は、より少なくて済むことになる。
また、判別部27は、プリンタ管理テーブル25bの情報(複合機3から受信するスケジュール情報)に基づいて、選択した複合機3について推奨する使用方法(例えば、当該複合機3が待機モードから省電力モードに移行するまでの移行時間に基づく使用方法)を判別する。
さらに、判別部27は、判別結果に基づいてユーザ(コンピュータ4のユーザ)に提示する通知データを生成する。具体的には、判別部27は、ユーザに推奨する複合機3のプリンタ名と、当該複合機が省電力モードに移行するまでの移行時間に基づく使用方法(理由を含む)とをユーザに伝達するためのメッセージを通知データとして生成する。また、この実施形態の判別部27は、通知データに、当該印刷ジョブデータのジョブIDを付加するものとする。
通知部28は、判別部27で生成した通知データについて、印刷ジョブデータの送信元となるコンピュータ4に送信(インターフェース制御部24を介して送信)する。
以上のように、第1の実施形態のネットワークプリントシステム1の複合機3では、通知部311等が装置情報送信手段として機能する。また、複合機3では、インターフェース制御部302が画像形成データ要求手段として機能する。さらに複合機3では、プリンタ部306が画像形成手段として機能する。さらにまた、サーバ2では、インターフェース制御部24が、制御装置側画像形成データ受信手段、画像形成装置情報受信手段、及び制御装置側画像形成データ送信手段として機能する。また、サーバ2では、判別部26が、選択手段、使用方法決定手段、及び通知データ生成手段として機能する。さらに、サーバ2では、通知部27が、通知データ送信手段として機能する。さらにまた、コンピュータ4では、印刷ジョブデータ生成部41a及び通信部42が情報端末側画像形成データ送信手段として機能する。また、コンピュータ4では、Webブラウザ41b及びユーザインターフェース部43が表示手段として機能する。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態のネットワークプリントシステム1の動作を説明する。
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態のネットワークプリントシステム1の動作を説明する。
まず、任意のコンピュータ4で、印刷ジョブデータ生成部41aにより画像データに基づく印刷ジョブデータが生成され、印刷ジョブデータをサーバ2に送信されたものとする(S001)。この実施形態では、例として、コンピュータ4のWebブラウザ41bが、Webサーバとして動作するサーバ2(インターフェース制御部24)にアクセス(ユーザ操作に基づくアクセス)して、アップロードが行われるものとする。
サーバ2(インターフェース制御部24)では、受信した印刷ジョブデータが大容量ストレージ25に格納される(S002)。そして、インターフェース制御部24により、取得した印刷ジョブデータに対してジョブIDが付与され、当該印刷ジョブデータに係る情報が印刷ジョブ管理テーブル25aに追加登録される。
そして、サーバ2(ジョブ解析部26)は、大容量ストレージ25に格納した印刷ジョブデータの印刷を行う条件(複合機3を選択するための情報)が解析される(S003)。上述の通り、この実施形態では、ジョブ解析部26が解析する条件としては、印刷色モード(カラー又はモノクロ)のみが解析されるものとして説明する。
次に、サーバ2の判別部27は、各複合機3にステータス情報及びスケジュール情報を問合せする(S004)。
そして、各複合機3が、サーバ2から受信した要求に対してステータス情報及びスケジュール情報を返信する(S005)。
次にサーバ2(判別部27)は、ジョブ解析部26の解析結果と、複合機3から受信するステータス情報に含まれる印刷機能情報を利用して、ネットワークNに接続されている複合機3から印刷可能な複合機があるか判別する(S006、S007)。
この実施形態では、ジョブ解析部26が取得した印刷ジョブについて、印刷色モードを確認(例えば、印刷ジョブデータのヘッダ部分を解析して確認)する。そして、判別部27は、確認した印刷色モードに対応する複合機3の有無を検索し、該当する複合機3を検出した場合には後述するステップS011から動作し、そうでない場合には後述するステップS008から動作する。
上述のステップS007で該当する複合機3が検出できなかった場合、サーバ2は(通知部28)は、当該印刷ジョブデータについて指示通りに印刷可能な複合機3が存在しない旨、その理由、印刷条件の変更の案内等を、印刷ジョブデータの送信先のコンピュータ4に返信(インターフェース制御部24を介して返信)する(S008)。ステップS008で、通知部28が返信する内容の詳細については後述する。
コンピュータ4は、通知データを受信すると、その通知データ内容をユーザインターフェース部43(例えば、図示しないディスプレイ)で表示出力してユーザに提示する(S009)。そして、当該メッセージの提示を受けたユーザは、当該メッセージを考慮して印刷条件を変更した印刷ジョブデータを生成する操作を当該コンピュータ4に行い(S110)、再度印刷ジョブデータの送信を行うことができる(すなわち、ネットワークプリントシステム1は上述のステップS001から再度動作を開始することになる)。
例えば、コンピュータ4がカラー印刷を指示する印刷ジョブデータ送信を行ったところ、ネットワークプリントシステム1上でカラー印刷に対応する複合機3が存在しない場合、通知部28は図9に示すようなメッセージを、当該コンピュータ4に送信して、ユーザに表示出力させることが望ましい。図9のように、「送信した印刷ジョブは印刷では、印刷できません。モノクロ印刷に設定変更して再度送信することで印刷が可能です」というメッセージを表示することで、ユーザは、モノクロ印刷を指示する印刷ジョブデータを生成して、再度印刷ジョブデータを再送信すれば、印刷可能であることを把握することができる。
上述のステップS007の判定の結果、取得した印刷ジョブデータについて機能上印刷可能な複合機3が検出できた場合、判別部26は、検出した複合機3の状態(動作モード)を参照(プリンタ管理テーブル25bの情報を参照)して、最も効率的に印刷可能な複合機3を選択し(S011)、さらにスケジュール情報に基づいてその推奨する使用方法を決定し(S012)、通知データを生成する。そして、通知部311は、判別部26で生成された通知データを含むデータを、当該印刷ジョブデータの送信元のコンピュータ4に返信する(S013)。
コンピュータ4は、通知データを受信すると、その通知データ内容をユーザインターフェース部43(例えば、図示しないディスプレイ)で表示出力してユーザに提示する(S009)。
例えば、サーバ2で取得した印刷ジョブデータについて複合機3−1〜3−3で機能上印刷可能である場合を想定する。そして、複合機3−1が待機モード(省電力モード移行まで10分)で動作し、複合機3−2、3−2が省電力モードで動作している場合を想定する。この場合、判別部27は、ユーザに推奨する複合機3として、待機モードの複合機3−1を選択することになる。さらに、プリンタ管理テーブル25bに、複合機3−1のスケジュール情報として、「10分後に待機モードへ移行」と登録されており、当該印刷ジョブデータのジョブIDが「0001」だった場合、判別部26は、通知データとして、例えば、「複合機1で印刷することを推奨します。複合機1はあと10分後に省電力モードに移行します。10分以内に印刷されることを推奨します。ジョブIDは0001です」というメッセージを生成する。判別部26が生成する通知データ(メッセージ)としては、例えば、プリンタ名、移行時間、ジョブID等の印刷ジョブデータによって変動する要素だけ変数とした文字列(メッセージの定型フォーマット)を登録しておき、必要の都度生成するようにしてもよい。この場合、コンピュータ4のユーザインターフェース部43(ディスプレイ)に表示される内容は、図10のようになる。これにより、ユーザは、推奨されるプリンタが複合機3−1(プリンタ名:複合機1)であり、10分後に省電力モードに移行してしまうため10分以内に複合機3−1で印刷することが効率的であること(印刷が推奨される期限)を把握することができる。なお、この実施形態では、上述の通りユーザはプリンタ名を把握できれば、対応する複合機3の位置を把握してアクセス可能であるものとする。また、当該メッセージにより、ユーザは、ジョブIDは「0001」であることを把握することができる。
そして、ユーザは、サーバ2からのメッセージで推奨された複合機3を操作(ジョブIDを入力したものとする(S015)。すなわち、最終的にユーザにより選択された複合機3では、操作表示部23(例えば、図示しないテンキー等)により、ユーザから印刷指示(ジョブIDの入力)を受付けることができる。
次に、印刷指示を受付けた複合機3が、サーバ2に対して当該ジョブIDの印刷ジョブデータを、サーバ2に要求し(S016)、サーバ2は当該要求に対応する印刷ジョブデータを取得(大容量ストレージ25から読込)して当該複合機3に送信する(S017)。
そして、印刷ジョブデータの返答を受けた複合機3は、当該印刷ジョブデータに従った印刷(プリンタ部306による印刷)を行い、印刷終了をサーバ2に通知する(S018)。
そして、印刷終了の通知を受けたサーバ2では、印刷が終了した印刷ジョブデータを消去(付随する印刷ジョブ管理テーブル25aのデータも消去)して(S019)、処理を終了する。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
サーバ2は、各複合機3のステータス情報を管理し、ネットワークプリントシステム1全体で最も効率的に印刷(最も少ない消費電力で印刷)することができる複合機3を選択し、選択した複合機3の情報(例えば、プリンタ名)を通知データとしてコンピュータ4に送信してユーザに提示している。従来のネットワークプリントシステムでは、ユーザは今現在に、どの複合機で印刷することが最も電力を消費しないかを容易に判別することが困難であり、不要な復帰処理を実行させることがあったが、第1の実施形態のネットワークプリントシステム1では不要な復帰処理を抑制することができる。また、ネットワークプリントシステム1では、ユーザは省電力モードからの復帰処理が必要ない複合機3を知ることができるので、印刷処理を早期に行うことができる。
また、サーバ2は、各複合機3のスケジュール情報を管理し、選択された複合機3で推奨される使用方法(例えば、省電力モードに移行するまでに印刷すること及び省電力モードへの移行時間)を、通知データとしてコンピュータ4に送信してユーザに提示している。これにより、ユーザは、推奨された複合機3が省電力モードに移行する前に印刷を実行することができるので、より効率的に印刷(最も少ない消費電力で印刷)することができる
(B)第2の実施形態
以下、本発明によるネットワークシステム及び画像形成方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明のネットワークシステムをネットワームプリントシステムに適用した例について説明する。
(B)第2の実施形態
以下、本発明によるネットワークシステム及び画像形成方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明のネットワークシステムをネットワームプリントシステムに適用した例について説明する。
第1の実施形態では、サーバ2が管理する、各複合機3のスケジュール情報として、待機モードから省電力モードに移行するまでの移行時間を適用したが、その他にも各複合機3の運用スケジュール(運用予定)を適用するようにしてもよい。
ここでは、例として、各複合機3がコンビニエンスストア等の店舗に設置されている場合を想定して説明する。この場合、サーバ2が管理するプリンタ管理テーブル25bは、例えば、図11のようになる。図11では、プリンタ名として、各店舗の店舗名が適用されている。図11では、複合機3−1〜3−3のプリンタ名をそれぞれの店舗名に対応するA店、B店、C店と図示している。なお、ここでは、ユーザは店舗名を見れば、その店舗がどこに存在するのかを把握することができるものとする。
そして、この実施形態では、図11に示すように、スケジュール情報として、各店舗の営業時間(すなわち、複合機3の運用スケジュール)が登録されているものとする。例えば、図11ではA店の複合機3−1については、スケジュール情報は「午前7時から午後11時まで」となっているので、サーバ2(判別部26)では、午後11時までに複合機3−1を用いた印刷を行わなければならないことを、推奨される使用方法(推奨される印刷の期限)としてユーザに伝達する必要があることが把握できる。一方、図11ではB店の複合機3−2については、スケジュール情報は「24時間」となっているので、閉店する予定はなくいつでも印刷可能であることになる。
例えば、判別部26が、複合機3−1を推奨する複合機3として選択した場合、生成される通知データの内容は、図12に示すようなメッセージ(「A店の複合機で印刷することを推奨します。A店の営業時間は、午前7時から午後11時までです。午後11までに印刷することを推奨します。ジョブIDは0001です。)とすることができる。
また、例えば、判別部26が、複合機3−2を推奨する複合機3として選択した場合、生成される通知データの内容は、図13に示すようなメッセージ(「B店の複合機で印刷することを推奨します。B店は24時間営業です。どの時間でも印刷可能です。ジョブIDは0001です。)とすることができる。
また、第1の実施形態では、判別部26は、上述のステップS011において、ユーザに推奨する複合機3として最も消費電力を少なくすることができる複合機3を選択していたが、第2の実施形態の判別部26は、ユーザの位置(印刷ジョブデータの送信元のコンピュータ4の位置)から最も近い店舗の複合機3を選択するようにしてもよい。判別部26が、コンピュータ4及び各複合機3の位置情報を取得する方法については限定されないものであり、種々の位置情報取得の構成を適用するようにしてもよい。例えば、サーバ2(インターフェース制御部24)が、コンピュータ4から位置情報(例えば、コンピュータ4に内蔵された図示しないGPS装置等により得られた位置情報)を取得するようにしてもよい。また、例えば、サーバ2(大容量ストレージ25)に、予め各店舗(各複合機)の位置情報(住所や座標等)を登録しておくようにしてもよい。さらに、例えば、各複合機3に自装置の一情報を登録しておき、サーバ2(インターフェース制御部24)がステータス情報の一部として各複合機3から取得するようにしてもよい。
以上のように、第2の実施形態では、ユーザに提示する通知データとして、複合機3の運用スケジュール(設置店舗の営業時間)に基づいて推奨される使用方法を提示することができる。これにより、第2の実施形態では、閉店後にユーザが、推奨された複合機3が設置された店舗に訪れて印刷できず、別の店舗の複合機3に移動するといったことが抑制されるため、ユーザによって効率的な印刷(利便性の高い印刷)が可能となる。
(C)他の実施形態
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(C−1)上記の実施形態では、ネットワークプリントシステム1を構成するプリンタを全て複合機であるものとして説明したが、一部又は全部をFAXやコピー機能のないプリンタ(ネットワークプリンタ)に置き換えてもよいことは当然である。
1…ネットワークプリントシステム、2…サーバ、21…メイン制御部、22…メモリ、23…操作表示部、24…インターフェース制御部、25…大容量ストレージ、25a…印刷ジョブ管理テーブル、25b…プリンタ管理テーブル、26…ジョブ解析部、26…判別部、27…通知部、3、3−1〜3−3…複合機、301…メイン制御部、302…インターフェース制御部、303…ファクス制御部、304…画像処理部、305…スキャナ部、306…プリンタ部、307…外部メモリ制御部、308…メモリ、309…操作表示部、310…モード制御部、311…通知部、4、4−1〜4−3…コンピュータ4、41…制御部、41a…印刷ジョブデータ生成部、41b…Webブラウザ、42…通信部、43…ユーザインターフェース部。
Claims (9)
- 複数の動作モードのいずれかで動作する複数の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワーク接続された管理端末と、ユーザが使用する情報端末とを備えるネットワークシステムにおいて、
前記画像形成装置は、
自装置のステータス情報を前記管理端末に送信する装置情報送信手段と、
ユーザの操作に応じて、前記管理端末に画像形成データを要求して受信する画像形成データ要求手段と、
前記画像形成データ要求手段で受信した画像形成データに基づいて媒体に画像形成処理を行う画像形成手段とを有し、
前記管理端末は、
前記情報端末から、画像形成データを受信する管理端末側画像形成データ受信手段と、
それぞれの前記画像形成装置からステータス情報を受信する画像形成装置情報受信手段と、
ステータス情報に基づいて、前記画像形成装置を選択する選択手段と、
前記選択手段が選択した前記画像形成装置の情報を含む通知データを生成する通知データ生成手段と、
前記画像形成装置の要求に応じて、受信した画像形成データを送信する管理端末側画像形成データ送信手段とを有し、
前記情報端末は、
前記管理端末に画像形成データを送信する情報端末側画像形成データ送信手段と、
前記管理端末の通知データに基づいて表示出力する表示手段とを有する
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 前記ステータス情報には、動作モードを示す動作モード情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
- 前記選択手段は、ステータス情報に基づいて、受信した画像形成データについて画像形成を行う際に、効率的な画像形成を行うことができる前記画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークシステム。
- 前記通知データ生成手段が生成した通知データを、画像形成データの送信元の前記情報端末に送信する通知データ送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のネットワークシステム。
- 前記選択手段は動作モードが通常よりも省電力で動作する省電力モードで動作する前記画像形成装置について、選択する優先順位を下げることを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
- 前記装置通知データ送信手段は、さらに、自装置の動作予定を示すスケジュール情報を前記管理端末に送信し、
前記画像形成装置情報受信手段は、それぞれの前記画像形成装置からステータス情報及びスケジュール情報を受信し、
前記管理端末は、受信したスケジュール情報に基づいて、前記選択手段が選択した前記画像形成装置で推奨される使用方法を決定する使用方法決定手段をさらに備え、
前記通知データ生成手段は、前記選択手段が選択した画像形成装置の情報、及び、前記使用方法決定手段が決定した使用方法の情報を含む通知データを生成する
ことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。 - 前記スケジュール情報には、前記画像形成装置の動作モードが切り替わるまでの移行時間の情報が含まれ、
前記使用方法決定手段は、前記スケジュール情報に含まれる移行時間に基づく画像形成の期限を、推奨される使用方法として決定すること
を特徴とする請求項6に記載のネットワークシステム。 - 前記スケジュール情報には、前記画像形成装置の運用スケジュールの情報が含まれ、
前記使用方法決定手段は、スケジュール情報に含まれる運用スケジュールの情報に基づく画像形成の期限を、推奨される使用方法として決定すること
を特徴とする請求項6に記載のネットワークシステム。 - 複数の動作モードのいずれかで動作する複数の画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワーク接続された管理端末と、ユーザが使用する情報端末とを備えるネットワークシステムにおける画像形成方法において、
前記画像形成装置が、自装置のステータス情報を前記管理端末に送信する装置情報送信工程と、
前記画像形成装置が、ユーザの操作に応じて、前記管理端末に画像形成データを要求して受信する画像形成データ要求工程と、
前記画像形成装置が、前記画像形成データ要求工程で受信した画像形成データに基づいて媒体に画像形成処理を行う画像形成工程と、
前記管理端末が、前記情報端末から、画像形成データを受信する管理端末側画像形成データ受信工程と、
前記管理端末が、それぞれの前記画像形成装置からステータス情報とスケジュール情報とを受信する画像形成装置情報受信工程と、
前記管理端末が、ステータス情報とスケジュール情報に基づいて、前記画像形成装置を選択する選択工程と、
前記管理端末が、前記選択工程が選択した前記画像形成装置の情報を含む通知データを生成する通知データ生成工程と、
前記管理端末が、前記画像形成装置の要求に応じて、受信した画像形成データを送信する管理端末側画像形成データ送信工程と、
前記情報端末が、前記管理端末に画像形成データを送信する情報端末側画像形成データ送信工程と、
前記情報端末が、前記管理端末の通知データに基づいて表示出力する表示工程とを含む
ことを特徴とする画像形成方法。
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